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シェーン・ブラック
Shane Black

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鑑賞本数 合計点 平均点
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
著作
ロング・キス・グッドナイト(書籍)
2018 ザ・プレデター 監督・脚本
2017
2016 ナイスガイズ! 監督・脚本
2015
2014
2013 アイアンマン3 監督・脚本
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005 キスキス,バンバン 監督・脚本
2004
2003
2002
2001
2000
1999
1998 アラン・スミシー・フィルム 出演
1997
1996 ロング・キス・グッドナイト 製作・脚本
1995
1994
1993 ラスト・アクション・ヒーロー 脚本
1992 リーサル・ウェポン3 原案
ロボコップ3 出演
1991 ラスト・ボーイスカウト 製作総指揮・脚本
1990
1989 リーサル・ウェポン2/炎の約束 原案
1988
1987 ドラキュリアン 脚本
リーサル・ウェポン 脚本
プレデター 出演
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962
1961 12'16 ペンシルヴェニア州ピッツバーグで誕生

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ザ・プレデター 2018
<A> <楽>
ジョン・デイヴィス
ローレンス・ゴードン
ビル・バナーマン
イラ・ナポリエッロ(製)
フレッド・デッカー
シェーン・ブラック(脚)
ボイド・ホルブルック
ジェイコブ・トレンブレイ
オリヴィア・マン
スターリング・K・ブラウン
トレヴァンテ・ローズ
キーガン=マイケル・キー
トーマス・ジェーン
アルフィー・アレン
アウグスト・アギレラ
イヴォンヌ・ストラホフスキー
ジェイク・ビューシイ
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 南米で作戦遂行中に宇宙船と、そこから降りてきた異星人に襲撃を受けたアメリカ軍特殊部隊。ほぼ全滅した軍の唯一の生き残りクイン・マッケナ(ホルブルック)は、アメリカへと強制送還されるのだが、隠蔽工作を行った軍から精神病扱いを受けてしまう。そして精神病院移送中に別の宇宙船が降下してくるを目撃するのだが…
 SFアクション作品が花盛りだった80年代に作り出されたモンスター達は、既に30年も経過して現役で活躍中。特にエイリアンとプレデターは定期的に作られるヒット作となっており、『エイリアンVS. プレデター』(2004)および『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』(2007)として競作もしているくらい。
 そんな二大シリーズの片方が今もまだ充分現役でやれているというのがまず嬉しいところ。
 そして本作で嬉しい点はもう一点ある。本作が完全に『プレデター2』(1990)の続編になっていたところ。
 後にいくつもの派生を作ったプレデターだが、最初の『プレデター』(1987)『プレデター2』の2作に関しては基本に忠実に作られているのが特徴である。

 ファーストコンタクトを扱ったSFアクション作品は50年代の頃から培ってきた基本というのがある。
 概ねそれは、
異星人は隠れて行動しているのだが、主人公が他の人物よりも少しだけ早く出会っていて、そこから生き延びたことでほんの少しだけ知識を持っていること。そしてその知識によって逃げ回ってる内に、徐々に攻略法を見つけて反撃に移るというパターンである(パンデミックものの作品にも共通する)
 基本最初の2本の作品はこの定式に則って展開していく(『プレデター』の場合は主人公がやたら強いので、旧来の作品とは一線を画してるところはあるが)。
 そして本作にはまさにその展開が待ってた。ホルブルックでは線が細すぎるように思えたけど意外にマッチョ役がはまってたし、仲間達の協力と息子の知識が加わることが本作の持ち味だったので、これくらいで丁度良かったのだろう。
 プレデターの造形もこれまでと大きくずれることはなく、いかにも80年代の頃から変わってないと安心出来る存在感。
 だから概ね安心して観ることが出来る。

 でも、その「安心」というのがちょっと曲者かもしれない。80年代リアルタイムでプレデター観ていた世代には嬉しいが、2010年代の人たちに、前知識無しでこれ見せたら反応してくれないのじゃないかな?
 似たようなものが多すぎる上に、演出も古くさいという根本的な問題があるから。
 これを真に楽しめるのは
ノスタルジーを持ったおっさんばっかりのような気がしてならない
アイアンマン3 2013
2013米アカデミー視覚効果賞
2013英アカデミー特殊視覚効果賞
2013放送映画批評家協会視覚効果賞、アクション映画賞、アクション映画男優賞(ダウニーJr.)、アクション映画女優賞(パルトロウ)
<A> <楽>
ケヴィン・フェイグ
ジョン・ファヴロー
ルイス・デスポジート
チャールズ・ニューワース
ヴィクトリア・アロンソ
スティーヴン・ブルサード
アラン・ファイン
スタン・リー
ダン・ミンツ(製)
ドリュー・ピアース
シェーン・ブラック(脚)
ロバート・ダウニー・Jr
グウィネス・パルトロー
ドン・チードル
ガイ・ピアース
レベッカ・ホール
ステファニー・ショスタク
ジェームズ・バッジ・デール
ジョン・ファヴロー
ベン・キングズレー
ウィリアム・サドラー
デイル・ディッキー
タイ・シンプキンス
ミゲル・ファーラー
ショーン・トーブ
ビル・マー
ジョーン・リヴァーズ
スペンサー・ギャレット
トム・ヴァーチュー
レベッカ・メイダー
スタン・リー
マーク・ラファロ
ポール・ベタニー
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
MARVEL(MCU)第7作
特撮事典
アイアンマン <A> <楽>
 アベンジャーズの一員として人類滅亡の危機を回避したトニー・スターク(ダウニーJr.)。だが、この戦いによってトラウマを負ったトニーは不眠症となってしまい、恐怖を払拭するために新型アイアンマン・スーツの開発に没頭していった。その頃爆破物を一切持っていない人間が突然爆発するという連続爆破事件が起こっていた。その首謀者であるマンダリンは、ついにトニーにその手を伸ばしてきた…
 これまでに『アイアンマン』(2008)及び『アイアンマン2』(2010)そして『アベンジャーズ』(2012)をリリースし、そのネームバリューを飛躍的に上げたアイアンマンの最新作。
 ところでこのシリーズの楽しみはプラスアルファにあったと思う。
 『アベンジャーズ』はお祭り作品なのでともかくとして、一作目は現代のアメリカの軍備問題について、そして二作目は父親の存在について。
どちらもアメリカという国のあり方について正面から捉えてきていた。好みかどうかは別としても、きちんとテーマを作って、正面から向かい合おうとする姿勢には期待していた。
 今回は監督が変わったが、当然テーマは持ってるだろうと勝手に考えていたし、今度はどんなテーマがあるんだか、ちゃんと観ておかないと。そんな思いをもって映画館に向かった。
 …ただ、
その期待については肩すかしを食らった気分にさせられた
 本作はテロについて描いたものだったが、これを深めるポテンシャルは持ってた作品だった。テロリズムというものががどれほど虚しく意味がないものなのか、やってることがどれほど洒落にならないことでも、それを突き詰めるとコメディになってしまう。その部分を強調できればメッセージ性を出すことができたと思う。時代性を加味する必要は勿論あるが、狂った(演技が出来る)カリスマと、それをうまく宣伝する奴がいれば、それを一種の正義と見做す人は出るし、そのために命を投げ出す奴もいるかもしれない。結果として最低二人いれば、世界的なテロ活動が可能である。しかもその動機が単なる金儲けだったりしたら…そんな風に持って行ってれば、相当テーマを深められたらはずだし、そう作るべきだった。実際どこかで読んだが、マンダリンは1作目でトニーと決着を付けさせる予定だったのを、わざわざ伏線引っ張ってこの3作目に持ってきたそうなので、それだけ劇的にマンダリンとアイアンマンの対決がなされてなければならなかったはずなのだ。そして大いに盛り上げた上で、マンダリンの真実を明かす。これはカタルシスにできる素材だった。
 しかしながら
劇中での描き方はあまりにお座なりなものだった。せっかくベン・キングズレーと言う名優を出して、しかもこんな情けない役をわざわざやってるのに、それを活かすことが全く出来てない。これでは宝の持ち腐れで、勿体ない使い方だったとしか思えない。
 その代わりとして、頭でっかちで、天才的な才能を自分のためにしか使わない、分かりやすい悪人を出してしまったことで物語は浅くなるばかり。物語は凡百のヒーローものになってしまった。

 とは言え、そのような期待さえしなければ充分楽しめる作品ではあろう。最新型のアイアンマンスーツ、マーク42はこれまでと全く異なるコンセプトのスーツで、それを活かした演出が多々用いられているのが心地良いし、ラストバトルに至っては、これまで作られたスーツが多量に登場。多数のアイアンマンが縦横無尽に飛び交うシーンは燃える。
 何より主人公のトニーが生身で戦うシーンが多いのが良い。これはラストバトルに至らせるための伏線の溜めなのだが、そこで飽きさせないよう配慮が行き届いている。これまで秘書役のファヴローが担ってきたサイドキックを生意気盛りの少年に振ったことで物語的にぐっとわかりやすくなったし、スーツが使えないトニーが知恵と工夫で立ち向かっていくのも良し。前作『アヴェンジャーズ』からの小ネタも心地良い。そんな意味で盛り上げる演出だけで見たら極めて質が高い。

 それ以上を求めてはいけない作品ではあるものの、本当に単なるヒーローものとしてだけ観るなら良作だ。
キスキス,バンバン 2005
2005サンディエゴ批評家協会脚本賞
2005放送映画批評家協会コメディ作品賞
2005エンパイアサスペンス賞
<A> <楽>
ジョエル・シルヴァー
スーザン・レヴィン
スティーヴ・リチャーズ(製)
シェーン・ブラック(脚)
ロバート・ダウニー・Jr
ヴァル・キルマー
ミシェル・モナハン
コービン・バーンセン
ダッシュ・ミホク
ラリー・ミラー
ロックモンド・ダンバー
シャニン・ソサモン
アンジェラ・リンドヴァル
ヴィンセント・ラレスカ
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
原作:ブレット・ハリデイ

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