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ジョン・ファヴロー
Jon Favreau

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鑑賞本数 合計点 平均点
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
2013
2012
2011 カウボーイ&エイリアン 監督・製作総指揮
2010 アイアンマン2 監督・製作総指揮・出演
2009 スパイ・アニマル Gフォース 出演
40男のバージンロード 出演
2008 アイアンマン 監督・製作総指揮
フォー・クリスマス 出演
2007
2006 オープン・シーズン 出演
2005 ザスーラ 監督
フーリガン 製作総指揮
マイネーム・イズ・アール(1st)<TV> 出演
2004 ウィンブルドン 出演
名探偵モンク(3rd)<TV> 出演
2003 エルフ 〜サンタの国からやってきた〜 監督
恋愛適齢期 出演
デアデビル 出演
2002 シリコンバレーを抜け駆けろ! 脚本
2001
2000 リプレイスメント 出演
ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア(2nd)<TV> 出演
1999 ロッキー・マルシアーノ 伝説のチャンプ 出演
1998 ベリー・バッド・ウェディング 出演
ディープ・インパクト 出演
1997
1996 スウィンガーズ 製作・脚本・出演
監視 出演
フレンズ(3rd)<TV> 出演
1995 バットマン フォーエヴァー 出演
1994 ミセス・パーカー/ジャズエイジの華 出演
PCU 出演
となりのサインフェルド(6th)<TV> 「The Fire」出演
シカゴホープ(1st)<TV> 「Death Be Proud」「Genevieve and Fat Boy」出演
1993 ルディ/涙のウイニング・ラン 出演
1992 Oh!大迷惑?! 出演
1991
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966 10'19 ニューヨーク市クイーンズで誕生

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カウボーイ&エイリアン 2011
2011HIHOはくさい映画賞第7位
2012サターン助演男優賞(フォード)

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ブライアン・グレイザー
ロン・ハワード
アレックス・カーツマン
ロベルト・オーチー
スコット・ミッチェル・ローゼンバーグ
スティーヴン・スピルバーグ
ジョン・ファヴロー
デニス・L・スチュワート
ボビー・コーエン
ランディ・グリーンバーグ
ライアン・カヴァナー(製)
ロベルト・オーチー
アレックス・カーツマン
デイモン・リンデロフ
マーク・ファーガス
ホーク・オストビー(脚)
ダニエル・クレイグ
ハリソン・フォード
オリヴィア・ワイルド
サム・ロックウェル
アダム・ビーチ
ポール・ダノ
ノア・リンガー
アビゲイル・スペンサー
バック・テイラー
クランシー・ブラウン
クリス・ブラウニング
アナ・デ・ラ・レゲラ
キース・キャラダイン
ブレンダン・ウェイン
トビー・ハス
ウォルトン・ゴギンズ
デヴィッド・オハラ
フリオ・セサール・セディージョ
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
アイアンマン2 2010
2010米アカデミー視覚効果賞
2010スクリーム・アワードSF女優賞(ヨハンソン)、スーパーヒーロー賞(ダウニーJr.)、悪役賞(ローク)
2010世界興収第7位
2010ピープルズ・チョイスアクション映画賞
2010映画.comワースト第10位
2011MTVムービー・アワード悪役賞(ローク)
2011サターンSF作品賞、主演男優賞(ダウニーJr)、助演女優賞(ヨハンソン)

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ジャスティン・セロー(脚)
ロバート・ダウニー・Jr
グウィネス・パルトロー
ドン・チードル
スカーレット・ヨハンソン
サム・ロックウェル
ミッキー・ローク
サミュエル・L・ジャクソン
クラーク・グレッグ
ジョン・スラッテリー
ジョン・ファヴロー
ケイト・マーラ
レスリー・ビブ
ギャリー・シャンドリング
フィリップ・バージェロン
ティム・ギニー
エリック・L・ヘイニー
ヘレナ・マットソン
スタン・リー
★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 自らがアイアンマンであることを公表したトニー・スターク(ダウニーJr)は、国家の思惑を無視し、オンリーアーミーとして世界中で活躍を開始した。そんな中でトニーの父ハワードの悲願だった科学の祭典スターク・エキスポが開催され、トニーは栄光の絶頂にあった。だが、そんな彼を、アイアンマンスーツの動力源であるアーク・リアクターの毒が徐々に蝕み始めていた。そんな中、ロシアの物理化学者でスターク社に恨みを持つイワン・ヴァンコ(ローク)が、独自にアーク・リアクターを開発していた。
 最近よくあるヒーロー作品だと思って観に行ったら、意外な好作だった一作目の『アイアンマン』
 その理由としては、ヒーローが巨大軍事産業のトップと言う設定があったことがある。これまでに自らが行ってきた行いが世界をどのように悪くしてきたかを反省させることで、アメリカが世界に対し行っている現状を観させると言う側面があったからだった。前提となる設定がおもしろかったので、物語自体が典型的なヒーローものでも、充分面白くできたのだ。

 そんなことで、結構期待して本作も観に行ったのだが…

 …良くも悪くも、本当に普通のヒーローものになってしまった。主人公のトニーには試練が与えられるが、それは前作とは異なりあくまで本人に関することだったし、ライバルキャラも一人に特定してしまったため、
ごく普通の設定であり、物語でもある
 そういう意味ではあんまり語ることは多くない。画面の派手さや燃える展開も、これはもはや必須条件をクリアしてるのに過ぎない。それに後味があんまり良くない。前作であれだけアメリカという国の現状認識しておきながら、それを覆すかのような話にしてしまったのも痛いし。

 …それでレビューを終わらせてもいいのだが、一応本作に
特有の設定と言うものを少し考えてみようか。

 まず本作では、S.H.I.E.L.D.という組織が登場する。これは前作のラストでちらっと登場した組織なのだが、それが本作では少しだけ拡大され、トニーの運命を左右する組織となっている。
 実はこのS.H.I.E.L.D.と言う組織については劇中ほとんど何も語られてない。分かっているのは、世界の軍事バランスを壊しかねないアイアンマンに対しても一定以上の関心を持っていないこと。トニーの父親が関わっていた組織であること。そしてどうやら彼らが関わっているヒーローはアイアンマンだけではなさそうなこと。それくらいだろうか。
 まあ、これは原作のマーベルコミックを知っている人ならお馴染みで、マーベルに出てくるそれぞれの世界のヒーローをつなぐ組織である。ラストシーンで出てくるハンマーは、これから作られる
「ソー」のものだろうし、他にも「キャプテンアメリカ」「ハルク」「ファンタスティック・フォー」「スパイダーマン」そして「X-MEN」に至るすべての組織に時空を越えて関わっている(ちなみにマーベルコミックで短期連載された「ゴジラ」にも登場してたりする)。彼らが何故あんなにアイアンマンに軽い関心しか持たないのかは、時空を越えてあらゆる組織に関わっているため、それで手いっぱいということらしい。それでヒントだけ与えて、後は自力で答を掴むのを待ってるのだし、もう一つとしてトニーに本当にヒーローとしての自覚を持って欲しいと言う願いがその視点には込められていた。

 そしてもう一つ、トニーの父親ハワードについてもある。彼は本物の天才であり、彼が残した研究こそが実際にトニーの命を救った重要なアイテムとなった。だから父の研究をトニーがようやく完成させたということが本作の物語上の肝となる。彼はトニーのことを何よりも大切に愛していたが、生前その様子は全く見せることなく、トニー自身もそれを恨みに思っていたらしいが、父が自分に残してくれたものを発見することで、その愛に気付いていく。

 この二者、S.H.I.E.L.D.とハワードの持つ意味はどちらも同じだろうと思える。
 言葉にしてしまうなら、それは
「父の愛」
 母の愛とは異なり、父の愛は分かりにくい。子供は父から愛情を受けていても、あたかもそれは自分を憎んでいるのではないか。と言う思いにさせられることもしばしばである。ところが父の愛とは、直接声をかけたり接触したりすることではない。黙って見守りつつ、時に正しい道に導く姿なのだ。
 …敢えて断言してしまったが、これは日本のものではなくアメリカ的な価値観の上に立ってのこと。例えばこれはジョン・ウェインが一貫して演じていたアメリカの父親の姿であったし、これこそ“古き良きアメリカ”を示す親の愛である(そして、今の映画界が敢えて背を向け続けているものでもある)。それを敢えて出すことで、正しい親子像を作ろうとしたのが本作の最大の目的であろう。
 考えてみると、これ以外にも結構父と子というパスワードは散りばめられてたりもする。例えばイワンがスターク社に対して抱く恨みは父が死んだことに対することだった。ただし死ぬ直前までイワンと父アントンはほぼ一心同体の存在だったが、それは不自然なものとして退けられているのも特徴的な描写。

 一作目の『アイアンマン』はアメリカと世界の現状を描いて見せたが、本作でアメリカはどうあるべきか。と言う答えを示そうとしていたかのようでもある。そう考えるならば、2作目の本作もきちんとした存在理由はあり、少なくとも作り手は
真摯に答えを出そうとして努力したことは認められる。

 …ただ、それを呑んだ上で言うのだが、根本的な意味でそれはとても
気持ちが悪い。それは単に良きアメリカに戻ろうって言う懐古趣味にしか思えないし、父の偉大さにひれ伏す息子なんて構図は、最早古さを通り越して神話でしかない。それをわざわざ、しかもこんなストレートに出すなど、映画の持つ反骨精神を完全に捨ててしまったとしか思えず。
 結局本作が1作目ほどの面白さを感じなかったのは、根本にあるその気持ち悪さだった。それでもそこそこ点数を付けたのは、演出は見事だった事と、キャラのはまり具合が心地よかったから。
アイアンマン 2008
2008米アカデミー視覚効果賞、編集賞
2008英アカデミー視覚効果賞
2008放送映画批評家協会アクション映画賞
2008MTVムービー・アワード現時点でのサマー・ムービー賞
2008AFIベスト10
2009MTVムービー・アワード作品賞、男優賞(ダウニーJr)
2009サターン作品賞、主演男優賞(ダウニーJr.)、監督賞、主演女優賞(パルトロウ)、助演男優賞(ブリッジス)

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マーク・ファーガス
ホーク・オストビー
アート・マーカム
マット・ハロウェイ(脚)
ロバート・ダウニー・Jr
ジェフ・ブリッジス
テレンス・ハワード
グウィネス・パルトロー
ショーン・トーブ
レスリー・ビブ
ファラン・タヒール
サイード・バッドレヤ
ビル・スミトロヴィッチ
クラーク・グレッグ
ティム・ギニー
ジョン・ファヴロー
スタン・リー
サミュエル・L・ジャクソン
ポール・ベタニー
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 アメリカの軍需産業スターク社の社長であり、自身も天才的兵器開発者でもあるトニー(ダウニーJr.)は、自ら開発した最新兵器"ジェリコ”のデモンストレーションで訪れたアフガニスタンで過激派に捕まってしまう。兵器開発を強要されたトニーは、こっそりと自分用のパワードスーツを作り上げ、それを用いて脱出に成功する。帰国したトニーは、自社の兵器が過激派に流れているという事実にショックを受け、今度は兵器を無くしてしまうべく、自らを新しいパワードスーツに身を包み、その身を戦いの中に投じていく…
 近年やたらとアメリカン・コミックの映画化作が増えてきた。2008年もDCからバットマンの映画化作『ダークナイト』(2008)の大ヒットも記憶に新しいが、その次に登場したのがマーベルから
「アイアンマン」の映画化である本作。これも本国ではヒットを記録した。
 一見して、大変楽しい作品であると私も思うのだが、オリジナリティという意味で本作の魅力と言うものを考えてみると…
 正直な話、
まともに思いつかない。設定は古臭く、物語も単純。マッチョな男が悪をばったばったとなぎ倒していくだけの作品で、予算が潤沢にあるB級作品というのがせいぜいの評価。
 しかし、改めて考えると、むしろその“単純さ”こそが実は本作の一番の売りだったのかもしれない。
 近年ヒーローものは数多く登場しているが、どれも物語性を重視した作風にするため、主人公をなるだけ複雑な心情を持たせることが多い。ヒーローゆえに落ち込み、時として精神的バランスを崩すのもいる。たとえば
『スパイダーマン』のトビーは思春期真っ只中だし、『ダークナイト』のブルースは強い心を持っているが、強い心を持つが故に試練に遭って落ち込む。これは、コミックヒーローでもちゃんと人間ドラマが作れると言う証拠にはなったが、逆にコミックヒーローが本来持っている勧善懲悪性を損ねてしまうと言う問題点にもなった。
 その中で登場したのが本作だった。ここでのトニーは、こう言ってはなんだが、
極めて単純なキャラクタとして作られている。彼は持つべきものはすべて持っているし、家族がかせになることもない。さらに兵器開発の天才であり、正義感も強い。いわば金持ちの道楽として正義の味方が出来る理想的な存在として設定づけられている、そのため、自分がやってることは自分がやりたいからという行動原理を徹底させることが出来た。こう言うキャラは強い。物語上葛藤はあっても、ふっきるまでの過程があっという間で、以降は全くぶれずに正義の味方であり続けることが出来たのだ。義務感やトラウマを超えるためではない。単純にそれが楽しくてやってるのだから、こう言う奴は特に強い。主人公が悩まない分、格好良い描写にたっぷり手をかけることが出来た。
 そう言う意味での“強さ”とストレートさこそが、丁度今、一番求められていたのかも知れない。「こう言うものが観たかった」という声が聞こえてきそうな気がする。
 だからこそ、物語が単純だから本作は評価できない。とは私は言いたくはない。そのストレートさこそが本作の最大の魅力なのだから。数多くのヒーローものの中には一本くらいこう言う安心できるシリーズがあってもいいだろう。
 キャラクタは適材適所と言った感じ。ダウニーJrがそれなりの年齢だけに、ヒーロー像も安定していて、いかにも「自分のためにヒーローやってます」と言った雰囲気がよく出ている。日本のヒーローだと若さが重要だが、アメリカン・ヒーローは年齢を重ねた人の方が安定する。ちょっとびっくりしたのがブリッジスだったが、新しい強烈なイメージを作り上げることが出来たので、彼にとっての新境地は成功だろう。

 今回は第一章。あくまでアイアンマンの紹介で終わったが、二章以降が本当の勝負となるだろう。
長い序章だったが



 さて、上記が映画観終えた後の感想だったのだが、果たしてそれだけだっただろうか?と後で考え直してみた。
 上記のような観方は確かに可能なのだ。しかし、実はこの作品、唯一にして最大の魅力があったことに気がついた。
 実は、本作は
現代のアメリカという国そのものを、実に的確に示した作品でもある。これは『ロード・オブ・ウォー』(2005)でも描かれていたことだが、武器輸出の最大の売り手は誰かというと、実は現代世界ではアメリカという国なのだ。皮肉と言えば皮肉な事だが、アメリカの国が売っている武器の最大の顧客は戦争をしている国であったりもする。もちろん十重二十重に予防線を張り、直接売ったりはしていないが、新開発の武器を作り、それを正規のルートで売ると、その後様々な経路を通して敵側にも同じ兵器を売りつける。この構造を保っているなら、戦争をすればするほど、実はアメリカという国は儲かることになる。
 本作は娯楽作品でありながら、その最大の矛盾点をちゃっかり突いてる。トニーが何故武器を売るのを止めると宣言したか、それは安っぽい正義感からではない。その事実を自分の目で見てしまったからなのだ。そして一方オバディアが武器輸出を止めようとしないのも全く同じ理由だ。実はトニーとオバディアはどちらも“愛国者”なのだ。それを出した上で、トニーを正義に描いてストレートな娯楽作として本作を提供する。この点に着目すると、本作はもの凄く皮肉に溢れた、そしてこれから行わねばならないことを端的に示した作品と言うことも出来る。深読みするとなかなか侮れないぞ。
ザスーラ 2005

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マイケル・デ・ルカ
スコット・クルーフ
ウィリアム・ティートラー
テッド・フィールド
ルイス・デスポジート(製)

デヴィッド・コープ
ジョン・カンプス(脚)
ジョシュ・ハッチャーソン
ジョナ・ボボ
ダックス・シェパード
クリステン・スチュワート
ティム・ロビンス
ジョン・アレクサンダー
フランク・オズ
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
ザスーラ(書籍)クリス・ヴァン・オールズバーグ

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