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トム・マッカーシー
Tom McCarthy

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鑑賞本数 合計点 平均点
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
2019
2018
2017
2016
2015 スポットライト 世紀のスクープ 監督・脚本
ピクセル 出演
2014 靴職人と魔法のミシン 監督・製作・脚本
ミリオンダラー・アーム 脚本
2013
2012
2011 WIN WIN ダメ男とダメ少年の最高の日々 監督・製作・原案・脚本
2010 ジャック、舟に乗る 出演
ミート・ザ・ペアレンツ3 出演
フェア・ゲーム 出演
2009 カールじいさんの空飛ぶ家 原案
マンモス 世界最大のSNSを創った男 出演
ラブリーボーン 出演
2012 出演
デュプリシティ 〜スパイは、スパイに嘘をつく〜 出演
2008 ベイビーママ 出演
LAW & ORDER クリミナル・インテント(8th)<TV> 出演
THE WIRE/ザ・ワイヤー(5th)<TV> 出演
2007 扉をたたく人 監督・脚本
ラブ・ザ・ドッグ 犬依存症の女 出演
2006 オール・ザ・キングスメン 出演
父親たちの星条旗 出演
2005 グッドナイト&グッドラック 出演
シリアナ 出演
2004 LAW & ORDER クリミナル・インテント(4th)<TV> 出演
2003 LAW & ORDER クリミナル・インテント(3rd)<TV> 出演
2002
2001
2000 ミート・ザ・ペアレンツ 出演
ボストン・パブリック(1st)<TV> 出演
ザ・プラクティス ボストン弁護士ファイル(5th)<TV> 出演
1999 アリーmyLove(3rd)<TV> 出演
1998
1997
1996 メアリーとティム 出演
1995
1994
1993
1992
1991
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966 1'30 ニュージャージー州で誕生

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スポットライト 世紀のスクープ 2015
2015米アカデミー作品賞、脚本賞、助演男優賞(ラファロ)、助演女優賞(マクアダムス)、監督賞、編集賞
2015英アカデミーオリジナル脚本賞、
作品賞、助演男優賞(ラファロ)
2015全米批評家協会作品賞、脚本賞
2015NY批評家協会男優賞(キートン)
2015LA批評家協会作品賞、脚本賞
2015
ゴールデン・グローブ作品賞、監督賞、脚本賞
2015インディペンデント・スピリット作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、ロバート・アルトマン賞
2015放送映画批評家協会作品賞、アンサンブル演技賞、脚本賞、
助演男優賞(ラファロ)、助演女優賞(マクアダムス)、監督賞、編集賞、音楽賞
<A> <楽>
マイケル・シュガー
スティーヴ・ゴリン
ニコール・ロックリン
ブライ・パゴン・ファウスト
ジェフ・スコール
ジョナサン・キング
ピエール・オミディアー
マイケル・ベダーマン
バード・ドロス
ジョシュ・シンガー
トム・オーテンバーグ
ピーター・ローソン
ザヴィエル・マーチャンド(製)
ジョシュ・シンガー
トム・マッカーシー(脚)
マーク・ラファロ
マイケル・キートン
レイチェル・マクアダムス
リーヴ・シュレイバー
ジョン・スラッテリー
ブライアン・ダーシー・ジェームズ
ビリー・クラダップ
スタンリー・トゥッチ
ジェイミー・シェリダン
モーリーン・キーラー
ポール・ギルフォイル
レン・キャリオー
ニール・ハフ
マイケル・シリル・クレイトン
ローリー・ハイネマン
ティム・プロゴシュ
リチャード・ジェンキンス
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 2001年。マサチューセッツ州ボストンの州新聞ボストン・グローブの編集長として就任したマーティ・バロン(シュレイバー)はボストン・グローブの1コーナー“スポットライト”のウォルター・ロビンソン(キートン)に、かつてスポットライトで撮り上げたものの、うやむやに終わってしまったケーガン神父の性的虐待を再び執筆するよう命じる。チームはその取材を再開するのだが、弁護士の非協力、カトリック教会からの妨害などを受けることになる。
 2002年にボストン・グローブ誌に連載され、カトリック教会に激震が走った事件を、そのチームを中心として作り上げたドラマ。この事件はカトリック教会が大きな岐路に立たされることになる。2005年に教皇となったベネディクト16世は原因究明を公約していたものの、その際にいくつもの不手際を露呈してしまい、教皇を降りるという、とんでもない事件へと発展していった
(現職教皇が死以外で役職を降りるのは、なんと600年ぶり)
 そんな事件を映画化したのが本作となるが、テーマそのものにかなり微妙な問題をはらんでいるため、どういう切り口で映像化するのか?というのがもっぱらの興味だったが、かなり突っ込んだところまでしっかりと映像化されていたのが驚き。
 本作は実話を元にしていると言う事で、『大統領の陰謀』(1976)になぞらえられることが多い。確かに大きな権力を持つ存在に向かい、一歩も引かずに真実を追求するという意味では確かにかなり近い。
 それに、教会からの妨害というのも、別段マフィアを使ってどうこうするというものでなく、あくまで公式に「出せないものは出せない」とか弁護士を通じて行うというもので、リアリティが高い。ドラマ性を高めようとして、ここを大げさにやってしまうと、途端にリアリティが減退するので、これは非常に正しい方法であったと思うし、ここをぶれさせなかったのが本作の重要な点だった。この部分特に重要で、これがあるから、本作が単純な告発作品でも、盛り上げるためのドラマでもないという面を鮮明に打ち出せた。真摯に事件を取り上げようとしているのが分かる。
 そんな意味で、本作は擬似的なドキュメンタリーとしてきちんと機能している。
 ただ一方、観ている間にどうにも居心地が悪かった部分もあるにはある。過去『ユナイテッド93』(2006)を観ていて居心地の悪さを感じたものと同種。真実を追うという側面から、やや一方的な真実に偏りすぎではないか?という思いにもさせられてしまった。

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