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原田眞人

原田 眞人
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鑑賞本数 7 合計点 17 平均点 2.43
 最初はロンドン留学中に批評家として映画界と関わり、帰国後に監督デビュー。
書籍
原田眞人の監督術

ブルーザーのキス
2021
2020 燃えよ剣 監督・脚本
2019
2018 検察側の罪人 監督・脚本
2017 関ヶ原 監督・脚本
2016
2015 日本のいちばん長い日 監督・脚本
駆込み女と駆出し男 監督・脚本
2014
2013 RETURN 監督・脚本
2012
2011 わが母の記 監督・脚本
初秋 監督・脚本
2009
2008 クライマーズ・ハイ 監督・脚本
2007 魍魎の匣 監督・脚本
伝染歌 監督・脚本
2006 SPIRIT スピリット 出演
2004 自由戀愛 監督・脚本
ビートキッズ 脚本
2003 ラスト サムライ 出演
2002 突入せよ!「あさま山荘」事件 監督・脚本
2001 狗神 監督・脚本
1999 金融腐蝕列島 呪縛 監督
1997 バウンス ko GALS 監督・脚本
1996 栄光と狂気 監督・脚本
大統領のクリスマスツリー 脚本
1995 トラブルシューター TROUBLE WITH NANGO 監督・脚本
KAMIKAZE TAXI 監督・脚本
1994 ペインテッド・デザート タフ 劇場版 監督・原案・脚本
1992 タフ PART V カリフォルニア 殺しのアンソロジー 監督・脚本
1991 タフ PART IV 血の収穫篇 監督・脚本
タフ PART III ビジネス殺戮篇 監督・脚本
タフ PART II 復讐篇 脚本
1990 タフ PART I 誕生編 監督・脚本
妖怪天国 ゴースト・ヒーロー 脚本
1989 ガンヘッド 監督・脚本
1987 さらば愛しき人よ 監督・脚本
1986 おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ! 監督・脚本
PARIS-DAKAR 15000 栄光への挑戦 監督・脚本
1985 盗写 1/250分秒 OUT OF FOCUS 監督・脚本
テラ戦士Ψ BOY 脚本
1984 ウィンディー 監督・脚本
1979 さらば映画の友よ インディアンサマー 監督・脚本
1949 7'3 静岡県沼津市で誕生

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燃えよ剣
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市川南
佐野真之
鍋島壽夫
山内章弘
豊島雅郎
佐藤善宏
臼井真之介
和田大輔
渡辺修
共同製作
兵頭誠之
藤田浩幸
藤島ジュリーK.
杉田成道
弓矢政法
飯塚浩彦
宮崎伸夫
広田勝己
林誠
鯉沼久史
吉川英作
東実森夫
田中祐介
井戸義郎(製)
原田眞人(脚)
岡田准一
柴咲コウ
鈴木亮平
山田涼介
伊藤英明
尾上右近
山田裕貴
たかお鷹
坂東巳之助
安井順平
谷田歩
金田哲
松下洸平
村本大輔
村上虹郎
阿部純子
ジョナス・ブロケ
大場泰正
坂井真紀
山路和弘
酒向芳
松角洋平
石田佳央
淵上泰史
渋川清彦
マギー
三浦誠己
吉原光夫
森本慎太郎
高嶋政宏
柄本明
市村正親
★★★
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 郷里武州多摩郡石田村でバラガキのトシと呼ばれた男土方歳三(岡田准一)は、若年の頃より通っている天然理心流の技を駆使して喧嘩と女遊びに明け暮れる日々を送っていた。同じ道場の先輩である近藤功(鈴木亮平)と後輩である沖田総司(山田涼介)とつるんで行動していたが、長じた三人は黒船襲来によって幕末の動乱がますます大きくなっていることを知り、立身出世を夢見て立ち上がる。折しも将軍家茂の上洛が予定される時宜にあり、幕府は、浪士達による護衛部隊「浪士組」を組織する。首尾良く浪士組に入ることが出来た三人だが…

 幕末から明治にかけての著名人を描く事にかけては日本を代表する作家司馬遼太郎による同名原作の映画化。映画では先に市村泰一監督によって『土方歳三 燃えよ剣』(1966)があったが、そこから半世紀後に再映画化となった。
 ところで原作に関して言うなら、30年ほど前に私は「龍馬がゆく」を読んで面白かったもんで、そのまま流れるように本作を一気読みした。その後に何冊も幕末に関する本を読んだしドラマも観ているが、私にとっては間違いなくこの「燃えよ剣」が土方歳三の原点となっているし、その土方歳三像をベースに考える癖がついている。
 でもそれこそ一般レベルで言う土方歳三の姿だろう。私の考えと一般の考えにそう乖離があるとは思ってない。
 その意味で本作の土方の姿は充分満足いくものではあった。岡田准一は雰囲気的にはぴったりで、これ以上無いキャスティングだとは思う。
 その意味では完全に予想通りの姿の土方歳三を見ることが出来た訳だが、なんだか気持ちが盛り上がらない。
 理由は何かというと、多分土方歳三という人物の思想が伝わってこなかったからだと思われる。
 原作版にあった土方歳三の姿は時代に流されながら、時代の行き先を全く考えず、剣に生きることを求めた人物だった。全般的に知識も判断力もある人物として、しかしその能力を全て剣を使うことに割り振ってる感じの人物として描かれていたし、精力有り余ってる出来る人物にありがちな、性に奔放な人物として描かれた。人生に悩まない選択をした人物となる。その場その場で一生懸命生きて、後悔はしないし、いつ死んでも構わない覚悟を持つ。その辺が私のイメージである。
 それに対して本作映画版では悩んでる描写が結構多いし、人に対して優しすぎるし一途に恋もしている。細かいがその辺がちょっと私の思ってたのとは違っていたか。
 あくまでいろんな側面がある人物なので、そのどの部分を強調するかの違いと言われたらそれまで。

 あとは近藤勇がどうにもイメージとは違うのも。鈴木亮平は良い役者だし、しっかり近藤勇らしい演技もしてるんだが、なんせほんの一年ほど前まで西郷隆盛演じてた人だから、そっちのイメージに引きずられて、自分の頭の中で整合性がとれなくなってしまったから。山田涼介の沖田総司もイメージとはだいぶ違う。もう少し若い人物にやってもらった方が良かったな。結局岡田准一以外はちょっと違和感あったキャスティングだった。

 結果として本作は人物が見所であり、その人物描写にはまれれば良し。はまれなければ駄目。観る側の資質の問題だと思う。私は微妙だった。
製作年 2020
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原作
燃えよ剣 <A> <楽>
司馬遼太郎 (検索) <A> <楽>
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関連 土方歳三 燃えよ剣(1966)
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関ヶ原
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★★★
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製作年 2017
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原作
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日本のいちばん長い日 2015
2015日本アカデミー助演男優賞(本木雅弘)、作品賞、主演男優賞(役所広司)、監督賞、脚本賞、音楽賞、撮影賞、照明賞、美術賞、編集賞
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大角正
長澤修一
平城隆司
木下直哉
和崎信哉
江守徹
松田陽三
井戸義郎
迫本淳一
関根真吾
豊島雅郎
榎望
新垣弘隆(製)
原田眞人(脚)
役所広司
本木雅弘
松坂桃李
神野三鈴
大場泰正
中嶋しゅう
蓮佛美沙子
渡辺大
三船力也
キムラ緑子
小松和重
矢島健一
金内喜久夫
山路和弘
鴨川てんし
久保酎吉
中村育二
吉澤健
近藤弐吉
長澤壮太郎
西山知佐
小野愛寿香
福本清三
井之上隆志
川中健次郎
桂憲一
田中美央
関口晴雄
田島俊弥
戸塚祥太
青山草太
本郷壮二郎
柏村栄行
森聖二
小林且弥
木場勝己
奥田達士
嵐芳三郎
井上肇
原田遊人
水上竜士
齋賀正和
麿赤兒
植本潤
茂山茂
姉川新之輔
松嶋亮太
大藏基誠
岩寺真志
中村靖日
宮本裕子
笠兼三
池坊由紀
戸田恵梨香
野間口徹
松山ケンイチ
堤真一
山崎努
★★★
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日本のいちばん長い日 <A> <楽>
半藤一利 (検索) <A> <楽>
わが母の記 2011
2012日本アカデミー主演女優賞(樹木希林)、作品賞、主演男優賞(役所広司)、助演女優賞(宮崎あおい)、監督賞、脚本賞、音楽賞、撮影賞、照明賞、美術賞、録音賞、編集賞
2012
新人男優賞(三浦貴大)、キネマ旬報日本映画第6位
2012毎日映画コンクール撮影賞
2012
ヨコハマ映画祭第10位
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石塚慶生
樋口慎祐(製)
原田眞人(脚)
役所広司
樹木希林
宮崎あおい
南果歩
キムラ緑子
ミムラ
赤間麻里子
菊池亜希子
三浦貴大
真野恵里菜
三國連太郎
★★★☆
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わが母の記 <A> <楽>
井上靖 (検索) <A> <楽>
クライマーズ・ハイ 2008
2008日本アカデミー作品賞、主演男優賞(堤真一)、助演男優賞(堺雅人)、監督賞、脚本賞、撮影賞、照明賞、美術賞、録音賞、編集賞
2008ブルーリボン作品賞
2008キネマ旬報日本映画第8位
2008毎日映画コンクール男優助演賞(堺雅人)
2008報知映画主演男優賞(堤真一)、助演男優賞(堺雅人)
2008ヨコハマ映画祭第8位
2008映画芸術ワーストテン第9位
2008映画館が選ぶ映画館大賞12位
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加藤正人
成島出
原田眞人(脚)
堤真一
堺雅人
尾野真千子
高嶋政宏
山崎努
遠藤憲一
田口トモロヲ
堀部圭亮
マギー
滝藤賢一
皆川猿時
でんでん
中村育二
螢雪次朗
野波麻帆
西田尚美
小澤征悦
★★★★
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クライマーズ・ハイ <A> <楽>
横山秀夫 (検索) <A> <楽>
参考:「日航機墜落事故レコーダー記録音声」(FLASH)
 群馬の地方新聞北関東新聞の記者悠木和雅(堤真一)は、新聞社に雇ってくれた社長白河(山崎努)の期待に応えるべく、全国紙の誘いも断り家庭も顧みず働いた結果、妻とは離婚。最愛の息子は妻の元に。更に出世街道からは外れて今や遊軍記者となってしまった。そんな1985年8月12日。親友の安西(高嶋政宏)と共に山登りに出かけようとしていたその矢先。乗員乗客524人を乗せた羽田発大阪行きの日航機123便が群馬と長野の県境に墜落した模様、との一報が入る。社長の一声でこの記事を任せられた悠木だが…
 
1985年に起こった史上最大の航空機事故と言われる日航機123便の墜落事故に題を取った横山秀夫の小説の映画化。
 この事故は単に国内最大の航空機事故というだけでなく、歌手の坂本九、女優の北原遥子、阪神タイガース社長の中埜肇などなど、業界の著名人も数多く搭乗しており、日本経済にも大きな影響を与えた事故だった
(丁度バブルに浮いていた時代だったから、影響は瞬間的だったが)
 そんな時、私は丁度家族旅行中。旅館のテレビでこの報道を見たものだから、今でも克明にその時のことを覚えている。
 それで本作だが、映画としてはかなり水準が高く作られている…というか、水準云々ではなく、
日本で群像劇を作ろうとする監督がまだいたのか!というところにちょっと感動を覚えてしまった。かつて大御所と呼ばれた日本の監督はほとんどみんな群像劇に挑戦していた。勿論その中には成功もあれば失敗もあるのだが、とにかく役者が豪華で、彼らを見ているだけでも楽しい。と言うものが多い。だが近年では三谷幸喜が『THE有頂天ホテル』で試みたくらいで、他にやる人が少ない。単に予算の関係だってこともあるだろうけど、それだけ実力のある監督が少なくなったのも事実だろう。役者が多くなると、それだけ物語のコントロールが難しくなり、ぶれずに一本筋の通った物語が作られにくくなる。それは監督にとってももの凄い労力だし、その割に酬われにくい。結果、冒険をしようとはしなくなってるのかもしれない。
 そう言う意味では、敢えてそう言う困難な作りに挑戦しようとした原田監督に拍手を持って迎えたい。色々脇道はあるにせよ、それらをひっくるめてしっかり一本の作品に作り上げてくれた実力は間違いなく本物だ。
 主人公は堤真一演じる悠木で、これは本作を通して全く変わりはないのだが、脇の人間の描写が一々細かく、個性をしっかり出してくれている。特に妙に神経質な堺雅人の演技は特筆もので、この人の不安定な表情の演技あってこそ、どっしりと構えなければならない。と終始自分に言い聞かせてるかのような堤の演技が映えるというもの。様々なところで揺れつつも、それでも自分を見失わないように。その努力こそが見所。
 それと1980年代の雰囲気も同時にしっかり伝えてくれているのも重要。1980年代は軽佻浮薄がもてはやされた時代だが、それは同時に、その社会を支えている重い人間がいた。という事。戦中派でやくざまがいの人間が支えてこそ、80年代の時代があったのだ。その意味で山崎努は良い役やっていたね。ああいったパワーの固まりで傍若無人なカリスマ社長があの時代には確かに存在したのだ。少なくとも時代の息吹というものを捉えてくれているだけでも良い感じ。一方で、
もうちょっと時代の軽さも対比的に描いてくれればもっと良かった
魍魎の匣 2007
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★★★
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魍魎の匣 <A> <楽>
京極夏彦 (検索) <A> <楽>
魍魎の匣
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石畑俊三郎
気賀純夫
春名慶
水野文英
浅沼誠
小椋悟
柴田一成
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椎名桔平
宮迫博之
田中麗奈
黒木瞳
マギー
堀部圭亮
荒川良々
寺島咲
谷村美月
大森博史
大沢樹生
右近健一
池津祥子
田村泰二郎
小松和重
矢柴俊博
中瀬博文
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笹野高史
清水美砂
篠原涼子
宮藤官九郎
柄本明
★★★
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製作年 2007
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魍魎の匣 <A> <楽>
京極夏彦 (検索) <A> <楽>
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伝染歌
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原田眞人
羽原大介(脚)
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伊勢谷友介
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大島優子
秋元才加
小嶋陽菜
前田敦子
AKB48
堀部圭亮
小山田サユリ
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矢島健一
矢柴俊博
★★
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製作年 2007
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原作
伝染歌 <A> <楽>
秋元康 (検索) <A> <楽>
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突入せよ!「あさま山荘事件」
2002日本アカデミー作品賞、主演男優賞(役所広司)、監督賞、脚本賞、撮影賞、照明賞、美術賞、録音賞、編集賞
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原正人(製)
原田眞人(脚)
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宇崎竜童
伊武雅刀
串田和美
山路和弘
矢島健一
豊原功補
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遠藤憲一
松岡俊介
池内万作
篠井英介
田中哲司
光岡湧太郎
榊英雄
井上肇
李鐘浩
眞島秀和
野村貴志
重松収
深水三章
村田則男
木村栄
加藤満
古本恭一
長森雅人
工藤俊作
山崎清介
螢雪次朗
大森博
田中要次
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田嶋基吉
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石丸謙二郎
むかい誠一
鈴木英介
街田しおん
篠原涼子
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もたいまさこ
高橋和也
武田真治
鈴木一真
甲本雅裕
八嶋智人
高川裕也
大鷹明良
真実一路
小林勝彦
安藤岳史
風見章子
椎名桔平
天海祐希
藤田まこと
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 1972年連合赤軍メンバーが軽井沢にあるあさま山荘に人質を取って立てこもる。事件解決まで2人の警察官が殉職。人質交換を申し出た一般人まで巻き込む。だが、現場の指揮権をめぐり、警視庁と長野県警の足並みは揃っていなかった。国際世論が沸騰し、様々な問題を内包したままついに機動隊による突入が行われるのだが…
 佐々淳行による実録に極めて近い作品を映画化したもの。この事件が起こった当時私はまだ幼稚園だったはずだし、このような事件自体覚えてはいないのだが、当時の抗争は非常に興味がある。結構この時代についた作品は本で読んだ。特にこのあさま山荘事件については連合赤軍メンバーで、あさま山荘に立てこもった当の本人坂口弘が描いた「あさま山荘1972」も読んだし、この前の「プロジェクトX」も見ている(残念ながらこの映画の原作は読んでないから片手落ちなのかも知れないけど)。
 そう言うことで結構楽しみにしていた作品だった。どうせ金出して観るつもりだったから、試写会は有り難いし。
 それで出来は…
 凄いリアル。あの事件を巡って、裏ではこんな事が起こっていたのか。と思わせられる。そう言う意味では貴重な映画だと思う。思うんだけど…
 何が悲しくて延々と会議風景見なけりゃならない?リアルって言ってもこういうリアルさはなるだけ少なくして欲しいとも思ったりする。特に実生活で会議会議が続いているもんで、ああ言う会議風景見るだけでも嫌になって来るんだが…
 結局ストーリーの半分近くは会議室の中の話で、長野県警と警視庁の派閥争いに終始し、肝心な山荘への突入も極めて分かりづらい。
 カメラワークも同じ場所から同じものをずーっと撮るばっかりでメリハリが無し。
 歴史的な資料と言うなら意味があるだろうが、映画にする必要性があまり感じられないのが致命的。こんな事ならテレビ番組で“実録”をやった方が刺激的ではなかったか?観方にもよるだろうが「プロジェクトX」の方が面白いように感じるのもねえ…
製作年 2002
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原作
連合赤軍「あさま山荘」事件―実戦「危機管理」 <A> <楽>
佐々淳行 (検索) <A> <楽>
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狗神
2001ブルーリボン主演女優賞(天海祐希)
2001毎日映画コンクール撮影賞、技術賞
2001ヨコハマ映画祭主演女優賞(天海祐希)
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原正人
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井上文雄(製)
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渡部篤郎
山路和弘
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淡路恵子
藤村志保
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 四国の山奥には小さな村があった。その旧家坊之宮家の女は代々狗神を受け継いできた。村の人々は狗神を畏れつつ、坊之宮家と平穏につきあってきた。そんな時新しい小学校教師奴田原晃(渡辺篤郎)が赴任してくる。彼は一目坊之宮の美希(天海祐希)を見て、非常に惹かれるものを感じるのだが…
 とてもとても古い作りの和製ホラー。近年のジャパニーズ・ホラーのアンチテーゼ?とも思えたが、いずれにせよ、全然面白いとはとても思えないのがなんともはや。原田監督はとても器用な監督だが、今回はおそらく50年代くらいの怪談話を、そのままのタッチで作ろうとした実験作と思っても良かろう。
 因習のある村で旧家を用いるというのは横溝正史以来の伝統で、基本は抑えているのだが、リアリティを求めるためか、難解な方言がそこでは用いられている。お陰で言葉がまるで分からず、その意味を考えるだけで疲れてしまう。
 しかも、物語に起伏がとても少なく、怖さより退屈さの方が先に出てしまう(そんなところまで真似すること無かろうに)。“禁断の愛”を主題としているのに、それがよく分からないと言うのは本当に致命的だと思う。
 ラストも取って付けたような展開だったし、何でこんなに突然バタバタ殺されるの?その因果関係がほとんどわからないまま。
 画面は綺麗だったし、主演の天海祐希の撮り方も美しかった。それだけ『死国』を見て分かるとおり、坂東眞砂子の作品は映画映えしないんだから、最初から撮らなきゃ良いんだ。
製作年 2001
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原作
狗神 <A> <楽>
坂東眞砂子 (検索) <A> <楽>
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金融腐蝕列島 呪縛
1999日本アカデミー編集賞、作品賞、主演男優賞(役所広司)、助演男優賞(椎名桔平)、助演女優賞(若村真由美)、監督賞(原田眞人)、脚本賞、音楽賞、撮影賞、照明賞、美術賞、録音賞
1999キネマ旬報第2位

1999毎日映画コンクール日本映画優秀賞、撮影賞、技術賞
1999報知映画作品賞、主演女優賞(風吹ジュン)、助演男優賞(椎名桔平)
1999
ヨコハマ映画祭2位
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原正人
坂上順
角川歴彦
高岩淡
羽佐間重彰
鍋島壽夫
河瀬光
山田俊輔
高杉良
鈴木智
木下麦太(脚)
役所広司
椎名桔平
矢島健一
遠藤憲一
中村育二
仲代達矢
根津甚八
本田博太郎
石橋蓮司
風吹ジュン
若村麻由美
もたいまさこ
多岐川裕美
黒木瞳
佐藤慶
木下ほうか
大高洋夫
本宮泰風
遊人
光岡涌太郎
丹波哲郎
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 徹底したリアリズムで群像劇を造り上げる原田監督の真骨頂。
製作年 1999
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原作
金融腐蝕列島 呪縛 <A> <楽>
高杉良 (検索) <A> <楽>
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ガンヘッド
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田中友幸
山浦栄二
島谷能成
山田哲久(製)
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ジェームズ・バノン(脚)
高嶋政宏
ミッキー・カーティス
円城寺あや
川平慈英
ドール・ヌイン
斉藤洋介
ジェームズ・B・トンプソン
原田遊人
水島かおり
ブレンダ・バーキ
ランディー・レイス
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 メカニカルデザインに河森正治
製作年 1989
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著作・対談 評伝
黒澤明語る(1991) <A> <楽>
黒澤明
原田眞人

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