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19 |
| 読書 |
パタリロ!43
パタリロを訪ねてきた若き発明家が過去の日本に行きたいというので、気まぐれを起こしたパタリロが江戸時代の日本へとタイムワープを使ってやってきたのだが、トラブルを起こして人を一人殺してしまった。
今巻もパタリロの発明品を巡ってのやりとりがメイン。今回の発明品は、タイムスリップ装置(パタリロ以外の人物もタイムワープ出来る装置)、100万回に1回の確立を引き当てる装置、悪魔を呼び出す装置、フェロモンを発するコンタクトレンズ。あとはタマネギ部隊の一人の弟を助けるための行動。作った本人であるパタリロ自身が酷い目に遭うことが多いことと、結構死人が出ると言うことで、ちょっとだけ雰囲気は異なるかな。 |
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| 3話 |
子どもがおばあちゃんに届けようとした鏡を届ける仕事を引き受けた未来。そこで大也に依頼するのだがにべもなく断られてしまう。車を貸すのも断られてしまったため、自転車で向かうことにした。だがそんな時に動くものはなんでも壊そうとする苦魔獣トケイグルマーが現れる。
敵はトケイグルマー。古時計が変化した苦魔獣で、時計の長針と短針を模した二刀流で自分の周りで動くものは何でも斬ってしまう。
未来が勝手に自分で受けた仕事を一人でこなすという話で、まるで「はじめてのおつかい」みたいな話。方向音痴なため、あちこちをウロウロしてるのを、自主的に囮役を買ってくれてると勘違いした大也と射士郎がその行動を利用するのだが、勿論全部偶然。しかしそう言う偶然を引き込む存在として未来は重要な仲間になった。
大也は未来を突き放したような物言いをするが、ちゃんと見ており、必要なものを調達屋に運んでもらっている。今のところ大也は超然としたキャラで、「ドンブラザーズ」の桃井タロウみたいな立ち位置だが、キャラかぶりはしなさそうだな。
<方向音痴な未来は何故か採石場まで来ている。迷った時にここに来るのは定番だな。
トケイグルマーの技は文字盤を模した攻撃だった。タイムレンジャーか?> |
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| 映画 |
| 蜜の味(1961) |
ロンドンに母親とアパートに住む女子高生ジョー(トゥシンハム)。酒場の歌手をしている母はいつもだらしなく、時に男をアパートに引っ張り込むのを苦々しく思っていた。これまでも度々あったように母親が男と駈け落ちしてしまい、家賃も払えなくなってしまったジョーに救いの手を差し伸べたのは、黒人船員だったが、仕事のために船に乗って彼女から去ってしまう。そしてその船員の子どもを身ごもってしまったことを知るジョー。
原作はシーラ・デラニーが19歳で描いた戯曲。
戯曲、つまり舞台劇は、多くの人に観られることを前提にしていないために映画と異なり、哲学的内容を込めたり、明確に溜飲を下げられるオチを付けなかったりする特徴がある。映画と文法が違うことを思わせられることが多いのだが、それをそのまま映画にすると、かなり違和感を感じる作品になってしまう。しかし一方で、その違和感こそが際だった映画の特徴になったりもするので、その辺が面白いところ。
本作はその違和感が上手く機能した作品と言えよう。本作は全般的に陰鬱な話で、オチも弱い。作品全体を通して、「これは舞台です」と主張してるかのような作品となる。
本作は通して好みではないはずなのだが、不思議なことに最初から最後まで全く飽きることなく観ることが出来たし、目が離せなかったのでとても面白く感じた。
それは多分、主人公が決して暗くならず、ポジティブなままだからなのだろう。どんな悲惨な状況でも生きる事を決して諦めない姿勢は観てる側にも力を与えてくれそうな感じ。著者の若さがこんな所に出ているのかも知れないが、それをちゃんと映画にしたのも評価出来る。丁度そう言う精神状態で本作を観たのが一番の理由だったかな? |
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| 27話 |
錬金術師の世界ウロボロスでグリオンはライドケミーカードを使って理想郷の扉を出現させた。ケミーカードを生け贄にすることで扉を開こうとするグリオンを阻止すべくテンライナーでウロボロス界にやってきた宝太郎たち。
敵は仮面ライダードレッド。グリオンが装着する弐式と参式が登場した。
グリオンとの戦いは総力戦で、三人の仮面ライダーと二人の先輩が戦いに加わったが、グリオン一人で全員を圧倒する。それでガッチャドライバーまで取られて何も術がなくなった宝太郎を助けるべく、ミナトが現れるという展開。ここまでは感動と言うよりもわかりきった物語が展開している感じ。ただ、ミナトの実力ではグリオンには敵わず、時間稼ぎしか出来ない。
そして最後は宝太郎の信じる力がケミーを蘇らせ、そしてガッチャードは更に強力な力を得る事が出来た。ホッパー1が宝太郎の心を受け、レベルナンバー10がそれに協力することでアイアンガッチャードがプラチナガッチャードへと変身した。
グリオンは自分で開けた扉に飲み込まれて消滅したが、グリオンが持っていたキューブはアトロポスに拾われて、まだ終わりではないと宣言された。
一方ミナトは再び先生として錬金アカデミーの面々の元へと戻る。
<仮面ライダーの連携技を見せ、「これが俺たちの互いを信じる力だ」と言っていたが、そこまでお互い信用してたっけ?
ケミーカードには無限の力があるという宝太郎。しかしその無限の力は人を幸せにするために使うのだそうだ。それって無限ではない。> |
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| 劇場版 スペースアドベンチャーコブラ COMPLETE DVD BOOK(2024) |
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| 16 |
| 読書 |
みどりの星へ
不時着した調査船の調査に向かったマックガリー。しかし自身の宇宙船が壊れてしまい、それからこの星で何十年も彷徨い続けてきた。その肩には相棒となる五本脚の現住生物があり、それに語りかけながら緑なす故郷地球を夢見続けるのだが…
著者らしいナンセンスSFと言った感じで、オチも含めて「世にも奇妙な物語」の一編として映像化されても不思議ではない。いや、ひょっとして既に映像化されてたりして? |
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| 2話 |
ブンブンジャーの一員となり、喜び勇んで情報屋の基地へとやってきた未来だが、そこにいた鳴田射士郎からは、メンバーとして認められないと言われてしまう。大也のとりなしもあって、試用期間として認めることとなる。そして次なる情報屋の任務は、お忍びで日本にやってきた某国の大統領に秘密書類を届けるというものだった。
敵はソウジキグルマー。サイクロン式掃除機が変化した苦魔獣。右腕のノズルから人が大切にしているものを吸い込んでギャーソリンを得る。
ブンブルーである鳴田射士郎と志布戸未来の凸凹コンビの誕生となる。射士郎はいい加減な性格の未来を嫌っているのだが、肝心なところで背中を任せるところまでいった。
大也の家は大金持ちで、作戦のためにはどれだけ金を出しても構わないという姿勢。そしてそこにいた自立式のロボットのようなブンドリオ・ブンデラス(ブンブン)は、異星人の機械生命体であることが分かった。
一話で終わらせるには内容が盛りだくさんだったが、スピード感で押し切った感がある。スピード感に飲み込まれてツッコミどころも見当たらなかった。 |
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| 14 |
| 映画 |
| ケイコ 目を澄ませて(2022) |
聴覚障害を持つ小河ケイコ(岸野ゆきの)は、施設で働きながら、プロボクサーとして下町の小さなボクシングジムでトレーニングに打ち込んでいた。耳が聞こえないためにトレーナーの指示が聞こえないハンディもあり、試合は負けの方が多く、このままで良いのかと言う不安もあってこれからの道に悩み、一度自分を見つめ直そうと、ジムのオーナー(三浦友和)に、しばらく休むことを告げようとするのだが…
耳の聞こえない女性ボクサーを題材に、一人の女性の生き様をリアルに描く作品。リアリティに軸足を置き、障害の中で生きることの難しさや、いくらやっても芽が出ないボクサーとしての生き方など、なかなか上手くいかない人生を描く作品に仕上がってる。同じ女性ボクサーを描いた作品として、武正晴監督の『百円の恋』(2014)があるが、テーマ自体は結構似た感じに仕上がってた。
『百円の恋』と大きく違うのは、主人公の性格と、何より主人公の置かれた状況。彼女は本当に真摯な生き方をしてる。仕事以外はボクシングにかけ、周囲の人ともできる限り真面目につきあってる。
ただ、どんなに真面目でも、それがなかなか報われない。食べるための仕事はともかく、ボクシングについては、聴覚障害のために試合ではマネージャーの指示が聞けずに、どうしてもある程度以上強くなれない。そのボクシングジムも経済的理由から存続が危ぶまれる状態で、いかんともしがたい現実が壁になる。
そんな中だからこそ、地道に自分の出来ることをするという淡々とした主人公の姿が良い感じ。劇的な話でも無ければどんでん返しもないが、それでも地に足を付けた地道な物語は共感度高い。
主人公を演じた岸井ゆきのは無口でむっつりした、それでいて真摯なキャラを好演。小品にもかかわらず彼女が日本アカデミーの主演女優賞受けたのは良かったと思う。 |
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| 26話 |
度重なる仮面ライダーへの変身は着実に宝太郎の肉体を蝕み、体力の限界が近づいていた。一方、グリオンは暗黒の扉を開くためにレベルナンバー10のライドケミーカードを手に入れるために新たに新たにドラゴンマルガムを作り出していた。
敵はドラゴンマルガム。レベルナンバー10カードのドラゴナロスのカードを使って作り上げたマルガムで、現時点では最強のマルガムとなる。最後に残されたレベルナンバー10のガイアードを回収するために作られた。
カードの大部分を失い、更に肉体的にも限界が近い宝太郎を助けるべく、九堂風雅が新たな仮面ライダーであるウインドに変身する。そのお陰で最強のドラゴンマルガムとの戦いには勝ったものの、風雅の義体は消え、グリオンにレベルナンバー10のカード全てを奪われてしまう。
一方、冥黒三姉妹のうち、ラケシスがグリオンの元から逃げだそうとしているが、それを察知したアトロポスとクロトーによって粛正されそうになり、命からがら逃げている描写あり。 |
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| 読書 |
令和のダラさん1
とある片田舎の山には、限られた巫女以外入ってはいけない忌み地があった。巫女の血を受け継ぐ三十木谷日向と薫の姉弟が教えを無視して山に入ってしまったところ、そこに封じられている蛇身を持つ悪霊のような存在屋跨斑(やまたぎまだら)と出会ってしまう。だが全く彼女に恐れることの無い姉弟は、彼女にダラさんという愛称を付け、友だちづきあいを始める。
悪霊と友だちになってしまった人間を描くという一風変わった物語。その悪霊というのが昔は人間で、いたって人が良いために、お互いを受け入れ合って、それなりに楽しく過ごしているのが面白い。どっちかというとダラさん以上に村の住民の方が個性強めというのも面白い。一方で、何故ダラさんが悪霊にされてしまったのかの過去話がかなり重めで、バランスが面白い。 |
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| 8話 |
迷宮アリビスはいくつもの迷宮に分かれ、それを彷徨う四人。その中で創磨は自分に足りないものを流牙が知っているかもと、問いを掛け、それに対して流牙は創磨の父ゴドウとの約束を語り始める。
流牙とゴドウの師弟関係が描かれる話。最強の黄金騎士でもまだ修行の途中だった流牙がゴドウと出会い、彼から閃光剣舞を会得するまで。強いだけでは操れない閃光剣舞は、自らを一度闇に落として闇に打ち勝たねばならなかった。実は既に流牙はその経験があり、閃光剣舞の会得も早かった。闇に打ち勝ったことを見せるため牙狼-GARO- 〜闇を照らす者〜で登場した黒いガロの鎧も登場しているが、流牙は自在に操れるようになっていたようだ。
元々閃光剣舞はゴドウの息子創磨に継承させるつもりだったが、その前に黄金騎士に教えてしまったことでゴドウも苦笑していた。その後、もし自分が息子に閃光剣舞を教えられない場合は、流牙にその使命を託していた。こういう風にして戦いのベテランになっていったわけだな。
それに対し、一度闇に飲み込まれて自分の力では戻れなかった創磨は自らを恥じ、とても閃光剣舞を習得出来ないと思い込む。
そんな創磨がたどり着いた破滅ノ門は、鎧の力に飲み込まれてしまったゴドウの石化した姿があった。 |
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| ショットとは何か 実践編(2024) |
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| 蓮實 重彦 |
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| 10 |
| 映画 |
| ビヨンド・ユートピア |
これまで北朝鮮からの脱北者を逃している韓国人牧師のキムのが、今回は切実な依頼によって幼い子ども2人と80代の老女を含む5人家族を脱北させようとしていた。そんなキム牧師に密着し、中国、ヴェトナム、ラオス、タイを経由して亡命先の韓国を目指す総移動距離1万2千キロに及ぶ過酷で危険な旅路に挑む緊迫の脱出作戦を監督がフィルムに収めたドキュメンタリー。
ほぼ中国ロシアとだけ国交を開き、他の国々とは完全に交渉を断ってる状態の北朝鮮。中がどうなっているのかよく分からない。映画に関しても現在どのような状況なのか分からないまま。どんな映画が作られてるのか興味のあるところ。
それでも何故か他の国で作られたドキュメンタリーはいくつか観られる状況にはある。私がこれまで観た作品だと、『将軍様、あなたのために映画を撮ります』(2016)くらい。それでもある程度国内状況をうかがい知ることは出来た。ただ、そこに描かれるのはメディア界の中身で、市井の人々については一切語られていない。
その意味において本作はかなり画期的。本作のメインは脱北のシステムに関してのドキュメンタリーだが、北朝鮮内部のことがかなり描かれていた。
まずメインの脱北についてだが、昔のように北朝鮮から直接韓国に入れなくなっているため、大変複雑な経路を取る必要がある。本作で描かれるのは中国からヴェトナム、ラオス(ここまでは社会主義国)、そしてやっと自由経済圏のタイへと到達するまで。それを行っているキム牧師というのがほぼボランティアで行っているところがドラマチックだ。ちょっとだけ物語を付ければそのまま創作のドラマに出来そうだ。ドキュメンタリーならではのリアルな緊迫感とドラマチックさを併せ持つ面白い作品になってる。
メインの物語も面白いのだが、もっと興味深いのが北朝鮮内部の事情についてだろう。世界的に有名になったマスゲームがどのように訓練されているのか、小学校で他の国のことをどのように言っているのか、飢饉になった時の餓死者のこととか、人糞の利用についてとか、とにかく全く知らないことだらけで、観てるだけで驚きの連続。
ドキュメンタリーでここまで面白くさせてくれる本作は確かに凄い。 |
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| 25話 |
テンライナーのケミーカードで変身したアイアンガッチャードはプテラノドンマルガムを撃破出来たが、宝太郎の肉体的疲労が激しく、仮面ライダードレッドと戦う体力は残されていなかった。そんなガッチャードに襲いかかるドレッドを止めたのは、りんねの父九堂風雅だった。
敵は仮面ライダードレッド壱式。そしてゴリラマルガム ラフレシアミクスタス。クロトーがゴリラセンセイケミーカードとバグレシアケミーカードを用いて変身した。ゴリラマルガムをベースに防御を強化した形態。
これまで姿をくらましていた九堂風雅が再登場。彼によってミナトの本当の狙いが語られた。それはかつてミナトの後輩がグリオンによって殺されてしまったことから、その責任感で、もう誰も死なせたくなくて誰の力も借りずにグリオンを倒そうとしているとのこと。
そこで戦いながら、ミナトと共にグリオンを倒そうと語りかける錬金アカデミーの面々だが、ミナトはそれを聞かずに去って行った。ただしドレッドドライバーはグリオンの元へ。
<10年前のミナトは全く若作りしてない。顔が変わってないのは、元々老け顔だったためか、それとも逆に錬金術師は老けないのか。
ミナトは錬金アカデミーのみんなの命を助けるために敢えてグリオンの元にいると言う。それはいいのだが、既にみんな抹殺対象に入ってるために建前としてもボロボロの論理になってる。> |
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| 08 |
| 読書 |
真田幸村
戦国武将で大坂夏の陣で豊臣家と共に散っていった真田幸村。彼が戦国の歴史の中でどのような役割を果たし、何を考えていたのか。謎に包まれた人物を歴史の中で検証する。
知っているようで知らない真田幸村という人物を改めて読んでみると、やはりこの人物は本当に謎が多いこと側分かる。父と兄ははっきりしているのに、弟である本人だけ、大坂の陣以外では不明なことがほとんどで、それだけに想像を膨らませる意味があると言うことらしい。 |
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| 7話 |
流牙と創磨不在のクレアシティでダンスホールでホラーが出現した。その力は強く、クレアシティの魔戒法師見習いを捕食してしまう。更に魔戒騎士のイグスまでも倒されてしまう。大急ぎで街へと戻る流牙だが…
敵はガエラ。クレアシティのダンスホールでスタッフとして働くナオミという女性が闇のパルフォムによってホラー化した。捕食した人間の技を使うことが出来、魔戒法師や魔戒騎士の力まで使うようになった。ザルバもその存在を知っていたことから、かなり名のあるホラーらしい。
なんということもない女性の話かと思ったら、異様に強い力を持つホラーが現れた。なんと魔戒法師や魔戒騎士の技まで使うという、設定そのものを矛盾する力を持つホラーだった。それだけ強いホラーが出ると言うことで、深刻さが増しているようだ。
そして後半は破滅ノもんに致迷宮へと入り込む。常に変化する迷宮に、流牙と創磨、ムツギとコヨリが分断された。 |
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| 06 |
| 映画 |
| ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023) |
ギャンブル好きで、相続した財産を使い続けているヘンリー・シュガー(カンパーバッチ)は、その日もギャンブルで財産をすってしまったが、そこでイムダット・カーンという透視術を使える男と知り合う。ヘンリーの前で見事な透視を見せつけたその男を、医者に連れて行って徹底的に調べさせ、それを分析してその能力を自分のものにしようとするヘンリー。
2023年はウェス・アンダーソン監督には当たり年だった。劇場公開映画として『アステロイド・シティ』があったが、他に配信を中心に短編作品を何作か作っている。その内の一本が本作となる。Netflixでの配信用だが、作品の上映時間の短さと、その凝縮の仕方から、プラットフォームに合わせた良作であると言えるだろう。
本作は超能力というのを主題にして、実際にその能力を得た人はどうなっていくのかということを皮肉っぽく描いていく。
特に本作の主人公ヘンリー・シュガーはギャンブル好きで、自らの財産を全て賭けてしまうほどにのめり込んでいる。そう言う人間が望む能力は当然透視能力となる。その能力さえあれば全ての賭に勝つことが出来るのだから。
そして特訓の末にその能力を実際に得たら、今度は賭けそのものに興味を失ってしまった。皮肉な話であるが、絶対に勝つ場合、賭は虚しいだけのものになってしまう。賭というのは負ける可能性が高いからこそ、スリルを味わえる。そのスリルがなくなってしまった以上、全く面白くなくなってしまうのだ。金はいくらでも手に入る。しかし金よりもスリルを求める心を失ってしまった以上、ヘンリーに残されるのは虚しさだけとなる。
これは人生における目的というものを戯画化して描いたものになる。人にとって必要だと思うものは単なる手段に過ぎないことが多く、それを手に入れたら、本当の目的がなくなってしまう。手を伸ばすことの意味を問い直す話でもある。
こう言う寓話が時に映画には必要なのだが、最近はなかなか作られてない。その意味で本作が作られる意味はあったと言うことだ。 |
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| 1話 |
「頼まれたものは何があろうが絶対に届ける」をモットーにする運び屋の範道大也は、今日も依頼を受け、結婚式途中の花嫁を恋人の男に届けようとしていた。そんな彼の車の背後から何者かが襲いかかってきた。その花嫁志布戸未来と共に逃げ回る。その内未来の顔つきが変わっていき…
敵はウェディングドレスグルマー。志布戸未来のウェディングドレスがイグニッションキーで怪人化させられた苦魔獣。右手に刀。左手にウェディングケーキ型のミサイルを装着している。ドレスアップシャワーという技を使い、無理矢理ウェディングドレスを着させる。
新戦隊第一回目。レッドとブルーの二人が既に戦隊の中核にいて、紅一点となるピンクが新メンバーとして入ってくる。無理矢理結婚させられそうになった志布戸未来が、自分を取り戻す話になっていて、思い切りの良さと覚悟を決めるのがまんまヒーロー。一話を見る限り、「ドンブラザーズ」同様、中心は女性になるような感じ。
極めてストーリーはストレートで、とにかくノリの良さと熱さで持って言った感じ。この短い間に巨大戦までこなすというスピード感。久々にスーパー戦隊らしい展開になってくれた。なんか凄い安心感がある。敵の攻撃も命に関わるものでは無く悲鳴を上げさせるのが目的ってのも良い感じだ。「バイクロッサー」かよ。
現時点ではメンバーは三人目が入隊したが、あと二人もどうやら
<名乗り口上が初めてのくせに妙に馴れた感じのブンピンク。いつまでやっても馴れなかった「アキバレンジャー」とはえらい違いだ。
ブンブンジャーロボの必殺技では信号機が登場。シグナルマンかと思った。> |
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| デューン 砂丘の子供たち〔新訳版〕(2024) |
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| フランク・ハーバート |
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| 05 |
| 読書 |
アオイホノオ25
上京して初の週刊誌連載の開始を待つこととなったホノオ。経験不足を補うため、先輩漫画化である石渡治のアシスタントにはいる事になったのだが、事態はホノオの想像を超えたところで加速していた。
もはや完全に漫画家昔話になっているが、方向性が変わっても面白いので良し。今巻に関しては主人公のホノオよりも担当の方が苦労話ばかりで、本当に大変だろうと思うばかり。
初登場となる石渡治は、まさにこの当時「火の玉ボーイ」でブレイクしていた時代。その裏話にはちょっと興奮する。 |
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| 6話 |
迷いを捨てハガネの騎士として戦いを決意する創磨。そして流牙の元に行方不明のゴドーから連絡が入り、ゴドーは隻眼の森という場所に向かっていることが分かる。流牙と創磨は隻眼の森へと向かうが、彼らの前に現れた精霊ラウルは謎めいた言葉を語って二人を翻弄する。
前回であっけなく改心した創磨と共に破滅ノ門の秘密を探る流牙。今回は創磨が中心の話で、行方不明の父が探していたものを見つけようとする。しかし、創磨はまだ闇と光を融合させることが出来ないため、キーアイテムとなる常闇の石を手にすることはできず、それを手に取れたのは流牙の方だった。
森の精霊ラウルの声は鈴村健一。今季のアニメではよく耳にする声なのだが、全部違って聞こえるのが凄いな。ちなみに特撮では「仮面ライダー電王」のリュウタロスの声の人で、ラウルもそれに近い声。
<クレアシティにあるディスコでは薄着の女性達が踊り回ってる。90年代の香り。> |
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| 03 |
| 映画 |
| 西遊記(1960) |
花果山の麓の石から生まれた石猿は、そこに住む猿たちを束ねてボス猿となるが、それだけでは飽き足らず、仙術を修行し孫悟空と名乗るようになる。しかし天界を騒がせ暴れまわったため、孫悟空はお釈迦様に五行山の岩穴に閉じこめられてしまった。そんな孫悟空を見守る猿仲間の燐々は甲斐甲斐しく尽くしていた。彼女の助言もあって、天竺へ経文を取りに行く三蔵法師のお供となった。三蔵の前に次々に現れる妖怪達を前に戦いを続ける孫悟空だが…
東映動画第3作。手塚治虫をキャラクターデザインと演出に招いて、動画の総枚数が10万枚を越える新記録だそうで、動きはとても自然。これだけの長さに「西遊記」の重要なストーリーはちゃんと入っているし、バランスも良い。
これだけの高水準作品なので、高得点あげても全く構わないのだが、点数が上がらないのは、この作品には重要なプラスアルファの部分がすっぽり抜けているのだ。
本作にはそのプラスアルファが入る要素があった。なんせキャラクターデザインが手塚治虫で、主人公が動物。言うまでもなくそれはフェティシズムにあふれて然りなのだ。キャラは人間のように行動するのではなく、動物ならではの行動と、何よりどこか妙な色気を持たせて然りなのだ。
それがすっぽり抜けている。
そのため、全般的に面白いのだがもう一つ足りないという思いがどうしても抜けない。
これは理由があって、手塚治虫が描いた絵コンテを監督が大幅に修正したそうだ。間違いなく監督、手塚治虫のフェティシズムを理解したからこそ、危険性を感じたのだろう。本当にそれは正しい措置だった。
正しかったが、それが個性を殺してしまった。それが残念だ。
ただし、本作はもう一つアニメに大きな足跡を残したことでも知られる。
本作の出来に対し、手塚治虫は激怒してしまって、自分の好きなようにアニメを作りたいと願い、翌年虫プロに手塚プロダクション動画部を置くことになる。これによってテレビアニメが開始されたのだから皮肉なものである。 |
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| 24話 |
新しく仲間になったケミーのスケゾーを蓮華が使ったところ、これまで蓄積したデータを消しまくってしまう。復旧のためにこれまでの戦いの記憶を再現してPCに入れることとなった。そのために記憶を振り返る宝太郎。データの復旧が終わったところ、ミナミからの手紙が届く。
敵はプテラノドンマルガム。ワープケラのケミーを用いてグリオンによって作られたマルガム。空間に穴を作り出し、そこを行ったり来たりして敵を翻弄する。ケミーカードの大部分をその空間に放り込んでしまった。そして仮面ライダードレッド壱式。レプリスチームライナーとレプリユニコンの力を使ってパワーアップしている。
前半はこれまでの振り返りで、ファイヤーガッチャードになるまでの過程を駆け足で紹介。そして後半は、全く新しい展開へとなだれ込む。
ガッチャードは基本二つのケミーカードを用いて変身するが、ナンバー10カードのみ一枚で変身出来る。そのためほとんどのカードを奪われた宝太郎は残ったスチームライナーケミーを一時的にナンバー10カードにして用いて新しい形態アイアンガッチャードへと変身した。
ミナトが何故グリオンに従っているのか、それを知る鏡花が話をしようとしたところまではいった。今のところ分かったのは10年前に大罪を犯してしまって、その償いをしているということだけ分かった。
<ナンバー10となったスチームライナーのカードはテンライナーと呼ばれている。どこかで聞いた名前だな。> |
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