|
|
||||||||||||||||||||||
出渕裕画業30周年記念画集 IIIX _(書籍) |
|||||||||||||||||||||||
| 2018 | |||||||||||
| 2017 | |||||||||||
| 2016 | |||||||||||
| 2015 | |||||||||||
| 2014 | 宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟 総監督・脚本 | ||||||||||
| 宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海 監修 | |||||||||||
| 召しませロードス島戦記 それっておいしいの?<TV> 原案 | |||||||||||
| 2013 | 宇宙戦艦ヤマト2199 第七章 そして艦は行く 総監督 | ||||||||||
| 宇宙戦艦ヤマト2199 第六章 到達!大マゼラン 総監督 | |||||||||||
| 宇宙戦艦ヤマト2199 第五章 望郷の銀河間空間 総監督・シリーズ構成 | |||||||||||
| 2012 | 宇宙戦艦ヤマト2199 第四章 銀河辺境の攻防 総監督・シリーズ構成・メカニカルデザイン | ||||||||||
| 宇宙戦艦ヤマト2199 第三章 果てしなき航海 総監督・シリーズ構成・メカニカルデザイン | |||||||||||
| 宇宙戦艦ヤマト2199 第二章 太陽圏の死闘 総監督 | |||||||||||
| 宇宙戦艦ヤマト2199 第一章 遥かなる旅立ち 総監督 | |||||||||||
|
|||||||||||
| 2011 | トワノクオン 第六章 永久(とわ)の久遠(くおん) コンセプチュアルデザイン | ||||||||||
| トワノクオン 第五章 双絶の来復 コンセプチュアルデザイン | |||||||||||
| トワノクオン 第四章 紅蓮の焦心 コンセプチュアルデザイン | |||||||||||
| トワノクオン 第三章 夢幻の連座 コンセプチュアルデザイン | |||||||||||
| トワノクオン 第二章 混沌の蘭舞 コンセプチュアルデザイン | |||||||||||
| トワノクオン 第一章 泡沫の花弁 コンセプチュアルデザイン | |||||||||||
| 2010 |
|
||||||||||
| 2009 | |||||||||||
| 2008 |
|
||||||||||
| 2007 | 仮面ライダー THE NEXT キャラクターデザイン | ||||||||||
| スカルマン 闇の序章 デザイン | |||||||||||
|
|||||||||||
| 2006 | |||||||||||
| 2005 | ローレライ デザイン | ||||||||||
| 2004 | |||||||||||
| 2003 | ラーゼフォン 多元変奏曲 総監督・原作 監督に京田知己 | ||||||||||
| CUTIE HONEY キューティーハニー キャラクターデザイン | |||||||||||
| 2002 | |||||||||||
| 2001 | WXIII 機動警察パトレイバー スーパーバイザー・メカニックデザイン | ||||||||||
| 2000 | マイティエージェント キャラクターデザイン | ||||||||||
| 1999 | |||||||||||
| 1998 |
|
||||||||||
| 1997 | |||||||||||
| 1996 | 鉄腕バーディー クリーチャーデザイン | ||||||||||
| 1995 | |||||||||||
| 1994 | |||||||||||
| 1993 | 機動警察パトレイバー2 THE MOVIE メカニックデザイン | ||||||||||
| 1992 | |||||||||||
| 1991 | 機動警察パトレイバー 第14話 雪のロンド 脚本 | ||||||||||
| ケルベロス 地獄の番犬 メカデザイン | |||||||||||
| バトルガール Tokyo Crisis Wars キャラクターデザイン | |||||||||||
| 1990 | 機動警察パトレイバー メカニックデザイン | ||||||||||
| ロードス島戦記 キャラクター原案 | |||||||||||
| ASSEMBLE INSERT アッセンブル・インサート メカニックデザイン | |||||||||||
| 1989 | 機動警察パトレイバー 劇場版 メカニックデザイン | ||||||||||
| 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 デザインワークス | |||||||||||
|
|||||||||||
| 1988 | 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア メカニックデザイン | ||||||||||
| 機動警察パトレイバー メカニックデザイン | |||||||||||
| スターヴァージン デザイン協力 | |||||||||||
| 1987 | |||||||||||
| 1986 |
|
||||||||||
|
|||||||||||
| 機甲界ガリアン PART III メカニカルデザイン | |||||||||||
| 機甲界ガリアン PART II メカニカルデザイン | |||||||||||
| 機甲界ガリアン PART I メカニカルデザイン | |||||||||||
| デルパワーX 爆発みらくる元気!! キャラクターデザイン | |||||||||||
| モモコワンダーランド ストレンジハウス モンスターデザイン | |||||||||||
| 1985 | 電撃戦隊チェンジマン シャトルベース!危機一髪! キャラクターデザイン | ||||||||||
| 電撃戦隊チェンジマン キャラクターデザイン | |||||||||||
|
|||||||||||
| 1984 |
|
||||||||||
|
|||||||||||
| 1983 | 科学戦隊ダイナマン クモシンカ登場 キャラクターデザイン | ||||||||||
|
|||||||||||
|
|||||||||||
| 1982 | |||||||||||
| 1981 |
|
||||||||||
| 1980 |
|
||||||||||
|
|||||||||||
|
|||||||||||
| 1979 | |||||||||||
| 1978 | |||||||||||
| 1977 | |||||||||||
| 1976 | |||||||||||
| 1975 | |||||||||||
| 1974 | |||||||||||
| 1973 | |||||||||||
| 1972 | |||||||||||
| 1971 | |||||||||||
| 1970 | |||||||||||
| 1969 | |||||||||||
| 1968 | |||||||||||
| 1967 | |||||||||||
| 1966 | |||||||||||
| 1965 | |||||||||||
| 1964 | |||||||||||
| 1963 | |||||||||||
| 1962 | |||||||||||
| 1961 | |||||||||||
| 1960 | |||||||||||
| 1959 | |||||||||||
| 1958 | 12'8 東京で誕生 | ||||||||||
| 宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟 2014 | ||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||
| ガミラス帝国によって滅びゆこうとしていた地球を救うため、イスカンダルのスターシャからコスモリバースシステムを受け取った宇宙戦艦ヤマトは、一路地球への航海を続けていた。だがシステム改良のため波動砲を封じられたヤマトの前にガトランティス帝国のグタバ遠征軍が現れる。祖国のため、ガミラスを滅ぼした強力な武器波動砲を奪おうとするグタバ軍から逃れるため、古代の提案でランダムワープを敢行するヤマトだが、ワープアウトした先は、不思議な惑星に紛れ込んでしまう。なぜか地球そっくりでありつつ、何かが違うこの星。そこで調査中の古代進はヤマトへの復讐を誓うガミラス人フォムト・バーガーと出会う。 「宇宙戦艦ヤマト」が完全新作アニメとなる。かつてこのニュースを聞いた時、正直嫌な予感しかしなかった(今なら言うけど、監督が「ラーゼフォン」の出渕裕というだけで、「どうなんだろう?と思ったのも事実。この人のデザインセンスはたいしたもんだけど、監督・脚本家としては並以下としか思ってなかった)。 かつてSFファンの心をガッチリと掴み、以降の日本アニメブームの先駆けとなった「宇宙戦艦ヤマト」。何作もの続編が作られ、様々なメディアで使用されて、既に手垢がついてしまった感があるし、ちょっと前に公開された『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(2010)及び『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』(2009)が相当に微妙な出来だったため、ほぼ期待はすまい。と思いつつ、それでもテレビ放映された際はいそいそと毎週観ていたところが、やっぱり大好きなんだと痛感させられてもいた。 ただ案に反し、「宇宙戦艦ヤマト2199」テレビ本編は意外な好作だった。旧作のテイストをちゃんと残しつつ、現代の視聴者が必要としている要素をふんだんに取り入れたバランスの良い演出と、王道でありつつ意外性もきちんと考えられた物語展開が楽しく、毎週楽しみに見させていただいた。良い意味で裏切られ、監督の力量を再認識させられた。 その完全新作とのこと。今度は期待感をもって見させていただいた。 まずこの作品は、続編ではなく、先の旅の中の一エピソードで、外伝的な立ち位置にある。時間軸としては、デスラーが死に、ガミラスと地球は休戦協定を結んだ後。イスカンダルから供与されたコスモリバースシステムを地球に持ち帰ろうと帰還途中となる。まだ地球に着いていないために沖田艦長は未だ健在で、何の心配もなくあとは帰るだけという期間にあたり、本編では端折られた旅の部分に物語を持ってきた。 ただし、ここで何人かのキャラや新しい設定を出すことで、続編への橋渡し的な位置づけも持っている。例えば地球人で空間騎兵隊の斎藤とか、ガトランティス帝国とか…言うまでもないが、これは映画版『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(1978)及びTV版「宇宙戦艦ヤマト2」の敵だし、ガミラス人フォムト・バーガーは、いかにもこれから引っ張りそうなキャラで、既に本作は続編を目して作られたものだろうことはよく分かる(ガトランティスであれバーガーであれ、本編にもちょっとだけ登場はしてるけど)。 敢えてその部分には触れず、外伝としての本作を評価してみるならば、うまい具合に作られた作品ではある。作品自体が小競り合い程度の戦いで大上段に構えてない分、細かい設定をちゃんと拾ってるし、本編との整合性もきちんとしてる。その上でTV版でちょっと取り残した部分を補完して、しっかり「ヤマト」の魅力を伝えている部分が良い。 「ヤマト」の魅力。それはいくつも説明はつくけど、その大きな魅力は、本作が“SFである”という点だろう。緻密な設定と細部へのこだわりはSFには必要だけど、そこに荒唐無稽な大風呂敷を広げてくれることが大切。言い方は悪いけど、バカバカしい物語を大真面目にやることこそがSFの魅力であり、それをしっかりやってくれたことが「ヤマト」の魅力ではないかと思う。 そう考えれば、数多く作られてきた続編やリメイクに魅力が感じられないのも頷ける。これらは第一作の「宇宙戦艦ヤマト」を目標にしており、手を変え品を変え、同じ物語を作っているのに過ぎないから。これらの作品は全部フォーマットは同じ。謎の敵によって地球が狙われ、老朽艦として引退してる筈のヤマトに乗り込んで、謎の敵の究明と敵本星の破壊で幕を閉じる。ここにはSFマインドが入り込む余地がなく、観ている側としてもそれらが全部分かってしまうので、本来のSFを忘れてしまってた。 リメイク版「2199」もその轍を踏んではいるのだが、少なくともスタッフの側に「これはヤマトをベースにしたSFである」との認識はしっかりしていたようで、色んな所で遊びが見られ、そしてその遊びの部分を大真面目にやってくれている。その部分がとても心地良かった。 そしてそのフォーマットからも離れた本作では、本編の設定を下敷きに、より荒唐無稽で、よりこだわりの強い物語を構築した。 宇宙での航海の中で突然現れる地球と同じ惑星。そこで展開される観念的な物語。相いれぬ立場の敵同士の友情など、よく詰め込んだと感心できる物語展開である。しかもスタッフが本作を外伝的な位置付けであることをよくわかった上で作ってるものだから、細かい設定やこだわりが心地よい(舞台となる惑星の名前がシャンブロウ!これだけで人によって勝手にいろんな妄想をかきたてられる)。物語として特段優れた部分はないけど、なんだかとっても良い空間にいさせてもらった!と思えるような素敵な物語だった。。 2014年末には、実に骨太なSF作品としてノーラン監督による『インターステラー』(2014)が公開されたが、ほとんど同じ時に、アニメでもこんなSFが作られたことはとても嬉しいことだ。 そしてこの作品、外伝的な味付けとして、「ヤマト」だけでなく「銀河鉄道999」も参考にしてるようでもある。途中立ち寄った惑星で、タイムリミットの間に主人公たちが活躍し、惑星を救うなり滅ぼすなりしてるフォーマットは、まさしく「999」。こう言う外伝であればいくつも作ることが出来るだろう。「ヤマト」作るんだったら、別段地球の危機を絡めなくてもちゃんと物語は作れるということを証明出来たし、まだまだ「ヤマト」は終わらない。そう思わせてくれただけで充分。 少なくとも、これまで観てきた映画版『ヤマト』では最上の作品と言っておこう。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
| 宇宙戦艦ヤマト2199 第七章 そして艦は行く 2012 | |||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||
| 宇宙戦艦ヤマト2199 第六章 到達!大マゼラン 2012 | |||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||
| 宇宙戦艦ヤマト2199 第五章 望郷の銀河間空間 2012 | |||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||
| 宇宙戦艦ヤマト2199 第四章 銀河辺境の攻防 2012 | |||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||
| 宇宙戦艦ヤマト2199 第三章 果てしなき航海 2012 | |||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||
| 宇宙戦艦ヤマト2199 第二章 太陽圏の死闘 2012 | |||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||
| 宇宙戦艦ヤマト2199 第一章 遥かなる旅立ち | |||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||
| ラーゼフォン 多元変奏曲 2003 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
| 近未来。MUと呼ばれる異次元から現れた謎の敵により、東京は特殊な空間に封じ込められる。外界と時間の流れる速度すら異なる空間に、恋人の遙とも離れ離れになったまま、神名綾人は閉じこめられてしまう。3年後、綾人の前に紫東遙という女性工作員が現れ、彼を外の世界へ連れ出す。動き出した巨大な神像ラーゼフォンと共に… 実はテレビシリーズは私は未見なのだが、劇場版の本作を観ていくつか思うことがあった。 まず本作の脚本家の出渕裕という人物について。 この人はデザイナーとして20年ほど前から活躍してる人物であるが、他にも色々と活躍してる。漫画描いたり、エッセイを書いてたり(結構好きなんだよこの人のエッセイ)TV版「機動警察パトレイバー」ではシナリオなんかも書いてる。ただ、脚本家としては、実は私は全然評価してない。理由は、何というか、同族嫌悪というか…わかるんだよな。この人の脚本の指向性って。ある部分でもの凄く共感出来る一方、無茶苦茶ステロタイプというか…言ってしまえば、古い特撮好き、アニメ好きの人間が陥りやすい悪いところが全部出てしまってる。思い入れが激しく、生半可に囓った哲学や海外SFのイメージをとにかくぶちこんで。と言う奴…それを消化しきれてないままやるもんだから、話そのものがとても恥ずかしいものになる…つまり、私自身がそう言う嗜好を持ってるって事(笑) 当然ながらこの作品もまんまって感じ。 80年代初頭にアニメにはまった人間(つまり『ガンダム』に衝撃を受けた人間)が、そのまんま精進を重ねていったところ、『エヴァンゲリオン』を観てしまって、価値観を揺るがされてしまった。 それで、「よし。俺もやってみよう!」ってな感じで作ってみた。 詰まるところ、これは『エヴァンゲリオン』を再び80年代の価値観で再解釈して作ってみたって事になるだろう。小難しく考えるため、ストーリーは訳が分からなくなりがちで、しかも富野作品の洗礼をたっぷり受けてるもんだから、恋人を自分の手で殺すとか、無辜の人が残酷に殺されるとか…もうそのまんまじゃないかよ。 ラーゼフォンのデザインに関しても、デザインが神像っぽく(つまり顔を付けて)、ガンダムのようにトリコロールカラーを用いて、最後は主人公が同化する…70年代のアニメ(特に『勇者ライディーン』)と『ガンダム』や『マクロス』を始めとする80年代のアニメ、そして『エヴァンゲリオン』に代表される90年代のアニメ。全てを取り込んで、凄いオリジナリティが溢れていながら、全く逆にオリジナリティが感じられないデザインに… 様々な作品にインスパイアされて作ったと言うのは分かるんだけど、元ネタを消化せぬまま出してしまってるため、パクリとまでは言えなくとも、ごった煮っぽい作品になってしまってる。 ストーリーだって、要は無理矢理ロボットに乗せられてしまった普通の(と自分では思ってる)少年が、戦いに悩みながら徐々に力の使い方を覚え、様々な人間との交流を深めながら成長したり退化したり(?)していくってパターンで、全編に渡って悩みまくってるだけ。悩みの合間に戦いがあるから、爽快感もない。それに意味があるの無いのか分からない無茶苦茶細かい設定が全編に渡って展開する。最後は自分の使命を悟って…ってパターンもありがち。 肝心の物語について全然書いてなかったけど(笑)、ちょっと気になるところを。 ラスト。綾人は消え去ってしまうのだが、その際、恋人の綾に改竄された「思い出」をプレゼントする。最後までその思い出を綾は大切にしました。で終わるわけだが、偽の記憶を肯定的に捉えるって、これだけは凄いオリジナリティだな。ただし、すげえネガティヴな意味で(敢えて言うなら、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(1984)のあたるが最後にラムではなく無邪鬼の言うことを聞いたようなもんだろ?)。 いや、こう言うのは正直好みなんだ。だけど、だからこそ、そんなものを作ってしまった事を否定したい。この辺が非常に複雑な気持ち…変なカミング・アウト・レビューになってしまったが、ご容赦されよ。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||