10'12'29 | クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子 戯言遣い3
人間失格度合いをますます増してる主人公だが、生きるために払ってる犠牲が半端無く多くなってる気がする。全部巻き込まれてるだけなんだが、巻き込んだ方が大概不幸になってる。しかし、ここでのマンガの引用は凄いもんだ。糸遣いに「お前は山城拓也か?」とかいう相当マニアックな言葉もあったが。 |
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10'12'26 | はじめの一歩93
一種の板垣の野望編として描かれることになった。ただ前巻で一歩の努力がきちんと描かれていたのに対し、板垣の場合、ほぼ超人となってしまっていて、勝つのがわかってる試合を延々と見せられている感じになってしまった。巻数も随分進んできたことだし、脇キャラの扱いをもうちょっと減らして一歩に集中させた方が良くはないだろうか?快感度が非常に低い。 |
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10'12'24 | 銀河市民 (著)ロバート・A・ハインライン <amazon> 太陽系を遠く離れた惑星サーゴンで奴隷として買われた少年ソービー。その主人となったバスリムはこの星で乞食をしていたが、ソービーを奴隷ではなく養子として扱う。バスリムには何か秘密があることを感じ取るソービーだったが、彼を父として愛し、彼のために働くことが喜びとなっていった。だが、突然訪れるバスリムの死により、ソービーの運命は激しく動き出す。 一人の少年の成長を描いたSF作品。成り上がりもの作品として見るなら、確かに奴隷→乞食→商人→兵士→富豪という段階を次々に上がっていく楽しみがあるが、むしろ本作では“自由とは一体何か?”という問いかけが常にかけられている。一見不自由に見える立場の方が遥かに自由度は高かったり、何でも出来る立場というのは、意外にすることが定められていたり…良いSF作品は必ず何かしら考えさせてくれる。 |
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10'12'22 | 無きが如き (著)林京子 <amazon>
文芸調に溢れたなかなかの力作。長崎の原爆は色々と私にも関わってきてはいるのだが、やはりその感情というのは、当事者でないと分からないものなのかな? |
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10'12'17 | 激マン!2 (著)永井豪 <amazon> 連載開始したデビルマンは好調の内に話数を重ね、シレーヌの登場まで行った。だがこの作品の密度は半端ではなく、週刊4本のマンガを並行して描くことは無理と判断した。そして落としたマンガとは… 当時社会現象ともなり、大バッシングを受けたという「ハレンチ学園」を巡る騒動について本作は少し触れられている。最後は漫画家本人の人格攻撃にまで発展したということだが、これって丁度今の日本でやられてることとよく似ている。時代は繰り返すというか、よくぞこのタイミングで本作を描いてくれたというか。色々もの思う。 |
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10'12'16 | 灼眼のシャナ1 (著)高橋弥七郎 <amazon>
アニメにもなったラノベの第一巻。ただ、文学的な意味で言うなら、作風は雑そのものだし、文章もさほど上手いとは言いがたい。ただ、テンポの良い展開と設定は結構好み。これが流行ってる理由かな? |
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10'12'14 | のだめカンタービレ9 (著)二ノ宮知子 <amazon> あまりにも温度差のある演奏をしてしまったため、コンクールでは選外になってしまったのだめ。正月に帰った実家で、そのまま東京に帰る気を失っていた。 日本編の最終巻。これで一応千秋ののだめに対する気持ちもはっきりしたし、いつの間にかのだめの実家からは婿にされてしまっていた。 まあ、コメディなんだから、これくらいのことはやって然りか。あんまりにも少女漫画してるので、感想も書きにくい。 |
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10'12'12 | 北人伝説 (著)マイケル・クライトン <amazon> 実在したアラビアの使節イブン・ファドランの手記を元に、彼が何故ヴァイキングと知り合い、同行し、そしてどれだけ恐ろしい目に遭いつつ生還してきたか。10世紀の北欧を舞台とした冒険譚。 映画『13ウォーリア-』の原作。一応実在した人物を元にしたと言う事で、しかも一々丁寧に解説まで加えてくれてはいるが、果たしてどこまで本当なのか分からない。と言う作品。あくまで歴史家ではなく、SF小説家が書いた、冒険歴史絵巻となっている。まあ、あんまり面白くないんだけど。 |
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10'12'09 | DVD映画で楽しむ世界史 (著)大串夏身 <amazon> 歴史を扱った映画は数多く、今やDVDで手に入れることも出来る。それらを繰り返し観ることによってこそ知ることが出来る歴史を映画を通して紹介する。 たまたまここでも似たようなことをやっていて、何かの参考になるかと思って読んでみたが、実際はたいして役に立たず。とにかく著者の見識の甘さと映画そのものをまるで紹介していないのが致命的で、しかも歴史上の人物の間違いもいくつかあり。単に「lこんなれきしがありました。そしてこの映画でこれを扱ってます」で終わってる。もう一歩進めるにはどうすれば良いか、こんなもんに頼らずに自分で考えよう。 |
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10'12'08 | 月光条例11
物語を横断して様々なキャラ達が一堂に会するお話しで、いよいよクライマックスも近いのかも知れない。月光の過去に関しても、少しずつではあるが明らかにされていってる。 |
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10'12'04 | 空気枕ぶく先生太平記
著者にとって、この主人公ぶく先生は架空の人物であると同時に、そのモデルは明らかに自分自身。とんでもない自虐ネタが満載だった。特にぶく先生がオネエ言葉でまくしたてるシーンは思いっきり笑ってしまった。時にこういう笑える作品を読まないと駄目だな。 |
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10'12'03 | 都市と星
著者の初期作品に後年手を入れたと言う物語。とにかく発想力が半端じゃなく、良くこんな事を考えつくもんだ。と今読んでも感心しっぱなし。その分物語がややまとまりがないと言う事実はさておき。 |
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10'12'01 | のだめカンタービレ8 (著)二ノ宮知子 <amazon> ライジングスターオーケストラの初演は大成功のうちに終わった。しかし、それでも日本でやっていくしかないと半ば諦めの境地に至る千秋。そんな千秋に、のだめは一計を案じる。そしてそんなのだめにも転機が訪れようとしていた¨ これでとうとう千秋の飛行機恐怖症は乗り越えられた。あんまりにもあっけなくて唖然とするけど。一方、のだめの方もコンクールでオクレールと出会うというイベントも。これから話がどんどん進んでいく感じはあり。 |
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10'11'30 | 映画とロックンロールにおいてアメリカと合衆国はいかに戦ったか (著)樋口泰人 <amazon> 1970年代以降アメリカは“内なるアメリカ”なるものをいかに保持しようとしたか。それは映画とロックンロールに現れているという観点から、当時のいくつかの映画を通し、いかにアメリカなるものを映画は描いてきたについて著者なりの考察を述べた作品。 いくつかの点において、特にインディペンデント映画について色々と参考にはなった作品だが、私の読解力の浅さのせいか、本書を通して描かれているはずの“アメリカ的”なものが今ひとつピンと来なかった。私にとっては映画観る上でのテーマの一つなんだけどなあ。 |
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10'11'26 | カラフル
原恵一監督によるアニメ映画カラフル(2010)原作。映画観た後で小説読んでみたが、はっきり映画は上手く作った。と言った感じ。勿論元が良いから映画が良くなったのは間違いないのだが。 |
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10'11'24 | アオイホノオ5
痛々しくも熱いオタクを描き続けてきた本作だが、この巻に関しては、これまでの中で最も生ぬるく、そしてある意味最も痛々しい話になってる。何せ一巻まるまる主人公は自動車の教習に通っているだけ。しかもそれと対比するかのように、どんどん周囲の人間がプロに認められていくのが並行して描かれていくのがとても痛々しい。でも教習所での事は私も覚えがあるんだよな。あの頃はほんとに厳しかった。 ところで今巻で重要人物として“のーてんき”こと武田康廣と澤村武伺が登場。ちゃっかりテンガロンハットをかぶっているあたり、いかにも狙ってる感じ。 |
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10'11'23 | エブリブレス (著)瀬名秀明 <amazon> 15歳の夏。“世界の果て”を見せてくれたトシオ先輩との思い出を胸に力強く生きている杏子。丁度ネット世界に出来た“ブレス”という仮想空間の中に自分の分身を作ってみたところ、その世界にはトシオが描いた自分の絵があった… 不思議な感じのSFというか、ちょっとだけ現実からずれた不思議な物語。これという盛り上がりがないまま終わってしまう。ただ、92年という年月を祖母、母、娘の3人の女性の風景を切り取って描いていると言うことで、一風変わった物語にはなってる。読後感がすっきりしてるので、ちょっとだけ不思議な物語を読みたいという人にはお薦めできる。 |
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10'11'21 | トム・ゴードンに恋した少女
少女版「ジェラルドのゲーム」と言った風情で、この二冊には色々と共通項が見受けられる。著者自身にとって、誰もいないところに放り出されるというのが、そのままホラー的な描写になってるのかも知れない。 |
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10'11'19 | 映画の記号論 (著)Yu.M.ロトマン <amazon>
ロシア人による記号論という面白い著作だが、その分知らない映画が随分出てくる。記号論とは、やっぱり遡ればエイゼンシュタインになってしまうのか?でもそれだけで語れないのが映画というものだとも思う。 |
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10'11'18 | 西原理恵子の人生画力対決2
漫画家にとっては恐ろしく失礼な企画だと思うのだが、だからこそ読んでる方は笑えると言う、ある種怖いもの見たさの作品。特に漫画界のアンタッチャブルとも言われる松本零士まで呼んでしまうと言う太っ腹には感服。まさかの24年組から竹宮惠子が出てきたり、著者にとっては宿敵とも言える浦沢直樹との対決まであって、とにかく見所たっぷり。ニヤニヤしながら読むことが出来る。 |
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10'11'16 | ねじの回転 デイジー・ミラー
ねじの回転:ある女性の手記に描かれる恐ろしい風景。家庭教師として田舎の屋敷に招かれた彼女はそこでマイケルとフローラという兄妹の勉強を見ることとなった。とても聡明な二人だったが、どこか奇妙な部分を感じさせて… 古典ホラー映画回転(1961)の原作。文学作品として確かに面白いが、しかしやっぱり映画のイマジネーションの方に軍配が上がるな。改めて映画の面白さを再認識させてくれた。 |
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10'11'14 | のだめカンタービレ7 (著)二ノ宮知子 <amazon> 卒業した千秋は新しいオーケストラを組み、その練習に余念がなかった。一方今度は卒業を控えることになったのだめは担当教官が馬の合わない“ハリセン”江藤となり、その厳しいレッスンにメゲ気味。 そんな二人の新しい日常を描く。 展開してそうでしていない話。前巻の千秋のトラウマも少し出ているが、あくまで二人が新しい日常に溶け込もうとしているところまで。とりあえずは千秋の新しいオーケストラがものになるかならないか。というところの途上といったところ。 |
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10'11'11 | 映画館の入場料金はなぜ1800円なのか
なんとなく当たり前と思ってることも、ちゃんと理由があって今の形になっている。なんとなく分かってるつもりになっていても、いざ説明されてみると、なるほどよく分かることも多い。法律と興行の微妙なシステムによって映画館も今の形になってるのだな。でも、理屈が分かると、今度は逆にもっと安くできるはずだと考えてもしまう訳だが。 |
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10'11'05 | のだめカンタービレ6 (著)二ノ宮知子 <amazon> いよいよ卒業間近。将来を嘱望される千秋ではあるが、やはり飛行機恐怖症は治っておらず、日本に残るしかない。日本で一体何ができるのか。悩 む千秋。一方、能天気にも音楽を辞め、保育園の先生の道に踏み出そうとしているのだめ。それぞれの道を踏み出し始めたSオケの面々。さまざまな人間模様が 描かれていく。 大学編の終了。そろそろ千秋にとって鬼門である飛行機恐怖症が重くのしかかり始めている。この巻の後半では千秋の実家(というか伯父の家)での出来事が綴られていくが、これは伏線のためかな? |
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10'11'02 | 忘レ愛 (著)清涼院流水 <amazon> “わたし”マナ16歳の夏。最愛のユウトを突然の事故で失ってしまった。茫然自失の“わたし”を周囲の友達や母は気遣ってくれるが、一生愛していこうと心に決めたユウトの喪失はあまりに大きかった。そんな“わたし”の携帯に、一日一通のメールが届く。その送り主の名はユウトと言った… 推理小説家の著者が描く、超自然的な要素を加えた純愛作品。これが純愛作品だと分かるまで、つまり落としどころが分かるまで、サスペンスなのかホラーなのか、今ひとつジャンルが定まらず、どういうところに持っていくの?と思って結構面白かった。そう言う意味では終わり方は大変意外だったとも言える。 |
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10'10'31 | のだめカンタービレ5 (著)二ノ宮知子 <amazon> 学園祭目前にして、仮装コンサートをやるということで盛り上がっているSオケ。だが、千秋はシュトレーゼマン指揮のAオケでラフマニノフのピ アノを弾くことになっていた。意外にも厳しいシュトレーゼマンの指導の下、自分のピアノを弾く課題を課せられる千秋。そして特別編では千秋とヴィエラの師 弟関係がいつできたのかが描かれる。 ピアノに関しても才能を発揮する千秋が描かれる話。そういえばこれはドラマのほうではあったか?一応ようやくといった感じでのだめの方も多少描かれるが、なんか一度千秋と連弾したら、すっきりしてしまった感じもある。のだめの音楽の情熱ってその程度? |
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10'10'29 | ロコ!思うままに
大体においてあまり関連性のない短編集だが、これらを貫いて「ロックとは何だ?」という思いが溢れている作品群となっている。結論じみたことも書かれているのもあるが、著者が常に問いかけていることを書き綴ったのだろう。 |
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10'10'27 | バクマン。10 (原作)大場つぐみ (画)小畑健 <amazon>
ほとんど苦しいだけで終わってしまった9巻から、ついに新しい作品を生み出すに至るまでを描いた話。やっぱり二人の苦しみも描かれてはいるが、これまでの話の中で最も楽しく読めた。やっぱり何かを自分達で生み出す瞬間というのは、これ読んでいての醍醐味だろう。 |
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10'10'26 | ずっと、スタンド・バイ・ミー(下) フルメタル・パニック!21
12年という年月の総決算が描かれる話なのだが、最終巻の本作は完全なるストレートストーリー。あまりにも直球過ぎてあっけなく終わってしまったが、総決算というのだから、これくらいで良いのかも知れない。著者には本当にお疲れ様。と言っておこう。 ただ、生きていてはいけない人物までいたのはやり過ぎ。これだからライトノベルは馬鹿にされるんだ。 |
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10'10'22 | ハリー・ポッターと死の秘宝 下 ハリー・ポッター7
いよいよ最終巻。これまでの鬱憤を晴らすかのようにアクション中心となった本作。最後のオチとして分霊箱が6つではなかったというのは、一巻から始まる壮大な伏線にもなってた。ただ、後半詰めすぎた感もあり、もうすこしバランス良く描いてくれてれば。とは思う。 |
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10'10'20 | のだめカンタービレ4 (著)二ノ宮知子 <amazon> シュトレーゼマンの半ばわがままで長野までコンサート旅行に行くことになってしまった千秋以下一行。だが、そこでのオーケストラのレベルの高 さにのだめ、峰は自信喪失状態。一方、またしても肝心なところで逃げたシュトレーゼマンの代役で、練習とは言え、指揮棒を振るうことになってしまった千 秋…。今巻ではのだめの幼少時代のエピソード「リカちゃん先生の楽しいバイエル」を巻末に収録する。 むちゃくちゃなシュトレーゼ マンに付き合わされているうちに、いつの間にか指揮者として様になってきた千秋と、やっぱり相変わらずの面々の物語。なんか作者はのだめの方の物語をそろ そろ動かしたくなってきた感じ。そういえばこの物語はドラマのほうではなかったか、あるいはあっても見逃したかしたようだ。結構新鮮。 |
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10'10'19 | 重力の井戸の底で 機動戦士ガンダムUC6
バナージとリディ二人の視点で描かれる「ガンダム」正伝の物語。立場によって正義は変化し、殺し合いをしていたもの達が次の瞬間手を結び、一緒に戦った戦友に銃を向ける。残酷な設定と、いくら離れていても常に遭遇してしまう主人公達。バランスはなかなかに面白い。 |
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10'10'16 | アステロイド・マイナーズ1
幸村誠の「プラネテス」を、よりリアルな生活で描いたような作品だが、こんなもんをさらっと描いてしまう著者の力量には改めて感服。話の一つ一つがきちんと科学的に裏打ちされているし、物語としてもきちんと成立している。まあ、ちょっとだけ著者の毒気は薄まっているが、ある程度真面目な作品なので、それは仕方ないところだろう。 |
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10'10'14 | 狼と香辛料5
本作の最大の見所はロレンスとホロの掛け合いだろう。最初純情そのものと言った感じで老練なホロに翻弄されっぱなしだったロレンスがいつの間にか対等に近い会話をしている。しかし、その成長こそが別れを早めることに。なかなか複雑だ。 |
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10'10'13 | ||||||||||||||
10'10'12 | おサケについてのまじめな話
著者の夫はアル中で、それが元で離婚したと本人もマンガで描いていたのだが、そこに至るまでどれだけ苦労していたか。実際著者のマンガずーっと読んでいたけど、全く分からなかった。丁度この被害の真っ最中に「毎日かあさん」の連載…って、著者はもの凄いな。改めて敬服仕った。 |
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10'10'08 | 新仮面ライダーSpirits3
アマゾン編が完結。前に登場したキャラや、現存の人間達を上手く使い物語を回収している。いい具合に話が終わってくれた。そして話はスーパー1編へと入っていく。残っている組織はショッカー、ドグマ、新ドグマ、そしてデルザーだけになったが、はてさて物語はどういう風に転んでいくやら。 |
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10'10'06 | オーメン (著)デヴィッド・セルツァー <amazon> イギリスの外交官ソーン夫妻の間に一人の男の子が誕生した。それが死産だったと聞かされたソーンは医師の薦めで養子を迎えることにした。ダミアンと名付けられたその子は、しかし巨大な陰謀の一部であった。何も知らず我が子を慈しむソーンだったが… 脚本と同時に書き下ろされたという映画原作で、映画の雰囲気はよく出ている。ただあまりに映画そのものだから(当たり前だが)、映画観ればそれでお終いという話もある。上手いのは上手いと言えるんだが、小説なりの売りが足りない。 |
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10'10'02 | はじめの一歩93 (著)森川ジョージ <amazon> “天才児”ウォーリーの前になすべの無いように見えた一歩。だが、試合途中、突然ウォーリーが失速してしまう。ギリギリの中で戦い続ける一歩とウォーリーだが… ウォーリーと一歩の試合が終了。いつも通りの逆転劇で、落ち着くべきところに落ち着いた感じ。いつものパターンでも、かなり安心して読むことが出来た。後半は板垣を中心としたA級の試合となるが、これって結構長く続きそうな感じだな。一歩の次の試合まで一体何巻かかるかな? |
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