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_(書籍) _(書籍) |
2015 | 2'27 死去 | ||||||||
2014 | |||||||||
2013 | スター・トレック イントゥ・ダークネス 出演 | ||||||||
2012 | バード・ストーリー 出演 | ||||||||
2011 | トランスフォーマー ダークサイド・ムーン 出演 | ||||||||
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2010 | |||||||||
2009 | スター・トレック 製作・出演 | ||||||||
2008 |
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2007 | |||||||||
2006 | |||||||||
2005 | リンガーズ 〜ロード・オブ・ザ・ファンズ〜 出演 | ||||||||
2004 | |||||||||
2003 | |||||||||
2002 | |||||||||
2001 | アトランティス 失われた帝国 出演 | ||||||||
MIND MELD スタートレックの秘密 出演 | |||||||||
2000 | |||||||||
1999 | |||||||||
1998 | ブレイブ・ニュー・ワールド/恐るべき理想郷 出演 | ||||||||
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1997 | トレッキーズ スター・トレック万歳! 出演 | ||||||||
1996 | |||||||||
1995 | 新ボナンザ〜カートライト一家の絆〜 出演 | ||||||||
1994 | ホーリー・ウェディング 監督 | ||||||||
1993 | |||||||||
1992 | タイタニック/深海に沈む真実 ナレーション | ||||||||
1991 | スター・トレックVI/未知の世界 製作総指揮・出演 | ||||||||
1990 | ベイビー、ウォンテッド! 監督 | ||||||||
1989 | スター・トレック5 新たなる未知へ 出演 | ||||||||
1988 | 情熱の代償 監督 | ||||||||
1987 | スリーメン&ベビー 監督 | ||||||||
1986 | スター・トレック4 故郷への長い道 監督・原案・出演 | ||||||||
1985 | トランスフォーマー ザ・ムービー 出演 | ||||||||
フェアリー・テール・シアター/アラジンと魔法のランプ 出演 | |||||||||
1984 | スター・トレック3 ミスター・スポックを探せ! 監督・出演 | ||||||||
1983 | |||||||||
1982 | スター・トレック2 カーンの逆襲 出演 | ||||||||
1981 | 超常体験ミステリーワールド 出演 | ||||||||
1980 | |||||||||
1979 | スター・トレック 出演 | ||||||||
1978 | SF/ボディ・スナッチャー 出演 | ||||||||
1977 | |||||||||
1976 | |||||||||
1975 | |||||||||
1974 | マンバサ病原体・禁断の都市/消えた実験動物の恐怖 出演 | ||||||||
1973 | スタートレック まんが宇宙大作戦<TV> 出演 | ||||||||
1972 | 刑事コロンボ 溶ける糸 出演 | ||||||||
ザ・オカルトハウス/対決!超能力の男vs悪魔の化身 出演 | |||||||||
スパイ大作戦(7th)<TV> 出演 | |||||||||
1971 | マーベリックの黄金 出演 | ||||||||
スパイ大作戦(6th)<TV> 出演 | |||||||||
1970 | サブマリンジャック/史上最大原子力潜水艦乗っ取り 出演 | ||||||||
スパイ大作戦(5th)<TV> 出演 | |||||||||
1969 | スパイ大作戦(4th)<TV> 出演 | ||||||||
1968 | スパイ大作戦(3rd)<TV> 出演 | ||||||||
1967 | スパイ大作戦(2nd)<TV> 出演 | ||||||||
1966 |
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1965 | |||||||||
1964 | |||||||||
1963 | |||||||||
1962 | |||||||||
1961 | |||||||||
1960 | |||||||||
1959 | |||||||||
1958 | 脳を喰う怪物 出演 | ||||||||
1957 | |||||||||
1956 | |||||||||
1955 | |||||||||
1954 | |||||||||
1953 | |||||||||
1952 | |||||||||
1951 | |||||||||
1950 | |||||||||
1949 | |||||||||
1948 | |||||||||
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1946 | |||||||||
1945 | |||||||||
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1932 | |||||||||
1931 | 3'26 マサチューセッツ州ボストンで誕生 |
タイトル | |||||||||||||||||||||||
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スリーメン&ベビー 1987 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ニューヨークでシャアハウスで気楽に暮らすピーター(セレック)、ジャック(ダンソン)、マイケル(グッテンバーグ)という三人の男たち。仕事も夜の生活も絶好調の三人だが、ある日マンションの前で赤ん坊が捨てられていた。そこにあるメッセージカードには三人と関係を持っていたシルヴィアの名前があった。この赤ん坊が三人のうち誰かの子であると推測した三人は、この子を育てねばならなくなるのだが… 1985年のフランス映画『赤ちゃんに乾杯!』のハリウッドリメイク。ロングランヒットを果たし、1987年全米興行成績4位。1988年全米興行成績6位。 80年代中頃にはフランス映画のハリウッドリメイクが流行ったが、その中で最も成功したのが本作となる。 そしてその監督に選ばれたのがミスター・スポックことレナード・ニモイである。 出来を言うならば、オリジナル版がきちんとアメリカナイズされている感じで、雰囲気や引用などもうまく翻訳できていると思う。 フランス映画をハリウッドでリメイクすると失敗する事が多い。オリジナルの監督を連れてくると、単にセットが豪華になっただけの同じ話になってしまうし、さりとてアメリカ人監督にリメイクさせると翻訳を失敗して眼の当てられないものになることも多い。 その理由はいくつも考えられるが、それはフランス映画の恋愛観とアメリカ映画の恋愛観が異なるからだと思える。 女好きな男という意味ではフランスとアメリカには差がある。 言うなればそれは人として人とのつながりを求めるフランスと、“男は男らしく”生きることを目的とするアメリカと言い表すことが出来るかと思う。 具体的に言うならば、フランス映画の恋愛というのは、お互いの気持ちのつながりの方が先にあって、行為は付随するもの。手をつなぐだけで性的関係を匂わすことが出来る。一方アメリカ映画、特に80年代以前だと、お互いにマウントを取り合い、組み敷くという行為が重要になる。 よって恋愛観にギャップが生じてしまう。そのギャップを何かで埋めないと文化の違いだけが見えてしまい、話が面白くなくなる。 ニモイ監督はそこで埋めるものとして、コミカル性を高めた。テンポの良い“笑い”で埋めたのが本作の面白さと言えるだろうか。 だからアメリカ人にはあまり受け入れられないようなフリーセックスを描いていながら、ちゃんとあるべき所に着地できている本作は非常にバランスに優れている。その意味でも監督の巧さは光る作品だ。 正直、『赤ちゃんに乾杯!』であれ本作であれ、観た当時はピンとこなかったんだが、それは結局日本的価値観から出られなかったからかとも思えている。映画も数観りゃ国毎の雰囲気も見えてくる。今にして、やっと本作の面白さが分かってきた。 元はオリジナル版のコリーヌ・セローが監督する予定だったそうだが、フランスとシステムが全く異なるハリウッドのスタッフに腹を立ててしまい帰国してしまったため、アメリカ人監督を探し、コリン・ヒギンズ、マーク・ライデル、アーサー・ヒラーの三人に監督依頼がなされたが、全員に断られてしまい、そこでレナード・ニモイに話が回ってきたのだとか。 ニモイは丁度一年前に『スター・トレック4 故郷への長い道』がヒットしたこともあり、コメディなら彼という機運が高まっていたからだろう。 |
スター・トレック4 故郷への長い道 1986 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1986米アカデミー撮影賞、作曲賞、音響効果編集賞、録音賞 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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無断で発進した上にエンタープライズ号を破壊してしまったカーク(シャトナー)はその引責で地球に召還されるが、折しも地球を謎の生命体が襲った。彼等の発する言語とコンタクトの取れる生物は既に死滅したザトウクジラだけと知ったカーク達は1986年の地球へタイム・トラベルを決行。ロスに到着したカークらはカルチャー・ショックを受けつつも、ザトウクジラの捕獲作戦を敢行するが… 1986年全米興行成績4位。3に続いてニモイが監督。3の直後から話が始まり、軍機違反を犯したエンタープライズ乗組員がいかに再び軍に迎え入れられるかが描かれていく。シリーズでは最高の興行成績を記録する。 2以降ここまでは時空列がつながっており、『スター・トレック2 カーンの逆襲』(1982)、『スター・トレック3 ミスター・スポックを探せ!』(1984)と続けて観るべき作品。タイムスリップを題材に、まるでTVシリーズの拡大版を見せられた感じで、それはそれでいいのか?とも思うけど、この妙なコミカルな演出はどうも好きになれなかった。全般的な評価は高いんだけど。それに次作ではしっかり復活するエンタープライズ号が出てこないってのもなあ…狙ってのことだろうか? キャラクタの描写なんかは結構面白いんだけど(カークやマッコイのずれっぷりや、クジラと精神感応を試みるスポックとか)、話自体は大変面白いのだが、それに知的生命体としてクジラを捉えたことで、どうも捕鯨反対運動に一役買おうとしたっぽい政治的な部分がなんだか受け入れられなかった。単なる好みの問題か? |
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別冊映画秘宝スター・トレック完全読本(書籍) |
スター・トレック3 ミスター・スポックを探せ! 1984 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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宿敵カーンとの戦いで親友スポック(ニモイ)を失ったカーク提督(シャトナー)はショックが隠せなかった。折しも老朽化したエンタープライズ号の廃艦処分が聞かされる。カークは地上任務に回され、ショックを乗り切ることが出来なかったドクター・マッコイ(ケリー)は精神病院に入院することになった。そんな時、カークはスポックの父サレックの訪問を受け、バルカン人の秘密を教えられる。地上が生物生産工場となっていた惑星ジェネシスで、もしスポックの一部が残っていれば、肉体は復活できる。更にスポックが死ぬ前に精神交流を行ったカークがいるなら、精神の復活も可能だという。カークはクルーを集め、廃艦寸前のエンタープライズ号を乗っ取り、惑星ジェネシスへと向かう…。 1984年全米興行成績7位。スポック役のニモイが初監督を飾った作品としても知られる。 前作『スター・トレック2 カーンの逆襲』(1982)で衝撃のラストを飾っておいて…まさかこれかよ!完全に余韻ぶちこわし。多分これで更なる続編が作れるって事で製作決定したんだろうけど、これはつなぎだな。 スポック役のニモイ本人が監督までやってるけど、結局なんだ。スポックを殺したくなかっただけ? 物語そのものもご都合主義の嵐…いや、シリーズ全体がそうだという話もあるが(笑)。エンタープライズ号の扱いは『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(1978)だったし、ニモイ監督、ひょっとしてあらかじめこれ観てた? 特撮技術は結構高く、安っぽくはあっても炎の中で成長するスポックの姿は結構面白かったんだけど、やっぱりなあ。私の中では2でシリーズ終わってたからなあ。 本作でメジャー監督デビューを果たしたニモイだが、本人が演じたくないスポックを再び演じさせる為のボーナスだとも言われ、当然ながら製作側では相当に揉める。スポックが生き返ったのと引き換えにエンタープライズが破壊されてしまう。 ナカノは劇中チビ呼ばわりされたことを相当に根を持ったとも言われる。 |
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別冊映画秘宝スター・トレック完全読本(書籍) |