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ベン・アフレック
Ben Affleck

Ben Affleck
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鑑賞本数 合計点 平均点
書籍
著作
グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち―シナリオ対訳(書籍)

_(書籍)
2023 AIR エア 監督・製作・出演
2022 底知れぬ愛の闇 出演
2021 ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット 出演
僕を育ててくれたテンダー・バー 出演
2020 マクマホン・ファイル 出演
2019 トリプル・フロンティア 出演
CITY ON A HILL/罪におぼれた街(1st~3rd)
<A> <楽> 製作総指揮
2018
2017 ジャスティス・リーグ 出演
2016 夜に生きる 監督・製作・脚本・出演
ザ・コンサルタント 出演
スーサイド・スクワッド 出演
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 出演
インコーポレイテッド
<A> <楽> 製作総指揮
2015 ある大邸宅の結婚狂想曲 製作総指揮
2014 ゴーン・ガール 出演
2013 ランナーランナー 出演
2012 アルゴ 監督・製作
トゥ・ザ・ワンダー 出演
2011
2010 ザ・タウン 監督・脚本・出演
カンパニー・メン 出演
2009 シンディにおまかせ 出演
そんな彼なら捨てちゃえば? 出演
消されたヘッドライン 出演
2008
2007 ゴーン・ベイビー・ゴーン 監督・脚本
スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい 出演
2006 クラークス2/バーガーショップ戦記 出演
男と女の大人可愛い恋愛法則 出演
ハリウッドランド 出演
2005 The FEAST/ザ・フィースト 製作総指揮
2004 世界で一番パパが好き! 出演
恋のクリスマス大作戦 出演
2003 ジーリ 恋は雨模様 出演
ペイチェック 消された記憶 出演
デアデビル 出演
2002 夏休みのレモネード 製作
チェンジング・レーン 出演
トータル・フィアーズ 出演
2001 恋の方程式 あなたのハートにクリック2 製作総指揮・出演
ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲 出演
パール・ハーバー 出演
2000 ヨセフ物語 〜夢の力〜 出演
マネー・ゲーム 出演
偶然の恋人 出演
レインディア・ゲーム 出演
1999 ドグマ 出演
恋は嵐のように 出演
1998 ファントム 出演
200本のたばこ 出演
恋におちたシェイクスピア 出演
アルマゲドン 出演
1997 グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち 脚本・出演
インディアナポリスの夏/青春の傷痕 出演
チェイシング・エイミー 出演
1996
1995 モール・ラッツ 出演
グローリー・デイズ〜旅立ちの日〜 出演
1994
1993 バッド・チューニング 出演
1992 青春の輝き 出演
バッフィ/ザ・バンパイア・キラー 出演
1991 ガラスの絆 出演
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972 8'15 カリフォルニア州バークレーで誕生

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AIR エア
Air
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デヴィッド・エリソン
ジェシー・シスゴールド
ジョン・ワインバック
ベン・アフレック
マット・デイモン
マディソン・エインリー
ジェフ・ロビノフ
ピーター・グーバー
ジェイソン・マイケル・バーマン
デイナ・ゴールドバーグ
ドン・グレンジャー
ケヴィン・ハロラン
マイケル・ジョー
ドリュー・ヴィントン
ジョン・グレアム
ピーター・E・ストラウス
ジョーダン・モルド(製)
アレックス・コンヴェリー(脚)
マット・デイモン
ベン・アフレック
ジェイソン・ベイトマン
クリス・メッシーナ
マーロン・ウェイアンズ
クリス・タッカー
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マシュー・マー
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グスタフ・スカルスガルド
バルバラ・スコヴァ
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ダン・ブカティンスキー
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★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 1984年。業績不振のナイキのバスケットボール部門を立て直すようスカウとされたソニー・ヴァッカロ(デイモン)は、起死回生の策に出る。それは才能ある高校バスケットプレイヤーのマイケル・ジョーダンに専用シューズを履いてもらい、それを売りにしようと言うのだ。これまでどの会社もやったことのない、のるかそるかの決断を下したCEOのフィル・ナイト(アフレック)から許可をもらい、マイケルの母デロリスと交渉を始めることになるが…

 事実を再現する映画ジャンルは廃れることなく、それこそ映画の誕生から今まで数多くの実録ストーリー映画は作られ続けている。ただ基本的に創作なのだから、当然作り手の思いが込められることになる。その思いを受け止めるのが面白い。それは例えばデイモンが前に演じた『フォードvsフェラーリ』(2019)では、通常であれば悪人側にあるはずのフォード側に重点を置いて作ったが、それでもちゃんと美談のように作られている。企業倫理に従うなら、善悪とは売れた側にあるので、卑怯な手を使ったり、業界そのものの危機を招く行為をしながら一企業の儲けを上げるとか、どう見ても全体的にはマイナス行為をしてもそれを成功として描く事が出来るから。
 さて本作はどうだろうか。一見これは美談のように見える。低迷したナイキが起死回生の手段を講じたことで業界トップに躍り出るという、ある種の奇跡の実話だから。しかし業界の慣例を破ったことにより、ヒーローとなるプレイヤーに莫大な金を掛けることになり、更にレアシューズの高騰によって経済にも多大な影響を与えていくことになった。一社が極端な儲けを出す構造が誕生したことで、たかが靴の一つで経済的政治的に大きなマイナスの影響を与えてしまったという事実も併せ持つ。
 そのため見方によってはソニーとフィルがやってることは悪にもなる。その事を充分分かった上で、これを美談として作り上げた脚本は面白い(それが自覚的なのは、ちゃんと劇中その事を語ってることから分かる)。
 スポーツを題材にしているくせにアクションシーンはほとんどないため、ストーリーは大部分会話と人間の存在感に負うところが多いのも特徴。ドラマチックな演出も多々あるが、その大部分は会話によるものである。会話のキャッチボールと緊張感の演出が良く、ぐいぐい見させてくれる。
 配役も良し。特にデイモンがこれまで演じてこなかった中年太りと小市民的な欲望を出しているところ、微妙なリアリティがあった。全般的に細かいところまで目が行き届いていて、ちょい役もちゃんとキャラクターとして立たせているので、一々感心出来る配役だった。監督自身がナイキの社長も演じてるが、これは本当に出てるだけで充分。こう言っちゃなんだが、微妙な演技が必要な役は無理だと自分でも分かっているのか、決断だけする役を演じたのは見事な正解。

 あと、これは極めて個人的なことだが、私は一度だけアメリカに行ったことがあって、その時オレゴン州のポートランドに滞在していた。画面に出てきた山(Mt.Hood)を観た瞬間、まさにこの作品の舞台がオレゴン州というのがぱっと分かったのがなんか嬉しかった。あの山の麓のレストランで食べたんだよ。思い出深い。
製作年 2023
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原作
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アルゴ
2012米アカデミー作品賞、脚色賞、編集賞、助演男優賞(アーキン)、作曲賞、音響賞
2012英アカデミー作品賞、監督賞、編集賞、
主演男優賞(アフレック)、助演男優賞(アーキン)、脚色賞、作曲賞
2012
日本アカデミー外国作品賞
2012LA批評家協会脚本賞
2012
シカゴ映画批評家協会作品賞、監督賞、編集賞、作曲賞、脚色賞
2012ゴールデン・グローブ作品賞、監督賞、
助演男優賞(アーキン)、脚本賞、音楽賞
2012放送映画批評家協会作品賞、監督賞、
助演男優賞(アーキン)、アンサンブル演技賞、脚色賞、編集賞、音楽賞
2012セザール外国映画賞
2012
キネマ旬報外国映画第6位
2012報知映画作品賞海外部門
2012
サテライト作品賞、監督賞、脚色賞
2012AFIベスト
2012
オーウェン・グレーバーマンベスト8位
2012リサ・シュワルツバウムベスト5位

2012ロジャー・エバートベスト1位
2013
MTVムービー・アワード男優賞(アフレック)
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グラント・ヘスロヴ
ベン・アフレック
ジョージ・クルーニー
デヴィッド・クローワンズ
ニーナ・ウォラースキー
クリス・ブリガム
シェイ・カーター
グレアム・キング
ティム・ヘディントン(製)
クリス・テリオ(脚)
ベン・アフレック
ブライアン・クランストン
アラン・アーキン
ジョン・グッドマン
ヴィクター・ガーバー
テイト・ドノヴァン
クレア・デュヴァル
スクート・マクネイリー
ケリー・ビシェ
クリストファー・デナム
カイル・チャンドラー
クリス・メッシーナ
タイタス・ウェリヴァー
シェイラ・ヴァンド
マイケル・パークス
ロリー・コクレイン
ジェリコ・イヴァネク
キース・ザラバッカ
ボブ・ガントン
リチャード・カインド
リチャード・ディレイン
オミッド・アブタヒ
ペイジ・レオン
マット・ノーラン
J・R・カシア
ロブ・ブラウンスタイン
デヴィッド・サリヴァン
ジョン・ボイド
スコット・アンソニー・リート
エイドリアン・バーボー
リンゼイ・ギンター
テイラー・シリング
ジェイミー・マクシェーン
マシュー・グレイヴ
クリストファー・スタンリー
フィリップ・ベイカー・ホール
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 1979年11月。イランのアメリカ大使館が民衆によって占拠され、52人の職員が人質にされた。その際、裏口から6人の職員が秘かに脱出し、カナダ大使の私邸に逃げ込んでいた。もし彼らが見つかった場合、公開処刑に処されてしまう。アメリカ側としては公的に手を出せない状況にあり、アメリカは八方ふさがりの状況に追い込まれてしまった。CIAの人質奪還の専門家トニー・メンデス(アフレック)は、荒唐無稽なある計画を練り上げる…
 『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』(1997)で、役者としてのみならず脚本家として鮮烈なデビューを飾ったマット・デイモンとベン・アフレック。ただし、友人としても仲の良いことで知られるこの二人の以降のフィルモグラフィは随分違っていた。役者として順調にキャリアを積み、今や押しも押されぬハリウッドのトップスターとなったデイモンに対し、役者としてはやることなすこと上手くいかず、すっかりラジー賞常連となってしまったアフレック。こう言っちゃなんだが、明らかに顔の良さだったらアフレックの方が上だと思うのだが、どこでこんなに違ってしまったんだろう?と思うこともしばしばだった(もちろん顔が問題ではないのだが)
 しかし、本作を観て明らかなのは、アフレックに関しては、役者としてのみ考えてはいけない人だったということ。いやむしろ役者ではなく、監督として、脚本家として一級品ということが本作で分かった。
 まずこの作品、着眼点が素晴らしい。これは実際に行われた作戦が物語の元になってるそうだが(私は記憶がない)、こんな馬鹿げた作戦が大真面目に行われていたという事実にまず呆れる。「事実は小説よりも奇なり」とは良く言ったもんだが、それを真面目に映画作りしようとした時点で半分は成功した。
 この素材をコメディタッチで作りたがる監督はそこそこいるかもしれない。素材自体が面白いので、そのほうが客を呼べるだろうから。政治家を皮肉って、真面目な取り組みを揶揄するのは、映画の大切な要素でもある。多分その欲求は高かっただろうが、あくまでこれを真面目に描くことにって、この無茶苦茶な作戦を大切なアメリカ史の一コマとして位置付けてみたのだ。
 映画監督として、受けよりも一本の映画の完成度を徹底して上げていこうとした姿勢に頭が下がるし、それが出来た時点で、よくここまで自分を抑えて作ったものだと感心できる。本作の質の高さは、監督のこの自制心にこそある。
 エンターテイメント性よりも映画の質にこだわり、しかもきっちりエンターテイメントさせている。80年代という時代の雰囲気を全編を覆う緊張感を途切れさせる事なく物語を展開させ、最後は一気呵成に物語を引っ張る。
 これだけのことを一本の作品に詰め込むには相当な実力がないと出来ないのだが、アフレックはそれに叶うだけの実力を持っている。少なくとも本作はそのことを証明してみせた。たいしたもんだ。2012年のアカデミーではアフレックは監督賞にはノミネートもされなかったが、私としては作品賞よりも監督賞をあげたくなった。

 それで出来の方だが、これまでの論点とは矛盾するのだが、話が固いのがちょっと気になるところ。せっかくの素材を活かしきれてないのではないか?とも思える。それこそが売りなのは分かるけど、観てる側としてはもうちょっとコミカルな部分があった方が良かったような気にもなる。真面目なところはアフレックに任すとしても、折角のグッドマン&アーキンのコンビをコメディリリーフとして起用したのだから、そっちを上手く活かしていけば良かったな。
 そのアフレックについてだが、救出劇のプログラムを作った人物と実務が一緒ってのは無理がないか?実際にその通りだってなら、それはリアリティだろうけど、むしろとんでもない作戦を立てたのは別人で、実務部隊としての主人公が頭抱えてぼやきながらミッション行ってるって風にした方が物語的にははまったんじゃないだろうか?
 それに、これを言っては元も子もないが、やっぱりアフレック、役者としては今一つ。もっと役に合った役者はいくらでもいたものを。その辺もっと注意すれば、大変素晴らしい作品になったようにも思える。

 最後に流れる音声はカーター大統領のスピーチ。全体的に大統領の出番はほとんどなかったのも特徴的。
製作年 2012
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ザ・タウン
The Town
2010米アカデミー助演男優賞
2010英アカデミー助演男優賞(ポスルスウェイト)
2010ゴールデン・グローブ助演男優賞(レナー)
2010放送映画批評家協会作品賞、助演男優賞(レナー)、アンサンブル演技賞、脚色賞、アクション映画賞
2010米映画協会トップ10
2010タランティーノベスト第7位
2010アメリカ脚本家組合脚色賞
2010キングベスト第2位

2010ナショナル・ボード・オブ・レビューアンサンブル・キャスト賞、トップ10
2010タランティーノお気に入り第7位
2010アメリカ製作者組合賞
2010
アメリカ俳優組合助演男優賞(レナー)

2010アメリカ脚本家組合脚色賞
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グレアム・キング
ベイジル・イヴァニク
トーマス・タル
ジョン・ジャシュニ
ウィリアム・フェイ
デヴィッド・クロケット(製)
ベン・アフレック
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アーロン・ストッカード(脚)
ベン・アフレック
ジョン・ハム
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ブレイク・ライヴリー
ジェレミー・レナー
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クリス・クーパー
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オーウェン・バーク
コレーナ・チェイス
ブライアン・スキャンネル
デニス・マクラフリン
ヴィクター・ガーバー
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 2010
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原作
強盗こそ、われらが宿命 <A> <楽>
チャック・ホーガン (検索) <A> <楽>
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ゴーン・ベイビー・ゴーン
Gone Baby Gone
2007米アカデミー助演女優賞(ライアン)
2007NY批評家協会助演女優賞(ライアン)
2007LA批評家協会助演女優賞(ライアン)
2007シカゴ映画批評家協会有望監督賞
2007サンフランシスコ映画批評家協会助演女優賞(ライアン)
2007トロント映画祭新人監督賞
2007
ゴールデン・グローブ助演女優賞(ライアン)
2007放送映画批評家協会助演女優賞(ライアン)、
アンサンブル演技賞
2007ナショナル・ボード・オブ・レビュー助演女優賞(ライアン)、新人監督賞
2007キングベスト
2007
ゴールデン・トマト・アウォーズ大規模公開作品第8位、ドラマ、ユーザー評価:大規模公開作品
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デヴィッド・クロケット(製)
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ジョン・アシュトン
エイミー・ライアン
エイミー・マディガン
タイタス・ウェリヴァー
マイケル・ケネス・ウィリアムズ
エディ・ガテギ
マーク・マーゴリス
マデリーン・オブライエン
スレイン
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 2007
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愛しき者はすべて去りゆく <A> <楽>
デニス・レヘイン (検索) <A> <楽>
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