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タイトル | |||||||||||||||||||||||
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仮面ライダースーパー1 1981 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ドグマ幹部メガール将軍はヤマビコ村と呼ばれるマタギの村の秘密を手に入れるべく、新怪人サタンホーク、ヘビンダー、ストロングベア、ゾゾンガー、クレイジータイガーの5体を従えてヤマビコ村を急襲。秘宝の力により空飛ぶ竜を甦らせるのだった。 仮面ライダー第2期シリーズの劇場版。これまでの劇場版とは大きく異なるのは、予算が潤沢に使えることで、新怪人が5体も出てくるし、ミニチュア特撮も力入ってる。使用した火薬量もたいしたもの。そして最後は歴代ライダーが一気に登場。本編では出てなかっただけに嬉しい。 とは言え、やっぱり尺が短いので、話そのものはかなりご都合主義で展開もあっという間。シリーズらしい子供の友情と戦いを重視した結果と思われる。 最後は「君たちには自然がある」と子供達に語って終わり。自然破壊の権化みたいなことやっていてこれは言い過ぎって気もするが…言ってはいけないことか。 <古代中国で作られたという火の車は竜の形をした飛行戦艦。古代中国にこんなのがあったとかいう話は無視しておいて、そんなもんに頼らねばならないドグマの科学力も知れたものだ。 地獄谷五人衆とメガール将軍が乗ると火の車はいっぱい。なんか凄く情けなく見えるんだけど。 火の車を一目見た玄海と弁慶はそのルーツから弱点まで知ってる。物知りというか、ご都合主義というか… 沖一也はVジェットに乗ってたはずなのに、次の瞬間ブルーバージョンに乗ってる。一瞬にして変わるものなのかな? 火薬の使用は凄いものがあるが、なんと子供を抱えた谷の本当に真後ろで爆発が起こってる。危険すぎる。 火の車から吊り下げられた子供をスーパー1はエレキハンドで縄を切り、落下直前に受け止めるが、どうみても落ちてるよ。 ドグマ怪人勢揃い…どさくさに紛れてネオショッカーの怪人もいるようだけど(コゴエンスキーとゾンビーダが確認される)。 仮面ライダー勢揃いは格好良いんだけど、声がなあ…V3だけは「ぶいすりゃい」と、聞き間違えようのない宮内洋のものだが。> |
宇宙からのメッセージ 銀河大戦 1978 | |||||||||||||||||||||||||||
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宇宙からのメッセージ 銀河大戦劇場版オリジナル。 |
ジャッカー電撃隊 8スーパーカー!!時速300キロ 1977 | |||||||||||||||||||||||||||
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ジャッカー電撃隊第7話を再編集。 |
秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン! 1976 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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仮面ライダーV3対デストロン怪人 1973 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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四国の山中で発見された強力な放射性物質サタンニウムをデストロンが狙う。それを知った風見志郎(宮内洋)はタイホウバッファローと数多くの再生怪人を投入する強力なデストロン軍団に対し、その計画を阻止すべくデストロンに立ち向かうのだった。 言うまでもないが、私は結構な特撮好きで、内外の特撮作品を機会ある毎に観ようとしているのだが、本作もリアルタイムで観たわけではなく、私以上の特撮好きな友人に観させていただいた作品。 最近のテレビ特撮作品はドラマ部分に重点が置かれ、殊更主人公の弱さや、人間関係などが克明に描かれていく。特撮作品が子供だけのものでなくなり、全年齢対象へと変化していったと言うことで、これはこれで歓迎すべき事。 だが、子供の頃、私が燃えた特撮はこうじゃなかった! 確かにストーリーは極めてシンプルで、主人公が精神的にねちねち追い込まれるような描写はなかった。派手な演出と単純なピンチピンチピンチの連続。嫌味とも思えるほどに主人公は必要以上に格好良く、どんなピンチにもにやりと笑いつつ飛び込んでいった(まともな実生活が出来るとは思えないほど)。それで充分だったのだ。なにより、そこには命を賭けて演じた生身の人間の魅力ってものがあった。 そう。今のようにCGでごまかしが利かない分、生身でどんな危険にも飛び込んでいくことが役者にも求められたのだ。 それを突き詰めた作品と言うのが、本作の最大の魅力だ。 TV版でも充分派手に本物の爆薬が使用されたものだが、この作品に使用された爆薬の量は半端じゃない。渓谷で20メートル近く吹き上がる爆発。島の形を変えるほどの巨大な爆発。さらに変身前のスタント無しのシーンで至近距離でまで派手に爆発する。本当にこれ、命賭けてるよ。 今になってこれを観ると、しみじみ「何と危険なことをやってたんだ」と思わされるし、本当によくこれで死人が出なかったと思えるほどだった(はっきり言って、スタントの命をこれほど心配したのは『マッドマックス2』(1981)以来だ)。よくこれが映倫に通った。それほどの作品だった。安全基準の問題で、現代では絶対無理。 それと主人公風見志郎を演じるのは、特撮界きっての“格好良さ”を追求した役者宮内洋。ケレン味たっぷりの演技にも燃える(と言うか、強制的に燃えさせられるというか)。 ストーリーはシンプルながら、V3絶体絶命の危機に、死んだと思っていた1号、2号が現れる!と言う燃えるシチュエーションで見せてくれる。 今の特撮番組も一応私は肯定的に捉えようとはしてるけど、やっぱ原点はこれよだよね。改めて再認識。 |
仮面ライダーV3 1973 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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仮面ライダーV32話を再編集。 |
仮面ライダー対じごく大使 1972 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ショッカーとの戦いの中、趣味で出場した「東日本ロードレース」本郷猛(藤岡弘)と滝和也(千葉治郎)。富士山頂の大要塞に「スーパー破壊光線砲」を設置して日本全土を焼き払う作戦を進めていたショッカーは、邪魔となる二人を排除すべくヘリコプターによる爆撃を行う。ヘリを奪って戦闘員に化け、ショッカーのアジトに潜入した二人だったが、実はそれもショッカーの張った罠だった… 劇場版オリジナル仮面ライダーの2作目。前回は両ライダーそろい踏みのお祭り的な作品だったが、この作品は原点回帰を狙ってか、仮面ライダー1号の本郷猛のみとなった。ただ、その分力が入っており、特撮面や物語展開など、前作以上に練り込まれているのが特徴。ヘリだけでなく馬に乗るシーンも多用され、結構金を遣っていたり、役者の技量を必要とされるシーンも多い。 …とは言え、ツッコミどころがない訳では無い。と言うか、やっぱりツッコミどころ満載で、それが又本作の魅力だろう。 尚、本作はカミキリキッドという新怪人が登場することを売りにしていたのだが、制作期間が延びてしまったため、結果的にTVよりも登場が遅れ、結果「新怪人登場」は出来なかった。これは主演の藤岡弘がNHKドラマに出演することになったため、スケジュールが合わなくなってしまったらしい(一説には失踪したという話もある)。 <最初に地獄大使は戦闘員にヘリまで与えて本郷と滝を倒すよう指示しているのだが、やってることはレースコースを手で変えるというハンドメイド極まれる作戦で、しかもヘリコプターからの攻撃は、手榴弾らしきものを落とすだけ。それなりに爆発はしてるけど、二人が死んだかわざわざヘリを降ろして確認するとか、かなり間の抜けた作戦内容。 それでショッカーは二人を罠にはめ、部屋に閉じ込めて毒ガスを浴びせるのだが、本郷はピンピンしている。その際の台詞は「貴様、俺の威力を忘れていたか?」だった。何の能力か全く語られてないんだけど。 華々しく登場したカブトロングは、ライダーパンチ一発で倒れるほどの弱さ。 富士山地下に秘密基地を作った地獄大使。でも、その狙いは東京タワー。なんでわざわざ静岡に基地を作る必要性が? 後半の再生怪人との戦いでは本郷はともかく、滝が普通に戦えているんだけど…ひょっとして戦闘員よりも弱くなってない?> |
仮面ライダー対ショッカー 1972 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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人工重力装置を開発した大道寺博士。だがそこに現れた死神博士によって装置は奪われてしまう。だが博士は方程式の一部を隠していた。ショッカーは秘密の鍵を握る娘の珠美を襲うが、その前に立ちふさがったのは、仮面ライダー1号と2号だった。 東映としてはTVヒーローものとして初めての劇場版となる劇場版仮面ライダー第2作(1作目はTVの13話そのものだから、実質的にはオリジナルでは一作目)。 本作は劇場用らしく死神博士の勇姿。ダブルライダーの共闘などが見られる。又、再生怪人も多数登場し、TVとは違った派手さを楽しめる。TVでは普通基地の中に引きこもって暗い中でばかり出てきた死神博士が積極的に外に出ているのがなんか嬉しい。 後半のショッカー怪人勢揃いは圧巻の一言。着ぐるみがよくここまで残っていたもんだ。結局出ただけで戦わずに引っ込んでしまうんだけど。スーツアクターの数も凄い。更に本当にバイクを燃やしたりと派手な演出も多々。流石劇場版だ。 ここでの新怪人はザンジオーで、ちゃんと単独での活躍の場を与えているのも心憎い所だ。 細かい点だが、ここでの1号ライダーは通称“桜島1号”と呼ばれる緑色のスーツを使っている。 当時はTVは映画より格下に見られていた風潮があり、しかも大映からこちらに移ったスタッフも多く、非常に悔しい思いをしていたらしいが、これが出来たお陰で現場も随分和らいだのだとか。 ちなみにここでの新怪人ザンジオーは使わなくなった時点で講談社に贈られ、しばらくの間置かれていたらしいが、「場所を取る」という理由で廃棄されてしまったとのこと。今だったらどれだけで売れるだろう? <オープニングで、大道寺博士と助手の会話。「これが完成したら地球の地軸だって変えることができる」「もし悪用されたら大変なことですね」って、完全に悪用されることが前提じゃないか。 大道寺博士の娘珠美は五郎の友達らしい。流石ご都合主義の権化! 大道寺博士と珠美の人質交換シーン。こういう場合替え玉を用意するのは定番だが、用意したのがヒーロー側というのは新機軸。お陰で死神博士から「謀ったな」とか言われるし…普通逆だ。 他の再生怪人がやられている間、ザンジオーはダブルライダーの動静を探り、GX方程式の在処を探っていたが、瞬間移動が出来るくせに移動が遅すぎ。結局ライダーに阻止されてしまった。 この当時の幼女描写の規制は緩かったらしく、珠美ちゃんのパンツ見えまくり。 そう言えば死神博士の存在価値ってライダーに人質に取られることだけだったか。勿体ない使い方だ。> |