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グッドナイト&グッドラック(書籍) _(書籍) |
2014 | |||||||||||
2013 | |||||||||||
2012 | |||||||||||
アントン・コービン 伝説のロック・フォトグラファーの光と影 出演 | |||||||||||
2011 | スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜 監督・製作・脚本・出演 | ||||||||||
ファミリー・ツリー 出演 | |||||||||||
メンフィス・ビート(2nd)<TV> 製作総指揮 | |||||||||||
2010 | ラスト・ターゲット 製作・出演 | ||||||||||
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2009 | ヤギと男と男と壁と 製作・出演 | ||||||||||
インフォーマント! 製作総指揮 | |||||||||||
ファンタスティック Mr.FOX 出演 | |||||||||||
マイレージ、マイライフ 出演 | |||||||||||
2008 | かけひきは、恋のはじまり 監督・出演 | ||||||||||
バーン・アフター・リーディング 出演 | |||||||||||
ER 緊急救命室(15th)<TV> 出演 | |||||||||||
2007 | デス・ロード 染血 製作総指揮 | ||||||||||
フィクサー 製作総指揮・出演 | |||||||||||
オーシャンズ13 製作総指揮・出演 | |||||||||||
2006 | スキャナー・ダークリー 製作総指揮 | ||||||||||
さらば、ベルリン 出演 | |||||||||||
2005 | グッドナイト&グッドラック 監督・脚本・出演 | ||||||||||
迷い婚 -すべての迷える女性たちへ- 製作総指揮 | |||||||||||
ジャケット 製作 | |||||||||||
シリアナ 製作総指揮・出演 | |||||||||||
2004 | クリミナル 製作 | ||||||||||
オーシャンズ12 製作総指揮・出演 | |||||||||||
2003 | ディボース・ショウ 出演 | ||||||||||
スパイキッズ3-D:ゲームオーバー 出演 | |||||||||||
2002 | コンフェッション 監督・出演 | ||||||||||
ウェルカム トゥ コリンウッド 製作総指揮・出演 | |||||||||||
エデンより彼方に 製作総指揮 | |||||||||||
インソムニア 製作総指揮 | |||||||||||
ソラリス 出演 | |||||||||||
2001 | ロック・スター 製作総指揮 | ||||||||||
オーシャンズ11 出演 | |||||||||||
スパイキッズ 出演 | |||||||||||
2000 | FAIL SAFE 未知への飛行 製作総指揮・出演 | ||||||||||
オー・ブラザー! 出演 | |||||||||||
パーフェクト ストーム 出演 | |||||||||||
1999 | サウスパーク 無修正映画版 出演 | ||||||||||
スリー・キングス 出演 | |||||||||||
ER 緊急救命室(6th)<TV> 出演 | |||||||||||
1998 | サウスパーク(2nd)<TV> 出演 | ||||||||||
ER 緊急救命室(5th)<TV> 出演 | |||||||||||
1997 | バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲 出演 | ||||||||||
ER 緊急救命室(4th)<TV> 出演 | |||||||||||
1996 | 素晴らしき日 出演 | ||||||||||
フロム・ダスク・ティル・ドーン 出演 | |||||||||||
ER 緊急救命室(3rd)<TV> 出演 | |||||||||||
1995 | ER 緊急救命室(2nd)<TV> 出演 | ||||||||||
1994 |
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1993 | テロリスト・タワー 出演 | ||||||||||
ハーヴェスト 出演 | |||||||||||
1992 | |||||||||||
1991 | |||||||||||
1990 | ライダー・コップ 出演 | ||||||||||
1989 | トゥルー・ブルー 出演 | ||||||||||
1988 | リターン・オブ・ザ・キラー・トマト 出演 | ||||||||||
1987 | |||||||||||
1986 | コンバット・アカデミー/笑激作戦! 出演 | ||||||||||
ハイスクールはゾンビテリア 出演 | |||||||||||
1985 | |||||||||||
1984 | |||||||||||
1983 | |||||||||||
1982 | |||||||||||
1981 | |||||||||||
1980 | |||||||||||
1979 | |||||||||||
1978 | |||||||||||
1977 | |||||||||||
1976 | |||||||||||
1975 | |||||||||||
1974 | |||||||||||
1973 | |||||||||||
1972 | |||||||||||
1971 | |||||||||||
1970 | |||||||||||
1969 | |||||||||||
1968 | |||||||||||
1967 | |||||||||||
1966 | |||||||||||
1965 | |||||||||||
1964 | |||||||||||
1963 | |||||||||||
1962 | |||||||||||
1961 | 5'6 ケンタッキー州レキシントンで誕生 |
タイトル | |||||||||||||||||||||||||||
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スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜 2011 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2011米アカデミー脚本賞 2011英アカデミー助演男優賞(ホフマン)、脚色賞 2011ゴールデン・グローブ作品賞、男優賞(クルーニー)、監督賞、脚本賞 2011放送映画批評家協会アンサンブル演技賞 |
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原作は2004年の予備選で敗北した民主党のハワード・ディーンの選挙スタッフによるもの。 |
グッドナイト&グッドラック 2005 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2005米アカデミー作品賞、主演男優賞(ストラザーン)、監督賞(クルーニー)、脚本賞、撮影賞、美術賞 2005英アカデミー作品賞、主演男優賞(ストラザーン)、助演男優賞(クルーニー)、監督賞(クルーニー)、脚本賞、編集賞 2005ヴェネツィア国際映画祭男優賞(ストラザーン)、脚本賞 2005LA批評家協会撮影賞 2005ゴールデン・グローブ作品賞、男優賞(ストラザーン)、監督賞(クルーニー)、脚本賞 2005ヨーロッパ映画インターナショナル作品賞 2005インディペンデント・スピリット撮影賞、作品賞、監督賞(クルーニー)、主演男優賞(ストラザーン) 2005放送映画批評家協会作品賞、主演男優賞(ストラザーン)、アンサンブル演技賞、監督賞(クルーニー)、脚本賞 2005ナショナル・ボード・オブ・レビュー作品賞 2005ピーター・トラヴァースベスト第3位 2005ゴールデン・トマト・アウォーズ限定公開作品、ドラマ 2005全米オンライン映画批評家協会脚本賞 2005アメリカ製作者組合実写部門賞 2005全米監督組合長編映画部門 2005映画俳優組合主演男優賞(ストラザーン)、アンサンブル演技賞 2005ヨーロッパ映画インターナショナル(非ヨーロッパ)作品賞 2005ナショナル・ボード・オブ・レビュー作品賞 2005脚本家協会オリジナル脚本賞 2005AFIベスト 2005 |
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1954年アメリカ。冷戦構造が続く国内ではマッカーシー上院議員が陣頭指揮を執る非米活動委員会により、国内の共産主義者の徹底した排除活動−−通称“レッド・パージ”あるいは“赤狩り”−−が行なわれていた。しかしその標的は、いまやあらゆる場所へと伸び、自由な発言が押さえつけられてしまう。マスコミさえ恐怖のため口をつぐむ現実の中、CBSの人気キャスターであるエド=マロー(ストラザーン)とプロデューサーのフレッド・フレンドリー(クルーニー)は、番組内でマッカーシーの欺瞞を暴き、彼こそが自由の敵であると訴える内容の放送に踏み切る… 近代アメリカに抜きがたく残った負の歴史遺産“赤狩り”を主題に取った作品。 マッカーシズムとも言われるこの活動は、マッカーシー上院議員が1950年に行った演説で「国務省で働いている知られている共産主義者のリストがのっている」と語ったことが最初と言われている。更にマッカーシーはその中で205人の実例リストを入手したとも語る(講演の度毎に人数は変わる)。彼の言っていることには裏付けも一定性も無かったのが、国の中枢に共産党員がいるという彼の告発は国民に大きなショックを与えることに成功した。それは1953年の大統領選挙でこれまで長く続いた民主党政権を圧倒的大差で共和党が破ったという事実にも良く現れている。そしてここで大統領となったアイゼンハワーは、就任後、マッカーシーを非米活動委員会の委員長に据えるのだが、ここから“マッカーシズム”という言葉が生まれてくる。 これは映画にも数多くの問題と逸話を残している。特にリベラルな人間が集まりやすい映画業界において、この赤狩りによって排除された有能な人間は数多く、それだけで本一冊は軽く書けるくらいの逸話が多い。例を挙げれば『ローマの休日』(1953)の原作および脚本を書いたのはイアン・マクレラン・ハンターなる人物とされているが、オスカーを得た彼はついに会場に姿を現すことはなかった。実は彼こそがハリウッドの赤狩りによって排除され、表舞台に立てなくなったダルトン・トランボであった。 赤狩りを題材にした作品も映画にはいくつかある。『真実の瞬間』『赤狩り・マッカーシーの右腕と呼ばれた男』、そして『マジェスティック』(2001)。多分これくらいだろう。私が観たのは『マジェスティック』だけだが、これはマッカーシー自身ではなく、一種のファンタジーとしてまとめられた作品だった。それに対し、こちらは本当に歴史的事実を本当に追っていった作品。 それで本作の出来だが、実に骨太、且つ大胆な内容で監督としてのクルーニーの実力の確かさもよく分かった。 本作の大きな特徴は、リアリティを重視したためか、映画の大半が資料映像と会話のみで成り立っているという点。敵役のマッカーシーに至っては実在の役者を一切使わず、全て資料映像のみで作ってしまったというもの凄い作品である。確かに目の前にいて、言葉を喋っている。しかし実は不在のキャラクタ…この設定だけでも震えがくるような設定の妙を楽しめる。代わりにアクションは一切なし。動きがないので、最初の30分はとにかく退屈。特に最初のパーティーシーンはほとんど会話らしい会話もなしで客席をカメラがなめるだけ。このシーンを延々見せられた時は、はっきり言ってこれは失敗したか?とまで思ったものだが、中盤になって、テレビ番組と裁判のシーンに移行していくと、これが全く逆で、動きがないからこそ、逆に気を紛らわせることなく、集中してみることが出来るようになった。後半は食い入るように画面を見ていたよ。物語よりも演出とキャラクタ性の良さだ。 作品がモノクロになったのは資料映像を違和感なく使うために他ならないが、全般的に白い世界で話が展開していくので、字幕を見るのがきつい。字幕が読みにくいこと読みにくいこと。英語全部を理解できてこそ本作は本当に楽しめるのかもしれない(前々から気になっていたが、字幕のちらつきって、なるほど地が白い場合、それによって字を見せようと言う作為的なものだったのだと納得)。 ここで思うことは、メディアの持つ力の強さ。特に作為的に操作された時、それは一人の人間を破滅させるのみならず、歴史をも作ってしまうと言う事実だった。 はっきり言ってしまうと、本作にヒーローはいない。いや、ヒーローがあってはならないのだ。マッカーシーはマッカーシーで自分が信じる信念に従って活動したのだし、対してエド=マローは「良心」という名の偏向した思いを持って報道を続けている。そのどちらも実は正しいし、間違っているのだから。メディアとは皮肉なもので、「良心」というものを持ち出せば持ち出すほど報道は偏向していくのだ。メディアは決して中立にはなり得ない。と言うことを奇しくも本作はあからさまにしてしまったのでは?クルーニー自身そこまで考えていたのかどうか分からないけど、これはかなり怖い作品だよ。 だからこそ、最後にエドが「良心を」と強調するシーンは、もの凄い皮肉な思いで観させられた。 私自身のサイトもいつの間にかニュースサイトとしての側面を持ち始めているが、勿論これは私自身がネットを巡回して面白いと思った記事を選んで載せているので、私というフィルターを通して偏向したニュースを人に見せているのだし、それはそれで構わない。だけど、これによってもし偏向した情報を得た人が、目の前の情報だけを鵜呑みにしてしまったら…そりゃ私のサイトなんてもんは微少な影響しか与えることは出来ないけど、それこそ一日何十万ヒットするサイトだって多い。その影響は馬鹿にはならないだろう。 匿名性の強いネットの世界では過激化しやすいが、その過激さというのは、ネット上のどこからかニュースソースがある場合が多い。何かの記事を面白おかしく解説した人が一人いたとして、それを際となりブログなりでアップすると、それはあっという間にリンクを介してネット上で増殖。それをベースに人は議論を交わすことになる。当然最初の部分で書き手側の偏向を受けている記事なので、それをベースにすると、ますます偏向度合いが増えていく。それが結果として過激化を招きやすい。ネット社会とは、より中立が作られにくい社会なのだろう。 |
コンフェッション 2002 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2002ナショナル・ボード・オブ・レビュー脚本賞 2003ベルリン国際映画祭銀熊賞(ロックウェル) |
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