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2022'011

 
30
映画
ドナルドダック・ストーリー
 ウォルト・ディズニーによるドナルド・ダックの誕生とこれまでのフィルモグラフィ。そしてこれからの展開についての語りを描くドキュメンタリー。

 ディズニーの看板はミッキーマウスだが、彼が本当の意味で看板となるまでには、他のいくつかのキャラクターと競う必要があって、その中で登場したのがドナルド・ダックだった。実は初期の頃の短編映画ではミッキーよりもドナルドの方が出演が多いくらいだった。
 ディズニーとしては、ミッキーを中心にするのは当然と考えていたようだが、同時に他の魅力的なキャラを登場させることで層を厚くしていこうと考えていたようで、そのキャラの肉付けをこれからの展開で語っていたのが印象深い。色んな肉付けをされて今のドナルドになったと考えると、その歴史的な重みも感じられる。

 本編の監督であるジャック・ハナーは元々アニメーターで、既に登場していたドナルドの肉付けに一役買った人物で、今のドナルドの性格や行動などはハナーによるもの。その意味でこの監督に起用したのはぴったりだった。

仮面ライダーギーツ

12話  迷宮からの脱出には合い言葉が必要である事が分かり、そのキーワードを探す面々。ゲームに巻き込まれた景和は、仮面ライダーケイロウの丹波一徹を助けようと心から願う。そんな景和を見た英寿はデザイアドライバーに景和の振れさせ、仮面ライダーとしての記憶を呼び覚まさせる。

 敵はジャマトライダー
 戦いに巻き込まれてしまったものの、ゲームプレイヤーではなかった景和がギーツのドライバーに触れ、更にケイロウのプレイヤー権譲渡によって再び仮面ライダータイクーンとして戦うことが出来るようになった。曲がりなりにも主人公なので、仮面ライダーにならないという選択肢は無いだろう。なんかすっかりベテランプレイヤーのような余裕を感じるが、一度デザイアグランプリで死線をくぐっているからだろう。この辺ちゃんと成長が描けているのが上手い。
 一方晴家ウィンが運営側の情報を得ていることを確信した景和は張られた罠をことごとく解除していく。こちらはこちらで常勝のベテランプレイヤーなので、まだ言動には余裕があった。逆にウィンに対しても手の内を明かしてゲームを楽しむ提案までしてる。
 今回新たにフィーバースロットバックルという特殊なバックルを手に入れた。これを発動させるとランダムにアイテムを手に入れることが出来る。一番はまったのが、ギーツがマグナム、タイクーンがニンジャ、バッファがゾンビ、ナーゴがビートだった。
<まさか仮面ライダーでリセマラを見せられるとは思わなかったよ。>
ダウントン・アビー/新たなる時代へ
<A> <楽>
樋口真嗣特撮野帳 -映像プラン・スケッチ-(2022) <A> <楽>
樋口真嗣
28
読書
平家物語 犬王の巻
古川日出男 (検索) <amazon> <楽天>
 室町南北朝の時代。三種の神器の一つ草薙剣を求め、壇ノ浦にやってきた北朝の使者はそこにいる漁師達に神器の探索を命じるが、その件を目にしてしまった幼子は、視力を失ってしまった。一方、京の都では猿楽の一家の師匠が芸を極めるために我が子を悪霊に差し出してしまったため、ねじれた人体を持った子が生まれてしまう。やがて異形の二人は京の町でまみえることとなる。

 アニメ映画を観て、原作がある事を知って読んでみた。思った以上にあっさりした出来の作品で、よくこれを映画にしようと思ったと、逆にそっちの方に感心してしまった。
<A> <楽>

ウルトラマンデッカー

19話  ヤプール人によって異空間に閉じ込められたウルトラマンデッカーは、なんとか異空間から脱出することが出来た。それを待ち構えていたスフィアに襲われるのだが、そんなデッカーを救ったのはウルトラマントリガーだった。

 敵は異次元人ヤプール人。そして警備ロボゾンボーグ兵。月のTPU基地の警備ロボットだったが、ヤプールの波動を受けて襲いかかってくる。更にスフィアジャッジメンターギャラクトロンMK2。月に眠っていたギャラクトロンにスフィアが寄生して現れた。何故これが月にあったのかは不明。
 今回の舞台は月。結果としてヤプール人によって異次元に封じ込められたことで封鎖された地球から脱出することができたので、結果オーライ。そしてスフィアジャッジメンターギャラクトロンMK2。月に眠っていたギャラクトロンにスフィアが寄生して現れた。
 二度目の客演となったウルトラマントリガー。今度はデッカーの方がパワーアップしていて、お互い最強形態で戦っている。同じ時間軸に存在するのは楽で良いのだが、都合良く現れすぎ。
 カナタの不在をごまかすためにみんなに嘘を言い続けるハネジロー。その辺はコミカルな描写になってるが、なんでこの好機にヤプールとアガムスは何もしてこないんだ?
<月には廃棄されたキングジョーがいたが、いつのまにか人間が開発したことになってるようだ。「ウルトラマントリガー」でやってきたストレイジカスタムを元に作ったのかもしれないが、なんで見たことのないオリジナルに似せた?
 ヤプールの末期の台詞は「ヤプール死すとも」だった。これで三回目の同じ台詞だが、途中で言葉が止まる。
 先代のデッカーを「デッカーのおっさん」と言うカナタ。確かにおっさんではあるが、一応子孫だよ。>
Blu-ray1
<A> <楽>
紅い服の少女
<A> <楽>
VOL.6
<A> <楽>
26
映画
バブル(2022)
 ある日、世界中に泡が降った。特に東京には巨大な泡が降下し、東京タワーを中心とした巨大な泡の中に包まれてしまう。この内部は出入りは出来るものの、重力以上が起こっており、世界から断絶されてしまう。都市機能を失った東京は見捨てられたが、災害で親を失った孤児などが住み着き、そこで独自の生活を営むようになっていった。やがて自然発生的に、重力異常を逆手に取ったパルクールが始まり、やがて世界的な大会もここで開かれるようになっていく。そんな中、かつて事件の起こった日に家族とともに東京タワーにいた少年ヒビ(志尊淳)キはパルクールのチームに入り、いつか東京タワーへ行くことを目標に訓練に明け暮れていた。ある日足を踏み外して重力異常が起こっている海に落下してしまうのだが、そこで一人の少女(りりあ。)に助けられる。ウタと呼ばれるようになったまるで動物のような彼女は、チームのみんなに受け入れられる内に人間性を獲得していくのだが…

 Netflixのオリジナルアニメーションで、期間限定で劇場公開もされた。監督には「進撃の巨人」での実績を持つ荒木哲郎を、そして脚本に虚淵玄を起用して、万全の布陣で挑んだ作品だった。
 確かに観るべきところはある作品だった。重力以上が起こっている中での高速アクションは「進撃の巨人」譲りで、この監督ならではの描写は出来ている。少なくとも演出に関しては申し分ないものができたと思う。
 ただ、演出以外のことで何を褒めれば良いのか?というくらいに褒めるところが無い。
 強いて言うならば、「あんまり飽きずに済んだ」という位の感想でしかない。
 本作の問題点を言うなら、設定だけやたら作り込んでるくせにストーリーを単純化したため、取りこぼしだらけになったという事だろうか。
 本作の設定はかなり細かいのだが、それがほとんど説明されないままで終わった。泡はいくつもの機能と種類があり、それがストーリーの根幹に関わってくるのに誰が何のために、あるいはどんな理屈で泡が振ってくるのかという最も肝心な部分を説明不足で終わらせてるし、謎の組織も後半になったら主人公達に良いアイテムを渡すだけで退場してる。謎組織が探っていたのがヒビのものと同じだとしても、その説明が無いから、単に彼らは良い奴で終わる。そもそもバブルの謎がほとんど明かされないまま終わる。この辺はあまりにも等閑感があって、ひょっとしてこれは元々シリーズのつもりで作った設定なのでは無いかと勘ぐってしまう。
 主人公のヒビの性格も問題で、無口で本心をほとんど明かさないのに、妙なところで熱くなるのだが、その熱くなるポイントがよく分からない。いきなりキレるキャラで性格に難があるために感情移入を拒み、どうにも落ち着かない気分にさせる。周囲のキャラもヒビに気を遣うばかりでヒビの人格成長に何ら寄与せず、ヒビとウタの二人だけで話は成立する。
 そしてメインとなる話が大問題で、キーパーソンであるウタがそのまんま人魚姫であり、途中でそれが分かってしまうと、後の展開が分かってしまって、終わりはほとんど消化試合。ラストはウタが消えるのだが、そこまで分かってるためなんの感慨も持てない。

 結果として演出以外で語るべき部分を見つけられない作品だとしか。せめてシリーズだったら見所を作れたんだけど、二時間弱に押し込められる設定ではなかった。

暴太郎戦隊ドンブラザーズ

37話  それなりに脳人との交流を深めているドンブラザーズの面々。だがそこに現れた脳人の監察官ソノシによって脳人たちは強要され、そんな馴れ合いも終わらせるために決戦を行うこととなった。

 敵は星獣鬼。三度ヒトツ鬼になりかけた大野からソノザによって分離され、ソノシに憑依されて誕生した。そして星獣鬼ング
 いつの間にか仲間意識が出来ている脳人とドンブラザーズの描写をたっぷり描き、その後新たな脳人の戦士を出すことで緊張感のある話に仕上げた。結果としてコミカルになってるのも良し。
 新たに登場したソノシ(おそらく「仮面の忍者赤影」ベースの脳人)だが、脳人の三人にとっては鼻つまみ者で、出来れば排除したいと思っていて、そのためにソノイはドンブラザーズに協力を要請した。もはや敵味方がよく分からなくなってしまった。
 前回ドンブラザーズの口上が登場したが、今度は脳人の三人まで名乗りを上げる。名乗りを上げた背後で爆発が起こるのは懐かしい演出だ。それで戦う事になるが、ドンブラザーズの方はイヌブラザーが抜け、ドントラゴクウが入っている。
 ソノイの要請で一芝居打つことになったドンモモタロウは、わざとやられたふりをする。そうしたら嘘がつけないために本当に心臓が止まってしまった。それでソノシを騙すという非常に卑怯な方法を使っている。ただ、最後のとどめは刺さないままで、ソノシは満身創痍で脳人の世界に帰っていった。
 つよしはオープニングで奥さんのみほが帰ってきたと喜んでいたのだが、ラストで家に帰ると人形をみほちゃんと呼んで愛でていた…おい。
<脳人にとって最も屈辱的なのはぞうきんがけらしい。無限ぞうきんがけが最も重い罰となるらしい。>
VOL.5
<A> <楽>
女神の継承
<A> <楽>
月が導く異世界道中
<A> <楽>
wiki
23
読書
パタリロ!27
魔夜峰央 (検索) <amazon> <楽天>
 パタリロの思いつきでロボットに子どもを産ませたところ、その生まれた子、ジージスじゃとんでもない能力を持っていた。設計を超えた奇跡に戸惑うばかりのパタリロ。

 今巻も前後編が一編あるが、基本短編のみ。バンコランやマライヒ、ヒューイットとの絡みもあって、なかなかバランスも良い。
<A> <楽>

仮面ライダーギーツ

11話  英寿の狙いがデザイアグランプリの全てを知ることだと分かったギロリはこのまま英寿がデザイアグランプリに参加し続けることは危険だと判断し、パンクジャックの春家ウィンに英寿の排除を命じる。そんな中で五人に絞り込まれたデザイアグランプリの二回戦が開始される。

 敵はジャマトライダー。ポーンジャマトがデザイアドライバーとバックルを用いて変身した一種の仮面ライダー。
 デザイアグランプリ二回戦はジャマトが作った迷宮からの脱出ゲーム。迷い込んだ一般人を守りながらゴールを目指すというもので、なんとその一般人の中に景和が紛れ込んでいた。折角命の危険から逃れたと思ったら、こんな形でゲームに強制参加させられてしまった。デザイアグランプリの記憶は失われているため、英寿たちのことは知らないという立場だが。
 デザイアグランプリは脱出ゲームだが、洋館を縦横無尽に駆け回るのはまるでホラーゲームだ。パズルのような謎解きまである。
 ジャマトまで仮面ライダーに変身したことで、もう何が何だかと言った感じになってしまった。それらはゲームマスターがコントロールしてるようなのだが、コントロールし切れてないようにも見える。
 英寿はこれまで四回のデザイアグランプリに優勝しており、無敵のデザ神と呼ばれていた。その目的はデザイアグランプリの真実を探ることだとわかる。そしてデザイアグランプリの脱落は、その時願いを持ったものが消えてしまうという事だった。景和は前に「世界に平和を」と書いたが、それが感情から消えてしまったということになる。
 そして祢音の実家である鞍馬家はデザイアグランプリに何らかの関わりを持つことも暗示された。
<ジャマトを殴ったらアイテムボックスが出てきたが、体に収められるサイズでは無かった。これもゲーム的演出かな?>
ザ・コントラクター
<A> <楽>
アニメ監督のお仕事とは?: アニメ業界インタビューまとめ(2022) <A> <楽>
21
映画
工場の出口
 リュミエール兄弟が出来たばかりの映写機を用いて、自分たちの工場から出てくる労働者を撮した作品。ここで働くのは大半が女性で、彼女らを描く事になる。ちなみに何度かに渡って撮影されたため、いくつか違うバージョンが存在するらしい(現存では3つ)。

 世界最初の映画というのは、定義によっていくつか変わるのだが、本作の場合世界初の実写商業映画として知られる。簡単に言えば、本作が初めて金を取って映像を見せる最初の作品となったと言うことである。その意味では記念碑的な作品だと言えよう。
 媒体もスクリーンではなく、のぞき穴を用いたもので、コインを入れると一定時間映像が流れるというものだったそうだ。
 映画の最初は、映像が動くというだけで見世物として充分に成り立ったことが分かるが、この作品がその先鞭を付けたという意味だけでも充分な記念碑的な作品である。
 ストーリーらしきものはなく、ただ人を映しただけの作品だが、それが映画の歴史の最初っぽさを思わされて、逆に感動する。事情を知ってから観るべき作品だが。

ウルトラマンデッカー

18話  逃亡生活を続けるアガムスの前に、自ら悪魔を名乗る謎の生命体が接触してきた。その提案に乗ったアガムスに、その謎の生命体は超獣を与える。それ以降、都市部を中心に陥没事件が頻発する。

 敵は大蟻超獣アリブンタ。ヤプール人が異次元から連れてきた超獣。都市部をあっという間に陥没させてその力を見せつけた。口から出す溶解液は一瞬でガッツフェニックスも溶かしてしまう。そして異次元人ヤプール人。逃亡生活を続けるアガムスの前に現れ、人類に対する復讐に手を貸すと言ってアリブンタを渡す。そしてテラフェイザー。アリブンタとの両面攻撃でデッカーを倒そうとする。
 アガムスを救いたいと願うカナタだが、そのアガムスはヤプール人と手を組んでしまった。未来でウルトラマンデッカーの力を知っていたアガムスはデッカーを倒せるようにテラフェイザーを作ったのだが、デッカーがパワーアップしたために失敗してしまい、それでカナタを恨みに思ったと言ってた。見事な逆ギレを見せてる。
 ウルトラマンデッカーはアリブンタとテラフェイザーの両面攻撃を防いで倒す事が出来たが、アガムスを救おうとしたためにヤプールの罠にはまって異次元に吹き飛ばされてしまった。
<「怪獣を超越した存在。さしずめ超獣と言ったところか」とはソウマの言葉。最初から超獣という言葉ありきで取って付けたような台詞のため、言ってて恥ずかしくないか?>
Blu-ray1
<A> <楽>
フランソワ・トリュフォー Blu-rayセット
<A> <楽>
MARVEL マーベル レジェンドシリーズ ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー ブラックパンサー
19
読書
アクセル・ワールド25 終焉の巨神
川原礫 (検索) <amazon> <楽天>
 太陽神インティををなんとか倒して王たちを解放することが出来たものの、インティの中から、加速世界を破壊する存在テスカトリポカが出現した。それこそがホワイト・コスモスの狙いで、テスカトリポカをテイムした彼女はハルユキのシルバー・クロウを捕獲して本拠地の渋谷に連れてきてしまう。このままではシルバー・クロウは無限に殺され続け、加速世界からはじき出されてしまう。連合軍はシルバー・クロウを助け出すために更なる作戦を開始する。

 一応ここで白のレギオン編が終わったと著者は書いているが、全くすっきりしない終わり方となった。加速世界を破壊する存在が出現して自由になった以上、もうあとはそれを倒す以外に方法は無いのだが、そちらの方にはいかなくなりそう。
<A> <楽>

暴太郎戦隊ドンブラザーズ

36話  最愛の妻みほがいなくなり、落ち込む雉野つよし。そんなつよしを励まそうとするドンブラザーズの面々。ところがみほの事情のことを知らなかったために、逆に傷つけてしまった。そんなつよしは犬塚翼と出会うのだが、その様子がおかしかった。

 敵は救急鬼。久我という気弱な男が自分を救って欲しいという願いで変身した。そして救急鬼ング。何故か列車の姿になってる。
 前回獣人に成り代わられた翼が暴走してしまうという話。現れたソノニの助言でそれが獣人であることに気づくのだが、普通にイヌブラザーに変身までしていて、無理矢理ドンオニタイジンに合体までしてる。その後獣人の世界に入っていなくなったはずの翼の本体も現れて偽物を撃破した。
 今回ドンブラザーズの口上が聞けるが、確か初めてだと思う。イヌブラザーだけ吠え声だった。
 獣人は基本的にこの世界では不死身の存在。これまではドンムラサメだけが倒す事が出来たが、コピー元の本人がこの世界に戻ると倒す事が出来るということが分かった。
 一方桃谷ジロウは二つの性格がせめぎ合って熱が出ていたらしいが、幼なじみのルミのお陰で無事復帰。なんかこんないい加減で良いのだろうか?
 今回獣人の夏美はタニマチから色々プレゼントもらって、それを当然のように受け取っていた。なんかバブルの時代を思わせる描写だが、この手の描写は井上敏樹脚本ではよくある。
 次回脳人がもう一人増えてソノシが登場するようだが、真っ赤なボディと仮面と言うことで、「仮面の忍者赤影」だろうか?
<ルミの言葉「夕陽は赤チン」だそうだが、この番組一体対象年齢はどこにあるんだ?>
VOL.5
<A> <楽>
アキラとあきら
<A> <楽>
チキップダンサーズ
<A> <楽>
wiki
18
映画
スーパーヒーローの変なシーン
ハンコック ハンコックは利己的で、尊大で、たいてい酔っていて、人を救おうとすると大概悪化する
バッドマン・ビギンズ ゴードンがバットマンからバットモービルのレクチャーを受けるシーン
ダークマン ダークマンが怒りに駆られるとピンクの象が現れる
スパイダーマン2 ドアマン役でブルース・キャンベルが現れる
アイアンマン トニーに声をかけたモデルを無視する
SUPER コスチュームに身を包んだレインが、列に割り込んだ若者と、そのガールフレンドをスパナで殴りつける
キャプテン・アメリカ ファースト・アベンジャー ペギーがこっそりと身体検査中のロジャースの筋肉を触る
スーパーマン・リターンズ ロイスの夫がスーパーマンの正体がクラークではないかと推測する
バットマン&ロビン ミスター・フリーズが冷凍にちなんだ言葉を連発する
デアデビル ブルズアイが女性の喉にピーナッツを詰まらせて殺害しようとする
スーパーマン2 ボロボロになった部屋の中でルーサーがクリプトン人のミニ軍隊を持っていることを誇る
マン・オン・スティール スーパーマンが空を飛んで逃げる前に陸軍将校に忠告を与える
スパイダーマン2 新聞社のジェイムソンがドク・オクに対するジョークを言うシーン
ファンタスティック4 ミスター・ファンタスティックが切れたトイレットペーパーを体を伸ばして別の部屋から持ってくるシーン
スパイダーマン 最初のプロレスシーンでスパイダーマンが相手を挑発するシーン
キャットウーマン ハル・ベリーとベンジャミン・ブラットのバスケットシーン
キャプテン・アメリカ ファースト・アベンジャー トミー・リー・ジョーンズがしかめ面で訓練を眺めてるシーン
スパイダーマン メイおばさんがピーターに「あなたはスーパーマンじゃない」と言ってる
アイアンマン3 雪の中でアイアンマンが倒れているシーン
X-MEN2 アイスマンの母親が「全て私のせい」と言うシーン
ダークナイト アルフレッドがブルースの事を警察に言うとジョークを言うシーン
インクレディブル・ハルク ブルースが瓶詰め工場で働いている冒頭
ダークナイト 鉛筆を目に突き立てるシーン
X-MEN:ファースト・ジェネレーション プロフェッサーとマグニートが天使のサルベーダーとの出会いのシーン
ファンタスティック・フォー ジョニーの体温が209度もあることが分かるシーン
アベンジャーズ シールドの職員の一人がビデオゲームでギャラガをプレイしている。
アメイジング・スパイダーマン ピーターが犯罪者をあざけるシーン
マイティ・ソー ソーがペットショップで馬を買おうとするシーン
キック・アス 最初にビルの上に現れたヒーローの格好をした男がそのまま落下して死亡するシーン
X-MEN 削除されたシーンだが、背後にスパイダーマンが映るシーンがある
アイアンマン3 トニーがハーレーと世代を超えた友情を形づくるシーン
ダークナイト バットマンの偽物に対して本物が、ホッケーのパットだと言うシーン
ミステリー・メン 何の力もないヒーロー達の集合
アイアンマン2 スタークがスーツを着ながら酔っぱらって放尿する
バットマン(1966) 爆弾処理
ゴーストライダー 自由なニコラス・ケイジの姿
マン・オブ・スティール クリプトン星から発進するロケットがペニスのような形をしている
ジャッジ・ドレッド スタローンの絶叫シーン
アベンジャーズ ロキが殺した人数を指摘されたソーが「彼は養子だ」と答えるシーン
Mr.インクレディブル ベビーシッターとジャックジャックのやりとり
アベンジャーズ アイアンマン対ソー対キャプテン・アメリカ
マイティ・ソー ソーがコーヒーのおかわりを叫んでカップを割るシーン
アイアンマン3 マンダリンの真実が明かされるシーン
X-メン ウルヴァリンがサイクロプスに本物であることを証明するために「お前はくそだ」と言うシーン
アベンジャーズ ハルクがロキの攻撃を簡単にいなして床に何度もたたき付けるシーン
50 Funniest Superhero Movie Moments
読書
悪役令嬢転生おじさん2
上山道郎 (検索) <amazon> <楽天>
 現実世界へと帰る術も無いままゲームの中の悪役令嬢グレイスとして学園生活を送る屯田林憲三郎(52)。親目線で本来のゲームの主人公アンナをサポートするつもりで時を過ごし、使い魔召喚儀式の時を迎えた。ところがアンナと攻略対象の男性とフラグを立てさせようと努力しても何故かことごとく自分自身に好意が集中してしまう。

 紙の本ではなかなか手に入らず、ようやく読むことが出来た。メインの物語はいかにもといった感じの話ではあるが、現実世界で娘と妻が自分の事を見ているとう、ある種かなりの羞恥プレイを行う事になってしまった。特に娘のサポートのお陰でトントン拍子に物語が進んでいく。なかなかに面白い。
<A> <楽>
オッドタクシー イン・ザ・ウッズ
<A> <楽>
「俳優」の肩ごしに(2022) <A> <楽>
山﨑努
16
映画
アテナ(2022)
 フランスの地方都市で末弟が何者かによって殺害されたと聞かされたフランス軍兵士のアブデルは慌てて帰宅し、警察へと向かったところ、そこでは弟が殺されたのは警察のせいだと大騒ぎする兄のモクタルと弟のカリムがいた。モクタルとカリムに先導された人々は警察を襲撃して武器を奪い、自分たちのアパート“アテナ”に戻り、そこで警察が過ちを認めるまで立て籠もると宣言してしまう。状況が分からず宥めることも出来ないまま、なんとかしようと奮闘するアブデルだが…

 劇場用の映画と異なり、Netflixの映画は突然配信され、一気に話題になって少し経つと話題が消えてしまうと言う問題があって、本当に話題の内に観ないと知らないうちに埋もれてしまう作品が本当に多い。それは多分本作にも当てはまる。かなり質が高いのだが、登場キャラに有名俳優が使われてなかったのが理由なのか、割と話題になった期間が短かった。良質な作品をこの程度の時間で消費してしまうのはなんとも勿体ない話である。
 本作はとても面白い試みがされていて、特に現代性というものに見事に合致した作りになってる。それにコスタ=ガヴラスの息子が映画監督をやってるというのも話題になって然りである。

 本作の良い部分はいくつかあるが、一つが現代の映し鏡になっているということ。今は世界がどんどん保守化というか、狭い範囲だけしか守らないことを良しとする風潮があって、それがレイシズムを作り出したり、小さな組織を守ることだけを考えるようになったりしている。かつて界はもっと他者の自由に寛容だった。これは世界がやがてみんなの権利が守られるように移行するという希望があったのだが、実際の歴史ではそれが裏切られ続けている。これは日本だけでなく世界中どこでも起こっている出来事だ。
 本作においてそれは警察とアパートの二つの立場でそれが起こっている。アパートの住民は仲間を殺されたことで、結束を強くして警察に対抗しようとする。だがそれは国家に対しての反乱となってしまう。
 対する警察も似たような状況。官憲という立場があるものの、実際に不祥事を起こしてしまったため、それを隠蔽するには、立て籠もったアテナのアパートの住民を全員問答無用で逮捕するしか方法が無くなってる。もはや意地になって立てこもりを押しつぶすしか無くなってる。
 そんな中で、軍人という立場でどちらの事情も知り、このままではじり貧になるのが分かってしまったアブデルの苦悩を描くのが本作の肝だろう。
 お互いに言い分を聞く気が無いが、言う事を聞かないとこの自体はフランス全体を巻き込む大事件になる。それが分かっているのに何も出来ない。
 当事者ではあるが、京大を抑える事が出来ないアブデルは無力なので、その無力さが観ていて辛くなってくるのだが、それこそが今の時代というものをはっきり示すものだとも言える。
 歴史の傍観者は無力で、歴史を動かすためには力に頼ることになるのだが、力を振るうと国が駄目になる。この矛盾を今の歴史の中で自分たちが味わっていることなのだから。
 だから本作は2020年代というものを示す縮図となっている。言い着眼点だ。

 もう一つは観れば分かるとおり。本作の長回しは見事な技術の固まりである。映画はショットの編集によって作られるものだが、それでも長回しが好まれるのは、それだけで努力が見えるからだろう。その努力というものを本作の大きな価値だと言える。見栄えする長回しを何度もやってくれるので、何度観ても楽しめる。

 後はこれはマイナス面でもあるが、無名の俳優を多数起用することで、この人は一体何をしてくるのか?という期待感を持たせるのも良い具合である。無名だからこの作品があまり話題になりにくいのだが、だからこそ広く観て欲しいとも思う。
異動辞令は音楽隊!
<A> <楽>
チート薬師のスローライフ〜異世界に作ろうドラッグストア〜
<A> <楽>
wiki
15
読書
アーヤと魔女
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ (検索) <amazon> <楽天>
 孤児のアーヤはある日とある夫婦に養子としてもらわれた。しかしそこは実は魔法使いの家で、アーヤは薬作りの助手としてだけもらわれただけだった。外に出ることもできずただ薬剤の材料を運んだり混ぜたりするだけの日々を送っていた。しかし生来の負けん気から自分も魔法を使ってみようと思い立つ。

 ジブリアニメとなったので、原作はどんなもんかと思って読んでみたが、まるで中途半端な作品で、読んでいて「これでいいのか?」と思うことが多々。続編が無いと話がまとまらないと思うのだが、その続編が無いらしい。よくこれを映画にする気になったもんだ。
<A> <楽>

ウルトラマンデッカー

sp2  二回目となる特別編集編。前回同様マルゥルとホッタマサミチによる、GUTS-SELECTの装備の話でテラフェイザーについて話をする。
 マルゥルによれば、テラフェイザー自体がウルトラマンを破壊するために作られたものと言うこと。
 「ウルトラマントリガー」6話および8話の描写もあり。続編だから出来る強みだな。他に劇場版ダイナについても言及があったが、そこに出てきたデスファイサーはデラフェイザーとよく似ている。
<DGという言葉を見たマルゥルは、それはデッカーとジェノサイドを意味する言葉で、デッカーを殺すと言っていたが、その場合GenocideではなくKillなのでDKではないのか?>
Blu-ray1
<A> <楽>
NOPE/ノープ
<A> <楽>
POP UP PARADE チェンソーマン
13
映画
映画で用いられたスター・ウォーズのシーン
第1位 レイダース 失われた聖櫃 聖櫃の絵文字の中にR2-D2とC3-POの模様がある
第2位 E.T. エリオットの部屋にグッズが多量にある
第3位 インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説 最初のバーの名前がオビワン
第4位 未知との遭遇 宇宙船の端にR2-D2タイプのドロイドの頭部がある
第5位 クラークス デススターの工事について話し合っているシーンがある
第6位 地獄の黙示録 ハリソン・フォードがルーカス大佐という役で出ている
第7位 彼女はパートタイムトラベラー トレボロウはストームトルーパーの事を度々言う。
第8位 バック・トゥ・ザ・フューチャー マーティが過去の父ジョージを脅かせるために言った台詞は、「私の名前はダース・ベイダーだ」
第9位 キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー この時代に馴れるためにスティーヴの取ったメモに「スター・ウォース/トレック」と書かれている
第10位 チーム アメリカ: ワールド ポリス 敵基地潜入の際、声で相手を従わせた。
第11位 ツイスター 実験成功した際、「これは月ではない」「これは宇宙船だ」という台詞
第12位 ポルターガイスト ケナーの部屋はスター・ウォーズグッズであふれている
第13位 セレニティ ハン・ソロのフィギュアを映そうと努力する
第14位 スター・トレック(2009) エンタープライズ号の前を通り過ぎる残骸の中にR2-D2がいる
第15位 メン・イン・ブラック KがJに宇宙戦争の譬えを語る際、スター・ウォーズを挙げる
第16位 Mr.インクレディブル ダッシュとバイオレットの逃亡シーンはEP6のチェイスを思わせる
第17位 俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル EP6のラストを思わせるような幻
第18位 待ちきれなくて… ライトセーバーのつばぜり合いの音が聞こえる
第19位 サンシャイン2057 イカロスのキャプテンが「あなたは天使ですか?」と尋ねる
第20位 チェイシング・エイミー 「ランドをファックして」とケヴィン・スミスが叫ぶ
第21位 オースティン・パワーズ2 ドクター・イーヴルは月のことを「デススター」と呼んだ。
第22位 スモーキング・ハイ サウルの言動はジャバ・ザ・ハットのもの
第23位 ピッチ・パーフェクト ベイダーとはオランダ語で「父」を表す言葉と説明する
第24位 カールじいさんと空飛ぶ家 思い出の映画館に『スター・ウォーズ』が上映されている
第25位 宇宙人ポール ドライブ中にEP4の酒場の音楽が流れる
The 25 best Star Wars references in other movies
読書
KOUSHOKUダンディ
柳沢きみお (検索) <amazon> <楽天>
 「食」と「色」。二つの「しょく」にこだわりを持つエッセイストの創石夏雄の部屋には、いつも異性関係のトラブルで相談に来る出版関係者がやってきていた。そんな彼らの話を聞きつつ、独自のダンディズムを語る創石。

 著者が思い入れがあるという「大市民」のマイナーチェンジバージョン。本来大市民の続編を書きたかったんだろうけど、出版社の都合で書けなくなったため、ほとんど同じような主人公を作ったといいったところだろう。
 話としても蘊蓄を語って飯を作るという構成に全く変わりはなし。ちょっとだけ主人公が女好きというところが加わったが、それもあんまり活かせてはいない。ただ、それでも読んでいてちょっとほっとしている自分もいる訳だが。なんだかんだんだ言っても好きなんで。
<A> <楽>
ジュラシック・ワールド 新たなる支配者(2022)
<A> <楽>
探偵はもう、死んでいる
<A> <楽>
wiki
12
映画
ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記(1997)
 ドラえもんのひみつ道具「生命のねじ」を使って馬のぬいぐるみに命を吹き込んだのび太はその馬に「パカポコ」と名付けた。しかし乗馬の練習の場所がなく、どうするかを考えていたところ、22世紀に戻っていたドラえもんが偶然福引の小惑星引換券を持ってくる。そこに牧場や町を作ろうと考えた二人は次々に小惑星を試すが、最後に見つけた人が居住可能な大きな小惑星を手に入れることが出来た。仲間達を誘い、その小惑星に生命のねじで作ったおもちゃ達と共に都市を建設し始め、ついに「ねじ巻き都市」を作り上げる。おもちゃ達の楽園が出来たと喜ぶみんなだったが…

 実質的に藤子・F・不二雄の最後の作品で、脚本を途中まで書いていたとのことなので、文字通りの遺作となった物語。
 設定と大意はあらかじめスタッフに伝えてあり、そのまま藤子・F・不二雄の構想通りに作られたようで、箱庭感と壮大感が面白い具合に噛み合った話にはなっていた。
 そもそも藤子・F・不二雄は独自の世界観があって、ちょっと一般人の感性からずれたところに面白みがあって、それがピタッと合うととてつもなく面白くなる。この感性というのは、日常の延長にSF設定があるということで、ちょっと一歩踏み出せば、そこは既に異常空間という感じという感じと言うべきか。松本零士の世界観に通じるものがあるかもしれない。
 本作はその意味で非常に藤子・F・不二雄の世界観を表しており、遺作として考えるならば、最もそれっぽい作品だとも言えよう。

 問題として、枠組み自体は面白いのだが、内容が見合わなかったということだろうか。話の展開がぬるすぎた。一時間程度なら持つが、それ以上になるとかなり退屈なものになってしまった。
 多分それは壮大感が全くなかったことが問題だろう。世界の危機とかではなく、箱庭が壊されるかどうかという小さな問題に過ぎなかったし、ここに住む住民達もそもそもAIによるかりそめの命なので、ストーリーがままごとじみてしまった感がある。それこそが藤子・F・不二雄の狙いだったのかもしれないが、かなり退屈な話になってしまった。
新規 レビュー 科学戦隊ダイナマン全話 科学戦隊ダイナマン事典 完了
ZAPPA
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死ぬまでに観たい映画1001本 第五版(2022) <A> <楽>
スティーブン・ジェイ・シュナイダー
10
読書
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 3回目のSJも順調に進み、残り6チームとなったところで一旦ゲームは中断され、6チームから各々一人ずつが新しいチームとなることが決定された。運営の悪意によって作られた急造のチームに嬉々として参加するピトフーイ。再び決着を付けねばならなくなったレン。

 同じチームで仲間として戦ってきたピトフーイと再び戦う事になるという、ほぼ冗談のような話になってしまったが、盛り上がりがすごい。あと、新しいチームを作る都合上、他のチームの面々も個性的に描かれるようになったので、大分幅が広がった感じ。特にこれまで単純なやられ役だったマシンガンチームが存在感増していてよろしい。どかどかどかどか
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ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪(1st)

8話  エルフの国エレギオンにやってきたガラドリエルとハルブランド。怪我が癒えたハルブランドは、エルフ族がミスリルが無ければ滅びに向かうということを聞き、ミスリルのカケラを用いて合金を作るよう進言する。

 ファースト・シーズン最後の話。前回の7話で一応オチが付いたので、ここはセカンド・シーズンのための伏線がメイン。これでやっと本来の『ロード・オブ・ザ・リング』の設定と重なる部分が登場するようになった。
 まずガラドリエルが追い続けたサウロンの正体が分かる。実はガラドリエルと共に冒険をしてきたハルブランドだったというオチがついた。誰がそうであっても不思議ではないが、この人物は結構意外だったかも。ガラドリエルは自分の兄の敵と共に戦ってきたということで、相当ショックを受けていたようだ。正体を明かしたサウロンはガラドリエルを仲間にしようと誘いを掛けてくるが、ガラドリエルは当然拒否する。
 元はサウロンはモルゴスの部下だったが、先の大戦でモルゴスが死んだ時に一緒に消滅した。だがエルフの力が弱まったことで復活したという事らしい。オーク王アダルとはライバル関係にあったため、力を失った今の状態では戦いたくなかったようだ。アダルの支配するモルドールを奪うことがサウロンの目的の一つとなった。
 そのハルブランドはエルフにミスリルの合金を作るよう進言するが、その結果出来たのが三つの指輪だった。ここでタイトル回収が出来た。この合成が上手くいったため、エルフの力ももう少しだけ持続できるようになった。ちなみにここでは名前は明かされていないが、それぞれ風の指輪ヴィルヤ、水の指輪ネンヤ、火の指輪ナルヤと呼ばれている。
 正体がばれたのでサウロンは逃亡したが、今度はこの三つの指輪を狙う事になる。以降のシリーズの方向性がはっきりした。
 ハーフットと旅をしているよそびとは当初サウロン本人だと思われていたのだが、実は古代の大魔術師のイスタルだったことが分かった。記憶を失っていたが、少しだけ記憶が戻り、東の地リューンで全ての記憶と力を取り戻すことが出来ることを思い出した。ノーリはその冒険に同行することにする。セカンド・シーズンはそれもメインの話の一つとなるんだろう。
 そしてヌーメノールでは王が崩御。先の南方国での戦いで光を失った執政王女ミーリエルが帰還する。
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08
映画
シンデレラ
 両親に愛され、優しく育ったシンデレラは、父の死後、後妻のトレメイン夫人と、その連れ子である二人の義姉・アナスタシアとドリゼラによって虐められるようになってしまう。ついには召使いとして扱われるようになってしまう。鼠のガスとジャック、馬のメジャーと犬のブルーノと小鳥たちだけが彼女を慰めてくれていた。そんなある日、城の王子プリンス・チャーミングの花嫁選びを兼ねた舞踏会が開かれる事となり、シンデレラの家にも招待状が届いた。義理の姉達は大はしゃぎで出かけたが、シンデレラは家の用事を全て終わらせるように命じられ、こっそり作ったドレスも破かれてしまった。一人屋敷に残されて泣くばかりのシンデレラの前に妖精の老婆、フェアリー・ゴッドマザーが現れた。

 ディズニーによる昔話を主題に撮ったアニメーションで、興行的にも大成功で、1950年全米興行成績6位という成績を残している。
 これまでディズニーは何作かのアニメ作品を作ってきたが、作風として確立したのが本作と言える。
 それは他でもないディズニープリンセスの誕生である
 本作でのシンデレラが後にディズニープリンセスのひな形となった。確かに本作以前にもプリンセスとしては『白雪姫』(1937)が作られているが、あの作品では白雪姫は完全に受け身の存在で、ほぼ自分の意思を持たずに流されるだけだった。しかし本作からはっきり主人公の女性は自己主張を始めるようになっていった。この自己主張というか、どこか親しみやすくて個人としての魅力を出したことがディズニープリンセスの特徴となる。
 特にここに登場するシンデレラは原作のような悲劇のヒロインでは無く、目鼻立ちくっきり、自分を持って周囲と渡り合う姿はまさにディズニープリンセスそのものだった。
 彼女がベースとなって以降のプリンセスが作られたと考えるなら、かなり感慨深いものがある。
 ただ、ディズニーによるフィルターがかけられたため、本来のシャルル・ペローの原作からは大分離れたものになってしまったので、その辺は痛し痒しか。
 出来れば原作の方も読んで違いを感じてもらうのが一番だろう。

ウルトラマンデッカー

17話  異星人であるアサカゲ博士を受け入れていたという事実から、ムラホシ隊長が内部査察を受けることになった。調査局長官としてやってきたメトロン星人ナイゲルによって執拗な調査を受ける。

 敵は古代怪獣ゴメス。これまで度々地中から現れた怪獣。ここに現れたのはデッカーと同サイズのかなり巨大な個体で、防災都市の防衛権を突破するほどの力を持つ。
 今回はムラホシ隊長が内部調査を受けるという話。内部調査というのはこれまでにもいくつかの作品で行われてきたが、かなりきつくなるのが普通だった。この話では一見シリアスだが、監察官がメトロン星人というのが面白く、更に程よくコミカルな演出もあるのであまり深刻にならずに仕上げることが出来た。
 ムラホシ隊長は10年前のGUTS-SELECTの特殊部隊にいたことが分かった。その際ヒュドラムと遭遇し、そこから少年を守ろうとしたが少年は逃げてしまい、それがヒュドラムを助けたのではないかと疑いをかけられていた。ところがその少年こそがリュウモンソウマだったというオチ。そこは出来すぎかな?
 リュウモンによれば、ウルトラマンと人間は連動しているため、怪我をしているところが同じであれば、その元となった人間も分かると言っていた。丁度良くカナタは腕を怪我したままデッカーになっていた。わかりやすい伏線だ。
<今回大人の個体であるメトロン星人ナイゲルが現れたが、この前出たマルゥルは子どものままだったな。10年経っても同じ大きさと言うことは、メトロン星人は成長速度が遅いのかな?>
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「パタリロ!」アニバーサリー・BD-BOX
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たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語
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06
読書
銀河鉄道999 15
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 新たな目的地に向かって進む999は、これまで知らない惑星に次々到着するが、そこでは必ずメタノイドの戦士達が関わってくる。そしてメーテルから、この旅の目的が語られることになる。

 ようやくこの旅の目的が分かったが、ただ目的地は分かったものの、メタノイドと人類がどう付き合っていくのか、戦っていくのか、そのへんがはっきりしない。敢えてぼかしているのだろうとは思うのだが、本当にオチまで考えているのかがちょっと分かりづらい。
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暴太郎戦隊ドンブラザーズ

35話  妻のみほを奪った犬塚翼を罠にはめて逮捕させた雉野つよし。しかし完全に昔の自分を取り戻したみほが戻ってくる訳でなし、ただひたすら虚しさを噛みしめていた。一方取り調べを受ける翼の前に現れたのは鬼頭はるかの叔母である鬼頭ゆり子だった。

 敵は超獣鬼。哲学書を持った青年が青春とは何かと悩んだ末に変身したヒトツ鬼。必殺技の一つ一つに「青春」のキーワードが入る。そして超獣鬼ング
 雉野つよしと犬塚翼の二人を中心に話が展開していく。同じ女性を好きになった二人がいがみ合ったり和解したり。
 警察も無能ではなく、既に獣人のことを調査しており、その獣人事件に関わっていることから翼を道具として使うことにしたようだ。官憲に使われてしまう主人公ってのも井上脚本では結構あること。その協力をすることを条件に指名手配を解除された。
 それで獣人となっている疑いのある夏美=みほをどうするかで、翼は悩むことになる。一方、つよしの方はただ捨てられてしまったことにウジウジ悩んでいる。
 そして翼は獣人になった夏美を追いかける内に不思議な空間に吸い込まれてしまい、そこで獣人に捕らえられてしまった。その空間には元の夏美を含めて獣人とされた人たちが捕らわれていて、翼も又獣人によってコピーされてしまう。
 ドンモモタロウが久々にトッキュウ1号へのアバターチェンジを行ったが、ゴールドンモモタロウの顔だけが変わっていた。そう言う変身もあるのね。
 あと、桃谷ジロウの病は重くなっている。もはや自力で立ち上がることも出来ない。
 ところでこの話は脚本だけでなく監督まで井上敏樹が務めている。監督は初めてでは?
<なんで凶悪な逃亡犯である翼と、痴漢行為のつよしが同じ牢に入れられるんだ?
 超獣鬼の必殺技名は青春爆発ファイヤーだった。嶋大輔の顔が思い浮かんだ。>
VOL.5
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こちらあみ子
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ビジネスと人生に効く 教養としてのチャップリン(2022) <A> <楽>
大野 裕之
04
映画
アメリカ史を学ぶテレビと映画
建国の始祖たち 「Drunk History(教育番組)」(シーズン2第8話)
第二次世界大戦以前 私が愛した大統領
第二次世界大戦 プリティ・リーグ
朝鮮戦争 M★A★S★H マッシュ
米ソ冷戦 ドリーム
ベトナム戦争 グッドモーニング、ベトナム
70年代 タイタンズを忘れない
ウォーターゲート事件 キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!
レーガン・ドクトリン チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
イラク戦争 ヤギと男と男と壁と
タリバンへの報復戦争 アメリカン・レポーター

ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪(1st)

7話  オークを撃退できたものの、黒い剣の力で火山が爆発し、多くの犠牲者が出てしまう。残された人々は集結し、ガラドリエルらを中心に新たな国造りを決意する。そしてエルフの存続のため、入る事を禁じられた山に入ったエルロンドは、そこで巨大な怪物を目覚めさせてしまう。

 前回の火山の引きから南方国は混乱中。ガラドリエルとアロンディルは残された人々を集めて負傷したハルブランドを立てて国造りを指導する。
 ミスリルがなければ程なくエルフは滅びるという事実を知らされ、かなり強引な手段でミスリルを得ようとするエルロンドは、その強引さが祟ってドワーフから追放処分を受けてしまう。付き合ったドゥリンも王位継承権を失ってしまう。
 そしてハーフットの移動先にも南方国の火山の噴火が影響を与え、行く先々で枯れた木々を見かける。よそびとがその木に触れたら一度枯れてしまうが、その後木々が復活している。あくまで不思議な力を使うというだけだが、彼を見張ってる人間がいることも分かった。
 生き残ったガラドリエルはテオを連れて移動するが、そこで色々なことを話している。兄だけでなく夫も戦で亡くしたとか初めての情報も出てきた。その中で若き航海士イシルドゥルが行方不明になってしまったが、これはおそらく引きだろう。
 ラストシーンでオーク王のアダルが火山活動によって交配した南方国をモルドールと名付けるシーンがあり。これで「ロード・オブ・ザ・リング」とつながった。
<ハーフットのみんなが見たのは枯れた木だが、斑に枯れてるようで、その理屈がよく分からない。火山弾にしては地面に穴も開いてないし。>
FLEE フリー
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ダイナ荘びより
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03
読書
転生したらスライムだった件4
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 魔物の町テンペストは多くの魔物の努力で発展し始めていた。その中心となったリムルは町造りよりも対外の折衝の方で忙しくなっていく。そんな中、リムルの意識の中に、かつて取り込んだシズの記憶が甦り始めていた。彼女がこの世界での心残りがあると考えたリムルは、彼女たちが面倒を看ていた子ども達の手助けが出来ないかと考え始める。

 前巻までのような大きな事件は起きず、これからの物語に関わる伏線をばらまいてるような感じだが、これはこれで面白い。特に町造りは読んでいて楽しいので、もっとじっくり描いてくれても良かったくらい。それで順調かと思いきや、最後に大きな波乱。時間から新展開となる。
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仮面ライダーギーツ

9話  ナイトジャマトとの缶蹴り勝負に勝利し、デザイアグランプリは終わるはずだったが、何故かゲームはまだ続いていた。ゲームマスターによると、缶蹴りではなく缶の破壊が勝利条件となったらしい。そこで残された三人はゲームマスターからそれぞれ卵を渡され、戦いの中でこれを育てろと言われる。

 敵はナイトジャマト
 決勝戦の延長戦。英寿、道長、祢音にはそれぞれ卵が渡され、戦いの中で孵化するのだが、その中からそれぞれ新しいバックルが現れた。それらを駆使して戦うのだが、結局最後に卵から孵ったモンスターバックルを用いた英寿のギーツが再度優勝となり、英寿が望む世界へと作り替えられるのだが、その世界が何かは明かされなかった。他の人にとっては元の世界が戻ったという事になる。
 これまで顔を隠していたゲームマスターが登場した。その仮面を脱いだらコンシェルジュのギロリだった。
 そして次のデザイアグランプリも又始まりそうで、5話と6話に登場したパンクジャックが素顔を見せて、デザ神となった英寿を面白そうに見つめている。ゲームに参加して無くてもその空間に存在できるということで、彼も特別な仮面ライダーなのだろう。
 戦いの中で「たとえ死んでも俺は生きる」という台詞をバッファの道長が言っていた。ゾンビバックルを持っていたからの台詞だったかもしれないけど、伏線っぽい台詞でもある。
 一応この作品の主人公は景和のはずだが、今回は全く登場もしてない。
<一撃でナイトジャマトを倒すほどの威力を持つモンスターバックルだったが、効果音が子どもの叫び声みたいな可愛さだった。アンバランスな声だな。>
アンモナイトの目覚め
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S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーBLACK SUN
01
映画
オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022)
 東京。しかしここは人間が全員動物の姿をしている街だった。そこで偏屈な個人タクシー運転手・小戸川(花江夏樹)は、毎晩街をタクシーで流していたが、黒猫の女の子を芸能事務所に送ったことから本人も気づかぬ内に事件に巻き込まれてしまう。暴力団幹部剛力(木村良平)とその舎弟である警官のミーアキャットの大門(昴生)、芸能プロダクションのマネージャーのキツネ山本(古川慎)らからドライブレコーダーを奪われそうになったり、拳銃を拾った田中(斉藤壮馬)というピューマに関わっていく。

 現在日本では本当に数多くのテレビアニメーションが作られており、その中でヒット作もいくつかあるものの、主に原作ありの作品に注目が集まり、アニメオリジナル作品でヒットを飛ばすのはなかなか困難になってしまった。
 そんな中、ほぼ誰も注目していなかったのに、公開から静かな話題となっていき、着実なファンを確保できた作品があった。
 「オッドタクシー」というこの作品、はっきり言ってビジュアル的には全くヒットの要素はない。主人公は不細工でぶっきらぼうなオットセイだし、出てくるキャラもみんな動物で、これと言って目を引くところがない。しかも女の子が可愛いとかそういうのもない。ビジュアルだけで言うならヒットする要素なんてどこにもない。
 しかしそれがヒットしたのは、明らかに物語と設定の良さである。
 この作品には複数の事件が起こっており、それが同時並行で展開していく。そのため複雑な物語になってしまうのだが、その複雑さを感じさせないのんびりした物語が展開する。時に緊張感が高まったり、命のやりとりがあったりするが、主人公の小戸川はひたすらタクシーを転がして客を拾ってるだけだし、出来れば事件に関わりたくないので、できる限り人と距離を置こうとする。ただ周囲でそれぞれの事件が展開し、その度ごとに小戸川に関わってしまう。
 この複雑な話の展開が徐々に終息していきすっきりと物語がまとまっていく過程がとても心地良い。20分13話という長さがあってのことだし、一週間毎にそれが徐々に詰められてくのを観ているのも楽しかった。

 そんな訳で大変優れたテレビシリーズだったと言えるが、そのテレビのラストシーンだけはいただけなかった。
 事件は一見すっきり終わったように思えたが、たった一つだけ謎のまま終わってしまったものがあった。それは物語の始まりとなるアイドル殺害事件のこと。
 その真実を知っているのは犯人だけなのだが、その犯人が最後に登場して全部モノローグで告白してしまう。本来これも物語の中に組み込んで、同時に真相を暴いていくような形にすべきなのに、何故こんな泥縄な方法を使った?しかもその犯人は、最後の最後に小戸川のタクシーに乗り込んだ瞬間で物語が終わる。
 これは最後にストレス溜まってしまう。引きとしてはあまりに不穏だし、そもそも最終回なのだから、そこで引いてどうする?続編でも作るのか

 …と思ってたら、そのオチは劇場版でとのこと。結論を劇場版に持ち込むのは好ましくは無いが、どんな形でもオチが付けられるのは歓迎。

 一応劇場版の本作は二部に分けられる。一部は登場するキャラに対するインタビューという形で、これらの事件に関わった一人一人がそれぞれの目線で事件を語るというもの。小戸川以外は全ての事件に関わる訳ではないし、小戸川自身も知らないことを知っている側面もあって、それらのことを語らせることでちゃんとテレビ版の補完になっている。
 映画としてはこちらの方が良いのだが、ただ、ここは一見さんお断りで、テレビ版を観てないと全く意味が分からないという問題もある。
 そして第二部で、テレビ版のラストからの流れが出てくる。盛り上がるだろうかと思っていた分、あまりにあっさり終わってしまって拍子抜けだったが、テレビ版のモヤモヤが解消されただけですっきりした気にさせてくれた。
 改めて言うが、この映画はテレビシリーズを全部観た上で観ないと意味がない。そこだけ注意が必要だが、そうすると充分満足できる作品だった。

ウルトラマンデッカー

16話  二年前に落下した隕石からスピニーという小型怪獣が発生した。浮遊するだけで悪さをする訳でも無いが、不気味という事でTPUによる捕獲作戦が行われる事になった。職員として捕獲作戦に参加するカナタらGUTS-SELECTの面々だが、調子を崩しているカナタはリュウモンから強く非難される。

 敵は浮遊幼獣スピニー。二年前に落ちた隕石から生じた小型怪獣で、最初は浮遊するだけだったが徐々に能力を高めていく。そして双頭怪獣パンドン。スピニーが進化して巨大化した怪獣。二つの口を持ち、高熱火焔を吐く。
 前回がハード展開だったこともあってか、結構緩やかな話が展開する。前回パワーアップを果たしたのは良いのだが、その余波もあるし、アサカゲ博士とのこともあって心が体について行かずに空回りしてしまう。
 そんなカナタにアドバイスを与えるのがリュウモンソウマ。これまで完璧で無ければならないと思い込んでいたソウマがカナタを思いやる発言をするなど、成長しているようだ。
 この作品では外宇宙から怪獣がやってこられないため、宇宙からの怪獣にはかなり工夫が必要で、今回は二年前の隕石を使っている。
<このシリーズで実弾を撃つ銃は珍しいが、あんな反動の強い銃持たせるのはどうかしてるぞ。
 ハネジローがもう回復してるけど、ハネジローの設計自体がアサカゲ博士だから、中にどんなプログラム仕込まれてるか分かったもんじゃ無いぞ。それでも使うんだ。>
Blu-ray1
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ビースト
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HERO 大島康嗣の仕事(2022) <A> <楽>