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30 |
読書 |
わたしの推しは悪役令嬢1
ブラック企業勤めで心身共にへとへとな“私”にとって乙女ゲーム「Revolution」が心の救いだった。しかし“私”にとってこのゲームでの推しは王子様ではなく主人公のライバルである悪役令嬢のクレアだった。そんな“私”は突然「Revolution」の世界に主人公のレイとして転生する。その世界を受け入れた“私”はレイとしてやるべきことを定める。それは破滅まっしぐらのクレアを救うことだった。
転生ものにしていわゆる百合作品。コミック感覚で読みやすい作品だが、ゲームの先には革命が待っているというところに重さを感じさせる部分もある。 |
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9話 |
まんまとバットマンとバットガールの追跡を逃れたエッグヘッドとオルガは今度はゴッタム・シティの原子力研究所に入り込み、ラジウムを強奪する。
3期に入ってから前後編がこれまでとは異なり、基本一話完結になっている。この話も登場する敵こそ同じだが、前回で一度話が閉じて、新しい作戦が展開している。今回のエッグヘッドとオルガ二人の作戦は放射性物質を使って恐竜を蘇らせようとした。
作戦は見事成功し、ネオサウルスが卵から孵るが、その姿はほぼ往年の映画恐怖のワニ人間のワニ人間そのまんまだった。実はバットマンの変装だったというオチがついたけど。
相変わらずバットマンとバットガールに挟まれて上手いことあしらうアルフレッドの姿がある。3期になってますます存在感増してる。
<ゴッタム・シティには完璧な形の恐竜の卵が存在する。化石のようだが、ちょっと押しただけでふらふらしてる。石には見えない。オチとしてバットマンがその中に入っていたのだが、一体いつそれがすり替わったのか全く分からない。> |
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特撮と怪獣 わが造形美術 増補改訂版 |
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成田亨 |
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29 |
映画 |
ソニック・ザ・ムービー(2020) |
とある植物の生い茂る惑星で成長した青いハリネズミのソニックは、他の種族に襲われ、親代わりのフクロウのロングクローから特殊なリングを使って地球に送られる。それから10年。ソニックはモンタナ州にある片田舎のグリーンヒルズの町で誰にも見つからないように暮らしていた。超高速で移動出来るソニックは町の人に見つかることはなかったが、お化けのような存在として知られていくようになる。そんな中、ソニックが観察して楽しんでいた保安官のトム・ワカウスキー(マースデン)がサンフランシスコ警察に転勤となる。近いうちにトムがいなくなると思うと寂しくなったソニックは暴走た挙げ句、大規模停電を起こしてしまう。その調査を依頼されたのは悪名高い科学者ドクター・ロボトニック(キャリー)だった。
ゲームメーカーであるセガのヒットゲーム機種メガドライブでデビューし、以降セガの顔として現在も様々なゲームで出演中のソニック・ザ・ヘッジホッグの初映画作品。ソニックはCGを用いて、実際の俳優と競演させるハイブリッド作品として公開された。
実はもう少し早く公開されるはずだったのだが、最初のトレーラーに出てきたソニックの姿が不評で、大幅な作り直しとなったため、公開がかなりずれ込んでしまった。ただそのお陰でソニックの姿はきちんとゲーム準拠したものとなり、見応えもあり。あのまま公開していたら大惨敗が目に見えていたので、正しい延期だった。
作品自体はとても普通というか、見応えのあるアクション作品と言った感じ。基本はバディムービーのロードムービーで、噛み合わない会話で行われる珍道中と、行く先々でのアクションをほどよく取り入れ、最初から最後まで楽しめる娯楽作品として仕上がってる。実に正しいオーソドックな作り方となっている。
ただ、ロードムービーの手法をしっかり取り入れていて、主人公のトムはソニックと出会って二人で旅をすることで、本当に自分が求めていることは何かを悟っていくので、意外にしっかり底固めが出来ている。
ソニックはCGによって描かれるが、実写と違和感なく溶け込んでるし、キャラ立ちも良し。かつての『ロジャー・ラビット』(1988)の時代から較べると隔絶の感がある(あれはあれで大好きな作品だけど)。更になんと言ってもキャリーのドクター・ロボトニクのぶっ飛びっぷりはキャリーの最盛期を思わせる見事な造形で、これを観るだけで元取れるレベル。ラストシーンは必見だろう。
ただ、色々設定の取りこぼしがあるのも確か。例えばソニック誰によって狙われているのかとか、惑星間旅行のシステムや、そこで何かの組織が存在するのかとか。多分これはちゃんと続編を前提に作られた作品だからだろう。ヒットしたし、続編製作の可能性は結構高いと思われる。 |
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魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム |
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<楽> |
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27 |
読書 |
メッシュ1
パリで贋作画家をしているミロンはある日腕を折られて街角で倒れていた少年を助けて家に連れ帰る。金髪に所々銀髪が混じるためメッシュと呼ばれていたその少年はミロンのアトリエに住み着き、復讐の牙を研いでいた。
パリを舞台に複雑な出自を持つ少年を中心した人間関係を描く作品で、一見硬質に見えながら、ほどよいコメディ具合もあり、バランスがとても良い。基本的にここに登場するほとんどのキャラはバイセクシャルであるという前提で読むとすっきりする。 |
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32話 |
ノーザンベースの結界を破って陵牙と玲花が侵入する。更にメギドのストリウスとズオスまで侵入してノーザンベースは一気に危機を迎える。
敵は仮面ライダーデュランダルと仮面ライダーサーベラ。そしてストリウスとズオス。敵の方がオールスター。
まるで最終回前のような総力戦。その中でブレイズの新フォームが登場する。
一方飛羽真はデュランダルの瞬間移動のからくりを見抜いた。
マスターロゴスはメギドと共に戦っている事を隠しもしなくなったが、それで玲花がマスターロゴスへの疑問を抱き始める。
相変わらずイケメンがボロボロになって叫んだら理屈も何もなくパワーアップする展開。この作品これだけだな。
<ノーザンベースはボロボロなのだが、パワーアップしたことを純粋に喜んでる倫太郎。おかしな思考経路だ。> |
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S.H.フィギュアーツ (真骨彫製法) 仮面ライダーBLACK |
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26 |
映画 |
ノマドランド(2020) |
ネバダ州で夫と共に単一企業の町で働いていたファーン(マクドーマンド)。しかしリーマンショックの影響で企業が潰れ、更に夫にも先立たれてしまって家を失ってしまった。そこでファーンは最低限の荷物を車に積み込み、それを住処として臨時雇いを転々として生活していく。そんな中、同じような立場にある仲間達が荒野で集まっていることを知る。そこでいろいろなアドバイスをくれるアドバイザーとも出会ったり、交流を深めるが、その中にはデイブ(ストラザーン)という男もいた。
「ノマド」という言葉はいろんな意味がある(wikipedia)が、この言葉を聞くと、「自由」とか「漂白」と言った響があって、どこか憧れを感じさせるものだ(私はSF小説「虎よ、虎よ」のN♂MADを思い出す世代でもある)。だからこのタイトルにはとても惹かれているし、テーマも面白い。観る前からほぼ絶対私には合う作品と言う確信があった。これを観ない手はなかろう。
本作はドラマだが、元ネタはジャーナリストのジェシカ・ブルーダーによる「ノマド:漂流する高齢労働者たち」からの引用となる。書籍の方はルポルタージュで、その立場の人たちの実際のインタビューによって構成されているが、それらを合わせた形でドラマとして仕上げた。
ただ本作の場合、ドラマと言えば確かにドラマなのだが、むしろ実際にノマドとして生活している人を追っているドキュメンタリーに近い作品で、一風変わった作風が特徴。特に面白いのが最後のスタッフロールで、流れてくるキャスト一覧には役名と本名が全く同じ人たちの名前が延々と流れてくる。これでだいたい察したが、その後映画のことを調べてみたら案の定で、この映画の登場人物の大部分は本当のノマドの人らしいことが分かった。役者顔負けの演技力を持った人ばかりで、到底素人に見えない人たちだった。実際の生活者だけに説得力もあるし、演技力もある事から、本当の主役は原作通り彼らの方にあるとも言える。
作品としては、起伏があまり多くなく、流れるような物語展開となっている。起伏があるのは、いくつかの車のトラブルがあったことと、同じノマドで、何かとファーンを気に掛けてくれるデイブとの交流、捨てた実家の妹との出会いなど。細かいドラマはあるが、どれも普通起こりそうなものばかりである。だが、その何気ない物語こそ本作にぴったり合ったものでもある。ファーンはノマドの一人の物語なのだから、大きなドラマは必要無い。誰にでも起こりえることだからこの作品にははまる。
物語自体がそう言う意味ではとても心地良い。あまりナレーションが流れないドキュメンタリーを観てる感じだ。
それにやっぱりマクドーマンドが上手い。漂白の生活に疲れていながら、芯がしっかりしている女性を見事に演じきっていた。
本作は設定が抜群に良いのだが、いわゆるノマドになってるのは一様に高齢者である事がなんか不思議。ここに登場する大部分の人は60代から70代の人ばかり。若い人も多少は出ているが、劇中で「私らの年齢になると」という発言もあったことで、この年代の人特有のことなのだろう。枯れた人たちだからこそのドラマ展開はなんとも言えぬ安心感がある。何というか、生きる事と死ぬことの境がとても曖昧な感じで、いつ倒れて消えてしまっても当たり前のことだから、生きる執着が抜けてるからこその不思議な仲間意識があるし、行けるところまで行って、そこで野垂れ死んでもそれで構わないと言った特徴的な雰囲気がある。この雰囲気がとても心地良い。
ところで本作を観ていて、何故高齢者がノマドになるのかということが気になった。
これには私なりには三点考えた。
一点目は前述したが、劇中で「私らの年齢になると」という台詞があったことから、ある一定の年齢になって、生きる事の執着が薄れてくると漂白をしたくなるということは事実としてあると思う。これに関して言えば、インドのベナレス巡礼がまさにそれで、『深い河』(1995)の世界観に近い。宗教色が抜けているため、アメリカの広大な大地に還っていくという、まるでネイティブの宗教観。彼ら彼女らがある意味アメリカのナラティブな存在となっていくのかもしれない。その意味では本作は新しいアメリカの価値観を浮き彫りにしたことになる。
二点目として、時代背景というのもある。映画が作られた2020年という時代は、2008年のリーマンショック以降の貧しくなってしまったアメリカという国が浮き彫りになった時代でもある。実際ファーンが無職になったのは、リーマン・ショックによる不況によるものだったし、ノマドとなった人々の大部分も同じくその影響で貧しくなってしまった者たちだろう。だから本作はちゃんと現代という時代を的確に捉えている。本来悠々自適な生活を送れるはずの世代の人々がこのような漂泊の生活を余儀なくされるのは見ていて哀しい。
三点目として、彼らの世代の話になる。彼らの年齢は60代から70代。50年前に青春時代を送った世代である。それは70年代。ヒッピー文化華やかなり日々である。この世代はアメリカしにおいても突発的な特殊な世代となる。ヴェトナム戦争忌避から、彼らは物質世界に反発を持つようになった。彼らの一部は荒野に出て共同生活を送っていたこともあり、荒野に出ることに対する拒否感がない。この辺は『イージー・ライダー』(1969)に詳しいが、あの映画に登場した若者達がこの世界の老人達の姿である。かつて若き日に荒野に憧れていた人たちが、ある意味理想とする生活を手に入れたとも言える。
そんな事もあって、彼らはこの生き方をそれなりに楽しんでいるのだろう。だからこそ設定は切ないものでありながら、作品自体はとてもゆったりとしたものになる。 |
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8話 |
白昼堂々ゴッタム・シティに現れたエッグヘッドとオルガは警察署に乗り込んでゴードン総監を誘拐してしまう。エッグヘッドの目撃情報で警察署にやってきたバットマンとバットガールだが、そんな彼らにエッグヘッドはゴードン総監の命の代わりにゴッタム・シティに卵税を課すよう命じる。
2期に続きエッグヘッドとオルガの再登場。エッグヘッドとオルガは引き続きヴィンセント・プライスとアン・バクスターが演じている。今回は完全に二人は対等の関係で、むしろオルガの方がエッグヘッドをこき使ってる感じ。
エッグヘッドの陰謀を暴くためにバットマンとバットガールは別々に捜査をしている。バットマンは地味な聞き込みでオルガの故郷の大使館から、バットガールはオルガの香水の匂いを探して。いずれにせよ今回の標的はエッグヘッドではなくオルガの方。
バットマンの方はエッグヘッドとオルガの狙いとアジトを嗅ぎつけるが、いつも通り罠に飛び込んでしまう。なんとオルガに言い寄られてタジタジのバットマンの姿が拝める。流石悪女演らせたら当時第一人者。
一方バットガールの方はアルフレッドと組んで匂いの元を辿る。アルフレッドの鼻は凄い精度で、微かな香水の匂いを見事にかぎ分け、間一髪バットマンを助けている。
今回はバットマンはほとんど良いところ無し。バットガールとアルフレッドに助けられっぱなしで、催涙ガス食って泣いて終わってしまった。
と言う事で、今回は前後編の前編。
<アン・バクスターに言い寄られるアダム・ウェスト。目を剥いて拒否してるが、さもありなん。
鍋で煮られ始めたゴードンとロビンだが、鍋から出たら全く濡れてなかった。> |
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24 |
映画 |
戦いのシーン |
第1位 |
ザ・レイド GOKUDO |
最後の戦い |
第2位 |
レイジング・ブル |
ジェイク対シュガー |
第3位 |
ブレード・ランナー |
デッカード対バッティ |
第4位 |
ファイト・クラブ |
ナレーター対ジャレッド |
第5位 |
レイダース 失われた聖櫃 |
インディが飛行機に乗る前の戦い |
第6位 |
トゥルー・ロマンス |
ホテルでのアラバマ対バージル |
第7位 |
リーサル・ウェポン |
リッグス対ジョシュア |
第8位 |
レスラー |
ラム・アタック |
第9位 |
スパルタンX |
ジャッキー対ベニー |
第10位 |
ブルース・リー ドラゴンへの道 |
ブルース・リー対チャック・ノリス |
第11位 |
Road House |
ダルトンの戦い |
第12位 |
俺たちニュースキャスター |
カルテット |
第13位 |
スナッチ |
ミッキー対ホラス |
第14位 |
キングスメン |
教会堂での大虐殺 |
第15位 |
マトリックス |
ネオ対スミス |
第16位 |
ジョン・ウィック |
ナイトクラブのサウナルームでの戦い |
第17位 |
シン・シティ |
ケイン対マーヴ |
第18位 |
ベスト・キッド |
クライマックスの試合 |
第19位 |
ファイナルヒート |
ロープで腕を結んでのハンディキャップマッチ |
第20位 |
ロード・オブ・ザ・リング |
ボロミアの仇を討つアラゴルン |
第21位 |
コマンドー |
ナイフの立ち回り |
第22位 |
イースタン・プロミス |
サウナルームでの戦い |
第23位 |
フレディVSジェイソン |
ホラーの二大アイコンの戦い |
第24位 |
ダイ・ハード2 |
滑走路での最後の戦い |
第25位 |
キック・アス |
狭い室内でのヒットガールの戦い |
第26位 |
バットマン・ビギンズ |
ブルース対ラス |
第27位 |
007 ロシアより愛を込めて |
ジェームズ・ボンド対グラント |
第28位 |
死霊のはらわた2 |
右手と戦うアッシュ |
第29位 |
エイリアン2 |
リプリー対クイーン |
第30位 |
無法者の群 |
後の映画に何度も引用された喧嘩シーン |
第31位 |
インセプション |
ホテルでの戦い |
第32位 |
スター・ウォーズEP5 |
ルーク対ダース・ベイダー |
第33位 |
キル・ビル |
ブライド対ゴーゴー夕張 |
第34位 |
ロッキー |
ロッキー対アポロ |
第35位 |
ブラッド・スポーツ |
トーナメントの試合 |
第36位 |
ミリオンダラー・ベイビー |
マギーの最後の戦い |
第37位 |
グラディエーター |
マキシムスと虎 |
第38位 |
ウォーリアー |
トミーとブレンダンの試合 |
第39位 |
ダークナイト・ライジング |
バットマンとベインとの最初の戦い |
第40位 |
アトミック・ブロンド |
二人組のスパイとの戦い |
第41位 |
燃えよドラゴン |
鏡屋敷での最後の戦い |
第42位 |
スーパーマン3 |
スーパーマン対クラーク・ケント |
第43位 |
アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン |
ハルク対ハルクバスター |
第44位 |
スコット・ピルグリム |
ギデオン・グラーブとの戦いの中であがる花火 |
第45位 |
グリーン・デスティニー |
ユー・シュー・リンのアクロバティックな戦闘シーン |
第46位 |
300 |
レオニダスの軍勢がクセルクスの軍勢を
崖から落とす際スローモーションとなるシーン |
第47位 |
ウォリアーズ |
ウォリアーズと野球チームの戦い |
第48位 |
LOVERS |
竹林での戦い |
第49位 |
スター・ウォーズ EP7 |
スターキラー上でのフィンとレイがカイロ・レンと戦うシーン |
第50位 |
ウォッチメン |
冒頭の戦い |
The 50 best movie fights you'll want to watch again and again |
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読書 |
なもなきはなやま
身勝手な双子の妹桃香にいつも振り回されている姉の青野は毎日の圧迫感の中で少しでも心穏やかに暮らせる日を夢見ていた。そんな彼女はある日、この世ならぬ場所に入り込んでしまう。そこにいた老婆は、ここには限られた人間だけしか来られないという。
絵本「花さき山」にインスパイアされたかのような話で、この世界で苦しんでいる人間が異世界に花を咲かせると言った設定は共通してる。内容的には相当きついものがあるのだが、共感出来る部分も多い。 |
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インディ・ジョーンズ 4ムービーコレクション 40th アニバーサリー・エディション |
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<楽> |
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22 |
読書 |
フェチップル2
同棲生活も長くなり、正月に柚木家に挨拶に行くことになった。足フェチの妹瑛乃と手フェチの母に囲まれてしまい固まる言花。更に太津の幼なじみで音フェチの水窪真静まで現れ…
1巻がフェチップルの名前通り二人のフェチっぷりが際立っていたが、更に太津の実家で三人ものフェチが現れて相当カオスな話が展開している。フェチと言っても色々あるもんだ。 |
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7話 |
前に戦いを見物していた青年ステイシーと再会した介人は根掘り葉掘りステイシーのことを聞こうとするのだが、すぐに去られてしまう。一方、空気を読まず仲間を無視するガオーンに他のゼンカイジャーの面々は我慢がならなくなっていた。
敵はステイシーザー。ステイシーの武装形態。他にステイシーが呼び出したゴレンジャーとガオレンジャーの影。巨大戦でも偽物の巨大メカを呼び出すが、それぞれ大獣神、ガオキング、マジキング、ダイボウケンで、ゼンカイジャーそれぞれのモティーフになったロボだった。
喧嘩によって仲間の絆が強まるというパターンの話。自身もキカイノイドなのだが、生き物の偏愛のあまりキカイノイド嫌いになってしまったガオーンが和を乱してしまう。これが当たり前の光景で、まだお互いを認め合うまでにはなってないが、キカイノイドより弱い生き物を守らねばならないという使命は理解された。
前回登場した青年は敵側だった。そしてその青年ステイシーが呼び出して歴代の戦隊が登場するようになった。今回登場するのは秘密戦隊ゴレンジャーと轟轟戦隊ボウケンジャー、魔法戦隊マジレンジャーの三つの戦隊。合計15人と戦わねばならなくなった。更に百獣戦隊ガオレンジャーまで登場。
ステイシーは過去のスーパー戦隊の偽物を呼び出して戦わせる事が出来る。過去の戦隊が出るのは予測出来たが、こう言う形で登場するのは結構意外だ。ただし、そのギアを奪って使うと味方になってくれる。まだまだいろんな形で登場するのだろうな。
ステイシーは王子
<ステイシーが呼び出した戦隊は偽物だと見抜く介人。その理由は、父と母が地球を脅かすような人を呼び出さすはずがないからだそうだ。理由としては総統薄弱。
ゼンカイジャーとゴレンジャーでハリケーンの蹴り合いになった際、ゴレンジャーはアオレンジャーがゴレンジャーハリケーンを出している。これではパワーが出ない訳だ。
それぞれ自分のモティーフとなった敵と戦うゼンカイジャーの面々。ビジュアル的にはゼンカイジャーの方がパチモン。> |
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ゲーム・オブ・スローンズ(第一章~最終章)4K ULTRA HD コンプリート・シリーズ |
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21 |
映画 |
男はつらいよ お帰り 寅さん(2019) |
寅さん(渥美清)が亡くなって四半世紀の時が流れた。七年前に妻に先立たれ、娘のユリ(桜田ひより)と二人暮らしを続けつつ、それなりに小説家として名を挙げていた満男(吉岡秀隆)は、書店でサイン会を開いたところ、目の前にかつて恋人だった泉(後藤久美子)が現れる。イタリアに住み、通訳として帰国したという泉に付き合って死の床に就いている泉の父の元を訪れることになるのだが、折に触れ思い出すのは、かつて恋愛指南をしてくれた寅さんのことだった。
日本映画界の最長シリーズとなった男はつらいよが終了して四半世紀が経過した。その間にも何度か続編の企画も結構あったらしい。例えばキャストを一新して寅さんをもう一度やるとか、満男を中心とした作品を作るとか。ただどちらも帯に短したすきに長しと言った感じで、流石に映画にするにはきつい企画だったと思われる。キャスト一新の場合、寅さん役が相当大変で酷評必至だし、満男を中心にすると「北の国から」の続編と変わりなくなる。
だからこそこれだけの時間待つ必要があったのだろう。満男が結婚して子どもをもうけ、妻と死別してという過程を経て中年となったことでやっと企画が通ったという事になるだろうか。
それで出来たものは、基本的に満男と泉の交流を中心に、これまでのシリーズに登場した存命の人々を登場させ、更に思い出の寅さんとの記憶をフラッシュバックさせて一本の映画を作った。
内容そのものは中年男女の恋愛未満の友情物語で、地味で古くさい物語で、随分昔風な雰囲気を持った話になっている。だがそれこそが本作の狙いであり、この懐かしさは決して悪くない。
それにこの作品の場合、かつての男はつらいよの名場面や、時折ふっと寅さんの声が聞こえてきたりするので、ノスタルジーという意味でも見応えある。
全般的に言うと懐かしさの固まり。でもこう言う落ち着いた作品もあって良い。むしろこう言うのが観たかった感じだ。これくらいに地に足の付いた映画が邦画には必要なのだ。 |
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3話 |
複数の団体から取材を受ける気特対。だが中学生の取材中に気象庁から異常事態が起こったと報告がある。色めき立つ中学生たち。一方女性誌の取材を受けていたさくらは遅れて現場に向かう。
基本的にこの作品は特殊業務の組織の日常が描かれる事になる。特殊な任務だけに通常はあんまりすることがなく、ネットで怪しい事件を探すこととか、広報でインタビューを受けるとか、やっぱり特車二課だなあ。取材はストレスが溜まるため、内部の押し付け合い合戦も起こってる。気特対内部も結構ギスギスした雰囲気あるが、仕事はきっちり行ってる。
そんな中、部長事案ではないとされて報告が上がってこないため、まったりと過ごす久里浜部長の姿もあるが、頭の中にはいろんな情報が詰まってるようで、漏れ聞いた情報から可能性を導き出してる姿もある。あくまで可能性だけで話は終わってしまったけど。
さくらは取材中九州弁が出てしまってる。
ちなみに最後に久里浜部長が言った「神、すべてをしろしめす。すべて世は事もなし」はブラウニングの死の一部だが、有名な「赤毛のアン」の最後の台詞で、こういうところが伊藤脚本の面白さだ。
取材に来た中学生の中に橋本愛がいた。ちょい役っぽいが、さらりとこんなキャラ出せるのが凄いな。 |
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19 |
読書 |
ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン1 スクワッド・ジャム
自身の身長の高さがコンプレックスで人間関係も上手くいってない女子高生小比類巻香蓮は友人の薦めでVRゲームを始めてみた。いくつかのゲームを試してみたところ、ガンゲイルオンラインというゲームで理想の身長の低いアバターを手に入れることが出来た。そこは銃で撃ち合う殺伐としたゲームだったが、自身のアバターに惚れ込んだ香蓮はこのゲームにのめり込んでいく。そこで知り合ったピトフーイというプレイヤーに誘われ、第一回の団体戦スクワッド・ジャムに参加することになる。
SAOのスピンオフを別な作家が描く面白い構造の作品。SAOでの物語の後の話となるらしい。既にアニメ版の方を観ているため、どこが端折られたかなど、色々発見がある。 |
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31話 |
ネコメギドにされた芽衣を助けられなかった倫太郎は激しく落ち込んでしまう。飛羽真は一人でネコメギドに立ち向かうが、ズオスの罠にはまってしまう。
敵はネコメギド。そしてズオス。
仮面ライダーブレイズの更なるパワーアップが描かれる話。底まで落ち込んだ後でパワーアップするのがこの作品の特徴で、観ていてストレスが溜まるだけでなく、あまりに話が単純すぎて観ていて飽きる。
今回でネコメギドを撃破して芽衣を助けたが、芽衣が持っていたメギドを感知する鍵が奪われてしまった。
ストリウスがマスターロゴスの元を訪れ、何か良からぬ相談をしているシーンがあった。メギドとマスターロゴスはグルだったか?
<最初から上半身裸で治療を受ける倫太郎。一定の人たちに対するサービスカットか?
何故芽衣を助けなかったのかと飛羽真をなじる倫太郎。でもまだ芽衣は吸収され尽くしてないのだから、まだ助けられるぞ。事実助けたし。> |
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MODEROID 機動警察パトレイバー TYPE-J9グリフォン |
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17 |
映画 |
ハナ子さん(1943) |
日々悪化する食糧事情の中、五郎(灰田勝彦)というサラリーマンの夫と結婚し、両親と一緒に東京郊外に住みはじめたハナ子(轟夕起子)は、主婦として明るく一家を支えていた。五郎の妹チヨ子(高峰秀子)の恋人が戦地から一時帰国することになり、気を利かせたハナ子は二人の結婚式を挙げようと、少ない物資の中で何が出来るかを考える。
戦前から雑誌連載されていたコメディ小説をベースに作られた作品。これが製作された時はまさしく太平洋戦争のど真ん中。戦争で負け続け、どんどん悪化する国内事情の中でコメディを作ったというだけでも賞賛に値する作品だろう。逆にこんな時だからこそ喜劇を作って人の心を少しでも明るくしようという制作会社側の配慮もあったのかもしれない。事実戦時下における喜劇として興行的には成功している。
日本の戦争映画は基本的に表立った戦いがメインとなってしまい、その背後にある銃後の一般市民の生活というのをないがしろにしがちである。NHKのいわゆる朝ドラなどでは、そこら辺までフォローされているが、映画になるとどうしても派手な方向に向かいがち。
それで数こそ少ないが、中には名作と呼ばれるものも存在する。
一番有名なのは『火垂るの墓』(1988)ということになるんだろうけど、近年では『この世界の片隅に』(2016)という傑作が出てきたが、本作も設定上ではそれに劣るものではない。
本作の最大の特徴は、まさしく太平洋戦争が行われているその年に作られていると言う点にある。実際にその時に行われていることを描いているのだから、本作の描写はリアルだ。ここでは空襲に備えた防災訓練やバケツリレーなど、普通に生活してると分からない変わった生活がなかなか興味深い。
本作はプロパガンダも含まれるため、銃後の生活がえらく明るく描かれていて、それが鼻につく部分もあるのだが、改めて思うと、連帯感とかみんなで一つのことをやってる楽しさとかもあったんだろう。
最初に本作観たときは反発感の方が強かったが、改めて考えるに、市井の生活の描写は馬鹿にするものではなかろう。
それでもやっぱりはっきり言えるのは、戦争は絶対嫌だということ。 |
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7話 |
ゴッタム・シティにやってきたルイ・ザ・ライラックはシティにいるフラワーチルドレン(ヒッピー)たちのカリスマとなり、彼らを操る。
新たな敵ルイ・ザ・ライラックが登場。鼻を愛する人々を虜にする魅力を持つキャラ。実際は花束に仕込んだ薬で溶くに女性を魅惑する。
1960年代後半でまさに世界はヒッピー世代。ヒッピーのことをフラワーチルドレンと呼ぶが、これはアメリカでヴェトナム戦争に反対するヒッピーたちが「武器ではなく、花を」を合い言葉にしたことから。それを逆手に取って花を使って悪事を企む人間を登場させた。
30分で終わらせるために物語はスムーズで、バットマンはルイ・ザ・ライラックの本拠地をあっという間に突き止めたものの、あっけなく罠にはまって食肉植物の処刑道具に吊され、間一髪から助かるまでを前半でやってしまってる。2期までだったら前半丸一本と後半の冒頭まで使っていた部分だ。
バットマンを救うためにバットガールが活躍するが、アルフレッドがその手伝いをしている。アルフレッドははっきりバットガールの正体を知ってることが分かった。 |
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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット |
<A> |
<楽> |
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THE STAR WARS BOOK はるかなる銀河のサーガ 全記録 |
<A> |
<楽> |
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16 |
読書 |
俺物語!!5
体育祭で猛男が特訓した西条は、体育祭以来猛男のことを「師匠」と呼んでいつもついてくるようになった。だが猛男と凛子の相思相愛ぶりを見るに連れて苦しくなってしまい、ついに猛男に好きと告白する。
話としては三つ。西条が猛男に振られる話と、合コン話、そして猛男の誕生日に二人がキスする話。重要なのは一本目で、これまで「どうせ俺はモテないから安心しろ」と言い続けていたのを、「お前が好きだから」に変わったことで、二人の関係は一歩進んでる。 |
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6話 |
外出したブルーンは町がゴミに覆われているのを発見する。それはゴミワルドの仕業とわかり、汚れが我慢出来ないブルーンは単独で戦いを挑むが、ゴミワルドの生み出すゴミの量はあまりにも多く、全く掃除が追いつかない。
敵はゴミワルド。頭から多量のゴミを出して周囲をゴミだらけにしてしまう。このゴミに埋もれていると、人間もキカイノイドもやる気を失う。そしてダイゴミワルド。ゴミを自在に操ってゼンカイオーを攻撃するが、マジーヌによってゴミがリサイクルされると動かせなくなってしまった。
ずぼらで周囲をゴミだらけにするマジーヌと、汚れていることが我慢出来ず、掃除が生き甲斐というブルーンの二人が中心になった話。真面目すぎるブルーンだけでは詰めが甘く、ゴミワルドを追い詰めることが出来なかった。一方いつもゴミに埋もれているマジーヌはゴミから目的のものを見つけるのが得意で、二人合わさって攻略出来た。
ゴミを片付けるのも一人一人個性が出ていて、特にゴミから漫画を発掘してしまって読みふけるというアルアルパターンが面白い。
ゼンカイジャーを見つめるステイシーという青年が登場。果たして敵か味方か?パターン的にはどっちもあり。
<タイトルが「ドロロン炎魔くん」なんだが?
やる気を失って目に隈ができる介人だが、隈が取れても顔が疲れていた。
ゼンカイザーは「世界初ゴミのヒーロー」と言っていて、セッちゃんは「本当に世界初か検索中」と言っていた。私が知る限りゴミの力で動くロボットは「ジャンジャジャ〜ン
ボスボロットだい」という漫画にあった。> |
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14 |
映画 |
透明人間(2020) |
大金持ちの発明家エイドリアン・グリフィン(ジャクソン=コーエン)の恋人セシリア(モス)は、ほぼ監禁状態の生活に耐えられずに家出をする。妹のエミリー(ダイアー)の家に身を寄せていたが、エイドリアンの兄トム(ドーマン)からの連絡で、セシリアが逃げたことに悲観したエイドリアンが自殺したと告げられる。それで莫大の遺産を手にすることになるのだが、その日以来おかしな事件が彼女の周りに起こっていく。
かつてのユニヴァーサルの怪奇シリーズの中の一本に『透明人間』があった。その後定期的に作られ続け、ついに2020年になっても本家のユニヴァーサルによって作られるようになった。元々は「ダーク・ユニヴァース」シリーズの一本として企画されたものだが、一作目に当たる『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』(2017)の興行的失敗で一度頓挫。その後企画から全て練り直して作られたのが本作となる。
他のモンスターものと透明人間ものの大きな違いは、透明人間がモンスターではないという点だろう。他の作品に出てくるモンスターは基本人間ではないのだが、透明人間は純粋に科学によって生み出された存在で、透明である以外は普通の人間である。そしてもう一点。透明人間になる人間が主人公になることが多いという事が挙げられるだろう。透明人間が純粋に人間だからこそ出来る事でもある。
透明人間は科学によって生み出されるのだが、そのほとんどは薬品によるものだった。
それを変えたのが本作の大きな特徴となるだろう。流石AR(Augmented Reality)時代の作品で、全身スーツを着込んで他の人から見えなくすると言う方法を使った。それによって透明人間は特別な人間ではなく、スーツの機能を理解さえすれば誰でも透明人間になれるようになった。ここが新しいし、それを存分に活かした。
これによって「果たして誰が透明人間なのか?」という疑心暗鬼が生じることになる。
本作の主人公であるセシリアは、恋人のエイドリアンが透明人間である事を知っており、それを周囲に信じさせるよう奮闘する。透明人間は見えないために、精神を疑われたり、セシリア自身の狂言を疑われたりしながらもなんとかかんとかエイドリアンのことを信じてもらい、そこで協力を得てやっと透明人間を追い詰めるのだが、透明人間になっていたのはエイドリアンではなく意外な人物だった。ミスリードを上手く使った脚本だが、これまでの透明人間ものの作品には見られなかった意外性を作り出すことが出来たのだ。
そしてこれまた大変意外なラストも面白い。ちょっと無理があるような気もするけど、これも意外性を持たせようとしてのことだろう。
ただ、あのラストシーンには一つ違和感もある。それはセシリアが立てた仮説は裏付けがないと言うこと。だからあれがもしセシリアの妄想の産物だとしたら、ラストシーンはとんでもないものになってしまう。その含みは要らないんじゃないかね? |
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3話 |
複数の団体から取材を受ける気特対。だが中学生の取材中に気象庁から異常事態が起こったと報告がある。色めき立つ中学生たち。一方女性誌の取材を受けていたさくらは遅れて現場に向かう。
基本的にこの作品は特殊業務の組織の日常が描かれる事になる。特殊な任務だけに通常はあんまりすることがなく、ネットで怪しい事件を探すこととか、広報でインタビューを受けるとか、やっぱり特車二課だなあ。取材はストレスが溜まるため、内部の押し付け合い合戦も起こってる。気特対内部も結構ギスギスした雰囲気あるが、仕事はきっちり行ってる。
そんな中、部長事案ではないとされて報告が上がってこないため、まったりと過ごす久里浜部長の姿もあるが、頭の中にはいろんな情報が詰まってるようで、漏れ聞いた情報から可能性を導き出してる姿もある。あくまで可能性だけで話は終わってしまったけど。
さくらは取材中九州弁が出てしまってる。
ちなみに最後に久里浜部長が言った「神、すべてをしろしめす。すべて世は事もなし」はブラウニングの死の一部だが、有名な「赤毛のアン」の最後の台詞で、こういうところが伊藤脚本の面白さだ。
取材に来た中学生の中に橋本愛がいた。ちょい役っぽいが、さらりとこんなキャラ出せるのが凄いな。 |
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Character Classics ウルトラマンメビウス |
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13 |
読書 |
Re:ゼロから始める異世界生活17
突如現れた異形の女性によって広場にいる人々がみんな死んでしまった。居合わせたナツキ・スバルも又死んでしまうのだが、消えたはずの死に戻りの力が再び発動し、又してもループへ巻き込まれてしまう。だが戻った時間はほんの僅かで、そこから全ての人を救うためにはどうすれば良いのか分からず、駆け回る。
本作の特徴である死に戻りの能力が戻っていつもの展開へ。ただクリア条件がきつすぎるようで、どんどん辛くなってる。 |
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30話 |
ソフィアと倫太郎がノーザンベースに帰ってきた。マスターロゴスこそが倒すべき敵であると知った全員はこれからの対策を練る。一方メギドもマスターロゴス同様全知全能の書を手に入れる手はずが整いつつあった。
敵はネコメギド。芽衣がメギド化した姿。身体中に人間で作ったアクセサリーを付け、攻撃されないようにしている。
賢人と蓮は抜けたものの、他は全員集結し、なすべき事がようやく明確化した。マスターロゴスとメギドの目的はどっちも同じで、全知全能の書を手に入れて世界を書き換えること。それに対してノーザンベースの面々と賢人はそれを阻止すべく動いているが、お互いが相容れないため、結果として四つ巴の戦いとなってきた。
ただこれまで飛羽真と敵対してきた倫太郎は自らを恥じており、自らを罰してくれる人を求めているようで、死んでも構わないような無謀な戦いを挑み続けている。
蓮は相変わらず苛々するキャラだが、そう言う風にキャラ設定したのか?登場する度にストレスたまるばかり。倫太郎と蓮の二人の鬱キャラが揃って、更に芽衣がメギドになって飛羽真もウダウダしてる。すっきりしない話ばかりが延々と続くので、観てるのが嫌になる。
<セイバーと同じように人間とメギドを分離しようとするブレイズだが、なんで自分でそれをしようとするのか?セイバーに任せて自分はサポートに回るだけで済むんだが。> |
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町山智浩のシネマトーク 恋する映画 |
<A> |
<楽> |
町山智浩 |
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11 |
映画 |
影響力のある映画キャラ |
スター・ウォーズ(シリーズ) |
ダース・ベイダー |
リッジモンド・ハイ |
ジェフ・スピコッリ |
ウエストワールド |
ガンスリンガー |
ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 |
ゴラム |
危険な情事 |
アレックス・フォレスト |
突然炎のごとく |
キャサリン |
ハリー・ポッターと賢者の石 |
ハリー・ポッター |
用心棒 |
桑畑三郎 |
赤ちゃん教育 |
スーザン・ヴァランス |
魔人ドラキュラ |
ドラキュラ |
理由なき反抗 |
ジム・スターク |
Pandora's Box |
ルル |
ピンク・パンサー |
クルーゾー |
レイダース 失われた聖櫃 |
インディ・ジョーンズ |
夜の大捜査線 |
ヴァージル |
民衆の敵 |
トム・パワーズ |
X-MEN |
ウルヴァリン |
ブリット |
フランク・ブリット |
深夜の告白 |
フィリス |
捜索者 |
イーサン・エドワーズ |
蒸気船ウィリー |
ミッキー・マウス |
ゴッドファーザー |
ヴィトー・コルリオーネ |
ランボー |
ランボー |
ハンニバル・レクター(シリーズ) |
ハンニバル・レクター |
エイリアン |
エレン・リプリー |
キング・コング |
キング・コング |
ノーマン・ベイツ |
サイコ |
カサブランカ |
リック・ブレイン |
007 ドクター・ノウ |
ジェームズ・ボンド |
キッド |
トランプ |
30 Most Influential Movie Characters |
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読書 |
風と木の詩2
クリスマス休暇に行くところのないセルジュはクラスメイトのパスカルに招かれてパスカルの実家で過ごすことにした。賑やかなパスカルの妹たちに囲まれつつ、そこでもいくつかの心のすれ違いを経験して再び寮へと戻ってくる。そこには何かに心焦がし、自暴自棄に陥ってるジルベールがいた。
前半はパスカルの妹たちとの話で、後半はジルベールの話が展開する。著者の描くキャラはエキセントリックさも含めてリアリティがある。特に思春期の心の動きの描写が細やかで、それが本作を名作たらしめてるんだろう。ただ、心の交流がぴりついているのと、耽美が苦手ということもあって、結構読み進めるに気力を使う。この一冊にかけた時間は文庫一冊読み切るくらいあった。 |
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09 |
映画 |
シン・エヴァンゲリオン劇場版:||(2020) |
父ゲンドウの言うままエヴァ13号機を用いて地球を破滅に導きかけたシンジは、自らの責任の重さに耐えかねて激しく落ち込んでしまった。式波アスカは、そんなシンジとレイのクローン体を無理矢理生き残った人類の村へと連れて行く。そこで死んだと思っていたかつての旧友と再会し、三人は自給自足の生活をしている村でそこでしばし逗留することとなる。一方、ミサト率いるヴィレは、最終段階にある人類補完計画のフォースインパクトを阻止すべく最後の戦いに挑もうとしていた。
1995年に放映され、以降の世界のアニメーションどころか日本の文化まで変えてしまった「新世紀エヴァンゲリオン」は既にTV版と旧劇場版の二つの完結を迎えている。だがそのどちらも視聴者側としては大変不満の残る出来であり、真のラストが待たれていた。
監督の庵野秀明もそれは同じだったのだろう。劇場版でリブートして、今度こそ本当に終わらせると宣言した。その言葉通り完全リブート版の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(2007)と『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(2009)が作られた。TV版をベースとしつつ、随分わかりやすい物語として作られているのが特徴で、シンジの性格が大きく変わっていて、種々の交流を経てコミュニケーションもしっかり取れるようになり、何より『破』のラストはヒーローそのものの姿だった。
基本ストーリーは変わらなくてもここまで明るく出来るものだと感心できる出来で、一般的な評価も概ね好意的に捉えられていた。ただ、コアなファンには不評なところもあったようだ。
私自身で言わせてもらえれば、ほぼ世間の評判と同じで、このままの盛り上がりで続いてラストまで行ってほしいというのが正直な感想だった。理由は、早くエヴァの呪縛から逃げたかったという単純なものだが、テレビ放映当時に心持って行かれ、今もオタクを続けている人の多くは同じ思いを持っているのではなかろうか?
だが、その思いは、三年後に公開された続編の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012)で打ち砕かれた。一作目と二作目を好意的に描いた理由はここで徹底的に落とすためにあったのか?とさえ思うほどに完璧な落とし方だった。よくもまあここまでやったもんだ。変な意味で感心もしたが、同時に庵野秀明という監督はずっと変わらないのか?だとしたらもう見捨てるべきか?とまで考えもした。
それでも結論は次回作に持ち越そうと思っていたが、それでまさか9年も経過してしまった(その間に『シン・ゴジラ』という傑作を作ってしまったため、期待がムクムク起きてきたのも事実だ)。更に新型コロナウイルスもあって公開が延びてやきもきさせられた。
それでようやく公開。
ついに、本当に終わりが訪れた。しかも予想もしてなかったこれ以上無いすっきりした終わり方で。
私の感想は新版一作目二作目と同じ。三作目であそこまで落としておいて、よくここまですっきりと終わらせてくれたと感心した。まずはその点を評価したい。ネットではなんか普通の作品っぽくなったという評も散見されるが、逆に三部のあの終わり方からここまで持って行けただけ凄い。
これは実は最初に『Q』が思ったほど悪くなかったという事実が提示されたからだった。あれだけ酷いことをしたと思っていたが、実はあの作品、これまでの庵野監督作品の中で最も人が死んでない作品でもあるのだ。確かにオープニング時点で人類はほぼ絶滅しているのだが、劇中では実は誰一人死んでない。あの作品で起こったサードインパクト(『破』の際に起こったのは不完全なサードインパクトだったため、ゲンドウは本物のサードインパクトを起こそうとしたらしい)が起こる際は、地球上のほとんどの人は消えてしまっていたため、誰も死んでない。唯一肉体を破壊されたカヲルも、すぐさま月にある新しい肉体に精神が転移されているため実質的には死んでいないという事実も明らかにされた。だからシンジは自覚的な意味では誰も殺してないという事実があった。恐らくこれは脚本の張った罠で、『Q』でとんでもなく非道なことを行ったという刷り込みを行った上で、それを否定した上でこの物語が始まる。更にこの第三村には『Q』で死んだ事が暗示されていたトウジとケンスケが逞しく生きていることが示される。
あれだけ暗い終わり方をした作品の後でこれか?
この時点でこの作品ですっきり終わらせようとしている匂いが感じられた。
その後の第三村での時間が面白い効果を生んでいる。『Q』では全く説明されなかった部分をここで丁寧に語りつつ、シンジの心を時間かけて再生していく。心を再生するのは孤独であるという構図は80年代のアニメでよく使われていた手法だが、最近のアニメではほとんど使われてないために逆に新鮮な感じになった。他にもこの時間を利用してミサトが何故ヴィレを作ったのか、シンジを甦らせたくなかった理由などもいくつかのキーワードなども語られる。
一見動きのない前半部でも飽きさせない工夫はふんだんに用いられているし、それにこれがあったからこそ、後半の展開が映える。
たった二人しか残っていないネルフと、巨大艦船を擁するヴィレ。この力関係が『Q』ではあまり示されなかったが、ここでその力関係がはっきりする。実はネルフの方が圧倒的な差があって、人類補完計画完遂まであとほんの僅かしかないという状況である。それをギリギリで回避しようとして必死にあがいているのがヴィレであることが分かる。パーツもないためにつぎはぎだらけのエヴァ二体をなんとか動かしてるような状況。
そんな絶望的な状況の中でシンジがここにいなければならなかった理由が出てくる。
この部分が実は結構重要。シンジの存在意義とは、ゲンドウにとってはサードインパクトを起こすトリガーでしかなかっため、今はもう用済み。ヴィレにとってはニアサーを起こして全人類を死に追いやった張本人。ミサトにとっては贖罪の対象だからいて欲しくない。いずれにせよ誰からも必要とされてない存在だった。
そんなシンジが自分の意思で現場に向かった。そして最後にエヴァ初号機に搭乗することで急展開を見せる。
これまで誰かの言うとおり動くだけで、一度だけ自分の意思で動いたらニアサーを起こしてしまったというシンジだからこそ、ここで自分の意思で戦いを選択したことに意味が出てくる。葛藤を経て、本物のヒーローになったのだ。
更にここに、今まで庵野監督作品には観られなかったモティーフが現れる。それは初めて父親を超える描写があったと言うことである。古今東西ヒーローとは比喩的に父を殺すことによってヒーローたり得るものとなっていた。だがこれまでの庵野作品では父親を描きつつ、敢えてそれを避ける形に持っていく事がほとんどだった。定式からずれるため、ヒーローっぽくならないのだが、それが安野作品の個性になっていたのだ。
そのスタイルを捨て、父親との直接対決、そして父の孤独を理解した上で超えていくという図式を初めて作った。
ここには驚かされた。
監督がそれを自覚的に行っていたのか、それとも空白期間の中で出した彼なりの一つの答えなのか、それは分からないが、少なくとも原点回帰という意味でシンジを本物のヒーローとして描いたことは大変大きな特徴と言える点だろう。
ここまですっきりした本物のヒーロー作品になるとは思ってなかったため、逆に肩透かしを食ったような気分にもなったのだが、でも四半世紀という時間を経てようやくあるべき場所に着地出来たという思いにもさせられる。
少なくとも私はこれを諸手を挙げて賛同する。
これを「こんなのエヴァじゃない」という人もいるだろう。そう言う人を否定するつもりもないが、少なくとも私にとっては、やっと肩の荷が下りた気がするのでこれで良い。本音を言えば「これ以上この作品に心のリソース取られたくない」。これでさっぱり思い切りが付いた。
ただ一点だけ解釈が分からないところがあるのはある。
ラストシーンなのだが、シンジがレイでもアスカでもなくマリを選んだのは良い。世界を再構築するのも分かる。だけど、なんでその結果が現代と同じ世界なのか。確か先に死んだ人間が帰らないという前提で再構築するようなことを言っていたが、この世界ってこれまで死んだ人間が構築してきた世界そのものなのではないか?そう思ってしまうと矛盾が生じてしまう。あのラストは蛇足か、あるいは第三村で新たな生き方を見せているシンジとマリが出てきほしかったかとは思える。更に細かく言うならば、『序』オープニングに出てきた綾波の伏線改修もして欲しかったところか。
…書く事を思いつかないままつらつら書き始めたら思いのほか長めになってしまった。ここまで書いてしまうと、まだまだ個々のキャラなどネタは思い浮かべられるが、とりあえずシンジのことだけ書いてみた。 |
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6話 |
ブルースとバーバラが連れだって美術館鑑賞を楽しんでいたその時、緊急ニュースで予言者として売り込むキング・タットの姿がテレビに映し出された。彼によれば警察の無能によって連続強盗事件が防げないという。警察からのバットフォンの連絡で出動するバットマンとロビンはキング・タットの神殿(テント)に向かうが、そこには大勢の野次馬とテレビ局が待ち構えていた。そして次に起こる事件をバットマンに告げるが…
前回ラストで登場したキング・タットが登場。今回の標的はバットマンと警察で、予言をして事件を起こし、警察に恩に着せることと、バットマンの正体を探ることを目的とする。
バットマンに関してはバットマンカーに探知機を仕込み、バット洞窟がブルース・ウェインの地下にあることを突き止める。マスコミにもそれをぶち上げてしまい、バットマンはその噂の沈静化のために色々努力する。最終的にはアルフレッドが変装したバットマンとウェインが同時に現れただけで大衆は信じてしまうのだけど。
それで失敗を悟ったキング・タットは今度はゴッタム図書館にあるエジプトの古文書を狙う。
今回のバットガールの活躍は、キング・タットの狙いが古文書にあることを推測して古文書を盗んだ直後のキング・タットの前に現れる。ただ色々説明してる内に頭殴られて気絶してた。
冒頭でブルースとバーバラのデートシーンがあり、珍しくブルースが口説いてるが、後半でバットマンがバットガールをくどくシーンもある。
最後に次週の悪人が登場するが、その名はルイ・ザ・ライラック。初めてのキャラだ。ちなみにキング・タットが「これから警察を出し抜いて二件の犯罪が起きる」と言っていたが、これが二件目に当たるのかも知れない。
<キング・タットは今回は自分がトト神であるとも言っている。ちなみにツタンカーメンはアメン神の化身と自称していた。
バットマンは人命救助を最優先するとロビンに説くバットマンだが、一刻も早く助けなければならないはずの人物を前に喋ることではない。> |
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08 |
読書 |
宇宙ヴァンパイアー
小惑星探査に向かった宇宙船ヘルメス号はアステロイドベルトの中に未知の巨大金属物体を発見する。それが異星の巨大宇宙船である事が分かり、船長のカールセンはクルーと共に宇宙船の内部に入ってみる。そこで彼らが見たのは、人間そっくりな姿をした何体かの死体だった。その内三体を調査のために地球に持ち帰るのだが…
『スペースバンパイア』(1985)の原作。設定こそ同じだが内容は全く異なって、大変哲学的な内容の話だった。人間の性的衝動と生命エネルギーの関連をSFという形で考察したかなり真面目な話だった。エロ問題の話だが、まるで真言宗の立川流の話みたいだった。メインの話よりそっちの方が面白い。 |
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5話 |
ブルーンから両親がかつてトジテンドにいた可能性を聞かされた介人は、トジテンドに行けないかを考え始める。そんな時スシワルドが現れて人間を次々握ってしまう。両親のことを考えていた介人は全く精彩を欠いてしまい、ジュランと介人がスシワルドに逃げられてしまった。
敵はスシワルド。スシトピアを閉じ込めたトジルギアによって生まれたワルド。人間だろうが機械だろうがなんでも握ってそこら中に固定してしまう。
介人は両親を探すためにトジテンドとこの世界をツナグ通路を探しているが、その考えでいっぱいになってしまって人を助けられなくなってしまったという話。両親のことを考えるのは間違っておらず、むしろそれを一人で抱え込むのが問題だとジュランにたしなめられてる。この結論は結構珍しい。
スシワルドを倒せば握られた人間やキカイノイドを助けられると、ガオーンが意外に良いアイディアを出してスシワルドをおびき寄せるが、三人では全く駄目で、介人が自力で脱出していた。
今回キュウレンジャーのギアを使ったら、究極のラッキーが起こって、戦いの場に現れてしまった。
<スシワルドを攻撃する際、背面から股間を蹴り上げるマジーヌ。何と卑怯な。でも機械の体でも股間は弱点なんだろうか?
背面でくっついたままで高速回転したら土に潜ったゼンカイザーとゼンカイジュラン。この技はレインボーマンの土の化身では?> |
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あなたの知らない映画の世界 皆殺し映画通信 地獄へ行くぞ! |
<A> |
<楽> |
柳下毅一郎 |
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06 |
映画 |
ドラえもん のび太のドラビアンナイト(1991) |
ドラえもんの道具で絵本の中に入って遊んでいたのび太としずか。だがその道具のことを知ったジャイアンとスネ夫は絵本をゴチャゴチャにしてしまった。それでしずかが絵本の中に取り残されてしまい、しかも絵本を散らかしたことに起こったママによって大半の本が燃やされてしまった。しずかがまだ生きていることに賭け、現実世界から絵本の世界に入る方法を考えるドラえもんとのび太は中世のアラブ世界に向かう。
劇場版「ドラえもん」はいろんな形で未開の地や異世界に行くもので、そのバリエーションも豊か。様々な形があるが、その中で最もユニークな方法があるとしたら本作になるかと思われる。なんせこの話、しずかが消えたのは舞台は物語の中なのだが、ドラえもんでも行き方が分からず、ほぼ行き当たりばったりにその時代に行って、偶然から物語の世界に入り込んだというものだった。科学もへったくれもないという話になっていた。
そう言う事もあってか、本作はこれまで以上に話の先が見えない。意外に次ぐ意外でとても楽しめる話になっていた。砂漠で迷って野垂れ死にそうになる命の危機(前々作『のび太の日本誕生』とモロかぶり)、当時の人権問題と現代とのカルチャーギャップ、更に科学を駆使するシンドバッドとか、設定は相当カオスなものになった。
シンドバッドの使う道具はとても科学的で、実際の未来世界の道具とも関連しているので、絵本の中という設定がかなりごっちゃになってしまった。設定で言うならかなり中途半端というか、説明不足が過ぎた。
根本的なツッコミを一つ。
本作はしずかが絵本の中に入ってしまって、更にその絵本が燃やされてしまったことで行方不明になってしまうのだが、タイムマシンかタイムふろしき使えば、燃やされた本を復活させられて全て解決できてしまうという根本的問題がある。何故それが出来ないのかという説明を入れないといかん。
ところでこの作品に登場するハールーン・アッ=ラシードは実在の人物で、千一夜物語に登場する王様のことだが、少なくともアラビア圏以外の映画で彼が登場したのは本作が唯一だと思われる。 |
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2話 |
新しく気特対員となった藤澤さくらは先輩の朏万里について研修が始まった。だが誰に対してもため口で喋るさくらに対し、万里はいらつきを隠せない。挨拶のために研究所に着いた二人だが、そこではMが逃げたと言われる。研究所内にいるはずのMを探すよう頼まれる二人。
前回ラストで登場した主人公が登場。同僚に対してはため口で喋るというマイルールを持っており、しかも勝手な物言いのため、周囲の人間を苛つかせるキャラ。そんな彼女とバディを組まされた朏万里の苦労が忍ばれる。それでもやるときはやるキャラ。
今回ははっきりMが登場してるが、CGでの粘液みたいなもので、不定形生物。
気特対の妙に際立ったキャラ付けと言い、少ない予算でやりくりしなければならない状況と言い、責任のなすりつけあいと言い、やっぱり「機動警察パトレイバー」だなこれ。世間一般の人に嫌われる職業だが、時折理解してくれる人が出てくるのもそれっぽい。
色々人間側で努力してMを退治しようとしたら、Mの方が勝手に死んでしまったというパターンも伊藤脚本の醍醐味。応援に来た灰田が結局何の役にも立たずにすごすご引き下がるのもそうだな。
<ネタではあるが、常々「機動警察パトレイバー」後藤隊長役は松重豊が一番合うと思ってたが、思った以上にほんとに後藤隊長だった。> |
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デフォリアル SFX ゴジラ(2019) |
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05 |
読書 |
ショートショートショートさん1
地方在住ショートカットヘアが特徴的なアラサー女子通称“ショートさん”。日々仕事で忙しくしながら、同じくアラサー女子達と交流し、趣味の読書等にいそしむ日々を送っている。そんな彼女たちの、何事もなくちょっと痛々しい日々の生活を描く。
Twitterで見かけて以来フォローしていて、ほぼ全話眺めていたが、我慢出来なくなって結局単行本購入してしまった。
内容としては、誰でも覚えがあって、思い出すと転げ回りたくなるような恥ずかしい勘違い行為を描いたような作品で、苦笑いしながらゆっくり読み進めるのにぴったりの作品。 |
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29話 |
芽衣と話し合った倫太郎は、飛羽真と共に戦うと語るが、その前にけじめを付けるためソードオブロゴスですることがあると去って行く。それがソードオブロゴスにいる真の敵を探すためだとわかり、ユーリの力を借りて飛羽真はサウザンベースへと向かった。
敵は仮面ライダーデュランダル。神代陵牙が変身した仮面ライダーで瞬間移動が出来る。
ソードオブロゴスにいる真の敵とは、その頂点に立つマスターロゴスその人だった。分かっていたことだが、それをはっきり口にした。その目的とは全知全能の書を復活させ、自らが全知全能となるとのこと。
新しい仮面ライダーも登場。瞬間移動が出来るため、一方的に攻撃が出来、ブレイズもセイバーも全く歯が立たない。特にセイバーはどんなに強くても次にその上を行く敵が現れるのがパターン。
囚われの身であるソフィアに助けが現れたが、それは仮面ライダーカリバーに変身する賢人だった。賢人に解放されてすぐにノーザンベースに帰っていた。
<「僕に構わず戦ってください」とは倫太郎の言葉だが、昭和特撮ではヒロインの台詞だった。今やそう言う時代だ。それで良いんだが。
飛羽真が燐太郎に言った台詞は「一緒に帰ろう」。言葉としては良いんだが、言ってることは『ビルマの竪琴』だ。> |
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03 |
映画 |
恐ろしい非ホラー映画 |
第1位 |
レクイエム・フォー・ドリーム |
第2位 |
アレックス |
第3位 |
パッション |
第4位 |
炎628 |
第5位 |
スレッズ |
第6位 |
灰の記憶 |
第7位 |
ユナイテッド93 |
第8位 |
少年は残酷な弓を射る |
第9位 |
ソドムの市 |
第10位 |
コンプライアンス 服従の心理 |
第11位 |
127時間 |
第12位 |
それでも夜は明ける |
第13位 |
ハピネス |
第14位 |
アメリカン・ヒストリーX |
第15位 |
脱出 |
第16位 |
ジョニーは戦場へ行った |
第17位 |
告発の行方 |
第18位 |
アメリカン・クライム |
第19位 |
In the Company of Men(1997) |
第20位 |
The Stoning of Soraya M.(ソラヤ・Mへの投石) |
第21位 |
ゼロ・デイ |
第22位 |
1984 |
第23位 |
ミステリアス・スキン(謎めいた肌) |
第24位 |
時計じかけのオレンジ |
第25位 |
ミッドナイト・エクスプレス |
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5話 |
ゴッタム図書館から貴重な傘の画集を手に入れたペンギンはバットマンの追跡から逃げ切ってしまった。その日の競馬にペンギンが現れると推測したバットマンは競馬場に罠を張ることにする。
ペンギン編の後編。競馬場が決戦の場になるが、それに至るまで心理戦が展開。今ひとつ動きが少ない話になってしまった。前後編にする必要なかった気がする。ペンギンが競馬の騎手になってるのが特徴的かな。バットガールが機転を利かせて競馬に出場したお陰でバットマンの正体がばれずに済んだという展開もあり。
バットマンとバットガールがブルースとバーバラとして会話するシーンがある。お互いに正体が分からないままだが何か歯にものが詰まったような言い方になってる。
ラストシーンでキング・タットが登場してる。次回の伏線だ。
<競馬シーンではペンギンとバットガールの一騎打ちになってるが、ほぼコスプレ。> |
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特撮の地球科学 古生物学者のスーパー科学考察 |
<A> |
<楽> |
芝原 暁彦 |
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01 |
読書 |
パイン・デューンズの顔
世界各地を旅する一家。今はアメリカの片田舎にしばしの居留を定めた。この地が気に入った息子のマイケルはここで仕事を見つけて独り立ちしようと考えていたのだが、両親の態度がおかしいことに気づく。夜な夜などこかに出かけてる両親の後を付けてみることにするのだが…
人間として生きてきた自分の出自が闇のものだという、ラヴクラフトが得意としたパターンの話で、多くの模倣の一つだが、舞台が現代なので、かなり目先が変わって良い感じ。 |
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4話 |
ボクシングワルドによって人々が無理矢理ボクシングさせられるようになってしまった。ボクシングワルドに応戦するゼンカイジャーだが、戦いのさなかに青いキカイノイドのブルーンが乱入してくる。トジテンドで掃除係をしていたが、イジルデにスクラップにされそうになったので逃げてきたというブルーンを連れて逃げるゼンカイジャー。
敵はボクシングワルド。ボクシングトピアを閉じ込めたトジルギアによって生まれたワルド。額のゴングを鳴らすことで人間はボクシングを始めてしまう。
四人目の仲間ブルーンが登場。第一話から登場していたトジテンドの掃除係だったが、ここでやっとゼンカイジャーとなった。30番目の戦隊である「轟轟戦隊ボウケンジャー」の力で変身する。
ブルーンによれば、キノコトピアとコオリトピアの二つの世界が解放されたそうだ。トジルギアを装着したワルドを倒すと世界は解放されることが推測される。そうなると戦隊のいる世界が解放される話も出てくるのかな?これまで44戦隊あるから、一つ一つ解放していっても、なんとか最終回に間に合うかも。
あと、ブルーンによれば、介人の両親はかつてトジテンドにいたそうだ。世界をギアに変える研究なんだろうなやっぱり。
巨大戦ではブルーンが変形したブルーンダンプが参戦。マジーヌと合体してゼンカイオーブルマジーンとなった。
最初に登場したスーさん役は喜多川2tom。70年代から長らくスーツアクターを務めていた大ヴェテラン。
<ブルーンは眼鏡がないと見えないらしいが、眼鏡外されたとき、「眼鏡眼鏡」と節回しで喋ってる。ヤッさんかよ。> |
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