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30 |
読書 |
新仮面ライダーSpirits14
仮面ライダー1号と2号の力を借り、風見志郎はV3に変身することが出来た。だが半透明となったボディと、沸き上がる破壊衝動に戸惑いつつ、感情に飲み込まれていく。一方、サザンクロスで龍の制御を試みていた結城丈二は、決意を胸に大首領にコンタクトを取る。
四国編で壊れた風見のダブルタイフーンの修理が完了して、あっけなくジェットコンドルを粉砕。引っ張った話の割に終わり方はあっけなかった。それ以降は少しの休息で、仮面ライダー達の周囲の人間関係を少し整理。こう言うのが好きな人も多いね。 |
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8話 |
超獣アリブンタが現れ、出動したウルトラマンR/Bは見事に退治するのだが、それを見ていた愛染マコトは激怒する。そして兄弟を呼びつけるのだが…
敵はアリブンタ。地中から現れた超獣だが、ウルトラマンR/Bによりあっけなく退治されてしまった。そしてウルトラマンオーブダーク。アイゼンテック社で完成させたルーブジャイロとルーブクリスタルを使って愛染社長が変身した。
色々転機になった話。
まず愛染マコト社長がついにその本性を現した。実は15年前に愛染マコト社長の中に入り込んだ宇宙人チェレーザがその本性だという。実は湊兄弟の母が失踪したのは、チェレーザがウルトラマンの力を奪おうとしたことに気づいたからだと分かった。
そしてアイゼンテックの技術力はついにルーブジャイロのコピーとウルトラマンとなる力を作り上げ、愛染マコトはウルトラマンオーブダークへと変身した。本人曰く「ウルトラマンオーブダークノワールブラックシュバルツ」。
変身したウルトラマンオーブダークはこれまでのウルトラマンにあるまじき軽さとおかしさだが、これまで散々ヒーローのあり方について考えていたらしく、特撮ファンにとっては見事な代弁者となっている。台詞の一つ一つが実に楽しい。
<お父さんが作った汗染みTシャツ一万枚を注文され、すぐに持ってく湊兄弟。一体どれだけ作ったんだ?
愛染社長はどこぞの広場で湊兄弟を待っているが、そこにはダンブルウィードが転がってる。日本にこんなのないんだけど。それより、無理矢理転がされた感たっぷり。
巨大化したウルトラマンオーブダークと普通に会話してる兄弟。縮尺はどうなる?
そこで社長が言った言葉は「怪獣を倒すか、知り合いを助けるか、ウルトラマンにはよくあるシチュエーションだ」だった。なんというメタ発言だ。更に「最近のウルトラマンはべらべら喋りすぎだ。神秘性がなくなる」そうだ。一番喋ってるのは本人だと思うけど。> |
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S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーブレイド -20 Kamen Rider Kicks Ver.- |
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29 |
映画 |
インクレディブル・ファミリー(2018) |
シンドロームとの戦いが終わった後もヒーロー活動は禁じられたままだった。それでも自主的にヒーロー活動を続けているパー一家だったが、アンダーマイナーの銀行襲撃を止められず、逆に街の破壊を招いてしまう。そのため完全謹慎処分を受けてしまい、新しい職探しを強いられていた。そんな一家の前にスーパーヒーローの大ファンで、通信会社デブテックの社長兄妹ウィンストンとイヴリンから連絡が入り、ヒーローの活躍を世界中に配信することでヒーロー活動を認めさせようと言われる。
バード監督による『Mr.インクレディブル』からもう10年も過ぎ、ようやくその続編が作られた。
前作は本当に良質な作品だった。物語の良さは当然として、何よりヒーロー論に真っ正面から取り組んだ設定が素晴らしい。
映画ではそれまでにもマーベルヒーローのヒットがあったが、そこでヒーロー論はあまり語られることがなかった。それまでに言葉として語られていたのは『スパイダーマン』(2002)における、「力を持つ人間の責任感」とか『X-メン』(2000)の、人間に虐げられた存在がそれでも人間のために戦う理由とかがあったが、基本的にそれらは一本の映画に留まるもので、普遍的な意味でのヒーロー論という認識は薄かった。
そんないくつかの映画を前提に、ヒーローとはどのような存在であり、ヒーローであり続ける意味というものを真っ正面から描いたのが『Mr.インクレディブル』であり、実はこの映画の存在が後のヒーロー作品に大きな影響を与えていた。その前年に公開された『スカイ・ハイ』(2005)と双璧をなすヒーローものの教科書的な作品といえる。
かくいう私もこの作品には多くのインスピレーションをいただいたし、相当勉強させていただいた。私にとっては忘れることの出来ない大切な作品である。
そんな作品の続編というので、当然観なければならないと意気込んで観に行った。
うん。確かに『Mr.インクレディブル』の続編には違いない。物語もすっきりしてるし、時空系列も矛盾がない。キャラクターの相関関係も含めて10年のブランクも感じられないほどスムーズにつながっていた。
でも、なんか「違う」という感触がずーっと続いていた。観たかったのはこれではないという思いが拭いきれない。
結局それは作品にプラスアルファを求めすぎたわたし自身の問題だろう。あんなにしっかりしたヒーロー論を展開してくれたのだから、てっきり本作は今のヒーロー映画ブームに対する新しい提言があるのかと思ってた。
いや、それもあったのかもしれない。私がそれに気づかなかっただけかも知れない。しかし私にはそれは感じられなかったし、ごくごく普通のドラマの範疇から出るものとは感じられなかった。
本作は最初からヒーロー論を展開させるつもりがなかったのだろう。大いに盛り上がる話を作り、みんなでお祭りのように楽しむために作られた。それは立派な目的だし、それに文句を言う筋合いもない。だけど、それが出来ていた前作を観た後だけに、パワーの低下を否応なく感じさせられてしまった。
正直残念である。 |
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48話 |
エボルトと共に次元の裂け目の彼方へ行ってしまった龍我を救い出すため、ラビットラビットフォームへと変身したビルドは光の裂け目に飛び込んでいく。だがそこには再び龍我を取り込んだエボルトだけがいた。ビルドを吸収して再び宇宙へと戻ろうとするエボルトに対し…
敵はエボルト最終形態。
最終回。前回で終わったかと思っていたエボルトとの本当の最終決戦となる。徐々にこれまでの力を失い、パワーアップが剥ぎ取られ、最終的に基本形態に持ってもやはり戦い続ける主人公の戦いがなかなかに格好良い。
そして最終決戦が終わった時、桐生戦兎、葛城忍と巧が望んでいた、あたら悪しい世界が誕生する。その世界はスカイウォールの無かった世界で、この物語に搭乗した全員が生きているが、桐生戦兎と万丈龍我が存在しない世界であり、この世界で生きる戦兎と龍我は誰からも認識されない。
だけど、その世界で二人だけで生き続ける…なんだこのBL展開?終わり方は「仮面ライダー龍騎」に似てるかな? |
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炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX |
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26 |
読書 |
魔の笛
奇談クラブに集まった面々の中から語られる、人の血を吸う度に音色が冴え渡る魔笛“鈴虫”。いかにしてその笛が人の血を吸うようになったのか、そしてそれがどのように処分されたのかが語られる。
奇談クラブの一編。怪談っぽい物語で、こういうのもありか。いろんなパターンの小説を書いているんだな。 |
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19話 |
一年に一度開催されるミス天の川コンテストの控え室で候補達が誘拐されてしまった。目撃情報からそれがアイスマンによるものだと分かり、警察は早速バットマンを呼ぼうとするが、逆に警察が襲われてしまう。
第一期の7話に登場したアイスマンが再登場。今度はミス天の川候補を誘拐し、洗脳した。更に新聞を抱き込んでバットマンの評判を落とそうとする。結果最初からバットマンは罠にはめられっぱなしということになる。
ウェイン財団のパーティーにアイスマンが乱入して出席者を氷付けにしてしまうが、2期になってウェイン家が狙われることが多くなった。
そしていつも通りアジトに乗り込んだら罠が張られていて捕らえられてしまうバットマンとロビン。今回の拷問装置は人間冷凍機に入れられてしまう。
何度も「黒い霧」という言葉が出てくるが、これは公開時の日本の世相が分かってないと理解出来ない(1966年に起こった自民党を中心にしたスキャンダルで、映画にもなってる)。
アイスマンの顔が変わったような?と思って調べてみたら、なんと映画監督のオットー・プレミンジャーだった。なんだこの起用?
<ミスター・フリーズは第1期では「アイスマン」と言われていたが、ここでは「冷凍人間」としか言われてない。> |
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デフォリアルシリーズ ゴジラ 2001 |
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25 |
映画 |
ティーン映画 |
第1位 |
フェリスはある朝突然に |
第2位 |
クルーレス |
第3位 |
リッジモンド・ハイ |
第4位 |
ミーン・ガールズ |
第5位 |
きっと、星のせいじゃない。 |
第6位 |
理由なき反抗 |
第7位 |
ヘザース/ベロニカの熱い日
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第8位 |
ブレックファスト・クラブ |
第9位 |
アウトサイダー |
第10位 |
KIDS/キッズ |
第11位 |
ボーイズ’ン・ザ・フッド |
第12位 |
アメリカン・グラフィティ |
第13位 |
ジュノ |
第14位 |
今夜はトーク・ハード |
第15位 |
セイ・エニシング |
第16位 |
BRICK ブリック |
第17位 |
ドニー・ダーコ |
第18位 |
恋のからさわぎ |
第19位 |
プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角 |
第20位 |
アニマルハウス |
第21位 |
バッド・チューニング |
第22位 |
小悪魔はなぜモテる?! |
第23位 |
ウォールフラワー |
第24位 |
ゴーストワールド |
第25位 |
卒業白書 |
The 25 best teen movies to make you feel old in the best way |
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読書 |
アオイホノオ18
原作付きで月間サンデー連載が決まったホノオ。だが原作者の雁屋哲から送られてきた原稿のレベルが高すぎて到底自分の手に負えるものではないことに気づかされる。それでも何とかネームを切ろうと四苦八苦するのだが…
いよいよ初連載となる「風の戦士ダン」に手を付けるまで。劇中劇で「もし今描くのなら」という仮定の物語が描かれている。こんなハードな設定の物語がギャグ満載の作品になろうとは思いもしないが、その突拍子の無さをひっさげて連載を開始したため強烈なインパクトを与えることになったのも事実。
実際私が初めて連載の作品を読んだ時に、「なんじゃこりゃ?」と思ったくらいだから。少なくともこれまでに無かった画期的な作品だったのは確かだ。 |
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モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?! |
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<楽> |
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24 |
映画 |
Bao(2018) |
チャイナタウンに住む一家。おかみさんが食事のために作った包(Bao)が突然動き出した。手足が生えて感情まで持つようになった包を大切に育てるおかみさんだったが…
『インクレディブル・ファミリー』併映の短編アニメ。
基本的にピクサーの短編アニメは擬人化でアニメを作る傾向が強いが、今回はなんと食べ物が人間になってしまうという、どっちかというとナンセンスっぽい物語になってる。
ちゃんとオチがついてるし、何故包が意識を持つのかもちゃんと説明が出来るようになってるので、意外にしっかりしてるし、短いけどしっかりした作品だった。
実はこれそのまま長編にしても作品として成り立ったりするのだが、基本的にホラーで用いられるパターンだ。 |
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28話 |
初美花の父豪が上京して、ジュレにやって来た。だがそこで初美花と一緒にいる魁利を見つけ、娘をかどわかすチャラ男と思い込んでしまう。初美花の誕生日に会いに来たのだというのだが、ギャングラーと遭遇してしまい…
敵はリューグ・タマテバッコ。特殊な煙を使って人間を一気に老化させてしまうギャングラー怪人。ルパンコレクションは飛び込む(Plonge)。
初美花と魁利が中心となった話で、初美花の父が上京したことで魁利と出会ってしまうという話。魁利が初美花の過去を知る話となっていた。
今回は完全にルパンレンジャーに振られた話で、パトレンジャーはちょっと出てきただけ。
ノエルがルパンレンジャー用に新しくマジックダイヤルファイターを作ってくれたが、何故自分の作ったVSビークルを自分で使わないのか疑問に思うつかさの姿がある。なんかの伏線かな? |
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S.H.フィギュアーツ ウルトラマンR/B(ルーブ) ウルトラマンブル アクア |
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23 |
読書 |
紅唐紙
珍景博士の異名を持つ読書家の珍田が古本屋で稀覯本を格安で手に入れる。そして大学へと帰る道すがら、その本を10倍の値段で売ってくれと言う人物が現れた。つっぱねる珍田だったが…
「銭形平次」原作者として知られる著者の現代劇シリーズの一編。
変わった話を持ち込んで話すという奇談クラブの紹介から、実際にどんな話がなされているのかまで。話自体にきちんとオチをつけ、何も知らなかった人物がクラブにはまり込むまでしっかりと描いている。 |
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22 |
読書 |
荒木飛呂彦の超偏愛!映画の掟
映画好きを公言する漫画家の著者が、「サスペンス映画」という括りで大好きな映画を紹介する作品。
単純に著者名で、どんな映画の観方をしてるんだろう?という興味で読み始めたが、なんとも熱く、しかもポイントをちゃんと突いていて面白い。
サスペンス映画の紹介だが、ちゃんと「何故この映画が好きなのか」を映画の構造から分析して語っているので考察が深い。
知らなかったが、著者の映画紹介としては本作は続編に当たるそうだ。 |
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7話 |
再び怪獣グルジオボーンが出現。現場にいたイサミが変身しようするが何故かウルトラマンになれない。一方、遅れてやってきたカツミはその場でイサミと喧嘩を始めてしまい、グルジオボーンに逃げられてしまった。
敵はグルジオボーン。二回目の登場となる。今回は愛染マコト自身が変身してる。
当然起こるべくして起こる兄弟喧嘩の話。イサミはこれまでの戦いで人を傷つける可能性に気づいてウルトラマンになることに躊躇してしまう。一方、あんな慎重なカツミが意外にも悩みもなく戦ってる対比が面白い。喧嘩しながら絆が強くなるってのはドラマでは定番。ウルトラマンシリーズでも「ウルトラマンガイア」や「ウルトラマンギンガ」でやってる。
今回のグルジオボーンは愛染社長そのもの。自分を無視して兄弟喧嘩を始めたウルトラマンにキレてロッソにビンタをかましてる。正々堂々と戦い、試練を乗り越えろとか言っているので、やっぱり敵か味方か分からない。
<ウルトラマン状態のカツミと人間態のイサミの喧嘩。変な構図だが、これは昔は出来なかった描写なので、なんか感慨深い。
グルジオボーンとの戦いでロッソアクアは空中に巨大な水球を作っているが、それって構図的には自分の身体に水をかぶることになるよな。> |
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アンジェイ・ワイダ Blu-ray BOX |
BR |
BR |
「大理石の男」、「夜の終りに」、「約束の土地」の3作品収録 |
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FAVORITE SCULPTORS LINE 東宝30cmシリーズ バラン |
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21 |
映画 |
ニューヨークを舞台にした映画 |
月の輝く夜に |
ギャング・オブ・ニューヨーク |
イン・アメリカ/三つの小さな願いごと |
三十四丁目の奇跡 |
クローバーフィールド |
Synecdoche, NY(2008) |
ブラック・スワン |
ウエストサイド・ストーリー |
ローズマリーの赤ちゃん |
ウォッチメン |
コールガール |
キック・アス |
ウォール街 |
サタデー・ナイト・フィーバー |
ワーキング・ガール |
アメリカン・サイコ |
スーパーマン |
セント・オブ・ウーマン |
レクイエム・フォー・ドリーム |
ボーン・アルティメイタム |
スパイダーマン(2002) |
プレシャス |
トッツィー |
カリートの道 |
市民ケーン |
真夜中のカーボーイ |
ニューヨーク1997 |
裸の町 |
恋人たちの予感 |
25時 |
ウォーリー |
ユージュアル・サスペクツ |
ゴッドファーザー |
狼たちの午後 |
アメリカの影 |
フレンチ・コネクション |
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ |
サブウェイ・パニック |
黒いジャガー |
アフター・アワーズ |
猿の惑星 |
アベンジャーズ |
SHAME -シェイム- |
ミーン・ストリート |
ドゥー・ライト・シング |
成功の甘き香り |
タクシー・ドライバー |
キング・コング(1933) |
マンハッタン |
ゴーストバスターズ |
50 Greatest New York Movies |
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48話 |
一海の死を越え、最終形態となったエボルトとの直接対決が始まった。波状攻撃を繰り返すライダーだが、エボルトも又進化していた。
敵はエボルト最終形態。
最終対決となるが、前回の一海に続き、幻徳、そして龍我が次々と倒れていく。絶望の中でも諦めずに戦うと言う展開は燃えるのだが、話自体は単純。
結果としてエボルトが作った黒いパンドラボックスパネルは白いパネルに変えられ、新しい世界に作り替える寸前まできた。そこで本来ならビルドがエボルトと一緒に次元の果てに消えるはずだったが、ビルドの代わりにクローズがその役割を果たした。
<一方的にボコられながらも攻撃を繰り返す仮面ライダーローグに一切加勢しようとしないビルドとクローズ。前回からだが、この二人何の役にも立ってない。> |
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19 |
読書 |
河童の三平 下
死神の予言は避けようがなく、死ぬしかないと悟った三平。せめて生前の父が言い残した、母の元へ行こうとするのだが…
本作が完結編となる。横浜、東京、猫の街、そして本当に死んでしまい、あの世に行く前に故郷に帰るという話になってる。その際友達の河童に自分の身代わりになって親孝行するように言い残し、結果として本当に「河童の三平」となって物語は終わる。なんだこのオチは?と言う気もするが、著者の作品は不条理だから面白いので、実に著者らしいとも言えるか。結構いろんな特徴あるキャラが出てくる割に描写不足が目立つが、それも著者らしさ。 |
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18話 |
ペンギンの罠の硫酸風呂の罠をかいくぐったバットマンとロビン。
ペンギン編の後編。バットマンとペンギンの市長選挙が展開しているのだが、二人とも悪と戦うと言う不思議な光景が見られる。これまでにない珍しい話になってる。選挙そのものは接戦の末バットマンが優勢となり、焦ったペンギンが馬脚を現し、選挙管理委員を誘拐して、それがばれて犯罪者として逮捕されてしまう。
ペンギンの罠である硫酸風呂だが、バットスーツは硫酸にも溶けないため、顔だけ覆って硫酸風呂に技と落ちて脱出。
ペンギンとバットマンの討論があるけど、バットマンの存在意義は悪人が存在するからということをペンギンが言っている。これこそヒーローの存在意義そのもの。
<硫酸の上にいると言うことは、亜硫酸ガスをたっぷり吸ってる訳だから、吊り下げられてるだけで肺が焼けて死亡してるはずだが、それは言わない約束ね。
硫酸風呂に落ちたバットマンは唯一外に出ている顔をマントで覆って保護している。そんなに身体が動くんだったら、縄とか切れそうだけどね。
選挙演説でペンギンは「いつも奇妙な衣装をして町のあちこちで犯罪を起こしている」そうだが、それ誰のことを言ってるんだ?
ラストでバットマンが大統領出馬要請を受けた際、署長が「ジョンソンと争うか?」と言っていた。ジョンソンは民主党の大統領なので、バットマンは共和党から出馬することになるのかな?> |
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Lostorage conflated WIXOSS |
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17 |
映画 |
戦争と人間 第三部 完結篇(1973) |
1937年についに始まった日中戦争。伍代家の人々も否応なく戦争に巻き込まれていくことになる。戦争を足がかりに更なる財閥強化へと進もうとする英介(高橋悦史)は政府や軍部を相手取り様々な手管を使い始める。一方人間の良心と平和に生きる道を信じる俊介(北王子欣也)は戦争の現実を知るため、一兵卒として前線へと赴く。順子(吉永小百合)は反戦運動家標(山本圭)と恋仲となり、家を捨てる。激動の時代にあって、伍代家の人々の行く末は…
山本監督の代表作の一つであり、堂々たる大作時代映画の第三部。1973年邦画興行成績5位。
完結編となる本作は日中戦争の開始から太平洋戦争へとなだれ込む日本を背景に、財閥の兄弟たちのそれぞれの歩みを描いていく。
この兄弟のそれぞれの立ち位置が良くて、彼らそれぞれの正義という観点で見ると、この三部作を通してそれぞれが貫してる。
次期家長となる長男の英介は、家の存続こそが自分の使命であり、それこそが彼にとっての正義だった。その正義のために犠牲にすべきものは次々に犠牲にしつつ、軍や政府を相手に駆け引きを続けていく。
次男の俊介は、戦争はいけないことであり、人は分かり合えるという思いを持っている。言うなれば彼は現代人の代弁者だが、そんな青臭い正義は戦争という現実の前に打ち砕かれることになる。
長女の由紀子に関しては、いかにも財閥の長女としての役割が与えられる。好きな人はいても、家長の命令には唯々諾々と従う。自分の意思より家の方を優先することこそが正義である。
次女の順子はそんな由紀子の生き方に反発し、自分が選んだ好きな人についていき、彼を助けつつ生活をして、彼が戦争に連れ去られた後は最後は一人自立して生きようとする。女は自分の意思を持って生きていく事を正義としていく。
四者四様の正義感はぶつかり合いつつ、時代に向かって行くのだが、全員の正義感はやがて戦争の波に呑まれて打ち砕かれていく。理想論が勝つわけでもなければ現実論が勝つ訳でもない。ただ戦争という現実はあらゆるものを粉砕するという事実を冷徹に描く。
しかし、その冷徹さがあるからこそ、観ている側としては、今生きている時代は本当にありがたいとしみじみ思うだろうし、平和に向かいたいという思いが募る。はっきり言えば、戦争というものを冷静に描けば、それだけでれっきとした反戦映画になるのだ。山本監督はそのことを本当に良く理解しているからこそ、エンターテインメントと反戦を見事に結び合わせることが出来たと言える。
本作をそう言う具合に人間ドラマとして観るのも正しい観方だが、でも本作の最大の見所はスペクタクルである。ここで描かれるノモンハンの戦いの迫力たるや。ビデオで観てもその迫力は見て取れるけど、これが劇場だったら、どんだけ眼前に迫ってくることやら。
尚、ここでのノモンハン事件の描写はソ連軍の全面協力という、普通あり得ない強力な助っ人のお陰だそうである。だから使用されている戦車は本物(中には現用の戦車であるT-34-85が使用されていたとか。私には区別つかなかったが)。流石の迫力である。
尚、本作は第四部まで予定されていたらしいのだが、予算を馬鹿食いしすぎの上、映画の斜陽化が進んでいたため、本作で無理矢理完結させられてしまった。
しかし、ラストの虚しさが逆に「これで良い」という思いにもさせられる。堂々たる大作である。 |
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読書 |
夜歩く石像
マンハッタン美術館の博物館長となったアルジャノン・ハリスは博物館の目玉展示となるものを世界中から集めていた。次々に集まる古美術品の中に、奇怪な像が持ち込まれてきた。これを持ち込んだウルマンによれば、これこそが邪神クァウグナール・ファウグンそのものだと言うのだが…
クトゥルフものに寄せた物語だが、人間側の努力によって邪神が封じられるというパターンなので、伝奇アクションっぽいものに仕上げられた。このままB級映画にしても良いくらい。ただ、ラヴクラフトのものとは大分離れたような感じ。 |
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16 |
読書 |
夏目友人帳13
的場一門が一堂に会する会合に招かれた夏目。的場とは距離を置きたい夏目だったが、半ば強引に連れてこられてしまった。実は妖怪が見える夏目の目が必要だというのだが…
長編は夏目にとっては天敵とも言える的場に協力させられるという話が展開。妖怪を使役する的場に反発していた夏目だが、これでおかしな意味で縁が作られてしまった。ちらっと名取も出てくるけど、夏目は夏目で自分の能力を単なる呪いではなく、何か役に立てたいという思いも持ち始めているようで、人間関係に少し変化が起こり始めているようでもある。 |
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27話 |
ルパンコレクションを持つギャングラー怪人ピョードルと戦うルパンレンジャー。意外な強さを見せるピョードルに逃げられてしまうのだが、その際ルパンブルーはピョートルに暗示をかけられてしまう。その後透真は古武術道場の館主小紫庄右衛門という男にスカウトされるのだが、気がついてみると何故か道場に入門しており、更にそこには師範代として咲也が現れる。
敵はピョードル。武突参流古武術創始者の小紫庄右衛門を名乗り、道場に透真と咲也をスカウトする。ルパンコレクションは操作する(Le contrôle)。
透真と咲也の二人が中心となった話。二人とも洗脳を受けてしまって道場に入門することになるのだが、古武術と言ってるその道場、何故かレオタードを着てエアロビクスをやってるとか、よく分からない状態になってる。
人との距離感を保ち、クールに行きたい透真と、人との距離をいきなり詰めていく咲也という全く違う二人だけに、透真の方はストレスたまりまくっているが、なんだかんだ言ってちゃんと先輩である咲也を立ててたりする。
双頭頭にきているらしく、今回のルパンブルーの口上は妙に力が入っていた。細かいところで演出がしっかりしてる。話自体は他愛ないけど。 |
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S.H.フィギュアーツ ウルトラマンR/B(ルーブ) ウルトラマンロッソ フレイム |
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14 |
映画 |
スーパージャイアンツ 宇宙艇と人工衛星の激突(1958) |
一連の原子力爆弾強奪事件は超国家犯罪組織の“黒い衛星”によるものであることが分かり、その宇宙船を追跡するスーパー・ジャイアンツ。だが洗脳されてしまった山中博士による攻撃で宇宙の彼方に吹き飛ばされてしまう。スーパー・ジャイアンツ無き地球に原子力爆弾を用いて脅迫する“黒い衛星”だが…
『人工衛星と人類の破滅』続編。石井監督が始めた人気シリーズだが、石井監督が監督した最後の作品になる。
超国家の犯罪組織との戦いが描かれるが、悪の組織が用いるのが人工衛星と原爆を用いた脅迫とか、あるいは洗脳とかで、いかにも反共的なイデオロギーが臭う作品になってしまった。
中でも洗脳に関して言うならば、「brainwashing」という言葉が出来たのが1951年で、元々はソ連によって思想改造されてしまった捕虜のことを指す。それを題材にしたハリウッド映画『影なき狙撃者』が1962年なので、それ以前に洗脳について描いた作品というのは、相当時代の先を行っていた感じだ。
これまでの作品ではスーパー・ジャイアンツが強すぎて、登場した瞬間に全て終わってしまうため、いかにその登場を遅らせるかで苦労してるのが分かる。
又、“黒い衛星”の科学力は明らかにオーバーテクノロジーなのも不思議と言えば不思議。それだけ某国に対して危機感を持っていたと言うことなのか、それとも劇中では語られなかったが、どこぞの宇宙人が地球人に化けて活動していたとか、その辺が少々はっきりしない。 |
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6話 |
怪獣メカゴモラが出現して出撃するカツミとイサミ。だが連携が全く取れず、攻めあぐねている内にメカゴモラは撤収してしまう。
敵はメカゴモラ。愛染マコトが呼び出した怪獣で、二人の幼なじみの女性小牧カオルを取り込んでウルトラマンの攻撃を防いだ。
今回は湊家の過去について。やってることはあっち向いてほいだけど。幼なじみの女性が帰ってきて、その対決となる。
人質を取られた状態でどう怪獣と戦うか?東映では定番だが、東宝では結構数少ない。まあサイズの問題だけど。前回は「ウルトラマンオーブ」でのギャラクトロン以来か。
今回の愛染マコト社長はメカゴモラを呼び出して二人と戦わせているが、その戦い方がなってないとツッコミを入れていた。又はっきりと「ウルトラマンは敵」と言ってはいるものの、その辺が未だはっきりしてない。 |
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13 |
読書 |
電気処刑器
会社の金を持ち逃げしたフェルドンという男を追えと命じられた“私”は半ば無理矢理メキシコ行きの列車に乗り込む。少しウトウトした“私”の前に発明かを名乗る謎の人物が現れ、実験を手伝うよう語りかける。
ラヴクラフトものとは全く異なるコメディタッチのホラー作品。クトゥルフものとは全く関係のないのだが、本書に収められたのは、この作品もアイディアだけが著者が出して、それを文書化したのがラヴクラフトだからだとか。 |
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46話 |
装着すれば確実に命を失うというブリザードナックルを装着する一海。そして自らの過ちを精算するためにリモコンブロスとエンジンブロスと戦う幻徳。そして戦兎と龍我は決着を付けるため、エボルトの元へと向かって行く。
敵はこれまでの敵の擬態。
最後の戦いを前に、一海=グリスと幻徳=ローグの最後の戦いが描かれる。限界を超え、この世界から消滅する一海。
エボルトの傘下に下ったと思われた内海は実はエボルトの寝首をかこうと狙っていたことも発覚。12話で死んだ内海は実はサイボーグとなってこれまで生きてきたのだとか。エボルトを倒せるだけの力を手には入れたが、体の方が保たず、内海はここで死亡。これまで散々嫌味キャラとして定着していたが、最後の最後に見せ場を持って行った。
<一海と幻徳に戦いを任せて先に行っていたはずの戦兎と龍我だが、結局戦いもせずに美空と紗羽と合流してる。間が悪かったということになるんだろうけど、お前ら二人は何をしてるんじゃ?とも言いたくなる。> |
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11 |
読書 |
YASHA3
静の身柄を手に入れた雨宮家は、静の双子の弟凜を使って静の頭の中にあるはずの研究ノートを手に入れようとする。だが静のボディガードのケンやゴールドバーグ財団の横槍が入ったために実験は失敗。静と凜の記憶が混濁してしまう結果に…
指向性の強い殺人ウイルスを追う話となり、どことなく「BANANA FISH」を思わせるところもあるが、そこに静と凜という二人の主人公を配し、舞台を日本にしたことでぐっと親しみやすくなっている。しかし本当にバイオテロが起こってしまうと言うのは容赦ない。 |
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5話 |
大学の後輩で自力で空を飛ぶ研究を続ける二宮ユウハに半ば脅されるように人工筋肉の研究を手伝うことになってしまったイサミ。マイペースなユウハに振り回されるイサミだが…
敵はグエバッサー。愛染マコトが呼び出した鳥形の怪獣で、翼のはためきで強風を起こす。
これまでフリーダムすぎたため、押さえ役のカツミばかりが目立っていたが、ようやくイサミの中心回が来た。カツミ以上にフリーダムな存在を置くことでバランスを取った感じ。結構真剣に悩んでる姿も見える。
そのイサミを振り回す女の子だが、彼女なりの悩みも抱え、それをイサミに打ち明けたり。良い雰囲気だが、彼女はもう許嫁がいるのだとか。
愛染マコトが盗聴器を店に仕掛け、前回以上にちょっかい出すようになってきた。今のところ敵対行為っぽいことばかりなのだが、なんとなく敵っぽさがないんだよな。
前回に続いて新しいクリスタルが登場。今回は変身用らしく、ブルの方が新しい形態ウィンドに変身している。
何かしら特撮の新しい表現に挑戦してるようで、今回はウルトラマン視点で戦うと言う、いわゆるFPS視点での戦いが描写されている。なかなか面白い。
<科学的に人体で飛ぶ話をしている果てに普通に自力で飛べるウルトラマンが出てしまうと一気に興ざめっぽくもある。> |
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10 |
映画 |
神の如き科学者 |
スプライス |
クライヴ |
フランケンシュタイン |
ヘンリー・フランケンシュタイン |
フライ |
セス・ブランドル |
D.N.A. |
ドクター・モロー |
ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり |
ハーバート・ウェスト |
アイ・アム・レジェンド |
アリス・クリッピン |
グレムリン2 |
ドクター・カーター |
プレステージ |
ニコラ・テスラ |
ディープ・ブルー |
スーザン・マカリスター |
月に囚われた男 |
月面基地の顔の出ない科学者 |
アイランド |
ドクター・メリック |
ピラニア |
ドクター・ロバート・ホーク |
ジュラシック・パーク |
ジョン・ハモンド |
アベンジャーズ(1998) |
オーガスト・ワイナー |
フラットライナーズ |
ネルソン |
シックス・デイ |
ドクター・グリフィン |
スパイダーマン2 |
ドク・オク |
ジキル博士とハイド氏 |
ジキル博士 |
ミクロキッズ |
ウェイン・スザリンスキー |
ジュニア |
アレックス・ヘッセ&ラリー・アーボハスト |
20 Movie Scientists Who Played God |
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17話 |
久々にゴッタム・シティに戻ってきたペンギンだが、軽犯罪者を懲らしめたり、慈善事業に投資したりとすっかり善人気取りになっていた。手を出すことが出来ない署長はバットマンを呼び出すが、ペンギンはなんとゴッタム・シティの市長に立候補するという。
久々のペンギン編前編。なんとペンギンが市長に立候補し、その対抗措置のためにバットマンが立候補してしまうという話になる。
卑怯な手を使うペンギンに対し、政策のみで対抗しようとするバットマン。これこそ本当の民主主義の理想型だが、当然圧力で潰される結果となる。これも民主主義の現実。それでも正々堂々と大衆を信じると言い切るバットマンの姿は実に立派だ。
今回の罠は演説会を頼んだ市民団体がペンギンの手のもので、演説に訪れたバットマンを捕らえ、硫酸風呂に入れられそうになる。でっかい天秤の片方に縛られたバットマンとロビンを乗せ、その下には硫酸風呂。そして天秤のもう片方には多数の氷。氷が溶けるたびに硫酸風呂に徐々に入っていくことになる。
<バットマンが市長選挙に出ることになったが、正体不明の人物は立候補出来るんだろうか?
赤ちゃんをあやしてキスをするペンギン。くわえ煙草のままなのはまずいだろうに。> |
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08 |
読書 |
俘囚の塚
オクラホマ州にあるネイティヴ調査に向かった“わたし”は、ネイティヴも近寄らない不思議な遺跡のことを耳にする。何人もの行方不明者が出ているという遺跡を調査してみようと思い立った“わたし”は、できる限りの人を集め、衆目の中で発掘を行った。その結果、古い金属筒に入った文書を見つける。スペイン語で書かれたその文章を読み進めていくが…
ラヴクラフト作品の正統なる後継者と言った感じの作品で、いかにもと言ったギミック満載。それもそうで、本作の著者はアイディアを出して、ラヴクラフトと共同執筆したらしい。読みやすい作品だった。 |
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26話 |
ルパンコレクションが闇オークションで取引されているという情報を得たノエルは木暮から小切手を受け取って初美花と共にオークション会場に乗り込む。無事2億円で落札はしたものの、そこにギャングラー怪人グリスト・ロイドが現れ、お宝を盗んでしまう。
敵はグリスト・ロイド。リスのような姿と能力を持った怪人。オークションにルパンコレクションを出品し、それを奪うことで金品を得る。ルパンコレクションは小さな泡(Les
minuscules bulles)。
初美花とノエル二人が中心となった話。相変わらず飄々としたノエルに翻弄されて終わった感じだが。子ども番組でオークションの仕組みとかも説明してる。
ルパンレンジャーのマスクには認識障害機能なるものがあることが分かった。だからルパンレンジャーの正体がばれないというわけか。ようやくこのちんけな変装にも意味があったことが分かった。 |
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デフォリアルシリーズ ゴジラ 1962 |
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07 |
読書 |
巨娘3
池袋にある焼き鳥チェーン鳥吉4号店店主、ジョーの破天荒な日常生活を描く第4巻。愛するオニイチャンがさらわれたり、他の人たちの恋愛相談に乗ったり。今回では初めてジョーが倒れるという描写もあり。
2巻刊行時から随分経って、連載再開していたことが分かり即購入。相変わらずとても好みのクオリティで、何度読んでも飽きが来ない。
現役プロレスラーすら一撃でノックアウトさせるというジョーが初めてダウンしたという描写もあるが、病気のためというオチがついた。 |
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4話 |
商店街の草野球のピッチャーをしているカツミは監督の熊城の引退試合に花を飾ろうと燃えていた。しかし直前に現れた怪獣との戦いで怪我を負ってしまい、
敵はレッドキング。愛染マコト社長がルーブジャイロを使って呼び出した怪獣。2回にわたって街を襲う。
意外に熱血なカツミの姿が見られる。元々野球に青春を賭けており、大学からのスカウトもあったが、家のことを考えて断念したらしい。ちゃんと過去があったんだね。
新しいクリスタルを手に入れた。現時点では武器として使っているだけだが、形が同じなので、変身に使うことが出来るかどうか。
愛染社長がルーブジャイロを使ってレッドキングを呼び出していた。やっぱり怪獣使いだったの?敵という設定なんだろうか?それにしてはウルトラマンのパワーアップを喜んで見てたので、なんとも分からんところだ。
野球の監督役は平泉成。昔映画では特撮にも良く出ていたものだし、ピンポイントでテレビ特撮にも出演してたけど、そろそろ最後の出演かな?
<相当にスパルタな高校生活を送っていたらしいカツミはオーバーワークの特訓を強いている。兎跳びなんて30年前の特訓だぞ…と、ちゃんとツッコミも入るのが今の作品っぽい。
前日に怪獣が現れ、街にも避難勧告でていたのに、翌日の野球の試合は普通にするのね。そもそも試合途中で怪獣が出現しても試合続けてたぞ。どんだけ危機に鈍感なんだよ。> |
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04 |
映画 |
ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018) |
事故によってイスラ・ヌブラル島のジュラシック・ワールドが閉園となってから3年が経過した。だが島の火山が爆発し、そこに取り残されて生き延びている恐竜たちに危機が迫っていた。なんとか恐竜たちを保護出来ないものかと思案する元運用管理者のクレア・ディアリング(ハワード)は、ジュラシック・ワールドのオーナーであるベンジャミン・ロックウッドの依頼で、恐竜たちを南の孤島に移動させるプロジェクトに参加する。その際元ヴェロキラプトルの調教師オーウェン・グレイディ(プラット)に協力させ、ヴェロキラプトルの“ブルー”の捕獲を依頼する。そしてチームは火山爆発ギリギリで多くの恐竜たちを避難させることに成功するのだが…
『ジュラシック・ワールド』(2015)続編。あれから3年後の同じ世界の話で、主人公は前作から続き、プラットとハワードで、文字通り本当の続編となった。
当初予告を観た際、閉園したジュラシック・ワールドに戻るということで、『ジュラシック・パーク』(1993)に対する『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク』(1997)みたいなもんだろうと思ってた。
だが、監督の名前を見て驚く。
なんでバヨナ?
いや、バヨナ監督は確かに質の良い作品を作っている監督である。私が観たのは2作だけだけど、どっちもとても面白かった。
しかし、監督の出世作『永遠のこどもたち』はモロホラーだし、『怪物はささやく』だって、相当にホラー性が高い。この監督の面白さって、低予算ホラー向きのもの。
こんな大作に抜擢され、しかもアクションとか?製作者は正気本気なのか?
無難なものに仕上がるだろうという予測が一転。一体どんな作品が出来るやらと、実はとても楽しみにしていた。
事前の楽しみに対してその本編は、予想を超えた面白さと、予想していたより期待外れの面と、双方あって一概に良作と言い切ることは出来ない。
悪かった部分は、モロにB級ホラーの要素ばかりだと言う事。
ホラーの中でもモンスターアクションを中心にする作品はパターンがほぼ決まっている。舞台は極端に広い古びた屋敷、もしくは病院で、モンスターが様々な遮蔽物を用いて主人公達を追いつめていくというパターンを使う。
この作品も半分以上はロックウッドの屋敷での恐竜との追いかけっこに終始してる。
予告を観た限りでは、舞台はジュラシック・ワールド園内で、もっと開放的なものになるのかと思ってただけに、こんなモロにモンスターホラーの絵柄を見せられ、しかもオリジナリティの無い画面ばかり見せられても気持ち的には高揚しない。まだ『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク』のように街に恐竜を出してのパニックにした方が良かったと思う。せめて前半部の島での活動を半分以上の長さにするとかでも良い。このシリーズは開放的な場所で恐竜が存分に暴れ回るからこそ面白いのだ。単純なモンスター作品に押し込んでしまっては魅力半減である。
この辺はさすがバヨナ監督と言えなくもない。ジュラシック・パークの定式にこだわることなく、自分の作りやすいフィールドで勝負を賭けたという訳だから。でも、そんな分かりやすいところで見せてほしくなかった。
もっと違った魅力を見せられたんじゃないかな?
だが、そんな悪い部分もあるものの、良い部分もしっかりある、というか、この良い部分こそが本作の本当の肝である。
それは本作ほど、モンスターの精神に共感する作品は無かったと言うことである。
バヨナ監督がこれまでのフィルモグラフィで有名になれたのは、B級ホラーの作品の定式に則った作品を作りつつ、そこにいる人間の繊細な精神を描ききったところが評価されたからと思っている。
バヨナは単なるホラー作家ではなく、ホラーというツールを用いて人間の本性や、繊細さと言った部分をきちんと描ける監督だったのだ。
モンスターの精神を描く試みはこれまでギレルモ・デル・トロ監督がこだわり続け、ようやく認知されたジャンルを既にものにしている訳だ。デル・トロがオスカーを取ったように、バヨナも一流監督として周知されたと言う事は喜ぶべきことだろう。
前作の『ジュラシック・ワールド』においてオーウェンとヴェロキラプトルの“ブルー”との交流は一つの見所だったのだが、その異種間同士の交流をかなり深く描いてみせた。
ブルーとの交流は勿論のこと、他の恐竜たちも捕らわれて苦しむ様や、見世物にされる屈辱のようなものもしっかり描いて、ちゃんと恐竜の方に感情移入が出来るように作られている。ヒューマンドラマとして奴隷制を描いた作品のようにも見える。
そして一番の評価点は、人間と恐竜をつなぐ人物が複数登場すると言う事。
恐竜は恐竜で、人間は人間でとドラマを分断することなく、人間と恐竜の間の交流を様々な観点で描いている。
それは例えばブルーと精神的な共感を果たしているオーウェン、恐竜を愛し、なんとかして多くの恐竜を生き延びさせようというクレアとジア、恐竜に対して思い入れよりも恐怖を覚えつつ、それでも恐竜を助けようとするフランクリン、恐竜をビジネスの一環とだけしか見てないイーライ、恐竜に対する思いは人一倍だが、自分の思い通りに恐竜を作りたいと願う禁断のマッドサイエンティストのヘンリー・ウー、恐竜を兵器として考え、どう有効に使おうかと考える軍人達。全員ちゃんと恐竜と関わってるし、どんな形であれ、精神的な共鳴を持っている。
これはこれまでの作品にもあった部分だが、その部分をかなり拡大しているのが特徴で、今までのモンスター映画にはない不思議な情感を作り出すことに成功してる。
そして何より、本作で登場したメイジー・ロックウッドという少女の存在がある。当初、モンスター映画によく出てくる、パニックを拡大させる悲鳴役の子役だと思ってたし、事実その側面もあるのだが、実は彼女こそがクローン技術で作られた新人類であることが分かった。彼女の出生はこれまで恐竜を作り出してきた技術の集大成であったとも言えるので、彼女の存在が、物理的な意味で恐竜と人類をつなぐ役割を果たしていた。彼女の存在はそれだけ大きい。
メイジーが最後に恐竜を街に放ったシーンは、彼女にしかそれはできないことであり、それこそが彼女の役割だったからである。
その説得力を持たせたことは、この作品がこれまでのシリーズから更にもう一歩踏み出すことを宣言したものとなる。
願わくばこの続編は『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク』や『GODZILLA ゴジラ』(1998)のような、恐竜を退治して終わりというものでは無く、更に踏み込み、ハイブリッド種の存在意義というものに踏み込んでいって欲しいと思う。少なくとも本作はその道を開いている。あとはそこに踏み出せるかどうかだ。 |
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25話 |
ギーウィ・ニューズィーを倒したものの、突如現れた巨大化したライモン・ガオルファングによって一蹴されてしまったルパンレンジャーとパトレンジャー。あまりにも強力なライモンに対抗手段がなく、途方に暮れる双方。
敵はライモン・ガオルファング。特殊な金庫を持つ強力なギャングラーで、星一つくらいなら破壊出来る力を持つ。ルパンコレクションは医者医者(Docteur, docteur)。
部下二人を失い、後が無くなったライモンだが、その力はこれまでのどんなギャングラー怪人よりも強力で、圧倒的なパワーでルパンレンジャーとパトレンジャーをたたき伏せる。
ライモンが持つ金色の特殊な金庫は2体のVSビークルを使えば開く事が分かった。単純だった。
そして強力なライモンを倒すためについにルパンレンジャーとパトレンジャーが手を組んだ。とりあえず今回だけと言ってはいるが、Xカイザー、ルパンカイザー、パトカイザーの三体が全部合体。思ったよりは早かったか?それでも折り返し地点だから、これくらいのタイミングで良いのかな? |
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RAH リアルアクションヒーローズ GENESIS No.780 仮面ライダーアマゾン ネオアルファ |
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02 |
読書 |
怪魔の森
家でくつろいでいた小説家ハワードと友人フランクの元に半病人となった共通の友人ヘンリーが転がり込んできた。森で何者かに襲われたというヘンリーの容態を看たフランクは、その頭に大きな穴が空いているのを見てしまい…
脳髄の化け物に襲われるという怪奇を描いた作品で、なんか映画『顔のない悪魔』の怪奇バージョンみたいな趣がある作品。
ラブクラフトのものとは異なるが、話の構成は真っ当な冒険小説っぽく仕上げられている。 |
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16話 |
オルガンのパンチング機に押し込まれたバットマンは音符を用いて危機を脱し、ハリーを捕らえたが、ハリーはフィンガーという黒幕がいると言う。その黒幕とはシャンデールではないかと睨むバットマン。
シャンデール&ハリー編の後編。
オルガンのパンチング機は音楽をマイクに流すことで、その音符をパンチするのだが、バットマンは大声で歌うことでパンチを逃れるという。こんな機械なの?
シャンデールの目的はハリエットおばさんと結婚した上でブルースとディックを事故死させてウェイン家の財産を根こそぎ奪おうというもの。
シャンデールのふりをしてハリエットに近づくハリーだが、ハリエットはそれが偽物だと気がつく。なかなか勘が鋭いが、そこまでで、ハリーの部下に捕まってしまった。
<ハリーのマシンガンにバット盾で防いだバットマンだが、肝心な顔の部分は穴が開いている。よくこれで平気だったよ。> |
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