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30 |
映画 |
ドラえもん のび太と夢幻三剣士(1994) |
ヒーローになった夢を見たのび太は、現実ではあまりに辛いため、せめて夢の中で良い思いをしたいとドラえもんに泣きつく。ドラえもんはそんなのび太に呆れながらも、カセットを入れることで自分の好きな夢を見られるひみつ道具「気ままに夢見る機」を出してくれる。寝てる間だけはヒーローになれると喜ぶのび太だったが、奇妙な老人から「知恵の木の実」を与えられるのだった。その夜、「夢幻三剣士」のカセットを使って夢の中に入り込んだのび太は、そこ「妖霊大帝オドローム」に侵略されかけているユミルメ国を救う伝説の剣士ノビタニヤンとして冒険する。
シリーズの中ではかなり異色作となった本作。この話はコントロールされたのび太の夢の話なのだが、完全に夢の中の話で、本作でのび太と行動を取る仲間達も基本的には全員夢に出てきたキャラとなる。だからここに出てくるしずか、ジャイアン、スネ夫は本人では無くのび太が夢で作ったもの。のび太と共に冒険をするのがドラえもんだけという唯一の作品となる。しかも夢だけあって、全員扱いが悪いので、のび太とドラえもんだけで話を引っ張っている感じ。
でも実際それはそれで良かったと思う。これまでのドラえもん映画のパターンであった友情と力を合わせることで困難を乗り越えるというお約束を外したことで、ストーリーの可能性を広げてくれた訳だから。
作品そのものが小品と言った感じで、可も無く不可も無くというのがちょっと残念。折角お約束から自由になったのだから、もう少しはっちゃけた異色作に仕上げた方が面白かったと思う。スタッフの方にもう一歩踏み出す覚悟がほしかった。 |
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41話 |
10年ぶりに帰ってきた功はこれまでの空白期間を埋めるように様々な知識を詰め込み始めていた。父と話す時間もない介人だが、そんな時にメンワルドが現れてしまう。危険を顧みずに出撃しようとする功。
敵はメンワルド。人の感情を操作し、うどん派とそば派の派閥を作ってしまう。そしてダイメンワルド。更なる多様な麺派にする能力を持ったが、ゼンカイジャーの面々に無理矢理麺を食わされて倒された。
派閥争いを引き起こすワルドとの戦いだが、これは実生活でもよくあること。ここではそば派とうどん派だが、これ以外にもキノコたけのことか、ご飯パンとか、色々。麺だって他にもパスタやラーメン、焼きそばなど…巨大化したら本当にやってたけど。
前回で助け出した功だが、さすが介人の父親で、ちょっと興味が出るととことん突き詰めないと気が済まないので、今の世の中は知りたいことだらけになっていた。
介人は功がこちら側に来たことで、ステイシーが寂しくなってると功に訴えるが、功からはそれは介人の役目だと言われてしまう。
そのステイシーだが、イジルデに裏切られてゼンカイジャーの内通者に仕立て上げられてしまっている。本当に可哀想なキャラだ。
ラストシーンで功は母を探しに功は並行世界へと旅立つが、その際46番目のセンタイギアを渡していた。
<昔カップ麺のCMで蕎麦派とうどん派の争いのがあったなあ。と懐かしく。
ツッコミではないが、蕎麦作りにこだわりを持つゾックスは十割蕎麦を作ろうとしているが、素人が十割蕎麦を作るのはほぼ不可能。
イエローオウルを呼び出して何をやらせるかと思ったら、トマト投げつけるだけだった。セッちゃんも「イエローオウルと言えばトマト」と言ってるが、それは可哀想では?
麺の中にビーフンが入っていたが、これは麺だろうか?
これまでたくさんの敵が出てきたが、食い過ぎで倒された敵は初めてでは?(食べ物が爆弾に変わったとか、腐ってたとかはあるけど)> |
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ジョン・ウォーターズの地獄のアメリカ横断ヒッチハイク |
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<楽> |
ジョン・ウォーターズ |
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29 |
読書 |
デューン 砂漠の異端者1
神皇帝レトの死から1500年。かつてのアラキスはラキスという名前で呼ばれるようになり、神皇帝の意思が宿るとされる砂虫を崇める人々によって統治されていた。そんな中、数千年絶えてなかった砂虫を操れる少女シーアナが出現する。彼女の政治利用を巡って宇宙の様々な組織が動き始める。
30年ぶり近くになるか。「デューン」シリーズ第五部を初めて読んでみた。読み始めると、昔の読書感覚がすぐに蘇ってきて、実に楽しい感覚で読むことが出来た。これが著者の文体。実に懐かしく、そしてぴったりはまる。 |
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16話 |
デッドマンズベースの宇宙船が破壊され、フェニックスはデッドマンズの幹部を拘束しようとするがアギレラがクインビー・デッドマンに変貌して暴れ回り、それに手を焼いている内にデッドマンズの幹部は全員逃げてしまった。残されたギフの棺はフェニックスに回収されたが、その棺からは人間の心臓音のような振動が伝わってきた。
敵はクインビー・デッドマン。アギレラが変身したデッドマン。カメレオン・デッドマン。その正体は自分の顔が嫌いだという男だった。その男も消滅してしまった。
前回でデッドマンズは壊滅と見えたが、ギフ自身は生きていたようだし、幹部も四人生き残っている。ただ、アギレラとフリオ、オルテカとカメレオン・デッドマンの二つに分かれて活動中。今回はカメレオン・デッドマンが五十嵐家にちょっかいをかけるが、既に対策充分であっけなく迎撃されてしまった。
全部上手くいっているはずなのだが、だが話はまたしても五十嵐家に不穏な空気をもたらしてる。今度は父の元太に異変。なんとその体には心臓がなかったという。一方回収されたギフの棺からは心音が聞こえるそうで、おそらくは関わりがあるのだろう。
あと、晴れてフェニックスのトップとなったヒロミだが、体に不調が出てる。ライダーシステムの後遺症っぽいな。
<幸実に変身したカメレオン・デッドマンは幸実に当て身を当てて気絶させるが、下腹部を殴ってる。これでは気絶できない。
カメレオン・デッドマンの本当の顔は芸人のザブングルの加藤だった。これって加藤のことを不細工と言ってるようなものなんだが、失礼じゃないか?
ヒロミが仮面ライダーシステムを装着すると体がどんどん悪くなっていく。適応しなかったのだろうか?「オデノカダダハボドボドダ」とか言ってほしい。> |
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28 |
映画 |
ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021) |
凶悪な地球外生命体シンビオートに寄生されたものの、ヴェノムとして共生関係を確立したジャーナリストのエディ(ハーディ)。二人はどうにか奇妙な共同生活を続けていたのだが、ある日エディは収監中の連続殺人鬼クレタスから特別に取材を受けても良いと指名された。その取材中に得た情報を統合したヴェノムは恐ろしい連続殺人の証拠を手に入れ、エディはトップジャーナリストに成り上がる。ところが取材中にエディに噛みついたクレタスはシンビオートと融合し、最凶のカーネイジが誕生してしまう。
『ヴェノム』(2018)ラストで新たなる敵カーネイジの存在が新たになって、当然続編はカーネイジ編になることは分かっていた。
ちなみにカーネイジとは強敵揃いの「スパイダーマン」シリーズにおいて最強の呼び声高いヴィラン。なんせカーネイジを相手にした時に限って宿敵であるスパイダーマンとヴェノムが手を組まないと封じられないほど。しかも死なないので封じるのが限界で、定期的に現れるという厄介な敵である。シリーズにおける最終兵器と言っても過言ではない強力なヴィランとなる。
カーネイジはヴェノムから分離したシンビオートが凶悪犯のクレタスと融合したもので、ヴェノムの子ということになるが、ヴェノムよりも遥かに強力な個体となる。エディという人間をベースに、その鎧のように体を覆うヴェノムに対し、クレタスと完全に融合したカーネイジは、その細胞一つ一つがカーネイジであり、たとえバラバラにされようと細胞が残っている限りは再生出来る。要するに死なないから最強なのだ。
そんなキャラが出ると言うことで、期待していたか?と言うと、実はそうでもない。正直な話、おそらくとても分かりやすい話になるだろうと思っていた。映画の都合上引っ張ることが出来ないため、カーネイジは弱体化するだろうし、ヴェノムとの一騎打ちで負ける姿しか思い浮かばない。おそらくはヒーローもののプログラムピクチャーになるだろうという思いはあった。
それで結局自分の予想と全く同じ感じの展開が目の前にあった。これこそまさしくプログラムピクチャーである。シンビオートとクレタスは融合せずに喧嘩するし、不仲になったコンビは引き離すことが出来た。カーネイジは無事ヴェノムが吸収してクレタスも無事死んでくれて終わる。
こんなものだろうと思ったものが目の前にあるので、安心感はあるが、プラスアルファがないものを見てるだけなので、初見の気がしない。
楽しめたかと言うと楽しめたが、なんの発見もない作品だった。
そう思ってたら、ラストが結構驚き。なるほど『スパイダーマン』新作の前に公開したのは、こういうわけか。一体どうこの二作が絡むのかを楽しみにさせてもらおう。 |
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22話 |
イグニスがユナをさらってしまった。イグニスの部屋に残されていたメッセージボックスには、エタニティコアを開いて故郷リシュリア星を復興させようとしていた。だがそのメッセージで自分を止めて見せろとメッセージボックスにはあり、ケンゴとアキトはイグニスの待つ遺跡へと向かう。一方、闇の軍勢ではヒュドラがカルミラを裏切って自らが闇の王となろうとしていた。
敵はカラクリ武者メカムサシン。イグニスが用意していた人型ロボットで、少しずれた日本語を喋る。そしてヒュドラム。エタニティコアの扉を開いたユナの後を付け、イグニスからエタニティコアを奪おうとするが、トリガーダークと戦って敗北を喫した。瀕死の重傷を受けて再起を誓ったところをカルミラに吸収されてしまった。
イグニスが長年の宿敵だったヒュドラムを倒す話。イグニスにとってヒュドラムを倒すことと故郷リシュリアを取り戻すことが悲願だったが、どちらも一人では出来ない事だった。可能性は低いがそれがユナとトリガーダークの力で両方とも可能になったので、そのどちらかを行おうと賭に出た。結果としてエタニティコアを手に入れることは出来なかったものの、ヒュドラムを倒すことには成功した。
イグニスのトリガーダークの戦い方は少々意地汚く、ヒュドラムの足を踏んで攻撃してたりする。ウルトラマンらしくない戦い方をしてるが、これも正義ではないウルトラマンの戦い方の演出だ。
<メカムサシの顔はどこかで見たと思ったら、「ウルトラマンコスモス」の戀鬼が元だったか。「オーブ」にも出てたか。> |
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26 |
映画 |
一粒の麦(1958) |
福島の中学教師の井上(菅原謙二)は、集団就職へ向かう卒業生を連れて東京へとやってきた。上野駅でそれぞれの就職先のお迎えを確認し、とんぼ返りで福島へと帰る井上。井上は同僚の中学教師イチ子と結婚のための準備に入ったが、常に卒業生達のことを心に留めていた。結婚式当日に、電話で東京にいる生徒が逃げ出したと連絡が入る…
当時、右肩上がりの経済成長を果たしていた日本の原動力となったのは、技術革新が起こり続けた側面もあるだろうが、若い男女が必死で働いたという事実も重要だろう。当時の人不足を補うためには多くの人手を必要とし、その人手のためには中学を卒業したばかりの日本全国の若者が与えられるようになる。
それを集団就職というのだが、記録によれば戦後すぐ1947年にはもう始まっていたそうだ。それが本当に本格的になったのは1950年に始まった朝鮮戦争で、そこで物資不足に陥ったアメリカ軍のために多量の機材の生産受注が始まったからとされている。70年代に至るまで20年間ほどはずっとこの制度が使われていた。これが東京の一極集中、地方格差につながっていくのだが、この映画はそのどちらも描いている。
集団就職の若者を描いた作品としては、近年でも『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005)のロクさんがいたりするが、あの作品はかなり理想的なものを描いたもので、そう言う就職先もあっただろうが、全くそうでない就職先も多かったらしい。特に一極集中した東京では、労働力は足りないながら、どこからでも人手を引っ張ってくることが出来るという状況になっており、そのため集団就職してきた若者を使い潰すような就職先がいくつも出来てきた。
今で言うならブラック企業と言うのだろうが、そんな就職先にぶつかってしまった場合はどうなるのか。本作はそこからドラマを始めている。
集団就職の若者など使い潰せば良いと企業側は考えるが、それは夢を抱いてきた一人の人間である。潰されてしまうと一つの人生が消える。その責任はどこにあるのか。その部分をないがしろにしないのが本作の特徴だろう。
潰された人を一人の人間として見る人がいるかどうか。そこでその若者の人生は変わる。本作の場合、中学校の先生がそれを担ってくれる。そのために福島の田舎からわざわざ汽車に乗ってやってきてくれる先生がいてくれたことで、人生を取り戻すことが出来た。
簡単に捨てられてしまいがちな一人の人間の人生を、困難を厭わずに救ってくれる人がいる。それこそがドラマなのだ。こう言うドラマがいくつも起こっていたのがこの時代であるとも言える。ほんの小さなドラマかもしれないが、一人一人特別なドラマである。そんな一つの物語を描いたことで、文字通り「一粒の麦」の物語を作り上げたのが本作である。 |
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読書 |
僕のヒーローアカデミア9
一人一人の能力をかさ上げするための合宿が始まった。限界まで能力を酷使するため、一年の皆は肉体的にもきついが、それでも精一杯合宿を楽しもうとしていた。だがそんな合宿のことはヴィラン連合にもばれており、襲撃を受けてしまう。既に能力が知られ、的確に弱点を攻められてしまう彼らだが…
二回目となるヴィラン連合との大規模な戦いが展開する。前の時と同じなのはそれぞれが個々に戦わねばならないという状況だが、それぞれが自分の能力を使いこなせているところが違っていることと、出久は少年を助けねばならないというところ。そしてヴィラン連合の狙いが単なる殲滅ではないと言うことなど。まだまだ話は続く。 |
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25 |
読書 |
存在
老いてホームで介護を受けている母を遠隔地から機械を用いて触れている"私”。触れている感触もないまま歯がゆい思いで介護に参加しつつ、母との関係を振り返っている。
アメリカに住む中国人の著者のアイデンティティをSF調で描いた感じの作品で、自らの心の置き場に迷う姿が見えているよう。
ただ、これはもうSFではなく、リアルな話でもある。こう言う形で介護に参加している人って結構な数いるんじゃなかろうか? |
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40話 |
ゼンカイジャーの前に現れた巨大ロボハカイジュウオーはボッコワスの力を受けて巨大変形したハカイザーだった。圧倒的な力で街を破壊し、更に等身大となってゼンカイジャーに襲いかかる。なんとか逃亡出来たものの、このままでは父功の力で破壊が進んでしまう。そこで父の奪回作戦は次で最後にすると誓う介人。その覚悟を受け、ゼンカイジャーも本気モードでハカイザーへとぶつかっていく。
敵はハカイジュウオー。ボッコワスの力を受けてハカイザーが巨大変形した恐竜型の敵で、一切の容赦なく町も敵も攻撃する。
ここまで続いてきた父の奪回作戦もこれがクライマックス。大変困難な作戦だったが見事成功させることができた。功も正気に戻り、無事カラフルへと帰還を果たした。
正気を取り戻すため、五色田功の思い出を語るゼンカイジャーたち。それによると1983年生まれだと分かった…1983年って「ダイナマン」の時代か。
しかしゼンカイジャー側はそれで良いのだが、折角出来た仲間が奪われてしまったステイシーの方がますます可哀想になってくる。戦隊史上最も悩み多いキャラかもしれない。
<ハカイジュウオーの頭部にハカイザーが埋まっていることが分かったが、最初の変形ではそのままハカイザーに変形してから縮小してたぞ。> |
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MAFEX マフェックス No.016 BOBA FETT |
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23 |
映画 |
きのう何食べた?(2021) |
同性愛者のカップルである弁護士の筧史朗(西島秀俊)と美容師の矢吹賢二(内野聖陽)。二人はお互いの家族にも認められ、だいぶ安心して生活していたが、そんなある日、史朗は賢二に、賢二の誕生日プレゼントとして延び延びになっていた京都旅行に行こうと誘う。喜びつつも、いつもとは違う史朗の態度になぜか不安な気持ちに襲われる賢二だったが…
2019年にテレビ公開されたよしながふみ原作漫画の同名ドラマの映画化作品。弁護士で節約家の筧史朗と美容師で開けっぴろげな性格の矢吹賢二のゲイカップル二人のちょっとしたすれ違いなども含めて、食事を中心とした日常生活を描く作品で、まさにその食事中心というのが大きな特徴になっている作品だった。
その劇場版がどうかというと、本当にそのままテレビの延長といった感じなんだが、まさに視聴者が求めているのはその延長の話なので、これで良し。ちょっと豪華なテレビ作品。これで問題ない。
この作品の物語では男女関係で、夫婦の関係の話としても成り立つのだが、ゲイの場合は制度的にも実際の生活にあっても男女の夫婦とはだいぶ違う。法律上でも縛られないし、お互いの恋愛事情には不干渉のはずである。お互いにそれを割り切っているようで、割り切れない二人という微妙な関係が面白い。だから一見夫婦関係のようでもあるが、違うところが恋愛作品として面白いところだろう。凝っているが節約して料理するのが男性というのも良い。自分が食べるものでなくて、人が食べてくれるものを作る事のプレッシャーや楽しみなんかも、女性ではなく男性だから共感が深い。
物語としても時にお互いに振り回され、時に嫉妬の感情も覚え、そして基本的にはお互いをいたわり合う。その感情の流れが本作の醍醐味だろう。
また現在法的に結婚が許されないカップルであり、子どもを持つこともできないことから、様々な制約を受けてしまう二人が、常に社会と向き合っていくことが重さというか硬さにもなっている。そこらへんの複合的な部分がとても好きだ。
個人的に言っても恋愛とか夫婦の危機とか言う話は少々苦手なタイプなのだが(一方では耽美系も合わないのだが)、本作ではそれも含めて楽しめるので、不思議と馬が合った作品でもある。
テレビシリーズ含めて結構お気に入り。 |
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15話 |
狩崎の分析によってデッドマンズのアジトの大体の位置が分かった。そこからは無理矢理に大二からカゲロウを引き出して情報を得る一輝。一方、アギレラを生け贄とするギフ復活は着々と進んでいた。
敵はギフテクストとなったデッドマンズ幹部四人。
第一部終了の話。前回の盛り上がりから、デッドマンズの王であるギフの真実が明らかになっていく。実はギフは宇宙人で、デッドマンズのアジトそのものが宇宙船だった。仮面ライダーリバイがバイスタンプを使いまくって撃破した。
ギフの復活は五人のフェイズ2デッドマンが棺にパワーを与え、生け贄となるアギレラを捧げることによってなされる。だがそのギリギリで仮面ライダーが阻止した形になる。
新装備はジャンヌのもので、タートルゲノムでラブコフが銃に変わる。
それにしてもまさかあのカゲロウがギャグ要因になるとは思わなかった。大二にライダーキック与えたらショックで出てくるとか、便利すぎる。しかも情報を教える条件って、さくらの辛口カレーを食べさせることだった…良い奴じゃん。
<手刀で気絶させるのはアニメとかでの定番だが、実写でやると途端に嘘くさくなるな。ちなみにアギレラはもう一回気絶させられているが、今度は鳩尾にパンチだった。
気絶したアギレラを守るバイスは「お客さん、終点ですよ」とかふざけているが、そもそも気絶させたのはバイスだ。> |
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21 |
読書 |
ようかい居酒屋のんべれケ。3
ひのが熱を出して寝込んでしまったことを知り、居酒屋のんべれケに集まる妖怪達が大挙して看病に訪れる。だが、全員すっかり熱を出したひののフェロモンに当てられてしまって…
相変わらず女の子ばかりが出てくる妖怪居酒屋。今巻はひのが熱を出して寝込んだり、ひのを支配しようとしての血を飲んでしまったばかりに逆に逆に支配されてしまったヴァンパイアとか、ひのの妹とかも登場する。 |
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21話 |
先の戦いでバリガイラーが放った電撃はシズマ財団の研究施設を直撃し、そこに補完されていた赤と青の液体となっていた遺跡が目を覚ましてしまう。GUTS−SELECTから派遣されたケンゴとアキトが到着する前に青い液体は巨大怪獣へと変化していた。登場と同時に戦いを始め、町に甚大な被害を与える二体。更にアボラスの泡にケンゴが巻き込まれてしまう。
敵は青色発砲怪獣アボラス。遺跡にあった青い液体から復活した怪獣で腐食性の泡を吐く。そして赤色火炎怪獣バニラ。炎を吐く。二体はライバルで、復活と同時に戦いを始めた。体液は毒そのもので、殺してはならないとされる。
「ウルトラマン」19話の「悪魔はふたたび」を現代風にアレンジした話。相手が二体なので、味方も二体で戦う。
アキトを助けるためにアボラスの泡にケンゴが巻き込まれてしまい、それに責任を覚えたアキトが熱くなっている。一方で囚われの身だったイグニスが積極的に協力している話でもあり、ケンゴを助けるためにイグニスにトリガーダークの力を託す事になった。アキトはこれまでにトリガーダークの力を解析して安定化させていた。
トリガーとトリガーダークが協力して敵を倒したところまではいいが、イグニスには目的があるため、直後にユナを人質に逃亡してしまった。
<カルミラがダーゴンを呼ぶ時、まるでドロンジョみたいな呼びかけしてる。意識してるよな。
アボラスはともかくバニラは目を回してみせたりトリガーダークに火炎放射器みたいに使われたりと、お茶目な行動が目立つ。
倒せば毒がまき散らされる怪獣に対してウルトラマンがなすべきは、一度粉砕したところでバリアで無毒化させることだった。こう言う場合宇宙に連れて行って粉砕するのが定番だが。> |
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ニューヨーク1997 ジョン・カーペンター映画術 |
<A> |
<楽> |
ジョン・ウォルシュ |
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20 |
映画 |
ロシアとソ連の映画 |
第1位 |
運命の皮肉 |
エリダール・リャザーノフ |
第2位 |
ロシアン・ブラザー |
アレクセイ・バラバーノフ |
第3位 |
アッサ |
セルゲイ・ソロヴィヨフ |
第4位 |
ブリガーダ(テレビドラマ) |
アレクセイ・シードロフ |
第5位 |
モスクワは涙を信じない |
ウラジーミル・メニショフ |
第6位 |
霧の中のハリネズミ |
ユーリー・ノルシテイン |
第7位 |
ストーカー |
アンドレイ・タルコフスキー |
第8位 |
シャーロック・ホームズとワトソン博士の冒険(テレビドラマ) |
イーゴリ・マスレンニコフ |
第9位 |
遠い日の白ロシア駅 |
アンドレイ・スミルノフ |
第10位 |
犬の心臓 |
ウラジーミル・ボルトコ |
第11位 |
ダイアモンド・アーム |
レオニード・ガイダイ |
第12位 |
十二の椅子 |
レオニード・ガイダイ |
第13位 |
太陽に灼かれて |
ニキータ・ミハルコフ |
第14位 |
ダルタニャンと三銃士 |
ゲオルギー・ユングヴァルド=ヒリケヴィチ |
第15位 |
職場恋愛 |
エリダール・リャザーノフ |
第16位 |
ポクロフの門 |
ミハイル・カザコフ |
第17位 |
春の17の瞬間(テレビドラマ) |
タチアナ・リオズノワ |
第18位 |
カーニヴァルの夜 |
エリダール・リャザーノフ |
第19位 |
鏡 |
アンドレイ・タルコフスキー |
第20位 |
愛と鳩 |
ウラジーミル・メニショフ |
第21位 |
コーカサスの虜あるいはシューリクの新たな冒険 |
レオニード・ガイダイ |
第22位 |
作戦コード“ウィ”とシューリクのその他の冒険 |
レオニード・ガイダイ |
第23位 |
娘たち |
ユーリー・チュリュキン |
第24位 |
誓いの休暇 |
グリゴーリー・チュフライ |
第25位 |
ようこそここへ、あるいは部外者立ち入り禁止 |
エレム・クリモフ |
第26位 |
将校 |
ウラジーミル・ロゴヴォイ |
第27位 |
イワン・ワシーリエヴィチは職業を変える |
レオニード・ガイダイ |
第28位 |
Only Old Men Are Going to Battle (戦闘に行くのは老いた男たちのみ) |
レオニード・ブィコフ |
第29位 |
ふたりの駅 |
エリダール・リャザーノフ |
第30位 |
連絡場所は変更不可(テレビドラマ) |
スタニスラフ・ゴヴォルーヒン |
第31位 |
アフガン発 貨物200便 |
アレクセイ・バラバーノフ |
第32位 |
ガレージ |
エリダール・リャザーノフ |
第33位 |
私はモスクワを歩く |
ゲオルギー・ダネリヤ |
第34位 |
幸運の紳士たち |
アレクサンドル・セールィ |
第35位 |
砂漠の白い太陽 |
ウラジーミル・モティリ |
第36位 |
ここの夜明けは静か |
スタニスラフ・ロストツキー |
第37位 |
もっともチャーミングでもっとも魅力的な |
ゲラルド・ベジャノフ |
第38位 |
Country of the Deaf(ろう者の国) |
ワレリー・トドロフスキー |
第39位 |
エレクトロニクの冒険(テレビドラマ) |
コンスタンチン・ブロムベルグ |
第40位 |
十月 |
セルゲイ・エイゼンシテイン |
第41位 |
ラブレス |
アンドレイ・ズヴャギンツェフ |
第42位 |
ミミノ |
ゲオルギー・ダネリヤ |
第43位 |
静かなドン |
セルゲイ・ゲラシモフ |
第44位 |
鶴は飛んでいく |
ミハイル・カラトーゾフ
セルゲイ・ウルセフスキー撮影 |
第45位 |
ヴィー(妖婆、死棺の呪い) |
コンスタンチン・エルショフ
ゲオルギー・クロパチョフ |
第46位 |
Two Comrades Were Serving(2人の兵士が戦った) |
エヴゲーニー・カレロフ |
第47位 |
ロシアにおけるイタリア人たちの信じられない冒険 |
エリダール・リャザーノフ
フランコ・プロスペリ |
第48位 |
夏 |
キリル・セレブレニコフ |
第49位 |
光と影のバラード |
ニキータ・ミハルコフ |
第50位 |
自動車にご注意 |
エリダール・リャザーノフ |
第51位 |
Till Monday(月曜まで待とう) |
スタニスラフ・ロストツキー |
第52位 |
祖国のために |
セルゲイ・ボンダルチューク |
第53位 |
わたし以外はみんな死ぬ |
ワレリヤ・ガイ・ゲルマニカ |
第54位 |
ナイト・ウォッチ |
チムール・ベクマンベトフ |
第55位 |
裁かれるは善人のみ |
アンドレイ・ズヴャギンツェフ |
第56位 |
学生 |
キリル・セレブレニコフ |
第57位 |
An Ordinary Miracle (ありふれた奇跡) |
マルク・ザハーロフ |
第58位 |
アフォーニャ |
ゲオルギー・ダネリヤ |
第59位 |
戦争と平和 |
セルゲイ・ボンダルチューク |
第60位 |
戦艦ポチョムキン |
セルゲイ・エイゼンシテイン |
第61位 |
アンドレイ・ルブリョフ |
アンドレイ・タルコフスキー |
第62位 |
両棲人間 |
ウラジーミル・チェボタリョフ
ゲンナージー・カザンスキー |
第63位 |
ザレチナヤ通りの春 |
マルレン・フツィエフ
フェリクス・ミロネル |
第64位 |
これがロシヤだ(カメラを持った男) |
ジガ・ヴェルトフ |
第65位 |
ヴィーチカはいかにしてリョーハをナーシングホームに届けたか |
アレクサンドル・ハント |
第66位 |
Piter FM |
オクサナ・ブィチコワ |
第67位 |
シベリアの理髪師 |
ニキータ・ミハルコフ |
第68位 |
メッセンジャー・ボーイ |
カレン・シャフナザーロフ |
第69位 |
スポーツくじ |
レオニード・ガイダイ |
第70位 |
デルス・ウザーラ |
黒澤明 |
第71位 |
アフガン |
フョードル・ボンダルチューク |
第72位 |
ブラチーノの冒険 |
レオニード・ネチャエフ |
第73位 |
春 |
グリゴーリー・アレクサンドロフ |
第74位 |
Hello, I'm Your Aunt(こんにちは、わたしが叔母よ) |
ヴィクトル・チトフ |
第75位 |
Big School-Break (長い休み時間) |
アレクセイ・コレネフ |
第76位 |
ソラリス |
アンドレイ・タルコフスキー |
第77位 |
国民的狩猟の特色 |
アレクサンドル・ロゴシキン |
第78位 |
クバンのコサック |
イワン・プィリエフ |
第79位 |
イワン雷帝 |
セルゲイ・エイゼンシテイン |
第80位 |
黒い耳の白い犬 |
スタニスラフ・ロストツキー |
第81位 |
The Very Same Munchhauzen(まさにその人、ミュンヒハウゼン) |
マルク・ザハロフ |
第82位 |
伝説の17番 |
ニコライ・レベジェフ |
第83位 |
スチリャーギ |
ワレリー・トドロフスキー |
第84位 |
ダウンハウス |
ロマン・カチャーノフ |
第85位 |
父帰る |
アンドレイ・ズヴャギンツェフ |
第86位 |
アレクサンドル・ネフスキー |
セルゲイ・エイゼンシテイン |
第87位 |
The Wedding(結婚) |
イシドル・アンネンスキー |
第88位 |
Ten Little Indians(10人の小さな黒人) |
スタニスラフ・ゴヴォルヒン |
第89位 |
フォーミュラ・オヴ・ラヴ |
マルク・ザハーロフ |
第90位 |
The Promised Heaven(約束された天国) |
エリダール・リャザーノフ |
第91位 |
The Blonde Around The Corner(曲がり角の金髪女性) |
ウラジーミル・ボルトコ |
第92位 |
ママ |
エリザベート・ボスタン |
第93位 |
キノ・グラース(映画眼) |
ジガ・ヴェルトフ |
第94位 |
火の馬 |
セルゲイ・パラジャーノフ |
第95位 |
母 |
フセヴォロド・プドフキン |
第96位 |
不思議惑星キン・ザ・ザ |
ゲオルギー・ダネリヤ |
第97位 |
The Woman, who sings(歌う女性) |
アレクサンドル・オルロフ |
第98位 |
小さなヴェーラ |
ワシーリー・ピチュル |
第99位 |
令嬢ターニャ |
ピョートル・トドロフスキー |
第100位 |
オブローモフの生涯より |
ニキータ・ミハルコフ |
ロシアとソ連の映画トップ100 |
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読書 |
終物語 上 化物語15
秋になって突然直江津高校に“転校生”としてやってきたと神原に紹介された忍野扇という女生徒に振り回されてしまう阿良々木暦。彼女が関わる度に自らの過去と直面させられてしまう。そしてそこに登場するのは必ず老倉育という同級生だった。
前巻ラストで殺されたはずの暦がどうなったかを完全に無視して過去の話が展開していく。この巻は中編三編からなるが、全て老倉という新キャラの絡みとなっているのが特徴。ただ実質的には謎めいた忍野扇について描く話がメインだろう。何故か奥義の言うことは何でも聞いてしまう暦と、その胡散臭さに気づいた |
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17 |
映画 |
エターナルズ(2021) |
はるか昔。絶対的存在であるセレスティアルズによって破壊的種族ディヴィアンツを滅ぼすために創造され、地球に派遣されてきた不死種族のエターナルズ。7000年もの長きにわたって人知れず人類を見守ってきたが500年ほど前についに宿敵ディヴィアンツを全滅させることに成功した。その後来るはずのセレスティアルズの帰還命令が下らないまま、メンバーはそれぞれ人間として生活するようになっていた。そして21世紀。サノスの危機が去った後の地球でエターナルズの一人セルシ(チャン)は博物館の職員として働き、スプライトという恋人共にロンドン暮らしをしていたが、そんな彼女の前に滅んだはずのディヴィアンツが現れる。
新生MCUも既にこれで三作目。最初から予定されていたとはいえ、なんと昨年のオスカー監督であるクロエ・ジャオによるヒーロー映画という実に豪華な作品となった。オスカー監督が普通にヒーロー映画を作る時代になったかと思うと、これまで娯楽作を推してきた自分自身の目が間違ってなかったという思いにもさせられる。はっきり言えば、この作品の存在自体が今のアメリカ映画の置かれている状況を最もよく示したものと言える。
MCUとしては、徐々に展開が固まりつつあるところで、これまでとは全く違った意味での地球の危機が描かれる話だった。
MCU第一期は主人公が実はサノスの方であり、全てのストーリーはサノスへと集約していたという特徴があった。全てのストーリーが少しずつ全体的な形を作っていき、最終的に一つの方向に修練していった訳だ。
そこから三作が作られてきたが、今のところ方向性があまり見えてこない。果たしてまとまることはあるのか?という不安もあるが、その辺はこれからの展開次第だろう。
本作の設定はこれまでのものとは全く違ったものである。サノスがインフィニティ・ストーンを探してるのとも関係がないし、ドクター・ストレンジが関わる異世界とも別な設定の話。これは創造神であるセレスティアルズが存在する世界で、そのセレスティアルズによって作られ、セレスティアルズのために働くエターナルズが正義のために活動する話である。一見それは真っ当なヒーローもののようだが、実はセレスティアルズが各々の星での生命体を守るのは、一定数の文明生命体を育てることでセレスティアルズが増殖するためだった。セレスティアルズは別段正義でも慈悲深い存在でもなく、純粋に自分たちのためだけに生命体を守っている。
この設定の元、純粋に正義を行ってきたと思ってきたエターナルズが自らの存在意義に悩むというもの。エターナルズには多くのメンバーがいるので、中にはセレスティアルズの使命を全うすることを選択するキャラもいれば、これまで人間を守ってきただけに、それに固執するキャラもいる。その複雑な関係が本作の見所となる。
これまで自分の信じてきたものが崩れ去った時、アイデンティティの崩壊を防ぐために何をするかということで、かなり精神的なものの話になっているのも特徴だろう。
更にエターナルズの面々は多民族のメンバーがそれぞれ平等に描かれているというのも大きな特徴となっていて、多民族のヒーロー集団ってのも良い感じだ。
セレスティアルズは地球を卵の殻として生まれる存在のため、その大きさは地球規模となる。現時点の実写SF作品では恐らく最大の人型キャラになるだろう。それを出したところも面白い。
そう言う意味で褒めるところはかなり多くて隙の無い作品だし、元よりMARVELヒーローの本質である差別との戦いを体現していることもあって、優れた作品なのは確かだ。
残念なところがあるとすれば、それはこれがほとんど日本のアニメではお馴染みの設定だったという事だろうか。基本的に全部既知の物語と言った感じになってしまった。
80〜90年代に飛躍的に進歩した日本のアニメーションが大切にしたのがまさしくアイデンティティの問題であり、本作とかぶる部分が多く、そこで多くの秀作が登場しているため、本作の物語は見慣れてしまったものに思えてしまったのがきつい。
隙がないように作ったら、個性も弱くなってしまった感さえある。
それと前述したとおり、新生MCUの中で入れる場所が見当たらないのも問題かと思う。果たしてこの作品が以降のシリーズにどう関われるのか?現時点ではそれが全く見えてこないので、実際の評価はその時に。 |
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39話 |
ボンワルドを倒したが、もう一人ショウガツワルドが作戦を開始した。折しもカラフルでは介人の誕生日をお祝いしていた真っ最中にで、出動を余儀なくされた面々は怒り心頭。ところがショウガツワルドが鳴らした除夜の鐘を聞くと、みんながお正月気分になってしまい戦いを放棄してしまう。しかもそれが一時間毎に起こってしまう。
敵はショウガツワルド。手にした除夜の鐘を鳴らすと、それを聞いた人間の悩みが吹っ飛び正月気分になってしまう。そしてダイショウガツワルド。獅子舞や干支の虎のぬいぐるみを出して攻撃する。
微妙に季節外れの正月の話。ジュランも言っていたが、半月遅れていれば問題なかったのに。ショウガツワルドによって悩みが吹っ飛んでしまうということは、そのまま麻薬みたいなもんだが、人の心をリフレッシュすると言うことでカウンセリングみたいなことやってる。悩みを忘れて楽しくなってしまうことで、考えを変え、ショウガツワルドを倒す事を楽しみにしたら普通に戦えるようになった。
今回の巨大戦は久々にゼンカイオージュラガオーン、ゼンカイオーブルマジーン、ツーカイオーによる乱戦だった。ツーカイオーなんていつ以来だ?
一方、ゲゲが妙にステイシーに関わってくる。何か目的があるようなのだが、それが見えてこない。
<古いマンガで失礼だが、ショウガツワルドは「県立地球防衛軍」というマンガに出てきた正月仮面と全く同じ事をやってる。
ゴーカイジャーの力を使ったら、武器を交換したくなるだけ。全然役に立たないな。
巨大戦で登場した虎の着ぐるみが普通に人がぬいぐるみ来てるだけなのに意外に強い。なんか「ジュウレンジャー」の時を思い出す。
獅子舞に頭囓られたブルーンは「暗いです。狭いです」と言っていた。面堂終太郎か?> |
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16 |
読書 |
パタリロ!16
記憶を失い満身創痍のままマリネラへと帰ってきたプララは継母であるマンドラに辛く当たられてしまう。そんなプララを心配した兄のランダムは母の誤解を解こうとする。
プララ編の完結編となるのだが、どっちかというと兄のランダムの方が目立った話になってた。パタリロと作者がことある毎に出てきてショートコントを繰り広げるもんだから話が進まないのが難点だ。
それ以外にパタリロが先祖と子孫の三人でタイムパトロールと戦う話とか若き日のバンコランに関わる話もあり。 |
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20話 |
ヒュドラはかつてユザレに因縁を持つバリガイラーを呼び出してユナの誘拐を依頼する。バリガイラーはGUTS−SELECTのアキトを人質にユナを出せと命じてくる。
敵は電撃獣人バリガイラー。宇宙を股に掛ける用心棒のような存在で、過去地球にも来た事があるらしい。その際ユザレに追い返されてしまうが、その意趣返しでユザレの精神を宿したユナを取り込もうとする。胸にある太鼓のような模様を叩くと電撃を生じさせる。結局ヒュドラムに騙されていたことを知ってユナを返して去って行った。尚、その姿は「ウルトラマンタイガ」に登場したゴロサンダーの色違いである。
今回はヒュドラム単独での作戦が展開する。ヒュドラムの狙いはユザレの力を奪うことで、カルミラを出し抜いてユザレを襲おうとした。その際用心棒というか暴れ者のバリガイラーを呼び出して襲わせる。このバリガイラーというのが調子の良いキャラとコミカルな風貌を持っているため、とてもコミカルな話になっていた。
怪獣とウルトラマンが相撲を取る話は「ウルトラマンコスモス」や「ウルトラマンタイガ」でもやってた。その意味ではトリガーのパワータイプはぴったりだ。バルガイヤーは塩まで撒いてるが、ちょっとやりすぎかな?
ミニチュアの部屋に小型カメラ置いてそこから怪獣を見るとか、ミニチュアの車や電車を走らせてみたりと言った辻本監督お得意の演出もあり。
<バリガイラーが大阪弁喋ってるのはともかくとして、それに当てられヒマリやユナまで関西弁になってる。伝染したのか?
バリガイラーはへそを切られたら、そこにバッテンにした絆創膏貼っていた。ちょっとやり過ぎだな。> |
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14 |
映画 |
バッド・プレジデント 悪魔に魂を売った??大統領(2020) |
2016年。不動産王ドナルド・トランプ(レクター)は側近に推される形で話題作りのために大統領選挙に出ることにした。それを魔界から眺めていた魔王サタン(グリフィン)はトランプを大統領にすれば世界を無茶苦茶に出来ると考え、陰から彼を援助し、ついに共和党大統領候補にまで押し上げる。だが次々とスキャンダルが噴出してしまい、到底このままでは大統領にはなれそうにもなかった。大統領になれる気になってしまったトランプの前に現れたサタンは契約を迫る。
2016年の大統領選挙でまさかの当選を果たしたドナルド・トランプ。これについてはドキュメンタリーの『華氏119』(2018)に詳しいが、元々はトランプは自分の不動産会社の宣伝になれば良い程度の気持ちで立候補したという。落選すること前提で泡沫候補として立候補したのだが、そんなトランプがあれよあれよという間に共和党の指名候補にまで上がってしまった。何故そんな不思議なことが起こったのかという理由付けとして、トランプが悪魔と契約したからというオカルティックな言説を映画化してしまったのが本作となる。
実際大統領になれるはずのない人物が大統領になってしまったのだから、悪魔に魂を売ったくらいの解釈してもおかしくない。トンデモな話だが、これも映画としては正しい一つの解釈でもあろう。現実がフィクションを越えてしまってる。
ただ、不真面目なコメディなので、作品自体は馬鹿げたもので、これと言って言うべきところがない。トランプという話題がなければどうしようもない作品だし、最初からその程度のものを作るつもりで作ったのだろう。
最初からどうでも良いようなものを作るつもりでどうでも良いようなものが出来上がった。目的と結果が一致した作品だと考えておけば腹も立たない。それにこれはトランプが本当にどうしようも無い人間であると言うことを描くために作った作品なので、その目的は充分に果たしている。 |
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14話 |
フェニックスの裏切り者はなんと若林司令官だった。若林は全てのバイスタンプを狙ってくると考えた狩崎は大二とヒロミにそのことを打ち明けていた。その頃解放された悪徳弁護士の工藤が一輝の前に現れる。
敵はサーベルタイガー・デッドマンとプラナリア・デッドマンとカメレオン・デッドマン。それぞれ一輝、さくら、フェニックスに現れ、それぞれの目的で戦っている。
若林司令官がデッドマンだったという衝撃の事実から始まった話だが、実は若林自身は既に殺されていて、カメレオン・デッドマンが擬態していたと分かった。
復活してフェイズ2デッドマンとなった工藤は一輝に「勝手に人助けをして自分の欲求を満たしてるだけだ」と言い放ち、それで「お前は日本一のエゴイストだ」とまで言われ、一輝も激しく動揺している。ただ、バイスの茶化した言葉で開き直ってしまった。ヒーローはまさしくそういう存在だからそれで良い。
そしてさくらの方にも灰谷が現れて、プラナリア・デッドマンフェイズ2に進化したが、こちらはあっけなすぎるほどに圧倒されて終わってしまった。ただ高校の仲間に自分が仮面ライダージャンヌだとばれてしまったが。
デッドマンズが狙っているギフの復活には6人のフェイズ2に進化したデッドマンとギフバイスタンプと生け贄が必要だそうで、着実にそれには近づいている。現在5人のフェイズ2デッドマンがいて、カメレオン・デッドマンがフェニックスにあったギフスタンプを手に入れた。最後の生け贄にはさくらを差し出そうとするが、実は最初からアギレラこそが生け贄に選ばれた人物だと発覚する。
しかしまだ1/4しか話は進んでないが、展開としては殆どラス前の盛り上がり方してる。凄いもんだな。
<バイスタンプが置かれているはずの場所には仮面ライダーのフィギュアがあった。メタなネタちょいちょい使ってくるのがこの作品の特徴だ。
バイスの一言で目が覚めた一輝はバイスに「俺を殴れ」と言ったが、すぐさま「はい」とハンマーでブッ叩いてる。良いコンビだ。
灰谷はもったい付けて登場した割に小者っぷりを存分に示している。井上敏樹脚本のキャラみたいだ。> |
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ウルトラマンダイナ 25年目の証言録 |
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八木 毅 |
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12 |
読書 |
もののあはれ
隕石衝突によって地球は人の住めない星となってしまった。滅亡直前に一隻だけ建造された宇宙船で数千人だけが地球を脱出したが、その中の唯一の日本人大翔は、つたないながら日本の文化を伝える役割を担いつつ、船のメンテナンスも学んでいた。そんなある時、太陽光を受ける帆が破損してしまった。
滅び行く人類の最後の抵抗の中での一人の男の役割。社会に帰属出来ない個人が社会のために何が出来るのかというもので、SF短編作品としてかなり巧く作られている。しかし中国人の著者が日本人主人公に描いているというのがとても面白い。 |
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3話 |
長老の記憶を消してしまったため罰としてポドリン族の世話を命じられたブレアは、そこから逃げ出す。ディートはハップと共にハラールへと到着したが、そこで二人は歓迎されないまま。王宮から逃げたリアンは追っ手から逃れつつ、やはりハラールへと向かう。
三人の主人公が少しずつ近づいてきた。リアンが殺人事件を起こしてしまったことが大事件になってしまい、国中が混乱していて皆が右往左往しているため、逆に。主人公達が遭いやすくなってる感じ。今回はリアンとディートが出会うが、ちょっと出会っただけで別れている。
そしてもう一人の主人公ブレアは予言の導くまま、王宮の奥深く
トラには多くの民族が存在するが、基本的に同族以外を蔑む傾向にあるらしく、それを上手くまとめているのがスケクシス族ということになる。地下のグロッタン族の出身だったディートはそんな差別心を持たなかったが、地上でその差別に遭ってしまう。この辺人間世界と同じだ。
そして三人をまとめる立場にあるオーグラも又スケクシス族の王と出会い、クリスタルが汚れていることを確認する。そしてクリスタルの残存意思から、自らがなすべきことを示される。 |
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11 |
映画 |
モンスターハンター(2020) |
砂漠地帯で行方不明となった先行部隊の探査に当たるアルテミス(ジョヴォヴィッチ)率いる特殊部隊の隊員たちは、突然巻き上がった激しい砂嵐に見舞われてしまう。砂嵐が去ってみると、そこは超巨大モンスターが跋扈する未知なる世界に変わっていた。
世界的大ヒットゲームの「モンスターハンター」の映画化作品。監督はこれまでいくつものゲームを映画化してきたヴェテランのアンダーソン監督。そしてアンダーソン監督の『バイオハザード』シリーズの主演女優ジョヴォヴィッチ主演という万全の布陣で作られた作品。
それなりに興味はあったが、ゲーム未プレイの身では思い入れ補正がないので劇場版はスルー。レンタル始まった上で拝見。
作品の設定は80年代くらいからある異世界もののフォーマットそのもの。近代兵器を持った軍隊が異世界に放り込まれるのは昔からよく使われていた。映画では『ファイナル・カウントダウン』(1980)とか『スターゲイト』(1994)あたりが結構有名で、設定自体はそれらを踏襲してる感じだ。違いはゲームの構造上、近代武器が通用しない敵を相手にするため、軍隊がモンスターと戦うのではなく、個人で戦うことになっているため、ジョヴォヴィッチ一人が目立っていたことか?
演出は手慣れてることもあってか、プログラムピクチャーとしてはそれなりに見せ方が巧かった。CGも自然で展開が軽快。巨大なモンスターに生身の人間が挑む事の絶望感とか、工夫して攻略する積み重ねの面白さを最初の敵で出した上で、絶望しかない最後の戦いへとなだれ込む展開は昔のアニメを観てる気分。
それに前半で強大な敵と戦ってやっと勝ったと思ったら、それ以上の強さを持つ敵が出てくるなんて、70年代の少年漫画だ。でもこれが気分的に盛り上がるもんだ。
海外より日本人向きの作品だったようにも思える。
前述したとおりゲームはやってないもんで、出てくるモンスターの名前を聞かされても全く分からないのが難点だが、それなしでも面白い。
観てる間気持ちが高揚して盛り上がれる。それで充分な作品だし、ちゃんとそれに応えてくれたのがありがたい。 |
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38話 |
一二月も半ば。カラフルではクリスマスパーティの準備をしていた。そんな時に現れた二体のワルド。ショウガツワルドとボンワルドが現れた。先祖を呼び出すことが出来るボンワルドの能力でジュランとゾックスの御先祖様が現れてしまう。更にステイシーの母であるリセまで現れてしまう。
敵はボンワルド。人間の御先祖様を呼び出す能力を持つワルドで、現れた先祖を凶暴化させて子孫に攻撃させる。そしてダイボンワルド。巨大な精霊馬を呼び出して攻撃させるほか、多量に出した盆提灯からビームで攻撃する。
今回はステイシーの中心回。おちゃらけが中心のこの作品にあって、唯一のシリアスキャラだけに、話はかなり重いものになってしまった。母親を愛するステイシーは父であるバラシタラから母のリセを守ろうとするが、その母が自分を殺そうとしたことや、自分自身が介人と父ハカイザーを引き離そうとしていることに気づいてしまう。
身内を操る敵に対しては介人も怒り心頭で、こちらも珍しくシリアス。
今回はボンワルドとショウガツワルドの二体が登場するが、一度に作戦を行えるのは一体だけだそうで、今回はボンワルドのみが戦った。盆と正月が一緒に来たような話になるかと思ったんだが。
ゾックスの御先祖様役はスーツアクターの清家利一。調べてみたら「電撃戦隊チェンジマン」からずっと出てるそうで、今もバラシタラの中の人。
<ゴールドツイカー一家の御先祖は海賊だそうだが、海賊のイメージは今やパイレーツ・オブ・カリビアンなのね。> |
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07 |
映画 |
燃えよ剣(2020) |
郷里武州多摩郡石田村でバラガキのトシと呼ばれた男土方歳三(岡田准一)は、若年の頃より通っている天然理心流の技を駆使して喧嘩と女遊びに明け暮れる日々を送っていた。同じ道場の先輩である近藤功(鈴木亮平)と後輩である沖田総司(山田涼介)とつるんで行動していたが、長じた三人は黒船襲来によって幕末の動乱がますます大きくなっていることを知り、立身出世を夢見て立ち上がる。折しも将軍家茂の上洛が予定される時宜にあり、幕府は、浪士達による護衛部隊「浪士組」を組織する。首尾良く浪士組に入ることが出来た三人だが…
幕末から明治にかけての著名人を描く事にかけては日本を代表する作家司馬遼太郎による同名原作の映画化。映画では先に市村泰一監督によって『土方歳三 燃えよ剣』(1966)があったが、そこから半世紀後に再映画化となった。
ところで原作に関して言うなら、30年ほど前に私は「龍馬がゆく」を読んで面白かったもんで、そのまま流れるように本作を一気読みした。その後に何冊も幕末に関する本を読んだしドラマも観ているが、私にとっては間違いなくこの「燃えよ剣」が土方歳三の原点となっているし、その土方歳三像をベースに考える癖がついている。
でもそれこそ一般レベルで言う土方歳三の姿だろう。私の考えと一般の考えにそう乖離があるとは思ってない。
その意味で本作の土方の姿は充分満足いくものではあった。岡田准一は雰囲気的にはぴったりで、これ以上無いキャスティングだとは思う。
その意味では完全に予想通りの姿の土方歳三を見ることが出来た訳だが、なんだか気持ちが盛り上がらない。
理由は何かというと、多分土方歳三という人物の思想が伝わってこなかったからだと思われる。
原作版にあった土方歳三の姿は時代に流されながら、時代の行き先を全く考えず、剣に生きることを求めた人物だった。全般的に知識も判断力もある人物として、しかしその能力を全て剣を使うことに割り振ってる感じの人物として描かれていたし、精力有り余ってる出来る人物にありがちな、性に奔放な人物として描かれた。人生に悩まない選択をした人物となる。その場その場で一生懸命生きて、後悔はしないし、いつ死んでも構わない覚悟を持つ。その辺が私のイメージである。
それに対して本作映画版では悩んでる描写が結構多いし、人に対して優しすぎるし一途に恋もしている。細かいがその辺がちょっと私の思ってたのとは違っていたか。
あくまでいろんな側面がある人物なので、そのどの部分を強調するかの違いと言われたらそれまで。
あとは近藤勇がどうにもイメージとは違うのも。鈴木亮平は良い役者だし、しっかり近藤勇らしい演技もしてるんだが、なんせほんの一年ほど前まで西郷隆盛演じてた人だから、そっちのイメージに引きずられて、自分の頭の中で整合性がとれなくなってしまったから。山田涼介の沖田総司もイメージとはだいぶ違う。もう少し若い人物にやってもらった方が良かったな。結局岡田准一以外はちょっと違和感あったキャスティングだった。
結果として本作は人物が見所であり、その人物描写にはまれれば良し。はまれなければ駄目。観る側の資質の問題だと思う。私は微妙だった。 |
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13話 |
さくらという新しい仮面ライダーを得、更にバイスタンプが10個揃ったことでリバイスドライバーのパワーアップにかかるため、狩崎にリバイスドライバーを取り上げてしまった。変身の負荷で肉体が限界に近いヒロミと共に強制的に休暇を取らされてしまう一輝。一方デッドマンズもギフの復活に向かって新しい作戦を開始しようとしていた。
敵はデッドマンズの幹部であるダイオウイカ・デッドマンとウルフ・デッドマンに加え、灰谷と謎のクジャク・デッドマンが加わっている。
仮面ライダーが兄弟三人となり、一輝に盛り上がる…と思ったらそうでもないのが面白い。大二のライブとさくらのジャンヌだけで活動することになったが、相手がデッドマンズ幹部では敵わず、大二の中に眠っていたカゲロウが復活してしまった。
一方のデッドマンズも幹部が揃ってきていた。これまで登場した三人に加え、11話から登場した灰谷、そして6話に登場した工藤が幹部入り。更に謎のクジャクデッドマンも加わっている。
フェニックス基地への襲撃に、一輝はギリギリの状態でドライバー無しでバイスを解放したが、バイスは裏切らず、ちゃんと一輝を守っていた。まだ本当の信頼を勝ち得るまでは早い気がするので、まだ一波乱ありそうな気がする。
そこで新たに変身したバリットレックスゲノムは何モティーフなんだ?と思ったのだが、恐竜型で氷を操るというところで分かった。これはオーズのプトティラではないかな?
今回フェニックス基地への襲撃が行われたが、それは何者かの手引きがあったというのが狩崎の推理。そしてラストシーンで明らかになったその人物とはフェニックス隊長の若林優次郎だった。隊長の裏切りとはちと驚き。若林こそがクジャクデッドマンそのもの。狩崎はそのことを推測しており、更に狩崎が開発したジャンヌのパワーアップパーツはクジャクだった。するとクジャクバイスタンプはフェニックスの中にあって、そのバイスタンプを用いて若林が変身したということが分かる。
<リバイのパワーアップパーツを用いて盾を作り出したバイスだが、木工用ボンドでくっつけてる。くっつくまでに時間が掛かるし、衝撃で簡単にばらばらになりそう。> |
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忠臣蔵入門 映像で読み解く物語の魅力 |
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春日 太一 |
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05 |
読書 |
あたしゃ川尻こだまだよ1
食べることとビール飲むことが大好きで、基本ぐうたらな漫画家の著者が、日々食べているものや飲んでるものを紹介する、基本ネガティブなエッセイマンガ。
Twitterで見かけて以来ずっとフォローしていて、無料のkindle版も全部読んでいるが、書籍と聞いたらすぐに購入してしまった。基本的にはkindle版と変わりはしないのだが、やっぱり紙書籍は良くて、脇に置いてついついパラパラめくってしまう。一応書き下ろしとして健康診断の話があるのだが、これが流石に何というか… |
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SP3 |
再び登場したデバンによる総集編。前半はウルトラマントリガーがエタニティとなるまでの話と、グリッターの力を示した話。そして後半はユナの持つ力と、この世界における光について考察している。
「ウルトラマンティガ」の世界とこの世界の共通点についても考察されるが、光の力だけでなく、人としての力も強さには必要だとしていた。 |
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03 |
映画 |
樹海村(2021) |
富士山近くの田舎に住む天沢家の二人の姉妹天沢鳴(山口まゆ)と妹・響(山田杏奈)が家の倉庫を整理していた際、誰も見たことのない古びた木の箱が見つかる。心霊現象に詳しく、検証動画サイトも立ち上げていた響は、それが関わった者は死に至り、家系も途絶えてしまうと伝えられる呪いの箱・通称「コトリバコ」ではないかと考える。実は彼女はその前に樹海に住み着いている人々がいるという村“樹海村”の検証動画をあげたばかりで、自分に呪いが降りかかったのでは無いかと恐れていた。そして実際姉妹の周囲で異変が起こり始め、樹海で消息を絶つ者が続出していく。
ヒットした『犬鳴村』にあやかって、シリーズ化を目指したかのような作品。
作品は違うが、設定はかなり似ていて、出ているアイテムに共通するものが多い。例えばそれは動画投稿者が最初に現れ、撮影に向かった先でとんでもないものを映してしまうとか、それをネットチャットで話題にするとか。噂になってる人知らぬ村がそれなりに新聞や過去のテレビなどで有名なことを描くこと。主役キャラの一人が徐々におかしくなっていく展開も同じ。
結果として『犬鳴村』の別バージョンを作っただけになってしまった感じ。二作同じパターン繰り返すと既知感だけしかなくなって飽きた。続編だとしても、もう少し工夫くらいしてほしい。
演出は悪くないんだが、これも新しさはあんまりない。なにより主人公の姉妹役が今ひとつはまらない。怖がってるのがおちゃらけてるように見えてしまっては致命的だ。折角の『犬鳴村』のヒットを悪い意味で塗りつぶした感がある。同じパターンでこれからも続くのか?次に作る作品はもう少しパターンを変えた新しい演出に期待しよう。 |
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37話 |
ゼンカイザーの洗脳を解くことと並行して介人の母親の美都子の探索も行っているゼンカイジャーの面々。そんなとき、元の世界に帰還した介人とブルーンの前に自分の作った人形を落としてしまったという少女由椰が現れる。その人形を探そうとマジーヌが占いをしようとしたところでダイコンワルドが現れる。ゴミを引きつけてしまう能力に、ブルーンがかかってしまう。
敵はダイコンワルド。歌舞伎役者のような見得を切って登場するワルドで、人の頭に大根おろしを付けると、その人物が捨てたゴミに取り憑かれる。捨てたものを大切にすると成仏する。そしてダイダイコンワルド。ニュークダイテストがダイコンワルドの恨みを吸収して誕生した。巨大なダイコンを召喚してそれを大根おろしにして攻撃する。
一人の少女の成長を見守ると言う話で、戦隊では唱和の時代からの定番物語と言える。今回はフリントとマジーヌが中心になって少女に寄り添っていた。具体的には捨てたウサギの玩具を取り戻すために敢えてダイコンワルドの能力を使ったというものだが。
今回はブルーンが使い物にならなくなったが、それはきれい好きのブルーンはこれまで多量のゴミを捨てていたからで、膨大な量のゴミに取り憑かれて身動きが取れなくなってしまった。
ダイコンワルドの力は捨てたものを引き寄せると言うものだが、キカイトピアを捨てたジュランには、なんとキカイトピアがこの世界に近づいてきた。話が大きすぎるわ。
<フリントが昔作ったのはオルゴールだった。次元を超えてもオルゴールは変わらないんだな。音階まで自分で作ってるそうなので、とんでもなく器用な少女だったんだな。
ブルーンはカラフルの裏でゴミに押しつぶされているのだが、ゼンカイジャーの口上の時はちゃんと変身までしてる。あの体で変形したら体の中までゴミが入り込みそうだ。> |
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スター・ウォーズ 『マンダロリアン』 シーズン1 公式アートブック |
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フィル・ショスタク |
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02 |
読書 |
裏世界ピクニック2 果ての浜辺のリゾートナイト
「きさらぎ駅米軍救出作戦」裏世界に置き去りにした米軍の特殊部隊を救出に行こうと、前回と同じ方法で裏世界に入る紙越空魚と仁科鳥子。「果ての浜辺のリゾートナイト」米軍救出成功後、沖縄に来てしまった二人は折角沖縄にいるからと言う理由で思い切り楽しむことにする。「猫の忍者に襲われる」空魚は瀬戸茜理という大学の後輩から、怪奇現象につきまとわれていることを打ち明けられ、その解決を頼まれてしまう。それは猫の忍者に襲われるという荒唐無稽なものだった。「箱の中の小鳥」小桜の属する異世界研究機関に招かれる空魚と鳥子だが、異世界から持ち帰ったというアイテムに触れた途端…
1巻と較べ、ぐっと文体もくだけて読みやすくなった。ドラマ性も高まり、読んでいて楽しい作品になってる。キャラも順調に少しずつ増えてるようだ。 |
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19話 |
何者かによって心が操られていたことに気づいたGUTS−SELECTの面々。実はナースデッセイ号のブラックボックスには、人を操る何かの因子があるらしい。ミツクニによれば、それはモルフェウスRという宇宙線によるものだという。その分析を始めるGUTS−SELECTの面々だが、一人だけその宇宙線の影響を受けなかったユナの背後に何者かが迫る。
敵は炎魔戦士キリエロイド。モルフェウスRを使って人々の心を惑わせたキリエル人が巨大化した姿。力を使い果たしたトリガーを圧倒するが、そこに現れたティガとトリガーの合わせ技で倒される。そしてカルミラ達。キリエル人によってそれぞれが夢を見せられ、仲違いを始めてしまい、現実世界で喧嘩を始めてしまった。
「ウルトラマンティガ」に登場したキリエロイドが登場する話。前回現れたゴルバーはカルミラたちによるものでもアブソリュートでもなかった。その波動を送ったのはキリエル人で、GUTS−SELECTとカルミラ達を試すためだったのだが、その波動に影響を受けなかったのはユナ一人だけだった。キリエル人に言わせれば、それは宇宙の救世主となる資格で、そのためには何者にも動じない心が必要だという。だがピンチに陥ったトリガーを救おうとユザレを呼び出したことを、心を動かしたということで救世主の資格がないと断定されてしまう。
一方カルミラの方の不協和音は大きくなり、ついにヒュドラムがカルミラに反抗して内乱状態。これもキリエロイドによるモルフェウスRの波動を受けてしまったかららしい。
そしてカルミラ達と戦って力を使い果たしたところで満を持してキリエロイドが登場。全く敵わなかったトリガーを救うため、現れたウルトラマンは、ティガだった。
このキリエル人は倒したが、宇宙の救世主を探しているというキリエル人の言葉は以降の伏線となるのかどうか?ちょっと風呂敷広げすぎてないか?
ちなみにここに登場したモルフェウスRというのは、ティガ40話に登場したバクゴンが使ったモルフェウスDを元にしているが、これはキリエル人とは無関係のもの。
<都市部で拡散型の光線を放つナースデッセイ号。キリエロイドどころか街まで消し飛びそうだ。> |
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