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30 |
読書 |
ワンパンマン12
ガロウに挑戦するA級ヒーロー達。だがその強さに一人一人苦戦の末敗北を喫する。更にそんな彼らを見つめる目があった。一方、格闘大会も大詰め。サイタマは最強と謳われるバクザンと対決するが…
ヒーロー狩り、怪人協会、武闘大会の三つの物語が並行して進んでいるのだが、全部進み方が遅い。大ゴマを多量に使っているためか、ちょっとテンポ悪い。それでも次の巻には一気に収束しそうではあるが。 |
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27話 |
ドン・アルマゲの真実を探るべく過去に向かったツルギたちキュウレンジャーの一行。だがオリオン号の中には侵入者が。捕まえてみるとジャークマターの戦闘員インダベーだった。ジャークマターから逃げてきたという4人だが…
敵はインダベー。過去に向かうオリオン号を阻止するために送り込まれた5人組。それぞれ赤、青、白、緑、紫。
二つに分かれたキュウレンジャーの内、過去に向かうメンバーの話で、侵入者のインダベーを巡る物語。ジャークマターを抜けるたいという戦闘員との会話が中心で、これまでの戦いを振り返るバンク回でもある。
侵入したインダベーは5人で、それぞれカラーが違うので、ひょっとしたらと思ったら、全員で戦い前の口上までやってる。ノリノリ。こういうコメディ回は結構好きだぞ。
相手がインダベーだけに、チェンジせずに戦っていたが、最後にツルギだけホウオウソルジャーに変身してた。全員変身せずに終わってたら異色回になってたのに残念。
<捕まえたインダベーにサソリ固めをかけるスティンガー。サソリ座の戦士だけに分かるけど、こっそりと「掟破り」と言ってのを聞き逃さぬ。
五人組のインダベーだが、レッドだけ赤いパーカーを着ている。多分リーダーだから特別という言い訳で、予算をけちったのだろう。いいぞいいぞ。こういうノリ。> |
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28 |
映画 |
女優霊(1995) |
これまでの下積み助監督生活から、ついに監督に抜擢された村井俊男(柳ユーレイ)は、デビュー作となる低予算ホラー作品に打ち込んでいた。準備期間もほぼ終わり、カメラテストを行ったところ、そのテスト・フィルムには途中から全く別の映像がダブっていた。単なる撮影違いとも思えたが、村井はその映像を小学校の頃に観た記憶があった。そして撮影が始まると、今度は予測も付かない事故が頻発するようになる…
Jホラーブームの中で頭角を現し、国際的な評価を得た監督は何人もいるが、最大にブレイクしたのは『リング』だろう。これによって国際的に大きくJホラーは認知されるようになったが、それ以前にその手法で作られた作品があった。まさに『リング』を作った中田監督のデビュー作として。
劇中の村井を思わせる経緯をたどり、低予算ホラー作品を任された中田秀夫は、ここに新しい手法を取り入れた。
これまでもホラー作品は作られてきたが、基本は大体同じ。暗がりの中でビックリさせること、グロテスクなモンスター、エキセントリックなキャラというのが中心だった。明らかにこれは海外の作品を模倣して作られたもので、キャラの顔が日本人に変わって、いかにも金をかけてない作りでしかなかった。
そこに中田監督は重要なファクターを取り入れた。
それが日本古来からある怪談の要素である。
怪談なんて古くさく、それこそ作り物ではないかと、これまでお化け屋敷要員でしかなかったのだが、監督は怪談の持つ雰囲気に注目した。
そこで「霊」に注目したのだ。これまで描かれた幽霊はモンスターでは無いために直接殺人を犯すキャラとは言えず、ただそこにいるだけの雰囲気要員に過ぎなかった。
しかし、その雰囲気だけで人を恐怖で殺せるのなら?
これは卓越した考えである。これまでホラー映画でも人を殺すのは物理的打撃によるものとばかり考えられてきたし、それが基本だった。だが精神的恐怖だけで人を殺せるなら?
それはこれまでにない全く新しい殺人方法だった。そしてこれを編み出したことから中田監督は世界的なホラーを手にすることとなり、Jホラーという新しいジャンルを作り出したのだ。
その最初の作品が本作となる。『リング』以前のJホラーというか、本作を以てJホラーが誕生したというか。いずれにせよ記念すべき作品である。
幸運にも泡沫映画に過ぎないはずの本作が好事家によって見いだされたことによって、中田監督は『リング』という大作監督となれたのだ。良い作品はちゃんと見いだされるということをよく示した実例とも言える。
ただ、それは分かっているけど、私がこれを観た時期が遅すぎたのがちょっと問題。
他のJホラー作品を散々観た後で本作を観ると、ちょっときつい。雰囲気に頼りすぎるのと、キャラの演技の硬さがどうにも目に付きすぎてしまい、単純なくせに物語も分かりづらい。怖さも足りない。
出来ればすれてしまう前に本作は観ておくべきだったか。 |
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7話 |
ギャラクトロンの攻撃を受けたウルトラマンゼロは消えてしまった。活動を停止したギャラクトロンを前に、絶望的でも戦い続けることを決意するリクと、本物の戦いに恐怖して背を向ける令人。
敵はギャラクトロン。もう一機ケイが呼び出したため、ジードとゼロが二体と戦う事になった。
リクと令人の二人のウルトラマンの葛藤が描かれる。何度負けても猪突猛進するだけのリクと、臆病で逃げることしか出来ない令人。どっちもヒーローとしては不完全。特に令人は家族を守るという立場上、戦いは出来ないと言っているが、実にオーディナリーピープルっぽくて良い。
そして最終的に令人が今回の戦いのキーを握り、怪獣に立ち向かう心を取り戻したことで強大な敵を倒す事が出来た。「主役は遅れて来る」とはゼロの言葉だが、確かに主役はゼロの方だった。
ゼロの方はギンガ、ビクトリー、X、オーブの力を取り込んで新しい形態であるゼロビヨンドへと変化した。銀色と青の姿だが、たまたま今回ジードがやっぱり銀と青のアクロスマッシャーだったため、ウルトラマン二人に赤身が一切無いという異常な事態に。
とりあえず、ジードとゼロ。そしてリクと令人。このコンビあってようやくこの作品は特徴付けられたと言う事か。
<ジードの力を引き出すために敢えてジードを倒さないというケイだが、このパターンは戦隊もので散々見飽きてるので、ウルトラマンまでそれやられるとげんなり。
ライハが令人に「ウルトラマンになったことは運命なんだよ」と言っている。言っていることは正しいが、これほど無責任な台詞も無い。> |
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26 |
機龍警察 自爆条項 下
来日するイギリス大使サザートンを狙い、テロを画策するのはIRFの“詩人”キリアン・クィンだった。かつてクィンの元で暗殺術を仕込まれたライザは、元上司の凶行を止めねばならない羽目に陥るが、通常の警察の捜査ではクィンの居所は全く突き止められなかった。様々なコネと部下の特捜隊の能力を駆使しつつ、クィンの居所を探る中津だが…
半分はライザの過去と現在についてではあるが、本作の売りである群像劇によって話を進める形式は保っている。タイトルにあった自爆条項とは一体何であるのかというのが、機龍隊の存在理由となっている。 |
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44話 |
一度死んでモンスター化したゲムデウスクロノスはパンデミックを起こし、人間達を次々にゲーム病に罹らせていった。仮にゲムデウスクロノスを倒すと罹患した人間は消滅すると言われ、手が出せない仮面ライダー達だが…
敵はゲムデウスクロノス。
ラス前。人類にもう戦う術が無くなった時、バグスターであるポッピーピポパがその身を挺して全人類にワクチンを届けるという話で、ポッピーは今回で退場。
壇政宗の本当の目的というのが明らかになるが、それは幻夢コーポレーションを世界一の企業にするためだった…恐らく全仮面ライダー史上最もしょーもない目的だった。それはそれで良かったのかも知れない。
壇政宗からゲムデウスウイルスを除去するために久しぶりにレベル1への変身を行う仮面ライダー達。そういえばそんな姿だったな。二頭身だからこそのコミカルな動きでゲムデウスを翻弄していた。ウイルスの切除はレベル1でしか出来ないと言う一番最初の設定をちゃんと活かした設定になってる。
ゲムデウスを消去することができたものの、その代償としてパラドを失って変身出来なくなってしまった永夢。
あと、最終回でもないのに次回作の仮面ライダービルドが登場。エグゼイドを探していたが、それがラストエピソードのキーになりそうだ。
<仮面ライダーゲンムのレベル1は体色が白くなってる。元は黒だったが、変化したのかな?> |
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25 |
映画 |
隠しておくべき映画 |
ウィッカーマン(1973) |
V フォー・ヴェンデッタ |
ジョーズ |
フラッシュゴードン |
パルプ・フィクション |
プリンセス・ブライド・ストーリー |
時計仕掛けのオレンジ |
狙撃者 |
キャリー |
ブレックファスト・クラブ |
サイレント・ランニング |
長く熱い週末 |
スターシップ・トゥルーパーズ |
狼男アメリカン |
スカーフェイス(1983) |
15 Movies For Secret Cinema |
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読書 |
機龍警察 自爆条項 上
横浜港でテロリストにより多数の被害者が出た。停泊中の船のコンテナには組み立て済みの機甲兵装が積み込まれていたことから、警察庁は日本中の港から既に数体の機甲兵装が日本に入り込んでいると判断した。命令アルマで待機任務を命じられた特捜課。そのトップである沖津はこれが大きな事件になるとにらみ…
シリーズ第2作となった本作は機龍の一体バンシーに搭乗するライザを中心とした話になった。1巻時点でライザはIRFの元テロリストである事は明かされていたが、何故彼女が今日本の警察にいるのかを丁寧に描いている。丁寧すぎて随分長くなってしまったけど。 |
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23 |
読書 |
鉄人28号 原作完全版 3
鉄人を奪ったS国前線基地に侵入したものの、捕らえられてしまった金田正太郎は機転を利かせて通信室から警察に連絡を取ることに成功する。一方、正太郎の行方を追う警察と世界的な名探偵クロロホルム。だが内部の人間の手引きとしか思えない不可解な事件が続発していた…
名探偵クロロホルムが出ずっぱりの話となった。現時点で正体は明かされないが、彼のいるところで必ず不可思議な事件が起こることから、察せよというメッセージだろう。
相変わらずコントローラーさえ手中にあれば自在に動かせる鉄人は敵でも味方でもない。ただ正太郎が動かす頻度が多くなってきたことくらいか?この話から鉄人に新装備のジェットパックが取り付けられることとなり、空を飛べるようになった。 |
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25話 |
トケイキュータマを手に入れたことにより過去に行けるようになったキュウレンジャー。だが一人ナーガだけは、自分がキュウレンジャーとしてふさわしくないのでは無いかと悩み始め、そのため戦いにも身が入らなかった。より強い感情を手に入れたいと願うナーガの前にフクショーグンのアキャンパーが現れる。
敵はアキャンパー。ドン・アルマゲのフクショーグン。人の感情を操る事が出来、ナーガの心に入り込んでダークナーガに変えてしまう。そしてダークナーガ。ナーガがより強い感情を手に入れたために感情が暴走してしまった姿で、ヘビツカイメタルに変身する。
ナーガが中心となった話。元々感情が欲しいと願いキュウレンジャーとなったナーガだが、まだ全然感情を面に出すことが出来ず、悩んでいたところを感情を解放してくれるという誘いに乗ってしまう。
ナーガの一族ヘビツカイ座星系は元々激しい感情を持つ一族だが、それは争いしか生まないために、先祖が感情を封印してきたのだという。そのため感情を解放したらあっという間に邪悪な存在になってしまった。
複数ヒーローの戦隊では仲間割れや、洗脳によって敵に寝返るメンバーがいたりするのは割と定番で、本作もそれに則った感じ。ただ、メンバーが多いため、ナーガを救う班と過去に行く班に分かれても、まだ普通の戦隊のフルメンバーで話が展開するというのが本作の最大の特徴と言えるか。 |
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20 |
映画 |
次郎長三国志 第六部 旅がらす次郎長一家(1953) |
甲州路で猿屋をたたき切ってしまって清水に戻ることが出来なくなってしまった次郎長(小堀明男)一家は尾張の知り合い保下田の久六(千葉信男)を頼る。だがかつて受けた恩を忘れた久六は次郎長を代官に差し出す手はずを整えて待っていた。すんでの所で追っ手を撒いた次郎長だが、恋女房のお蝶(若山セツ子)が病に罹ってしまい…
前作『殴込み甲州路』で見事溜飲を下げたものの、おおっぴらに出入りと殺しを行ってしまったため、お尋ね者となってしまった次郎長一家の顛末。ほとんどの場合、時代劇では人殺しは当然で、正義の側は何からも逃げる必要は無いが、これは一応実話を元にしているし、リアリティを考えるなら、実際には殺しは殺しで罪となり、追われるのは当然である。
ただ、その追われる身となった次郎長を一本丸ごと使って描いたというのが本作の面白さ。全編ほとんど盛り上がりが無く、しかもラストに妻のお蝶が亡くなってしまうと言う悲惨な話を1時過半を使って描ききった。
ちょっと気が滅入るような話ではあるが、続きものして考えるならば、これはとても画期的だし、タメの重要性もしっかり描かれているので、異色作なれど、完成度そのものは高い話だろう。
監督としては、一度くらいはこういう作品を作りたかったんじゃ亡いかな? |
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7話 |
ウルトラマンゼロを「バグ」と言い切る伏井出ケイは、自らの講演会に集まった大勢のファンを人質に取り、ゼロに対して無茶な要求を突きつける。
敵はギャラクトロン。伏井出ケイが呼び出したロボット怪獣。極めて強く、現時点でのウルトラマンジードでは太刀打ち出来ない。
これまで思わせぶりに登場していた伏井出ケイがその本性を表す話。ケイが書いたSF小説は、過去のゼロとベリアルの戦いを、ベリアルの側を正義として描いていたという。
講演会にわざわざ令人を呼び出して、小説のネタ作りと称して令人を脅すのだが、聴衆はそれを小説の出来事とばかり思い、当人二人だけが真剣な話になってるのが面白い演出になってる。
そして脅迫を受け、ギャラクトロンの攻撃を一身に受けたゼロは活動を停止してしまう。
前回登場した武器が全く通じない敵が登場。あっけなく攻略されてしまったが、これはまだ使いこなすだけの力が無いということなんだろう。 |
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16 |
読書 |
ズッコケ中年三人組 age45
ある日ハチベエのもとに堀口義晴という年配の男性が訪ねてきた。それがこどもの頃に一緒に山賊に捕らわれ、三人組を逃がしてくれた堀口雅晴のお兄さんであることを聞かされる。今も兄の行方を捜しているという義晴に、一肌脱ぐ決意をするハチベエ。ハカセとモーチャンも巻き込み、再び山奥へと押し入る三人だが…
メインの話は三人組の過去の清算で、「ズッコケ山賊修行中」の後日譚となる。確かにシリーズも長くなると、取りこぼしというかアフターケアが必要な話もあるよな。という感じ。しかしあのシリーズ、多分6年生が10年分以上ないと話がまとまらないことを再認識もさせられる。
そして今巻でついにハカセと陽子が結婚を決めるという重要な話もあったのだが、それを決めるきっかけとなったモーチャンの話がなんとも生々しいというか。本当に大人向きの話になってる。 |
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25話 |
ツルギに命じられ、トケイキュータマを探しに惑星トキへとやってきたラプターとスパーダは、トケイキュータマそのもの在処は突き止めたのだが、それを取るためには12人が必要だと分かる。丁度キュウレンジャーが12人になったことから、それぞれが鍵の場所へと向かうが、そこにはそれぞれの因縁を持つ敵が待っていた。
敵はテッチュウ。フクショーグンで大変強いが、12人全員の攻撃に敗北。そしてマーダッコ。新しく出た性格はオタク(男バージョン)だが、やっぱりあっけなく倒された。
時間がモティーフだけに、それぞれのメンバーの過去の因縁を超える話となる。基本ほとんどのメンバーは過去をあっけなく乗り越えるが、ただ一人小太郎だけが、母と出会ってしまい、それでゼンマイを舞わすことを躊躇してしまう。最終的には小太郎も宇宙を救う事をはっきりと心に決め、試練を乗り越える話になっている。
みんな色々トラウマはあるようだが、多彩で面白い。特殊なのだとショウはビッグベアーで、ナーガは誰もいないとか…
<トラウマを越える際、ガルに関しては自分自身だが、14話の女装姿だった。あんなにノリノリだったのに。
12人全員が名乗り口上を上げているが、かなり長くなるな。それに一人の敵に12人全員で殴りかかるとか、完璧集団リンチ。
ラッキーの言葉「一人一人はちっぽけでも、それぞれがいろんな思いを背負って戦っている。だから俺たちはスーパースターなんだ」はとても格好良い台詞だが、これって「バトルフィーバーJ」のOPの焼き直しじゃね?
巨大戦になっても時に分離して攻撃してる。やっぱり集団リンチだ。> |
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15 |
映画 |
映画に出てきた罠 |
ワナオトコ |
剃刀の刃、フック、ねずみ取り、ドリルなどで満載の食堂 |
スター・ウォーズ EP4 |
共和軍が使用するフォースフィールド発生器 |
ダイ・ハード3 |
ハーレムでのトラップ |
ソウ |
アマンダに施された顔固定の罠 |
ウィッカーマン(1973) |
ウィッカーマンに押し込まれる |
レイダース |
最初のトラップ |
007 ロシアより愛をこめて |
列車の中に仕掛けられた罠 |
CUBE |
全身切断の罠 |
オールドボーイ |
リーがオ・デスに対して行った復讐 |
探偵<スルース> |
アンドリューがミロに対して仕掛けた罠 |
Basil The Great Mouse Detective(1986) |
ねずみ取りの罠 |
エイリアン |
卵で待つエイリアン |
ホーム・アローン |
ケヴィンが仕掛けた罠 |
スピード |
バスに仕掛けられた爆弾 |
デストラップ・死の罠 |
シドニーがクリフォードに仕掛けた死の罠 |
グーニーズ |
海賊エディが仕掛けた罠 |
オースティン・パワーズ |
ドクター・イビルがオースティンに仕掛けた罠 |
ファミリー・ゲーム/双子の天使 |
ハリーとアニーが両親に仕掛ける罠 |
スキャナー・ダークリー |
麻薬工場の罠 |
ナイルの宝石 |
深い穴に落とされてロープが切れそうになる |
サスペリア |
レーザーワイヤーにより部屋から出られない |
隣人は静かに笑う |
息子を誘拐されたファラディに課せられた使命 |
インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説 |
吊り天井 |
23 Convoluted Movie Traps |
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5話 |
強力な怪獣サンダーキラーの前にピンチに陥るジードを助けたのは令人が変身したウルトラマンゼロだった。だが人間態に戻ったリクは、助力は不必要と言い放つ。
敵はサンダーキラー。
ジードとゼロの言い合いから、奇妙な逆転生活を送ることになるリクと令人の話。実に低レベルな言い合いで、やってることも、お互いの苦労を味わって、互いを認め合うという実に当たり前の話だった。昭和時代のアニメかよ。
で、本当に戦うべきなのかどうかで苦悩するリクだが、それを乗り越えて戦いに向かい、新しい武器を手に入れる。
ラストシーンで、伏井出ケイはウルトラマンベリアルその人ではなく、ベリアルの命を受けて働いていることが分かった。 |
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14 |
読書 |
鉄人28号 原作完全版 2
謎の怪ロボットを隠したまま姿を消したPX団を追う警察と少年探偵金田正太郎。だが謎の巨大組織がPX団と鉄人を追っていた。その争いの中、鉄人を手に入れるのは…
前巻で警察とPX団と村雨盗賊団の三つ巴の争いの中だったが、村雨は長男までもが死んでしまって後退。代わりにS国が登場。新たな三つ巴の争いとなっていく。まだ鉄人は正太郎のものにはなっておらず、PX団や警察によってもコントロールされており、どっちかというと車のような乗り物に近い扱いになってる。
今巻、敷島博士によってこれまでよりも強力なコントロール装置が作られ、そのため二つのコントロール装置によって混乱する鉄人の姿がある。それはつまり敷島博士は鉄人を操る周波数を知っていたと言う事なのだが、だったら妨害電波装置を作った方が早かったんじゃないだろうか? |
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42話 |
降臨したゲムデウスは、壇政宗が書き換えたプログラムによって次々に人間を感染させてしまう。ゲムデウスさえ倒せば感染者は救われるが、あまりにもゲムデウスは強すぎて…
敵はゲムデウス。本来単に強いだけの存在だったはずだが、壇政宗にリプログラムされ、最強のウイルスを撒き散らす存在となっていた。
前回クロノスを倒したと思ったら、ゲムデウスがそれに輪をかけた厄介な存在だった。敵の敵は味方ってパターンはこれが怖い。
ゲムデウスとの戦いが展開するが、そちらは永夢とパラドが延々と戦い続けてるし、そのウイルスの治療には太我と飛彩が当たっている。
そしてこの話のメインは貴利矢の覚悟について描かれる。リプログラムによってデータとしてこの世界に戻ってきた貴利矢と黎斗は、ゲムデウスウイルスの抗体となり得るため、敢えてウイルスを注入して、どちらかが生き残ることを前提に戦う。
そしてついに抗体は完成。それを用いてゲムデウスはついに攻略出来たのだが、最後にいきなり現れた仮面ライダークロノスがゲムデウスを倒し、その力を吸収してしまった。
これまで抑え気味だった爆発の演出が今回はこれでもかと出てくる。抑えた分一気に出し切った感じだな。
<ゲムデウスを攻略するガシャットを完成した際、新壇黎斗が叫んだのは「私は神だ」だった。なんだか往年の「私は宇宙だ〜」(cv峰岸徹)を思い起こさせるような… |
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12 |
映画 |
次郎長三国志 第五部 殴込み甲州路(1953) |
清水で親分として認められるようになった次郎長一家。甲州路で大熊が開いている賭場が荒らされていることを知らされた次郎長(小堀明男)。様子を見に行ってくるという投げ節お仲(久慈あさみ)を送るのだが、そのお仲が捕らえられてしまい…
清水での騒動は前作『勢揃い清水港』にて一段落。これによって親分として羽振りを利かせるようになったが、そうなるとそうなったで、今度は縄張りに対する責任が出てくるようになる。
これまでの攻めの体勢から守りの体勢へと変化していく。いうなれば『ゴッドファーザーPART II』(1974)を先行してやってるようなもの。
この姿勢はとても面白い。任侠ものは成り上がるところまでで終わることが多いけど、長いシリーズでじっくりやってるため、なり上がった“その後”についてもちゃんと描こうとする姿勢は良い。
それに親分である次郎長は、人の上に立つ能力は高いが、決して強いわけではない。
それでも覚悟をもって立ち向かわねばならない時がある。と言った感じで正義感と義務感のない交ぜとなった立場がちゃんと描けているのが良いところだろう。
ある意味中間管理職にもつながるような描かれ方でもあるので、この作品が広く読まれている理由がなんか分かるような気になる。 |
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読書 |
ダロウェイ夫人
51歳になるクラリッサ・ダロウェイはこれまで優しい夫との生活を食ってきたが、ある日、かつてクラリッサの恋人で、海外で働いていたピーター・ウォルシュが帰国した。純粋に帰国を喜ぶ気持ちで会う約束をした二人だが…
これと言った物語が進展するわけでは無い出会いの中。登場人物一人一人の意識を追い、その揺れ動く心を描いた著者の代表作。
これを買ったのは確か映画で『めぐりあう時間たち』(2002)を観たためだったと思うのだが、長らく積ん読になっていたのを引っ張り出してきた。読んでる内にハーバートのSF「DUNE」を読んでるような気になってきた。登場するキャラの意識に注目し、会話の中で少しずつ変化していく感情の波を文章にするとこんな感じになるのか。一見退屈だが、奥行きが本当に広い小説でもある。 |
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11 |
映画 |
正しかった悪人 |
007 スカイフォール |
シルヴァ |
バットマン・ビギンズ |
ラス |
ジュラシック・パーク |
T-REX |
Mr.インクレディブル |
シンドローム |
アメイジング・スパイダーマン |
リザード |
ハートブルー |
ボディ |
ロード・オブ・ザ・リング |
サウロン |
オズの魔法使 |
西の魔女 |
ウォッチメン |
オジマンディアス |
ショート・サーキット |
スコーダー大尉 |
フェリスはある朝突然に |
エド・ルーニー |
スパイダーマン |
ハリー・オズボーン |
ブレードランナー |
ロイ |
ザ・ロック |
ヒュンメル将軍 |
ヘル・ボーイ ゴールデン・アーミー |
ヌアダ |
パッチ・アダムス |
ミッチ |
トイ・ストーリー |
シド |
マイティ・ソー |
ロキ |
バック・トゥ・ザ・フューチャー |
ビフ |
X−MEN |
ケリー上院議員 |
プレデター |
プレデター |
許されざる者 |
ビル・ダゲット |
ジョーズ |
サメ |
スパイダーマン2 |
ドクター・オクトパス |
未確認生命体 MAX/マックス |
ジャレット |
セレニティー |
工作員 |
シュガー・ラッシュ |
ラルフ |
ホーム・アローン2 |
ヘクター |
ダークナイト |
トゥー・フェイス |
ヘビーウェイト/サマー・キャンプ奪還作戦 |
トニー・パーキス |
マトリックス |
エージェント・スミス |
レ・ミゼラブル |
ジャバート |
リトル・マーメイド |
ウルスラ |
エイリアン2 |
クイーン |
プレミアム・ラッシュ |
ボビー・マンデイ |
ツイスター |
ジョナス |
美女と野獣 |
ガストン |
フランケンシュタイン |
怪物 |
グッドフェローズ |
トミー・デヴィート |
ライオン・キング |
ハイエナ |
X−MEN2 |
マグニートー |
ロビン・フッド(1991) |
ノッティンガム長官 |
ダイ・ハード |
カール |
フルメタル・ジャケット |
ハートマン |
パルプ・フィクション |
マーセラス・ワレイス |
アニマル・ハウス |
ヴァーモン・ウァーマー |
2012 |
カール・アンハウザー |
プリンセス・ブライド・ストーリー |
ハンパーディンク王子 |
E.T. |
政府エージェント |
スパイダーマン3 |
サンドマン |
50 Movie Villains Who Were Probably Right |
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24話 |
ツルギを消し去るためにジャークマターのフクショーグン・テッチュウが直接チキュウ攻略に動く。その腹心のギャブラーによりキュウレンジャーの大半は吸い込まれてしまった。ギャブラーに吸収されるまでの時間で全員を救出しようとするラッキーだが…
敵はギャブラー。テッチュウの腹心で、どんなものも吸収して栄養にしてしまう。
ツルギとラッキーの確執は続いているが、実はツルギは誰よりも仲間思いだが、その感情を殺して非情に振る舞っていることが分かるという話になる。これまで絶対に一人で戦おうとしているのは、他の誰もこれ以上犠牲にしたくなかったからだとか。
そんなツルギの心を知ったラッキーが真っ正面から自分の思いをぶつけることで、互いが認め合うようになった。些か単純だが、熱いから良しとしよう。
これによってキュウレンジャーはついに12人。12体のキュータマが合体することで新たな巨大ロボ、キュータマジンが登場した。ついに「超星神グランセイザー」に並んだ(「獣電戦隊キョウリュウジャー」は14人いたが)。
<ツルギのオレサマな性格は演技だと分かったが、この二重人格ぶりってスティンガーとモロかぶりって感じ。スティンガーの一連の話が終わったからこそ出せるキャラだったわけだな。
「俺が盾になる」と言い合うシシレッドとホウオウソルジャーに対して、「じゃあボクチンが」とか言うリュウコマンダー。ああこりゃダチョウ倶楽部だわ…と思ったら、本当に「どうぞどうぞ」やりやがった。外さない面々だな。> |
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08 |
読書 |
「月光仮面」を創った男たち
黎明期のテレビの中で突然企画に上がって急ピッチで撮影が行われ、歴史的大ヒットとなった「月光仮面」。劣悪な製作状況の中、ほとんど手弁当で番組を支えたスタッフの面々。そして主人公に抜擢され、初のテレビスターとなった大瀬康一。番組に関わり、今生きている人たちのインタビューをもとに、どのようにして「月光仮面」が創られていったのか。そしてそれによってテレビがどう変わっていったのかを検証する。
一見華やかに見えるテレビ業界は実は…という話はたくさん読んできたけど、テレビ初期ともなると、もう全く手探り状態で、金はないわ、キャストは確保できないわで散々苦労していることが窺える。番組に関わった人たちも大分いなくなっているため、かなり貴重なインタビューだと言えるだろう。 |
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5話 |
どんな傷もたちどころに治してしまう治癒能力を持つと言う芸人新井タカシをテレビで観たリクは、彼がリトルスターをモツのではないかと疑い、接触するのだが…
敵はアーストロン。モコの持つリトルスターを狙って現れた怪獣。他にサメクジラのこどもが出てくる。そして最後にサンダーキラー。エレキングとエースキラーがベリアルと融合した海獣。
売れない芸人が保護した宇宙生物をめぐる話。笑えない芸人をモティーフとした笑えない話としか言いようが無い。この個性の無い話が続くのをなんとかしてほしい。
ジードの新しい形態であるアクロスマッシャーが登場。前回得たウルトラマンヒカリのカプセルと今回得たウルトラマンコスモスの青いコンビの融合となる。
<令人は人間の声とゼロの声をコロコロ変えるのだが、ゼロの声と口の形が全く合ってない。> |
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07 |
映画 |
LOGAN ローガン(2017) |
2029年。ミュータントが生まれなくなって数十年が経過していたた。ローガン=ウルヴァリン(ジャックマン)らの活躍は既に過去となり、現役を引退し、ヒーリングファクター能力も失ったウルヴァリンは、恩人であるプロフェッサーX(スチュワート)を引き取ってメキシコでひっそりと暮らしていた。だがそんなローガンに接触してきた女性がいた。彼女が連れてきたローラという少女をノースダコタ州にある「エデン」まで連れて行って欲しいというのだ。ローラを見て、これが自分自身の遺伝子から作られた人工ミュータントであることを知ったローガンだが…
X−MENシリーズのスピンオフであるウルヴァリンシリーズも本作で3作目。『キック・アス』(2010)原作者のマーク・ミラーによるコミック「ウルヴァリン:オールドマン・ローガン」をベースに、独自解釈を加えた、ウルヴァリンの最期を描いた作品となり、シリーズ中最高のはまり役と言われたジャックマンのウルヴァリンも見納めとなる。
X−MENシリーズとは一線を画すこととなった本作は大変特徴的な作風となった。既に滅び行くミュータントを哀愁漂うタッチで描いたこと、ヒーローものでありつつ、ちゃんとロードムービーの体裁を取っていること、そして往年の西部劇に大きくリスペクトされた作品というのが挙げられよう。
この三つについて考えてみたい。
第一に本作におけるミュータントの扱いだが、ここでのミュータントの位置づけは完全に迫害対象である。
これまでのシリーズでもその描写はあった。どの作品を観ても多かれ少なかれ、ミュータントに生まれついてしまったことの哀しみが描かれていたものだ。特にミュータントと人類の対立が主題の一つであった『X-MEN2』(2003)では克明にその迫害が描かれていたものだ。ただこれまでのシリーズでは、ミュータントは生まれ続けており、人類に敵対するミュータントに対抗するのは人類に味方するミュータントがいなければならなかったということから、反発は受けてもミュータントを大切にする空気があった。
だがミュータントが生まれなくなってしまったらどうなるか。それが本作で描かれる事になる。結果は、あまりに陰惨なミュータント迫害へと変化していた。
その中で自身も迫害対象となりつつ、他のミュータントを必死に守ろうとすることが格好悪くも格好良い描写になっていた。それが本来のX−MENの魅力で、そこに原点回帰したということを感じさせられて良い。
第二に本作がロードムービーの体裁を取っていると言う事だが、ロードムービーはちゃんとした映画ジャンルであり、ちゃんと定式がある。その定式というのは、某かのコンプレックスなり、ルサンチマンを持つ主人公が無理矢理旅に連れ回されてる内に、自分自身の弱さと直面させられ、それを乗り越えるのが醍醐味と言う事。
本作ではまさしっくウルヴァリンがミュータントである自分自身を、他の誰が認めてくれなくても自分が認めるという過程を通っていく。あまりにパターンにはまりすぎとは言え、上手く出来たロードムービーだろう(『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)とモロかぶりというのは言わない方向で)。
第三に西部劇にリスペクトされたという点だが、劇中『シェーン』(1953)の一場面と、その台詞が何度もリフレインされている。それだけ『シェーン』っぽいのだが、そもそもこの作品は、これまでの自分自身の食材を含め、無償で弱きもののために戦うヒーローという定式を作り上げた作品で、本作のオリジンとしては丁度良かったといえよう。
ただ、本作で引用したのは『シェーン』だけとは言えないだろう。むしろ私が見る限り、本作はオールドガンマンを主役にしたペキンパーの『昼下りの決斗』(1962)とかイーストウッドの『許されざる者』(1992)の方に親和性がある(実際原作とも言える「オールドマン・ローガン」はその傾向が強い)。この二作品の共通しているのは、老いた主人公が斜陽となった西部劇を体現していると言う事で、その意味では、これが最後の西部劇という意気込みのようなものを感じるものだが、本作もヒーロー作品としてその役割を担ってる感じがある。まだまだヒーローものの作品は作られていくだろうが、採取的にここに帰ってくるのだという一つの指標となってくれるだろう。
そんなことで、様々なリスペクトが入っている本作だが、決してこれを明るく撮らず、時に悲惨なだけの描写も真っ正面から描いてくれたマンゴールド監督には拍手を送りたい。 |
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読書 |
血界戦線4
ライブラに入ってきた電話。それは地下格闘技のボスによってザップが捕らえられ、ザップを助けたければ所長のクラウスが地下格闘技に参加するように要請するのだった。ライブラの他のメンバーはこれがザップ自身による狂言だと分かっていたが、きまじめなクラウスは単独で地下格闘場へと向かって行く。
今巻ではクラウスの地下格闘技参加という話と、クラウスに仕える執事たちの活躍、K・Kの日常という三つの物語が収録されている。まだキャラ紹介の途中と言った風情ではあるが、少しずつキャラ描写を深めていくこの作りは設定マニア好みで決して悪くない。 |
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05 |
読書 |
アホの壁
人は何故いつも阿呆なことをしてしまうのか。そこには何らかの心理的なものが働いているのでは無いかという観点から、阿呆な行為のメカニズムを追う。
これは養老孟司の「バカの壁」が大当たりを取ったための便乗の題だが、少なくとも著者にはそれを認めて良いと思うし、そう思う人が多いからこの企画も通ったんだろう。
著者は哲学および心理学に造詣が深いが、それを踏まえて悪意たっぷりに書いているため、内容はかなりの荒唐無稽で、分析の体裁で日頃不満に思ってることをここでぶちまけてる感じ。実に著者のエッセイらしくてよろしい。 |
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41話 |
クロノスの能力で仮面ライダーに関して全員がリセットされ、ゲーム時間が巻き戻ってしまった。そのためハイパームテキガシャットも使えなくなってしまった永夢とパラドはゲムデウスウイルスに感染したグラファイトを頼る。協力を拒否したグラファイトだが、ゲムデウスウイルスが暴走してしまい、クロノスに襲いかかる。
敵は仮面ライダークロノス。そしてグラファイトバグスター。
どうしてもクロノス攻略ができないままだが、ストーリーは進んでいる。気がついたらボス敵は全員攻略して、ラスボスのゲムデウスへと到達している。
今回は明らかにグラファイトが中心の話で、自分がゲームの敵キャラであり、戦うことにこそ意義があると信じ、それに殉じていく。なかなか格好良いキャラだった。
徹底したBL展開が続いているが、今回は永夢とパラドが目と目で語り合ってたり、パラドがグラファイトに壁ドンしてたり。なかなか楽しい。一方新壇黎斗は自己エクスタシー状態…いいのかよこの描写。いいぞもっとやれ。
ちなみに新壇黎斗のライフはこの前70まで落ちたが、リセットによって再びライフは99に戻ったのだが、再度ハイパームテキガシャットを作るために命を削り、どんどん命が消えていく。なんだこいつ。
そしてラスト。いよいよ仮面ライダークロニクルのラスボスゲムデウスが登場。
<グラファイトの最期は、自分の仲間と敵に対して感謝しつつ。ぐっとくるものはあるが、その際「ポッピーピポパ」という言葉はあまりにそぐわない。> |
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04 |
映画 |
隠された大人向けジョーク |
スペース・ジャム |
「バスケのスキル以外に、どこか体の中で使い物にならない部分は?」という質問にすぐ「ない」と答える |
シュレック |
ファークアード卿は「Fuck wad」から |
モンスター・ハウス |
uvula(のどちんこ)をvulvaと聞き間違えるシーンがある |
101 |
ロジャーとアニタにこどもが出来た事を知ったクルエラが「忙しい夜を過ごしてたのね」と発言している |
リトルマーメイド |
魔女と王子の結婚式を取り仕切る神父の股間が膨らんでいる |
マペットの宝島 |
ミス・ピギーがシルバーに「ローング・ジョン(looong John)」と言っている |
マダガスカル |
“Sugar Honey Iced Tea!”というシーンがあるが、頭文字を会わせるとSHITになる |
ラグラッツ・ムービー |
赤ん坊が自らの股間を見てジョークを叩く |
ミセス・ダウト |
大人のおもちゃの事を言及するシーンがある |
10 Hidden Adult Jokes in Children's Movies |
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4話 |
偶然リクは幼なじみの愛崎モアと再会する。保険の外交員というモアだが、実は彼女はAIBの職員で、違法宇宙人の取り締まりをしている途中だった。その
敵はピット星人トリィ=ティブ。元々地球侵略のためにやってきたが、仲間のピット星人を裏切ってエレキングを眠らせようとしていた。そしてエレキング。ピット星人たちによって地球で育てられていた個体。トロィ=ティブの心にリトルスターが宿ったことで、それに反応して追ってくる。
2話で怪獣を追うライハと知り合ったが、今度は防衛隊組織の一員モアと出会う。同じく怪獣を追う幼なじみの女性だが、キャラの相関関係が複雑になってきたようだ。
宇宙人にもいろいろあって、中には良い宇宙人も結構いるらしいことがわかる。宇宙由来の組織らしいAIBとか、今回のピット星人とか。
暴れる怪獣に情を持つ者に対し、怪獣をどう扱うか。シリーズではたびたび描かれる
今回はエレキングとの戦いとなり、「ウルトラセブン」3話を彷彿とさせる演出が展開する。
<ツッコミというわけではないが、AIBはまんま『メン・イン・ブラック』だな。既に「ウルトラマンネクサス」でやってしまってるために全く新味がない。> |
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03 |
読書 |
甘城ブリリアントパーク2
なんとか2週間の入場者数を確保し、甘城ブリリアントパークの存続は決まったものの、一年後までに更なる入場者増を図らねばならなくなった。そしてそこに残るのは人手不足と資金不足。これをなんとかせねばならない可児江西也。一つ一つの問題を順番に解決しようとするのだが…
細かいところでは大変面白いのだが、全般的に見る限り、ほとんど話は進んでない。2巻目でもう小ネタに走ったような感じではある。
ただ、著者の小ネタは実はかなり好みなのでこれはこれでOKではある。特に今回は新しくアルバイトに元AV女優とか、血塗れ女子高生とか、どう見ても小学生な可児江と同じ歳の女の子とか、強烈なキャラが登場したため、彼女たちがこれから物語を引っ張っていくことになるのだろう。 |
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23話 |
チキュウのジャークマター放送局をジャックし、そこから自分は本物の救世主であることを宣言するツルギ。だが宇宙を救うためには小さな犠牲は仕方ないというツルギの発言にラッキーは激しい反発を覚える。
敵はメディアツヨインダベー。ジャークマターを褒め称える放送を全宇宙に流している。
剣のオレ様キャラがますます絶好調。本人の言によれば、自分は本物の救世主だそうだが、そのために300年前に88人もの戦士を犠牲にしてしまったという。そしてこの世界でも同じ事をやるという宣言をしている。
当然この発言はヒーローとしてはあるまじき言葉なので、キュウレンジャー全員激しい反発を覚えることになる。ツルギのあまりのオレ様っぷりに、それに引っ張られてしまってラッキーは全然目立ててない。
エリスによれば、キュウレンジャーとツルギが共に戦えばドン・アルマゲも倒せるかもしれないというが、今のところその兆候はなし。ただ、ラッキーが、一人で戦うのではなく、みんなで共に戦えば不可能も可能になるようなことを言っていたが、このまっすぐさは好ましい。
今回の出撃は全員。 |
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01 |
映画 |
メッセージ(2016) |
ある時、世界中各地に謎の浮遊物体が突然出現した。その内側にいる生物が何かのメッセージを発していることが分かり、言語学者のルイーズ・バンクス(アダムス)と物理学者のイアン・ドネリー(レナー)が呼び集められ、空軍大佐のウェバー(ウィテカー)の指導の下、二人は“ヘプタポッド”と名付けられた生物とのコンタクトを図るのだが…
テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」の映画化作品で、アカデミー賞作品賞にもノミネートされた。
ジャンルとしてはこれは古くからあるファーストコンタクトものの作品とは言えるだろう。知性の高い知的生命体が宇宙からやってきて、人類に覚醒を促すというパターンは映画でも数多く作られている。多くはインベーダーによる地球侵略ものとなり、ほぼ毎年のように作られ続けているが、そういうのではなく、メッセージ性を高めた交流を描いたものもいくつか存在する。
古くは『地球の静止する日』(1951)から『2001年宇宙の旅』(1968)、『未知との遭遇』(1977)などが代表作となるだろう。本作もそれにつながる作品として記憶に留めておくべき作品だ。
そう言う作品では、異星人は地球人にプレゼントを持ってくるが、そのプレゼントを受け取るために地球人が進歩しなければならないとするのが共通する特徴。かつてSFに夢が溢れていた時代には、人の知性が全てを解決すると見られていたので、彼らが持ってきたプレゼントは人類としての知性を高めるためのものとなっていた。
本作も又、それらのSF作品に共通するものがあるが、2010年代に作られた本作は、夢に溢れると言うよりは、「早く理性を取り戻さないと地球は本当に危ない」という危機感に溢れたものになってる感じがする。だからこそ社会派作品として、数多くの章をいただくことができたのだろう。
本作を特徴付けるのはもう一つある。それは次元という問題である。
昔から四次元とは一体どんな世界なのだろう?という哲学じみた話がSFでは盛んに取り上げられていた(映画では8次元を扱った『バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー』(1984)とかいう作品もあるが)。
“点”が一次元、“線”が二次元、“立体”が三次元とすれば、四次元とは一体何なのか。その一つの解釈として、“時を制する”という概念があった。時を制することによって、三次元的思考では到達できないところに行けるというものである。
本作は、その“時を制する”という入り口に人類を運ぶのが異星人の役割であり、それに最初に気がついたのがルイーズであった。という話になっていく。物語冒頭から挿入される幻想は、あたかも過去に起こったことのように思わせながら、実は未来を見ていたと言うオチを作っているが、これこそが時を超えるための第一歩となっていくわけだ。
それによって彼女の身に起こった変化が、やがて全人類の共通した力へと変えられていく。そこに希望を見いだすのが本作の特徴と言えようか。終わり方はあっさり目だが、人類に向かっての大きな希望を描いているのが好感度高い。 |
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3話 |
この次元での任務を帯びたウルトラマンゼロが地球に来訪する。少年を救おうとして命を落とした地球人伊賀栗レイトと一体化した。そんな頃、リクはネット動画で不思議な能力を持った少年を見かけた。リトルスターを帯びている可能性から、少年を探すリクだが…
敵はダークロプスゼロ。ウルトラマンゼロをコピーしたロボット怪獣。
メインの物語は前回に続いてリトルスター探しだが、今回リトルスターを持った少年は、その力を使って人を守ろうという、まるでヒーローのような考えを持っているのだが、少年一人の力ではどうにもならないことはあるということを示した…事になるのか?少々物語が中途半端に過ぎる。
そして少年からのリトルスターを得ることでジードは新しい形態となるソリッドバーニングに変身した。
ここでもウルトラマンゼロが登場。これが三人目(?)となる人間と融合することになった。命を賭して誰かを助けた人間を見ると融合したくなる性格らしい。で、憑依したゼロがやってることはまんま「仮面ライダー電王」のモモタロスみたいなこと。なんか設定が迷走してる気がする。
<今回のゼロの融合は「帰ってきたウルトラマン」準拠。というか、モロトレース。
少年は「ウルトラマンは必ず勝つ」と言っていたが、ウルトラマンが現れたのは3回で、うち1回はベリアルだから、その発言はとても虚しいぞ。> |
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