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2022'10

 
30
映画
侮辱の台詞
第1位 ブレイド3 "You cock-juggling thundercunt!"
第2位 キス・キス・バン・バン(2005) “Look up ‘idiot’ in the dictionary, you know what you’ll find?” “A picture of me?” “No, the definition of the word ‘idiot’ which you fucking are.”
第3位 The Women(1939) “There’s a name for you ladies, but it isn’t used in high society… outside of a kennel.”
第4位 カジノ "Why you shit-kickin', stinky, horse-manure-smelling motherfucker, you!"
第5位 ザ・プロデューサー “You are nothing! If you were in my toilet I wouldn't bother flushing it. My bathmat means more to me than you.”
第6位 キャプテン・スーパーマーケット “Well hello Mister Fancypants. I've got news for you pal, you ain't leadin' but two things right now: Jack and shit... and Jack left town.”
第7位 ヒットマンズ・レクイエム “Let's face it - and I mean no disrespect - you’re a cunt. You’re a cunt now, you’ve always been a cunt and the only thing that’s gonna change is you’re gonna become an even bigger cunt. Maybe have some more cunt kids.”
第8位 バックマン家の人々 "I wouldn't live with you if the world were flooded with piss and you lived in a tree."
第9位 羊たちの沈黙 “You know what you look like to me, with your good bag and your cheap shoes? You look like a rube. A well scrubbed, hustling rube with a little taste. Good nutrition has given you some length of bone, but you’re not more than one generation from poor white trash, are you, Agent Starling?"
第10位 グッド・ウィル・ハンティング "See, the sad thing about a guy like you is, in 50 years, you’re gonna start doing some thinking of your own, and you’re gonna come up with the fact that there are two certainties in life. One, don’t do that. And two, you dropped 150 grand on a fuckin’ education you could’ve got for $1.50 in late charges at the public library."
第11位 サイレントナイト/こんな人質もうこりごり “You know what Mom, you know what I’m going to get you next Christmas? A big wooden cross, so every time you feel unappreciated for all your sacrifices, you can climb on up and nail yourself to it.”
第12位 スカーフェイス "Even if I were blind, desperate, starved and begging for it on a desert island, you'd be the last thing I'd ever fuck."
第13位 バッドサンタ “You’re an emotional fucking cripple. Your soul is dogshit. Every single fucking thing about you is ugly.”
第14位 セクシー・ビースト “Shut up, cunt. You louse. You got some fucking neck ain't you. Retired? Fuck off, you're revolting. Look at your suntan, it's leather, it's like leather man, your skin. We could make a fucking suitcase out of you. Like a crocodile, fat crocodile, fat bastard. You look like fucking Idi Amin, you know what I mean? You should be ashamed of yourself.”
第15位 In the Loop “I've come across a lot of psychos, but none as boring as you. You’re a real boring fuck. Sorry, sorry, I know that you disapprove of swearing, so I’ll sort that. You are a boring f-star-star-CUNT!”
第16位 誘拐犯 "Shut that cunt's mouth before I come over there and fuckstart her head."
第17位 ギャング・オブ・ニューヨーク “I don’t give a tuppeny fuck about your moral conundrum, you meat-headed shit sack.”
第18位 ミスト “The day I need a friend like you, I’ll just have myself a little squat and shit one out.”
第19位 スナッチ “Fuck face… I like that one Erroll. I’ll have to remember that one next time I’m climbing off your mum.”
第20位 フルメタル・ジャケット "It looks to me like the best part of you ran down the crack of your momma’s ass and ended up as a brown stain on the mattress!”
第21位 ブレックファースト・クラブ "Does Barry Manilow know you raid his wardrobe?"
第22位 ローズ家の戦争 "When I watch you eat. When I see you asleep. When I look at you lately, I just want to smash your face in."
第23位 デッドプール "If I ever decide to become a crime-fighting shit swizzler, who rooms with a bunch of other little whiners at Neverland Mansion with some creepy, old, bald, Heaven’s Gate-looking motherfucker… on that day, I’ll send your shiny, happy ass a friend request."
第24位 モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル "I don’t want to talk to you no more, you empty-headed animal food trough wiper. I fart in your general direction! Your mother was a hamster and your father smelt of elderberries!"
第25位 イーストウィックの魔女たち "You are physically repulsive, intellectually retarded, you're morally reprehensible, vulgar, insensitive, selfish, stupid, you have no taste, a lousy sense of humour and you smell. You're not even interesting enough to make me sick."
The 25 best movie insults for that perfect comeback
読書
ねこのクトゥルフ
ぱんだにあ (検索) <amazon> <楽天>
 “ぼく”がある日町を歩いていると、名状しがたい声が聞こえてきて、気がつくと、猫に似た生物クトゥルフを拾っていた。そのクトゥルフを家で飼うことにしたのだが、必ず何かしらのトラブルが生じてしまう。更に多くの猫のような生物たちまでこの町に集まっていく。

 猫の姿を取った旧支配者がしばしの間の地球の支配権を巡って戦うという話なのだが、あくまで猫の本能にあらがえないため、妙にコミカルな話になっている。主人公はとにかくスルー力が高い男の子で、周囲の人たちがどんどんおかしくなっていく中で、最低限のダメージで邪神たちと付き合っているのが面白い。
 主人公の名前は最後にカー太という名前だと分かった。名字は明かされていないが、推測するにはランドルフ(漢字は不明だが)になるんだろう。
<A> <楽>
TANG タング
<A> <楽>
SSSS.DYNAZENON
<A> <楽>
wiki
28
読書
放送された遺言
海野十三 (検索) <amazon> <楽天>
 宇宙からの電波を調べていた民間科学者の天野は、ある日突然外宇宙からのメッセージを受け取る。それは遠い星が新型爆弾によって滅亡するというもので、この電波が到達してから10分後に地球二章撃破がやってくるというショッキングなものだった。

 唐突に地球の終わりを告げられた人間の反応を描く短編で、モロにコメディだが、これって割と「ウルトラセブン」的なネタでもある。
<A> <楽>

暴太郎戦隊ドンブラザーズ

34話  二度までもヒトツ鬼になってしまったことで落ち込む雉野つよし。その前に現れた犬塚翼は、一度つよしの妻のみほと会わせて欲しいと願い、つよしもそれを認める。

 敵は特捜鬼。おでん屋の店主が勝手なことばかり言う客に切れて変身したヒトツ鬼。そして特捜鬼ング
 雉野つよしと犬塚翼の中心回で、つよしの妻みほがやはり翼の恋人夏美だったことが発覚した。人間の時に翼の恋人だったが、獣人となった時につよしと会って結婚したという。体は同じだが中身は違う人間だった。翼と会ったことで人間の記憶が戻ってしまった
 その結果として、夏美として翼の元に行ってしまう。それでついにつよしと翼は感情的にぶつかる。にこやかに話をしていたつよしが突然キレたり、翼を罠にはめるとか、なかなか凄まじい演出やってくれる。三角関係を描くのは井上脚本の特徴と言えばそれまでだが、かなりきついことやってる。
 ソノイの性格が桃井タロウの性格とそっくりになったことにみんなが戸惑っている。なんかみんな仲良くおでんなんか食ってたりするので、仲が良いのか悪いのかよく分からないけど。で、おでん食ってる内にカラシで涙が出たら性格が元に戻った。
 あと、なんだか桃谷ジロウが苦しがっている。理由は分からないが、パワーアップの伏線か?
<特捜鬼のモティーフは犬だった。確かにデカレンジャーって言ったら犬だよな。
 今更だけど、犯罪者を普通に家に入れるのはどうだろうか?
 おでんを前に蘊蓄を披露するソノイ。どこかの日本国大統領みたいな性格になって来たぞ。というか明らかにネタにしてるだろう。>
VOL.5
<A> <楽>
キングメーカー 大統領を作った男(2021)
<A> <楽>
HAF グリッドナイト ライジングブルー Ver.
27
映画
南部の唄(1946)
 白人の少年・ジョニーとその家族は、アトランタから南部の農場へ移住することになった。父親・ジョンは仕事でアトランタへ戻ってしまい、寂しい思いのジョニーを慰めたのは、農場の下働きの黒人・リーマスおじさんのおとぎ話だった。

 アメリカ産の童話である「リーマスじいやの物語」をベースにしたディズニーによって作られた物語。
 この時代にアニメーションと実写を合成するという野心的な演出を試みた作品で、ディズニーランドのアトラクションであるスプラッシュ・マウンテンの元ネタとなるという、それだけディズニーにとっても大変重要な位置づけにある作品である。
 しかし今の時代本作を観るのは大変難しくなっている。実は本作は人権団体から奴隷制度を肯定していると言われ、ソフト化が出来なくなったという経緯があって、現在半ば封印されてしまっている。
 現在本作を観るためにはVHSビデオを探すしかなく、購入する場合無茶苦茶な高値で取引されているそうだ。だから本作を観るためには日本国内では僅かに残るVHSをレンタルできるレンタルビデオ店を探すのが一番確実である。かくいう私も、その手を使って本作を観ることが出来た。そのために中古のビデオデッキを買ったくらいに本作を観たかった
 さて、そしてその出来だが、基本的には全く問題はない。原作同様、農場にやってきた白人少年に向かって黒人の老人がお伽噺をするというもので、ジョニーとリーマスじいやのドラマパートが実写で、リーマスじいやが語るキツネとウサギの話がアニメパート。時に合成によって実写パートにアニメーションが被さるという演出で、1946年という時代を考えると、かなり高度な合成をやってるし、物語にも破綻がないのでしっかりした作りであることは確かだ。

 本作の問題点は二点。
 一点目は本作が封印された理由だが、黒人奴隷を肯定的に描いたという点。ハリウッドで黒人奴隷を描くことは多いが、それは基本的には否定的に描くべきものであり、それを肯定的に描いた時点で駄目にされてしまう。確かにこれを「奴隷根性」と言われれば、それで議論は終わってしまう。時代とは言え、それを表だって反論するのは大変労力だから、封印した方が早いと判断したのだろう。
 そしてもう一点は、「リーマスじいやの物語」の改変である。この本は岩波から子供用の本が出ているので子どもの頃に読んだのだが、これが凄まじい話で、悪知恵の働くうさぎによって、森の生態系そのものが破壊されるとか、肉食動物を騙して殺すとかいう話が次々に出てくる。ほとんどホラーだし、ラストシーンは私にとってはトラウマ級の怖さだった。日本に住んでいると、童話はそんなに怖いものではないはずだが、これを読んでしまったためにすっかり童話に懐疑的になってしまったくらいだ。それがディズニーマジックでとてもマイルドになってしまってる。それはそれでディズニーらしさなのだが、題材をこれに取った以上、それらの残酷さも多少残して欲しかったとは思う。

 そのため、貴重な作品ではあるものの、評価自体は普通。

仮面ライダーギーツ

8話  ナイトジャマトを倒しきることが出来ず、デザイアグランプリは継続となった。英寿に裏切られた形となり満身創痍の景和だったが、タイクーンに変身してナイトジャマトに襲われている姉の沙羅を助けに向かう。

 敵はナイトジャマト
 前回英寿が忍者バックルを手に入れるために重傷を負ってしまった景和はほとんど戦えない状態で、ナイトジャマトを倒すよりも人々を助けることに集中している。そんな中、偶然から姉沙羅の記憶が戻り、10年前に死んだ両親はジャマトによって殺されたことを知らされる。
 このままでナイトジャマトによって最大の被害を受けることになりそうだが、そんな中でも一々ギーツにつっかかるバッファの姿があった。一人景和のタイクーンだけが自ら囮になることを選んでナイトジャマトを翻弄するが、そんな景和に呼応してニンジャバックルがタイクーンの元へとやってくる。
 結果としてタイクーンは囮の役を見事に果たし、ナーゴとギーツの連携で缶を蹴ることは出来た。ただしこれで景和は退場。実はラスボスは倒れてないために更にゲームは続く。一応主人公は景和だが、最後の戦いに参加できないという不思議な展開になっている。
 10年前にジャマトの攻撃で景和と沙羅の両親は死んでしまったそうだが、ゲームがクリアされれば死んだ人間も元に戻るはず。つまりこれまでゲームに失敗したことがあるということになる。未だ地球は滅んでいないので、被害の度合いにもよるのかも。
アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台
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空色ユーティリティ
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wiki
25
読書
パタリロ!26
魔夜峰央 (検索) <amazon> <楽天>
 人の心を読める機械を手に入れたパタリロが引き起こす騒動を描く三話分の話と、霊能力を持つタマネギ44号の話。天才画家のグリフィンのエッチングを巡る丁々発止のやりとりなど。

 基本はいつも通りの短編集。パタリロの性格が話によってコロコロ変わるが、これはこれで本作らしい味とも言える。
<A> <楽>

ウルトラマンデッカー

15話  突然現れた謎の男にデッカーの力を奪われてしまったカナタ。デッカーはアサカゲが操るテラフェイザーと戦い、テラフェイザーを一度は撃退するものの、人間に戻ったその男は姿が消えかかっていた。

 敵は精強融合獣スフィアザウルス。そしてテラフェイザー
 突然やってきてデッカーの力を奪った男は数百年後の未来からやってきたという。そこから語られた真実は、宇宙に進出した人類がスフィアと出会い、そこで地球が滅ぼされかけたのだが、アサカゲ博士がスフィアを連れてきたのだという。実はアサカゲは人類ではなく、未来に地球人と遭遇してしまったためにスフィアに滅ぼされてしまうバズド星人であり、スフィアを自分の星ではなく地球に向かわせるためにこの時代にやってきたという。
 デッカーの力は元々が未来人のものであったが、アサカゲが向かった過去に適合者がいたことを知った未来のデッカーが自らの力を託したということになる。これまでのパワーアップは未来人のバックアップあってのことだった。
 しかしそれを知った今、ケンゴは未来人から正式にデッカーの力を与えられ、そこでパワーアップ形態ダイナミックタイプに進化した。
 そして最後、未来人が自分の名前を告げたが、その名前はデッカー・アスミという。
<テラフェイザーの攻撃を転がって避ける描写があるが、あれだけ太いビーム兵器がそれだけで避けれるものか?>
Blu-ray1
<A> <楽>
アメリカがカルトに乗っ取られた! 中絶禁止、銃は野放し、暴走する政教分離(2022) <A> <楽>
町山 智浩
先輩がうざい後輩の話
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wiki
22
映画
1950 鋼の第7中隊(2021)
 1950年6月に北朝鮮軍の侵攻から始まった朝鮮戦争は、アメリカを中心にする国連軍の介入によって北朝鮮軍は押し戻され、逆に北朝鮮への侵攻が始まっていった。中朝国境付近に迫りつつある状況を懸念した毛沢東(タン・グオチャン)は、ついに中国人民志願軍の派兵を決定する。それを受けて北朝鮮へと向けた列車の中で伍千里(ウー・ジン)率いる第7中隊は前線へと向かっていた。その中には無理矢理従軍した千里の弟・万里(イー・ヤンチェンシー)もおり、兵士として成長していく。冬が来て氷点下30度を超える極寒の中、11月27日に北朝鮮北部の長津湖で中国人民志願軍と国連軍が激突する。

 中国共産党成立100周年祝賀作品として製作された「中国勝利三部曲」の第2作で、朝鮮戦争の激戦の一つ「長津湖の戦い」を、国連軍・韓国軍と戦った中国人民志願軍側の視点で描いている。
 基本的にこれまでの朝鮮戦争は連合国の側からしか見てないので、逆の北朝鮮側から見るというのは初めてだし、久しぶりのツイ・ハーク監督作品。どういうのが出てくるのかと思って、それなりに楽しみにして観に行った。
 それで観た結果を言うと、ほぼほぼ「酷い」という作品だった。ツッコミどころ以前に明らかにおかしいものが山ほど出てくる。
 最初に一番のツッコミどころを言うなら、なんで朝鮮戦争で朝鮮の兵士が一人も出てこないの?この作品観てると、朝鮮戦争は朝鮮半島には朝鮮の人が誰もおらず、空白地帯で中国とアメリカが直接戦ったとしか見えない。これは映画としては致命的な問題。歴史とかリアリティとか全部ぶっ飛ばしてファンタジーを描いたものとしか見えない。流石に歴史を描く作品でここまで嘘つかれると呆れるぞ。
 そしてもう一点が、この作品は中国の国民に向けて戦争を賛美する内容になってるという点。見事なまでに完璧なプロパガンダ映画になってる。
 今が1940年代で、現在進行形で戦争が続いているならともかく、今の時代で戦争賛美してどうすんだよ。明らかにアメリカを敵視しろと強制してるじゃないか。
 プロパガンダ映画もれっきとした映画の一ジャンルだが、私にとっては無茶苦茶嫌いなジャンルで、それを見せつけられただけで精神的に拒否感が出る。一方的に「全部敵のせいだ」となり、特に国の側に立って「私達は攻められたから仕方なく反撃してる」という主張は「ふざけんな馬鹿」と言いたくなってしまう。その「ふざけんな馬鹿」が二時間以上びっしりと詰まった作品だった。
 本気でこんなのを作る国は信用できない。日本映画で太平洋戦争を賛美するのも大嫌いだが、それ以上に嫌いな作品が出来てしまった。右だろうが左だろうが関係ない。プロパガンダ映画そのものが嫌いだという再認識が出来ただけでも良しとしよう。
 後は細かいところばかりだから突っ込む気も起きないが、CGの使い方が20年前のゲームレベルというのも問題点か?

 よりによってツイ・ハーク監督とチェン・カイコー監督がこんなのを…あまりにも悲しい。

暴太郎戦隊ドンブラザーズ

33話  ソノイとの対決に出かけたまま帰ってこないタロウを案じるドンブラザーズの面々。実はソノイに敗北したタロウは桃谷ジロウによって喫茶どんぶらに運ばれており、そこで復活を待っていた。それも知らないまま、ソノイの挑戦を受ける残った面々。

 敵は太陽鬼。ソノイの力で欲望を解放された雉野つよしが変身してしまったヒトツ鬼。
 タロウ亡き後のドンブラザーズの身の振り方についてだが、脳人の仲間というか、ソノイのお供になれと誘われ、それを拒否したところ、ソノイから試練を与えられた。ドンブラザーズの面々が一人一人ゲームのアイディアを出して、そのゲームに勝てば質問に答え、負ければお供になるというもの。ピーナツキャッチ、沈黙の行、大食いと続き、全員が失敗。その後に欲望を解放されたら、雉野つよしだけが試練に失敗してしまって太陽鬼になってしまった。15話の激走鬼に次いで、二回目の変身になる。
 喫茶どんぶらにやってきたソノイたちだが、ソノザは鬼頭はるかが漫画家であることを既に知っていたらしい。話が通じないのでは?
 前回ソノイに倒されたタロウが復活する話。何もかも唐突で、介人が死にかけたタロウを手術までしていた。喫茶どんぶらには地下に手術室まであった。生命力が足りないので、店にいたドンブラザーズの面々と脳人からエネルギーをもらってそれを注入したところ、生き返っただけでなくパワーアップまでしていた。確かに仲間の力とか敵の力をもらってパワーアップって定番かもしれないけど、誰も知らないうちにこっそり奪ってパワーアップするって展開、どうなの?この話はなんかほんと「シャンゼリオン」っぽかった。
<手術中のゼンカイザーブラックが汗を拭くシーンがある。ヘルメットの上から汗出るの?
 雉野つよしが変身した太陽鬼は顔が太陽を象っていた。確かつい最近どこかで見たような?>
VOL.5
<A> <楽>
ゴーストブック おばけずかん
<A> <楽>
仮面ライダー1号メガソフビキット復刻版
21
読書
異世界食堂5
犬塚惇平 (検索) <amazon> <楽天>
 徐々に異世界食堂へと通じる扉が増えていき、更に多くの客がねこやにやってくるようになった。常連客の中にも交流が始まり、この店が世界の中で重要な場所になりつつあった。

 やってることは前と同じだが、客同士での交流が生まれてそれ自体が少しずつドラマを作って行くようになった。盛り上がっているという訳でもないが、話が別後方に向かいつつあるようで、そろそろ畳み時なのかもしれない。
<A> <楽>

ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪(1st)

6話  南方国では強大な力を持つオーク軍がアロンディルとプロンウィン率いる人間の村を蹂躙しようとしていた。そこに現れたのは、ヌーメノールから軍を率いたガラドリエルだった。

 主人公の二人ガラドリエルとアロンディルの二人のエルフが合戦の中でついにまみえる。これで話はもう一歩進むことになったが、まだまだ危機は続く。オーク軍を迎え撃つ村の人々も色々工夫はしてるものの、敵の数が多く、同じ村の裏切り者までいる。戦いの前にアロンディルはついにブロンウィンに愛を語るが、そのブロンウィンは戦いの中で重傷を負ってしまった。
 ガラドリエルによってオーク王のアダルを捕虜に出来たが、そこで彼はオークではなく純粋なエルフである事が分かった。かつてサウロンに忠誠を誓ったことでこのような姿になったらしい。ガラドリエルが尋問してサウロンのことを訊ねるが、アダルは一切それについて語る事はなかった。
 更に逃げたオークがテオの持っていた剣を用いて天変地異を引き起こしてしまう。
 今回は合戦のため、大変見応えがあるのと、主人公二人が出会うことでやっと物語として落ち着いた感がある。
 ただ、テオが持っていた黒い剣はオークのものになってしまった。そもそもこれを奪うことが目的だったので、勝ったとは言えない状況。そしてこの剣の力の一端が示されるが、それは岩に突き刺したら貯水池を決壊させてしまい、更にその水が火山に注ぎ込まれた結果、噴火が起きてしまう。とんでもない力だ。
<ヌーメノール軍が馬で進撃するのは見応えがあるが、ピンポイントでアロンディルの村に到着できたのが何故かという理由が欲しかった。
 死ぬほどの重傷を受けたブロンウィンだが、戦いが終わったら立って会話できるくらい回復していた。エルフの妙薬でもあるのかな?>
キングダム2 遥かなる大地へ
<A> <楽>
戦闘員、派遣します!
<A> <楽>
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19
映画
ジャバーウォッキー(1978)
 中世ヨーロッパにあるブルーノ王国の辺境で父と共に樽職人をしていたデニス(パリン)は、父の死を機に城に登って一旗揚げようと考える。自分が勝手に恋人だと思ってる??に別れを告げ、意気揚々と城へとたどり着くが、何の縁者もコネもないデニスは城に入れてさえもらえなかった。そんな折、城下町で怪物が出ると言う噂が流れており、困ったブルーノ王は、怪物を退治する者を選ぶ、騎士のトーナメントを開催する。なんとか城に潜り込めたデニスはその戦いに巻き込まれてしまう。

 モンティ・パイソンのメンバーの一員だったテリー・ギリアムによる監督第一作。実質的には既に『モンティ・パイソン・アンド・ナウ』『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』で共同監督を務めていて(実質はメイン監督だったとも)、既に監督経験があったことから、映画製作のノウハウは既に持っていた状態だったそうで、それまで暖めていた企画をついに映画にしたのが本作となる。そのためには仲間であるモンティ・パイソンのメンバーの全面的バックアップがあって、本作でも総出演。主人公自体がメンバーの一人であるマイケル・パリンだったし、他のメンバーもカメオと言うよりもわらかし役でしっかり登場してる(ギリアム本人も石売りとして登場してる)。
 本作は一応特撮と言って良いとは思うが、それも確かに魅力だろう。だが本作の魅力はそれで語るにはあまりに勿体ない。非常に魅力たっぷりな作品だから。
 一つ一つ挙げていこう。
 まず本作は中世を描いた物語としては、かなりリアリティを求めた作品であること。先の『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』が単なるコメディではなく、所々非常に細やかな設定に裏打ちされていることもあったが、そこで培われたリアリティをここでも発揮されている。
 この作品の年代は明らかにされていないが、4〜5世紀を描いた『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』よりは遅く、おそらくそこから11世紀までの間の出来事だろう。おそらくは設定としては10世紀くらい。この時代のヨーロッパ中世の大きな特徴は閉塞感と言える。ヨーロッパは巨大なのであまりその印象はないが、実はほぼ鎖国状態にあって、外部からほとんど情報も物資も入ってこない。徐々に徐々に国全体の力が失われていく。そんな時代となる。王族にとっては継承権のこと以外はほぼ全てが娯楽であり、その娯楽の延長線で刺激だけを求めるようになっている。国民が死のうが騎士が命がけで戦おうが、それこそ化け物が出ようが自分には関係が無いので、それが無聊を慰めることであれば歓迎する。
 そして国が何にもしてくれないため、国民の暮らし(そもそも「国民」という意識自体がないので、その辺の地方を治める領主がトップなんだが)それが何にもやってくれずに、税金だけむしり取るので、政治に嫌気がさし、自分たちの狭い家族の世界が良ければそれで良いという考えに陥ってる。
 そんな現代とは全く異なった価値観の中でドラマを考えるということ自体がすごいことだ。
 そしてこの作品、以降のギリアム作品の要素がこれでもかと詰まっているのも特徴的。既に一作目から作風は確立していたことに気づかされる。
 良い意味でも悪い意味でもギリアム作品に共通するテーマは、何も知らない主人公が逃げ回りながら自分の成功を夢見るというもので、ほぼ全ての作品がそういう作風になってる。主人公は大概世界から嫌われており、運も悪く、常に誰かから追い回されている。それに対してこれと言った対抗手段がないので主人公は逃げ回るのだが、行く先々で余計なことをしてしまって周囲から嫌われて又追いかけられるというものの繰り返しになる。しかも主人公はその逃げてる中でも自分探しをしていくものだ。この自分探しというところが監督特有の描写で、これあってのギリアム。そしてその要素は全部これに詰まっている。
 後は中世に忠実と言うことで、甲冑での戦いが妙にリアル。何故甲冑を着込んでいる騎士は従者を必要とするのか。本作ほどそれをはっきり示した作品はない。なんせ甲冑を着るのも脱ぐのも一人では出来ないし、周りが見えないので槍を持って突っ込む以外の動きが出来ないのだから、それ以外は全部従者に任せないい行けない。格好良いように見えて大変情けないのが騎士というもので、肝心なのは騎士より従者である事がはっきりと示されている。要するに騎士というのは兵器のようなもので、その照準を付けるのも発車するのも全部従者の役割だ。こんなことを描く映画は私が知る限りでは本作のみだった。これだけ観るだけでも元取れた気になれる。
 そして試合ごとに一人死んでいくと言う狂気の騎士の対戦も、中世ではそれなりに行われていたが、この行為自体が本当に馬鹿げていることをコメディとして盛り込んだのも大きい。そもそも中世を描いた作品は少ないのに、これを描いた作品はほぼ皆無。近年になってやっと『最後の決闘裁判』(2021)として作られたが、狂気の度合いで言うなら本作は遥かに上を行ってる
 後は当然特撮好きとなれば、ジャバーウォッキーの造形がもうなんというか、大好き。良いよね、この着ぐるみ感溢れる不自然さがたまらん。

 正直本作は観てる間はたいした作品のように思えないのだが、観終えた瞬間に「とっても良いもの観た!」と思えたし、時間が経てば経つほど評価が上がっていく感がする。全方位で大好きな映画だ。

仮面ライダーギーツ

7話  祢音が動画配信中にジャマトが現れ、なし崩しにゲームが始まってしまう。早速ゲームに参加したギーツ、ナーゴ、バッファ、タイクーンの四人の仮面ライダー。これが最終戦で、これで勝利すれば理想の世界が作れる。一人一人がラスボスであるナイトジャマトに挑む。

 敵はナイトジャマト。通常の大きさは50センチくらいの大きさのボスジャマト。人の命を吸う毎に大きくなっていく。命を吸う前に、命を封じた缶を蹴ると弱点が生じる。
 ラストゲームの開始。なんと勝利条件は缶蹴りだった。ゲームは突然始まったが、それは確かに第1話と同じ展開になっているので、ラスボスは常にこういう戦いになるのかもしれない。現れては消えるを繰り返すため、一度消えたら次に出るまでは少し時間が生じる。
 その間に交流を深めるメンバー達だが、景和のことを知った英寿は共感を覚えたらしく景和をかばいながら戦うことになる。しかしそれによってアイテムを得た上に憎まれ口を利いたため、景和は裏切られたと感じてしまう。
 英寿曰く「俺たちは世界を守るために命を賭けている。その分の報酬を受け取って当然だ」だそうだ。嘯いているのかもしれないが、これくらいの性格の方が分かりやすくて良い。
 今回初めてタイクーンのブーストモードが登場。主人公にしては遅いパワーアップだったが、ギーツが更にパワーアップした姿を見せていて、見せ場を取られてしまった。
<自室での景和の慌てっぷりを見て何かを察した姉の沙羅。これを見た子どもが親にそのことを聞いたらどうするつもりだ?…なんか恥ずかしい過去を隠そうとしていたと説明されていたようだが。>
ミニオンズ フィーバー
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『男はつらいよ』、もう一つのルーツ: ポピュリズム映画考(2022) <A> <楽>
村 英夫
16
読書
新仮面ライダーSpirits21
村枝賢一 (検索) <amazon> <楽天>
 ゼクロスが魔方陣の中に入り、大首領の元に向かっている時、地上では他の仮面ライダー達がデルザー軍団の生き残りと竜を引き受けていた。絶大な力を持つ竜に対し、突入を繰り返して活路を見いだそうとするスカイライダーは、ボロボロになりながら、ついに勝機を見いだす。

 ゼクロスと大首領の戦いが主になるはずだが、今巻は残された他のライダー達の戦いが展開していく。ここでゼネラルシャドウと狼長官が退場した。それに伴いシャドウが操っていた竜も消えた。人類の方はこれで救われたかと思えたが、まだ一波乱というところ。まだまだ話は続く。
<A> <楽>

ウルトラマンデッカー

14話  テラフェイザーとデッカーのコンビは強力で、順調に怪獣を倒していった。だがリュウモンは怪獣の出現頻度が上がっていることに危機感を覚えていた。そんな時、強化されたスフィアザウルスが現れるのだが、突然テラフェイザーが動かなくなってしまう。

 敵は騒音怪獣ノイズラー。地中から現れた有翼怪獣で、空から攻撃するがデッカーとテラフェイザーの連携であっけなく倒された。そして精強融合獣スフィアザウルス。スフィアネオメガス同様巨大な腕を持ち、地下からエネルギーを吸収する。
 テラフェイザーがあまりに順調にいっていたので、これで良いのか?と思ってたら、意外な展開が待っていた。これまでGUTS−SELECTのために尽力していたアサカゲ博士が実は、地球がスフィアに飲み込まれた後の時代からやってきた人物で、テラフェイザーは元々デッカーを倒すために設計されたものだという。
 そして未来から謎の男が現れたかと思ったら、カナタの代わりにデッカーに変身した。カナタよりも戦いに慣れており、テラフェイザーとスフィアザウルスの両面攻撃にも対応している。
 複数の人間が同じウルトラマンに変身するのは「ウルトラマンネクサス」以来か。
 ウルトラマンデッカーに変身する謎の男は谷口賢志。「救急戦隊ゴーゴーファイブ」巽ナガレ/ゴーブルー、「仮面ライダーアマゾンズ」鷹山仁/仮面ライダーアマゾンアルファ役で、ついにウルトラマンと戦隊と仮面ライダー全てに変身したキャラが誕生した(正確には数ヶ月前にケイン・コスギが先行したが)
Blu-ray1
<A> <楽>
オカルトの森へようこそ THE MOVIE
<A> <楽>
SELECTION PROJECT
<A> <楽>
wiki
15
映画
ムーンフォール(2022)
 2021年。素人の天体観測マニアで、月が巨大な建造物と信じるハウスマン(ブラッドリー)は、月が軌道を変えて地球に近づいてくる事実を真っ先に気づく。NASAや天文学者にもメールを送ったり直接行ったりもしたが、いつもハウスマンに迷惑を掛けられているため、誰もその言葉に耳を傾けようとはしなかった。そこでハウスマンは前に知り合った元宇宙飛行士のハーパー(ウィルソン)に会いに行き、そこで自分の知った事実をまくし立てる。そんな言葉を一笑に付したハーパーだが、たまたまその日連絡を取ったNASAの知り合いにその事を話したところ、なんとそれは事実である事を告げられてしまう。月の引力のせいで数ヶ月後には地球は滅亡することが確実となってしまうため、NASAは調査隊を月に向かわせるが、月内部から現れた黒い物体に取り込まれて全員死亡してしまう。その物体こそ、ハーパーがかつて目撃し、宇宙飛行士を辞めるきっかけとなったものだった。全くなすすべないまま、月の接近が続き、ついに地球上では天変地異が起こり始める。そんな時、ハーパーの元にヤケクソとも言えるプロジェクトが舞い込む。それは今博物館に置かれているスペースシャトルを用いて月まで行ってくれというものだった。

 大作映画をこれまで作り続けてきたエメリッヒ監督が次に作ったのは、なんと配信用の映画だった。この人の場合演出に力を入れるため、大画面でないと迫力が出ないはずだが、それでも観られる環境にあるので拝見してみた。
 なるほどこれはすごい。鯛焼きで喩えるならば、頭から尻尾の先までエメリッヒが詰まった作品だった
 エメリッヒらしさというのをこれまでのレビューで何度も書いてきた。この人ほど分かりやすい監督らしさを出す人はいない。
 まずこの人が作る作品のほとんどは天災である。人為的なものがある事もあるが、基本的には人知を超えた異質な存在が突然やってくる。そして主人公は子持ちの男で、仕事上なし崩し的に最前線で働かされることになる。それで地球のためと言うよりは家族のために働く意識が強い。更にその家族もその場所で危機に陥るが、家族の団結で乗り切っていく。戦いの最前線と銃後でそれぞれの戦いを描く。
 以上が基本で、だいたいの作品はこのパターンを崩さない(驚くべきことに史実を元にした『ミッドウェイ』でさえパターンは同じ)。結果として、演出が違うだけで物語はほぼ全く同じという作品が出来る。更に言うなら、必ず家族は再会し、それなりのハッピーエンディングになるため、ほぼ全部本当に同じ物語になる。
 もうそれが分かっているので、ほぼ期待もせずに観ることになるのだが、本作は幸い金出して観る必要が無い配信専用作品だったので、気楽に観る事が出来た。

 物語自体は全く変わらないから、設定と演出だけで観ることになるが、なんかこれって『ドント・ルック・アップ』(2021)まんまだよね。あの設定を引っ張ってきてエメリッヒが作ったらこうなったというのに過ぎない。違いはディカプリオに対応するジョン・ブラッドリーが脇役に回って、家族持ちという設定のウィルソンが主人公になったのが設定上の違いだけ。後は物語をちょっと引用してエメリッヒっぽく作ったらこうなった。
 …そうか。ネトフリに話題を取られたアマゾンが対抗手段としてこれを作ったと考えるのが一番わかりやすいかもしれない。

 気楽に観て気楽に終わって後は何にも残らない。うん。これこそエメリッヒだ。今回もエメリッヒの神髄を味わうことが出来た

暴太郎戦隊ドンブラザーズ

32話  ソノニとソノザに呼び出されたドンモモタロウは決闘の場に向かう。そこにはパワーアップを果たした二人だけでなく、突然死んだはずのソノイまで現れる。

 敵は轟轟鬼。11話で手裏剣鬼になった大野が忍者道を諦めきれずに又しても変身してしまった。
 ドンモモタロウに倒されたソノイの弔い合戦が展開する。27話で冒頭で決闘直前の時間、それからそこに至るまでの過程を描くと言うことで、基本路線は同じで、タロウが仕事をしてたら決闘の時間に遅れたのも同じでほぼ同じ展開。タロウ自身が「ソノイの時と同じ展開だ」と言っていた。
 違いとして、死んだはずのソノイが現れた際、登場の仕方がタロウと同じになったことと、性格までタロウそっくりになってしまった。29話でタロウのエキスを注入したのが理由だろうか?
 そしてムラサメがブラックオニタイジンへと変形した。オニタイジンを黒くしたもの。その際、中空に目線を向け、「はいマザー」と言っていることから、このキャラが「ロボット刑事」イメージだと今分かった(ちなみにソノイが「超人バロム・1」、ソノニが「コンドールマン」ソノザが「ザ・カゲスター」イメージとは言われていたこと)。トラドラオニタイジンとも又句遜色なく戦っている。
 どうしてもタロウに敵わないジロウは桃井陣にアドバイスをもらいに行くが、そこで二人の自分が一緒になったときにタロウに迫れると言われていた。そう言う展開になるのかな?
 そしてラストシーン。改めてドンモモタロウとソノイの決闘が行われ、今度はソノイの方が勝利し、倒れたドンモモタロウをドントラボルトが担いでいった。これも27話と同じだった。
<タロウに文句を言ってた老人は食事中だと言っていたが、こんにゃくと大根とちくわのおでんを持っていた。チビ太なのか?
 ソノイ曰く、「俺とお前は似ている。海と空のように」だそうだ。海と空は向き合っていて決して交わることはないが、どちらも青いのだそうだ。何言ってるのか分からない。>
VOL.5
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ストレイ 犬が見た世界
<A> <楽>
仮面ライダー2号メガソフビキット復刻版
14
読書
殺戮にいたる病
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 女性ばかりを狙い、殺害後に体の一部を切り取って持ち帰るという猟奇的殺人事件が起こる。その謎の猟奇犯に知り合いを殺された元刑事の樋口は彼女の妹に懇願され、一緒に犯人捜しを進める。一方その殺人犯蒲生稔は、女性を殺害したいという内なる衝動と戦い続けていた。

 ネットで紹介されていたので興味を持って読んでみた。一見単純な物語なのだが、すごい伏線の張り方で、最後の最後に驚かされる。ネタバレは避けるが、これはかなりのもの。
 ただ、これは携帯がない時代だから成立した物語でもある。
<A> <楽>

仮面ライダーギーツ

6話  小金屋がデュオ交代のカードを使い、くじを引き直した結果、小金屋と吾妻道長がデュオとなり、景和はパンクジャックと組むこととなった。コンビネーションで敵を倒さねばならないはずなのに、パンクジャックは勝手に敵を攻撃してしまう。

 敵はトランプジャマト
 前回に続きデュオで戦う話。こんな時に、他のメンバーを蹴り落としてズルして勝ち上がろうとするようとする仮面ライダーメリーの小金屋森魚が落伍することとなった。卑怯な手を使うキャラは嫌われるという分かりやすい話になった。ただし森魚は単なる落伍のため、命は落とすことなく記憶を消されて生活に戻った。
 英寿はああ見えて実はしっかり事前にデザイアグランプリの出場者のことをよく調べていて、ちゃんとみんなをフォローしていることが分かった。オレサマキャラでみんなを守ろうとするとは、実にキムタクヒーローらしいキャラに仕上がっている。あまりにも出来すぎたヒーローっぽいが。
 道長は親友をデザイアグランプリで他のライダーに殺されてしまったことで仮面ライダーに恨みを持つようになったという。仮面ライダーに嫌悪感を持つ人間が仮面ライダーに選ばれるというのも皮肉な話ではある。
 基本的に話は英寿と道長の二人が話を引っ張ってるため、単なる善人の景和が全く目立てないまんま。主人公がこれで良いのか?
<その頃まだ一般人だった道長に「忘れるんだな」と声を掛ける英寿。言わなくても忘れるんだけどね。
 道長のやってることが全部ガキじみてるのが難点だな。まるごと子どもの理論で戦ってるし、一々台詞も子どもっぽい。
 それに輪を掛けて英寿の言ってる台詞が全部キザっぽいので、概ね台詞が恥ずかしい。>
ナワリヌイ
<A> <楽>
マーベル・アベンジャーズキャラクター事典(2022) <A> <楽>
アラン・カウシル;ジョン・トムリンソン
10
映画
ホフマン物語(1951)
 詩人ホフマンが語る数奇な恋物語。様々な国、様々な時代で恋を楽しむが、どこに行っても結末は悲しいものになってしまう。それでも恋を止められないホフマンの業。

 『赤い靴』でバレエを主題にした映画を作り、新たなるジャンルを立ち上げたマイケル・パウエルとエメリック・プレスバーガーが次に作ったのは、今度は最初から脚本があるバレエの演目である「ホフマン物語」だった。
 「ホフマン物語」はバレエとしてはかなりの長編で、基本的にいくつかのパートを演目として演じることになるので、本作もそれを踏襲し、いくつかの国のパートに分けて作られている。違いは主人公が全部ホフマン自身になっているという事で、そのため時代や国を変えて一人の主人公がそれぞれのシチュエーションで恋物語を綴っている。
 最大の特徴は勿論全編ダンスシーンで彩られていることだが、それが自由闊達なシチュエーションで裏打ちされているのも大きい。実際のバレエではなく映画で作れることの強みを監督がちゃんと把握しているから出来たことだ。それこそ『赤い靴』は本作の習作として作られたと言っても良いくらい。

 自由なイメージの奔流に飲まれて観る映画はとても中毒性の高いもので、ファンタジックな音と画面に軽く酔いそうになりながら、それでもとても気持ちよく観る事が出来る。
 出来ればこれは大きな画面で映画館の椅子に座って観たい映画だ。幸せな気分になれる…はず。

 また本作は多くの映画人にも影響を与えた作品として知られている。マーティン・スコセッシは本作に感動して、映画監督になりたいと願ったとか。ちなみに同じくジョージ・A・ロメロも本作で映画監督を志す。映画史に残るこの二人がこの映画で監督になったと考えるならば、どれだけ大きな影響力があったやら。

ウルトラマンデッカー

13話  隊長がテラフェイザーの説明会に出かけている留守中、突然ナースデッセイ号の電源が落ちてしまった。この緊急事態に現れたのは、先代GUTS−SELECTのセンパイでもあるメトロン星人マルゥルだった。

 思い出シーン以外に怪獣は登場せず(?)、職員のみでナースデッセイ号の停電に対処する話。今は技術班にいるが、ナースデッセイ号の危機に出張ってくる。
 停電になって、みんなの努力で復旧するというのは「エヴァ」以来よく使われるようになったネタだが、今更って感じはする。
 概ねはこれまでの戦いを振り返るバンク回。キャラクターとウルトラマンについて説明している。マルゥルはカナタがデッカーである事を推測していて、鎌を掛けたらあっという間にカナタは引っかかって喋ってしまった。既にケンゴがトリガーだったことを知っていたから、人間がウルトラマンになったことを推測したらしい。
Blu-ray1
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ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ
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世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する
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wiki
09
読書
未来人世代 第1号: 平成原人ゲン
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 難病によって冷凍睡眠に入り、100年後に目覚めた平成生まれの少年ゲンは、そこが遺伝子操作を受けて獣の姿をした人たちばかりがいる世界に変わっていることを知る。そこで高校に通うことになったが、元優等生だったゲンは勉学にもスポーツにも全く敵わなかった。そんななかでもプライドを保とうと必死になる。

 twitterでフォロー中の漫画家がkindleで新刊を出すというので読んでみた。ほとんど読んだものが無く、なかなか新鮮だった。後半の方の獣人同士がコンプレックスを補い合う話が結構好み。
<A> <楽>

暴太郎戦隊ドンブラザーズ

31話  犬塚翼こそがイヌブラザーであると主張する桃谷ジロウ。その真偽を確かめるため、イヌブラザーの正体を探ることにしたドンブラザーズは、戦いの場に現れたイヌブラザーを拘束しようとする。ところが捕まえたのは関係のない乾龍二という売れないミュージシャンだった。その男がイヌブラザーと勘違いしてしまうが、その男の方もその気になってしまい…

 敵は天装鬼。痩せたいという願いを持つ太った男が変身したヒトツ鬼だったが、大食いが好きだという女性と出会って浄化されてしまった。魂のような状態で彷徨っていたが、そこで乾龍二に取り憑き直す。
 これまで正体が分からないままだったイヌブラザーの正体を探る話。ここまで引っ張ったのだから、そろそろ正体が分かっても良いだろうと思ったら、キャラを勘違いして、正体が分からないままだった。どうやらまだ引っ張るらしい。翼の方はもうだいぶ前にドンブラザーズのことは分かっているが、夏実そっくりなみほを同一人物かどうか決めかねているため、少し距離を置いておきたいらしい。
 今回登場したヒトツ鬼は自分が認められたことで浄化されてしまった。こう言う退治の仕方もあるのか。ただし怨念は離れただけで、他の人物に取り憑いてしまうため、最終的には退治が必要だが。
<格好付けた龍二は「俺は納豆と男が嫌いなんだ」発言をしている。確かにどこかで聞いた台詞だぞ。この脚本家の作品で。
 公園で耳掃除を始めるのはともかくとして(?)、そこで急に顔を振るのは止めて欲しい。観てて怖い。>
VOL.5
<A> <楽>
コンビニエンス・ストーリー
<A> <楽>
POP UP PARADE コブラ コブラ プラスチック製 塗装済み完成品フィギュア
07
映画
『Gのレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」(2019)
 宇宙世紀終焉後から1000年以上が経過したリギルド・センチュリー(R.C.)と呼ばれる時代。宇宙へ出た人類と地球にいる人類はキャピタル・タワーと呼ばれる軌道エレベーターで結ばれていた。そのキャピタル・タワーが何者かに襲撃され、タワーを守護するキャピタル・ガードが出撃した。候補生でたまたまその時宇宙で訓練中だったベルリ・ゼナム(石井マーク)はその戦いに巻き込まれてしまい、結果として高性能モビルスーツ“G-セルフ”の捕獲に協力することになった。搭乗していた少女アイーダ(嶋村侑)はこのGセルフは自分以外に起動が出来ないと言っていたにもかかわらず、ベルリがコクピットに座ると、何故か起動してしまう。やがてアイーダとGセルフを取り戻すために新たな軍隊が宇宙からやってくる。

 2013年のことだと思うが、突然ネットを観ていたら、富野由悠季が新作ガンダムを作るというニュースが流れた。2013年と言えば、ガンダムは福井晴敏原作のオリジナルアニメ「ガンダムUC」が制作中で、テレビシリーズでもガンプラを用いたオリジナルシリーズ「ガンダムビルドファイターズ」が作られ、何度目かの盛り上がりを見せていた時期でもあり、そこで新しいガンダム。しかも富野監督自らが作るということで、大変驚きを持って受け入れられていた。
 私に関しても、「∀ガンダム」以来の富野ガンダムは勿論楽しみではあったが、期待はあんまりしてなかった。流石にもうお歳だし、まあ変なものは作らず、ファーストガンダムを焼き直した懐古趣味みたいなものを作るんじゃないかと思ってたし、まあそれでも構わないだろうとは思っていた。他でもない富野アニメは我々古参が支えていかねばという思いもあった。

 今にして思うと、なんと私は上から目線で見ていたことやら

 はっきり言うと、このテレビシリーズ、思っていたものとは全く違っていた。簡単に言うと、「理解不能」としか言いようがなかった。
 本当に分からないのだ。そもそも前提からして誰が敵で誰が味方なのかが一切分からない。とりあえず主人公ベルリとG-セルフがいるところが主人公サイドであることは確かだが、ベルリ自身が立場を次々に変え、色んな組織を渡り歩くので、状況が見えてこない。更に訳の分からない単語がなんの説明も無しに出てくる。そもそもベルリの考えてることが理解出来ないと、何もかもが混乱してしまう。
 …すまん。私は富野由悠季という人物を全く理解してなかった。こんな若々しいというか、とんでもないものを作るパワーを持っていたとは
 という事で、観ながらウィキペディアを引いたりして少しずつ理解を深めながら観ていった訳だが、それでもやっぱりよく分からない。そもそも話があまりに飛びすぎてるから、前回どんな話だったのか覚えていられないという体たらくで、毎回分からないまま最後まで終わってしまった感じだった。
 ただ一つだけはっきり分かった事はある。これまでの富野作品にもある程度共通しているが、物語の方向の正しさというのは、主人公の行動によって変わるということ。特に本作は主人公のベルリは無軌道な行動を取る。それは本人がほとんど何も考えず、感情のままに行うことなのだが、正しさはその後からついてくる。結果としてベルリがすることが正しいことになると考えてしまうと、どんな無軌道な行動を取っても許せる気になるし、観ていて落ち着くことが分かった。

 後半になってそれを理解し、それを前提にしてもう一度観てみようと思ってたんだが、他に観るものがたくさんあるのですっかりそのことを忘れてしまい、まあ機会があったらと思っていたが、思いもせずにこう言う機会を得る事が出来た。

 まず本作を観る前に、あらかじめ用語や国の状況などをウィキペディアでおさらいし、更にベリルの行動が正しいという前提で観ていたのだが、そうしたらものすごくよく頭に入ってきた。なんだこれ?こんな面白かったの?
 驚くほどすっきり理解出来てしまったことが大変に不思議だが、一気に面白いと感じてしまった。確かに主人公補正は強力で、ベルリが行うことが結果として正しいと考えると、驚くほどすとんと腑に落ちる。

ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪(1st)

5話  ヌーメノールの助力を得る事が出来たガラドリエルは船でオークに侵略された南方国へと向かうことになる。一方当の南方国ではオークの勢力が増し、人々は次々と降伏していくが、アロンディルはエルフの当に籠もって徹底抗戦を主張する。

 ガラドリエルに関してはまだヌーメノールでぐだぐだやってる。そもそもヌーメノールはガラドリエルを追い払えばそれだけで終わるのに、国に留め置くか軍隊を付けるのかの二択になってる理由の説得力が薄い。
 アロンディルが守る南の国の人々は、かつて黒い剣を持っていたワルドレグの先導でエルフの言う事を聞きたくないと、次々にオークへ降伏してしまう状況。この中でテオの持つ剣が重要な意味を持つことになる。
 ハーフットの一家とよそびとは緑豊かな土地を目指して旅をしているが、逆に白く枯れた木々があるばかりで更に野獣が襲いかかってくる。それを追っ払うことでよそびとには何か超常的な力があることが分かったが、記憶を失った本人にもそれがなんだか分からないらしい。
 そしてドワーフの国に派遣されていたエルロンドだが、それはミスリルを発見させるためのものだったことが分かった。実はこの時代エルフの力は弱っており、力の復興のためにはミスリルが必要だったらしい。エルロンドは知らないうちにそれに巻き込まれていたらしい。そのことをドゥリンに告白したところ、快く協力してくれると言ってきた。ただしあくまで個人的に。
 前回同様話があんまり進んでない。もうちょっとスピード上げてほしいもんだ。
<ヌーメノールの船は爆発で沈んでいった。この世界には火薬があるらしいが、どの時代が設定されてるんだろう?>
時代劇が前衛だった-牧野省三、衣笠貞之助、伊藤大輔、伊丹万作、山中貞雄(2022) <A> <楽>
古賀重樹
シン・エヴァンゲリオン劇場版:||(2020)
<A> <楽>
05
読書
裏世界ピクニック5 八尺様リバイバル
宮澤伊織 (検索) <amazon> <楽天>
 「ポンティアックホテル」心塾にあるホテルで知り合いみんなを呼んでの女子会を始める空魚だが、酒が進むにつれ、徐々におかしくなっていく。
 「斜め鏡に過去を視る」機嫌の悪い鳥子を心配して、大学まで会いに行く空魚だが、鳥子に突き飛ばされた瞬間、おかしな空間に放り込まれてしまった。
 「マヨイガいふたりきり」裏世界探検中に立派な日本家屋を発見する二人。そこには住民もおり、歓迎される。
 「八尺様リバイバル」かつて裏世界に消えた男肋戸の妻を名乗る女性から連絡が入り、肋戸が生きているので助けて欲しいと言われる。

 全般的に鳥子に惚れられてしまった空魚がその感情を持て余してギクシャクするという感じの話が続き、なんか全般的に外伝的な雰囲気になってしまった感じ。こう言う展開嫌いではないが、本来の話からずれてしまってるような?
<A> <楽>

仮面ライダーギーツ

5話  デザイアグランプリ三回戦の通知が来て、メンバーが呼び寄せられた。競技は2人1組のデュオでトランプジャマトを倒し、もっともスコアが低い2名が脱落になるというものだった。くじ引きによって景和はバッファの道長と、英寿は祢音と組むことになる。次々に現れるトランプジャマトを倒すメンバー達だが、何故かトランプジャマトはすぐに復活してしまう。

 敵はトランプジャマト。二人一組のペアのジャマトで、同じ柄を同時に倒さないと復活してしまう。
 今回の戦いは二人一組で、三チームで戦って、最下位のチームが脱落する。残ったのは五人なので、一つのチームはスタッフがペアになってる。
 景和が組んだのは仮面ライダーバッファの道長だが、道長は協力するする気は皆無。それぞれ単独で戦っている。しかしこのゲームはパートナーの協力なしにクリアは出来ず、いち早くそれに気づいた栄寿と祢音に出し抜かれっぱなしで終わる。
 一話からギーツの英寿にライバル心むき出しだった道長が話の中心になっている。何故そんなに英寿につっかかるのかというと、成功者を潰すのが目的だからと言ってるが、過去にギーツとの間に何かあったらしい。
 相変わらずだが、主人公である景和が一番弱い立場で、全く活躍出来てないほぼ空気状態。
<話はともかく道長役が役に慣れてないようで、発言の一々が浮いて聞こえるのが問題だな。ヒーロー顔してるのに、やってることが一々駄々っ子じみてる役なので、とても合わないというか…>
はい、泳げません
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聖女の魔力は万能です
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wiki
04
映画
ブレット・トレイン(2022)
 運の悪い男と自認している殺し屋レディバグ(ピット)は、声だけのエージェントのマリアから日本の電車の中にあるブリーフケースを盗むだけの簡単な仕事を請け負い、東京発・京都行の超高速列車“ゆかり号”に乗り込む。難なくケースを奪ってミッションを終え、あとは品川駅で降りるだけのレディバグだったが、そこにはレディバグ旧知の二人組の殺し屋が乗り合わせていることを知る。更にこの電車には更にやばい乗客も乗っていた。

 馬鹿馬鹿しくもキレた演出に定評があるリーチ監督が、今度はブラッド・ピットを主役にした日本を舞台にした作品を作ってると聞かされた時、「ああこれは絶対観るべき作品だな」とはっきり決めた。真面目に観るつもりは全くない。馬鹿馬鹿しいコメディが観られればそれで良いと言った具合。
 ブラッド・ピットは実は一度リーチ監督の作品には出ているが、あくまでカメオ程度の出演。多分それで面白いと思ったからだろう。今回はしっかり主演として出演している。
 ただ、本作で面白いのはピットが決して格好良い主人公ではないと言うことで、更に群像劇の中心と言った感じの役回りを押しつけられてしまったこと。前に行ったミッションで体はともかく精神が参ってしまって何事もネガティブ思考しか出来なくなってしまったキャラを好演しており、更に彼に関わってきた人物達が次々に現れ、全く意識もしないままに戦いに巻き込まれてしまう。まさしく不運な主人公そのものだった。彼はヒーローでも何でもないので、あくまで群像劇の主人公の一人でしかない。逆にこの程度の個性をブラピが演じてることが驚きであり、とても自然に伸び伸び演じていて、逆に巧さを感じさせてくれる。
 次の瞬間に何が起こるか予測が付かない群像劇というのは、映画の楽しさを詰め込んだようなところがあってそれ自体で映画としての価値がある。限られた部屋の中という付加要素もあって、演出だけで言えば満点である。
 敢えて誤解される日本を押し通す姿勢も良し。なんかモロに『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013)と同じ世界観だし、似た演出もあるが、悪びれずに馬鹿センスでおし通るコメディだからこれも映える。

 これだけ褒めても点数が伸びない理由は単純で馬鹿映画にこれ以上点数を上げる気が無いから。

ウルトラマンデッカー

12話  シゲナガマキによって作られた合成怪獣ネオメガスの細胞にスフィアが取り憑いて強力なスフィアネオメガスが誕生してしまう。ウルトラマンデッカーを凌駕するそのパワーに押されっぱなしのGUTS−SELECT。

 敵は新創合成獣スフィアネオメガス。ネオメガスの細胞にスフィアが取り憑いて誕生した怪獣。スフィアを使って追加の強化武装を施される。
 前回登場したテラフェイザーと前々回登場したネオメガスの激突となる。人類の作り出した対怪獣の二つの方向性がぶつかることとなったのは、狙ってのことだろう。それでハネジローが根性でテラフェイザーをコントロールして、デッカーとの連携で勝利した。結果として人類が作った怪獣は間違っていて、機械が正しいというところでオチが付いたが、果たしてそんな単純なオチで終わるのか?これがもし終わらなかったら本作は名作になる可能性がある。
 そしてスフィアの目的が少しだけ明らかになった。スフィアが狙っているのは地球の内部にあって、そこに菌糸のようなものを伸ばしている。
 アサカゲ博士から、戦いに目的があるのかと聞かれて答えられなかったカナタ。自分なりの答えを見つけることがこれからの方向性になるのかもしれない。
 そしてハネジローのプロテクトを解除して会話記録を解析したアサカゲ博士はカナタがデッカーである事に気づいてしまう。そりゃいつかは必ずばれると思ってたけど。
<ウルトラマンデッカーに変身させるためにガッツグリフォンからカナタを放り出すハネジロー。GUTS−SELECTが画面解析したらすぐにばれるから、そう言う行為はしない方が良いと思うぞ…それ以外のことでばれたが。>
Blu-ray1
<A> <楽>
オードリー・ヘプバーン
<A> <楽>
映画をめぐるディアローグ: ゴダール/オフュルス全対話(2022) <A> <楽>
ジャン=リュック・ゴダール
マルセル・オフュルス
02
映画
他の映画で引用される映画
第1位 オズの魔法使 565
第2位 スター・ウォーズ 297
第3位 サイコ(1960) 241
第4位 カサブランカ (212)
第5位 風と共に去りぬ (198)
第6位 キング・コング(1933) (191)
第7位 フランケンシュタイン(1931) (170)
第8位 ゴッドファーザー (162)
第9位 市民ケーン (143)
第10位 2001年宇宙の旅 (143)
読書
俺物語!!8
河原和音 (検索) <amazon> <楽天>
アルコ (検索) <amazon> <楽天>
 初めて大和の家に招かれた猛男は、緊張のあまりに細かい失敗ばかりしてしまって落ち込んでしまう。そして砂川の姉の愛が帰省することになったが、愛を慕う織田までがやってきてしまう。

 メインは砂川のお姉さんの話だが、この話では猛男が完全に脇役になってしまって普通の恋愛話になってしまうため、今ひとつ乗れない。むしろ一話しかないけど、猛男が大和の家に行く話が面白い。ああ見えて結構繊細な猛男の姿が微笑ましい。
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わたしは最悪。
<A> <楽>
スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました
<A> <楽>
wiki