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ウルトラマン

集合
ウルトラヒーロー必殺技スーパーガイドウルトラマン〜ギンガ
 

ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団


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1974年
東條昭平(監) コ・ガオデンディ、アナン・プリチャ
 干ばつに苦しむタイ。仏様を深く愛する少年コチャンは、仏像泥棒の悪党を追いかけている途中で撃ち殺されてしまう。しかし、そのコチャンの勇気を見たウルトラの母は彼の死を深く憐れみ、コチャンを英雄神ハヌマーンとして蘇らせるのだった。あっという間に悪党を懲らしめた(要するにぶち殺した)ハヌマーンだったが、実はタイの干ばつは太陽が地球に近づいているからだとわかり、太陽神に地球から離れてくれるようにとお願いに行く。だがその時!!!!…(いい加減あらすじ書いてて虚しくなってきた)
 まずこれは円谷英二がタイと関わりを持っていたことから、タイを舞台として全編新作で円谷プロの顔であるウルトラマンを作ろうと企画したのが最初らしく、しかも公開はタイのみ。日本で公開するとは考えてなかったらしい。しかし、折角の新作ウルトラマンと言うことで、少々遅れたが日本でも公開しようとしたもの。
 ところで、この作品は私にとってもかなり特別な部類に入る特撮作品。私自身、人後に落ちるものではないと断言できるほどの特撮ファンではあるが、特撮というのは、時折すさまじくイタい作品というのが出てくることがある。しかも時にその中には、幼少時のトラウマとして残ってしまうものもある。
 本作はその最たるもの。
 これを観たのは小学生の頃で、たまたまテレビで放映したものだったはず。しかし、いきなり冒頭からの展開に頭にはパニック状態。何せ
主人公が日本人じゃない上に、ウルトラマンとは全く関係がない猿のバケモン。しかも正義のヒーローのはずなのに、高笑いしながら人間を握りつぶす描写を見せつけられるわ、出てきた怪獣軍団がやってることが押しくらまんじゅうだったわ、最後のウルトラ兄弟とハヌマーンで一体の怪獣を集団リンチにかけるわ、意味があるのかないのか分からない猿踊りを延々観させられるわ…今考えても、充分にトラウマになる内容だったと思う。少なくとも私の心には忘れ得ぬ痕が残った。
 しかも、たまたま高校時代に何人かの友人と会話中、何気なくウルトラマンの話が出てきたので、この話を得意がって話したら、
思いっ切り嘘つき呼ばわりされると言うオマケまで付いた…おかしい。みんな同じ時代に同じ地域で生きてきてるので、当然観た人間はいるはずなのだが…
 結果、長いことこれは私の中で封印されたままの作品となってしまった。
 その後、だいぶ経ってネットを始めるようになり、ぼつぼつといろんな知り合いが出来ていたが、やはりと言うかなんというか、特撮つながりの友人も出来た。それでおそるおそるその話を始めたところ、あっけないほどにあっさりと話が通じてしまった。ここに来てようやく長年のトラウマが解消された(ネットで検索してもよくヒットするので、結構有名な作品には違いない)。
 で、考えてみたらレビューしてなかったな。と思い直したので、ちょっと書いてみたい


 タイというのは仏教国だから、慈悲深い国かと思ったのだが、本作での死に方は堂に入ってる。最初に主人公の少年が頭撃たれてぱっくり頭が割れて死ぬだけでなく、その少年を殺した悪人は情け容赦なくハヌマーンに踏みつぶされるわ、握りつぶされるわで残酷に殺されるし、出てきた怪獣は怪獣で腕を千切られ、首を引き抜かれ、肉をはぎ取られて骨だけになったり、最後の一体となったゴモラは這い回って逃げようとした所をウルトラ兄弟に手足をがっちりと押さえ込まれ、ハヌマーンの棍棒でめった打ちにされて絶命という、いくらなんでもここまでやるか?的な描写が続く。何という国だ。タイというのは。この辺は多分
仏教国だからこそ、仏像を大切にしなければ仏罰が落ちるぞ。という説話じみた話なのかもしれないけど。
 更に科学考証は凄まじいというしかない。一応科学的な部分も結構あって、タイ全土を襲う干ばつの被害をどうするかと、一応科学者達が顔揃えて考える描写があるんだが、その原因というのが、
太陽の神様がちょっとだけ間違えて地球に近く来すぎたと言うだけのオチ…おい。そんな間違いするんだったら、これまでに地球は何度も滅んでるぞ。しかもそれを収めたのは科学ではなく、ハヌマーンが頼んだからという…しかもその会話というのが、「お前の炎は近頃激しすぎるぞ」「そういえばそうだな」…おいおい。それで、人工降雨計画なるものが発動されるのだが、それを推進した博士は発狂してしまい、しかも研究所は爆発。更に怪獣軍団を呼び込んでしまう。科学って無力だな。
 しかもこのハヌマーンはどう見てもウルトラマンシリーズにはそぐわない、なんとも言えないような姿してるし、ウルトラの母の交友関係の広さを思わせてしまう。
 日本人からすると、まるで精神を冒されそうな作品。だからこそ、これは笑って済ませてしまいたい作品だ。
ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団 付録:ウルトラ怪獣名簿

 

R計画
【あーる-けいかく】
 ヴィルット博士が提案した人工降雨計画。見事に計画は失敗し、博士自身は死んでしまう。 甘崎
アストロモンス
【あすとろ-もんす】
 初出は「ウルトラマンタロウ」。怪獣軍団の一員として登場する。ハヌマーンの光輪であっけなく頭部を切り取られてしまう。 甘崎
アナンダ
【あなんだ】
 コチャンの親友の少年。ハヌマーンとして蘇ったコチャンを追いかけている内に日射病で倒れてしまう。実はマリサーの弟。 甘崎
ヴィルット博士
【う゛ぃるっと-はかせ】
 タイの科学者。干ばつに対し、人工降雨計画を発動しようとするが、計画は失敗し、発狂してしまう。これもどうやら仏様を信じられなかったためらしい。 甘崎
ウルトラセブン
ウルトラセブン 画像 <A> <楽>
【うるとら-せぶん】
 ウルトラ兄弟の三男。ハヌマーンの危機に兄弟と共に地球へとやってくる。 甘崎
ウルトラの母
【うるとら-の-はは】
 ウルトラ兄弟の母親。死んだコチャンをハヌマーンにして復活させる。ウルトラ一族の一員にするとか、人間として復活させるとか考えなかったのは何故だろう?いずれにせよ、彼女の交友関係は相当に広いらしい。 甘崎
ウルトラマン
【うるとら-まん】
 ウルトラ兄弟の次兄。ハヌマーンの危機に兄弟と共に地球へとやってくる。 甘崎
ウルトラマンA
ウルトラマンA 画像 <A> <楽>
【うるとら-まん-えーす】
 ウルトラ兄弟の五男。ハヌマーンの危機に兄弟と共に地球へとやってくる。 甘崎
ウルトラマンジャック
ウルトラマンジャック 画像 <A> <楽>
【うるとら-まん-じゃっく】
 ウルトラ兄弟の四男。ハヌマーンの危機に兄弟と共に地球へとやってくる。念のため、ジャックとは言われてないので、これは仮称。 甘崎
ウルトラマンタロウ
ウルトラマンタロウ 画像 <A> <楽>
【うるとら-まん-たろう】
 ウルトラ兄弟の末弟。ハヌマーンの危機に兄弟と共に地球へとやってくる。 甘崎
M78星雲
【えむ-ななじゅうはち-せいうん】
 これまでのシリーズを通し、どこにあるのかはっきりしなかったのだが、この作品で暗黒星雲の裏側にあると言うことが発覚する。 甘崎
コチャン
【こちゃん】
 タイに住む仏様を愛する正義感溢れた少年。仏像泥棒を追いかけていた所、額を撃たれて死亡。だが、その正義感を愛するウルトラの母によってハヌマーンに再生させられる。 甘崎
ゴモラ
ゴモラ 画像 <A> <楽>
【ごもら】
 初出は「ウルトラマン」。怪獣軍団の一員として登場する。怪獣軍団のリーダーで怪獣超能力を使うことが出来るのだが、最後はウルトラ兄弟に手足を押さえつけられたままハヌマーンの棍棒でめった打ちにされて絶命。もはやその描写は集団リンチ。 甘崎
サングロテトリチャナー
【さんぐろてとりちゃなー】
 日射病の特効薬が取れる花。親友のアナンダを救うためにハヌマーンが特別に取ってきてくれる。 甘崎
スーリヤー
【すーりやー】
 太陽神。うっかりと地球に近づきすぎて地球を滅ぼしかけたが、ハヌマーンとの対話で自分の非を悟り、地球から離れていく。 甘崎
ゾフィ
【ぞふぃ】
 ウルトラ兄弟の長兄。ハヌマーンの危機に兄弟と共に地球へとやってくる。 甘崎
タイラント
【たいらんと】
 初出は「ウルトラマンタロウ」。怪獣軍団の一員として登場する。特殊燃料タンクの爆発に巻き込まれて真っ先に死亡する。 甘崎
ダストパン
【だすとぱん】
 初出は何故か「ミラーマン」。怪獣軍団の一員として登場する。ハヌマーンの光輪であっけなく頭部を切り取られてしまう。 甘崎
ドロボン
【どろぼん】
 初出は「ウルトラマンタロウ」。怪獣軍団の一員として登場する。顔の皮をめくり取られて骨にされ、更に両手をウルトラ兄弟に引きちぎられるという悲惨な死に方をする。 甘崎
ハヌマーン
【はぬまーん】
 仏教の守護神。死んだコチャン少年を憐れんだウルトラの母が再生させる。卍型の姿で飛行したり、踊ったりすることが得意? 甘崎
マリサー
【まりさー】
 タイの科学者でヴィルット博士の助手。深く仏教に帰依しており、科学の行きすぎを止めようとしている…って、あんた本当に科学者か?実はアナンダの姉。 甘崎

ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団


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1984年
高野宏一(監)
 ウルトラ兄弟長兄ゾフィーを進行役に、「ウルトラQ」から「ウルトラマン80」までの名勝負を紹介する作品。
 大人気だったウルトラマンシリーズだが、流石に長期化したため視聴率が低迷する事になり、一応
「ウルトラマン80」で一区切り付けることになった。だが、視聴率が 悪くとも、ウルトラマンの根強いファンは存在していた。そんなファンのラブコールに応え、円谷プロは何作かの映画を制作して、その内の一本。進行役にゾフィーを配し、兄弟達の戦いを語っていく訳だが、基本的にはバンクのみ。
 ただ名場面だけを流すだけでは芸がないからか、色々メリハリを付けようとしているのは分かる。当時プロレスの実況中継で目立っていた古舘伊知郎を起用して「ウルトラファイト」っぽく怪獣プロレスを実況中継させてみるとかはやってる。
 ただ、ビデオのない当時はともかく、今になってしまうと、これを観るよりも本編観た方が良いって問題がある訳だが。
 一応ちょっとしたツッコミ。
「ウルトラマンタロウ」のテンペラー星人との戦いでウルトラボールからウルトラ兄弟が次々に現れるシーンがあるのだが、ゾフィーとジャックが逆になってたりする。

 

アリブンタ
【ありぶんた】
 「ウルトラマンA」に登場した超獣。 甘崎
ウルトラセブン
ウルトラセブン 画像 <A> <楽>
【うるとら-せぶん】
 ウルトラ兄弟三男。本作ではキングジョー、クレージーゴン、ペダン星人、ガッツ星人と戦っているシーンがある。 甘崎
ウルトラマン
【うるとら-まん】
 ウルトラ兄弟次兄。本作ではバルタン星人、ザンボラー、ギガス、ドラコ、レッドキング(二代目)、ゴモラ、ラゴン、ジェロニモン、ギャンゴ、ゼットンと戦っているシーンがある。 甘崎
ウルトラマンジャック
ウルトラマンジャック 画像 <A> <楽>
【うるとら-まん-じゃっく】
 旧名“帰ってきたウルトラマン”。本作から正式な名称として用いられるようになる。ナックル星人、ブラックキング、ベムスターと戦っているシーンがある。 甘崎
M1号
M1号 画像 <A> <楽>
【えむ-いち-ごう】
 「ウルトラQ」に登場した怪獣。 甘崎
ガッツ星人
【がっつ-せいじん】
 「ウルトラセブン」に登場した宇宙人。 甘崎
カネゴン
カネゴン 画像 <A> <楽>
【かねごん】
 「ウルトラQ」に登場した怪獣。 甘崎
ガラモン
【がらもん】
 「ウルトラQ」に登場した怪獣。 甘崎
ガロン
【がろん】
 「ウルトラマンレオ」に登場した怪獣。 甘崎
ギガス
ギガス 画像 <A> <楽>
【ぎがす】
 「ウルトラマン」に登場した怪獣。 甘崎
ギャンゴ
【ぎゃんご】
 「ウルトラマン」に登場した怪獣。 甘崎
キングジョー
【きんぐ-じょー】
 「ウルトラセブン」に登場したロボット。 甘崎
クレージーゴン
【くれーじーごん】
 「ウルトラセブン」に登場したロボット。 甘崎
ケムール人
ケムール人 画像 <A> <楽>
【けむーる-じん】
 「ウルトラQ」に登場した宇宙人。 甘崎
ゴモラ
ゴモラ 画像 <A> <楽>
【ごもら】
 「ウルトラマン」に登場した怪獣。 甘崎
ザンボラー
【ざんぼらー】
 「ウルトラマン」に登場した怪獣。 甘崎
ジェロニモン
【じぇろにもん】
 「ウルトラマン」に登場した怪獣。 甘崎
ゼットン
【ぜっとん】
 「ウルトラマン」に登場した怪獣。 甘崎
ゾフィー
【ぞふぃー】
 ウルトラ兄弟長兄にして宇宙警備隊隊長。この作品では進行役。 甘崎
ドラコ
ドラコ 画像 <A> <楽>
【どらこ】
 「ウルトラマン」に登場した怪獣。 甘崎
ナックル星人
【なっくる-せいじん】
 「帰ってきたウルトラマン」に登場した宇宙人。 甘崎
パゴス
パゴス 画像 <A> <楽>
【ぱごす】
 「ウルトラQ」に登場した怪獣。 甘崎
ババルウ星人
【ばばるう-せいじん】
 「ウルトラマンレオ」に登場した宇宙人。 甘崎
バラバ
【ばらば】
 「ウルトラマンA」に登場した超獣。 甘崎
バルタン星人
バルタン星人 画像 <A> <楽>
【ばるたん-せいじん】
 「ウルトラマン」に登場した宇宙人。 甘崎
プラズマ
【ぷらずま】
 「ウルトラマン80」に登場した怪獣。 甘崎
ブラックキング
【ぶらっく-きんぐ】
 「帰ってきたウルトラマン」に登場した怪獣。 甘崎
ペギラ
ペギラ 画像 <A> <楽>
【ぺぎら】
 「ウルトラQ」に登場した怪獣。 甘崎
ペダン星人
【ぺだん-せいじん】
 「ウルトラセブン」に登場した宇宙人。 甘崎
ベムスター
【べむすたー】
 「帰ってきたウルトラマン」に登場した怪獣。 甘崎
マイナズマ
【まいなずま】
 「ウルトラマン80」に登場した怪獣。 甘崎
モングラー
【もんぐらー】
 「ウルトラQ」に登場した怪獣。 甘崎
ラゴン
ラゴン 画像 <A> <楽>
【らごん】
 「ウルトラQ」に登場した怪獣。 甘崎
ラゴン2代目
【らごん-に-だい-め】
 「ウルトラマン」に登場した怪獣。 甘崎
リットル
【りっとる】
 「ウルトラマンレオ」に登場した怪獣。 甘崎
レッドキング
レッドキング 画像 <A> <楽>
【れっど-きんぐ】
 「ウルトラマン」に登場した怪獣。 甘崎
名称
【】
  甘崎

ULTRAMAN


ULTRAMAN
2004年
小中和哉
 太平洋沖に未確認飛行物体が落下し、海上自衛隊がその調査に当たるが、海上自衛隊員の有働貴文が青い玉に接触してしまう。その後有働は姿を消してしまう。一方航空自衛隊パイロットの真木舜一は空中で赤い玉と衝突してしまう。奇跡的に生還した彼を待っていたのは防衛庁のBCST(対バイオ研究機関)だった。真木は強制的に隔離状態に置かれてしまうが、彼の前に行方不明となっているはずの有働が現れる…
 割と長く続いた『ウルトラマンコスモス』の終了宣言(60話を超すテレビシリーズ本編と、3本の劇場版という、シリーズ中最長の作品となった)と共に、円谷は新しいプロジェクトを発動させた。“Nプロジェクト”と銘打ったそのシリーズは劇場・テレビ・雑誌の三つの媒体でそれぞれ異なるウルトラマンを作り、それが密接に連動した作品を作ろうというものだった。それぞれ
「ウルトラマンネクスト」「ウルトラマンネクサス」「ウルトラマンノア」という、それぞれNを頭文字とするウルトラマンが登場している。
 その一番最初の話として作られたのが劇場版である本作。これが異星人と地球人とのファースト・コンタクトとなり、その後テレビシリーズの「ウルトラマンネクサス」へと続いていく位置づけに当たる。監督もウルトラシリーズを支え続けた小中和哉を起用し、ウルトラマンの原点回帰を図りつつ、新しい作品を作ろうとしているのは分かる。ここでも“成長するウルトラマン”という面白い設定が使われてもいる
(上記の三個体は全て同じウルトラマンが変化した姿である)
 本作の特徴として、リアリティのあるファースト・コンタクトものを作ろうと言うこと。「ウルトラマン」の第一話で、もし今の日本に本当にウルトラマンが地球に来たら、人間はどういう反応を示すのか。そしてウルトラマンの戦いとはどのようなものになるのか。様々な側面からリアリティを追求しようとしている。ただ、意気込みは分かるものの、それが本当に楽しかったかというと、
実は結構疑問
 実際、話をリアルにしようとすればするほど人間のエゴを描くことが多くなり、結果非常に話が暗くなってしまうのだ。ウルトラマンも超人的なパワーは持つものの、誰からも理解されることなく、孤独な戦いを強いられてしまうし、人間側も政治的駆け引きから彼を利用しようとしたり、単に力が強いと言うだけの理由で抹殺しようとしたりと、話が重くなりすぎてしまった
(その重さはテレビ版の「ウルトラマンネクサス」にも受け継がれたが、お陰で全然視聴率が稼げなかった)。大人向きのウルトラマンを作ろうとしているとは思うのだが、果たしてこれを観て、かつてのウルトラマン世代がどのような反応を示すやら。ファン心理としては、ウルトラマンのファンだからこそ、陽性のものが観たかったはず。リアリティを突き詰め、重くしてしまうと、それは最早ウルトラマンには思えなくなってしまうのだ。
 劇中数々のオリジナル版「ウルトラマン」「ウルトラQ」の数々のオマージュは見られるものの、それは逆にウルトラマンファンに喧嘩売ってるのか?と思えてしまう部分もあり、出来としても残念な感じ。特にかなりの低予算で作られているのが丸見えだというのは一番のネックだろう。
 色々と意気込みは感じられるので、悪くは言いたくないのだが、風呂敷を広げすぎて収拾付かなくなってしまう小中監督の悪い癖が端的に出てしまった作品とも言える。
ULTRAMAN STYLE (英知ムック)
ULTRAMAN劇場映画写真集 (講談社ヒットブックス)
コミック
ウルトラマンthe next (Tanosuke)沢樹隆広

 

青い玉
【あおい-たま】
 太平洋に落下した未確認飛行物体。これと接触した海上自衛隊員の有働貴文がビースト・ザ・ワンに変化してしまう。 甘崎
赤い玉
赤い玉 画像 <A> <楽>
【あかい-たま】
 地球に落下した青い玉を追って地球にやってきたウルトラマンが自らの姿を変えた姿。F−15Jで哨戒中の真木舜一と接触し、その力を真木に託す。 甘崎
アンファンス
【あんふぁんす】
 ネクストの基本形態。実は不完全形態であり、能力の大部分を発揮出来ない状態。 甘崎
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ウルトラヒーローシリーズ ウルトラマン・ザ・ネクスト アンファンス クリアVer.
イドロビア
【いどろびあ】
 ビーストの第一形態。有働と合体した直後の姿。 甘崎
有働貴文
【うどう-たかふみ】
 海上自衛隊員で太平洋に落下した未確認飛行物体を調査中に青い玉に接触し、凶悪なスペースビーストに寄生され、ビースト・ザ・ワンに変化してしまう。 甘崎
ウルトラマン・ザ・ネクスト ウルトラマンネクサス
【うるとらまん-ざ-ねくすと】
 自衛隊員・真木舜一が謎の赤い光球と接触し、変身する能力を得た姿。アンファンス、ジュネッスの二形態を有し、胸にエナジーコアを持つ。武器は両腕の剣「ストラトスエッジ」、敵を分子レベルで破壊する光線「エボルレイ・シュトローム」。青い球体から誕生したビースト・ザ・ワンと戦う。設定上ウルトラマンネクサスが初めて地球でとった姿である。それと同時に、地球にやって来るまでの経緯とその行動は、初代ウルトラマンへのオマージュととることができる。 水那岐
ウルトラマン・ザ・ネクスト<amazon> ウルトラマン・ザ・ネクスト<楽天>
エボルレイ・シュトローム
【えぼるれい-しゅとろーむ】
 ネクストの最大の必殺技。両手を十字に組んだ状態で大出力の光線を放ち、敵を分子レベルに破壊してしまう。 甘崎
倉島剛
【くらしま-つよし】
 航空自衛隊パイロット。真木舜一の同僚で、親交も深い。BCSTにより真木の監視役とされる。 甘崎
ジュネッス
【じゅねっす】
 アンファンスの発展形態。全ての能力を使えるようになった姿。 甘崎
ジュネッス<amazon> ジュネッス<楽天>
曽我部
【そがべ】
 特務機関BCSTの責任者。宇宙から飛来するものを全て敵と考える傾向を持つタカ派長官。 甘崎
BCST
【びー-しー-えす-てぃー】
 防衛庁が内密に作り上げた対バイオ研究機関。特に宇宙から飛来する物質の研究にいそしむが、時折現れるモンスターの抹殺機関でもある。 甘崎
ビースト・ザ・ワン ウルトラマン・ザ・ネクスト
【びーすと-ざ-わん】
 青い発光体と化して地球を訪れ、海上自衛官・有働貴文と融合した怪物。『ウルトラマン』でいうベムラーの役どころであり、凶悪無比。イドロビア、レプティリア、ベルゼブア、ベルゼブア・コローネの4段階に成長し、最終的には超絶火炎光弾を吐き、ネズミやカラスの生体エナジーを大量に吸収して飛行能力すら身につけるようになった。ザ・ネクストに敗北し四散するが、分子レベルになって生き残り、全てのスペースビーストに姿を変えてネクサスの前に立ちはだかることになる。 水那岐
ベルゼブア
【べるぜぶあ】
 ビーストの第三形態。ネズミを吸収してその能力を得た姿。 甘崎
ベルゼブア・コローナ
【べるぜぶあ-ころーな】
 ビーストの第四形態。烏を取り込んで飛行能力を得たベルゼブアの姿。 甘崎
星川航空
【ほしかわ-こうくう】
 万城目社長が経営する航空会社。真木舜一の再就職先。 甘崎
真木舜一
【まき-しゅんいち】
 航空自衛隊パイロット。難病を持つ息子のために自衛隊を辞職する覚悟を決めていたが、その時に赤い玉と接触。ウルトラマンの力を与えられてしまう。 甘崎
真木継夢
【まき-つぐむ】
 舜一と蓉子の息子。先天的疾患のため病弱。 甘崎
真木蓉子
【まき-ようこ】
 舜一の妻。 甘崎
万城目
【まんじょうめ】
 真木舜一が再就職先に選んだ星川航空社長。元航空自衛隊員で、元から真木との親交があり、何くれと無く真木の家族のために便宜を図る。名前は設定上にはないが、淳であることは容易に想像が付く。 甘崎
水原沙羅
【みずはら-さら】
 特務機関BCSTの監察官。実は有働の恋人であり、有働を奪った宇宙生物に対して激しい憎しみを抱き、ウルトラマンと合体した真木に対しても憎しみを向ける。 甘崎
ラムダ・スラッシャー
【らむだ-すらっしゃー】
 ネクストの腕から発射される光の刃。ビーストの翼を切り落とす際に使用された。 甘崎
レプティリア
【れぷてぃりあ】
 ビーストの第二形態。イドロビア状態で他の生物(ここではヤモリ)を吸収して、その能力を得た姿。 甘崎

 

ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟


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2006年
小中和哉(監)
 20年前、ウルトラマン、セブン、新マン、エースの四人はヤプール人が操る最強超獣Uキラーザウルスを神戸港の沖に封じ込めた。そして封印のため力を使い果たした四人はそれぞれハヤタ(黒部進)、諸星ダン(森次晃嗣)、郷秀樹(団次朗)、北斗星司(高橋圭二)とし??の監視を兼ねて神戸に留まっていた。そして現代。新しく地球に着任したヒビノミライ(五十嵐隼士)ことウルトラマンメビウスは神戸沖に不審な波動を感じ、調査へとやってきた。実はこれはUキラーザウルスを復活させるべく手を組んだザラブ星人、ガッツ星人、ナックル星人、テンペラー星人による宇宙人連合の仕業だったのだ。強力な宇宙人を前にピンチに陥るメビウスだが…
 現在大好評放送中のウルトラマンメビウスの劇場版。実際はTVシリーズ開始前に撮影そのものは終わっていたそうだが、これは面白いことをやった。現在TVで放映している番組に時間軸を合わせ、9月時点
2クールが終わった直後の話として本作を持ってきたのだ。TV版は単独でも楽しめるが、この劇場版を観れば、その理解はさらに深まるはず。これだけ細かく時間軸を限定した作品は初めてだろう。
 そもそもTV版は
「ウルトラ兄弟が登場」が売りだったはずなのに、2クールまでにはほとんど兄弟は登場してこなかった。その辺ちょっと不満も感じたものだが、それはこの劇場版で明らかになる。兄弟の中でも四人は出ようにも出られなかった。と言うのがここで明らかにされた。実は彼らは変身能力を失って地球にいたのだという。なるほどね。
 それで宇宙人連合の攻撃で危機に陥ったメビウスを救うため兄弟達も最後の変身を敢行。他の兄弟達も救援に駆けつける。その辺はかなり
燃える展開へと仕上げられていた。
 メインとなる物語こそ単純だが、その辺の燃え方は、子供から古いファンまで充分満足できる出来。よほどのマニアが作ったか、
一々細かいところまで旧シリーズに沿っているところも心憎いところ。細かくは書かないけど、かなりウルトラマン知ってないと分からないネタが多く、私くらいの世代だったら心の中で歓声を上げてしまうだろうし、勿論それが分からなくても充分に楽しめる作品に仕上がってる。
 特撮ファンとしては、
充分すぎる出来で堪能できた作品ではある。
 ただ、もう一方の目、映画ファンとしてはどうか?
 と言うと、
かなり苦しい
 実は物語があまりにも一本調子で、しかもウルトラマンを見せるためだけにあって、出ずっぱりのため、単なるお祭り作品にしか見えないと言うのが致命的な欠陥。実際この演出はウルトラマンでなく、
仮面ライダーでも物語は破綻無く出来上がってしまう。子供に喜んでもらおうという演出はよく分かるし、その兼ね合いではぎりぎりの線だし、これ以上は無い物ねだりって気もするが、思い入れ無しの一見さんが楽しめるか?と問われると首を傾げる。
 設定とか細かいところにはこれだけ力を入れているのに、物語そのものは完全に子供向けになってしまった。
 一回くらいはこう言うのがあっても良いか。と言う感じか?

 そう言えば、テレビヒーローものを劇場で観たのはこれが初めてのことだったなあ。自分でも意外。
ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟 超全集

 

宇宙人連合
【うちゅうじん-れんごう】
 ザラブ星人、ガッツ星人、ナックル星人、テンペラー星人により、地球征服まで手を組んだ連合で、超獣Uキラーザウルスを復活させるために地球にやってきた。勿論打算で手を組んでいるため、そのつながりは弱い。 甘崎
ウルトラセブン 諸星ダン
ウルトラセブン 画像 <A> <楽>
【うるとら-せぶん】
 20年前に兄弟達と共にファイナル・クロスシールドを用いてUキラーザウルスを封印する。その際に全てのエネルギーを使ってしまい、現在は人間諸星ダンとして生活している。尚、『ウルトラマンレオ』以降生死確認が出来ていないキャラだったが、裏設定ではウルトラの母によって助けられたのだとか。 甘崎
ウルトラマン ハヤタ
【うるとらまん】
 20年前に兄弟達と共にファイナル・クロスシールドを用いてUキラーザウルスを封印する。その際に全てのエネルギーを使ってしまい、現在は人間ハヤタとして生活している。 甘崎
ウルトラマンエース 北斗星司
【うるとらまん-えーす】
 20年前に兄弟達と共にファイナル・クロスシールドを用いてUキラーザウルスを封印する。その際に全てのエネルギーを使ってしまい、現在は人間北斗星司として生活している。 甘崎
ウルトラマンジャック 郷秀樹
ウルトラマンジャック 画像 <A> <楽>
【うるとらまん-じゃっく】
 20年前に兄弟達と共にファイナル・クロスシールドを用いてUキラーザウルスを封印する。その際に全てのエネルギーを使ってしまい、現在は人間郷秀樹として生活している。 甘崎
ウルトラマンタロウ
ウルトラマンタロウ 画像 <A> <楽>
【うるとらまん-たろう】
 現在光の国におり、若き戦士を鍛えている。メビウスもその一人だった。兄弟の復活を知り、Uキラーザウルスと戦うために地球へとやって来る。 甘崎
ウルトラマンメビウス
【うるとらまん-めびうす】
 現在地球で怪獣と戦い続けている若きウルトラ戦士。この事件を契機に、もう一つの使命である行方不明となったウルトラマン達を探すという任務を完遂することが出来た。 甘崎
ウルトラマンメビウス・インフィニティ
【うるとらまん-めびうす-いんふぃにてぃ】
 ウルトラ兄弟全員が光に姿を変え、メビウスに乗り移ることで誕生する最強の戦士。Uキラーザウルスを一撃で葬った。 甘崎
ガッツ星人
【がっつ-せいじん】
 宇宙人連合の一員。ザラブ星人との戦いで弱ったメビウスを襲い、メビウスを十字架にかける。分身の術を使う。 甘崎
郷秀樹 ウルトラマンジャック
【ごう-ひでき】
 ウルトラマンジャックと同化した地球人。マン、セブンとは異なり、彼は郷秀樹本人である。現在神戸市のカートサーキットで少年レーサーの指導員となっている。役は団時朗。 甘崎
ザラブ星人
ザラブ星人 画像 <A> <楽>
【ざらぶ-せいじん】
 宇宙人連合の一員でジングウジ・アヤを襲い、アヤに変装。ミライを騙した後にニセウルトラマンメビウスに変装して神戸を破壊しまくる。 甘崎
ジングウジ・アヤ
【じんぐうじ-あや】
 若き天才海洋学者。神戸沖の魚の微かな異常に気づき、ミライの調査に協力するが、ザラブ星人の罠に陥り、捕らわれてしまう。 甘崎
ジングウジ・タカト
【じんぐうじ-たかと】
 アヤの弟。ウルトラマンとGUYSが大好きだったが、三ヶ月前に怪獣の出現を見て怯えた自分を許せず、心を閉ざしてしまった。 甘崎
ゾフィ
【ぞふぃ】
 宇宙警備隊隊長。Uキラーザウルスの復活を知りタロウと共に地球にやってきた。 甘崎
テンペラー星人
【てんぺらー-せいじん】
 宇宙人連合の一員。功名心に逸るあまり最初にメビウスと戦ってあっさり負けてしまった。 甘崎
ナックル星人
【なっくる-せいじん】
 宇宙人連合の一員。ガッツ星人と共にウルトラ兄弟をおびき出し、そのエネルギーをUキラーザウルス復活に用いようとする。だが、復活したUキラーザウルスに殺されてしまう。 甘崎
ニセウルトラマンメビウス ザラブ星人
【にせ-うるとらまん-めびうす】
 ザラブ星人が化けたメビウスの偽物。目が尖っていたり、縁取りが黒いラインなど、微妙にメビウスとは違っている。サコミズ隊長に言わせると「目つきが悪い」とのこと。 甘崎
ハヤタ
【はやた】
 かつてウルトラマンと同化した人間だったが、分離後、ウルトラマン自身が地球で生活するために同じ姿を取っているらしい。今は神戸空港の空港長として働いている。役は黒部進。 甘崎
ファイナル・クロスシールド
【ふぁいなる-くろす-しーるど】
 ウルトラ4兄弟が怪獣を四方から囲み、プラスエネルギーでマイナスエネルギーを持つ超獣Uキラーザウルスを封印した。だが、そのためには兄弟のエネルギーのほとんどを使い果たしてしまい、彼らは変身できなくなってしまった。 甘崎
北斗星司 ウルトラマンエース
【ほくと-せいじ】
 ウルトラマンエースと同化した地球人。マン、セブンとは異なり、彼は北斗星司本人である。現在神戸市のホテルでコックをしている。役は高橋圭二。 甘崎
モロボシ・ダン ウルトラセブン
【もろぼし-だん】
 ウルトラセブンの地球での姿。現在は神戸市の牧場で羊の世話をしたり、子供達をポニーに乗せてやったりしている。役は森次晃嗣。 甘崎
ヤプール
【やぷーる】
 エースやタロウにより倒されたが、意志はいつまでも残り、20年前Uキラーザウルスと共に地球を征服しようとする。ウルトラ兄弟によって封印されるも、宇宙人連合を操って復活を果たす。 甘崎
Uキラーザウルス
【ゆー-きらーざうるす】
 究極超獣。ヤプールの怨念が集まって誕生した巨大超獣。20年前ウルトラ兄弟のファイナル・クロスシールドにより神戸沖に封印されていた。 甘崎
我々ウルトラマンは、決して神ではない。 ハヤタ
【われわれ-うるとらまん-は-けっして-かみ-では-ない】
 全文は「我々ウルトラマンは、決して神ではない。どんなに頑張ろうと救えない命もあれば、届かない想いもある。」ハヤタが自戒を込めてミライに語った言葉。人間を殺してしまったジャミラのことが念頭にあったらしい。 甘崎

 

大決戦!超ウルトラ8兄弟


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2008年
 幼なじみのアスカ(つるの剛史)、我夢(吉岡毅志)と共にテレビの「ウルトラマン」に夢中になっていたダイゴ(長野博)。三人が知り合った白い服の少女と共に夢を語っていた。だが大人となった今、ダイゴは宇宙飛行士の夢を捨て横浜市役所の職員として平凡な毎日を送っていた。プロ野球選手となりたいと願っていたアスカは横浜球場でボールボーイとして、科学者になりたかった我夢は科学館の職員として、やはりどこか後ろめたさを持ちつつも、平凡な生活に埋もれている。だが、ダイゴは最近になって不思議な夢を見るようになった。近所のおじさん達がウルトラマンとなって怪獣達と戦っている姿。更にそれは自分自身がウルトラマンになっているというもの。だんだんその夢は頻繁になり、ついには白昼夢まで見るようになってしまう。夢で横浜に登場した見知らぬウルトラマンを応援するダイゴ。だがその直後、現実世界にそのウルトラマンの人間体ヒビノミライ(五十嵐隼士)が現れ、ダイゴに「七人の勇士が必要だ」と語りかける…
 まずはこの作品をよく作ったと言うことには感謝したい。意表をつく昭和シリーズと平成シリーズの合体を破綻なくまとめ上げた脚本も褒めたいし、何より全員オリジナルメンバー+懐かしのレギュラーメンバー総出演はファンなら感涙もの。実際
よくここまでキャスティングしてくれたと感謝したいくらいだ。
 まずはこの合体について一言述べさせていただこう。
 
ウルトラマンは「帰ってきたウルトラマン」以降同一世界観で作られていた。これは放送の都合上、過去のウルトラマンたちが「兄弟」として登場すると視聴率が稼げるという制作上の利点によるものだったが(もちろん「仮面ライダー」シリーズの影響もあってのこと)、おかげで世界観が統一され、設定マニアたちが推測を交えて様々な物語を考え出す余地を与え、シリーズとして深まりを持たせることに成功した。だがそれも「ウルトラマン80」を以って終わりを告げ、それから実に20年の年月を経て平成の世に復活した「ウルトラマンティガ」は、前のシリーズとは全く異なる世界観で作られるに至った。その後連続して「ダイナ」「ガイア」が作られたが、この三部作も緩やかなつながりを持つため、一つのシリーズとして考えられる。ここにおいてウルトラマンは二つのシリーズを持つに至った訳だ。
 この二つの全く異なるシリーズを合体させるきっかけを作ったのは、2006年の「ウルトラマンメビウス」の存在あってのこと。昭和時代のシリーズ最終作
「ウルトラマン80」放送終了後25年も経過し(「ウルトラマン」に至っては40年ぶり)、ここで昭和シリーズの正統な続編が作られた。TV版の「ウルトラマンメビウス」はオールドファンにとっては感涙ものの演出が続出し、まさに「大きなお友達」のために作られた作品と言っても良いくらい。旧作の主人公たちが次々と登場するわ、昭和シリーズで中途半端に終わった物語に決着をつけてみせるわ、見事にオールドファンの心をがっちりとつかんでくれた。おかげで私自身も初めて前劇場作品『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』で劇場に足を運んだくらいだから。これは本当に素晴らしい作品だった。
 このメビウスが昭和と平成二つの物語をつなげる形で本作は誕生するに至ったのである。
 さすがに普通に物語をつなげるのは無理があるため、パラレルワールドと言う設定で、しかもメビウスがティガと知り合うことを契機として物語は作られた。ちょっとややこしくなるが、本作は
正統的昭和シリーズ(メビウス)と、パラレルワールドの昭和シリーズ、パラレルワールドの平成シリーズの三つの物語をくっつけて誕生したことになる。それによって豪華なオールスターキャスト全員参加の物語が誕生したのである。

 このパラレルワールドと言う設定はかなり痛し痒し。良い部分と悪い部分くっきりと目立つことになってしまった。
 悪い部分というのは、物語の強引な結び付けによって、全部の過去を一旦リセットしてしまったこと。この作品はノスタルジーはあっても外伝的な要素が強く、過去からつながる設定の引き継ぎがなくなってしまった。その分、
物語が表層的で薄いものになってしまった。過去からの膨大な物語、資産がほとんど生かされておらず、結果ウルトラマンたちは個性が弱く、大半が単純に登場しただけになってしまったのが痛い(前作はそこから思い切り盛り上げてくれたのに)。物語の性質上仕方なかったこととは言え、特撮ファンの目で見ると、これは結構寂しい。敵も個性が弱く、合体後の姿に至ってはCGそのもの。特に戦いも終わりくらいになると描写は特撮と言うよりもアニメーションに近い。主だった強敵は「メビウス」本編で出尽くしたとはいえ、ヒッポリト星人ではやっぱり弱いな。変身シーンまではかなり盛り上がったのに、いざ変身した後の戦いのシーンが盛り上がらなかった。
 一方良い点は、パラレルワールドだけに、シリーズでは見られなかった
「こうだったら良かったのに」という組み合わせが観られることだろう。この作品は特に女性の描写に力が入っていて、オリジナルキャストをわざわざ引っ張ってきて、本シリーズではありえなかった組み合わせを夫婦役としてキャスティングしている。ウルトラマンのハヤタにはフジアキコが、セブンの諸星ダンにはアンヌが、ジャック(新マン)の郷秀樹には坂田アキが(岸田森の遺影も泣かせる)、エースの北斗には南が。これら本シリーズの関係は劇中好き合っていることが繰り返し描かれているにもかかわらず、決して結ばれることなく、最後は別れてしまう運命にあった恋人たちだった。彼らがこのパラレルワールドではそれぞれちゃんと結ばれ、夫婦となって歳を取っているいるというのは、ファンとしては、観たかったものを見せられた感じで頬が緩む(残念ながら平成版の方の組み合わせは分からないが、これも知ってる人からすれば納得行く組み合わせなのだろう)。しかも単に夫婦になっているだけでなく、お互いの信頼関係をしっかり描けているのは大きい。怪我をした妻をつききりで看病してる姿もあれば、一番一緒にいてほしいはずの良人を信頼して何も言わず送り出す女性の姿もあり。それぞれのヒーローが、二人の信頼関係あって戦えるということをよく示している。さらに昭和シリーズヒロインたちが一同に介してのフラダンスのシーンなんかもあって、これだけでかなり点数を甘くしたくなる程だ。
 私に限って言えば、昭和シリーズの頃は小学生で、昭和シリーズに関して少なからず思い入れと知識を持つが、しばらくの間この手のサブカルチャから離れたこともあって、平成シリーズはほとんど観ておらず、こちらの方は全然わからず。だから昭和シリーズと平成シリーズの合体と言われても本当の意味で楽しめたのは半分だけだが、それだけでも充分ノスタルジーには浸れた。
 ウルトラマン登場以降の描写の弱さを置けば、概ねにおいては満足な作品とは言えるだろう。バトルシーンでの不満は『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』かTV版本編のビデオで楽しませてもらおう。
大決戦! 超ウルトラ8兄弟
僕たちの好きなウルトラマン ウルトラ8大戦士編

 

アスカ・シン ウルトラマンダイナ
アスカ・シン 画像 <A> <楽>
【あすか-しん】
 子供の頃プロ野球選手になる夢を持っていた青年。現在は横浜球場でボールボーイをしている。ウルトラマンダイナとして覚醒する。 甘崎
あなたの目はあなたの身体を離れ、この不思議な時間に入り込むのです
【あなた-の-め-は-あなた-の-からだ-を-はなれ-この-ふしぎ-な-じかん-に-はいり-こむ-の-です】
 石坂浩二のナレーション。元ネタは「ウルトラQ」だが、これは劇場版だけに「これから30分」の冒頭の語句は抜けている。 甘崎
ウルトラセブン
ウルトラセブン 画像 <A> <楽>
【うるとらせぶん】
 諸星ダンが変身する昭和シリーズ兄弟三男。 甘崎
ウルトラマン ハヤタ・シン
【うるとらまん】
 ハヤタが変身する最初のウルトラマンにして昭和シリーズ兄弟次兄。 甘崎
ウルトラマンA
ウルトラマンA 画像 <A> <楽>
【うるとらまん-えーす】
 北斗星司が変身する昭和シリーズ兄弟五男。 甘崎
ウルトラマンガイア 高山我夢
ウルトラマンガイア 画像 <A> <楽>
【うるとらまん-がいあ】
 高山我夢が変身する平成シリーズ3番目のウルトラマン。 甘崎
ウルトラマンジャック
ウルトラマンジャック 画像 <A> <楽>
【うるとらまん-じゃっく】
 郷秀樹が変身する昭和シリーズ兄弟第四男。 甘崎
ウルトラマンダイナ アスカシン
ウルトラマンダイナ 画像 <A> <楽>
【うるとらまん-だいな】
 アスカシンが変身する平成シリーズ2番目のウルトラマン。 甘崎
ウルトラマンティガ マドカダイゴ
画像 <A> <楽>
【うるとらまん-てぃが】
 マドカダイゴが変身する平成シリーズ最初のウルトラマン。 甘崎
ウルトラマンメビウス
【うるとらまん-めびうす】
 ヒビノミライが変身する、昭和シリーズの末弟に当たるウルトラマン。今回唯一の本人役として登場。 甘崎
帰りマン兄さん
【かえり-まん-にいさん】
 郷と出会ったミライがジャックという言葉に反応しないため、続けて叫んだ呼び名。 甘崎
ギガキマイラ
【ぎがきまいら】
 究極合体怪獣。ウルトラマン達によって倒されたスーパーヒッポリト星人、キングゲスラ、キングゴルドラス、キングシルバゴン、キングパンドンが合体して出来た巨大怪獣。 甘崎
キングゲスラ
【きんぐ-げすら】
 パラレルワールドの横浜に現れた怪獣。メビウスによって倒された。背びれが弱点。 甘崎
キングゴルドラス
【きんぐ-ごるどらす】
 横浜に現れた金色の怪獣。 甘崎
キングシルバゴン
【きんぐ-しるばごん】
 横浜に現れた銀色の怪獣。 甘崎
キングパンドン
【きんぐ-ぱんどん】
 横浜に現れた怪獣。二つの顔を持ち、それぞれから異なる光線を出し、火球を吐く。 甘崎
郷アキ
【ごう-あき】
 郷秀樹の妻でメグの母。正義感の強い性格で、横浜の怪獣襲来では老人を助けるために自分がビルの下敷きになってしまった。旧姓はほぼ間違いなく坂田。 甘崎
郷秀樹
【ごう-ひでき】
 横浜で自動車整備工場坂田モータースを経営する老人。娘のメグと共にレースカー流星一号の完成を目指している。 甘崎
郷メグ
【ごう-めぐ】
 郷秀樹とアキの娘。 甘崎
坂田モータース
【さかた-もーたーす】
 郷秀樹が妻のアキと共に経営している自動車整備工場。工場内には本来の持ち主であった坂田健の写真が飾られている。 甘崎
佐々木敦子
【ささき-あつこ】
 高山我夢のガールフレンド。 甘崎
新マン兄さん
【しん-まん-にいさん】
 郷と出会ったミライがジャックという言葉に反応しないため、続けて叫んだ呼び名。 甘崎
スーパーヒッポリト星人
【すーぱー-ひっぽりと-せいじん】
 横浜に現れた怪獣達の親玉。ウルトラマンを特殊カプセルに封じてブロンズ化させてしまう能力を持つ。 甘崎
高山我夢 ウルトラマンガイア
【たかやま-がむ】
 子供の頃科学者になる夢を持っていた青年。現在は横浜マリタイムミュージアムで学芸員として働く。ウルトラマンガイアとして覚醒する。 甘崎
ダンディ4
【だんでぃ-ふぉー】
 ハヤタ・シン、モロボシ・ダン、郷秀樹、北斗星司の四人組の総称。 甘崎
7人の勇者 ヒビノミライ
【なな-にん-の-ゆうしゃ】
 この世界に紛れ込んでしまったミライが探していたキーワード。次々に懐かしい顔に出会うため、彼らがそうだと思い込むのだが… 甘崎
日本丸
【にほん-まる】
 横浜埠頭に係留されている巨大客船。ラストで宇宙船に改造され、ウルトラの星へと向かう。 甘崎
ハヤタ・アキコ
【はやた-あきこ】
 ハヤタ・シンの妻。旧姓はおそらくフジ。 甘崎
ハヤタ・シン ウルトラマン
【はやた-しん】
 横浜でサイクルショップを経営する老人でダイゴのガールフレンドのレナの父親。ウルトラマンとして覚醒する。 甘崎
ヒビノミライ
【ひびの-みらい】
 パラレルワールドからやってきたウルトラマンメビウスの人間体。全ての記憶を備えている唯一のキャラ…だが、未だに地球に慣れていないらしく、時折ボケをかます。 甘崎
藤宮博也
【ふじみや-ひろや】
 かつて我夢のライバルと称された天才科学者。画期的な宇宙航行技術を開発する。 甘崎
北斗星司
【ほくと-せいじ】
 横浜でパン屋を営んでいる老人。ウルトラマンAとして覚醒する。 甘崎
北斗夕子
【ほくと-ゆうこ】
 北斗星司の妻。旧姓はおそらく南。 甘崎
マドカダイゴ ウルトラマンティガ
【まどか-だいご】
 子供の頃宇宙船の船長になる夢を持った青年。現在は横浜市役所の観光課に勤める。ミライと出会うことで、自分がウルトラマンティガであることに覚醒する。 甘崎
モロボシ・アンヌ
【もろぼし-あんぬ】
 モロボシ・ダンの妻。フラダンスが趣味で、発表会を行っていたりもする。旧姓はおそらく友里。 甘崎
モロボシ・ダン ウルトラセブン
【もろぼし-だん】
 横浜でハワイアンレストランを経営する老人。ウルトラセブンとして覚醒する。 甘崎
ユミムラ・リョウ
【ゆみむら-りょう】
 アスカシンのガールフレンド。ボールボーイをしているシンの忸怩たる思いを一番良く理解している。 甘崎
流星一号
【りゅうせい-いち-ごう】
 郷秀樹が娘のメグと共に完成を目指している夢のレースカー。劇中で語られてはいないが、おそらくそれは坂田健の悲願のマシンであったのだろう。 甘崎
レナ
【れな】
 ダイゴのガールフレンドでハヤタ・シンの娘。オリジナル版では名字はヤナセだが、ここではおそらくハヤタになっているのだろう。 甘崎

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE


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2009年
坂本浩一
 これまで長年にわたって地球と人間たちを守ってきたウルトラ戦士たちの故郷“光の国”。そこはプラズマスパークと呼ばれる人工太陽によって住民たちに超常的な力を与え、星を安定化させていた。だが、ザラブ星人の姦計により宇宙牢獄から邪悪な戦士ウルトラマンベリアルが脱出した。100体の怪獣を召喚できる“ギガバトルナイザー”を手にしたベリアルは光の国へと侵入。プラズマスパークを奪い、ウルトラ一族への復讐を開始する。偶然外宇宙にいて難を逃れたウルトラマンメビウス(五十嵐隼士)は、ベリアルと戦うため、新たな戦士を探し出す。彼が見つけたのは、ZAP SPACYのクルーで、レイオニクス星人の遺伝子を受け継ぐ怪獣使いの青年レイ(南翔太)。そしてかつてベリアル同様力を求め、現在氷の星で訓練を受けているゼロ。まだ力が残っているウルトラマン達は、ベリアルの潜む怪獣墓場へと向かう…
 『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』『大決戦!ウルトラ8兄弟』に続く、ウルトラマン・サーガの最新作で、新しいヒーローを加えた新シリーズへと続く(であろう)一本。これまでのウルトラマンが大挙して出るとか、元首相の小泉純一郎が声優初挑戦だとか、何かと公開前にも話題を振りまいていた。
 先行する『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』『大決戦!ウルトラ8兄弟』の2本を一言でいえば、
ノスタルジー。昭和のウルトラマンシリーズ、あるいは「地上編」とされた新しいウルトラシリーズを知っている人には懐かしく、そしてそのノスタルジーを見事にくすぐる作品を作ってくれていた。
 これはこれで古い特撮ファンにとっては嬉しいことなのだが、これが通用するのはせいぜい2本まで。3本目ともなると流石に飽きが来る。
 スタッフもそれを感じてのことだろうか。昨年まで放映されていた外伝的な「ウルトラギャラクシー」を入れたり、新しいウルトラマンとしてゼロを登場させたりと、それなりに気を遣っているようで、更に本作を起点としてゼロを中心とした新シリーズをもくろんでいるような印象を与えさせてくれる。
 過去を一旦清算した上で新しい作品を作ると言う意志を汲むなら、本作にはちゃんとした意味はあった。少なくとも新しいものを生み出したいというスタッフの思いを受け取れただけで充分。

 その点は認めるのだが、内容的にはちょっと満足度は低かったか。
 一旦これまでのすべてのウルトラマンシリーズを精算させ(本作にはいわゆる“正統”とされる「ウルトラマン」「ウルトラマンメビウス」と、後に作られた“地上編”と呼ばれる3作の他、全く別の単体シリーズとして作られたもの
(アメリカ産含む)までほとんどすべてのウルトラマンが登場している)、全てを受け継いで新しいウルトラマンを作っていこうという心意気は認められるものの、その分やたらたくさんのウルトラマンが登場し、しかもあっけなく退場していくため、モブシーンの中で「あ、これは!」と言う以外見所が少なく、物語性も低い。あまりにも多くのウルトラマンが出てくるので仕方ないところはあるのだろうが、もう少し物語性を深めて欲しかった。描写的にも新しい所が無く、何となくいつもの雰囲気で終わってしまった感じもある。初めての悪のウルトラマンであるベリアルも、ギガバトルナイザーに頼った戦い方なので、単体での強さが分かりづらかったし、他のウルトラマン達に出番を取られた分、ゼロの個性も低い。
 物語の性質上、ここでは話を深められなかったなら、もし次回作があるなら、懐古趣味は終わらせ、ウルトラマンゼロ単体できっちり物語を作って欲しいものだ。

 ただ、流石に山ほどのウルトラマンと怪獣達が次々に登場しているので、それを観てるだけで楽しくはなる。出てきた怪獣やウルトラマンの名前をどれだけ言えるかと言うゲーム的な楽しみ方も出来るだろう。そうそう。だったらハヌマーンも出て欲しかった気もするな。
大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE Visual File

 

アーストロン
【あーすとろん】
 凶暴怪獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
アギラ
【あぎら】
 カプセル怪獣。ウルトラセブンに変身できなくなったダンが使用する。 甘崎
アスカ・シン
アスカ・シン 画像 <A> <楽>
【あすか-しん】
 ウルトラマンダイナに変身する青年。たまたまペンドラゴンがゼットン星人に襲われているのを発見し、それが機会でウルトラの星の危機に立ち向かうこととなる。本人は自らを「旅人」と言っていたが、「ウルトラマンダイナ」最終回で宇宙の果てに向かって旅を始めたが、どうやらその途中らしい。 甘崎
アストラ
アストラ 画像 <A> <楽>
【あすとら】
 レオの弟。レオと共にゼロの特訓を行っていた。 甘崎
アリゲラ
【ありげら】
 宇宙有翼怪獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
アングロス
【あんぐろす】
 土塊怪獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
アントラー
アントラー 画像 <A> <楽>
【あんとらー】
 磁力怪獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
EXゴモラ
【いー-えっくす-ごもら】
 覚醒したレイによってパワーアップしたゴモラ。 甘崎
ウィンダム
【うぃんだむ】
 カプセル怪獣。セブンに変身できないダンが使用する 甘崎
宇宙牢獄
【うちゅう-ろうごく】
 光の国に反乱を起こしたベリアルを閉じ込めた牢屋。ウルトラの星の上空に浮かび、常に戦士がその警戒に当たっている。 甘崎
ウルトラウーマンベス
【うるとら-うーまん-べす】
 「ウルトラマンUSA」に登場したウルトラウーマン。光の国にいる。 甘崎
ウルトラコロセウム
【うるとら-ころせうむ】
 光の国の中心部にある巨大な訓練施設。 甘崎
ウルトラセブン
ウルトラセブン 画像 <A> <楽>
【うるとらせぶん】
 ウルトラ兄弟3番目の弟。ベリアル襲撃時に一旦は倒されるものの、モロボシダン(森本晃嗣)となりエネルギー放出を最小限に留め、マンと共に最終決戦に挑む。 甘崎
ウルトラセブン21
ウルトラセブン21 画像 <A> <楽>
【うるとらせぶん-つーわん】
 「ウルトラマンネオス」に登場したウルトラマン。光の国にいる。 甘崎
ウルトラゼロキック
【うるとら-ぜろ-きっく】
 ウルトラマンゼロがレオとの特訓の末に編み出したキック技で、エネルギーを溜めた右足で急降下キックを見舞う技。 甘崎
ウルトラ念力
【うるとら-ねんりき】
 本来ウルトラマンが使う念力攻撃だが、ここでは人間体のハヤタが用いている。 甘崎
ウルトラの父
ウルトラの父 画像 <A> <楽>
【うるとら-の-ちち】
 ウルトラの星の警備隊長。ベリアル襲撃の際、最後までプラズマスパークを守ろうとしたが、ギガバトルナイザーを駆使するベリアルには全く敵わなかった。髭のない若い頃は「ケン」と呼ばれていた。 甘崎
ウルトラの母
【うるとら-の-はは】
 ウルトラの星の銀十字軍隊長でウルトラの父の妻。実子にタロウがいる。ウルトラの父と共に最後までベリアルからプラズマスパークを守ろうとして、氷付けにされる。若き頃は「マリー」と呼ばれていた。 甘崎
ウルトラベビー
【うるとら-べびー】
 ウルトラ族の赤ん坊。 甘崎
ウルトラマン
【うるとらまん】
 ウルトラ兄弟次兄。ベリアル襲撃時に一旦は倒されるものの、ハヤタ(黒部進)となりエネルギー放出を最小限に留め、セブンと共に最終決戦に挑む。 甘崎
ウルトラマン80
ウルトラマン80 画像 <A> <楽>
【うるとらまん-えいてぃ】
 ウルトラ兄弟8番目の弟。プラズマスパークの凍結によって凍らされてしまう。 甘崎
ウルトラマンA
ウルトラマンA 画像 <A> <楽>
【うるとらまん-えーす】
 ウルトラ兄弟5番目の弟。プラズマスパークの凍結によって凍らされてしまう。声は高橋圭二が当てている。 甘崎
ウルトラマンキング
【うるとらまん-きんぐ】
 ウルトラの星の守護神と呼ばれる超越的な存在。ベリアルの乱に際し、ベリアルを宇宙牢獄に閉じ込めた。尚、声は元日本国首相の小泉純一郎が当てている。 甘崎
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ウルトラマングレート
【うるとらまん-ぐれーと】
 「ウルトラマングレート」に登場したウルトラマン。光の国にいる。 甘崎
ウルトラマンジャック
ウルトラマンジャック 画像 <A> <楽>
【うるとらまん-じゃっく】
 ウルトラ兄弟4番目の弟。プラズマスパークの凍結によって凍らされてしまう。声は団次朗が当てている。 甘崎
ウルトラマンスコット
【うるとらまん-すこっと】
 「ウルトラマンUSA」に登場したウルトラマン。光の国にいる。 甘崎
ウルトラマンゼノン
【うるとらせまん-ぜのん】
 「ウルトラマンマックス」に登場したウルトラマン。光の国にいる。 甘崎
ウルトラマンゼロ
【うるとらまん-ぜろ】
 ウルトラセブンの息子。ウルトラ一族でも類い希なる能力を持ち、その力を過信したためにかつてプラズマスパークを手に入れようとする。セブンにそれを止められ、半追放となってしまい、現在は辺境の地で訓練に明け暮れている。本人はセブンの息子という事実を知らなかったようだ。 甘崎
ULTRA-ACT ウルトラマンゼロ
ウルトラマンダイナ
ウルトラマンダイナ 画像 <A> <楽>
【うるとらまん-だいな】
 宇宙を放浪しているウルトラマン。たまたまZAPを助けたことで、ゼロと共にベリアルに立ち向かう。 甘崎
ウルトラマンタロウ
ウルトラマンタロウ 画像 <A> <楽>
【うるとらまん-たろう】
 ウルトラ兄弟6番目の弟で、ウルトラの父とウルトラの母の実子。プラズマスパークの完全凍結を自らの体を張って阻止する。 甘崎
ウルトラマンチャック
【うるとらまん-ちゃっく】
  「ウルトラマンUSA」に登場したウルトラマン。光の国にいる。 甘崎
ウルトラマンネオス
ウルトラマンネオス 画像 <A> <楽>
【うるとらまん-ねおす】
 「ウルトラマンネオス」に登場したウルトラマン。光の国にいる。 甘崎
ウルトラマンパワード
【うるとらまん-ぱわーど】
 ウルトラマンパワードに登場したウルトラマン。光の国にいる。 甘崎
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ウルトラマンヒカリ
【うるとらまん-ひかり】
 「ウルトラマンメビウス」に登場したウルトラマン。光の国にいる。 甘崎
ウルトラマンベリアル ULTRA-ACT ウルトラマンベリアル
【うるとらまん-べりある】
 かつて強大な力を持ったウルトラ戦士の一人だったが、ある時にレイブラッド星人と出会い、その霊体を肉体に取り入れることによってレイオニクスとなる。プラズマスパークを独り占めにしようとしたが、ウルトラマンキングによって阻止され、宇宙牢獄に幽閉された。ザラブ星人によって復活させられる。 甘崎
ウルトラマンボーイ
【うるとらまん-ぼーい】
 光の国にいる少年型のウルトラマン。マスッコト的存在らしい。 甘崎
ウルトラマンマックス
【うるとらせまん-まっくす】
 「ウルトラマンマックス」に登場したウルトラマン。光の国にいる。 甘崎
ウルトラマンメビウス
【うるとらまん-めびうす】
 「ウルトラマンメビウス」に登場したウルトラ兄弟の末弟となった若き戦士。宇宙を飛び回って怪獣退治をしているが、それが功を奏し、ウルトラの星崩壊に巻き込まれずに済んだ。レイをスカウトする。 甘崎
ウルトラマンレオ
ウルトラマンレオ 画像 <A> <楽>
【うるとらまん-れお】
 ウルトラ兄弟7番目の弟。ゼロの特訓のため、弟のアストラと共にK76星でゼロを鍛えている。声は真夏竜が当てている。 甘崎
エメリウムスラッシュ
【えめりうむ-すらっしゅ】
 ウルトラマンゼロの光線技で額のビームランプから発射される細めのビーム。ウルトラセブンのエメリウム光線に対応する。 甘崎
エレキング
【えれきんぐ】
 宇宙怪獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
オキ
【おき】
 スペースペンドラゴンクルー。自他共に認める怪獣マニア。 甘崎
ガッツ星人
【がっつ-せいじん】
 分身宇宙人。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
ガルベロス
画像 <A> <楽>
【がるべろす】
 フィンディッシュタイプビースト。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
ガンQ
【がんきゅー】
 奇獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
ギガバトルナイザー
【ぎが-ばとるないざー】
 ベリアルが持つ棍棒状のバトルナイザー。100体ものモンスターをモンスロードして操れる。単体の武器としても使え、これ一本で並み居るウルトラ戦士達をなぎ払っていった。 甘崎
ギャラクシークライシス
【ぎゃらくしー-くらいしす】
 過去全てのウルトラシリーズの怪獣やウルトラマンが1つの世界に時空を超えて召喚されたとされた事件。これによりパラレルワールドの怪獣達が一堂に会することが出来るようになった。 甘崎
キングゲスラ
【きんぐ-げすら】
 海獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
キングゴルドラス
【きんぐ-ごるどらす】
 超力怪獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
キング・ジョーブラック
【きんぐ-じょー-ぶらっく】
 宇宙ロボット。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
キングシルバゴン
【きんぐ-しるばごん】
 剛力怪獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
キングパンドン
【きんぐ-ぱんどん】
 双頭怪獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
グドン
【ぐどん】
 地底怪獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
クマノ
【くまの】
 スペースペンドラゴンエンジニア。エンジニアとしての腕は超一級で、ヒュウガからは「魔法使い」と呼ばれている。 甘崎
グロマイト
【ぐろまいと】
 宇宙礫岩怪獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
K76星
【けい-ななじゅうろく-せい】
 磁気嵐が吹き荒れる過酷な惑星。ゼロが懲罰と特訓を兼ねてこの惑星に連れてこられた。 甘崎
ケルビム
【けるびむ】
 宇宙凶剣怪獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
ゴメス
【ごめす】
 古代怪獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
ゴモラ
ゴモラ 画像 <A> <楽>
【ごもら】
 古代怪獣。レイと共にレイオニクスバトルを戦い続けた怪獣。今回はウルトラマン達のサポート役として参戦。 甘崎
サドラ
【さどら】
 岩石怪獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
ザラガス
ザラガス 画像 <A> <楽>
【ざらがす】
 変身怪獣。惑星デントに現れた怪獣でスペースペンドラゴンと戦い、レイの使役するゴモラに敗れる。 甘崎
ザラブ星人
ザラブ星人 画像 <A> <楽>
【ざらぶ-せいじん】
 凶悪宇宙人。にせウルトラマンに変身し、宇宙牢獄からベリアルを逃がした張本人。ギガバトルナイザーを手にしていたことから、何者かによって操られていた可能性もある。 甘崎
サラマンドラ
【さらまんどら】
 再生怪獣。プラズマスパークを失った光の国に侵入した怪獣の一体。 甘崎
ジャシュライン
【じゃしゅらいん】
 宇宙三面魔像。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
シャプレー星人
【しゃぷれー-せいじん】
 暗黒星人。ウルトラマンベリアル配下の宇宙人。レイオニクスでもあり、ブラックキングを使役する。 甘崎
スーパーヒッポリト星人
【すーぱー-ひっぽりと-せいじん】
 地獄星人。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
スペースペンドラゴン
【すぺーす-ぺんどらごん】
 ZAP SPACYの汎用輸送艦。戦闘能力も高いが、この艦は特にオーバーテクノロジーであるペダニウムランチャーを搭載している。 甘崎
ゼットン
【ぜっとん】
 宇宙恐竜。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
ゼットン星人
ゼットン星人 画像 <A> <楽>
【ぜっとん-せいじん】
 変身怪人。怪獣墓場に向かうレイ達を妨害するために送り込まれた宇宙人。たまたま近くにいたアスカ・シンによって退けられる。 甘崎
ゼロスラッガー
【ぜろ-すらっがー】
 ウルトラマンゼロの東部に二本装着されているブーメラン状の武器。ウルトラセブンのアイスラッガーに対応する。 甘崎
ゼロスラッガーアタック
【ぜろ-すらっがー-あたっく】
 ゼロスラッガーを両手に構えて突進する技。 甘崎
ゼロツインシュート
【ぜろ-ついん-しゅーと】
 ウルトラマンゼロのゼロスラッガーを胸に装着して広範囲にビーム放射を行う技。 甘崎
ゼロツインソード
【ぜろ-ついん-そーど】
 二つのゼロスラッガーを合体させ剣にしたもの。通常の剣技の他、ビームを出すことも出来る。 甘崎
ゾアムルチ
【ぞあむるち】
 巨大魚怪獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
タイラント
【たいらんと】
 暴君怪獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
ダダ
ダダ 画像 <A> <楽>
【だだ】
 三面怪人。怪獣墓場でレイに襲いかかった宇宙人。 甘崎
ツインテール
【ついんてーる】
 古代怪獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
テクターギア・ゼロ ウルトラヒーローシリーズEX テクターギア・ゼロ
【てくたーぎあ-ぜろ】
 ウルトラマンゼロの能力を抑える養成用ギプス。ゼロはこれを着けたままウルトラマンレオとの訓練を強いられていた。 甘崎
テレスドン
テレスドン 画像 <A> <楽>
【てれすどん】
 地底怪獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
デント
【でんと】
 スペースペンドラゴンが立ち寄った惑星。怪獣ザラガスがそこにおり、交戦する。 甘崎
テンペラー星人
【てんぺらー-せいじん】
 極悪宇宙人。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
ドラコ
ドラコ 画像 <A> <楽>
【どらこ】
 彗星怪獣。プラズマスパークを失った光の国に侵入した怪獣の一体。 甘崎
ドラゴリー
【どらごりー】
 蛾超獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
ナース
【なーす】
 宇宙竜。怪獣墓場に向かうレイ達を妨害すべく、ゼットン星人と共に現れた怪獣。ウルトラマンダイナによって退けられた。 甘崎
ナックル星人
【なっくる-せいじん】
 暗殺宇宙人。怪獣墓場でレイに襲いかかった宇宙人。 甘崎
にせウルトラマン
【にせ-うるとらまん】
 ザラブ星人が化けたウルトラマン。いつものことだが、目がつり上がっていて、ブーツが反り返っていたりという形状の違いがあり。この姿で宇宙牢獄の門番を騙してベリアルを逃がした。 甘崎
ネオバトルナイザー
【ねお-ばとるないざー】
 レイが使用する進化したバトルナイザー。 甘崎
ノーバ
【のーば】
 円盤生物。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
バードン
【ばーどん】
 火山怪鳥。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
バキシム
【ばきしむ】
 一角超獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
バトルナイザー
【ばとるないざー】
 レイブラッド星人の子孫が持つ、怪獣をカード化して持ち運ぶことが出来るアイテム。契約した怪獣は意のままに操ることが出来る。 甘崎
ババルウ星人
【ばばるう-せいじん】
 暗黒星人。怪獣墓場でレイに襲いかかった宇宙人。 甘崎
ハヤタ
【はやた】
 ウルトラマンがエネルギー放出を抑えるために変身した人間体。 甘崎
バルキー星人
【ばるきー-せいじん】
 宇宙海人。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
バルタン星人
バルタン星人 画像 <A> <楽>
【ばるたん-せいじん】
 宇宙忍者。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
榛名ジュン
【はるな-じゅん】
 スペースペンドラゴン副長。レイに対しては特別な感情を持っているようにも見受けられる。 甘崎
バンピーラ
【ばんぴーら】
 アースロボッドタイプビースト。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
ピグモン
【ぴぐもん】
 友好珍獣。K76星でゼロとレオの特訓を見守っていた。 甘崎
ヒビノ・ミライ
【ひびの-みらい】
 ウルトラマンメビウスの人間体。ベリアルがウルトラの星を襲ったときは丁度宇宙に出ていたためプラズマスパークの影響を受けずに済んだ。セブンの指令によりベリアルに対抗するウルトラ戦士を呼びに行く。 甘崎
ヒュウガ
【ひゅうが】
 スペースペンドラゴン艦長。自ら「ボス」と呼ばれる事を好む。 甘崎
ファイヤーゴルザ
【ふぁいやー-ごるざ】
 超古代怪獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
プラズマスパーク
【ぷらずま-すぱーく】
 太陽を失ったウルトラの星を照らす人工太陽。このパワーのため、ウルトラの星の住民は超常的なパワーを手に入れた。この輝きが失われると、住民達は活動を停止してしまう。文字通りウルトラの星の心臓部分。 甘崎
プラズマスパークフラッシュ
【ぷらずま-すぱーく-ふらっしゅ】
 プラズマスパークの光を受けたウルトラマンゼロが放った最強の光線技。 甘崎
ブラックキング
【ぶらっくきんぐ】
 用心棒怪獣。シャプレー星人に使役される怪獣。氷漬けとなった光の国で生き残りのウルトラマンとレイを襲う。 甘崎
プレッシャー星人
【ぷれっしゃー-せいじん】
 実力派中堅芸人。怪獣墓場に登場した怪獣。ナインティナインの岡村隆史本人が演じてる。なんでも散々「顔が似てる」と言われてそのつもりになったのだとか。 甘崎
フログロス
【ふろぐろす】
 アンフィビアタイプビースト。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
ベムスター
【べむすたー】
 宇宙大怪獣。プラズマスパークを失った光の国に侵入した怪獣の一体。 甘崎
ベムラー
ベムラー 画像 <A> <楽>
【べむらー】
 宇宙怪獣。青い玉となり、宇宙を逃げ回っていたが、メビウスによって岩だらけの惑星状で倒される。 甘崎
ベリュドラ
【べりゅどら】
 百体怪獣。怪獣墓場にいた怪獣達がギガバトルナイザーによって集合合体した怪獣。その頭部にはギガバトルナイザーを持ったウルトラマンベリアルが鎮座している。尚、「百体」とあるが、実際には数千体の怪獣の身体が使われている。 甘崎
ベロクロン
【べろくろん】
 ミサイル超獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
ホー
【ほー】
 硫酸怪獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
マグマ星人
マグマ星人 画像 <A> <楽>
【まぐま-せいじん】
 サーベル暴君。怪獣墓場でレイに襲いかかった宇宙人。 甘崎
マグラー
【まぐらー】
 地底怪獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
ミクラス
【みくらす】
 ウルトラセブンが持つカプセル怪獣。セブンに変身できないダンが使用する。 甘崎
ムカデンダー
【むかでんだー】
 百足怪獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
ムサシ
【むさし】
 ZAP SPACYのエリートクルー。ペンドラゴンとの通信シーンで登場。「ウルトラマンコスモス」の春野ムサシの子孫かと思われている。役は杉浦太陽。 甘崎
メトロン星人
【めとろん-せいじん】
 幻覚宇宙人。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
モロボシ・ダン
【もろぼし-だん】
 ウルトラセブンがエネルギー放出を抑えるために変身した人間体。 甘崎
モンスロード
【もんすろーど】
 カード化された怪獣をバトルナイザーに通して実体化させること。 甘崎
ユリアン
【ゆりあん】
 女性のウルトラマンで、ウルトラマン80とは幼なじみに当たる。登場はちら見せ程度。 甘崎
リトラ
リトラ 画像 <A> <楽>
【りとら】
 原始怪鳥。レイが使役する怪獣の一体。空を飛べるため、主に移動用で用いられる。 甘崎
リフレクト星人
【りふれくと-せいじん】
 光波宇宙人。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
ルナチクス
【るなちくす】
 満月超獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
レイ
【れい】
 「ウルトラギャラクシー」から参戦した怪獣使い。ウルトラマンベリアル同様レイブラッド星人の遺伝子を受け継ぐ戦士で、ネオバトルナイザーを使い怪獣を召還するほか、ベリアルのギガバトルナイザーの力を抑えるなど、かなり活躍した。 甘崎
レイブラッド星人
【れいぶらっど-せいじん】
 究極生命体。怪獣の精神を完全に操ることが出来るため、かつて何万年にもわたり宇宙を支配していた帝王。肉体は滅んだが精神は生き残っており、その後継者に最初ウルトラマンベリアルを選んだ。ベリアルが封印された後、自分の遺伝子を宇宙にばらまき、怪獣バトルを開催し、その優勝者に自らの精神を憑依させて再び帝王に返り咲こうと試みた。 甘崎
レイモン
【れいもん】
 レイブラッド星人として覚醒したレイの本体。 甘崎
レオゼロキック
【れお-ぜろ-きっく】
 ウルトラマンゼロとウルトラマンレオの合体攻撃で、敵に向かって同時に左右からキックを見舞う。いわゆるX攻撃。 甘崎
レッドキング
レッドキング 画像 <A> <楽>
【れっどきんぐ】
 どくろ怪獣。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
ロベルガー二世
【ろべるがー-に-せい】
 円盤生物。怪獣墓場に登場した怪獣。 甘崎
ワイドゼロショット
【わいど-ぜろ-しょっと】
 ウルトラマンゼロが両手をL字に組んで放つ拡散型のビーム。ウルトラセブンのワイドショットに対応する。 甘崎

ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国


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2010年
アベユーイチ(監)
 かつてウルトラマンゼロ達によって倒されたウルトラマンベリアルが異次元で復活した。強大な銀河帝国を築いたベリアルはウルトラマン達の次元に邪悪な尖兵ダークロプスを多量に送り込んでくる。兄弟達よりベリアル帝国の本拠地を探る任務を受けたゼロは、ある惑星で人間の兄弟と出会う。弟を助けるために瀕死となった兄ランの姿を借り、一体化することで彼を救うゼロ。その後、惑星エスメラルダの王女"エメラナ姫"と出会ったゼロだが…
 かつて日本のお茶の間を席巻し、現在も細々と思いついたように新作が作られている「ウルトラマン」だが、円谷の方ももうテレビを作る体力を失ってしまったか、ここのところは年に一回程度劇場作品を作るくらいになってしまった。
 それでこれまでのウルトラマンを総括する形としてこれまで『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』(2006)『大決戦!超ウルトラ8兄弟』(2008)『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(2009)、?の三作が作られてきたのだが、これらはどれも痛し痒しという感じ。これら三作に共通するのは懐古趣味。古いオリジナル版の「ウルトラマン」シリーズを知っている人には懐かしいウルトラマンや人物が出てくるために嬉しくなるし、ヒーローものとして新しいファンも拡大できていた。
 ただ、三作目の『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(2009)に関しては多少毛色が違った。これまでの懐古趣味だけでなく、新しいヒーローとして新しいウルトラマンであるウルトラマンゼロが登場したのだ。

 で、本作の出来の方だが、確かに懐古趣味は随分入っているものの、それほど悪くはないというのが正直な感想
(それでも懐かしいヒーローが出る度、心の中で歓声を上げてるあたり、私自身のいい加減さが…特撮ファンの性というものか?)
 物語をあんまり単純にはせず、主人公たちに旅をさせてその場その場で世直しのような戦いをさせ、新しい仲間を得ていくという、特撮と言うよりもアニメか古いロール・プレイング・ゲームのような物語にしたのは、この作品については結構うまくはまっているし、お子様向きの物語としていい具合。
 これは主人公のウルトラマンゼロがこれまでのウルトラ兄弟とは性格がずいぶん違うからなんだろう。
 これまでのウルトラマンは人間を越えた力だけでなく、その性格も基本父性的な慈愛に溢れた性格付けがされている。そのため、「神のような」キャラになっていた。その分幅が狭く、人間時はともかく、ウルトラマンになってしまうと後は姿形が変わっただけでやってることは同じになってしまうという問題があった。2作目『大決戦!超ウルトラ8兄弟』がウルトラマンに変身した途端に面白くなくなったのはまさにそれが原因だ。
 それを反省したか、新しいウルトラマンゼロは
未完成キャラとして性格付けされた。具体的には、正義感溢れる人物だが、やや思慮が足りないところがあり、公共的な正義よりも自分自身の思う正義を優先する。目の前にある不幸を見逃すことができないという、まるで「マジンガーZ」の兜光二のような、ヒーローアニメの原点のような性格に仕上げて見せた。
 このため、人間体にならずとも、ウルトラマンの姿のままちゃんと物語を進行させることができるようになった。これまでの作品が、基本的に物語は人間が進め、ウルトラマンは戦うためだけに出していた構図を完全に変えることができたのが大きい。そのため、人間体、ウルトラマン体のどちらにも物語進行が担われ、その分幅のある物語を作ることができたのだ。
 だからこの作品は、これまでの「ウルトラマン」の映画作品とは毛色が全く異なるのだ。
 「ウルトラマン」誕生から半世紀。ここで全く新しい可能性が作られたということになる。そんな意味ではまさしく新しい「ウルトラマン」のメルクマールとなった作品となった訳である。
 物語自体がかなりお子様向きだが、これこそが新しい「ウルトラマン」の姿として捉えるべきであろう。

 …今思い出したが、レビュー書き始めた時は
「たぶん酷評になるだろう」という気分だったのに、いざ書いてみるとノッてしまって肯定的なレビューになってた。こんなこともあるもんだ。

 

アイアロン
【あいあろん】
 鋼鉄将軍。ベリアル銀河帝国の武闘派幹部。鏡の国を滅ぼした張本人で、ミラーナイトによって倒された。元ネタは「ミラーマン」に登場したアイアン。 甘崎
アイアロンソニック
【あいあろん-そにっく】
 アイアロンの出す衝撃波。 甘崎
アストラ
アストラ 画像 <A> <楽>
【あすとら】
 光の国の戦士の一人。ウルトラ兄弟の一員となっているのかどうかは不明。 甘崎
アナザースペース
【あなざー-すぺーす】
 ゼロが送り込まれた次元宇宙。この空間はウルトラマンに力を与えないため、送り込めるウルトラマンも一人に限られ、更にそこでの活動時間も限られる。 甘崎
アヌー
【あぬー】
 異世界にある惑星。ランとナオが住んでいた。 甘崎
アバンギャルド号
【あばんぎゃるど-ごう】
 炎の海賊が搭乗している宇宙戦艦。 甘崎
ウルティメイトゼロ
【うるてぃめいと-ぜろ】
 ウルトラマンゼロがバラージの盾を防具として纏った姿。 甘崎
ウルティメイトフォースゼロ
【うるてぃめいと-ふぉーす-ぜろ】
 ウルトラマンゼロにミラーナイト、グレンファイヤー、ジャンボットを加えた四人のチーム。 甘崎
ウルトラセブン
ウルトラセブン 画像 <A> <楽>
【うるとら-せぶん】
 光の国のウルトラマンの戦士の一人。ウルトラ兄弟三男。 甘崎
ウルトラゼロアイ
【うるとら-ぜろ-あい】
 ゼロからランに与えられた眼鏡状のアイテム。これを装着することでランはウルトラマンゼロに変身することが出来る。 甘崎
ウルトラゼロブレスレット
【うるとら-ぜろ-ぶれすれっと】
 セブンからゼロに与えられた万能兵器。 甘崎
ウルトラの父
ウルトラの父 画像 <A> <楽>
【うるとら-の-ちち】
 ウルトラ兄弟の父であり、宇宙警備隊の大隊長。ゼロをアナザースペースに派遣した人物。 甘崎
ウルトラの母
【うるとら-の-はは】
 ウルトラ兄弟の母。ウルトラの父と共にゼロの旅立ちを見守った。 甘崎
ウルトラマン
【うるとら-まん】
 光の国のウルトラマンの戦士の一人。ウルトラ兄弟次兄。 甘崎
ウルトラマン80
【うるとら-まん-えいてぃ】
 光の国のウルトラマン戦士の一人。ウルトラ兄弟の一員。 甘崎
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ウルトラマンA
ウルトラマンA 画像 <A> <楽>
【うるとら-まん-えーす】
 光の国のウルトラマンの戦士の一人。ウルトラ兄弟五男。 甘崎
ウルトラマンキング
【うるとら-まん-きんぐ】
 光の国の守護神とも言える人物。 甘崎
ウルトラマンキング(検索) <amazon> <楽天>
ウルトラマンジャック
ウルトラマンジャック 画像 <A> <楽>
【うるとら-まん-じゃっく】
 光の国のウルトラマンの戦士の一人。ウルトラ兄弟四男。 甘崎
ウルトラマンゼノン
【うるとら-まん-ぜのん】
 光の国のウルトラ戦士の一人。 甘崎
ウルトラマンゼロ
【うるとら-まん-ぜろ】
 ウルトラセブンの息子でウルトラの星の若きエース。兄弟達からダークロプスの脅威を除く任務を帯びて別次元へとやってくる。 甘崎
ウルトラマンタロウ
ウルトラマンタロウ 画像 <A> <楽>
【うるとらまん-たろう】
光の国のウルトラマンの戦士の一人。ウルトラ兄弟六男。  甘崎
ウルトラマンヒカリ
【うるとら-まん-ひかり】
 光の国のウルトラ戦士の一人。 甘崎
ウルトラマンマックス
【うるとら-まん-まっくす】
 光の国のウルトラ戦士の一人。 甘崎
ウルトラマンメビウス
【うるとら-まん-めびうす】
 光の国のウルトラ戦士の一人。 甘崎
ウルトラマンレオ
ウルトラマンレオ 画像 <A> <楽>
【うるとら-まん-れお】
 光の国のウルトラマンの戦士の一人。ウルトラ兄弟七男。 甘崎
エスメラルダ
【えすめらるだ】
 ベリアル銀河帝国によって滅ぼされた惑星。滅亡時にエメラナとジャンボットだけが逃亡した。 甘崎
エメラナ
【えめらな】
 エメラナ・ルルド・エスメラルダ。惑星エスメラルダの王女。王族の証としてエネルギーの塊であるエメラル鉱石のパワーを体に入れている。 甘崎
エメラル鉱石
【えめらる-こうせき】
 アナザースペースにおけるエネルギーの塊。惑星エスメラルダの大地には大量の鉱石がある。そのためベリアル軍に狙われた。 甘崎
カイザーベリアル
【かいざー-べりある】
 かつてウルトラマン達によって倒された悪のウルトラマン。別次元で銀河帝国を作り、銀河皇帝を名乗る。 甘崎
鏡の星
【かがみ-の-ほし】
 ミラーナイトの故郷で巨大な鏡の中にある二次元世界の惑星。基本的に平和主義者の集まりで、三次元世界には干渉しない。 甘崎
ガル
【がる】
 アバンギャルド号の三兄弟の長男。 甘崎
ギル
【ぎる】
 アバンギャルド号の三兄弟の次男。 甘崎
グル
【ぐる】
 アバンギャルド号の三兄弟の末弟。 甘崎
グレンドライバー
【ぐれん-どらいばー】
 グレンファイヤーが敵を抱え上げて脳天を叩き付ける技。 甘崎
グレンスパーク
【ぐれん-すぱーく】
 グレンファイヤーが全身に炎を纏って敵に突っ込む技。 甘崎
グレンファイヤー
【ぐれん-ふぁいやー】
 炎の海賊の用心棒をしている巨大ヒーロー。粗暴で口が悪いが、一度信用すると徹底的に信頼する性格。 甘崎
グレンファイヤーキック
【ぐれん-ふぁいやー-きっく】
 グレンファイヤーのキック。 甘崎
グレンファイヤーパンチ
【ぐれん-ふぁいやー-ぱんち】
 グレンファイヤーが繰り出すパンチ。炎を纏っている。 甘崎
ゴーネビーム
【ごーね-びーむ】
 ダークゴーネが放つ光線。 甘崎
ゴーネビュート
【ごーね-びゅーと】
 ダークゴーネが用いる鞭状の武器。 甘崎
叫べナオ
【さけべ-なお】
 ジャンバードがジャンボットになる際、操縦者のナオに言った台詞。「ジャンボーグA」の主題歌から。 甘崎
ジャンブレード
【じゃん-ぶれーど】
 ジャンボットの左手に収納されている刃。 甘崎
ジャンバード
【じゃん-ばーど】
 ジャンボットの飛行形態。体内には居住区もあり、人が乗っている時はこれが基本形態となる。 甘崎
ジャンファイト
【じゃん-ふぁいと】
 ジャンバードがジャンボットに変形する際のかけ声。 甘崎
ジャンブレード
【じゃん-ぶれーど】
 ジャンボットの右腕に搭載された剣。 甘崎
ジャンボット
【じゃんぼっと】
 惑星エスメラルダに代々伝わる超兵器。宇宙船形態であるジャンバードが通常形態だが、人型に変形した時にはこのように言われる。人工頭脳を持ち、人間とコミュニケーションを取る事が出来るが、その性格は生真面目で、融通が利かないこともしばしば。エメラナ姫を守り、エスメラルダを脱出したところをランとナオに接触する。 甘崎
ジャンミサイル
【じゃん-みさいる】
 ジャンボットの背中あるいはジャンバードの羽根から放たれるホーミングミサイル。 甘崎
シルバークロス
【しるばー-くろす】
 ミラーナイトの必殺技で、両手をクロスして光の十字架を作り出す。 甘崎
スペースニトロメタン
【すぺーす-にとろ-めたん】
 宇宙に漂う発火性物質。炎の海賊の本拠地はこれが集まる場所にある。 甘崎
ダークゴーネ
【だーくごーね】
 暗黒参謀。ベリアル帝国の知力担当。非常に丁寧なしゃべり方をする冷徹な戦士。 甘崎
ダークロプス
【だーく-ろぷす】
 カイザーベリアルによって送り込まれた尖兵。その姿はウルトラマンゼロに酷似している。 甘崎
ディフェンスミラー
【でぃふぇんす-みらー】
 ミラーナイトの技で、光のバリアーを張る技。 甘崎
ディフェンスミラーゼロ
【でぃふぇんす-みらー-ぜろ】
 ミラーナイトとウルトラマンゼロの合体バリアー技。 甘崎
デルスト
【でるすと】
 ベリアル銀河帝国の揚陸船。ダークロプスを多数搭載して光の国に攻め込んだ。 甘崎
ナイトムーバー
【ないと-むーばー】
 ミラーナイトの技の一つで、鏡を使って物体をテレポートさせる。 甘崎
ナオ
【なお】
 惑星アヌーに住む兄弟の弟。ウルトラマンゼロとなった兄ランと共に旅立つ。名前の由来は「ジャンボーグA」の立花ナオキから。 甘崎
ハスキー
【はすきー】
 惑星アヌーで使用されているホバー艇。 甘崎
バトルアックス
【ばとる-あっくす】
 ジャンボットの左肩の盾を変形させた斧。 甘崎
バラージの盾
【ばらーじ-の-たて】
 アヌーに伝わる伝説で、宇宙が乱れる時に悪を撃つという伝説のアイテム。その実体はウルトラマンイージスだった。そのかけらをランとナオが受け継いでいるが、その形状はウルトラマンネクサスのエナジーコアに似ている。 甘崎
ビームエメラルド
【びーむ-えめらるど】
 ジャンボットが放つビーム攻撃。 甘崎
光の国
【ひかり-の-くに】
 ウルトラマン達が住むM78星雲にある星。 甘崎
必殺風車
【ひっさつ-かざぐるま】
 ジャンボットのバトルアックスに回転力を加え叩き付ける技。元ネタのジャンボーグAの必殺技でもある。 甘崎
ヒロ
【ひろ】
 ランとナオの父親。二人にバラージの盾の伝説を語っていた。 甘崎
ファイヤーコア
【ふぁいやー-こあ】
 グレンファイヤーの胸の奥にあるエネルギーコア。 甘崎
ファイヤースティック
【ふぁいやー-すてぃっく】
 グレンファイヤーが持つ伸縮自在の炎の棒。 甘崎
ファイヤーダッシュ
【ふぁいやー-だっしゅ】
 グレンファイヤーが体に炎を纏わせて敵に突っ込む技。 甘崎
ファイヤーフラッシュ
【ふぁいやー-ふらっしゅ】
 グレンファイヤーが炎のパワーを込めたファイヤースティックで敵を攻撃する技。 甘崎
ブリガンテ
【ぶりがんて】
 ベリアル銀河帝国の宇宙戦艦。 甘崎
ベリアルウイルス
【べりある-ういるす】
 ミラーナイトが感染させられてしまったウイルス。ゼロの名前を聞くと、攻撃するようプログラムされている。 甘崎
ベリアル銀河帝国
【べりある-ぎんが-ていこく】
 カイザーベリアルを頂点とする帝国。完全なる独裁制で、ベリアルに忠誠を誓う四天王と、その配下の怪獣軍団。更に機械化部隊であるダークロプスによって構成される。 甘崎
炎の海賊
【ほのお-の-かいぞく】
 隠れ宇宙にいる宇宙海賊で船長はガル、ギル、グルの三兄弟。グレンファイヤーを用心棒として雇っている。 甘崎
マイティスター
【まいてぃ-すたー】
 反ベリアル同盟の旗艦。その形は「マイティジャック」のマイティ号に似ている。 甘崎
マルチバース
【まるち-ばーす】
 多数の別宇宙が集まった超空間のこと。様々な次元を内包しているため、時として宇宙の中に別次元の宇宙が存在することもある。ゼロが送り込まれたのもそう言った次元の一つ。 甘崎
マレブランデス
【まれぶらんです】
 ベリアル群の本拠地となる移動要塞。 甘崎
ミナ
【みな】
 ランとナオの母親。既に故人。 甘崎
ミラーキック
【みらー-きっく】
 ミラーナイトの連続キック技。 甘崎
ミラーナイト
【みらー-ないと】
 二次元人を父とし、エスメラルダ人を母に持つ鏡の騎士。エスメラルダの守護者を自認していたが、ベリアルによってエスメラルダが蹂躙された際、ベリアルウイルスに感染させられてしまい、その姿を恥じて鏡の世界に引きこもってしまった。 甘崎
ミラーナイフ
【みらー-ないふ】
 ミラーナイトの技で、片手から出す手裏剣状の光線。 甘崎
ミラーハレーション
【みらー-はれーしょん】
 ミラーナイトが鏡を使って移動する技。この際、ミラーナイトは体が半透明化する。 甘崎
ミラーパンチ
【みらー-ぱんち】
 ミラーナイトの連続パンチ攻撃。 甘崎
焼き鳥
【やき-とり】
 グレンファイヤーがジャンボットを揶揄して言う時の呼称。 甘崎
ユリアン
【ゆりあん】
 光の国の女性戦士。 甘崎
ラン
【らん】
 惑星アヌーに住む兄弟の兄。ベリアル銀河帝国の反抗軍の一員だったが、弟のナオを助けるために命を落とす。その勇敢さを見たウルトラマンゼロと一体化する。 甘崎
レギオノイド
【れぎおのいど】
 異世界におけるベリアル銀河帝国の尖兵。αタイプとβタイプの二種類がある。 甘崎
レギオビーム
【れぎお-びーむ】
 レギオノイドの目から出るビーム。 甘崎
名称
【】
  甘崎

 

シン・ウルトラマン

<A> <楽>
樋口真嗣(監)
塚越隆行
市川南
庵野秀明
製作代表
山本英俊
企画
庵野秀明
臼井央
黒澤桂
和田倉和利
青木竹彦
西野智也
川島正規
山内章弘
森賢正
共同製作
松岡宏泰
緒方智幸
永竹正幸
原作監修
隠田雅浩(製)
庵野秀明(脚)
斎藤工
長澤まさみ
有岡大貴
早見あかり
田中哲司
西島秀俊
山本耕史
岩松了
嶋田久作
益岡徹
長塚圭史
山崎一
和田聰宏
高橋一生
山寺宏一
津田健次郎
★★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 突如日本だけに地中から巨大生物が現れるようになった。通常兵器では太刀打ち出来ないその生物は禍威獣と呼ばれるようになり、様々な形態の禍威獣が現れた。それらに対応するため、日本政府はスペシャリストを集結させ、禍威獣特設対策室専従班、通称“禍特対”を設立した。そして新たな禍威獣出現と共に出動するが、電気を吸っては周囲にまき散らす巨大禍威獣通称ネロンガを相手に、全く手が出せなかった。そんな時、空から光が落ち、そこから禍威獣と同サイズの人型の巨大生物が出現し、瞬く間にネロンガを退治して姿を消した。禍特対班長田村君男(西島秀俊)は、禍威獣以外にもウルトラマンと呼称されるその巨大人型生物の調査を始めることとなった。そんな時、ウルトラマン調査のため禍特対に分析官浅見弘子(長澤まさみ)が赴任し、隊員の神永新二(斎藤工)とバディを組むこととなる。秘密主義で打ち解けない神永にいらだちを感じる浅見だったが、そんな時に又新たな禍威獣が出現する。

 かつてオタクのアイコン的存在だった庵野秀明は、2010年代に入ってから新しいコンセプトとして「シン」を冠する作品をこれまで二作世に出した。一つは世界に認められる日本のアイコンともなっているゴジラをリブートした『シン・ゴジラ』(2016)であり、もう一つが、これも世界的に認められた大ヒットアニメの完結編『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』(2020)である。どちらも庵野秀明の思い入れがたっぷり詰まった好作だった。監督が本気で作ると、ここまでのものが出来るという実力を遺憾なく発揮した二作だった。この二作品で間違いなく庵野は日本のトップクリエイターとなったことを内外に広く認めさせた。
 この「シン」シリーズは四作が予定されており、本作『シン・ウルトラマン』は三作目に当たる。
 ただし庵野は企画脚本に回って、盟友である樋口真嗣に監督を任せた。
 樋口真嗣はある意味とても不遇な監督でもある。実力はあるのに、何故か作る作品がみんなぱっとせず、樋口監督を応援する人たちも、「またか」と思わされ続けていた。樋口監督の場合、脇に回って技術的なことや折衝などをやらせるときっちりやるのに、監督という責任のある立場はどうも苦手らしい。おそらく人が良すぎて他人の言うことを最大限叶えようとした結果、本来持つソリッドな演出が出来ないまま映画が完成してしまう結果を呼んだからだろうと思っている。それでも例えば『シン・ゴジラ』なんて樋口監督のサポート無しでは完成出来なかったというのだから、サポート役に徹すれば良い役割を果たす。
 それで今回は監督として表に出ているので、実は本作は観るのが少々怖い部分もあったのだが、初日にいそいそと観に行ってしまった。

 一見してからの感想を言おう。
 まず本作は色々細かいところで問題点はある作品だが、全体的には私は肯定する。パーセンテージで言えば、否定20%。肯定80%と行ったところか。でも否定の部分もちゃんと意味は受け止められるので、そこも含めて肯定しよう。

 ここからが本文になるが、あらかじめ言っておくとだいぶ長文になる。

 まずそもそもから「ウルトラマン」というコンテンツの映画にはいくつかの種類がある。
 一つには、その時テレビ放映していた作品を映画にするパターン。なんせリアルタイムで観ているウルトラマンを劇場で観られるので、確実な集客が望める。過去『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』(1998)から始まったこの手法は途中の休眠期間はあるものの、伝統的に続いている。今はこれがメインで作られている。
 二つ目に、似たパターンではあるが、ウルトラマンの集合としてのドラマを作るもの。旧作から新作まで登場したウルトラマン達が大挙して出演し、同じく大挙して現れる怪獣と戦うものとなる。最初に出したのが『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』(1974)で、それから長らく作られていなかったが、『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』(2006)で復活。このヒットによって以降は定期的に作られるようになった。この場合劇場オリジナルの新しいウルトラマンを出演させてウルトラマンゼロのように重要なキャラを作ったりもしているので、コンテンツとしては重要なものになっている。
 三つ目に、完全オリジナルのウルトラマンを突然劇場に投入する方法もある。これまでに『ウルトラマンゼアス』と『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』(2001)『ULTRAMAN』(2004)の三本が作られた。これらはこれまでテレビで登場したウルトラマンは登場しない(若しくはフィクションとして解釈されている世界)世界観の中の完全オリジナルで、劇場後に照れ秘シリーズが作られたことも共通している。ただし、これは当たり外れがとにかく激しいため、相当な賭けであり、かなりの覚悟が必要となる(実際にコケた『ULTRAMAN』は危うく円谷の身売りまでささやかれていたほど)。
 四つ目の方法として、テレビシリーズの再編集版というのもある。『ウルトラマン』(1979)『ウルトラマン物語』(1984)『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』(1984)の三作が作られているが、テレビの再編集版に少しの新作映像を入れれば済むため、コスパは良いものの、多用すると視聴者にそっぽ向かれてしまうため、多用は出来ない最終手段みたいな方法となる。

 さて、それで本作はどのパターンに入るのかというと、全く新しいパターンとして作られたものとなる。四つ目の方法に近い部分もあるものの、全てが新作映像なので、やはり当てはめることは出来ないだろう。
 本作の特徴。それはテレビシリーズ「ウルトラマン」のリメイクという点である。リブートであれば、毎年テレビシリーズでもやってるし、新解釈という意味でなら劇場版なら既に『ULTRAMAN』でやっている。だが本作はリブートではない。オリジナル版の「ウルトラマン」の再解釈である。ここにきて五つ目のパターンが作られることになった。
 リメイクと言うことであって本作は基本的に「ウルトラマン」の文脈に沿った物語展開をしているし、出てくる禍威獣(怪獣)や外星人(宇宙人)も「ウルトラマン」に登場したものばかりになってる。明らかに「ウルトラマン」の再解釈若しくは新解釈を目指している。

 しかし最も難しいものに手を突っ込んでしまったものだ。
 特撮オタクであればやってみたい夢ではある。しかしこれをやる場合、ほとんど全員、文章で行うだろう。「私はこう思う」というエクスキューズを付けて文章で開陳するなら、それを読む人は温かい目で見てくれるし、時として褒めてもくれる。
 だが、それを映像でやるのは暴挙である。
 映像とは同じ土俵であり、作ってしまったら多かれ少なかれオリジナルに傷を付ける。
 ウルトラマンはオリジナルのテレビシリーズの出来の良さもあるが、不出来な部分も含めて大変愛されている作品であり、その愛されているものに敢えて新しい解釈を加えるならば、旧来のファンの恨みを買うのは必至である(現にその発言はネットで結構大きくなってる)。これに手を突っ込む勇気にはまず最大限リスペクトしたい。

 では一体何をリメイクの肝にしたか。ここが重要になるのだが、それはこれまでのウルトラマンシリーズで、できるだけ見ようとしなかった部分。つまり、「何故ウルトラマンは人を守るか」という点である。
 ウルトラマンは神ではないが、かなり全能に近い高位次元的存在である。それが何故人間というちっぽけな存在を気に掛けて守ろうとするのか。これに関しては解釈では数多く見られている。前述のように文章であれば、可能性としていくつかの解釈は私も目にしている。でもこれは深く考えないようにしてることが多い。人間には分からない何らかの理由があるとか、ひたすら善意でという解釈で思考を止めてしまった方が良い。そもそも作り手自身が考えてないことの方が多いのだから。
 本作は敢えてそこを描写することで、ウルトラマンの行動様式に解釈を付けてみた。
 高位次元的存在にとって人類などは知能を持った動物のようなものだ。何もしないなら放っておいても良いが、もし宇宙の秩序に手を出すようならば、抹殺の対象となる。本作に登場するウルトラマン個体名リピアも、あくまで観察対象として人類を眺めるために地球に来ていたようだ(この辺は「ウルトラマン」ではなく「ウルトラセブン」の設定に近いし、ほぼ『天元突破グレンラガン』の設定と同じだ)
 ただ、リピアはその任務に彼なりの嫌気を感じていた。それは任務の退屈さではなく、人類とは距離を置いて、心情を理解しないように務める任務に、人類を害獣扱いして檻から出ようとしたら抹殺するという任務自体にストレスを感じていたのだろう。
 しかも人類は後に彼らウルトラマン達のような進化を遂げる可能性さえ持っていたことが暗示されており、そのような存在を抹殺することに相当なストレスを感じていたようだ。
 そしてリピアは禁断の方法。人類の一個体と融合することで、人類を理解しようと考えた。
 これによって人間の感情が入り込む。融合元の神永のパーソナリティを受け入れることで、深い人類愛を理解するようになった。
 本来冷徹に人類の危険性を観測する側が、人間と融合することで今度は人類を守ることを選択するようになる。高位次元的存在の特権的立場を捨てて、死の可能性を持つようになったとしても、それ以上の満足を得ている。
 この点が本作の再解釈のメインとなる部分。
 ウルトラマンが人類を守るのは、人類を守ろうと思う人の意思を取り込んで、それに共感したからということになる。しかしラストでゾーフィによってその方法は重大な犯罪である事が示されているので、地球人に肩入れするというのは、宇宙の秩序の面からするなら、最大級の裏切りである。言うなれば、檻に閉じ込めた害獣を愛してしまって、それを命を賭けて守ろうとするようになってしまったようなものだから。
 そう考えると、手っ取り早く人類抹殺を考えたザラブの方がむしろ宇宙の秩序を守る側に立っているし、人類に利用価値を付け加えて生き延びさせようとするメフィラスの方が遥かに現実主義である。
 リピア=ウルトラマンはそのような外星人の考えではなく、人類を愛するという純粋な愛情で地球を守ることを選択した。
 これがウルトラマンが人類を守る理由である。これまで触れてこなかった解釈をここでぶつけてきた。
 尤もこれは解釈としては新しいものではなく、西部劇では既に『シェーン』(1953)で使われているし、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(1990)『アバター』(2009)などで多く使われているパターンだ。だが、それを明確にしたことによって、「ウルトラマン」のシリーズは完全に再解釈されてしまったことになる。

 これを書いている時点で劇場公開から一週間。初日の熱に浮かされたように褒めちぎっていた論調が徐々に薄れ、批判が上がってきている理由の一端は、これに危機感を覚える人が大変多いからだと思っている。

 その上で私はどうこれを感じているかというと、「全部受け入れる」に近い。良いじゃんその解釈で。
 尤もこれに関しては、劇中避難をかわす言動もあって、これを受け入れにくい人は、これは「マルチバースだから」と思うとダメージも軽減する。ウルトラマンの世界は「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」以降、並行世界の物語として全ての作品を一つの世界観で見るようになった。その一つの宇宙ではウルトラマンはこう言う解釈で存在するのだと思えば良い。

 

浅見弘子
浅見弘子 画像 <A> <楽>
【あさみ-ひろこ】
 禍特隊の新規メンバーで公安調査部から出向してきた。神永新二に対して興味を持って調べ始めるが、逆に外星人の暗躍に巻き込まれてしまう。役は長澤まさみ。 甘崎
ウルトラマン
ウルトラマン 画像 <A> <楽>
【うるとらまん】
 人類を守る光の巨人のこと。光の巨人のことを人間側で勝手に呼んだ呼称だが、本人も気に入っているらしい節がある。地球に飛来した時点で禍特隊の神永新二の命を奪ってしまい、その責任感から神永と一体化する。 甘崎
大隈泰司
【おおくま-たいし】
 内閣総理大臣。 甘崎
カイゲル
カイゲル 画像 <A> <楽>
【かいげる】
 溶解禍威獣。敵性大型生物第5号。 甘崎
禍威獣
禍威獣 画像 <A> <楽>
【かいじゅう】
 日本に次々現れる巨大生物。通常の動物とは異なり、飛び道具や光線技など様々な特殊技を持つため、動物とは完全に区別される。 甘崎
加賀美
【かがみ】
 警察庁警備部公安課職員。神永の元同僚で、神永にこっそり情報を流している。神永が変化していることは知っているはずだが、変わらず援助していた。 甘崎
禍特対
禍特対 画像 <A> <楽>
【か-とく-たい】
 正式名称禍威獣特設対策室。日本に次々現れる禍威獣に対抗するため日本政府によって設立された対策組織。禍威獣出現の報を受けると出向き、そこで調査と対策を提案する。 甘崎
ガボラ
ガボラ 画像 <A> <楽>
【がぼら】
 禍威獣第8号。地底怪獣で、放射性物質に引きつけられる。 甘崎
神永新二
神永新二 画像 <A> <楽>
【かみなが-しんじ】
 禍特対メンバーの一人で、元は警視庁公安部だった。仕事柄元から謎の多い人物だった。ネロンガ出現時に逃げ遅れた子どもを救おうとしたところ、宇宙から飛来した外星人の衝突で命を落とす。その外星人と一体化することで光の巨人となった。その思考はどこまでが神永本人なのか、ウルトラマンのものなのかは不明。役は斎藤工。 甘崎
狩場邦彦
【かりば-くにひこ】
 防衛大臣 甘崎
小室肇
【こむろ-はじめ】
 防災大臣。 甘崎
ゴメス
ゴメス 画像 <A> <楽>
【ごめす】
 最初に現れた禍威獣。 甘崎
ザラブ
ザラブ 画像 <A> <楽>
【ざらぶ】
 外星人第1号。地球の侵略を目的として地球で観測していたが、ウルトラマンが地球に来たことを知り、行動を開始する。ウルトラマンが人類の敵であることを印象づけた上で自らを信用させようとした。 甘崎
ゼットン
ゼットン 画像 <A> <楽>
【ぜっとん】
 地球人の可能性が高すぎることに危惧したゾーフィが地球そのものを滅ぼすために連れてきた天体制圧用最終兵器。 甘崎
ゾーフィ
ゾーフィ 画像 <A> <楽>
【ぞーふぃ】
 ウルトラマン同様光の国からやってきた外星人。ウルトラマンが観測員の任務を逸脱したことを知ってその調査にやってきた。地球人の進化に危機感を覚えたため、地球そのものを破壊しようとする。 甘崎
そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン。 ゾーフィ
【そんなに-にんげん-が-すき-に-なったのか-うるとらまん】
 神永と合体して人間的な思考を持つに至ったウルトラマンに対してゾーフィが言った台詞。 甘崎
滝明久
滝明久 画像 <A> <楽>
【たき-あきひさ】
 城北大学理学研究科非粒子物理学の非粒子物理学者。禍特隊としては分析官で、特撮マニア。役は有岡大貴。 甘崎
田村君男
田村君男 画像 <A> <楽>
【たむら-きみお】
 禍特隊専従班班長。冷静に物事を判断する。部下思いではあるが、時に果断な決断も行う。役は西島秀俊 甘崎
中西誠一
【なかにし-せいいち】
 外務大臣 甘崎
ネロンガ
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【ねろんが】
 禍威獣第7号。電気を捕食し、体を透明に出来る。また高電圧の電撃を放つ。 甘崎
パゴス
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【ぱごす】
 放射性物質捕食禍威獣。敵性大型生物第6号。オープニングでスチール登場。 甘崎
早坂
【はやさか】
 陸自戦闘団長。禍威獣対策の最前線で戦っている。 甘崎
船縁由美
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【ふなべり-ゆみ】
 文部科学省から出向中の生物学者。禍特隊では禍威獣対策を生物学の見地からのアドバイザー。役は早見あかり。 甘崎
ベータカプセル
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【べーた-かぷせる】
 神永が本来の姿であるリピアに戻る際に必要なエネルギーを封じたカプセル。これを使わないと変身できない。 甘崎
ペギラ
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【ぺぎら】
 巨大不明生物第3号。冷凍ビームを吐く怪獣。 甘崎
マンモスフラワー
マンモスフラワー 画像 <A> <楽>
【まんもす-ふらわー】
 巨大不明生物第2号。植物型の禍威獣。 甘崎
宗像龍彦
【むなかた-たつひこ】
 禍特隊室長。ほとんど顔が見えないまま。 甘崎
メフィラス
メフィラス 画像 <A> <楽>
【めふぃらす】
 外星人第0号。ザラブやウルトラマンが来る前から地球に来ており、様子を窺っていた。その目的は、地球人が兵器として使えるかどうかを見極めることで、ウルトラマンが地球人と合体したことで、そのポテンシャルを認めたため、姿を現した。地球人にベータカプセルを供与することで交渉しようとした。禍特対に作戦がばれたため、ウルトラマンと戦うが、この星が光の国に狙われたことを知って外宇宙に逃亡する。 甘崎
ラルゲユウス
ラルゲユウス 画像 <A> <楽>
【らるげゆうす】
 飛翔禍威獣。敵性大型生物第4号。劇中ではシルエットのみだが、巨大な鳥の姿をしている。 甘崎
リピア
【りぴあ】
 恒点観測員としてのウルトラマンの固有名。 甘崎
名称
【】
  甘崎