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29 |
| 読書 |
蜘蛛ですが、なにか?10
少しずつ力を取り戻しつつある“私”は、リハビリを続けつつ、魔王がこの世界を救うためにどれだけ努力しているのかを知って全面的な協力を約束する。一方、宿敵のエルフにクラスメイトが捕らわれているということを聞き込み、彼らを救うためにはどうするかも考え始めていた。
作品前半の物語が二つの物語で16年みの開きがあったため、これからその間を埋める作業に入っている。具体的には主人公が力を取り戻すまでにそれだけの時間が掛かるということで基本的には動かないまま時が過ぎる。それで周囲の状況を咀嚼するための回といった感じ。無理矢理アクションも一つ取って見所は付けているが、概ねは動きはない。 |
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| 31話 |
一瞬記憶が戻ったものの、ディスレースの調整で再び記憶が封じられてしまったマッドレックス・フューリー。それが寂しいサンシーターはマッドレックスの記憶を取り戻そうとするのだが、最後の手段としてブンレッドと戦わせてみようとする。
敵はマッドレックス・フューリー。そしてブンブンキラーロボ。ブンブンカーを使って変形も出来るようになっていた。
今回はサンシータの中心回。過去共に戦ったマッドレックスに過度な期待をかけるサンシーターは、元のマッドレックスに戻ってほしいと努力を重ねる。そんな努力は無駄だと笑いながらからかうディスレースという構造。一方、今のマッドレックスは自分のハンドルを握ってないと見抜いた大也は気が進まぬまま戦っていたが、ブンレッドと戦っている内に少しマッドレックスも変化している。
巨大化戦ではサンシータの操るブンブンキラーロボがますますパワーアップしており、今回はブンブンジャーロボもイエロー、ブルー、ブラックの三人だけで戦っているために実力拮抗と言ったところ。
ディスレースにあまり親近感が湧かないサンシータは、サンシータの使うギョーカイ用語をこっそり「下品」と言っていた。目の前にディスレースがいるんだけど。
<先斗はチンドン屋のように始末屋の営業をしていた。「始末屋」ってくらいだから裏家業。それで頼む人間っているだろうか?
デコトラーデの最後の台詞は「負けたと思うまで俺たちは負けない」だった。夢を掴むまで一歩も退かない覚悟なんだな。> |
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| 27 |
| 映画 |
| 子供達のダンス |
子ども達が踊っている様子をカメラに収めた作品。踊っているのは当時流行のダンス、ラ・バドワーズ。
まさに流行っているものを映像として残すことは映画の大きな役割の一つ。当時流行のダンス、しかも子どもが踊っているのは貴重で、単純に見えてかなり重要性の高い作品でもある。 |
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| 4話 |
行き倒れ寸前のショウマは農家の仲村家に助けられ、食事を振る舞われる。一方グラニュート研究家を名乗る酸賀研造と出会った絆人は研造からグラニュートのことを聞いていた。
敵は変身前のエージェント。シータとジープが連れていた二体で、その姿だけでガヴを圧倒した。
今回はショウマの方は具体的な敵とは戦わなかったが、これまでエージェントを送り込んでいたシータとジープと出会う。二人はショウマを弟と呼んでいた。
今回でやっとショウマの過去が少し明らかにされた。ショウマの母は人間だが、異世界でグラニュートとの間にショウマが生まれた。その結果、ショウマは他のグラニュートとは異なるガヴを持つ。父が亡くなった際、兄弟達から殺されそうになって人間界に逃げてきたが、グラニュートの世界では落ちこぼれだったショウマの力は人間界でかなり力が上がり、母の言葉に従ってグラニュートに襲われている人を救っているらしい。
一方の絆人の方は酢賀研造という男からグラニュートのことを聞かされるが、それで自分の母を攫っていったのはグラニュートである事を知り、更に研造が確保したゴチゾウから、グラニュートと戦う力があるかも知れないと告げられる。
今回はストーリーはそこそこ。設定の方の説明が大部分の話になっていた。色々分かってありがたい。
ショウマはマシュマロを食べたお陰で新しい力に目覚め、ふわマロフォームに変身。 |
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| 恐るべき新世代映画監督たち 山中瑶子 奥山大史 空音央 内山拓也 インタヴュー集(2024) |
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| 荒木重光 |
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| 25 |
| 読書 |
パタリロ!47
マライヒが産んだ子どもフィガロは、僅か一月で一歳児以上に大きくなってしまう。そのため育児で疲れ切っているマライヒをからかいにやってきたパタリロだが、逆に育児に付き合わされてしまう。ところがそのフィガロこそ、超人類の誕生だと分かった秘密結社がフィガロの命を狙っていた。
突然古参のタマネギ9号が出てきて事件の中心になっていた。子を思う親の描写がこれまでにない説得力があるのだが、多分著者の実感と言うことだろう。 |
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| 9話 |
20年前。闇がこの世界を覆おうとしていた時、一人の騎士が身を挺して世界を守った。だが闇は魔戒法師の体内に宿り、闇の子として生まれた少女がいた。彼女こそVERSUS
ROADの主催者伽堂アザミだった。彼女の過去と、現在をつなぐ物語。
過去の黄金の鎧を巡る争いが描写される。そもそもは魔戒騎士によって装着されるはずの鎧が、誰も装着出来なかったという。そこで鎧を装着出来る人間を探すためにゲームという形で選抜を行っているらしい。
その主催者は葉霧宵刹という男と伽堂アザミという女。この二人の出会いと再会がVERSUS ROADの始まりとなった。
謎めいたVERSUS ROADの秘密の一端が明らかにされる。黄金騎士を操る人間というのが消えてしまった世界の中で、ガロの鎧を動かすためにこのゲームは存在する。しかしその鎧を動かすためには陰我を必要とするという事で、明らかにこれまでのシリーズのものとは違っている。
黄金騎士の鎧が人の陰我を吸い取ってダークメタルを作り出すというのも初めての設定となる。この作品における黄金騎士の鎧は呪いのようなものだ。 |
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| 23 |
| 映画 |
| インサイド・ヘッド2(2024) |
子どもだったライリーも思春期を迎えつつあった。アイスホッケーを通して仲の良い友人達とも良い競い相手になっていき、生活も充実していたが、ホッケーのスカウトを受けられるかどうかで高校が決まるとなり、少々ナーバスになっていたが、そんなライリーの頭ではヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリの五人がこれまでとは異なる対応に追われていた。そんな時、突然新たにシンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシという新しい感情が生じた。特にシンパイは脳内の主導権を取り、最初の五人を閉じ込めてしまうのだった。
ピクサーとしても大ヒットを記録した『インサイド・ヘッド』(2015)の続編。10年もブランクがあると言うのに一作目に勝るヒットを記録した。
ヒットの理由はいくつもあるだろうが、正直な話、私にその理由はよく分からない。ただ思春期をテーマにしたというのは一つの意味があると思う。
思春期は誰しも通る道だが、思春期そのものをテーマにする作品と言うのはそう多くはなかった。多くの作品では思春期単体と言うよりスポーツや勉強に付随するものとして描かれることが多いようだ。
本作もアイスホッケーというスポーツも同時に描かれているものの、主体の方が思春期の方となる。しかもその思春期まっただ中で脳内で何が起こっているのかというのを描くのは前代未聞で、本作のみのユニークな設定となる。
前作に引き継いで五人の脳内キャラが活躍するが、それに加えて更に四人のキャラが登場。そのキャラがそれぞれ心配、羨望、羞恥、怠惰というのもなかなか絶妙な選択だ。これらは確かに自分の中にもあって、長じてしまうと恥ずかしい黒歴史へと変わるものだが、まさにこの時代にはどうしようもなくやってきてしまう。日本ではいわゆる「中二病」と呼ばれる状態で、それを経験した人間だと、その気持ちというのがよく分かる。特に私の場合は脳内で語りかける声と内から湧き上がる衝動には長く苦しめられることになったので、共感もひとしおだった。
本作のヒットの要因とは、まさしくその共感度によるもの。大人が観てると大変恥ずかしいながら、自分自身を思い出させ、その貴重な時間を追体験することが快感になる。
一方、純粋な続編として本作を観てもしっかり分かりやすくなるので、例えばビデオなどで観た子どもも楽しめるだろうし、一作目を観た人間こそ、スムーズな成長物語として受け止めることが出来る。全方面に巧く作られた作品である。
ポリコレにもちゃんと配慮した全方面から非難されることのない優等生作品と言えるだろう。 |
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| 11話 |
星元市で起こっている陥没事件について調査していたSKIP。それは地中からやってきた怪獣オカグビラのものだった。ウルトラマンアークに変身してオカグビラと戦うユウマだが、空から突然光と共に巨大な物体が現れる。
敵は古代地底獣オカグビラ。星元市で行われている道路工事を妨害するために地中から現れた怪獣。そして機械巨像ギヴァス。宇宙からやってきた機械のような姿をした人型の物体。攻撃するものに対しては反撃するが、それ以外は動かずにうなり声のような謎の音を繰り返し発する。繰り返すフレーズからギヴァスと名付けられた。後に音声解析から「ギヴァス」というのは「敵」という意味と分かる。
前後編となる話の前編で、地球にやってきた人型の巨大な物体が敵か味方かを探る話となる。ただ佇むだけで何もせず、コミュニケーションも取れないのでこれが敵か味方か全く分からないが、ユウマはギガスがオカグビラから女の子を救ったのを目撃したため、ひょっとしたら友好的な存在かもしれないと調査をすることになる。
この調査に関しては調査専門部門であるSKIPと防衛隊とでは温度差があり、そこが見所でもある。この作品ならではの話だ。それでユウマはついシュウに向かって酷い言葉を投げてしまった。
ウルトラマンがダメージを受けてそのまま人間の姿に変わるという描写があった。等身大のヒーローでは定番だがウルトラマンではかなり珍しい。
<シュウの運転する車が去った直後にユウマはアークに変身しているが、バックミラー見たら一発でばれると思うぞ。> |
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| 21 |
| 読書 |
命日
かつて父の転勤に伴って仙台市にある住宅に引っ越した“私”の家族。それから時を経たある日の新聞で、その町で事件が起こったことを知った。その瞬間に蘇る恐ろしい記憶とは。
呪われた家の話で、そのまんま「呪怨」。因果とは全く異なり、家がそこに入った人を取り殺すというパターン。小説でもこういうのがあったんだな。 |
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| 30話 |
常槍からとある屋敷から“あるもの“あるもの”を奪う依頼を受けた射士郎は、先斗とビュンディを雇って囮にすることで首尾良くそれを手に入れた。お屋敷の名はかつて未来と結婚しようとしたボンボンの実家で、そこにあるのはハシリヤンの鍵イグニッションキーだった。
敵はゴンググルマー。頭と胸にゴングを装着した苦魔獣。無理矢理敵にグローブをはめさせてボクシング勝負を挑むがその際に実況しながら戦う特徴がある。右手に持つハンマーは打ち出の小槌と同じ能力を持ち、敵を小さくすることが出来る。
今回は射士郎の中心回。射士郎がブンブンジャーになるまでの過去が語られた。元々スパイ活動をしていた射士郎はISAに依頼され、ブンブンの秘密を探りに大也の家に入ったのだが、あまりに単純な警報装置に引っかかってしまってそこで大也に逆に雇われることになったという。
1話で未来の結婚式やってた青里ファミリーが今回に関わっている。存在感が強かったので、また出るんじゃないかと思ってたが、意外なところで出てきた。
青里ファミリーはハシリヤンとも関わりがあり、イグニッションキーを家に置いてあった。地球にはハシリヤン前任のキャノンボーグがイグニッションキーを配布していたようで、それがハシリヤンとの契約の印となっていた。ISAがそれらのキーを回収していたが、それは平和のためではなかったようでもある。
前回ディスレースによって復活させられたマッドレックス・フューリーは記憶を失っていたが、ブンレッドの頭部への攻撃で一時的に記憶を取り戻していた。
<ブンバイオレットが放ったパンチは「対向車線パンチ」だそうだ。明らかに「炎の転校生」でやってた「滝沢国電パンチ」からだろうが、今や国電はないので同じ名前では使えないもんな。
ブンブルーとブンバイオレットが放ったパンチは「ダブル爆弾パンチ」だそうだ。同名のパンチを使っていたヒーローがいたぞ。> |
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| 映画の切り札 ハリウッド映画編集の流儀(2024) |
<A> |
<楽> |
| 上綱 麻子 |
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| 19 |
| 映画 |
| ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー(2024) |
デトロイト市警に長年勤めるアクセル・フォーリー(マーフィ)はある日窃盗団を追っている内、街に甚大な被害を与えてしまう。友人であるジェフリー・フリードマン副署長(ライザー)から、しばらく休暇を命じられ、娘のジェーン・ソーンダース(ペイジ)と会うよう勧められる。気は進まないアクセルだが、他にすることも無くなってしまったためにビバリーヒルズに住むジェーンの元を訪れるのだが、そのジェーンは弁護士としてやっかいな事件に首を突っ込んでいた。彼女が命を狙われている事を知ったアクセルは旧知のビバリーヒルズ警察に乗り込んで彼女の保護を願うのだが…
エディ・マーフィの最大のヒット作で、爆発的にヒットした『ビバリーヒルズ・コップ』(1984)は当時のヒット作の例に漏れず着実に続編を作ってきたが、『ビバリーヒルズ・コップ3』(1994)で一旦休止してきた。これで終わったかと思ったのだが、なんと2024年になって30年ぶりに続編が登場。凄く驚かされるニュースだった。
ネットに上がっている監督のインタビューを見たら、これまでも何度も続編の話はあがっていたが、エディ・マーフィにぴったりのストーリーが出来ず、ここまで来てしまったが、ようやく続編に足る脚本を得たからとのこと。
では、本編はどうかと観てみたのだが、何というか、とても懐かしい感じの作品だった。全く新しさを感じさせないどころか、古くさすぎる。結果として本当に30年前の続編といった感じ。例えばこれが1995年に公開されたとしても全く違和感がないほど。
これは悪口ではない。今こういうのを作れることが喜ばしくもあるのだ。こういうのがあっても良し。
はみ出し刑事が色々引っかき回すことで巨悪のガードを崩し、その隙を捉えて犯人を挙げるというのはまさに90年代の作り方そのもの。映画作りの中でも最もスタイリッシュな時代を上手く捕らえていた感じはある。
私としても、改めて90年代の映画の良さというのを本作を通して再認識できたし、今作られると一回り回って新鮮に見えるものだと思える。
続編としてはこれで良かったとは思う。
ただその一方、30年という時代を経ているので、今の時代に合った全く新しい『ビバリーヒルズ・コップ』を観たかったという思いはどうにも捨てることが出来ない。どっちかというと、そっちの方を観たかった気分ではある。 |
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| 3話 |
又しても行き倒れてしまったショウマは肉体労働者の筋元に助けられ、その仕事を手伝うことになる。そんな筋元がグラニュートに襲われてしまい、ショウマは仮面ライダーガヴに変身して戦うが…
敵はボン。ウニ型のグラニュート。攻撃を受けることで身体を硬化させて通常攻撃を受け付けなくなる。肉体が耐えられる以上のダメージを与えられることで倒された。
今回も旅の途中で行き倒れてしまった。このパターンが続いている。今回は粗野で暑苦しい筋元という男に拾われ、その仕事を手伝うのだが、やってることは空き巣だった。正義感の強いショウマは泥棒を防ぐが、一攫千金を狙う筋元が大金を目の前にして喜んだところをグラニュートに捕獲されてしまった。
今回のガヴはソーダ味のグミを食べることで右手を巨大化させて戦っている。
グラニュートを追う辛木田絆人はここでガヴと遭遇。その絆人は前回の甘根幸果の何でも屋によく通っていたことが分かった。やっぱりこの二人はレギュラーらしい。更にグラニュート研究家が現れ、ガヴがボンを倒した際落としたゴチゾウの二つを手にした。
<絆人は幸果の連絡を受けて戦いの現場に向かうが、誰も見てなかったようなのに目撃情報はあるんだ。> |
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| 17 |
| 読書 |
町を求む
とある街を牛耳るマフィアのナンバー・ツーだった“俺”はボスへの裏切りを部下の密告で防がれてしまい、町を追い出されてしまった。そこで“俺”は今度は新しい町で自分がボスとなるためにどうすれば良いのかを考え始める。
こうすれば簡単に町一つを壊せるというアイディアを、一人の人間の思考実験として提示した話で、こう言うのが自分の町に現れたらと思うと恐怖ではある。それを含めてブラックユーモアとなってる。 |
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| 10話 |
ユウマの同級生だった木崎カズオはアマチュア無線愛好家で、毎日のように「フィオ」と名乗る謎の女性と交信を続けていた。だがその二人の交信にひかれて宇宙から怪獣がやってくる。
敵は騒音怪獣ノイズラー。宇宙を飛行し、音波を捕食する怪獣。特殊な電波が発せられていることを探知して地球にやってくる。音波であればなんでも食べるため、周囲の音が消える。
今時アマチュア無線の話が展開。70年代に流行ったものだが、一回り回って新しい話かも。そのアマチュア無線で、宇宙からのメッセージを受信してしまったためにそれが怪獣を呼び込んでしまう。
たまたまその張本人がユウマの中学の同級生だったことからドラマが展開していく。人と距離を置くタイプの人間で怪獣よりも自分の思いの方を優先するとか、性格もちょっと典型的すぎたようだし、そんな男に無理矢理距離を詰めようとするユウマとか、オチも含めて話も少々古くさい感じもある。今の時代だからこその解決方法を提示してほしかった気はする。
今回もアークはオチを付けるためだけに登場。昭和の時代からのパターンだが、これはこれでドラマを深めるには良い感じ。
<アマチュア無線と言うことは電波で通信しているのだが、電波が異星に届くまでにはどう短くても数年かかる。だから同時通信できるためには何らかの方法があるはずなのだが、それを全く提示できなかった。こういうのは無理矢理にでも説明してなんぼ。> |
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| 15 |
| 映画 |
| ツイスターズ(2024) |
かつて故郷のオクラホマで仲間達とともに竜巻の威力を弱める実験をしていたケイト・カーター(エドガー=ジョーンズ)は、思いもしない巨大竜巻に遭遇してほとんどの仲間を竜巻に吸い込まれてしまった。その後気象予報士となり、ニューヨークで自然災害の発生を予測する仕事をしてたのだが、かつての仲間の生き残りハビ(ラモス)からの頼みでオクラホマで竜巻対策にあたる彼のチームに躊躇いつつも合流することになった。現地に行くと、竜巻チェイサーとして人気の映像発信者タイラー・オーウェンズ(パウエル)と競争するように竜巻を追いかける羽目に陥る。当初単なる命知らずで有名になりたがりとばかり思っていたタイラーのチームが真剣に竜巻に向かい合ってることを知っていく。
かつてヤン・デ・ボン監督によって作られた『ツイスター』(1996)の約30年ぶりの続編。ストーリーとしては概ねオリジナルを踏襲している上に前作とキャラの関わりもないので、むしろリブート作品と言った方が良かろう。
監督は『ミナリ』で強烈な印象を与えた韓国にルーツを持つチョン監督で、最初それを知った時は、全く違った毛色の作品をどう作るのかと思ったのだが、それは杞憂だった。本当に巧く作られている。
リブートなのでメインの物語は『ツイスター』を踏襲してる部分もあって流れも似ている。だが格段に面白い。
その理由を考えてみると、キャラクター造形の巧さが際立っている点だろう。確かに『ミナリ』の良さはキャラの良さだったが、本作で監督がちゃんと人の個性を把握していることが分かった。この作品のキャラは皆とても上手く複雑な人格を表している。
主人公のケイトの若き頃は天才そのものでとても熱い心を持った人物で、身勝手ながら自分自身を肯定しまくっていた。
だが自分の勝手な思い込み故に仲間の命を奪ってしまったために鼻っ柱を折られて深く責任を感じた。それ故にそれ以降の人生は自らを律し、自分を表に出さずに、組織の中でこぢんまりと自分の才能を使って行ければ良いと思うようになった。
そんな彼女がタイラーと出会った時、そこに本当に自分がやりたかったことをやってる人間がいることが分かってしまう。しかも自分が同じ立場ならば、タイラーを越える能力を発揮できることが分かってしまう。そこで彼女の心は葛藤を起こすようになる。そこで精神を落ち着かせるためにタイラーとは距離を置こうとするのだが、タイラーの方がそれを許さずにぐいぐいと迫ってくる。更に竜巻災害を共に潜ることで、ついに彼女の心は覚醒していく。
そして覚醒したケイトは誰にも止められず、自ら竜巻に立ち向かっていく。
一人の人間が長い停滞とトラウマを越えて本来の自分自身を取り戻すというストーリー展開は月並みなのだが、それだけに正しいやり方だ。本作はそれだけでなく、はっきり敵に立ち向かうという明確な目的を設定するので、極めて興奮するし、心が燃える。構成としては『ハスラー』(1961)だが、これをヒーローものと考えるなら『スーパーマン II 冒険篇』(1981)と同じ。
作り方がヒーローの誕生そのものなんだよ。しかも全て理詰めでそこまで持っていきかたが。とにかく上手い。
彼女を引き立たせるために脇の人間の造形もしっかり作られてる。ケイトが複雑な分、キャラ造形は多少単純になるが、それぞれが腹に隠した本音を少しずつ明かしていき、最後はケイトをちゃんと支える存在になっていくというのも、仲間と友に成長する燃える展開だ。
とにかく観ていて心地よかったし、『ツイスター』で感じていた不満点は見事に解消されていたので本作は推せる。
それよりこれだけ完璧にヒーローもののフォーマットが出来てるのだから、これを手本にして欲しいもんだ。
ところで本作にはもう一つ思い入れがある。
『ツイスター』が公開された1996年。この時東京で仕事をしていたが、仕事の研修で二週間ほどたまたま地方都市にいて、一日休みをもらったとき、街を観光してから映画館に入った。そこで観たのが『ツイスター』だった。
それから約30年が経過し、何と転勤でその同じ都市へと赴任した。まさしく今年転勤した場所で(映画館は違っているが)、同じ『ツイスター』を観ている。不思議な感覚だった。それだけに本作は絶対に観なければならないと思っていたし、それがこんなに面白くなったことが何より嬉しい。 |
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| 29話 |
ディスレースと決着を付けるために、玄蕃が去った後のブンブンジャーは停滞気味で、それぞれ自分の出来ることをしていた。そんな時、ディスレースはサンシータに命じ、ブンブンジャーに倒されたマッドレックスのパーツとギャーソリンを集めさせ、その上で効率的にギャーソリンを集める方法を考えていた。
敵はネオングルマー。ネオンの苦魔獣。店の中でオブジェとなっており、店に入った人のギャーソリンを根こそぎ奪ってしまう。バトル空間を作り出してブンブンジャーを誘い込んでいたぶるが、ブンブラックの熱い魂で撃破した。
前回から復讐のためにブンブンジャーを抜けた玄蕃=ブンオレンジの抜けた穴は大きく、大也をはじめとしたブンブンジャーもやや落ち込み気味。それでもそれぞれ自分の仕事はきっちりやっている。そんな中でISAに何か秘密があると睨んだ射士郎が調査を開始している。
一方、ハシリヤンではディスレースがなんと死んだマッドレックスを復活させた。新しい名前はマッドレックス・フューリーだが、これは『マッド・マックス 地獄のデス・ロード(フューリー・ロード)』から。肉体は再生したが精神は無いようで、ディスレースの命令に無言で従っている。
ディスレースが作った苦魔獣はこれまでとは異なりいくつもの特殊な能力を持つ。奪ったギャーソリンを貯めることなく直接本部に送れるとか、バトル空間という特殊空間を作れるとか。ただこれって魔空空間なのでは?
<サンシーターがレストランを作って客を呼び寄せるシーンがある。やってることは「ヤッターマン」の三悪だが、身体は人間でも顔がそのまんまなのに誰もツッコミ入れてない。
マッドレックス復活のためのギャーソリンは前回漫画家から奪ったもの。つまり今の島本和彦はギャーソリン抜かれた状態ということ。> |
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| 恐るべき新世代映画監督たち 山中瑶子 奥山大史 空音央 内山拓也 インタヴュー集(2024) |
<A> |
<楽> |
| 荒木重光 |
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| 13 |
| 読書 |
BEASTARS6
命を賭けた殴り込みの結果、ハルを無事救出できたレゴシは初めての二人だけの夜を迎えた。その後、なんとか無事学園に戻ることが出来た二人だったが、そこにはルイの姿がなかった。ルイ不在のまま、演劇部を引っ張っていくのは意外にもハイイロオオカミの後輩ジュノだった。
あれだけのアクションの後であっけなく学園生活に戻るのだが、危機を乗り越え、自分自身を受け入れたレゴシは確実に大人になっている。そんなレゴシを眩しく見ている級友達と、そんなレゴシに認めてもらおうと努力するジュノ。精神的にはとても面白い話の展開になった。一方、食われるために獅子組に出向いたはずのレゴシが意外な立場で再登場。 |
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| 2話 |
又しても空腹で行き倒れてしまったショウマは何でも屋をしている甘根幸果によって助けられる。そこでショウマは何でも屋のお手伝いをすることになる。
敵はウィップル。タコ型のグラニュート。八本の触手を操って攻撃する。
前回と今回で、新しい人と巡り会って人助けをするパターンが続いている。旅をして人助けをするパターンは「仮面ライダーストロンガー」以来だが、このパターンを続けるのかどうかは不明。
一方事件を追う事件記者の辛木田絆斗も、もう一人の主人公として少しずつ存在感を出している。過去が少し明かされているが、母をグラニュートに殺されたことが分かった。
甘根幸果と辛木田絆斗の二人、どっちも名字に味を意味する言葉が付いているので、この二人がレギュラーになりそうだ。それに何でも屋はライダーの職業としてはぴったりだし。それになんか何でも屋の店内が特別に作られたものっぽい。
ガヴは新しいフォームであるザクザクチップスフォームへと変身した。攻撃する度にポテチを噛む音がするので、ちょっと美味しそう。
<行き倒れているはずなのに、声を掛けられたら元気いっぱいについていく。これでは善意の人を騙してるような気がする。
お菓子を食べるとゴチゾウを生み出すが、パンツから出てきたのがいたぞ。排泄物?
幸果の親切に対し、「俺みたいな不審者に何故?」と言ってるショウマ。この自覚を持ってるライダーって今まで相当少なかったぞ。> |
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| 11 |
| 映画 |
| 巨人の星 大リーグボール |
入団テストを経て星飛雄馬(古谷徹)は憧れの巨人軍に入団出来た。二軍からの出発だったが、持ち前の速球で、ほどなく一軍入りしたのだが、試合の中で球質の軽さが露呈してしまい、次々に長打を浴びてしまう。二軍に降格された飛雄馬は悩み続けた結果、魔球に活路を見いだす。
シリーズ三作目となる本作は、原作で最も重要な大リーグボールの誕生秘話となり、「巨人の星」の醍醐味をたっぷり観る事が出来る作品となった。
前回の話で星飛雄馬は念願の巨人軍に入ったが、そこからストーリーと、何より飛雄馬の感情は乱高下する。
これまで父に叩き込まれて培われた速球は、最初のうちはプロとしても十分通用した。そこで連勝を重ねる飛雄馬はプロ生活も楽勝と思い始め、本当に自分が「巨人の星」になれたと思い込む。
だが、そこで奈落へと叩き込まれてしまう。飛雄馬の球質は軽く、スピードに目が慣れたプロにとっては、飛雄馬は単なる長打製造マシンと化す。更にこれは飛雄馬の体格によるもののため、直しようが無い致命的な欠点である事が分かってしまうのだ。
そこで奈落の底から這い上がるためにはどうすれば良いのかと悩んで、その末に新たな力を得る。この時間に詰め込むにはかなりの劇的な展開だと言えるし、このシリーズの中では最も出来は良いだろう。
だが、ふと考えてみた。実際にこれだけのスピードを持つ球を、そんなに簡単に打てるのか?そもそも飛雄馬の体格はちょっとだけ背が低いだけなのに、そんなに球質が軽くなることってあり得るのだろうか?話の都合上そうしないといけないのだが、改めて考えると無理がないだろうか? |
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| 8話 |
第四回戦の戦いの中、凉介から死んだ友のために戦えと諭された世那は戦う意思を取り戻す。一方殺し合いは続き、徐々にプレイヤーも減っていく。
四回戦は同じくバトルロイヤル形式で、8人が4人になるまで戦うと言うもの。ここまでの流れで中心人物は6人になっているが、その内の一人奏風大が魔剣に手を出した上で時間切れとなってアンデッド化した。その大を倒すために日向蓮も魔剣を手にして同じくアンデッド化してしまった。ライバルだった天羽涼介と奏風大は最後にようやく殺し合いの決闘をして正気を取り戻した大は満足して死に、最後に魔剣を手にした世那によってアンデッド化した蓮が倒されてゲーム終了。
結果として空遠世那、天羽涼介、南雲太輔、香月貴音の四人が決勝に残る。 |
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| 09 |
| 読書 |
篦棒な人々
著者の雑誌連載で、とにかくインパクトのある人たちと会いたいという企画に従って出会った人々のインタビュー記事。興行師の康芳夫、画家石原豪人、文筆家川内康範、前衛芸術家糸井貫二のインタビュー。
著者が書いていたように、確かに有名でインパクトのある人たちのインタビューで、実に貴重。彼らがこれまでなしてきたとんでもないことも本人の口から語られると味わいがある。 |
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| 9話 |
透明怪獣ネロンガが星元市に出現した。電気を流すことで姿を現すことが分かったため、SKIP星元市分所はSKIP本部所属の怪獣分析班・山神と共同作戦を取ることとなった。山神はかつてリンとは古い知り合いだったのだが、実は快獣細胞の横流し疑惑が持たれていた。
敵は透明怪獣ネロンガと地底怪獣パゴス。冒頭に登場したネロンガは防衛隊とSKIPによって加重電気を加えられて倒れたが後に復活。パゴスは元々地下でネロンガと戦っていて、ネロンガを追って地上に現れた。
マニアに高額で売れることから、怪獣の細胞の横流しをしている人がいるという。こういう経済観念を作品に盛り込むのは「パトレイバー」っぽさがあって良い感じ。
それで怪獣細胞を横流ししている疑惑を持った人物を探るリンだが、恩師を探るのに良心の呵責を覚え、結局ばらしてしまっている。既に妻子のある男に対して、はっきり恋心を打ち明けたりもしてるが、SKIP職員としてなすべきことはきっちり行っている。なかなかほろ苦いストーリーだ。
お陰でアークの出番はオチを付けるためだけになってしまったが、これはこれで良し。
山神によると、ネロンガ、ガボラ、パゴス、マグラの四種類の怪獣は祖先が同じだという。「ウルトラマン」で着ぐるみ流用したものをこうやって説明に入れたのは上手い。ちなみに今回登場したネロンガとパゴスの二体は『シン・ウルトラマン』にも登場していた。
今回の監督は湯浅弘章。かつて辻本監督と共に押井守の実写作品を支えた撮影監督で、実写版『パトレイバー』も何話か監督している。
<怪獣の細胞を回収するのは困難らしいが、これまでの戦いで相当な細胞が飛び散っていると思われる。回収の機会はそれなりにあったと思う。
リンが力になりたいと言ったらすっかり信用してしまう山神。単純すぎるやろ。
今回はアークによって怪獣二体が真っ二つに切断されている。近年では珍しい描写だ。> |
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| 教養として知っておきたい映画の世界(2024) |
<A> |
<楽> |
| コトブキツカサ |
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| 07 |
| 映画 |
| モノノ怪 唐傘(2024) |
女の園である大奥に二人の若い女性アサ(黒沢ともよ)とカメ(悠木碧)が奉公にやってきた。何でもテキパキ出来るアサはたった一日で大奥の欠員を代理するほどの出世を果たすが、カメの方はまるで要領が悪く、邪魔者扱いをされるようになってしまう。それでも二人は共にここで頑張っていこうと誓い合うのだが、アサは欠員となった女性が不審な消え方をしたこと、その女性が何かに首を突っ込んでいたことなどを知っていく。そんな中でも日常は続いていくのだが、徐々に大奥の中に不穏な空気が澱んでいった。そしてこの大奥に目を付けていた妖怪退治を生業としている薬売り(神谷浩史)は、その異変にいち早く気づく。
2007年にテレビ放映されたアニメ「モノノ怪」は超絶的な描写によって一部の好事家に愛されていたが、それが今頃映画になると聞いて驚いた。あれから15年も経過して、一体どれだけ絵が進化しているのやら。
そのうちに配信するから、そっちの方を観ても良かったのだが、この進化を最大限観るためには劇場の方が絶対良いと思って観に来てみた。
いやいや。はっきり凄まじく進化してた。それは確かにふんだんな予算のこともあるが、技術の進歩と、作り手の空間把握の巧さが見事に融合していた。
まず絵がまるで和紙に描いたかのような質感で、ほぼ原画そのものが動いてる感じ。更にキャラの背後も常に何かしら動いているし、CGの進化はここまで来るのかと驚かされる。更に特に後半のアクションシーンの質の高さも。これはたいしたものだ。是非劇場で観て欲しい作品だった。
物語自体は少々不思議な感じがあるが、割と単純。しかしそこに積み上げられる伏線と徐々に高まってくる緊張感。そして妖怪と薬売りの介入がピンポイントで現れるとか、演出に無駄がない。
ただテレビシリーズも同じだったが、説明不足が多いため、観てる側が推測しなければならない部分が多く、結局演出の良さだけしか印象に残らないのが少々勿体ない。 |
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| 28話 |
ハシリヤンの新幹部ディスレースの顔を見た途端殴りかかる玄蕃は異形の姿を取った。実は玄蕃は地球人ではなかったことに驚くブンブンジャー。実は自分の故郷の土地をディスレースに奪われたことを明かし、自分は復讐のために生きると宣言するのだった。
敵はカーペットグルマー。ディスレースが宇宙通販で呼び寄せたカーペットから生まれた苦魔獣で、人をカーペットで巻いて効率的にギャーソリンを得ようとする。漫画家のトークショーに乱入して漫画家もろともそこにいた人たちをカーペットで巻く。
新たにハシリヤン幹部として現れたのは再建隊長ディスレース。何事も効率を旨とし、これまでの幹部とはまた違った性格をしている。
これまで神出鬼没で正体不明だった玄蕃の正体が明らかになった。元は惑星ブレキの王子だったが、ハシリヤンのディスレースによって故郷を奪われ、父王は無実の罪で宇宙刑務所に収監されていた。玄蕃自身は一人で逃亡生活を送っていたが、地球に不時着した。玄蕃が瞬時に何でも調達できるのは、半分廃棄された自分の宇宙船のパーツを転移させたからだとか。
それでディスレースを見かけた途端に切れてしまい、正体を明かした後で、他のメンバーを自分の復讐に巻き込みたくないとブンブンジャー脱退を申し出、自分のハンドルは自分で握るという意思を受け止めた大也に認められた。
しかしこの話は玄蕃の話よりもゲスト出演した某漫画家の存在で全て持って行かれてしまった感がある。その漫画家こそ、ハシリヤンのデザイナーである島本和彦その人。よく出たもんだ。自分がデザインしたイターシャに「格好良いじゃない」と言わせるとは、デザイナー冥利に尽きる。
<宇宙には何でも届く通販があるらしい。この世界って、やっぱり「カーレンジャー」の世界とつながってないか?
カーペットグルマーの退場がやたら早かったのは「巻いた」せいだと説明された。> |
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| 05 |
| 読書 |
JJM 女子柔道部物語10
柔道北海道大会でもカムイ南高校は圧倒的な力を見せ付け、ほぼ全階級優勝という偉業を成し遂げる。その中でも同じカムイ南高校の後輩才木と決勝戦を戦うことになったもえ。
大会のため、ほぼ全編柔道の試合の描写ばかりだが、著者の格闘技描写は今巻も冴え渡っている。全編見所と言っても良いくらい。笑わせようとする周囲の状況描写もピンポイント。著者はますます漫画上手くなってないか? |
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| 1話 |
波打ち際に倒れていた青年ショウマは、始という少年に助けられた。始の持っていたお菓子を食べると不思議なアイテムを身体から生み出し始めた。そんなショウマを見かけた謎の男はショウマを匿うというのだが…
敵はハウンド。異世界からやってきた犬型のグラニュートで、この世界に人間をさらいに来た。
新しい仮面ライダーの第一話。今回のヒーローはお腹に口を持つ異世界からやってきた存在。本人は仮面ライダーに変身出来ることを知らなかったため、最初は全然弱い存在だったが、この世界のお菓子を食べることで自分が変身出来るようになった。
新しい仮面ライダーはお菓子で変身する。今回最初に食べたのがグミで、それが基本の形態となった。グミが身体中を覆って変身するので、ヴェノムみたいな変身の仕方をしてる。
ハウンドに変身する男は片桐仁が演じている。かつて「仮面ライダーW」でコックローチドーパントに変身してたな。
<ショウマはこの世界初めてなのに、妙に世慣れている。話の都合上仕方ないか。
ショウマの腹にある口であるガヴは出たり引っ込んだりしてるようだな。任意に出したり消したりできるのかな?
今回の仮面ライダー専用車はバイクではなく車だった。ライダーではなくドライバーだな(これ何回言っただろう)。人間になってからはちゃんとバイクも出していたが。> |
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| 03 |
| 映画 |
| Ultraman: Rising(2024) |
大リーガーの花形選手でありながら、読売ジャイアンツに移籍したサトウ・ケン(ショーン)には、もう一つ秘密に地球を守るスーパーヒーロー“ウルトラマン”として活動していた。そんな時東京に怪獣ジャイガントロンが現れ、ケンはウルトラマンに変身して戦う。怪獣を殺害せずに帰ってもらおうと努力するウルトラマンだが、防衛隊はジャイガントロンを駆逐しようとし、結果的にジャイガントロンは倒れるのだが、そこから生まれた卵をケンは託されることになってしまう。そこから生まれた赤ちゃん怪獣の世話をしなければならなくなるのだが…
Netflixに突然やってきたアニメ版の「ウルトラマン」。既にNetflixでは「Ultraman」というテレビアニメシリーズもあって、こちらはかなりハードな物語が展開している。
それとは全く別で、完全アメリカ産の作品が本作。特撮版の「ウルトラマン」とも過去テレビ放映された「ウルトラマンUSA」とも違うオリジナルの設定となっている。
舞台となるのは基本的には現在の日本と似た世界で、野球が大人気。主人公のケンもプロ野球選手として活躍している。ただしこの世界には時に怪獣が姿を現すという問題点がある。その怪獣から街を守るために防衛隊と、正義の巨人ウルトラマンが存在する。そして人類の誰かがウルトラマンとなるが、思考は基本的に人間と変わりがない。
この設定はオリジナルのウルトラマンシリーズとは相容れないが、シリーズがマルチバース化して一作毎に設定が変わる今のシリーズを観てると、殊更突飛と言うほどでもないので全く問題なし。
ストーリーとしては、未熟な主人公が子育てに追われながら実生活とヒーロー生活のバランスを取り、家族と和解しつつ、自分のなすべき事を見つけていくというビルドゥングスロマンに仕上がっていて、アニメーションとしては基本的かつ王道。質は高い。無駄が無いストーリーで物語構成としてはかなりすっきりしたものになってる。
ただ、とてもスマートにした分、心の流れまで分かりやすくなってしまったことがちょっと物足りないことと、実生活の中で寛容になったことが野球にどう影響を与えていったのか野因果関係の説明不足。そしてウルトラマンのデザインが手足が細くて顔だけ大きい姿は個性的ではあるものの、好みでは無い。どうにも違和感があった。
あと、なんで読売巨人である必要があるのか。スーパースターなんだから、もっと弱小チームに属して、そこから這い上がるストーリーを所望する(どの球団とは言わないが)。 |
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| 8話 |
星元市で流通している電子通貨「ホシペイ」がデジタル怪獣に食べられてしまい、市が経済危機に陥ってしまう。SKIPに怪獣退治の願いが出されるが、電子怪獣になすすべがない。そこでユウマとシュウの二人はホシペイの開発者に話を聞くことになる。
敵はインターネット・カネゴン。星元市のデジタル地域通貨「ホシペイ」を身体に貯め込み続ける完全デジタル怪獣。元はホシペイのPR用自立型AIだった。
完全現代版のネットでのお金のやりとりを主題にした話で、ヴァーチャル配信者とか投げ銭とか地域デジタル通貨とか、本当に近年ならではの話になってる。
お金に関する話なので、そこで現れるのがカネゴンとなる。デジタル通貨とは何かの初歩をちゃんと講義しているので、教育にもなってる。お金というのは流通して初めて意味があるので、ただ貯め込むだけのカネゴンは、星元市の経済を駄目にしているとのこと。
そのためにすべきことは、カネゴンにお金を使うことを覚えさせることが今回の作戦となる。結局アークが電子の世界に入り込んでカネゴンを押さえる話となった。デジタルデータでの戦いになるため、アークも勝手が違っており、ユピーも参戦して一緒にカネゴンを抑えている。
話としては現代版の「電光超人グリッドマン」に近いが、直接怪獣と戦うのとは違っているが、話は上手く落とし込んでる。
コーヒーのためならなんでもやるシュウは、受け狙いのためにSKIPの機密情報を配信に入れようとまでしていた。本当に防衛隊の一員か?
<シュウとユウマがやってる配信はグリーンバックでの結構本式のものなのだが、肝心のグリーンバックが全体を覆ってない。これでは意味がないはずなのだが、画面はちゃんと出来ている。> |
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| 定本 たかが映画じゃないか(2024) |
<A> |
<楽> |
| 廣瀬 純 |
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| 01 |
| 読書 |
お供え
“私”の家の角に、ある日から突然花が供えられるようになった。しばらく家族はそれをゴミとして捨てていたのだが、徐々に供えられている花は豪華になっていき、しかも家を拝む人まで現れるようになる。
不条理系のコメディのような話。短編だからオチがなくても笑えるが、これが長編で作られていたらかなり不気味なものになっていただろう。それを前提に描いた作品だと思われる。 |
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| 26話 |
大也の恩人内藤から極秘の配送依頼を受けた大也。だがその配達途中でかつて戦ったトイレグルマーと遭遇する。集結したブンブンジャーによって無事撃退は出来たものの、その後現れた新幹部ディスレースが現れる。
敵はトイレグルマー・リミテッド。6話に出てきたトイレグルマーの再生苦魔獣。人間の芯をトイレットペーパーの芯に変えて取り出すことが出来る。元のトイレグルマーの持っていた本音を引き出す技も使えず戦闘力はオリジナルに劣るためにすぐに撃破されてしまう。そしてディスレース。ラストで登場し、何故か玄蕃が怒って殴りかかっていく。
過去を振り返りつつ、新しい話の展開を初めていくという区切りの話。話自体はマンネリのパターンだったが、最後にISAが何か重要な秘密を持っていたことが分かり、そのISAに大也の恩人である内藤も何か噛んでいるらしい。
新幹部ディスレース登場。元ネタはデス・レース2000年(1975)若しくはデス・レース(2008)だと思われる。
<トイレグルマーに水を掛けられると本音を語ってしまうということでみんな恐れていたが、錠だけは「自分は平気です」と言っていた。全く表裏のないキャラだったか。
予告編でどこかで見た漫画家の顔があったな。ハシリヤンのデザイナーやってる人だが。> |
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