|
28 |
映画 |
ザ・プレデター(2018) |
南米で作戦遂行中に宇宙船と、そこから降りてきた異星人に襲撃を受けたアメリカ軍特殊部隊。ほぼ全滅した軍の唯一の生き残りクイン・マッケナ(ホルブルック)は、アメリカへと強制送還されるのだが、隠蔽工作を行った軍から精神病扱いを受けてしまう。そして精神病院移送中に別の宇宙船が降下してくるを目撃するのだが…
SFアクション作品が花盛りだった80年代に作り出されたモンスター達は、既に30年も経過して現役で活躍中。特にエイリアンとプレデターは定期的に作られるヒット作となっており、『エイリアンVS. プレデター』(2004)および『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』(2007)として競作もしているくらい。
そんな二大シリーズの片方が今もまだ充分現役でやれているというのがまず嬉しいところ。
そして本作で嬉しい点はもう一つ。本作が完全に『プレデター2』(1990)の続編になっていたところ。
後にいくつもの派生を作ったプレデターだが、最初の『プレデター』(1987)と『プレデター2』の2作に関しては基本に忠実というか、ファーストコンタクト作品の本筋に従って展開している。
ファーストコンタクトを扱ったSFアクション作品は50年代の頃から培ってきた基本というのがある。
概ねそれは、異星人は隠れて行動しているのだが、主人公が他の人物よりも少しだけ早くファーストコンタクトをなしていて、ほんの少しだけ知識を持っていること。そしてその知識によって逃げ回ってる内に、徐々に攻略法を見つけて反撃に移るというパターンである(パンデミックものの作品にも共通する)。
基本最初の2本の作品はこの定式に則って展開していく。古いSF作品と異なるのは、主人公がやたら強くて反撃が的確に行われるので、観ている側がとても心地よくなるという点だろう。
そしてまさにその展開が本作では待ってた。ホルブルックでは線が細すぎてマッチョ役似合うかどうかと思ってたけど、意外にはまってたし、仲間達の協力と息子の知識が加わることが本作の持ち味だったので、これくらいで丁度良かったのだろう。
プレデターの造形もこれまでと大きくずれることはなく、いかにも80年代の頃から変わってないと安心出来る存在感。
だから概ね安心して観ることが出来る。
でも、その「安心」というのがちょっと曲者かもしれない。80年代リアルタイムでプレデター観ていた世代には嬉しいが、2010年代の人たちに、前知識無しでこれ見せたら反応してくれないのじゃないかな?
似たようなものが多すぎる上に、演出も古くさいという根本的な問題があるから。
これを真に楽しめるのはノスタルジーを持ったおっさんばっかりのような気がしてならない。 |
|
|
|
2話 |
「変わり者チーム」の前に現れたガイソーグの戦士は他のプレイヤーを撃破し挑戦してくる。その圧倒的な力の前に死を覚悟するマーベラスだが、天晴が盾となることで命を救われた。だがスーパー戦隊最強バトルは続いており、次の対戦では3対3のタッグバトルとなるが、お互いにいがみ合うマーベラスとスティンガーが全く使い物にならないと考えた大和は一人で戦う事を選択する。。
前回ラストで乱入した敵によってぼろぼろにされた「変わり者チーム」だが、チームワークはがたがた。その中でリーダーの大和は一人気をもみつつ戦いを始めている。一人で三つの形態で戦えるのは強みでちゃんと勝ってはいたが、それでは足りないと助言されてしまう。
ひたすらガイソーグを倒す事だけを考えるマーベラスと、根本的にこのゲームに疑問を覚え真相を探るスティンガーの二人だけがちょっと違った立ち位置にいる。
ガイソーグと戦うゴーカイレッドはデカレッドとハリケンレッドに変身し、
今回のゲストは「百獣戦隊ガオレンジャー」より獅子走役の金子昇。レッドはリーダーとして熱くなければならないと助言していた。
<イエローオウルの戦いを見たリタは「さすがカレー好き」と言っていた。カレーが好きなのはキレンジャーとバルパンサー、そしてゴーカイレッド…というツッコミは本人がやっていた。> |
|
|
|
|
26 |
読書 |
ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話 モフ田くんの場合
ブラック企業勤務で激務の生活をしていたモフ太は、ある日突然人間サイズの猫に変わってしまった。それでもその姿のまま出勤し、仕事を続けるのだが、そのモフ太を中心にして、会社そのものが変化していく。
Twitterから始まった四コマ漫画。巨大猫を中心にした日常話。大きな盛り上がるストーリーでもないのだが、読んでいてとても癒やされる。
Twitterで見かけてそのままフォローし、単行本まで買ってしまったが、いつも傍らに置いてぱらぱらとめくるのにぴったり。 |
|
|
|
|
1話 |
トラロック事件から5年が経過し、実験対のほとんどは駆逐され、世界は平和になりつつあった。だが突然変異を起こしたアマゾン細胞は人間に感染するようになっていた。そんなアマゾン化した人間を駆逐するために結成された4Cに一人の少年が保護された。赤ん坊の頃アマゾン細胞に侵され生き続けてきた少年千翼は実験体として訓練を受けていたのだが、やがて組織から逃げ出す。
敵はヒョウアマゾン。冒頭に登場した警察官で、TEAMXの挑発から本性を現し、ネオとの戦闘で倒される。そしてクワガタアマゾン。結婚式中の花嫁が突然発症して本性を現し、そこに居合わせた人間を次々捕食する。ネオとカラスアマゾンによって倒された。
前作ラストでアルファとオメガのガチ対決の決着は分からなかったが、一気に話は5年後。主人公も変わって新たな仮面ライダーアマゾンネオが登場。
この世界ではアマゾン細胞に侵された人間は狩りの対象で、一般人によって殺されても、殺した側は罪に問われない。そのためゲーム感覚でアマゾン狩りをする少年のチームが登場。主人公の千翼も彼らに協力してアマゾン狩りをしているという設定。
千翼は現時点でアマゾンドライバーを持っていて変身もしているが、ほぼ本能的ににアマゾンを破壊してるだけで、本当に自分が何をしたいのかが分かっていない。
一方、アマゾン駆除のために新たな部隊も結成されているが、今のところ千翼の活躍であんまり役に立ってないらしく、隊員もかなりやさぐれてる様子。 |
|
|
|
|
騎士竜戦隊リュウソウジャー 騎士竜シリーズ01 竜装合体 DXキシリュウオー+変身ブレス DXリュウソウチェンジャー |
|
|
|
|
25 |
映画 |
魅力的なブロンド俳優 |
ジュディ・ホリデー |
クリス・ヘムスワース |
バーバラ・スタンウィック |
ルドガー・ハウワー |
アマンダ・セイフライド |
ブラッド・ピット |
マリリン・モンロー |
スカーレット・ヨハンソン |
マレーネ・ディートリッヒ |
ライアン・フィリップ |
シャーリーズ・セロン |
グレース・ケリー |
アレクサンダー・スカルスガルド |
ナオミ・ワッツ |
ポール・ウォーカー |
15 Stunning Movie Blondes |
|
|
|
|
24話 |
2019年の世界ではスウォルツによってウールがアナザーキカイにされてしまった。そんなウールを救うため、一時的にオーラと手を組むソウゴ。一方、ソウゴの夢の世界では2121年の世界でレントが暴走するのを目撃する。レントを慕う子ども達の願いを聞き、レントを救おうとするのだが…
敵はアナザーキカイ。
二つの世界でそれぞれの戦いが展開。これまでもそういうパターンはあったが、相手が未来のライダーのため、パターンは大きく異なってしまった。大きな違いはアナザーでは無いオリジナルのライダーとジオウが戦う羽目に陥るという点。
これによってフューチャリングウォッチは三つ揃い、ゲイツはゲイツリバイブになる力を得た。
タイムジャッカーの一人オーラはウールを助けるためにソウゴとゲイツに助力を願い、その願いを受けてウールを解放するのだが、その本心は、スウォルツに代わり、自分自身が未来を支配しようとしてのことだった。タイムジャッカーにも内紛が始まってるようだが、そういえばオーラは前に門矢士と一緒に行動していたから、その影響を受けてしまったのかも知れない。
今回の事件から、ソウゴが行った場所は2121年ではなく、実はソウゴ自身が見た夢がそのまま現実になってしまった可能性がある。それはまさしくオーマジオウそのものの力らしい。
今回の変身ではウォズがフューチャリングキカイとなった。
<アナザーキカイにはパスワードがあるとか、どこを押せば入力機が出てくるのか分かるとか、ちょっと設定的に無理がある…と思ったら、ちゃんと答えが劇中に出てきた。
ジオウIIの力を使えば、時間を逆戻らせることが出来るので、例えば死人が出てもすぐに元通り…万能すぎるな。> |
|
|
|
|
23 |
読書 |
オーバーロード4 蜥蜴人の勇者たち
リ・エスティーゼ王国とバハルス帝国の国境近くにある大湿地地帯にはいくつかの部族に分かれた蜥蜴人たちが住んでいた。ある日、それぞれの部族の頭上に暗雲が広がり、アインズ・ウール・ゴウンを名乗る魔物から宣戦布告を受ける。部族全部をまとめて対抗しようと、一人の蜥蜴人ザリュースが立ち上がる。困難を経て5つの部族の連合を作り上げることには成功したが、攻め入ってきたアンデッドの群れは極めて強力で…
主人公のアインズを完璧に悪人にして、圧倒的な力を前に蹂躙され屈服する側を主人公に持ってきたという異色作。これまでの小説には無い立場で作られていることもあるが、やはり文体が馴染むので、とても読みやすい。 |
|
|
|
|
36話 |
X線照射装置に入れられたバットマンとロビンは骨にされてしまった。世界中にバットマンの訃報が流れるが、実はオーバーベック博士によって二人はこっそり逃げていた。いかれシャッポーの狙いは博物館にあると知ったバットマンは、自分が死んだと思われたことを利用して罠を張る。
冒頭からバットマンとロビンが骨になってしまったという衝撃的な光景から始まる。当然ながらそれはバットマンの偽装で、たまたま研究所に置かれていた骨格標本を身代わりにしてしまう。
いかれシャッポーの本当の狙いはゴッタム博物館にある仏像の額にある宝石だとか。
バットマンの死を悼むのは世界中だそうだが、ちゃんとソ連まで入ってる。かなりリベラルな考え方だな。これこそ本領発揮だ。
<人間が立ったまま骨になるのはともかく、なんで崩れないんだ?
バットマンはバットX線反射装置なるものを常に携行している。これがあるとどんな放射能でも無効化できるそうだ。なるほどだからバット洞窟は炉心むき出しの原子炉があっても安全なんだな。
シャッポーを追おうとするバットマンに「あんな小悪党なんてどうでもいい」とか言ってるゴードン署長。大犯罪者だけでなく、バットマンの殺人未遂まで入るので、決して小悪党とは言えない。> |
|
|
|
|
22 |
映画 |
ダラスの熱い日(1973) |
1963年。CIA高官ジェームズ・ファーリントン(ダグラス)によって集められた4人の射撃の名手。彼らは莫大な報酬が約束された極秘任務に就く。その任務とは、なんとアメリカ大統領であるジョン・F・ケネディを狙撃することだった。一方で、スケープゴートとしての犯人捜しも始まっていた。
1963年11月22日。ジョン・F・ケネディの暗殺は今に至るもその真相は霧の中。当時から様々な憶測が流れており、関連本には事欠かない。もちろん映画でも数多く、その真相とは?という作品が作られている。現時点で最も有名なのはオリバー・ストーンによる『JFK』(1991)となるだろうが、それ以前で最も話題となったのが本作。
原作では、ケネディのヴェトナム戦争に対する和平政策転換に危機感を覚えた軍と兵器産業による暗殺とするもの。
原作はあくまで小説だが、それをドナルド・トランボが脚本を書いたことと、ドキュメンタリーの手法を取り入れたことで、一気にリアリティが増してる。実際の映像もふんだんに取り入れたため、ざらついた画面も多いが、それが逆にリアリティに貢献している。
それなりに説得力を持つものではあるが、あくまでこのような解釈も可能という程度の考えで観る必要はある。
私に関してはまだ映画をさほど観慣れてない時に本作を観たことがあって、真剣にケネディ暗殺の真実を描いていたと思ってしまったほど。今となっては、「こういう解釈も出来る」という程度のものだが、当時は陰謀論に飛びついて、さも「俺は真理を知ってる」といった風で吹聴してたことを思い起こして、なんかいたたまれない気持ちにさせられる作品でもある。
改めてあの当時の自分自身を振り返れると言うことで、私にとっても結構大切な作品かもしれない。 |
|
|
|
1話 |
これまで地球を守ってきたスーパー戦隊の面々の元に送られてきた招待状。そこに書かれていたのは、惑星ネメシスでスーパー戦隊達のチームバトルが行われ、そこで優勝者にはなんでも望みが叶うという。その直前にガイゾーグに襲われて全員散り散りにされてしまったゴーカイジャーのゴーカイレッドは、ガイゾーグの正体を探るためにジュウオウイーグルのチームに入って参戦する。
次回作「騎士竜戦隊リュウソウジャー」までのつなぎとして、四週限定で放映されるバトルロイヤル話。「仮面ライダー龍騎」に似ているが、基本死人は出ないことと、チームバトルというところで異なる。更にチームバトルも一つの戦隊ではなく、各戦隊から一人(若しくは二人)が五人のチームを組むと言うことで、かなり変則的。
主人公チームは風切大和=ジュウオウイーグルがリーダーの「変わり者チーム」(他のメンバーはキャプテン・マーベラス=ゴーカイレッド、伊賀崎天晴=アカニンジャー、スティンガー=サソリオレンジ、カグラ=トッキュウ5号)。リーダーは大和でも、この話では実質的にはマーベラスが中心になってた感じ。
最初の戦いはジュウオウイーグル対パトレン1号だったが、少しバトルをして、後は言葉による説得でジュウオウイーグルの勝利。2回戦はサソリオレンジ&アカニンジャー対ボウケンシルバー&ゴーオンレッド。変身を解いたボウケンシルバーとゴーオンレッドがセロリ食いだして失格。どんな戦いなんだろう?
3回戦目が始まる際にガイゾーグが乱入して次々とトーナメントチームを蹴散らしていった。どうやら一筋縄にはいかないようでもある。
次々に過去の戦隊キャラが出てくるので、結構目移りする。把握するだけで大変だ。
<このバトルロイヤルでは32チームが参戦してるが、その中にはサポートチームがある。小さくてよく分からないけど、戦闘力を持たないダップとかピーボとかの顔があったような?このチームが勝てるとは到底思えない。> |
|
|
|
仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER |
<A> |
<楽> |
|
|
|
|
|
|
21 |
読書 |
日常5
ついに漫画を応募することを決めたみおは祐子と麻衣に仕上げの手伝いを頼むのだが…他にクラスメイトの安中榛名や中之条剛ら、いつもの面々が不条理な出来事に遭遇したり、桜井先生に恋する高崎先生が桜井の弟に翻弄されたり。
主人公三人組か博士となののエピソードは少々減り、その代わりにクラスメイトとか囲碁サッカー部の活動やら、訳の分からない物語が拡大中。 |
|
|
|
|
23話 |
卒業が罹っている追試にかかり切りのソウゴは勉強中に思わずうたた寝をしてしまうのだが、その夢では、人間はヒューマノイズという機械によって迫害されている世界だった。そんなソウゴが目覚めると、アナザーキカイというアナザーライダーが出現していた。
敵はアナザーキカイ。2121年の仮面ライダーキカイのアナザーライダー。誰が呼び寄せたのかは不明なのだが、その力を欲したスウォルツによってウールが変化させられている。
恐らく最後のフューチャリングの話で、2121年の仮面ライダーである仮面ライダーキカイと、そのアナザーライダーであるアナザーキカイが登場。
ソウゴの夢を通してもう一つの世界の仮面ライダーと共に戦うという話。これまでにはなかったパターンの話。
前回でジオウIIとなったソウゴはオーマジオウの力も使えるようになってる。今回観た仮面ライダーキカイの夢もおそらくはオーマジオウの使える予知夢。オーマジオウが現れるのが2068年だから、それ以降の話になってる。
ソウゴの卒業をかけた勉強を優先させようと、久々にゲイツのツンデレが炸裂。むしろオーマジオウの力に危惧するのはツクヨミの役割になってしまった。
今回はゲイツがファイズアーマーとゴーストアーマーに変身してる。
仮面ライダーキカイ=レント役は入江甚儀。『キカイダーREBOOT』のジロー役だが、過去「仮面ライダー鎧武」でも客演している。今回の機械っぽいしゃべり方はまさにそのまんま。 |
|
|
|
|
S.H.フィギュアーツ ウルトラマンベリアル |
|
|
|
|
19 |
映画 |
スタジオの干渉 |
第1位 |
ファイト・クラブ |
暴力シーンでのナレーターが目立つよう指示する |
第2位 |
トレマーズ |
マイケル・グロスを起用するよう指示する |
第3位 |
オズの魔法使 |
ファンタジックな描写はドロシーの夢であるとエンディングを変える |
第4位 |
ジャッジ・ドレッド(2012) |
ピート・トラヴィス監督とアレックス・ガーランド監督によるコラボ |
第5位 |
スクリーム4 |
オープニングの殺人シーンはスタジオの指示によるもの |
第6位 |
スター・トレック/叛乱 |
ストーリー上の矛盾をスタジオが指摘する |
第7位 |
バタフライ・エフェクト |
敢えて中途半端な終わり方とした |
第8位 |
バック・トゥ・ザ・フューチャー 2&3 |
続編を作る際、ゼメキス監督を最優先に考えた |
第9位 |
スーパーマン2 |
予算を抑えた |
第10位 |
マトリックス |
当初ニューラルネットワークは人がこぞって遊ぶゲームだった |
第11位 |
BEFORE DAWN ビフォア・ドーン |
敵を中国から北朝鮮に変えた |
第12位 |
マイアミ・バイス(2006) |
オリジナル版がテレビで放映されている |
第13位 |
A Life of Her Own(1950) |
ハッピーエンドに変えさせる |
第14位 |
パーフェクト・ゲッタウェイ |
ディレクターズ・カット版よりも劇場公開版の方が良かった |
第15位 |
ドーン・オブ・ザ・デッド |
139分のフィルムを119分にした |
第16位 |
リーサル・ウェポン |
ラストシーンを書き直させる |
第17位 |
デアデビル |
少年の悲鳴を後回しにしてキスシーンを入れる |
第18位 |
ジャッキー・コーガン |
上映時間を短くした |
第19位 |
断崖 |
ケイリー・グラントを犯人にしなかった |
第20位 |
バッドサンタ |
コメディ色を強めた |
第21位 |
ハロウィン2 |
カーペンターのプロットを用いる |
第22位 |
サンタクローズ |
本物の電話番号が出ていたのを削除した |
第23位 |
コナン・ザ・グレート |
ユニバーサルが資金援助をしてくれた |
第24位 |
ドッジボール |
悪人は不幸に落ちるようにした |
第25位 |
カリガリ博士 |
本来もっと悲惨なラストだった |
第26位 |
ヒックとドラゴン |
原作から物語を変えた |
第27位 |
モンティ・パイソン ライフ・オブ・ブライアン |
公開のためジョージ・ハリスンがスタジオを作った |
第28位 |
ロード・オブ・ザ・リング |
2本の映画を3部作にするよう指示した |
第29位 |
プレデター |
ジャングルに向けて銃を撃つシーンを追加した |
第30位 |
地獄の黙示録 |
スタジオの忍耐によって完成した |
第31位 |
クラークス |
救いのある結末に変えさせた |
第32位 |
ファイナル・デスティネーション |
ラストの変更 |
第33位 |
ウォリアーズ |
漫画本のシーンを削った |
第34位 |
キャプテン・スーパーマーケット |
アッシュが現代に帰るよう変更した |
第35位 |
アベンジャーズ |
キャストの集合と監督選定 |
第36位 |
リトルショップ・オブ・ホラーズ |
エンディングを変える |
第37位 |
ドニー・ダーコ |
もっとコメディ寄りだった |
第38位 |
三つ数えろ |
ボガートとバコールの間の化学変化を作りだした |
第39位 |
エイリアン |
アッシュというキャラを入れた |
第40位 |
カサブランカ |
不倫で終わることを禁止した |
40 movies actually made better by studio interference |
|
|
|
読書 |
キノの旅14
3組の旅人が訪れる13の物語。「朝日の中で」(キノ)、「情操教育の国」(師匠)「呟きの国」(キノ)「規制の国」(キノ)「開運の国」(師匠)「遺作の国」(キノ)「亡国の国」(シズ)「結婚の国」(キノ)「寄生虫の国」(キノ)「差別をする国」(キノ)「卑怯者の国」(キノ)
いつにまして短い作品ばかりで、掌編と言うべきものも多い。一編一編にちゃんと個性が出ているのが本作らしい。 |
|
|
|
|
|
18 |
映画 |
フロントランナー(2018) |
1988年。レーガン大統領の任期満了に伴う大統領選で上院議員のゲイリー・ハート(ジャックマン)は史上最年少で民主党の大統領候補となり、熱狂的な支持を集めていた。ところが選挙遊説が始まった矢先、マイアミ・ヘラルド紙に不倫スキャンダルがスクープされてしまう…
大統領候補とされながらスキャンダルで政界を追われた実在の政治家を描いた作品。
ただ、この人物が有名か?と言われると疑問。1988年の大統領選といえば、それまでのレーガン大統領が作り出したいわゆるレーガノミックスによって史上最大の好景気(ちなみにそれ以上に日本はバブルによって好景気だったため、あまり目立って見えないが)で、更にさほどスキャンダルも無かったため、それを引き継いだ共和党候補が大統領になるだろうと思っていたし、今となっては民主党の候補は調べないと誰だか分からない(ちなみにマイケル・デュカキス)。そんな存在感のない民主党の、しかも使命を得られなかった大統領候補なんて分かるはずがない。
そんなマイナーな候補者の、しかもスキャンダルによる失敗を描こうとしたということにまずは賞賛したい。
この役にジャックマンはまさにぴったりの配役で、ジャックマンのために作られたのではないかと思えるくらい見事なはまり具合だった。
演出もほどよく緊張感があるし、一つ一つの画面にちゃんとキャラ立ちしているのも好印象。出来るだけキャラを絞って、出来るだけ無駄がないように作られてるので、とてもすっきりしてる。
ただ一方、正直観ていて楽しくない。スキャンダルで防戦一方になる人の姿は現実世界でも見ていて痛々しいものだが、映画でそれをやられると、観ている側としてはとても辛い。
どうにもいたたまれなくなってしまうのだが、それも含めて監督の狙い通りなのかもしれない。 |
|
|
|
35話 |
ゴッタム・シティの店から多量の箱が盗まれた。脱獄したシャッポーの仕業と見た警察は早速バットマンに連絡を入れる。シャッポーが何を目的とするのかを調べるバットマンとロビンだが…
第1期に登場したいかれシャッポー再登場。刑務所を脱獄してまで何をしたいのかというと、引退前にバットマンのマスクがほしいというものだった。随分慎ましい望みだが、一番難しい望みという気もする。
シャッポーが何を仕掛けるのか分からないまま、パーティ会場で待ち受けるバットマンだが、いつの間にやらパイ投げ合戦になってしまい、てんやわんやの内に反撃を食って逃げられてしまう。
その後、体に浴びた放射能を除去するために研究所を訪れたところで放射能を受けた方のマスクを奪われてしまい、そのままX光線照射器に放り込まれてしまった。
<放射能ガスを受けて何故かバットマンのマスクがピンク色になってしまった。放射能を受けたら変色するってどんなマスクだ?しかも放射能に冒されたマスクをかぶり続けている。この世界では放射能の扱いが雑すぎる。> |
|
|
|
|
16 |
読書 |
巨娘4
巨大焼き鳥チェーンの白清グループの娘ウコからいきなり料理勝負を挑まれたジョー。そのせこいやり方を逆に気に入ったと豪語してネット配信の料理勝負に向かう。他にジョーの勤める鳥吉グループの様々なトラブルを、度胸と腕力で次々解決するジョーの姿を描く。
相変わらずの度胸と豪快な腕力の巨娘の活躍を描く第4巻。この巻はほとんどが店に関しての問題解決で、爽快な話に仕上がってる。
お兄ちゃんとのラブラブ話が無かったり、結構細かいアニメーション業界の裏側とかがなかったのがちょっと残念なところ。 |
|
|
|
|
22話 |
ソウゴは鏡の中で現れたもう一人のソウゴの攻撃を受けるが、そこからアナザーリュウガは鏡の中だけに存在した仮面ライダーリュウガに代わられたものであり、リュウガウォッチを手に入れることが不可能という事だけが分かった。そんなアナザーリュウガを倒すためには自らを命をかけねばならないと心に誓うゲイツ。
敵はアナザーリュウガ。
ソウゴとゲイツが、絶対撃破不能のアナザーリュウガを堂倒すのかを考えている。ゲイツは攻撃の僅かなタイムラグで自らを犠牲にして倒す事を考え、ソウゴは自分がオーマジオウのちからを手に入れることで倒そうと考えていく。
だが、ソウゴはその未来を選ぶことなく、ミラーワールドの自分自身を受け入れることによって、オーマジオウではなくジオウIIへと変身した。これによって作戦失敗によって命を落としたゲイツを時間を戻すことによって救って見せた。
しかしそのジオウIIの力は姿こそ違うがオーマジオウの力そのものだとツクヨミとゲイツは危機感を感じている。
今回の変身はジオウがジオウIIに、ウォズがフューチャリングシノビに変身している。
あと、ジオウIIの姿を見た黒ウォズが久々に「祝え」の一連の台詞を朗じている。これまで白ウォズに圧倒されていた黒ウォズが本来の自分を取り戻したようだ。
<絶対破壊不能というアナザーリュウガを倒せるようになったことで、これまでのようにパズルのようにライダーウォッチを手に入れて敵を倒す必要性が無くなったということ。物語そのものを崩しかねない。> |
|
|
|
|
15 |
映画 |
カルト映画 |
第1位 |
ショーシャンクの空に |
第2位 |
スカーフェイス |
第3位 |
レポマン |
第4位 |
スパイナル・タップ |
第5位 |
未来世紀ブラジル |
第6位 |
バッド・チューニング |
第7位 |
ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌 |
第8位 |
死霊のはらわた II |
第9位 |
ピーウィーの大冒険 |
第10位 |
AKIRA |
第11位 |
悪魔の毒々モンスター |
第12位 |
ストレンジャー・ザン・パラダイス |
第13位 |
クラークス |
第14位 |
ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり |
第15位 |
ビッグ・リボウスキ |
第16位 |
ウイズネイルと僕 |
第17位 |
ショーガール |
第18位 |
ゼイリブ |
第19位 |
ヘザース/ベロニカの熱い日 |
第20位 |
天才マックスの世界 |
第21位 |
バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー |
第22位 |
ラヴ・ストリームス |
第23位 |
Superstar: The Karen Carpenter Story |
第24位 |
Walking and Talking |
第25位 |
ザ・メタルイヤーズ |
|
|
|
|
34話 |
吊り天井の仕掛けから針を使って戒めを解き、危機一髪脱出したバットマン。だがサンドマンに捕らえられたロビンはミス・キャットの元へと送り届けられ、迷路に閉じ込められてしまった。
サンドマン&ミス・キャット編後編。悪人が二人出たことで仲違いによる自滅となる。お互いに嫌ってるために簡単に裏切るのだが、底が浅いので、お互いに罠がバレバレ。このパターンは以降何回か登場することになる。映画版とかもそうだった。
ロビンが捕らえられたことを知ったアルフレッドはバットマンに悪人を追うのを止めた方が良いと忠告している。これが普通の反応だろう。今回もアルフサイクルが大活躍…というか、アルフレッドがバットマンを後ろに乗せて走ってる。
今回はサンドマンは捕らえているが、ミス・キャットはまんまと逃げおおせてる。悪人を逃したのは初めてかも。
<ミス・キャットが作った迷宮に放り込まれるロビン。でも迷宮って言ってもそんなに広くないのでそんなに脱出は難しくないと思われる。
バットマンがブルース・ウェインの車で外に出るのは危険だと言って、アルフレッドの運転する自転車の後ろに乗ってる。こっちの方が目立つと思うんだけど。
ポーリーン・スパゲッティのこれまでの旦那は4人いたが、全員家電に巻き込まれて、相当猟奇的に死んでるとのこと。それってどう考えても逆青髭状態。遺産を狙って結婚しようとしてるサンドマンも青ざめてて、バットマンに捕まったのを喜んでるように見える。> |
|
|
|
|
12 |
映画 |
蜘蛛の巣を払う女(2018) |
凄腕ハッカーのリスベット・サランデル(フォイ)は、天才理論物理学者と呼ばれるフランス・バルデル(マーチャント)から接触を受け、彼の元いたNSA(アメリカ国家安全保障局)のホストコンピュータにある一つのプログラムを消去してくれと依頼を受ける。その頃雑誌ミレニアムの経営陣が変わり、これと言った成果を出せずにくすぶってるミカエル・ブルムクヴィスト(グドナソン)は、警察からリスベットについて訊ねられる。これによってリスベットが何かトラブルに巻き込まれているのではないかと考えるのだが…
スティーグ・ラーソンによるベストセラー小説「ミレニアム」は元々10部作まで構想があったそうだが、著者の急死により3部で打ち止めになってしまった。だが惜しむ声が多く、新たにダヴィド・ラーゲルクランツによってその後の話が作られるようになったという。なんでも第4部はラーソンのメモがあったそうだが、それを廃棄して独自に書き上げた作品となる。
実際に読んでみたところ、ほぼ最初の3部と違和感無しに読むことが出来たので、作品としては成功と言えよう。
その映画化。これまで映画は4作作られていて、全部劇場で観ていたので、これだけは意地でも劇場で観ようとがんばった。公開時原作をまだ読み終えてなかったり、インフルエンザに罹ったりして、結局最終日に滑り込みで観ることが出来た。
原作を読まずに観るか、原作を読んでから観るか。どちらが良いかは様々な解釈がある。実際1作目の『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』(2009)は原作未読で観て、面白かったので原作を一気読みしたことから、原作の紹介として映画を観るというのもありだろうし、2作目以降は原作を読んだ後で映画観たお陰で、細かいところまで脳内補完して観ることが出来た。このシリーズはどちらも楽しい。
それで本作はギリギリで原作読めたお陰で、記憶が薄れないうちに映画を観るという実に楽しい時を過ごすことが出来た。
それで言うと、本作は非常にアンバランスな作品だったと言ってしまおう。
映画としては良作。だが原作の映画化としては最悪である。
原作はほとんどアクションシーンはない。あるとすればリスベットが自閉症の少年アウグストを連れて逃げるところくらいだし、二人の主人公リスベットとミカエルの接触シーンもほとんど無い。そもそも群像劇として描かれているため、途中で死ぬ人も含めて主人公が複数存在するので、リスベットのために割かれた紙面はそう多くない。
そんな原作の設定だけを使って、リスベットメインでカミラという双子の姉妹の戦いを中心にしたアクション作品として仕上げたのが本作となる。本作で展開するアクションシーンのほとんどは原作にないものだ。
でもその割り切りがあったからこそ、単体の映画としての完成度が上がっているのが面白い。正直、原作読んだ時には「これどうやって映画にするんだ?」とか思ってたもので、まさかこんな良質なアクション作品に仕上がるとは思ってもみなかった。
ただ、原作は充分面白いサスペンス作品なので、こちらを丁寧に映画化して欲しかったという思いもあり。
ミレニアムシリーズは二系統あり、本国スウェーデンで作られ、ノオミ・ラパスの出世作となった『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』(2009)と、アメリカで製作された、ダニエル・クレイグ&ルーニー・マーラー主演のリメイク版の『ドラゴン・タトゥーの女』(2011)。
一作目の方は続編として原作の2、3を原作通りに映画化したが、その話ではリスベットは父親を殺している。本作ではそれが無かった事になってるので、本作はリメイク版の続編ということになる。恐らくこの時間軸ではラーソンの原作の2と3は考えてないのだろう。
映画単体で見る限り、本作の作りはとても良い。リスベットを主役にスパイものを作ってみたといった感じなのだが、リスベットは元々一匹狼のような立ち位置にあるので、サポートするバックグラウンドが無く、ほぼ徒手空拳で巨大な組織にぶつかる必要がある。そこで数少ない仲間とか、同じ目的を持つ人を巻き込んで、なんとか立ち向かおうとする。少ない持ちパイを使ってなんとか勝利をもぎ取ろうとする物語がなんとも心地良い。自分の命をかけたチェス(ただし自分自身の命はキングではなくクィーン)やってるようで、詰め将棋を眺めてる気分。この感覚は前にもあったと思ったら、『ボーン・アイデンティティー』(2002)がまさにそれで、見事にその後継作品として機能している。
この作りで続編が作られていったら、すごく面白いシリーズになりそうだ。
期待を含め、高得点を差し上げたい。 |
|
|
読書 |
蜘蛛の巣を払う女下 ミレニアム4
ミカエルと話をしたその夜、フランス・バルデムは何者かによって殺害されてしまった。その死を間近で見た彼の息子のアウグストの身を保護した警察だが、既に警察には謎の組織の手が伸びていた。間一髪、アウグストを救ったのは、ミカエルの連絡を受けていたリスベットだった。自身も怪我を負いながらアウグストを守ろうとするリスベットと、この事件の真相解明を進めるミカエル。
情報戦とアクション、ジャーナリズムの良心まで巻き込んで展開する物語。テンポも良いし、何より謎の組織の黒幕の正体にひねりが入ってて、しっかり読ませてくれる。
本作では、背後に巨大な組織があることと、糸を引く人物が特定出来たところで終わっているので、まだまだシリーズは続いていくことになるだろう。 |
|
|
|
|
|
10 |
読書 |
蜘蛛の巣を払う女上 ミレニアム4
リスベットの裁判から3年。ミカエル・ブルクヴィストは今もミレニアム誌の記者として働いていたが、ある雑誌にミカエルを貶める記事が載り、それによってバッシングを受けていた。一方ミレニアム誌自体も大手スポンサーによる乗っ取りを受けていた。起死回生の記事が求められる中、ミカエルの元に人工知能研究の第一人者フランス・ドルテルから連絡が入る。
著者の死によって終わったかと思われた作品だが、著者を変えて続くことになった。ほとんど違和感無しに読めるあたりはさすがと言うべき。オリジナルの著者よりもサイバネティクス関係には詳しいらしく、なかなか面白くなってる。 |
|
|
|
|
51話 |
宿敵ザミーゴを倒したものの、ドグラニオの金庫から出られなくなったルパンレンジャー。一方、ドラグニオを倒して三人を救い出そうとするパトレンジャーだが、圧倒的なドラグニオの力に全く歯が立たない。
敵はドラグニオ・ヤーブン。ルパンコレクションを封じられ、自身の力だけでパトレンジャーと戦うが、老いた肉体を維持するためにルパンコレクションを使っていたため、相当に弱体化していた。そしてカーゼミー。最後のルパンコレクションを持つギャングラー怪人。あっけなく倒されるために現れただけ。
最終回。最初はザミーゴは倒したものの、それだけでは全く足りず、なんとかしてルパンレンジャーとパトレンジャーが合流しようとする。
既に助かることを諦めたルパンレンジャーはたまたま手元にあったコレクション台帳でドグラニオの金庫の中にあったルパンコレクションを全部回収した。それによってドラグニオの力を全部剥ぎ取ったが、これはドラグニオを自分たちごとパトレンジャーに倒してもらおうとした。
一方、その思いを受け止めたパトレン1号はドラグニオを無力化したが、殺さずに逮捕。
パトレンXはビクトリーストライカーを用いることでスーパーパトレンXに、そしてサイレンストライカーを用いてパトレン1号はスーパーパトレン1号に二段変身した。どちらも初めての変身になるが、最終回でそれをやるのか。
最終回だが、巨大戦がなし。グットクルカイザーも登場せず。最後はルパンレンジャーが消えたまま一年が経過したが、その間にルパンレンジャーは脱出していたというオチがついた。更にルパンレンジャーは魁利の兄たちによって二代目が登場。色々ひねったラストになった。
ルパンレンジャーの最終的な目的は全てのルパンコレクションの回収。それはつまりパトレンジャーの装備まで全部奪わねばならない。そのためルパンレンジャーとパトレンジャーはこれからもライバル関係を続けていくらしい。
<グッドストライカーの同型機ジャックポットストライカーが
物語としてすっきり終わってるけど、化けの皮にされた人間が戻らなかったというのがちょっと寂しいかな?> |
|
|
|
|
09 |
映画 |
ダラスの熱い日(1973) |
1963年。CIA高官ジェームズ・ファーリントン(ダグラス)によって集められた4人の射撃の名手。彼らは莫大な報酬が約束された極秘任務に就く。その任務とは、なんとアメリカ大統領であるジョン・F・ケネディを狙撃することだった。
1963年11月22日。ジョン・F・ケネディの暗殺は今に至るもその真相は霧の中。当時から様々な憶測が流れており、関連本には事欠かない。もちろん映画でも数多く、その真相とは?という作品が作られている。現時点で最も有名なのはオリバー・ストーンによる『JFK』(1991)となるだろうが、それ以前で最も話題となったのが本作。
原作では、ケネディのヴェトナム戦争に対する和平政策転換に危機感を覚えた軍と兵器産業による暗殺とするもの。
原作はあくまで小説だが、それをドナルド・トランボが脚本を書いたことと、ドキュメンタリーの手法を取り入れたことで、一気にリアリティが増してる。実際の映像もふんだんに取り入れたため、ざらついた画面も多いが、それが逆にリアリティに貢献している。
それなりに説得力を持つものではあるが、あくまでこのような解釈も可能という程度の考えで観る必要はある。
私に関してはまだ映画をさほど観慣れてない時に本作を観たことがあって、真剣にケネディ暗殺の真実を描いていたと思ってしまったほど。今となっては、「こういう解釈も出来る」という程度のものだが、当時は陰謀論に飛びついて、さも「俺は真理を知ってる」といった風で吹聴してたことを思い起こして、なんかいたたまれない気持ちにさせられる作品でもある。
改めてあの当時の自分自身を振り返れると言うことで、私にとっても結構大切な作品かもしれない。 |
|
|
|
33話 |
執行猶予中のミス・キャットの元にサンドマンがやってきた。お互いに大金持ちのポーリン・スパゲティの財産を狙う二人はお互いを出し抜こうとする。ミス・キャットの元に入り込んだスパイによってその事を知ったゴードン総監はバットマンに連絡を取るが…
サンドマン編前編。そこにミス・キャットが絡んで三つどもえの争いとなっている。サンドマンは初登場だが、
たまたまブルースとディックがキャンプに出ていてバットフォンが通じなかったため、初めて投光器であるバットシグナルが使用されている。作品自体はいつも通りだが、ナイスミドルのサンドマンが女実業家を色仕掛けかけるとか、結構アダルトな話になってる。
今回はサンドマンが罠を張り、催眠ガスをバットマンとロビンに嗅がせて気絶させ、バットマンを拘束して槍衾の下に寝かせている。
サンドマン役はマイケル・レニーだった。「クラートゥ・バラタ・ニクトゥ」と言う有名な台詞を言った人物だ。 |
|
|
|
|
07 |
読書 |
銀河鉄道999 2
999号は太陽系を離れ、不思議な形や変わった風習を持つ惑星に立ち寄っていく。その中でトラブルに巻き込まれたり、999に乗り込もうとする住民達とぶつかったり。
基本的に短編の繰り返しで、一話一話にドラマが詰め込まれている。どれも本作ならではで味わい深い。
化石化ガスに覆われて住民が全部石になってしまったという「化石の星」は確かテレビスペシャルでアニメ化されているのだが、原作はこんなにあっさり終わってることに驚いた。 |
|
|
|
|
32話 |
高度2千メートルになったら命綱が切れるという熱気球の罠を、ロビンの取り寄せの声で鷲を近づけることで気球を壊して脱出したバットマンとロビン。パズラーの狙いは新型飛行機の設計図にあることを知った二人はパズラーに挑む。
パズラー編後編。パズラーの目的はクナッブ社の新型飛行機の設計図。これを奪ってクナッブ社社長のアーテマスを脅迫しようというもの。パズラー曰く愛国者なので、外国に設計図を売るという考えはないらしい。ひねりがないのでストレートな物語になってる。
今回のゲストはサンタクロース。演じているのはアンディ・ディヴァイン。
<パズラーが調子に乗ってることを「C調」と称するバットマン。今はもう使われない言葉だ。ちなみに「調子いい」→「調C」→「C調」と変化したれっきとした日本の言葉である。> |
|
|
|
|
06 |
映画 |
音楽映画 |
第1位 |
アマデウス |
第2位 |
ハイ・フィデリティ |
第3位 |
ナッシュヴィル |
第4位 |
あの頃ペニー・レインと |
第5位 |
The Coal Miner's Daughter |
第6位 |
シャイン |
第7位 |
スパイナル・タップ |
第8位 |
ザ・コミットメンツ |
第9位 |
セッション |
第10位 |
ブルース・ブラザーズ |
第11位 |
コントロール |
第12位 |
ONCE ダブリンの街角 |
第13位 |
ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ |
第14位 |
フットルース |
第15位 |
8 Mile |
第16位 |
FRANK -フランク-
|
第17位 |
TINA ティナ |
第18位 |
ギター弾きの恋 |
第19位 |
クレイジー・ハート |
第20位 |
サタデー・ナイト・フィーバー |
第21位 |
ドアーズ |
第22位 |
ウォーク・ザ・ライン |
第23位 |
スクール・オブ・ロック |
第24位 |
レイ |
第25位 |
24アワー・パーティ・ピープル |
第26位 |
エンパイア レコード |
第27位 |
ピッチ・パーフェクト |
第28位 |
Lucky Them(2013) |
第29位 |
パープル・レイン |
第30位 |
マッド・ドライヴ |
30 best music movies |
|
|
|
|
32話 |
高度2千メートルになったら命綱が切れるという熱気球の罠を、ロビンの取り寄せの声で鷲を近づけることで気球を壊して脱出したバットマンとロビン。パズラーの狙いは新型飛行機の設計図にあることを知った二人はパズラーに挑む。
パズラー編後編。パズラーの目的はクナッブ社の新型飛行機の設計図。これを奪ってクナッブ社社長のアーテマスを脅迫しようというもの。パズラー曰く愛国者なので、外国に設計図を売るという考えはないらしい。ひねりがないのでストレートな物語になってる。
今回のゲストはサンタクロース。演じているのはアンディ・ディヴァイン。
<パズラーが調子に乗ってることを「C調」と称するバットマン。今はもう使われない言葉だ。ちなみに「調子いい」→「調C」→「C調」と変化したれっきとした日本の言葉である。> |
|
|
|
|
超英雄祭 KAMEN RIDER × SUPER SENTAI LIVE & SHOW 2019 |
<A> |
<楽> |
|
|
|
|
|
04 |
読書 |
探綺書房
古書巡りをして稀覯本を探していた“私”はある日初めて見つけた古本屋に入ってみたところ、店主がなにやら曰くありげな本を差し出し、まず読んでみろと言われる。タイトルも何も無い羊皮紙の本を持ち帰って読み始めたところ、その恐るべき内容に目が離せなくなってしまう。その内に身の回りの世界に変化が…
本という扉を通して宇宙の果てとつながるという話で、まさしく神話大系の中枢となる作品といえる。ただ、宇宙を垣間見ただけで帰ってくるという話なので、内容は薄いけど。 |
|
|
|
|
21話 |
新たなアナザーライダー出現に、出動するジオウとゲイツ。だが神出鬼没の上に、攻撃をそのまま返す厄介な敵に翻弄されるばかりの二人。被害者について調べるツクヨミは、被害者が全員廃刊したネットニュースのOREジャーナルの読者だと気付く。
敵はアナザーリュウガ。偶然開いた通り道を辿ってミラーワールドからやってきた仮面ライダーリュウガのアナザー体。この世のライダーと組成が違うため、基本的には倒す事が出来ない。
「仮面ライダー龍騎」前編。城戸真司と大久保の二人が登場。懐かしい。
アナザーライダーは仮面ライダー龍騎ではなく、劇場版の方に登場した仮面ライダーリュウガがアナザーライダーになってる。これはミラーワールドの中の城戸真司で、今の時代に生きる真司を殺せば消えるとウォズは唆している。勿論誰も殺したくないソウゴだが、その心の乱れをつかれてミラーワールドに引きずり込まれてしまう。
ようやく路線がいつもの奴に戻ったが、黒ウォズは早くソウゴをオーマジオウにしてしまおうと、オーマジオウのライドウォッチを取り出してる。一方、ゲイツは自分が救世主になった場合、未来はどうなるのかを白ウォズに尋ねるが、それは何も変わらない停滞した世界であると答えた。さてどんな世界なのか。
今回の変身はゲイツがドライブアーマー。これは本編中に登場してないので、劇場からかな?ウォズはフューチャリングクイズに変身している。 |
|
|
|
劇場版はいからさんが通る 後編〜花の東京大ロマン〜 |
<A> |
<楽> |
|
|
|
|
|
|
03 |
映画 |
クリード 炎の宿敵(2018) |
ヘビー級ボクサーとして研鑽を積んだアドニス・クリード(ジョーダン)は、ついにチャンピオンのウィラードとのタイトルマッチに勝利し、世界チャンピオンとなる。恋人のビアンカ(トンプソン)とも結婚し、娘も生まれて幸せな日々を過ごしていたが、そんなアドニスに挑戦状をたたきつけた無名のボクサーがいた。ウクライナ出身のヴィクター・ドラコ(ムンテアヌ)というそのボクサーは、かつてアドニスの父アポロ・クリードをリング上で殺害したロシア人ボクサー、イアン・ドラコ(ラングレン)の息子だった。イアンと再会し、その執念を知ったトレーナーのロッキー(スタローン)はアドニスに、相手になるなと忠告するのだが…
私にとっては2019年最初に観た作品となった作品だが、第一発目にこれを観られたことはとても幸運なことだった。前作『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)の時も、いや、更にその前の『ロッキー・ザ・ファイナル』(2006)の時もそうだったのだが、観てる最中に多幸感に包まれ、「ああ、私って本当にロッキー好きなんだ」と再確認出来る。少なくとも3回劇場で同じ状態になったので、心底私ってロッキーが好きらしい。
眼福眼福。
前作『クリード チャンプを継ぐ男』のレビューで、このシリーズはロッキーを懐かしむオールドファンだけでなく新規のクリードファンも取り込める強度を持った作品だと言ったが、本作も同じ事が言える。
父を殺したボクサーの息子が最強のライバルとして目の前に現れるという設定は、新旧問わず燃えるものだし、テンプレートな物語を丁寧に作ることでタイミングまでコントロールした、きっちり感動出来る物語として完成させている。この物語性だけで充分すぎる出来とも言える。
一方、古いロッキーファンに取ってみれば、この作品は「よくやってくれた!」と、心からの祝福をもって観られる作品になる。
ロッキーシリーズは本作で通算7作目となるのだが、そのすべてが名作だとは言えない。特に『ロッキー4 炎の友情』(1985)と『ロッキー5 最後のドラマ』(1990)の2作に関しては、どうしても「良作」と言えない。はっきり言えばこの2作は「失敗作」で、シリーズにおいては汚点のような位置づけにある。『4』に関しては、アメリカン・ドリームの行き着く先が冷戦構造での勝利という身もふたもないものだったし、『5』はロッキーの後継者の選定失敗を淡々と描いただけの話だった。
そんな失敗作ではあるが、シリーズから外すわけにもいかず、その扱いが難しい。ある意味シリーズの棘のような位置づけにあった。
だが、そんな失敗作がきちんとフォローを入れることによって、別な意味でちゃんと意味を持つようになった。それが本作の大きな意味合いである。
『4』でのロッキーとドラコの戦いは、あの当時は冷戦構造の上で、単純にソ連を悪者にするだけの話だったのだが、そこで戦ったドラコにもちゃんと“今”があり、積み重ねてきた時間を感じさせる。そしてあの冷徹なマシーンのようなドラコが復讐を通して、ようやく親としての愛情に目覚めるまでが描かれた。決してここまでの時間は無駄では無かったし、『4』も、今の時代にちゃんと即して見ることが出来るようになったと言うことである。もちろんそこに主人公アドニスの成長があってのことで、ここでの戦いは、すべての登場人物にとって意味があったことを示してくれている。
そして後継者を育てるのに失敗した『5』は、同じような経路を辿りつつ、きちんとロッキーを喜ばせる成長を見せたアドニスの姿がトミーに重なり、「ああ、やっと本当の意味でロッキーはボクサーとして成し遂げたんだ」と言う思いにさせられる。
失敗作をフォローしつつ、新たな意味合いを付け足してくれた。本作の意味合いは本当に大きい。
そんな事もあって、画面を見てるだけでなんか涙が次々に…ああ、俺歳食ったとしみじみ… |
|
|
|
31話 |
ゴードン総監の執務室に模型飛行機が突っ込んだ。そこに謎々が書かれていたことから、ゴッタム・シティにパズラーが帰ってきたことが分かった。早速バットマンにその調査を依頼し、バットマンとロビンは、今ゴッタム・シティにやってきている飛行機王アーティマス・カナブを狙った犯行であることを突き止める。
パズラー登場の話。謎々を使うことからナゾラーと同じようなキャラだが、飛行機に執着するとか、人生哲学は演劇だと言い切ってたり、ナゾラーとはちょっと違った大人キャラになってる。
今回はパズラーを狙う金持ちを守ることになるが、その金持ちというのが鼻持ちならないやつで、バットマンの警護を拒否するのだが、そう言うのと付き合っていかねばならないヒーローは辛い。
そして新型航空機のお披露目会場にパズラーが現れ、バットマンとロビンが急行したところ、あっけなくガスにやられて動けなくなり、更にパズラーのアジトを突き止めたら、今度は捕まって命綱のない熱気球に乗せられてしまう。 |
|
|
|
|
01 |
読書 |
聲の形1
小学校で“退屈さ”を嫌う三人の仲間、石田将也、島田一旗、広瀬啓祐の小学校に一人の女の子が転校してきた。耳が不自由な西宮硝子というその子をいじめの対象にして退屈さをしのいでいたのだが、徐々に石田のいじめがエスカレートすることで、周囲の人間も引いていき、やがて今度は石田の方にいじめが移っていった。その後石田と西宮が別の学校に進学し、高校生になっていったが…
映画を観てこれは是非原作を読まねばと思って手に取ったが、やっぱり相当に重い話だった。第1巻はほとんど過去のみの話。いじめの話は創作でも読んでるだけで辛い。 |
|
|
|
|
49話 |
素顔を明かして姿をくらましたルパンレンジャー。残ったルパンコレクションはドラグニオの持つものですべてであると分かったが、ドラグニオの金庫は特殊で複数のコレクションを収納出来るのみならず同時発動出来ると分かった。そんな化け物のような敵にどう戦うのか考えあぐねるルパンレンジャー。一方、ルパンレンジャーを捜査する圭一郎の前にふらりと魁利が現れる。
敵はドラグニオ・ヤーブン。ぶらりと一人で現れ、そこら中を破壊して回ってる。複数のルパンコレクションを同時に使うため、ほぼ無敵。
ラス前で、ルパンレンジャーとパトレンジャーの確執がメイン。ラストストーリーの溜めと言った感じ。一方ではドラグニオの圧倒的な力を見せつけ、一撃で東京を廃墟に変えてしまってる。
ザミーゴによって氷付けにされ、皮を剥がされた人間は生きてないらしいが、ルパンコレクションの力で元に戻る可能性があるとか…それはやっちゃいけないことなんじゃないかな? |
|
|
|
|
ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ |
<A> |
<楽> |
|
|
|
|
|