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30 |
読書 |
双亡亭壊すべし11
霊体となった凧葉の励ましを受け、病院から脱走した霊能力者達は一路双亡亭に向かう。だが双亡亭に精神を乗っ取られた鬼離田姉妹が警察を味方に付けて彼らを阻む。一方、双亡亭の中では、漏れ出た侵略者達が人間を使ってひたすら地を掘り進んでいた。
10巻から続いて双亡亭の外での攻防がメイン。双亡亭に乗っ取られた人間が外に出られるということが分かったが、そうなると根本的な設定ミスになってしまうような気もしてしまう。 |
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4話 |
Aトレインの恋人ポップクロウがパワーを暴走させて人を殺してしまった光景を見たザ・ボーイズはポップクロウを強迫し、増強剤コンパウンドVの出所を探る。一方トランスルーセントの死体を発見したセブンは、その事実を公表しないまま内々で捜査を始めていた。そんな中、アニーと束の間のデートを楽しむヒューイ。
増強剤であるコンパウンドVを探す話。前話でAトレインが常用していた薬物で、これによってパワーをブーストさせていたらしい。Aトレインの恋人を強迫してその出所を探るが、みつかったのは一人の超人の女の子だった。
それは東洋系の少女で、何者かによってコンパウンドVを強制投与されて怪力を手に入れている。自閉症のような子で、力のコントロールができずに簡単に人を殺してしまうような子。逃げられてしまったが、彼女の存在がこれから何らかの意味があるのだろう。
フレンチーが過剰に彼女のことを気にして交流を図るが、マザーズミルクはそんなフレンチーを責める。そんな二人をなんとか仲直りさせようとブッチャーが努力してる。色々大変だ。
ザ・ボーイズの一員となったヒューイはトランスルーセントを殺したことが一種のトラウマになってしまっているらしく、いろんな物音にいちいち反応して記憶がフラッシュバックしてる。
セブンにもいくつか不協和音。一員ディープが少しずつ迷走を始めている。前回の話でも自分の能力は限定的すぎて二流のヒーローだと卑下していたが、今回はカウンセリングに通ってイルカを守るために働きたいとか言い始めてる。そしてハイジャックされた飛行機に入り込み、テロリストを倒したホームランダーだが、誤って光線で機体を破壊してしまい、乗客を見捨ててしまった上に、自分たちが軍と連携を取れなかったために間に合わなかったと言い放っている。一緒に行動していたクイーン・メイヴは良心に苛まれることに。
<日本人はいるかを虐待するから駄目だというフレーズがあったが、それを言った本人であるディープが誤ってイルカを殺してしまうシーンがある。イルカを殺すのはドラマ描写として大丈夫なのか?> |
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映画 |
キングダム(2019) |
春秋戦国時代。中国はいくつかの国が互いに争っていた。そんな中、最も西にある国である秦に暮らす二人の戦災孤児信と漂。二人は奴隷のような境遇から身を起こすためいつか成り上がって大将軍になることを誓い合っていた。そんな二人の前に秦の国の将軍昌文君が現れ、漂のみを軍に連れて帰っていった。それから数年が経ち、奴隷生活を送っている信(山﨑賢人)の元に漂(吉沢亮)が重傷を負って戻ってきた。死ぬ間際に漂は信にある場所に行くように言い、その後何者かに村は襲撃されてしまう。逃げ出した信が指定された場所に行くと、そこには漂そっくりの顔をした青年がいた。実はそれこそが秦の第一王子政(吉沢亮)と紹介される。そして実は漂は政の影武者として生きてきたという事実を知らされるのだった。王家の内紛で命を狙われているという政を助けるか、それとも突き出すか、その判断を強いられてしまう信。
原泰久による息の長い漫画「キングダム」の実写映画化作品。わたしはあの絵柄が少々苦手だったこともあって冒頭部分しか読んでないし、アニメ版も観てないのだが、この辺りの話は昔読んだ中国の歴史やら陳舜臣の本などで概ね知っている。なるほどこれは秦の始皇帝の成り上がりの話か(チャン・イーモウ監督のHERO(2002)で、この少し後の政の姿が描かれている)。よくこの題材を選んだ。しかも難しい素材をこれだけ長くベストセラーにした著者の実力は認めざるを得ない。
原作は大変長いものだが、この映画ではまず後の始皇帝となる政が秦の国王になるまで。そして主人公は政を助ける青年という役付けで。ストーリーとしては短いものだが、内容は詰まっているし、演出もきちんとしてる。
本作の最大の売りは演出部分になる。基本的に設定は中華ファンタジーだが、ファンタジー性よりも歴史的事実に重きを置いているのが特徴。怪力を持つキャラクターとか結構出てくるけど、安易なCGやワイヤーアクションよりも人間同士の肉体そのものを用いた戦いに重点を置いたアクションは見事。これまで邦画が逃げてきた部分を真っ正面から描いて見せたのは評価できるだろう。
一見派手だが、役者の努力にかなりを負っており、限られた予算の中でも最大限の効果を上げるべく頑張ったのが見える。
あと、山﨑賢人がよく動くのにも感心した。これまで何作か出演作は観てきたが、顔の良さを売り物にするものが大半のため、これまでアクションはそんなに得意ではないのかと思っていたが、アクション俳優としてこんなに動けるのかと見直した。他の俳優の動きはともかく、主役を観るだけで充分。
思った以上に地に足が付いた作品だし、メリハリも付いてる。近年の邦画の中で、しかも原作突きの作品の中ではかなり良く作られた作品と言えるだろう。
そこまで言いつつ、点数があまり伸びてないのは、もっとファンタジックな作品を期待していたのと、特撮が弱かったからという個人的な好みの問題。 |
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12話 |
充瑠がキラメイジャーとなったエピソードを他の四人のメンバーから見た視点で描き直す話。実はこれが最初のキラメイジャーの実戦であり、そこに充瑠が乱入したという事になる。
これも新型コロナウイルスの蔓延による緊急事態宣言を受けての話で、これからしばらく苦労して苦労して作る事になりそうである。 |
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27 |
読書 |
エス
映像制作会社勤めの安藤孝則と高校教師の丸山茜は交際の末、子どもができて結婚の用意を始めていた。だがそんな時孝則は会社の社長から預かったUSBに入っていた映像を見せられる。それは何者かが首を吊る一種のショック動画なのだが、何故か再生する度に少しずつ映像が変化していた。更にその映像を茜が見てしまったことから二人の生活に影が忍び寄る。
「リング」シリーズの一本となる作品で、「ループ」でやり残したことの精算を行ったといった感じ。見過ごせないアラがいくつも見つかるとは言え、ぐいぐい読ませる文章力は健在。
「リング」「らせん」は純粋なホラー作品だったが、その後の「ループ」でホラーから脱却。本作もタッチこそホラーだけどむしろメタ小説と言った感じ。 |
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25 |
映画 |
翔んで埼玉(2018) |
ほぼ東京が鎖国状態となっている世界。ここでは都の外の県、特に埼玉と千葉の人間は都民から激しい差別を受けていた。東京都知事の息子で、東京のトップ高校である白鵬堂学院の生徒会長を務める壇ノ浦百美(二階堂ふみ)は、アメリカ帰りの転校生麻実麗(GACKT)と出会う。何をしても叶わない麗に対抗意識を燃やす百美は何かと突っかかっていくのだが、やがてそれは恋心に変わっていく。しかし、ある日麗が埼玉県出身であったという衝撃の事実がばれてしまう。犯罪者として東京にいられなくなってしまった麗に会いたい百美は、一人で埼玉へと向かう。
魔夜峰央の80年代の漫画の映画化作品。本作の製作を最初に聞いた時は結構驚いた。
長期連載漫画「パタリロ!」著者として知られる魔夜峰央は並行していくつもの漫画を描いている。本作もその一本だが、確か80年代後半のこの連載当時は私が一番漫画を読んでいた時期でもあり、オリジナル版は単行本で手に入れていた。
内容的には都民が地方出の人間を嘲笑う差別的な内容で、当時でも描写がアウトじゃないかと思っていたのだが、案の定途中で連載が切られてしまって、コミック収録版もその続きが描かれる事なく、未完の作品となってしまった。
ただこの作品はとても差別的な描き方をしてるので、ポリティカル・コレクトネスが進んだこの時代にこんなものが制作できた事自体が快挙だった。
しかも単なるネタ系映画とばかり思っていたのに劇場公開でもヒットを飛ばしたのみならず、結構な数の映画賞を取るほどの出来だった。とりあえずは劇場版はスルーしたが、その後一年も経たずに地上波テレビで放映してくれたので、そちらで視聴。
一度通して観て思ったのは、確かにヒットするだけのポテンシャルを持った作品だったということ。差別的なネタは健在だが、深刻にならずにネタとして笑えるギリギリのものだったし、単に責めるだけでなくお国自慢もたっぷり出しているので見応えもある。差別よりもむしろ埼玉や千葉の魅力についてたっぷり語っているところが面白かった。逆転の発想でこんな宣伝の仕方もあるのかと思わされる。事実本作は埼玉で大ヒットをしたようだが、ちゃんと本作は埼玉を宣伝してくれていたことが分かる。後半の埼玉対千葉のお国自慢は馬鹿馬鹿しいけど見所たっぷり。そこに神奈川とか群馬とかもこっそりと入り込み、いろんな県の魅力を描いてるのが面白い。
あとは前述したように、未完の作品をしっかりオチを付けたことは評価すべきであろう。演出と人物に力が入りすぎて物語は弱いけど、ストーリーに破綻は無く、ちゃんと終わってるだけでも良い。30年越しでコミックのオチがついただけでも画期的だ。 |
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37話 |
惑星ゼアで記憶の混乱を起こしているイズにラーニングを続ける或人。今回は飛電インテリジェンスとザイアインテリジェンスの五番勝負について。
第2回目の総集編。
今回も総集編で展開する。ヒューマギアのシンギュラリティと自発的な暴走についても出ている。そういえば人間にレイドライザーを配っていたのは亡であったことが分かったが、それって亡のチップを埋め込んだ諌の仕業だったのか。
メタルクラスタホッパーとなったゼロワンのコントロールを取り戻すためにはヒューマギアの善意のプログラムを結集させたとされるが、なんかそれだけではないような気がしてきた。
今回イズが故障したのは全てアークの差し金で、これまでラーニングしたものをアークにフィードバックしていたという。そして最後に現れる黒い仮面ライダー。 |
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スターエーストイズ 恐竜100万年 アロサウルス vs. トゥマク |
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24 |
映画 |
シティーハンター 〈新宿プライベート・アイズ〉(2019) |
新宿に重武装のテロリストが現れ、それを“シティハンター”冴羽獠(神谷明)が撃退した翌日。獠の元にモデルの進藤亜衣(飯豊まりえ)がボディーガードの依頼にやって来た。美人の亜衣に鼻を伸ばし、自宅に招き入れセクハラ三昧を行おうとする獠と、そんな獠を撃退する槇村香(伊倉一恵)。いつものドタバタの中、亜衣がCMでお世話になっているスポンサー御国真司(山寺宏一)が香の幼なじみである事が分かる。昔から香のことが好きだったという真司とデートを重ねる香に、獠は少しずつ食う気が変わってきていることを感じ取る。
1980年代後半から90年代にかけ、社会現象とまでなった「週刊少年ジャンプ」。その売り上げはとんでもないもので、日本人の十人に一人は雑誌を買っていたとさえ言われていた。作品自体どれをとってもアニメ化で一時代築くほどの出来のものばかりだったが、その中でファンタジーやバトルに行かず、リアルな東京を舞台にして、しかも王道バトル漫画に一歩も引かぬ売り上げを誇った作品があった。それが「CITY HUNTER」だった。掲載誌が少年漫画にもかかわらずきわどいお色気シーンも入れつつ、それでもとても硬質な物語展開にファンも多い。
それがアニメになると知った時はどうなるかと思ったものだ。雑誌ならなんとか描写可能な表現でアニメではNGとなるものはかなり多いが(下ネタ以外にも未成年の飲酒とかタバコとか結構細かい)、それに抵触する台詞やシーンが多いので、かなり脱臭されたものになるかと思っていた。
しかし、できあがったテレビシリーズのアニメは思いの外しっかりした作りになってた。今にして思うと、過剰なお色気やアダルティな部分は作品の主要部分ではないので、それらを極力流すことで本筋を際立たせることが出来たのが大きかったかと思う(ギャグ表現的にも「一発」を「もっこり」に表現変えたら、その言葉がブームになってたりもしてた)。
そんなこんなで長丁場となったテレビシリーズに歩調を合わせるように映画化にもなり、3作の映画が誕生。アニメとしては大成功と言って良かろう。
そんなシリーズも1991年に終了を迎え、それから約30年が経過したが、この時代になってほとんどオリジナルキャストで銀幕に帰ってきた。
確かに本作以上に前から始まっている「ドラえもん」も「ルパン三世」も未だに新作映画が作られ続けているので、あって然りかとも思うのだが、それにしても30年のブランクは長い。劇場でこの予告を観た時は「正気か?」とか思ったもんだ。
それで出来として考えるならば、かなり良く出来た作品だと思える。
設定は単純で、ストーリーも次の展開が分かる位の単純さだが、そのシンプルさが良い。難しくなくて良いのだ。この作品に求められるのはノスタルジーであり、格好良い画といつものキャラの丁々発止が見られれば良い。それ以上を求めてはいけないし、そのぴったりな作品ができただけで充分である。
なにより世界観が良い。原作は80年代後半のバブル後期の狂乱の時代を舞台にしており、新宿なんてきらびやかさと裏社会のドロドロが渦巻いた魔都のような感じ。だからこそシティハンターなどという裏家業が必要だと思わせる説得感があった。今はいろんな意味で新宿はクリーンな街になってしまっているため、リアルな新宿を出しても魅力がない。そのため、「もしあのバブルのまま東京が進んでいたら?」というところで止めているため、当時の雰囲気を残したまま。
「もし今シティハンターがいたら?」ではなく、「やっぱりこれがシティハンターだよな」というレベルに止めたお陰でひたすら映像に浸っていれば良いので、気がとても楽。
そして何より本作で素晴らしいのはエンディングでちゃんとテレビ版のエンディングソングが流れるところだろう。「やっぱりこれがなきゃシティハンターじゃない!」というレベルの再現度が素晴らしい。大満足である。
強いて点数を付けるならこの点数だが、点数が伸びないのは結局世代交代ができなかったという単一解答で、そこだけである。 |
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読書 |
銭形平次捕物控10 七人の花嫁
結婚式に向かう白無垢の花嫁だけが次々に行方不明になるという奇怪な事件が起こる。しかも一度は平次の目の前で消えるという事態まで発生してしまう。平次は馴染みのお静に頼み、花嫁の格好をさせて結婚式の偽装をすることとしたが…
平次が一度捕り物に失敗し、その雪辱戦で見事事件を解決するというパターンはかなり多く、本作もそのパターンに則ったものだが、今回に関してはお静という女性を巻き込んでしまったところに特徴がある。結局これが結婚する踏ん切りになったのかな?と考えると、それなりに重要な話なのかも知れない。 |
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ID:INVADED イド:インヴェイデッド |
<A> |
<楽> |
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22 |
読書 |
パタリロ!2
ロンドンのバンコランの元をパタリロが訪れる。スイスにいる母親に会いに行く前にからかいに来たというのだが、国際ダイヤシンジケートがパタリロを狙っていることもあり、バンコランは自分もついて行くことに。母親に対してはまるで借りてきた猫のようにしゃちほこばるパタリロに意外な側面を見る。
読み切り短編がいくつか収録されているために本編が半分くらい。それでもパタリロのお母さんが出てきたり、これから長い付き合いとなるマライヒが初登場してるとか、見所は多い。あと当時もう一本連載していたラシャーヌも出てきてる。 |
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3話 |
トランスルーセントを殺害したヒューイはショック状態のまま家に帰る。一方アニーはセブンの一員スターライトとして露出の高い服を着るよう強要される。
殺せないはずのヒーローを殺せたのは僥倖だが、それによってもう元の生活に戻ることができなくなった。これからザ・ボーイズの一員として生きるしかなくなった。家を出る時に父親とも決別するが、哀しい別れとなっている。ただトランスルーセントを殺した時に高揚感を覚えたとも漏らしていた。
ザ・ボーイズは更にもう一人のメンバーとしてマザーズミルクを加えて、今度はAトレインを狙う。そのためにAトレインの恋人ポップクロウの盗聴を開始する。そこで初めてコンパウンドVという薬品の名前が分かる。ヒューイの恋人ロビンを殺した時にもそれを服用中だった。
一方、ヒーローとしての振る舞いを強要されるアニー。意に沿わない意匠を強要されているが、それもマーケティングのためと言われて嫌々従ってるが、どんどんストレスが溜まってる。こんな時にヒューイと再会して、少しだけ会話もしているが、ヒューイに対しては愚痴が言える。
ホームランダーのヒーロー活動が描かれるが、強すぎるために何もかもあっという間。ただ強さのあまりに犯人とかは簡単に殺してしまってる。ヴィランとヒーローの差ってなんだろうな?
<Aトレインのスピード勝負はトラックを使っているが、これだと遠心力で体が吹っ飛ばないだろうか?
コンパウンドVを服用したポップクロウの性行シーンあり。かなりグロで、尻で男の頭を押しつぶしてしまった。脳味噌がぐちゃっと出てくるシーンまであり。> |
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フィギュアライズスタンダード 仮面ライダー電王 ソードフォーム&プラットフォーム |
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21 |
映画 |
殺人鬼 |
第1位 |
ハロウィン |
マイケル |
第2位 |
サイコ |
ノーマン・ベイツ |
第3位 |
悪魔のいけにえ |
レザーフェイス |
第4位 |
サスペリアPART2 |
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第5位 |
血みどろの入江 |
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第6位 |
スクリーム |
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第7位 |
ビハインド・ザ・マスク |
レスリー |
第8位 |
チャイルド・プレイ |
チャッキー |
第9位 |
ローズマリー |
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第10位 |
エルム街の悪夢 |
フレディ |
第11位 |
キャンディマン |
キャンディマン |
第12位 |
影なき淫獣 |
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第13位 |
13日の金曜日PART3 |
ジェイソン |
第14位 |
フリージング・アウト |
案山子 |
第15位 |
アクエリアス |
フクロウの仮面男 |
第16位 |
暗闇にベルが鳴る |
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第17位 |
サマーキャンプ・インフェルノ |
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第18位 |
スプラッター・ナイト/血塗られた女子寮 |
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第19位 |
他人の眼 |
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第20位 |
バーニング |
クロプシー |
第21位 |
モデル連続殺人! |
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第22位 |
プロムナイト |
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第23位 |
ヘルナイト |
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第24位 |
夕暮れにベルが鳴る |
カート・ダンカン |
第25位 |
マッドマン・マーズ |
マッドマン・マーズ |
第26位 |
リーカー 地獄のモーテル |
モーテルに住む殺人鬼 |
第27位 |
誕生日はもう来ない |
ハッピーバースデートゥーミー |
第28位 |
血のバレンタイン |
炭坑夫 |
第29位 |
ファイナル・デスティネーション |
死神 |
第30位 |
デビルズ・ゾーン |
ミスター・スローセン |
30 Greatest Slasher Movies |
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11話 |
宇宙にあるきらめく星クリスタリアは突然のヨドンヘイムの侵略によって滅ぼされてしまった。国王オラディオン王によって逃がされたマブシーナ
新型コロナウイルスの蔓延による撮影休止を受けたテレビ版の前史。実は2月に公開された劇場版そのもの。
この作品の存在自体知らなかったんだが、なるほど結構唐突に始まったテレビ版も、これがあってつながっていくのだな。
キラメイジャーはレッドの入隊が一番最後になってるが、最初の四人がそれぞれキラメイストーンに認められるまでをスピーディーに描く。
改めて見ると、「単に速いだけ」の瀬奈、「所詮役者」の時雨、「これもゲーム」の為朝と、これまでになかった職業の人ばかり。新しさを強調してる。
四人のキラメイジャーはなんの抵抗もなくヒーローになっている。近年はそこに多くの説明を入れていたが、ここではそれは完全にすっ飛ばしてる。かつての「大戦隊ゴーグルV」とか「科学戦隊ダイナマン」を思わせるいい加減ぶりがむしろ実に良い。
一方この時点ではメンバーとなっていない熱田充瑠の高校生活も描かれていくが、空気を読まずに自分の世界に入ってしまう、ある種明るすぎるオタク生活を満喫していた。
<色々設定が出てきているが、中心となる博多南無鈴だけがなぜこんなところにいるのか説明はなかった。それも大切な部分のはずだけど。> |
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20 |
読書 |
トリフィド時代
ある夜。緑色の彗星が目撃された。そしてその翌日、その光を見た全ての人間は目が見えなくなってしまう。たまたま目の手術を受けたため光を見ずに済んだ“わたし”ビルはイギリス中で最も貴重な目の見える人間となっていた。しかも世界には動く吸血植物のトリフィドが蔓延しており、目の見えない人間を次々に標的にし始める。そんな中、奇跡的に目の見える女性ジョセラを助けたビルは行動を共にすることになる。
ディザスター作品の傑作とは聞かされていたが、前に観た映画があまりに普通の出来だったのでこれまで食わず嫌いしていたが、いざ読んでみたら噂に違わぬ傑作。1950年時代のイギリスの風も感じられる好作。 |
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2話 |
セブンの一人トランスルーセントに襲われたヒューイだが、ビリーが車で店に突っ込んでくることでなんとか命を助けられ、トランスルーセントも捕らえることができた。ビリーがFBIでないことを明かされてショックを受けたヒューイは逃げようとする。
世界最高のヒーロー集団“セブン”の一人を倒す話。透明人間のトランスルーセントは体を炭素化できるため、皮膚を貫くことができない不死身のヒーローだが、そんなヒーローを殺す方法を考察する。かつて窒息死も試みられたらしいが、それは失敗。餓死させるには時間が足りない。電撃は利くものの、手に入る高圧電流では気絶が精々。結局尻にプラスチック爆弾を
ヒューイにはFBIだと説明していたビリーだが、実は元FBIで、現在はフリーランスと分かる。この状態ではザ・ボーイズは完全な犯罪者である。それで無理矢理犯罪の片棒担がされることになったヒューイがたまらなく哀れである。しかし結局トランスルーセントを殺したのはヒューイだった。これでヒューイも覚悟を決めたらしい。
一方セブンに入隊したアニーは、セクハラを受けたディープと無理矢理組まされる。悪者を倒してもそれはセブンの宣伝材料となるだけで、何をやってもストレスがたまる。
前回のラストで飛行機を落としたセブンのリーダーのホームランダーだが、色々ストレスが溜まっているらしく、色々周囲にプレッシャーを与えている。単純なリーダーというだけでなく、パワハラの源にもなってる。どうやらセブンも内実は火の車らしく、マネージャーは金策と政府の支援を受けるべく活動中。色々大変だ。 |
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threezeroX 大山竜 バルタン星人 |
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18 |
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一人っ子の国(2019) |
1975年から2015年まで中華人民共和国で行われてきた国策の「一人っ子政策」その渦中に生まれ、アメリカに渡って成長してきた監督が、改めて自分の祖国で行われてきたこの政策がどういうものだったかを様々なインタビューを元に構成する。
私が子どもの頃、学校の社会科の授業ではほとんど近代を学ぶことはなかった。小学校、中学校、高校全てで授業は第一次世界大戦の辺りで大体終わる。
これはだいぶ前に知り合いの教師に尋ねたことがあって、そこで聞いたのは、色々政治的な思惑のためであるということと、受験に出ないからということだった。これでは現場の教師を責めることはできないと思ったものだ。
そんな中でもいくつかは現代の問題について授業で語っていたことがあった。その一つが人口爆発について。19世紀後半から世界の人口は爆発的に増え続けているという事実と、それに対して行われている対抗手段についてだったが、中国では一人っ子政策という方法が使われていること。法的に人口抑制ができるのはトップダウンが可能な国で、共産圏位のものだと言われたこと位だろうか。
その後の中国に関しては色々あった。この半世紀だけでも歴史の教科書を何冊も書ける位の激動の歴史を経てきた。
激動の歴史と一言で書いてしまったが、激動だけにその中では大変多くの血が流されてもきた。歴史が動くというのは、多くの犠牲が生じることでもあるのだ。特に中国は政府の力が強く、政府に反対するメディが描かれにくいこともあって、一体その中で何人の人が亡くなっていたのかは正確には不明だ。
ただ、その不明の中で、名前さえ付けられることなく亡くなった人々の数は膨大な数に上る。他でもなくそれが一人っ子政策の問題である。
一見「一人っ子政策」というのは単純に子どもを作らないという事に思えるかも知れないけど、自然に任せるならば、夫婦には数人の子どもができることが普通であろう。ましてや避妊の技術があまりない中、生まれるはずだった二人目三人目の子どもはどうなったか。
誰も踏み込まなかったそのタブーに目を向けた。実はこれだけでもとんでもない勇気であった。中国国内ではほぼ絶対に作る事が出来ない作品を作ったと言うそれだけで本作は賞賛に値する作品であろう。
敢えてこのタブーに踏み込んだのは監督自身がまさに一人っ子政策の中で生まれた子であり、生まれることがなかった自分の妹や弟のことを思い続けてきたからだろう。劇中でも語られてきたが、監督自身が子どもを産んだこともあって、改めて自分のルーツと向き合うために作ったと言う。勿論中国内では作る事が出来ない素材なので、アメリカでの制作となっているが、実地で中国国内でロケもしてるようだ。相当危険だったんじゃないかな。
内容もすさまじい。なんせここで語られるインタビューの一つ一つが殺人の歴史だ。自分が殺してしまった子どもに対する思いが吹き出るような言葉の数々と、それを正当化して納得しなければ精神的に耐えられないという心の叫び。そして恐らく当局に隠されていたいくつもの映像。合法の殺人の生々しさが出てくるので観ていてとても辛い。
しかし、その辛さがあるからこそ目が離せないし、単純に辛いだけでなく、観させる映画的技術もしっかりしているため、相当見事な作品に仕上がってるのは確かな話。
かなりの残酷描写も多いため万人にお薦めは出来ないが、どしっとしたドキュメンタリーを観たいという人がいるなら絶対にお薦め。 |
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36話 |
突然惑星ゼアに呼び出された或人は、そこでイズから、人類の危機が迫っていることを告げられる。イズ自身のプログラムが不安定になる中、これまでの戦いをイズにラーニングさせることでプログラムの修復を行おうとする。
第1回目の総集編。
新型コロナウイルス蔓延によって撮影ができない状況なのでこれは致し方ないところ。超絶に盛り上がっていたので勿体ないが、続きを楽しみにしよう。
これまでの話も結構複雑になっているので、振り返ることでストーリーの検証にもなってるので、これはこれで良し。
ストーリーでは出てこなかった設定もいくつか明かされてる。例えば不破諌の頭に亡のプログラムが埋め込まれたのは9話の出来事だったとか。また、新しい迅が復活するためには迅のプログライズキーを誰かが解放しなければならなかったが、それは未だに謎だとも語られてる。 |
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17 |
読書 |
僕のヒーローアカデミア5
体育祭もいよいよ決勝。一対一の対戦トーナメントが順調に進んでいく中、轟焦凍と戦う事になる出久。焦凍は自分がエンデヴァーの息子であることに嫌悪感を覚えることを出久に告白し、その上でオールマイトに似た力を持つ出久を叩き潰すと宣言する。一方、順調に勝利を重ねながら、ますます怒りが溜まっていく爆豪勝己の決勝の相手は…
これまで順調に勝ち進んでいた出久が派手な負け方をした。主人公キャラは負けないという不文律のあるジャンプ系漫画だが、これからの長い戦いを前に、仲間内の戦いで敗北させておくのは正しい方法。本音でぶつかったお陰で、これまでクールキャラだけの存在感だった焦凍が心を開くというイベントも有り。 |
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1話 |
超常的な力を持つヒーローが存在する世界。だがそこでセブンと呼ばれるヒーローは悪人を倒して金を得ることだけを目的とする者ばかりだった。平凡な家電店店員ヒューイは目の前でヒーローの一人Aトレインに追突されて死んでしまった。和解を拒否したヒューイは傍若無人なヒーロー達に復讐を誓い、ヒーローと戦うザ・ボーイズに加わる。一方生まれつき超能力を持つアニーはスカウトを受けてセブンの一員となる。
これまでヒーロー作品は数多くあったが、ヒーローでない人間がヒーローに挑むというアンチ・ヒーロー番組は初めてとなる。主人公は二人。ヒーロー側に属するのは、ヒーローの内部腐敗を告発し、アンチ・ヒーロー側はヒーローを一人一人血祭りに上げるというもの。
超常的な力を持つヒーローは、よほどの自制心がない限り簡単に悪に染まってしまう。それを見ないでいることが礼儀のようになっているが、敢えてそれを直接描いたところに大きな特徴がある。
ヒーローが人殺しとなり、その罪は一切問われないとしたら、恋人や家族を殺された者は泣き寝入りするしかない。その現実が目の前にあると辛いものだ。主人公のヒューイは気が小さいただの男だというのも良い。
一方ヒーローになったらなったで、チームのパワー関係で蔑まれたりして激しいパワハラとセクハラを受けている。これも表には出ないが、あって然りの問題だ。
そんな二人が出会ったことで物語が動き出す。
ヒューイの親父さんの顔観た途端吹いた。まさかのサイモン・ペッグかよ。
<ブッチャーはヒューイに「赤いピルを飲むか青いピルを飲むか」と言ってくる。これは『マトリックス』からだが、青が正しくて赤が間違いと言っていた。逆だ逆。> |
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14 |
読書 |
オーバーロード11 山小人の工匠
自分でも思いもしなかった形で帝国を併合してしまったナザリック。アインズ・ウール・ゴウンはこの状態で自分は何ができるかを考えた結果、(帝国から逃げ出す口実と共に)工匠種族ドワーフと同盟を結ぼうと考える。だがほとんど人類と接触を持たないドワーフがどこに住んでいるのか分からず、とりあえず目撃情報を頼りに旅を始めることにする。
前巻に続き、アインズがとりあえず適当に始めたことが予想を超えた成果を挙げてしまうというパターン。このパターンは読んでてとても楽しいのだが、繰り返しになると飽きてくる。 |
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26話 |
サハラ砂漠の真ん中にレーザー光の穴が穿たれる。それを観測したジョンは、いよいよザ・メカニックのプロジェクト・センチネルの最終実験が始まったとインターナショナル・レスキューに出動を要請する。だがレーザーの照準先にはなんとフッドの秘密基地があった。
第二部最終話。ザ・メカニックとフッドが二人とも登場。ザ・メカニックはフッドを秘密のアジトごと焼き殺そうとしたらしいが、その理由は自分に駆けられている洗脳を解くこと。
フッドの右目の奥にある機械が発動するとザ・メカニックは苦しむ。この二人の関係とは一体なんだろう?オリジナル版ではミンミンの父キラノがフッドの洗脳を受けていたが、その立場なんだろうか?
フッドはフッドでザ・メカニックを使って何かの目的をもっているようだが、
ザ・メカニックのレーザーからフッドの身柄を助けることが今回の目的で、カプセルに閉じ込めたフッドを1号→S号→4号→ペネロープ号→2号→1号と中継して移送する。その度ごとに空中に放り出されてフッドが悲鳴を上げてる。最後は1号とS号のキャッチボールに巻き込まれてしまうが、これって死ぬんじゃないか?
レーザー衛星を止めるためにブレインズが出動してるが、出動時にトレイシー一家よろしく出動シーンもある。眼鏡を直すところがチャーミング。レーザー衛星に行ったら、そこにはザ・メカニック本人がいた。
結果としてザ・メカニックとフッドはGDFが身柄を引き受けてめでたしめでたし…と思ったら、なんとGDFにもフッドの部下が入り込んでおり、フッドは逃げてしまった。これで第三期に続くことになる。 |
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1/350 キングギドラ プラモデル |
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12 |
映画 |
えいがのおそ松さん(2019) |
相変わらずニート生活を満喫する松野家の六つ子だが、ある日出席した同窓会で充実した生活を送っているクラスメイトに責められて全員激しく落ち込んでしまう。翌日目が覚めた六つ子は、何か世界が違ってしまったことに気づいてしまう。町を彷徨していく内、なんと高校時代の自分たちと出会ってしまうのだった。
アニメが飽和していた2015年に突然発表された「おそ松さん」。赤塚不二夫原作で数回アニメにもなっている「おそ松くん」の10年後位を描くアニメだということ。とりあえず1話だけ観てみて、面白くなかったら切ろうと思って観たところ、あまりのぶっ飛び方に唖然としてすぐに視聴継続を決めた。結局現時点では二期を放映したが、全般を通して現代的な意味での不条理アニメとなっていて楽しかった。
人によって「おそ松さん」テレビ版の楽しみ方というのは変わるだろうけど、私にとっては不条理な短編に一番の魅力があったと思う。数分という時間の中でキャラの個性と不思議な空間をぶち込むことで、キャラの魅力を引き出すようなものである。テレビ版にもいくつかあったけど、長いストーリー性を持つ物語は今ひとつといった感じ。
これは長くなる分、条理が求められるようになるため、キャラが落ち着いてしまうからなのだろう。キャラクターが安定しないからこそのギリギリの魅力が一番の面白みだ。
その意味において、この劇場版は私の求めるものではなかった。小ネタは多数出てくるものの、劇場版の長さで物語が一貫しているので、それぞれのキャラが固定化されて落ち着いていて、本来の本作の持ち味であった不条理性がかなり失われてしまう。
物語がしっかりしていればしているほど魅力が無くなるというという宿命を持った作品なので、これは仕方ないかも知れないけど、実に普通の作品というのが感想である。
一応本作は原作版の「おそ松くん」と新しいシリーズの「おそ松さん」をつなぐための物語とされているものの、高校時代の松野家の面々が原作版とも性格が異なるためにはまれなかったところかも。 |
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35話 |
雷のデータを奪われ、滅亡迅雷ネットの全メンバーが揃ってしまう。一方ザイアスペックを装着した人間が突然凶暴化してしまう事件が起こる。これが滅亡迅雷ネットによるものと説明した天津垓は、急ぎレイダー達と共にデイブレイクタウンに向かう。
敵は仮面ライダー迅。そして仮面ライダーサウザー。
滅亡迅雷ネットが完成したことで今や或人の飛電製作所、滅亡迅雷ネット、そして天津垓のザイアの三つ巴の争いとなっていく。垓が全てを管理しようとして、滅亡迅雷ネットを壊滅させようとするのだが、シンギュラリティを起こした滅を守るために或人の方が滅亡迅雷ネットの方を守り始めた。本当に三つ巴で、誰が誰と組むのかがこれからの展開となるはずだが、先の展開が読めない。
亡を分離して、亡から過去に自分に何があったのかを聞かされる諌。その答えは、実に平凡な人生だったというオチが付いてしまった。
<ザイアスペックを付ければヒューマギアの代わりになると頑張る畑山耕一。しかしそれって不眠不休で働かねばならないという事では?なるほどザイアスペックとは社畜製造魔進なんだ。
大部隊のマギア対レイダーの大がかりな戦いのはずなのだが、仮面ライダーが戦いを始めた途端誰も周りにいなくなってしまった。
ギーガーは8話と9話に登場した際、あっという間にハッキングを受けていたが、全く同じ事が今回も起こってる。エイムズには全く学習能力が無い。> |
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11 |
映画 |
心かき乱す映画 |
第1位 |
エクソシスト |
第2位 |
SF核戦争後の未来・スレッズ |
第3位 |
オーディション |
第4位 |
イレイザーヘッド |
第5位 |
硝子箱の処女 |
第6位 |
食人族 |
第7位 |
ソドムの市 |
第8位 |
ビジターQ
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第9位 |
マザー! |
第10位 |
ハピネス |
第11位 |
発情アニマル |
第12位 |
黒い太陽七三一/戦慄!石井七三一細菌部隊の全貌 |
第13位 |
ネクロマンティック |
第14位 |
Irrversible(2002) |
第15位 |
鮮血の美学 |
第16位 |
ギニーピッグ2 血肉の華 |
第17位 |
時計仕掛けのオレンジ |
第18位 |
ムカデ人間2 |
第19位 |
Aftermath(1994) |
第20位 |
プレッシャー2 |
第21位 |
ありふれた事件 |
第22位 |
マーターズ |
第23位 |
キル・リスト |
第24位 |
ヒルズ・ハブ・アイズ |
第25位 |
アンチクライスト |
The 25 most disturbing movies ever made |
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読書 |
銭形平次捕物控9 人肌地蔵
ある町の辻にあった石地蔵が突然暖かくなっているという噂が立つ。縁起が良いと人々がお参りに来る中、その土地の持ち主である長者の黒木がその地蔵を人々の目から隠すように自分の家にいれてしまう。ところがその後家にあった千両箱が何者かに盗まれるという事件が起こってしまう。黒木家と関わりのあるがらっ八の紹介で真相究明に挑む平次。
純粋な推理を楽しむ作品。欲をかいたものや人を下に見る金持ちは酷い目に遭うというものを割と地でやった作品でもある。 |
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S.H.フィギュアーツ 仮面ライダービルド ラビットタンクフォーム |
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10 |
読書 |
俺物語!!2
意外な告白を受け、晴れて恋人同士になった剛田猛男と大和凛子はいつも(砂川誠を巻き込んで)一緒でラブラブっぷりを見せつけていた。そんな猛男を友だちに紹介したいという凛子。そして柔道部に頼まれて試合に出ることになった猛男。そして誕生日を迎えた凛子を全力でエスコートしようとする猛男という三つの物語。
すさまじい安定っぷりを見せつけるラブコメ作品。歳食ったからか、逆にこういう安定した物語の方がありがたい。終始ニヤニヤしながら読んでいられる。しかしよくこれ少女漫画で連載できたもんだな。表紙だけ見たら、全くこれが少女漫画に思えないぞ。 |
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25話 |
大金持ちの天才設計家チコ・リーヴスが作り上げた超高速真空トンネル車の運行実験中、列車が止まらなくなってしまう。すぐさまサンダーバード1号が出動するが、真空トンネルを傷つけることができず、単独で乗り込むことにする。
スコットが中心となった話で、このところ活躍の機会が少なかったサンダーバード1号が存分に活躍するかと思いきや、スコットは生身での活動で、1号は飛んでるだけだった。後半になって4号に乗ったゴードンが登場。ハイパーカーからの脱出を図るが、文句ばっかり言ってるのがゴードンらしい。
ブレインズはハイパーチューブの設計者チコの大ファンで、救助よりもチューブの美しさに魅了されてしまってるシーンあり。メカフェチの鏡だな。
ハイパーチューブカーに乗っていたお爺ちゃんがスピードマニアだそうで、危機の連続を心から楽しんでいたのが印象深い。 |
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08 |
映画 |
名もなき生涯(2019) |
第二次世界大戦下のオーストリアにある小さな村の農夫フランツ・イェーガー・シュテッター(ディール)は妻と三人の娘と共に慎ましく暮らしていたが、戦争の影響は村にもやってきていた。ヒトラーに忠誠を誓うことをあくまで拒否するフランツはついに収監されてしまう。その中でも信念を曲げることなく、家族に励ましの手紙を送り続けるが…
実在した、第二次世界大戦に自分の信念を曲げることなく亡くなった人物を描く作品。映画では数多くの反戦をテーマにした作品が作られているが、戦争に反対したために殺されてしまったというのは結構多く、ドイツでは白バラの祈り ゾフィー・ショル最期の日々(2005)とか、日本でも人間の條件(1959)なんかも作られており、映画としてはそれなりにメジャーなテーマと言える。同じく2019年に製作されたジョジョ・ラビット(2019)もその系列に入るかもしれない。
本作の主人公フランツは活動家ではない。単に信仰深い田舎の農夫に過ぎない。ただ人よりだいぶ頑固ということと、人を殺す戦争は悪であり、それに加担することは良心が許さないということだけ。
ほとんどの人は他人を殺したいなどと考えないので、心情的にはフランツの考えは分かる。だが、同時に自分自身と家族を守るためには妥協も必要である事を知っているため、心はどうあれ表面上は戦争に協力する。協力しないと不利益を被るし、周囲の空気を読む感覚も重要だから。信念に殉じることがどれだけ難しいかを知っている。そういう妥協を繰り返すことで大人になっていく。
もしそれができなかったら?その生き方はとてつもなく苦しいものになる。それが空気を読む能力の低い自分自身の身に迫ってくるから観ていて辛い。更に不器用ながらも自己主張を押し通すフランツの姿は、自分にはなれない理想的なものを感じたりもする。
全般的にそんなフランツの姿が延々と描かれるため、精神的に来るきついものを延々と見せられ続ける。
しかし問題として、この画面の美しさはどうだ。画面の一つ一つが絵画のようで、別な意味で目が離せない。
きつさと美しさの両面攻撃。それを3時間近く。観終わったら精神力がごっそり削げ落ちていた。これがマリックの真骨頂。 |
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8話 |
トレーニング中の瀬奈の前に、瀬奈のライバルを主張する村雨真木埜が現れる。実は二人は小学校時代の腐れ縁で、百人一首のライバルだった。そんな時、ヒャクニンイッシュ邪面が現れ、多くの人々を人質に百人一首勝負を挑む。百人一首の知識があるのは瀬奈だけで、劣勢を強いられてしまうが、そこに真木埜が現れる。
敵はヒャクニンイッシュ邪面。爆弾を仕込んだ百人一首の下の句を人の顔に取り付け、上の句を読み終えた時に爆発させる百人一首勝負を挑む。お手つきしても爆発する。又、普通に百人一首勝負をして、負けた人間を絵札に変えてしまう。そして邪面獣ヘイアンキョウバスラ。平安京の町並みを顔面に再現した邪面獣。
瀬奈を中心とした話で、過去のトラウマとなっている百人一首を克服するという話。スプリンターとしては最強だが、つい先走ってしまう性格が百人一首ではマイナスに働いていたが、ライバルとの和解によってふっきれた。
そもそも都合良すぎる上に無理のある展開だが、戦隊ものならそれも良し。むしろ無理のある展開こそが醍醐味でもある。
<ヒャクニンイッシュ邪面の動きを読んで、札を取るより先にその札を取ってしまうと言う作戦で勝利する瀬奈。あんなでっかい手だとどこを狙ってるか分からなそうだけど。視線も分からないし。
今回キラメイジャーの全員揃っての口上は短歌調だったが、キラッと参上カラッと解決ってのは、お子様には分からないネタだな。> |
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ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル! |
<A> |
<楽> |
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07 |
読書 |
夜は短し歩けよ乙女
京都にある大学のクラブの“後輩”の乙女に一目惚れした“先輩”は、自らの硬派を崩さずに彼女の関心を引くためにあらゆる“偶然”を利用しようとして出会いまくっていた。そのための涙ぐましい奮闘と、そんな先輩の思いを全く考えもしない天真爛漫な彼女は、ただ面白いことを求めて京都の町を彷徨う。すれ違うばかりの二人の主観で見る青春模様。
著者の「四畳半神話大系」に連なるような物語。実に面白い。全編百鬼夜行のような光景が目に浮かぶ。 |
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24話 |
海洋油田プラントに嵐が近づいていた。この油田の封鎖のために訪れていたペネロープは嵐のために起こった事故で従業員を助けようとしたが、ペネロープに反発を覚える一部の従業員が火災を起こして逃亡してしまう。すぐさまサンダーバード2号が出動する。
海上油田基地での火災からの救出の話。実に本作らしい話だった。最初はペネロープが、そしてインターナショナル・レスキューのサンダーバード2号が出動というのも基本を押さえた話になってる。今回は同時に出動したのは1号ではなくS号。基本を押さえるならやっぱり1号と2号が同時に出撃してほしかった気もするが、S号らしい使い方をされていた。
今回はパーカーが大活躍。オリジナルの姿よりはとぼけた感じの造形になってるが、やることはきっちりやるのがこの人の良いところだ。ペネロープも試作品の水中作業用スーツで救出作業を行っている。 |
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05 |
映画 |
TAG タグ(2018) |
幼なじみの5人の男達ホーガン・マロイ(ヘルムズ)、ジェリー・ピアース(レナー)、ボブ・キャラハン(ハム)、ランディ・チリアーノ(ジョンソン)、ケヴィン・セーヴル(バーエス)。彼らは9歳から鬼ごっこ(TAG)を開始し、毎年必ず5月に集まっては鬼ごっこに興じていた。それから30年。今年も五月になり、例年の鬼ごっこを開始する日が近づいていたが、今年はいつもとは何かが違っていた。これまで一度も鬼で終わったことがないというジェリーを負かせるために獣医師の仕事まで辞めて用意するホーガン。そして鬼ごっこを開始する日に突然街から姿を消したジェリー。今年の鬼ごっこはどうなっていくのか。
実話を元に、大人の鬼ごっこをモティーフにした作品。
現実生活において鬼ごっこは子どもがやるもので、大人になってもやるのはおかしいのだが、だからこそ本気で鬼ごっこをすると面白く、テレビ番組などでは時折スペシャル版とかで放映されることもあるくらい。この場合はテレビ映りを考え主に芸能人とかを出して、戸惑ったりパニックに陥ったキャラクターを眺めて楽しむというものだが、もしこれを本気でやってる人がいたら?そう考えると、恐らくとんでもないレベルに達した達人レベルの攻防戦が観られるのではないだろうか?
設定を聞いただけで楽しそうだと思ってレンタルして観た。
ただ、ちょっと期待とは違っていた。私が思っていたのは、大人の鬼ごっこと言うことで、銃火器は使わない全編サバイバルのような、えげつのない駆け引きのある物語だったのだが、別段そんなことはなかった。
むしろ予想よりずっと人間ドラマに力を入れた物語で、ラストのオチも含めて、幼なじみの友情物語といった風情である。
しかも結構全員良い具合にへたれてて、中年親父達がふうふう言いながら走り回るような痛々しい感じ。それでもこの鬼ごっこに人生を賭けてるという決意だけはギラギラしてるところが妙なアンバランスさあって、結構微笑ましく観られた。
しかしそれもラストに近づいていって、何故ここまで鬼ごっこに執着するのかという事が分かってくると、なるほどこれは映画としてしっかり成立してると思わせてくれる。なるほどこう持ってくるのか!と感心出来る。
どんでん返しとまでは言わないけど、良い裏切られ方が心地よくラストを迎えさせてくれる。
本作にはジェレミー・レナーも出ているが、これは特別枠といった感じ。護身術を駆使して他のキャラを寄せ付けないが、その姿はまんまMARVEL(MCU)のホークアイが一般人の鬼ごっこに参加したらこうなるだろうというもの。
身体能力のレベルが違いすぎる。ただ、その動機というのが「絶対に鬼になりたくない」というモチベーションからというのが馬鹿馬鹿しくて笑える。
結局レナーをどう攻略するかということで終始してしまうのだが、これはこれでよし。 |
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34話 |
野菜工場で働くために復元された農業管理ヒューマギアのミドリが働く畑山ベジタルファクトリーに滅が現れる。或人の持つ雷のデータを取り戻すという滅はミドリを人質に取る。一方自分の過去がねつ造されたものであったというショックから立ち直れない諌の前には唯阿が現れる。諌の頭の中にいる亡のデータを使えば記憶を取り戻せるというのだが…
敵は仮面ライダー滅。
滅亡迅雷ネットの具現化してない雷と亡の二人を巡る話。雷のデータは或人が持ち、亡のデータは諌の頭の中にある。雷の方は滅が、亡の方は迅が担当してるようだ。
ここ何話か迅は或人に協力してきたが、それは滅亡迅雷ネットの復活のためで、簡単に或人を裏切ってしまった。裏切るにしても早かったが、これで滅亡迅雷ネットのデータは全て揃ってしまった。
滅は元々父親型ヒューマギアとして作られたもので、そのアーキテクトは或人の父飛電其雄のものと分かる。
今回全然活躍出来ない天津垓だが、背後でザイアスペックの新しい段階への移行を口にしている。戦闘用レイダーにかかわるものらしい。
相当内容が詰まっていて、30分でよく収めたと言った感じ。
<垓は紅茶の理想的な温度は60度と言っていたが、それは緑茶の温度。紅茶は80度を超えるくらい。なんだかだんだん「超光戦士シャンゼリオン」の黒岩に近づいてきた気がする…知ってる人も少ないだろうが。
唯阿の諌の扱い方は、ちょっとだけ説得した後ですぐに首を打って気絶させてる。扱いが雑すぎる。その内動かなくなるぞ。> |
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04 |
読書 |
パタリロ!1
微笑ねキラーの異名を持つイギリス情報局MI5エージェントのバンコランは来英するマリネラ王国のパタリロ皇太子の警備を命じられる。だがそのパタリロはとんでもない子どもだった。すっかり振り回されてしまう。そしてこれが長きにわたる二人の腐れ縁の始まりとなる。
長いこと読み直そうと思っていたが、ようやく決心が付いた。これから定期的に一冊ずつ読み進めていく予定。月一冊で考えても8年かかる計算になるが。 |
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23話 |
宇宙への中継基地スペースハブ1でドッキング事故が起こり、コアの原子炉にメルトダウンの危機が迫る。駆けつけたアランのサンダーバード3号だが、それでは手が足りず、サンダーバード2号を宇宙航行用に改造し、冷却システムを運ぶこととなる。
今回は宇宙が舞台なのでアランの3号の出番。だが3号はステーションの生命維持のために必要なので、資材運搬にはサンダーバード2号が出撃する。2号が宇宙に行くのは初めてだが、そんな装備も出来る事が驚き。
人命救助のためにふんだんに装備を使うという本作の基本がきっちり守られた好作。特にアランが格好良い話が少ないので、これは上手くできてる。
そして宇宙用に換装したサンダーバード2号が地球に戻る際、スペースハブ1の冷却システムを2号にドッキングさせる離れ業使っていた。危うく2号が廃棄処分になるところだったという緊張感が途切れない話に仕上がってた。
<サンダーバード2号は重量重すぎるため、宇宙に持って行くのは物理的に無理っぽくはあるが、アニメとかだと当たり前に宇宙に行かせるからツッコミにはならないか。
最初に出撃した3号に乗っていたのはアランのみ。この事故で一人はきついだろ。
いつも慎重なバージルがサンダーバード2号を宇宙に運ぶ時に凄く興奮してた。スコットならともかく珍しい描写だ。よっぽど宇宙に行きたかったと見える。
スペースハブ1の管制官コンラッドによれば、「一番クールなサンダーバードは2号だ」そうだが、基本的にそれが共通認識だろう。> |
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03 |
映画 |
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey(2020) |
ゴッサム・シティを牛耳るイカれた男ジョーカーのパートナーとしてもてはやされてきたハーレイ・クイン(ロビー)だが、ジョーカーと喧嘩別れをしてしまってから状況は一転した。勢力争いを繰り返すギャングからは、これまでの恨みを込めて暗殺命令が下り、警察ももはやお目こぼしをしようとはせずに彼女を追い回す。そんな中でも自分の主張を曲げずに暮らしていたが、そんな彼女もついにブラックマスク(マクレガー)に捕らえられてしまう。そして命と引き換えに、スリに盗まれたダイヤを取り返してこいと命令されるのだった。その犯人が知り合いのカサンドラ(バスコ)という少女であることと、彼女が警察に捕まってしまって収監されていることを知ったハーレイ・クインは早速警察署を襲うことにした。
スーサイド・スクワッド(2016)で鮮烈な銀幕デビューを果たしたハーレイ・クインに焦点を当て、その後の彼女の活躍を描くというコンセプトで作られた作品。
何度か書いているのだが、スーサイド・スクワッド自体はさほど映画的に評価されてない作品だが、私は大変お気に入りの一本だった。気に入った理由は一点だけで、そこで暴れ回ってるジョーカーこそ、私が考えるジョーカーそのものだったから。
そこで描かれるジョーカーは悪魔に魅入られたかのような強運を持ち、何をやっても成功してばかり。しかし金や女に全く興味がない上に、退屈を嫌うために、自分の命を賭けることばかりやってるというキャラ。何故ジョーカーがバットマンにこだわるのかは、バットマンだけが自分を止めてくれる存在だから。全身全霊をかけてぶつかる事が出来る存在であり、しかも自分より強い。だからこそバットマンに執着するというキャラである。スーサイド・スクワッドでジョーカーがハーレイ・クインを助けたのは、彼女に対する愛情に勝って命を賭ける冒険が出来る事にワクワクしていたからだと思われる。
そんな事を考えながら、「あージョーカー格好良いなあ」という思いにさせてくれたから、あの作品は悪く言えない。
ただ、ジョーカーに関しては昨年のジョーカー(2019)の予想外の大ヒットで、こちらのジョーカー像が世間には受け入れられてしまったため、再び前のジョーカーに戻すのにためらいがあったのかもしれない。結局本作ではジョーカーはシルエットのみの登場となる。
それでジョーカーから離れたハーレイ・クインが本作の主人公になるのだが、正直、ジョーカーなしのハーレイ・クインにはたいして魅力がないというのも事実。
ハーレイ・クインはかなりイカれたキャラではある。基本的には損得関係なく、自分の興味を惹くか惹かないかだけで行動するのだが、ジョーカーと組むとしおらしくなったり、ジョーカーのために一生懸命アイディアを出したり、時にはジョーカーに命じられて危険な任務を飄々とこなしてみたりと、結局ジョーカー次第のキャラでもあり、ジョーカーあってこそ輝くキャラクターとも言える。
そんなハーレイ・クインがジョーカーから離れて何をするのかと思ったのだが、全般的に中途半端な印象の作品が仕上がった。
中途半端さはいくつも挙げられる。
ハーレイ・クインのイカれた行動様式は、自分のしたいことをしてるだけなのだが、何ら主義主張がある訳でなく刹那的。リスクの覚悟がないので衝動的で後先考えないものになってる。それが本作の魅力なのだが、単に頭悪いだけにしか見えない一面もあって、それが妙に気になってしまう。もうちょっと目的意識があったほうがストーリーはしっかりしたのでは?
なし崩し的に仲間になっていく他のキャラも全員女性だけというのが面白いのだが、その一面、多数の登場人物に深まりがなくて薄っぺらいだけになってしまった。キャラを多く出す分割を食った感じ。
女性が活躍する設定においても、やってることが70年代のリブ運動っぽくて、もうちょっと今のジェンダー論取り入れられなかったのかな?という感じ。
サイケデリック演出を狙った演出もなかなか面白いのだが、それも徹底されてないために、バットマンよりもディック・トレイシー(1990)の世界観の方に近くなってしまった。
全般的に言えば、多少とんがったところのあるグロリア(1980)ってところだろうか?面白くなくはないけど、概ね中途半端。 |
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読書 |
Re:ゼロから始める異世界生活14
エミリアが試練を超えることを信じ、その間に聖域とロズワール邸に関わる全ての命を救ってみせると宣言したナツキ・スバル。その想いを受けて試練に挑むエミリアは過去の最も思い出したくない事実に直面していた。一方エミリアの帰還を信じて待つスバル達にこの地で起きたことを語り始めるシーマ。
二つの過去の話で進行する。一つは400年前のベアトリーチェとシーマのエピソードで、これによって聖域が誕生したという話。もう一つは100年前にエミリアが自らを封印した出来事。実はエミリアと正気を失う前のペテルギウス・ロマネコンティは関わりがあったという意外な事実も発覚している。話の展開に全く予測突かない。 |
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