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30 |
| 映画 |
| 「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来(2025) |
鬼舞辻無惨の策略によって鬼殺隊は鬼たちの本拠地のある異空間・無限城へと落とされてしまう。瞬間毎に形を変える無限城の中でバラバラとなった鬼殺隊の面々は襲いかかる多数の鬼を討伐しながら無惨を探す。その中で蟲柱の胡蝶しのぶは宿敵である上弦の弐・童磨と、我妻善逸はかつての兄弟子であり、新たな上弦の陸となった獪岳と、竈門炭治郎と水柱・冨岡義勇は、かつて煉獄杏寿郎を倒した上弦の参・猗窩座と遭遇し、激しい戦いを繰り広げる。
日本アニメ界における化け物コンテンツに育った「鬼滅の刃」。先行して作られた鬼滅の刃 無限列車編(2020)の大ヒットは記憶に新しい。現在日本の映画興行成績では隔絶したトップ作品である(2位の千と千尋の神隠し(2001)が316億円だったのに対し、407億というから100億近い差がある)。本作も既にベスト10入りで、どこまで伸びるかが楽しみでもある。
そしてその出来であるが、「観てる間は凄く面白かった」という言葉で表されるだろう。とにかくアニメ演出は素晴らしく、特に奥行きを感じさせる無限城の造形は見事で、そこを縦横無尽にキャラが駆け抜け、そこで戦いを行う。その空間を存分に使った戦いの演出が見事。特にスピード感のある戦いが多いので、空間を広く使う演出は見事というしかない。見応えだけはトップクラス。
ストーリー面で言っても、ひたすら戦いが続くものの、存分に起伏のあるストーリーが楽しめる。全般的にクォリティは大変高い。特に無限列車編(2020)で師匠と仰ぐ煉獄杏寿郎を殺した猗窩座との決着が付くので、ストーリー上必要になるし、そんな猗窩座に過去の哀しい話があったことも良い具合に花を添えた感じ。原作は読んでないし、調べてもいなかったのでしのぶの死は意外だったが、それぞれにきちんと過去と向かい合っているのが分かってよく練られたストーリー性を感じさせてくれる。
概ね高評価を付けられる水準なのだが、ただ、映画の構成としてはちょっと違う感じ。
通常映画的な技法で言うなら、絡み合ったストーリーは同時並行で行い、クライマックスもザッピングで同時に行うことが普通となる。本作の場合、胡蝶しのぶ、我妻善逸、そして竈門炭治郎と冨岡義勇の三つのストーリーがそれに当たる。この三つのストーリーの導入部、起伏のある戦い、そしてクライマックスを経て終焉へ。構造上最初は静かに、中盤に盛り上げるだけ盛り上げ、ラストは怒濤の展開と終焉の虚しさを描くというパターンになるが、本作はその方法を採らず、個々のストーリーを最初から最後まで描いていた。
これは映画ではなくテレビの作り方になる。
おそらく本作は最初からテレビ用に30分番組を構成することを前提に作られた作品なのだろう。本作の二時間半という時間は概ねテレビ番組六本分に相当し、その時間配分で作られていたのだと推測される。おそらくは半年から一年後にそのまま再編制されてテレビ放映されるはずだ。
映画としてではなく、アニメ作品として作るならば、これは新しい作り方になって、これからのヒットアニメはこのような作り方ができるというモデルケースになるはずである。 |
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| 27話 |
アイドルの陸王に夢中なブーケは推し活を止めようとしたテガジューンに反発して逃げ出してしまう。だがクオンによって記憶を奪われてしまう。自分が何者かも分からないまま人間界を彷徨うブーケを助けたのは熊手真白だった。
敵はマネーノーワン。もっとお金を稼ぎたいという欲望から生まれたノーワン。真白にマネーナンバーワンバトルを挑む。意匠はシオマネキで、卑怯な手を使って金を巻き上げるが、真白からそれは死に金だと指摘され、全ての金が消えてしまった。
記憶を失った敵幹部を匿うという話で、東映特撮では定番の一つ。ほとんどの場合だまし討ちなのだが、ここでは本当の記憶喪失。それで真白と絡んで記憶探しをしているので、今回は真白とブーケの二人の中心回となる。
真白は一見金に汚いように見えるが、それは金を介して人とのつながりを作るためで、金自体に執着がなく、どんどん使ってしまう。それが彼なりの責任感らしい。そんな真白の生き方を見たブーケは自分の使命を思い出すのだが、何故か正義に目覚めてしまった。ブーケを取り戻しに来たファイヤキャンドルもテガジューンに対して一緒に謝ってやるからとか言っていて相変わらず良い人っぷりを見せている。
真白の回想で前の戦いでの仲間も出てきた。色からしてゴジュウレオンらしい。
他のゴジュウジャーはあんまり活躍は出来なかったが、ガリュードの放ったユニバース戦士のバトルジャパンと戦っている。バトルジャパンに変身する設名新役は「魔進戦隊キラメイジャー」押切時雨 / キラメイブルー役の水石亜飛夢。
今回キラメイジャーつながりだろうか。マネーノーワンの末期台詞「金の切れ目が縁の切れ目」は「キラメイジャー」のキンコ邪面の末期の台詞と同じだった。
<バトルジャパンは追加装甲をしてパワーアップしてるが、その顔がアキバレッドっぽくないか?
ブーケと仲良くしてる真白を見たグーデバーンは拗ねてしまってる。ここでもBLかよ。> |
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| 28 |
| 読書 |
真夜中の相棒
都内であまり売れてない小説家が殺害された。容疑者はすぐに挙がったものの、そのアリバイは崩せなかった。担当となった刑事安藤は、何事にも細かすぎることで嫌われている麻生刑事と組まされて捜査を進めていく。聞きしに勝る麻生の細かさに閉口することになるが…
短編小説ながら、必要な要素を色々と詰め込んでバランス良く仕上げられた作品。バランス良すぎて印象が薄いのが難点。 |
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| 48話 |
ボッカを倒したが、その直後ランゴはその計画を引き継いで人間界侵略を始めると宣言する。既に体力の限界を迎えていた仮面ライダーたちは一旦後退し、再起を期する。
敵はランゴ・ストマック。
前回ラストでボッカの計画をランゴが引き継ぐことになった。これまでの経緯を考えればこれは想定内のはずだが、全くその用意をしてなかったショウマ達が迂闊すぎる。
それに大統領が死んだらすぐに仕事全部ランゴが引き継ぐと宣言し、事実すぐに人間狩りを再開している。しかし、ランゴはこれまでずっと人間界にいて、グラニュート界では死んだものと見なされていたので、これは無理。せめてグラニュート界に事情を知ってる人が残って、その用意をしていたという描写が必要なんだが、それを怠った脚本の不備だ。ランゴの秘書のようなグラニュートが登場してるので、一応考えていたんだろうから、こう言う美味しい役をもっと早くから出して伏線張っておくべきだった。
たまたまグラニュートの世界に行ける扉があったので、そこから侵入し、工場を破壊しようという絆人とラキア。そして人間界に残って全ての人を救う手を考えるショウマという二手に分かれて最後の戦いに臨むというパターンもなし崩しな感じで、もうちょっと丁寧にやって、不自然さをなくして欲しかったぞ。。
自分には人々の洗脳を解く力があることを確信し、ラキアの生成した中和剤を入れた綿菓子を食べて、そこから雨を降らせて人々の洗脳を解いている。ふわマシュフォームにこんな力があるのは面白いし、ここはちゃんと伏線を回収している。
伯父である実にショウマが仮面ライダーだとばれたが、これは今更って感じ。
<グラニュート界に仮面ライダーがやってきたことを知ったランゴは一人で相手をしようと言っていた。前にガヴに負けてるのに何の策もないのに?> |
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| 宇宙大作戦の誕生: Making of STAR TREK 米国SFテレビドラマ制作秘史(2025) |
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サイバーダイン クラシック
ジーン・ロッデンベリー |
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| 26 |
| 映画 |
| 極北のナヌーク |
カナダ、ケベック州北部のアンガヴァ半島。年間の多くを氷に閉ざされたこの地で定住地を持たずに旅し、交易を行うイヌク族のナヌークと妻のナイラと子ども達の生活を追う。
別邦題『極北の怪異』。監督のフラハティは現地の住民を助手とし、15ヶ月間という期間を用いて殆ど一人で完成させる。映画の最も初期に作られたドキュメンタリー作品なのだが、この時はまだ「ドキュメンタリー映画」という言葉が無く、本作もどこまでが本当で、どこまでが演出なのかが不明だし、無理に本物を作る必要性がない状態で作られた。だから正確な意味で本作はドキュメンタリーとは言えず、本物というお墨付きを与える事は出来ない。
しかし、映画の面白さという意味では、全く遜色ない。極限の地で、それでもそこで生きている人はちゃんと生活をしている。生きるには過酷であっても、そんな中だからこそ、家族の結束の強さと愛情を見せ付け、彼らなりの楽しみを見つけている。その自然と調和して生きる姿は一種の羨ましささえ感じられるのが特徴だ。
でもこの作品の一番の成果は、公開当時にこれを観た人の反応だっただろう。自分の知らない世界を垣間見ることができたことで、自らの生活の価値観を再確認したり、遠くの世界を夢見たりできる。素朴な人間関係に心からの憧れを抱く人もいるので、一種の清涼剤にもなる。
人々の目を世界に向かせることが出来たと言うことだけでも本作は新しい映画の作り方を提示できたし、映画の作り方にも大きな意味を与えてくれた。その意味で映画界に対する貢献度は大変大きい。
尚、ナヌーク一家は映画の完成直後に大吹雪が原因で全員死亡したそうで、それを知ってしまうと、なんとも寂しい気持ちになってくる。 |
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| 8話 |
度々超常現象が起こる霧降山を調査していた大学のオカルトサークルであるゴーストライダーズに誘われ、その監視を兼ねて同行するアユムとコウセイ達だったが、そんな中で突然起こったブリガドーン現象によってアユムが消えてしまう。
敵は破壊獣モンスアーガー。霧降山の中に生じた異空間にいた怪獣で、この山の伝説になっていた。実は過去に閉じ込められてしまった宇宙怪獣だったらしい。
おちゃらけたオカルトサークルが本物の怪獣と遭遇してしまうと言う話で、コミカル回の定番。ここでもオメガが慌てる姿がなかなか笑える描写になってる。
過去作品のリスペクトも多い。霧降山は「帰ってきたウルトラマン」に登場した霧吹山を彷彿とさせるし、サークルの人たちが言っていた泰平風土記は「ウルトラマンオーブ」でも出ていた。パターンとしてはうっかり封印を解いてしまった若者の話の亜流とも。
そこでブリガドーン現象という神隠しに遭ってしまったアユムを助けにコウセイとソラトが向かい、そこで怪獣と戦う。後半はちょっとリリカルな話だった。
霧降山は1000年前から超常現象が起こっていたが、そこでは赤い巨人が現れるという。それがオメガなのかは不明。ちなみにモンスアーガーも赤い怪獣だったので、そちらの方だったのかも知れない。
レキネスに続きトライガロンもオメガの武器となった。 |
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機動警察パトレイバー2 the Movie 4Kリマスターコレクション(4K ULTRA HD Blu-ray & Blu-ray Disc) (特装限定版) |
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| ウルヴァリン (Deadpool & Wolverine Ver.) |
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| 24 |
| 読書 |
アオイホノオ29
「炎の転校生」の連載も進み、アシスタントのマウント武士と共に快進撃を続けるホノオ。そんな彼の元に少年サンデーからいくつかの申し込みが入ってくる。その内の一つが、ホノオの憧れの人、ゴーグルピンクの大川めぐみとの対談があった。
「少年サンデー」の連載も始まって絶好調のホノオは、全く痛々しさがなくなってしまったけど、久々に本当に痛々しい話が出てきた。憧れの人を前に、自分のデザインした忍者衣装を機転ポーズを決めねばならない。想像するだに痛い。主観がホノオではなくマウント武士の側に移ることもあって、彼女の目から見た、痛さも更に強調されている。 |
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| 26話 |
これまでずっとアルバイト生活だった吠がついに就職できた。その仕事とは東映でスタッフとして働くことだったのだが、初仕事はなんとゴジュウジャーの密着取材だった。自分だけメンバー扱いされず、他のゴジュウジャーから下に見られ、怒りが蓄積していく吠。そこにブライダンが現れた。
敵はハッテサ・ブロウ。ファイヤキャンドルが連れてきた金アーイー。東映を破壊するためにやってきた。
今回声優の関智一が登場。プロデューサーの関本カズというアナグラムのキャラだけでなく、金アーイーのハッテサ・ブロウの声までやっている。一応これまでの話の振り返りもあったが、話全部がこの人のためにあったような話だった。格好までドモン・カッシュみたいな姿だったが、どっちかというとノリは「アニメ店長」だった。
肝いりのドキュメンタリー番組を作るという関本カズは東映のプロデューサー役だけでなくナレーションまでやってる。随分ギリギリでやってるんだな。
この番組は真白がスポンサーで、後半は真白のやりたい放題になってる。
東映には指輪が保管されていて、ゴジュウウルフがパワーアップしたが、なんだかよく分からない。
<吠が東映に入った事を知った竜儀は「大丈夫なのか。この会社は」とか言っていた。台詞自体大丈夫なのか?他にも「こんな会社破壊してやりましょう」という台詞もあった。
ゴジュウウルフがハッテサ・ブロウを倒した技は右手に炎を宿して顔を握りしめて破壊すると言うもの。確かにどこかで観た光景だった。> |
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機動警察パトレイバー 劇場版 4Kリマスターコレクション(4K ULTRA HD Blu-ray & Blu-ray Disc)(特装限定版) |
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一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる |
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| wiki |
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| 22 |
| 映画 |
| スーパーマン(2025) |
地球を守る活動を開始して3年が経過し、それまでにも無敵の力を用いて多くの人を救ってきたスーパーマン(コレンスウェット)だったが、そのスーパーマンを目の敵にするレックス・ルーサー(ホルト)は挑戦を諦めず、ついに最強のメタヒューマンであるハンマーとエンジニアという二人を用いてスーパーマンに重傷を与える事に成功した。ルーサーの狙いは、これでスーパーマンの秘密基地を暴くことで、首尾良く基地を特定することができた。そんな事も知らないスーパーマンは、再び世界を守る任務へと戻り、次々に現れるメタヒューマンと闘い、世界で起こる紛争の仲介をしたりしている。一方仮の姿、デイリープラネット社の記者としてのクラーク・ケントとしては、正体を知っている恋人のロイス(ブロズナハン)とのすれ違いの生活や、SNSを通じて日々行われている中傷に頭を悩ませてもいた。
迷走中のDCユニバースだが、現在は複数のユニバースが並行して展開している。それで一応全部のユニバースを包括する『ザ・フラッシュ』(2023)が出て、一応の収束を見た。あとは個々で勝手にやってくれと言う投げ出しとも言えるが、好き放題にやっても言いというお墨付きをいただいたとも言える。
そういう訳で、どのユニバースにもつながっていない完全オリジナルとしてスーパーマンをやり直すのが本作の特徴。スーパーマンとして、基本中の基本でストレートな作品をやりつつ、ちゃんと見応えも、設定的にも素晴らしいものを作り上げてくれた。
しかしそれはかなりの驚きでもある。
なんせ監督がジェームズ・ガン。この監督のことを知れば知るほど、「まともな」作品とはかけ離れた人物である事が分かる。
なんせ監督の名前を初めて知った『スーパー!』の悪意に満ちたヒーロー観を知ったとき、とんでもない監督がいると思ったし、その後機会があって共同監督を務めた『トロメオ&ジュリエット』観ることができて、なるほどデビュー作からこう言うのを作ってたのかとしみじみ思い、肝いりで製作したという『ブライトバーン 恐怖の拡散者』ではっきりとスーパーヒーローに対する歪んだ思いを知らされた。
そう言う事もあって、ガン監督の作品は、一見ストレートに見えて、どこかで梯子を外して絶望に落とすのではないだろうかというやや偏見を持っていた。実際監督した『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズはバランス良く悪意を取り混ぜることで面白いものができたので、それはそれで良いと思う。
ただ、そんなガン監督がスーパーマンという陽性の極みのような作品を作ると聞いたときはかなり疑問を感じたものだ。
しかしできたものはどうだ。見事なほどのストレートなスーパーマンだった。これまでの監督作品を知ってる限り、驚くばかり。
この作品でのスーパーマンは既に自分のスーパーパワーは地球人全体のために使うと覚悟が完了しており、超人の善意で人を助けている。スーパーマン映画の場合、主にここで迷わせることが多いだけに、既にこの部分をクリアしているスーパーマンの姿は逆に新鮮だったし、強いて人を助ける理由としては、それが自分の存在意義だからと考えている。メタヒューマンである自分が地球人に受け入れられるためには、自分の持てる力を人のために用いる必要があると考えているだけ。アイデンティティーは既に確立していて、人を助けることは自らの使命と考えている。
これまでのスーパーマンの大半は超人故の悩みばかり強調されていて、そんなストレートなスーパーマンの姿は、本当にこれまで全然作られてなかった。
ガン監督がなんでこんなストレートな作品を作る?いや、あれだけ悪意を持ってた人がこんなにまともなのを作ってるのに驚きだ。
だが、観終わってから考えた。このようなストレートなものこそ、本当にガン監督が作りたかったものではなかったのかと。監督なりにヒーローの幅を考え、最終的に落ち着くのが王道である事。
そしてその王道こそが今は最も重要である事を感じていたはずなのである。
ガン監督がこれまで人の精神を逆なでするような作風の作品を作ってきたのは、ある意味社会に対するアンチテーゼを表明するためだったと考えるならば、王道とは即ち、現在の世相に真っ向から反対することとなる。皮肉ではあるが、人のために尽くすとか、善意とかは今や全く流行らないという時代に入っている。つまり王道が時代に逆行するタイミングを計って本作を投入したというなら、監督の姿勢は変わらず、相変わらず世相に中指立てるような作風であるとも言えよう。
その意味では本当にガン監督らしい作品と言えるだろう。
さて、本作は本当に王道で、スーパーマンは完全な善意で人間を守り続けているのだが、そのモチベーションとして自分が移民であるということを常に心に留めていることが重要である。スーパーマンは人々から愛されているが、完全に人間になれないので、いつ排斥されるか分からない。だから愛され続けなければ受け入れられないという事をよく知っている。だからこそ人を助け続ける事を自分に強いている。
ある意味、これほど移民の肩身の狭さを示したものものなかろう。こう見えてしっかり社会性にコミットしているのだ。
更に他のメタヒューマンたちが政治的にややこしいところは手を出さないと協定を結んでいるのに、スーパーマンだけは人の命を救うのに国境など関係ないというスタンスを取っている。
もしスーパーマンがアメリカのヒーローであれば、アメリカのためだけに働けば良いし、アメリカに都合の悪いなら見なければ良い。だから、スーパーマンはアメリカのヒーローではない。世界の人間の一員であることを心に決めている。結果として、政治的なトラブルに巻き込まれてしまうことになる。
正しさを追求した結果、悪になるというのも皮肉で、他のヒーロー達はそういった政治性からは一歩引いて、あまり非難を受けないようにしているのだが、本作ではその一歩引いた態度が逆に政治的になってしまっていることを指摘もしている。結局何をしても中立では居られないのだから、割り切って人の命を救うことが重要だというオチに持っていく。この結論の付け方も実に良い。
本作では故郷から地球にスーパーマンを送り出した親の言葉が何だったのかというのが一つのテーマになっているのだが、その言葉を解析したら、なんと両親は地球を侵略し、クリプトン星人の遺伝子を地球に残すことを望んでいたという真実が明らかになり、それを教えられたスーパーマンがアイデンティティーに悩むシーンもあるのだが、最終的にスーパーマンは親の期待よりも自分の思いで人を助ける事を選択する。亡くなった生みの親の遺言を無視しても、それ以上にやるべき事があるという決断を下すのも見事。『ブライトバーン 恐怖の拡散者』とは真逆の結論が面白い。
移民の理論こそが、ヒーローのあり方の原点であると言うのは、日本の特撮にも通じる普遍的な定義になるのだろう。一見単純に見えながら、深い考察も感じられる。
後は言うまでもないが、本作の大きな魅力となっているのがクリプトの存在だろう。普通映画に登場する犬というのは主人公のバディ役であり、とても頭が良く忠実というのが定番だが、ここに登場するクリプトは自分の欲に忠実で、更にあまり考えてない。だから簡単に捕まるし、食べ物さえ与えておけばどこにいようともそれなりに満足してしまう。言ってしまえば馬鹿犬なのだが、それが実に愛おしい。特に犬を飼っている自分としては、あまりに愛おしいもんだから、映画観ながら飼い犬を抱きしめたいという思いにあふれてしまった。ハリウッドの文脈からは離れてしまっているのも、監督の思いなのかもしれない。
一見単純に見えてこれだけ考えられた作品だと褒めるしかない。これこそ私が観たかったヒーロー映画でもある。
ただ、二点。本作には不満もある。
今回の敵となり、悪意を持ってスーパーマンを陥れようとするレックス・ルーサーについてなのだが、このキャラもガン監督の投影があるのか悪意そのもののキャラで、この造形は人間的で実によろしく、そして憎たらしい。
そんなルーサーがスーパーマンのコピー体を作って戦わせるのは良いんだが(名前がウルトラマンというのも皮肉だ)、その指令を自分自身で行ってまともに戦えるとは思えない。複数のオペレーターに数字を言って反応を早めているが、人間の反応速度では到底スーパーマンには敵わない。ジャスティス・リーグ(2017)ではフラッシュの超スピードにもちゃんと反応してるくらいだから、ルーサーが命令してそれを受ける前に何発でも攻撃を入れられているはず。折角異次元世界の設定があるのだから、そこで時をねじ曲げる空間をとかを作り、そこで超反応で指令するとかすれば説得力があったんだが。それと、最後に追い詰められたルーサーは自分の欲で一連の事件を起こしたことを告白していたが、ここはルーサーの性格ではこれを言ってはいけなかったと思う。ルーサーは純粋な人間という立場でありながら、スーパーマンに対するアンチヒーローなのだから、見栄だったとしても、最後の告白は、地球で起こる出来事は異星人の手を借りず、地球の人間だけで解決するためだと強弁してほしかった。
作品全体に対しては些細なことだが、やはりここがちょっとだけ。特に本作のルーサーは私の好みにぴったりだった分、そこが引っかかってしまった。 |
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| 47話 |
ボッカ・ジャルダックによる人間界牧場化計画が発動され、人々は次々とヒトプレスにされてしまう。ボッカに全く敵わなかったショウマだったが、その前に現れたのは死んだはずのランゴだった。
敵はボッカ・ジャルダック。
強すぎるボッカに対してできることはただ真っ直ぐ突っ込んで、新しい強化フォームが現れるのを待つだけで、話としては順当だが、順当すぎて今ひとつ盛り上がってない。そもそもなにも考えずにただ力押しで攻めるだけなので脳筋過ぎる。
これまでの敵であったランゴと手を結ぶのも、なんか惰性と言った感じで気持ちがあまり上がらないのが困ってしまう。最強対最強のランゴとボッカの決戦も尻切れトンボ。全員参加の戦いもボッカに対して何か作があるのかと思ったら何もなく、ただ真っ直ぐ突っ込んでいっただけだった。
ガヴの最強形態はお菓子だけでなく、本来グラニュートの食べ物である石を同時に食べたことで誕生する。その理屈も今ひとつ分からない。
ボッカを倒したら、今度はランゴが世界を征服しようとしていたが、これもまあ予測が付いていたことで。
もっと面白くできそうな話を台無しにしてしまった感があって、色々勿体ない。東映特撮作品にありがちなパターンだ。
<一旦ヒトプレスにした幸果を人間に戻したラキアは画面のこちらに向かって呟いてる。ラキアは第四の壁を破る能力を持っているらしい。> |
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ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング |
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| ドキュメンタリーで知るせかい(2025) |
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宇多丸
伴野 智 |
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| 20 |
| 読書 |
恐怖への招待
1996年のインタビューで、著者が自らの半生を振り返り、デビューからこれまで描いてきた作品について著者自身が振り返って語るエッセイ。
だいぶ降る一時台のエッセイだが、文庫で出ていたので読んでみた。当時の世相も思い出したし、何よりバリバリ漫画描いていた時代の著者の元気さが眩しい。 |
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| 7話 |
怪獣ゴモラの出現に戦いを挑むソラトが変身したオメガとコウセイのレキネス。ゴモラには逃げられたが、疲労困憊したソラトは、体調の悪さを訴える。なんと風邪を引いたことが分かり、ソラトは安静にしていることになったのだが、看病しているコウセイはネットでオメガのフェイク動画を発見する。
敵は古代怪獣ゴモラ。地底から目を覚まして、餌を求めて彷徨っていたらしい。街に現れたためにオメガによって退治された。
ウルトラマンが戦えなくなってしまったため、サポートであるコウセイが奮闘する話。タイトルの「カゼ」はソラトが風邪を引いてしまったことと、コウセイの乗ったトライガロンが風のように走ると言う二重の意味があるようだ。
ウルトラマンが風邪を引くってのは初めてかも知れないが、ソラトは何故か感動していた。ちょうど来たアユムが食べ物を作ったりしてるが、味がないと言っていた。
ネットの危険性を描くが、ちょうど「仮面ライダーガヴ」でもやってたので、ネットがやっとこなれてきたのかもしれない。結局戦いの姿を見せることが誤解を解く鍵だった。
そしてレキネスに続き、新しい力がコウセイの元にやってくる。同じメテオカイジュウで、トライガロンという。コウセイがオメガを思う力が強くなったとき、空からやってきた。
ゴモラは尻尾が根元から切られてしまって哀しげな表情をしてるが、ちゃんと「ウルトラマン」27話のオマージュになってる。 |
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ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング |
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| ねんどろいど 東北ずん子 |
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| 18 |
| 映画 |
| 赤のキヲク(2025) |
福島で生まれ育った一人の少女が大学入学と共に上京し、そこで就職を経て故郷に思いを馳せる。その生活の片隅には常に赤べこの姿があった。
2024年にルックバックで一気に知名度を上げた若手の押山清高監督は、意外に作家性の強い作風を持っている。これを続けていってくれたら、新時代の日本アニメを牽引してくれる監督となるのではないかと、新世代のアニメ監督では最も期待できる人だと思っている。
そんな監督がルックバックの後で作った短編映画。ほぼ一人で意地で作ったものだそうだ。
そこまでして作らねばならなかった理由は、これが2011年の東日本大震災に関わるもの。監督の出身地は福島で、ここでは東日本大震災の直截な被害のみならず、原発災害によって多くの風評被害を受けていた。
福島出身の監督にとって、それはとても苦しい時代だったはずである。そこで受けた屈辱というか、鬱屈した思いが画面からあふれていたようにも思える。
ルックバックもその通りだが、監督の描く作品は人の持つ内面的なコンプレックスを描くのが上手い。それを最大限の強みとして自覚できているからこそ、監督ならではの作品が作られているのだろう。短い時間かも知れないが、本作にはそれが凝縮されているかのようだ。
画面の端々に登場する赤べこが主人公の心を表すアイテムとして良い感じで出ている。
こう言う癖の強い作品は好きだぞ。 |
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| 25話 |
慧海学園での事件も青春ノーワンを撃破して一件落着と見えたのだが、突如現れたド根性ノーワンによって学園は封鎖されたままだった。校長の晩堂によれば、その娘を取り込んだド根性ノーワンこそが本物の黒幕だという。だがド根性ノーワンはテガジューンの命令を無視して暴走を始め、この学園を我がものにしようとする。この学園を解放するため校長室に居座るド根性ノーワンの元へと急ぐゴジュウジャー。
敵はド根性ノーワン。晩堂深也の娘を取り込んだノーワンで、青春ノーワンと共に慧海学園を支配していたが、青春ノーワンが退場したことで単独で学園を支配しようとする。ちなみにモティーフはド根性大根とドジョウ。
前回の続き。この学園を乗っ取ったのは青春ノーワン一人ではなく、ド根性ノーワンがいた。これはテガジューンの命令で、人の精神を操る実験場だったという。だが、学園を一人で乗っ取ろうとして勝手な行動にテガジューンが怒り、ガリュードとMr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークが派遣された
校長室に居座るド根性ノーワンの元へと急ぐゴジュウジャーの前にはガリュードと、そのセンタイリングから出てきた歴代レッとの出す試練を超える必要があった。
最初はブンレッドによるバクアゲタイヤ引き。アーイーの乗ったタイヤを引いてゴールを目指すが、根性なんて必要無いという角乃が脱落。
二番目にハリケンレッドによる耐え忍びハリケーン。炎を纏った強風に耐えるというもので、シロクマの化身である真白と、血圧が上がりすぎた禽次郎が脱落。
三番目はティラノレンジャーによるジュウレン組み手。更にスペードエース、デンジレッド、ゴーグルレッド、レッドファルコン、レッドターボ、ファイブレッド、ハリケンレッド、ゴセイレッド、アカニンジャーが登場。合計10人の組み手。吠と途中参戦した晴渡がクリアした。
最後は晩堂深也と晴渡一輝の二人がナンバーワンバトルに挑んで見事ド根性ノーワンを撃破している。
今回は熊手真白が単独でテガソードに乗っているが、トッキュウジャーのセンタイリングを用いて両腕をトッキュウオーのものに変えている。
今回高岩成二の変身シーンがある。しかも傍らが寺坂頼我で、それぞれが歴代仮面ライダー、ウルトラマントリガーの変身シーンのオマージュを入れているのが良い。
<Mr.シャイニングナイフと戦っているときにゴジュウイーグルはわざわざキラメイレッドに変身してる。狙ってるとしか思えない。
ド根性ノーワンの必殺技の名前は「明日のエースでNo.1の星攻撃」だとか。東映以外のネタも入ってるぞ。> |
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| 16 |
| 読書 |
紅殻のパンドラ4
新しく建てられた百貨店にやってきたネネとクラリオンは、たまたまエレベーターでセナンクル島議会議長のジェイナスと乗り合わせるのだが、そこで火事が起こってしまい…
今回も基本的にはクラリオンの力を用いた人助け。助けた相手は蒲腐…ならぬ島の議長ジェイナスだったことから、また新しいつながりが作られた。島の重要人物とつながっていくことで、これからの話がつながっていくのだろう。
相変わらず最後の士郎正宗による開設が一番読み応えあり。 |
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| 46話 |
万全の反撃体制を整えていたボッカに全く敵わず、仲間達の助けを借りて人間界に戻ったショウマ。これからグラニュート界からの大攻勢が始まることを知り、仲間と共にそのために戦う事を心に決める。一方、グラニュート界ではクーデターに失敗したニエルブはボッカに忠誠を誓い、人間界攻勢の準備を開始する。
敵はニエルブ・ストマック。ボッカの命令でガヴと戦いに来たと言っていたが、最後にボッカを裏切る。
いよいよ最終決戦間近。グラニュート界の大攻勢が始まろうとしている。
ここでニエルブが退場。ボッカに従うように見せて、実は意地を通した。自分の作ったゴチゾウに爆弾を仕込んでいて、ボッカの野望を防ごうとしていた。それは失敗したものの、彼なりに責任は取ったようだ。
ボッカの計画人間界牧場化計画とは、ニエルブが開発したゴチゾウを使い、人間を多幸感に包ませることから始まり、命令で一つ所に集め、そこで一気にヒトプレスを作るというもの。人間を幸せにするというのが面白い。
ラキアは人間をヒトプレスにする力があるので、幸果はそれで一旦ヒトプレスにしてしまって保護していた。
一方人間界にいるランゴは、ボッカの作戦を静観している。登場のタイミングを計っているようでもある。
ここ何話か狭い場所で色々障害物を使って戦うシーンが多いが、今回も家の通路を使ってかなり高度なアクションを演出していた。 |
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| ベンヤミンの映画俳優論──複製芸術論文を読み直す(2025) |
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| 長谷 正人 |
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| 14 |
| 映画 |
| ミニヴァー夫人(1942) |
ドイツがフランスと交戦状態に入った1939年夏。イギリスのロンドン郊外の村に住むミニヴァー一家の主婦ミニヴァー夫人が薔薇作りを趣味にしている駅長さんから新しく作った薔薇の品種をミニヴァー夫人と名付けたいと申し出を受ける。だが、この村にはベルドン夫人という薔薇作りの名人がいた。その名前は彼女をないがしろにするのではないかと危惧を覚えるのだが、案の定、ベルドン夫人の孫娘キャロルが文句を言いに来る。その一方的な文句にミニヴァー夫人の長男ヴィンが怒り、言い合いになってしまうのだが…
映画が作られて既に50年近くが経過した。この間映画は娯楽の最前線という位置づけにあったが、同時に第一次大戦を経て、もう一つの役割を担うようになった。
それは国民を鼓舞するために作られるという側面である。これは基本は娯楽だが、その中に意図的に政治的主張を入れる。自由主義のメッセージの時もあるが、国によって作られ、国のために働く国民を作り出すための機能を持った映画。いわゆるプロパガンダ映画の誕生である。
プロパガンダとは言っても、いくつかの方向性がある。例えば実際の戦いをベースに、そこでの英雄的活躍を描くものもあるし、敵の恐ろしさを出して、このままでは自分たちの国が犯されるという恐怖を煽るものもある。そういうストレートな方法ではなく、暗喩として用いられる作品も数多い。
その暗喩的な手法を使った最も成功した作品が本作だと言われている。
本作は基本的には田舎の町を舞台にした人間関係を描くだけの作品である。小さな社会ならではの濃密な人間関係とちょっとした行き違い、そして待ちを愛する心がよく現れた小品と言った風情。
これだけだと、本当にちょっとした作品であり、賞に値するほどのものでもない。
だがそこに戦争という事実を加えたことによって、話は一気に切実なものになる。
本作の舞台となるのは海岸に近い村で、有名なダンケルクの撤退の敗残兵が村にやってくる。彼らを迎える村人は事情も分からないまま、彼らを受け入れていくのだが、その中で現在イギリスが置かれている事情が推測されるようになっていく。
この状況がまさに現在イギリスが置かれている状況と結びついているため、観ている側は、普通の生活の中に戦争が入り込んでいることを思わされることになる。更にイギリスが置かれている状況は決して良くないことを痛切に思わされるようにできている。その意味では相当上手く作られた作品だと分かる。
ただ、非常に政治的な作品となったため、当時のジョセフ・ケネディ駐英国米国大使は親英・反独映画の製作をやめるよう指示したともされている。
本作はオスカー作品賞を得るが、ワイラー監督は当時ドキュメンタリー映画撮影のためヨーロッパ前線に出掛けており、ワイラー夫人がオスカー像を受け取った。 |
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| 6話 |
山奥の工事現場に怪獣が出現したが、現れた途端に苦しんで死んでしまった。調査のために現場に向かうアユムと後輩のカミヤ。だが二人の前に同種の怪獣が現れる。
敵は猛突怪獣ゲドラゴ。一見ピンク色のモグラのような怪獣。巨大なクチナガダンスモグラらしい。光に弱く、太陽光が当たると死んでしまうが、角を持つ雄の個体は少しだけ地上での活動も可能。最初に現れたのは雌の個体で、工事の音を雄の出す求愛の鳴き声と勘違いしたらしい。ちなみにソラトは名前を知っていた。
これも地下から現れた生物の退治だが、そもそもその怪獣に攻撃する意思はなく、ただ交尾のために地上近くに移動しただけだった。全体的にコミカルな演出で彩られており、事情を察したオメガはゲドラゴを地中に返した。こう言う終わり方も良いか。
怪獣に人間が追われて走って逃げるのはお家芸とも言える。本作の場合は明らかに「ウルトラマン」34話の演出を意識してのこと。
アユムの後輩として出演したカミヤユウタはスーツアクターで、「ウイングマン」ウイングマンを演じていたそうだ。
<崖を登っているコウセイは大声で「ファイトー」と叫んでいた。CMに毒され過ぎだろ。> |
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| Project EX ヱヴァンゲリヲン新劇場版 第4の使徒 N2地雷被弾Ver. |
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| 12 |
| 読書 |
裏世界ピクニック9 第四種たちの夏休み
「獅子の卦」かつて二人が行った裏世界の日本家屋へと向かった“私”空魚と鳥子。そこは既に廃屋となっており、そこに住んでいた外と犬のハナも消えていたのだが、廃墟の奥まったところから気配があった。
「カイダンクラフト」裏世界のポータル作りをしている“私”たちが目撃したものは。
「第四種たちの夏休み」DS研から訓練に付き合ってほしいという依頼を受け“私”たち二人と潤巳るな。るなについて警戒を解かない“私”ではあったが、るなの性格もだいぶ変わっていた。
一気にラストに向かうかと思っていたが、話は全然進展していない。るなに保護者がついて精神が安定していることが一番のメインになるか。 |
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| 3話 |
ハルブランドの情報から、サウロンが生きている可能性を案じたアダルは南方王国に対して侵略戦争の用意を始めた。その情報が南方王国にもたらされ、一気に緊張が高まる。人類はエルフ王ギル=ガラドに援軍を求めるが。
この話では戦争を前に緊張が高まる話で、大きな動きはなく、会話が中心の話となった。いくつかの国での出来事が並行しているため、把握がちょっと難しい。
エルロンドが作った三つの力の指輪はエルフ、ドワーフ、人間に分けて保管されることになる。
1stで船乗りになることから逃げた青年イシルドゥルがこれまでに登場した何人かのキャラと出会い、重要な情報を手にしている。意外なところで個性が出てきたようだ。 |
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| 09 |
| 映画 |
| メガロポリス(2024) |
アメリカの未来都市ニューローマ。天才建築家のカエサル・カティリナ(ドライヴァー)によって理想都市メガロポリスが形作られようとしていた。だがそのためには莫大な費用が掛かり、市長のキケロ(エスポジート)は財政難を理由に計画を中止させようとしていた。キケロの娘ジュリア(プラザ)は、キケロの大言壮語の嘘を暴くべくキケロにつきまとうのだが、逆にキケロの夢を彼が語るメガロポリスのビジョンに共鳴するようになる。
半引退状態と思われたコッポラ監督が私財をなげうって新しい映画を作り始めたという噂は昨年に聞いていた。そして誰もそれに注目していないという悲しいニュースと共に。そして入ってくる続報も、コッポラが破産寸前だとか、日本公開も危ぶまれるだとかのマイナスばかり。
それでもコッポラのネームバリューのお陰か、日本でもしっかり公開となり、これは観ないではいられないということで、無理矢理時間作って観に行った。
うむ。
よくわからない。
少なくとも、私が思ってたような出来には違いない。あれだけ酷評されたのだから、概ねはどんな作品になるかは予想付いていた。
老齢に入った監督が演出するような、凝りに凝った演出と視聴者を煙に巻くような物語になるだろう。そしてまさしくその通りのものが目の前にあった。
で、言うなれば、全然面白くない。
ストーリー自体は結構単純で、都市一つを作り出そうとする芸術家が自分の夢のために働き、紆余曲折を経て幸運のお陰もあってついに完成するという話。言うなればこれだけ。
ただ、この都市というのが芸術だけでなく、人のあり方や地球環境まで変えるという大がかりなものであり、その設計思想がとても哲学的。だからここでなされる会話が意味不明なことばかりとなる。はっきり言えば、脚本のコッポラだけしか理解出来ない、自分の中にある特殊な哲学を垂れ流してるだけ。完全に観ている人を置いてけぼりにしてるため、観ていて言っている意味が全く理解出来ない。せめて会話の流れだけでも整理できていればだいぶましになっていたとは思う。
他の酷い作品と較べるとまだましで、いくつかのはっとする見所もあるし、逆に出てくるキャラがどんな行動を取るか分からないので緊張感もあるが、二時間半かけて、いったい何を見せられているのかと思ってしまうのは問題だろう。
冒頭に現れた芸術家は時間まで操られるという設定も上手くは活かされてなかったし、その能力をどう使うのかも不明瞭。
コッポラを慕って集まってくれたのだろうキャラの面々は流石の貫禄はあるのだが、その演技をもってしても越えられない壁があったと言うことだ。 |
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| 24話 |
探偵の角乃の元に、高校生が自分の高校がおかしくなっているので調べてほしいという調査依頼を持ってくる。同席した禽次郎は青春を取り戻せると、大喜びで率先して調査を開始するのだが、学園に入った途端、ゴジュウジャーの面々は皆本当に自分が高校生だと思い込み、青春を謳歌し始めてしまう。
敵は青春ノーワン。慧海学園の教頭に憑依し、終わらない学園青春物語を作ろうとした。そしてチャン・バラバ。慧海学園の教頭に化けていた金アーイー。語源は「侍戦隊シンケンジャー」の主題歌から。
ゴジュウジャーが学生の格好をして高校に潜入するという話。設定からして最初から無理があるわけだが、そこで洗脳を受けて学園青春物語が展開していく。角乃と禽次郎の二人は犯人が青春ノーワンだと気づいたが、そこで洗脳を受けてしまい、センタイリングを持つルパンレンジャーに救われた。
お祭り騒ぎは良いものの、ほぼノリだけで終わってしまった作品で、ナンバーワンバトルも開催されずに終わってしまった。
今回はルパンレッドとパトレン1号がライバルキャラとして登場したほか、角乃が目がレッドに、禽次郎がレッドワンに変身している。
晴渡一輝役は「ウルトラマントリガー」マナカ ケンゴ役の寺坂頼我。変身ポーズがウルトラマントリガーそのものだった。ルパンレッド役はなんと“最も仮面ライダーを演じた男“最も高岩成二だった。
<ツッコミではないが、慧海学園とは、「警(察)快(盗)」からか?
角乃と禽次郎以外は全員青春ノーワンの洗脳を受けてしまうのだが、二人は全く助けるそぶりもない。それが本作の面白いところかも知れない。そもそもヒーローが簡単に洗脳受けすぎ。
教頭は金アーイーが化けていたが、青春ノーワンの中からも出てきた。最初に青春ノーワンが教頭を取り込んで、金アーイーにその代わりをさせていたという事か。> |
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| 世界は団地でできている 映画のなかの集合住宅70年史(2025) |
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<楽> |
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| 07 |
| 読書 |
BEASTARS9
裏市での用心棒をしながら学校に通うレゴシは二重生活の中でついに食殺犯人を突き止めた。だがそれはハイイロオオカミのレゴシよりも遙かに強いヒグマのリズだった。あっさり犯行を認めたリズだが、レゴシは命の危機を迎えることになる。一方、シシ組の組長として裏社会に君臨するルイはまるで自らを追い込むように犯罪行為を繰り返していく。
いよいよ話も佳境。1巻からの課題であった食殺犯人はあっけなく分かってしまったが、食物連鎖の頂点であり、現時点ではレゴシでも全く敵わない実力者だった。 |
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| 45話 |
ショウマがストマック家を継ぎ、大統領になれば地上の侵攻を止めるというニエルブの提案に乗るショウマ。一方何も言わずにグラニュート界へと帰ってしまったショウマを探す、残された三人。
敵はボッカ・ジャルダック。最強形態のガヴでも全く敵わなほどのスピードとパワーを持つ。
前回ショウマに誘いかけたニエルブに従うショウマ。明らかにこれは罠にしか思えないかったのだが、実はニエルブの言葉に嘘はなかった。ただし、ニエルブが想定していたよりもボッカが強かったことと、ボッカに裏切りを想定されていたため、ショウマではボッカに敵わなかっただけ。
ニエルブはニエルブでかなり心に闇があるようで、祖父にないがしろにされていたため、その復讐としてストマック社を乗っ取ろうとしている。
人間界では幸果がランゴと接触した。何故か幸果達に協力的で、グラニュート界への扉を開いてくれた。
ガヴのマスターモードは高速移動が可能で、久々に高速での戦いの演出が見られる。「仮面ライダーカブト」以来か?
結局ガヴではボッカを倒す事は出来ず、グラニュート界にやってきたラキアと絆人の助けを借りてなんとか脱出できた。
そしてグラニュート界に残されたニエルブはボッカによって拘束されてしまった。 |
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| figma 円山応挙作 幽霊図 |
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| 06 |
| 映画 |
| 翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜(2023) |
麻実麗(GACKT)の努力によってようやく自由と平和を手に入れた埼玉県民。麗は更なる埼玉の発展計画を立て、埼玉の最大の弱点“海がない”ことを克服すべく、越谷に海を作ると決意した。その計画を進めるべく愛しの壇ノ浦百美(二階堂ふみ)に後を任せ、美しい白砂を求めて、船で和歌山の白浜へと旅立つのだった。しかし途中で嵐に遭い難破した麗は、滋賀で桔梗魁(杏)という男と出会い、関西を牛耳る大阪・兵庫・京都連合が他県を虐げていることを知らされる。大阪知事嘉祥寺晃(片岡愛之助)が進めている全国侵略計画とは…
魔夜峰央未完のギャグ漫画「翔んで埼玉」を映画で完結させるという離れ業を使った前作翔んで埼玉から5年。前作は関東が舞台だったが、今回は関西へ。
近年何かと話題というか、ネタ化されているものの一つに地方格差のネタがある。大きく分け、それらは二つ。一つは群馬栃木茨城の北関東ネタと、奈良三重滋賀の関西ネタ。どちらも都会圏から近くにあるのに田舎扱いされていることで屈辱を覚えているとされている。これらは本来テレビで面白おかしく揶揄してる内に拡散してしまったのだと思うのだが、少なからずその影響は魔夜峰央から来ているのは確か。「パタリロ」などでも散々にネタ化されていた北関東ネタは「翔んで埼玉」で結実したが、そうなると今度は関西ネタもやってみたくなる。そこで続編として本作が作られたことになる。その意味では本作は然るべき所に収まった作品なのだろう。
関西のヒエラルキーは大阪京都兵庫が上で、それ以外は下にあると揶揄されるが、一方では滋賀が水を止めたら関西は滅亡するなどと言われることもあって(実際は琵琶湖の水を関西全体が使っているわけではないし、そもそも止めることなどできない)、その点を突いて、唯一優位に立てる部分から話を構築しているのが特徴となる。
メインの話自体はとても単純だから、あとはネタで当てこすりするだけなのだが、その辺やや鬱陶しい感じはあり。
一方大阪京都兵庫はまるでお大尽のように君臨し、しかも粉物文化を使って日本征服を企むというような話に持っていくが、その辺は話がぶれて説明だけで終わってしまったため、バランスがあまり良くない。
埼玉に強いアイデンティティを持つ主人公麗が突然滋賀にルーツがあるとかいうのは強引すぎてちょっと無理があるので、いっそ主人公を変えて麗はサポートに回った方が良かったような気もする。
埼玉の方も多少話は展開していくが、それも蛇足で、悪くないが、結局二匹目のドジョウで終わった感。 |
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| 5話 |
オーナーから頼まれていた荷物を送り忘れてしまったコウセイの代わりに一人で田舎町に向かうソラト。そこでソラトは怪獣の幼生体と心を通わすミコという不思議な少女と出会う。
敵は伝説蛇獣オオヘビヌシノミコト。大きな蛇のような姿をしていたが、鉄を食べ続けることで巨大化する。暴れることはないが、人間の血液の中にある鉄分まで吸収してしまうため、存在自体が他の生物の脅威となる。ミコという少女によってミコトと名付けられて育てられていた。
伝説とされる怪獣が出現する話。時折シリーズでは単発で出てくる。今回常識知らずのソラトが田舎に行ったことで起こる不思議な話になってるので、定番とはちょっと異なる。この話はほぼ全部ソラト一人の話だった。
今回もソラトが知らない怪獣だった。自覚症状は全くないが、人に害を与えてしまう怪獣で、それを倒さねばならないソラトの苦悩が描かれていく。とても静かで印象深い話になってる。
アクション性の低いしんみりした作品だが、蛇型の怪獣は珍しいので、CG班がかなり頑張った感じ。なんか戦いの風景は「ウルトラセブン」11話のナースみたい。
<物語はいいんだが、ミコ役が今ひとつ台詞がたどたどしいのがネック。> |
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| 03 |
| 読書 |
マルドゥック・アノニマス4
処刑寸前のウフコックの前に現れたのはバロットだった。だがここはクインテッドの本拠地で、二人は底から脱出しなければならなかった。次々に現れるエンハンサーを次々に倒していく。その中でバロットはここまで来るまでの苦労を思い出していた。
3巻読んでから結構時間が掛かってしまったが(買ったはずの本がどこにも見当たらず、探していたから)、ちゃんと前の話は覚えている。振り返りと現在のアクションを織り交ぜた作品だが、文体の美しさというか、読みやすさが格段に高い。いくつものラノベを読んでいると、この人の文章の巧さは群を抜いてることが分かる。 |
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| 23話 |
スーパーシンケンレッドとなったファイヤキャンドルとの戦いの中、突然陸夫のゴジュウレオンは仲間に銃を向けた。直後苦しみだして戦線離脱するファイヤキャンドルの様子に、真白は、それは封印されていたオルカブースターによるものだと語る。
敵は腑破十臓。テガジューンがシンケンジャーリングから生成した戦いの権化。そしてファイヤキャンドル。暴走したスーパーシンケンレッドの状態で戦い巨大化までする。
新しいパワーアップツールのオルカブースターの登場と、陸夫と灰色の目の男との決着。
最初は猛原禽次郎が中心となるが、オルカブースターをおびき寄せるために餌として使われ、他のメンバーの好き放題に遊ばれるという哀しい存在となっていた。
そしてファイヤキャンドルが使っていたオルカブースターは一か八かの賭でゴジュウウルフが使い、無事適合者となった。
一方灰色の目の男こと具島玲は、このままでは命が失われてしまうため、生き残るための方法を探しているという。一河緒乙がシンケンジャーリングで意識を取り戻したことをヒントにセンタイリングを用いて命を得ようとしているらしい。その命の危機を招いたのが自分だと自覚している陸王に自分の命の責任を取れと命じ、ゴジュウジャーのセンタイリングを取ろうと全員と戦おうとしていた。だが吠が命を賭けて救ってくれたことで自分の本当の願いはアイドルナンバーワンになることだと再認識。自分のために戦う事を決意する。
そして巨大化したファイヤキャンドルとの決着を付けるため、テガソードレッドとグーデバーン、そしてオルカブースターが合体してテガゾードアカツキが誕生。
ボロボロにはなったものの、ファイヤキャンドルは生き残っていた。迷惑を掛けたから殴れというファイヤキャンドルに対してブーケは正拳突きをかましていた。モロに鳩尾に入ってる。
<具島玲がやろうとしているのは自分の命を生き残らせること。この目的というのは、「仮面ライダー龍騎」の北岡秀一と同じか。
テガソードアカツキの決めポーズはまさに大張正己の勇者パース。実写でやるか。> |
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| 日活ロマンポルノとその時代 「美しき悪魔」の置き土産(2025) |
<A> |
<楽> |
| 小菅 宏 |
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| 01 |
| 映画 |
| 国宝(2025) |
北九州で任侠の一門に生まれた少年立花喜久雄(吉沢亮)は、名門上方歌舞伎当主の花井半二郎(渡辺謙)に女形としての才能を見出される。抗争の末父を亡くし行き場を失った喜久雄は半二郎に引取られる形で内弟子に入る。そこには半二郎の実の息子である大垣俊介(横浜流星)が父の後を継ぐべく女形の特訓をしていた。二人は兄弟のように育てられ、厳しい稽古に打ち込み芸の道に邁進していく。
本作を最初に観たのは予告で、吉沢亮と横浜流星が共演するということだけ分かったことから、急に観る気になった。なんせこの二人、特撮好きにはお馴染みで、仮面ライダーフォーゼに登場する二人目のライダー、仮面ライダーメテオと烈車戦隊トッキュウジャーのグリーン役となるトッキュウ4号である。それ以前に仮面ライダーフォーゼでは二人は親友役で共演している。更にそこにGODZILLA ゴジラ(2014)の芹沢博士役の渡辺謙が入ってくる。精神的にブチ上がる組み合わせだ。
ついでに言うならこの三人は全員NHKの大河ドラマの主役を務めているので、演技については定評済み。もう楽しみになっていた。
しかし、予告を観る限りでは、歌舞伎とは玄人好みの作品であり、さほどヒットも望めないだろうというのが最初の感想だったのだが、全くの思い違いだった。蓋を開けたら大ヒット。しかも私が劇場に入ったら、既に座っている人たちの大半が高齢者。こんな劇場を見るのは久しぶりだった。
芸に生きるとはどういうことなのかを主軸に、一つの道を進むには様々な回り道をしながら、それでも多くのものを捨てなければ芸道を極められないということを徹底的に描ききった。まさかここまで突き詰めて描くのかという正直な思いもあるし、ストイックなまでに芸を極める話を作ってくれたことが素晴らしい。
芸に生きる人物を描いた映画は多く、傑作もあるが、その中でもトップクラス。
本作の最大の功績を言うならば、それは小説を映画にすることが出来たという事。勿論原作があるので、それを映画にするのは当然なのだが、それを全て一本の映画にすることがどれだけ難しいことか。本作は三時間あるが、原作の「国宝」を全部一本の映画に収めるには到底時間が足りない。更にキャラをちゃんと際立たせることも重要なので、当然デフォルメと端折りが必須になる。エピソードとバランスと演出全てを噛み合わせなければならないが、このバランスを取るのが大変難しい。バランス崩れるとダイジェストになったり、無理矢理物語を詰めたり、あるいはキャラの描写が不十分だったり。だから時に、これは映画ではなくテレビドラマでやってほしいと思うようなこともあるが、テレビドラマになると演出不足でやっぱり不満が溜まるということもあって、帯に短したすきに長しという問題を抱えてしまう。
その意味では本作は三時間という長い時間を使いながら、倍くらいの密度を込めて描いてくれたし、演出もまさに映画そのものの見事なものを見せてくれる。
内容的に言えば、芸を極めることという意味を突き詰めた話なのだが、それだけでなく歌舞伎界にあるしがらみと血縁。そして名前の重さや嫉妬。そのようなものの存在を示しつつ、迷走しつつも道を究めていく過程をしっかり描いており、その紆余曲折までしっかりと描いてくれるため、まるで文書を映像にしてそのまま見せてくれているみたい。観ながら色々考えてしまうし、生涯を賭けるような仕事と巡り会い、その他のものを全て捨てても芸道に邁進する姿に感動を覚える。
つまりは最上の作品と言って良い。これが今作られる幸いに感謝したい。 |
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| 44話 |
アルバイトからはぴばれに戻ってきたショウマ。その前に現れたのは兄のニエルブだった。ニエルブから、なんとストマック家の跡取りにならないかと持ちかけられてしまったショウマは悩む。
敵はテ・ソー。カニ型のグラニュートで、13話のロジョーとは色違い。体を灼熱化させ突進する能力も持っている。人間態は町の占い師で、リゼルがショウマのいる前でわざと接触したことで正体が発覚した。
ラストに向け、色んな動きが出てきた。ニエルブはストマック家をグラニュート界の頂点に立たせることを目的としており、そのためにいろいろな策を弄していた。実はショウマを人間の世界にこっそり送り出したのもニエルブで、もしショウマがそれを承諾するなら、グラニュート界と人間界を完全分離できるという。
一方ラキアの本体であるラーゲ9の姿を幸果が見てしまった。ラキア自身は誰も殺しはしなかったが、実際にヒトプレス作りもしていたため、自分は幸せにならないと宣言し、人のために働く。そんなラキアを見て幸果がしっかり受け止めている。
今回の戦いはガヴはケーキングフォームだけで戦っているが、完全に圧倒している。もはや通常のグラニュートでは全く敵わないレベルになってるようだ。
ここで一話目の冒頭のシーンに戻り、実はニエルブこそがこの事態を招いた張本人である事を明かしたが、ここまで一話目を引っ張ってくるとは思わなかった。
<ラキアと幸果がつながるようになると、ヒロインがヒーローではない人物とくっつくことになる。そうなるとショウマとつながるのは絆人か?> |
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| ムービー・マスターピース DIECAST ロボコップ2 ロボコップ 1/6スケールフィギュア |
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