|
30 |
映画 |
白夜(1957) |
イタリアの港町のにある駐屯地に赴任した兵士のマリオ(マストロヤンニ)はある夜橋の上で泣いている若い女(シェル)を見かけ、無理矢理家に送った。ナタリアと名乗る彼女は、今日戻るはずの恋人(マレー)と約束していた橋の上で待っていたという。そしてナタリアは男に宛てた手紙をマリオに託する。
生涯に作った映画は多いとは言えないまでも、作った映画のほとんどが大きな話題となったヴィスコンティ監督。映画監督としては最も成功した一人とも言えるが、映画ジャンルも多岐にわたる。
その中で本作は最も一般人に見やすく、ストーリーも分かりやすい作品だろう。かなり小粋なラブロマンスと言った風情の作品で、まるでフランス映画のようにエスプリの効いた話になっている。
こんな話を監督が作っていることが意外だが、こんなさっぱりした小粋な話も作れるのだと分かって驚く。しかもかなり質が高いので更に驚かされる。何というか、映画作りの才能に溢れた人だったことを再認識させられた。
しかも本作は後のイタリア映画の名優となるマストヤンニを見いだした作品としても知られている。この時点ではマリア・シェルの方がメインで、それをサポートする形で抜擢されたのだが、実際出来た作品では、明らかにマストロヤンニの方に重点が置かれている。この時点で既に名優としての始まりが見えていたのだろう。その意味でも監督の慧眼が際立つ。
点数が伸びないのは、単純に私の好みの作品ではないと言うだけのこと。私は人を騙す話というのが苦手で逃げたくなるため、どうしてもいたたまれなくなってしまったから。作品そのものの質は高い。 |
|
|
|
33話 |
自分の周囲を学校にしてしまうガクエンワルドとそれを守るハカイザーが現れ、戦うゼンカイザーだが、ガクエンワルドの力で学校を模した特殊空間に閉じ込められてしまう。ガクエンワルドさえ倒せばこの空間を消すことが出来るはずだが、そこではクダックさえ極端なパワーアップしていた。
敵はガクエンワルド。学校を模した空間を作り出し、そこに敵を閉じ込めてしまった。そしてダイガクエンワルド。バリアーとなるランドセルを前面に装着する。
敵の能力によって出演者全員が学生服とセーラー服になってしまうと言う妙な話で、その妙な空間から出ようと四苦八苦する話。全員が学生服(マジーヌとフリントはセーラー服)に着替えさせられるが、何故か全員とても痩身になってる。ゾックスとかは完全に80年代風の不良姿だった。完全にネタに走ってるけど、暴走上等なこの作品だとそれで良い。なんとヤツデまでセーラー服…って、ナッキーかよ(wiki)。
この空間から出るためにはガクエンワルドを倒す必要があるのだが、校長になったガクエンワルドに会いに行くためにはクイズを全問正解しなければならなかった。その問題はクダックの歯の数(17本)、スシワルドの腕の寿司ネタ(鉄火巻き、エビ、イカ、スモークサーモン)、ゴミワルドとリサイクルワルドの見分け方で、ブルーンだけ二問答えたが、最後で失敗。
このままではガクエンワルドに会いに行けないため、逆に不良の格好をして大騒ぎすることになったが、まるで金八先生のような台詞を言いながらガクエンワルドは確かにおびき寄せられて出てきた。
前回トジテンドパレスに行って、そこでゲゲと会った介人は、ゲゲがセッちゃんの色違いである事に気づいているが、ちらっと言っただけ。これも伏線なのだろう。
<不良の格好をしてるマジーヌはヨーヨーを持っていた。スケバンって言えば外せないアイテムだ。土佐弁で喋ってるから二代目だな。
ジュランは「ツッパることが男の勲章だ」とか、大暴れしているゼンカイジャーを止めようとしたガクエンワルドは「お前らは腐ったミカンじゃない」とかも言っている。ネタに走りすぎだが、東映ノリは嫌いじゃない。> |
|
|
|
|
29 |
映画 |
人を殺した監督 |
第1位 |
ピーター・ジャクソン |
1517 |
第2位 |
ジョン・ウー |
1500 |
第3位 |
ロバート・ロドリゲス |
1026 |
第4位 |
エドワード・ズウィック |
1003 |
第5位 |
ウォルフガング・ペーターゼン |
889 |
第6位 |
ザック・スナイダー |
808 |
第7位 |
リドリー・スコット |
781 |
第8位 |
セルジオ・レオーネ |
748 |
第9位 |
アントワン・フークア |
711 |
第10位 |
スティーブン・スピルバーグ |
707 |
第11位 |
カン・ジェギュ |
590 |
第12位 |
ウーベ・ボル |
572 |
第13位 |
クエンティン・タランティーノ |
554 |
第14位 |
ジェームズ・キャメロン |
503 |
第15位 |
シルベスター・スタローン |
450 |
第16位 |
ジョージ・A・ロメロ |
447 |
第17位 |
サム・ペキンパー |
439 |
第18位 |
マイケル・ベイ |
401 |
第19位 |
エドガー・ライト |
399 |
ローランド・エメリッヒ |
第21位 |
ゴア・バービンスキー |
384 |
第22位 |
オリバー・ストーン |
377 |
第23位 |
リュック・ベッソン |
369 |
第24位 |
ポール・バーホーベン |
367 |
第25位 |
スティーブン・ソマーズ |
357 |
|
|
|
読書 |
はじめの一歩128
メキシコで千堂武史とゴンザレス戦が始まることを告げられた一歩はいてもたってもいられずにメキシコへと飛ぶ。そこで始まった戦いは、冷静な戦いで主導権を握るゴンザレスに押されっぱなしの千堂の姿だった。
今回の中心は千堂となり、一歩はあくまでサポートと解説のためだけに存在する。主人公が完全に空気というのもなんだし、笑いのネタも外し気味。とはいえ、始まった戦いはかなり盛り上がっている。 |
|
|
|
|
|
28 |
|
|
14話 |
3000万年前のユザレから託されたグリッターの力を使いこなせないことに悩むケンゴ。一方、カルミラの前には究極生命体アブソリューティアンの戦士アブソリュートタルタロスとアブソリュートディアボロが現れ、この世界にあるエタニティコアをアブソリューティアンがいただくと宣言する。
敵は奇機械怪獣デアボリック。かつて「ウルトラマンタイガ」で登場した機製の怪獣だが、アブソリューティアンの使役する怪獣として現れる。ノーマルタイプのトリガーでは全く歯が立たなかったが、グリッタートリガーエタニティには瞬殺される。そしてアブソリュートディアボロ。アブソリューティアンの一人で、この次元に生じたエタニティコアを奪うためにやってきた。
強力なグリッタートリガーエタニティの力が使いこなせず、それを使いこなすための話。3000万年前の戦いで、自分がユザレに認められた光の戦士である使命感に溢れているが、気持ちが先行してしまって巧く力を使えず、力を使う度に肉体がボロボロになってしまう。
前のZに続いて他の世界からもう一人のウルトラマンが参戦する。その名はウルトラマンリブット。実はマレーシアで放映されたシリーズからの参戦である。坂本監督がこの前に監督したweb作品「ウルトラギャラクシー」にも登場しているため、知っている人も多いだろう。それに合わせて「ウルトラギャラクシー」の敵であるアブソリューティアンも登場してる。これまで登場してなかったリブットの人間体も登場してる。
本作は人間が怪獣と戦うシーンが多用されるが、今回はカメラがぐりぐり動いて面白い演出になってる。個人的にはこの演出は好みではないが、新しい。
リブットの人間体役は土屋神葉。馴染みはないが、テレビドラマ「トクサツガガガ」で劇中の戦隊ヒーロー、シシレオーを演じていた。
<アブソリュートディアボロスは牛のような姿をしていたが、実際必殺技は牛モティーフだった。なんか聖闘士星矢の黄金闘士を思い出すねえ。> |
|
|
|
|
アイドリッシュセブン Third BEAT!
アイドリッシュセブン(3rd) |
<A> |
<楽> |
|
wiki |
|
|
|
|
26 |
映画 |
サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021) |
1969年夏。ニューヨークのハーレムで黒人達を中心とした音楽フェスティバルが開催された。「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」と呼ばれたその祭典は著名なブラックミュージシャンがこぞって出演し、30万人もの人々が参加したにもかかわらず、大きな話題になること無く、半世紀の間封印されていた。そんな祭典を改めて掘り起こし、世界に紹介するドキュメンタリー。
1969年はアメリカにおいて世界の音楽史上非常に重要なムーブメントが二つあった。一つ目はウッドストックと呼ばれるその音楽祭は現在に至るも音楽史に大きな足跡を残したものとして知られるし、多くの映画も作られている。ドキュメンタリーとして作られた『ウッドストック 愛と平和と音楽の三日間』(1970)がとみに有名だが、まさに同じ年にこんな大きなイベントがあったことは全く知らなかった。
なんでもこのイベントは封印されてしまったものらしい。
そもそもこのイベント自体が当時ニューヨークハーレムがひりついていたことが原因で行われたもの。白人との軋轢によっていつ暴動が起こるか分からない状態の黒人居住区の不満を少しでも解消出来るならとこのイベントが行われたという側面がある。それ故一定の成功を収めた本イベントは一回限りのものとして封印された。
これだけのものを封印するなんて、なんて勿体ないことを。しかもこれがちゃんと周知されていれば、以降の音楽トレンドも変わっていたかもしれない。それほどのイベントだった。
とにかく観て欲しいとしか言いようがないが、これ音楽に理解ある人だったら至福の時間となるだろう。出演者の豪華なこと。そして彼らが本当に楽しく歌っているのを観てるだけで楽しくなる。
一応ドキュメンタリーだから解説も入っているが、それが大変助かる。1969年当時の音楽のトレンドとか、黒人だけが歌っていた歌、逆に白人だけが歌っていたはずの歌を黒人が歌い、賛否両論だったジャンル。中南米の歌からアフリカからやってきた歌まで。多彩なジャンルの歌が次々とやってくる。
浸っている自分と、脳内で情報を補完している自分。どちらも満足を与えてくれる珍しい作品になった。 |
|
|
|
8話 |
母の幸実が退院したことをお祝いするため、温泉旅行に来た五十嵐一家。豪華な温泉旅館を満喫する一家だが、そこには事前にデッドマンズが従業員として乗り込んでいた。更に危機を察知していたフェニックスの司令部も監視のために同じ旅館に宿泊する。
敵は仮面ライダーエビル。そしてデッドマンズのダイオウイカ・デッドマンとウルフ・デッドマン。
温泉回。一昔前のアニメだと一シーズンに一話くらい入っていたが、特撮ではなんか久々という感じ。昭和の頃はタイアップで旅館の名前とかでかでか出ていたが、今はそういうことはない。それにしても敵味方の本拠地全員が同じ旅館に泊まるとか、無茶な話が展開してる。
話はかなりハードで、ついに一輝の明るさでも対抗できないほどの重さがやってきてしまった。その内こういう重い展開になるだろうとは思ってたけど、予想より随分早い。
大二から生まれたカゲロウは大二の体を使って一輝を絶望にたたき落とそうとしており、半ばそれに成功した。エビルの正体が大二の心に巣くう悪魔であることが一輝達にも分かったが、大二と不可分であることも分かってしまったため、結局大二と戦うのと同じことが分かってしまった。更に大二の精神はもう死んだと宣言することで、一輝は動揺し、リバイスとしての力も使いこなせなくなってしまう。
一方直接攻撃しようとするデッドマンズとカゲロウとは上手く歩調が合わない。結局仲違いして別々にリバイスを攻撃して大混乱に陥る。
ついでにさくらが可愛い後輩だと思ってたフリオがデッドマンズの一員だと知られてしまった。正体明かすの早すぎるんじゃなかろうか?
今回の変身ではコングバイスタンプを使ってコングゲノムとなった。このモティーフは「仮面ライダーフォーゼ」。二人が合体するとゴリラのような姿となる。そしてジャッカルバイスタンプを使ってエビルもパワーアップ。モティーフは仮面ライダーディエンドかな?
<エビルと戦っている内にいつの間にか夜になっていた。長く戦っていたということなんだろうが、旅館に帰ったら、家族は同じ場所で座っていた。どのくらいの長さ放心してたんだか。> |
|
|
|
|
アベンジャーズ インフィニティ ウォー LOKI ロキ |
|
|
|
|
24 |
読書 |
新仮面ライダーSpirits19
バダンに戻った村雨は、そこに死にかけて譫妄状態にある暗闇大使の姿を見せられる。大首領につながる糸として、暗闇大使に語りかける村雨。一方、残されたライダー達は人類の大半に発症したバダンシンドロームを打ち消すべく活動をしていた。
概ね会話からなる一巻で、全般的にあんまり動きはない感じ。溜めといえば溜めなんだろう。バダンでは死んだはずの怪人達が再生されているのと、暗闇大使が真の姿であるサザンクロスに変身したことが確認された。 |
|
|
|
|
6話 |
ストームフロントの情報を持ってザ・ボーイズと接触したアニーを伴い、ストームフロントの正体の情報があるペンシルバニア州の精神病院へと向かう。そこには数多くの超能力者が収監されており、その中には元セブンの一員だったランプライターを発見する。
セブンでは前回ラストでホームランダーとストームフロントが和解し、ところ構わずセックスしまくってる。ただホームランダーの精神は限界に近く、いつもピリピリしているので、ストームフロントは自分が100歳のナチスだったことを打ち明けた。そこで自分の計画を語るが、それはナチス主義の実現のために選ばれた白人のスーパーヒーローを人為的に作って、それによって白人至上主義の夢を叶えるためだという。ただ、これは全てストームフロント自身が言っていることで、ヴォート社の社長の言葉とは矛盾する。
ディープはAトレインを教会に誘っている。またメイヴに何か頼まれものをされていた様子で、海底で何かを探していた。
ザ・ボーイズではフレンチーの過去が描かれ、何故ザ・ボーイズに入ったかが分かる。フレンチーは元々犯罪者で、仲間と共に強盗事件を起こしたところ、失敗して司法取引で仲間を釈放させる代わりにザ・ボーイズに入った。そこでザ・ボーイズのスパイとなったセブンの一員ランプライターと連絡を取っていたが、ランプライターがCIAの上司であるマロリーの孫を焼き殺すところを見てしまう。
ザ・ボーイズに協力するスターライトだが、ブッチャーとは反発しっぱなし。しかしヒューイが死にかけたときに協力して病院に連れて行ったときに少しだけ和解した。
<強力な酸の胃液を吐く能力者が登場するが、自分の顔に胃液がかかったら顔が溶けてしまった。消化器官のみ酸に耐性があるようだが、体は平気なのが普通じゃないかな?
能力者の中には自分のペニスを操るのがいたが、ほぼ触手。狙ったとしか思えないが、これあんまり出すと番組が変わってしまう。> |
|
|
|
|
22 |
映画 |
孤狼の血 LEVEL2(2021) |
広島県警呉原東署刑事二課の日岡秀一(松坂桃李)は、マル暴の刑事・大上章吾に代わり、広島の裏社会を治めていた。しかし、上林組組長の上林成浩(鈴木亮平)が刑務所から戻ったことをきっかけに、保たれていた秩序が乱れ始める。上林の存在と暴力団の抗争や警察組織の闇、さらにはマスコミのリークによって、日岡は追い詰められていく。
過激な暴力描写と、近年では珍しいピカレスク様式でスマッシュヒットを飛ばした『孤狼の血』の続編。一作目に続き暴力描写が際立っているのが特徴だが、一作目より暴力性は倍増し。一方ストーリー性は後退と言った具合。それで調べてみたら、この作品は原作者の柚月裕子によるものではなく、原作シリーズの1巻と2巻をつなぐ物語としてのオリジナル作品だそうだ。それで一作目と較べると多少毛色が違っていることに納得した。
一作目の魅力というのは、勿論暴力描写も特徴だが、ストーリー的には悪徳刑事である大上が、この地の暴力を止めようと奮闘していたことが徐々に明らかになっていく過程が面白くて、物語としても巧く出来ていた。それに対して本作の場合は、物語よりも描写の方に力が入っているのが特徴となっている。お陰で前作以上に過激描写が激しくなっている。役所広司と鈴木亮平の使い方の違いとも言えるが、このキャラ描写がとにかく凄まじい。直接的な描写こそ少ないものの、楽しんで人の肉体破壊を行うサイコパスキャラは邦画にはあまり見られない暴力描写になっている。極端な性格は現実離れしているが、根源的な悪意そのものを描くのだから、この作品にはうまくはまった。
そんなことでこの作品は悪の皮を被った正義と悪の皮を被った悪そのものの戦いとなり、どっちかというとやくざ映画と言うよりヒーローもののSF作品に近い。
これは作品の続編としては些か物足りない部分はあるが、一本の映画としては正しい。暴力対暴力の描写が凄いし、真っ当ではない裏側から物事を強引に解決しようとする道筋も良い。裏筋と言うことは、金と暴力と人間関係を駆使するということだが、それさえも暴力の方に偏って、まるで後先考えずに目的さえ果たせれば良いという方向性がまるで悪の組織そのものなので、暴力のぶつかり合いが大変面白く感じる。過激すぎて目を覆いたくなるようなシーンもいくつか出ていて、よくこの時代にこれ作れたもんだと変な感心も出来る。
ほぼこの作品は女性が登場せず、濃い顔の男ばかり出てきて、最近の作品では珍しい作りとなっているが、それも良し。結局この作品はキャラの立ち方が尋常じゃないというところだろう。そのキャラ性に点数をプラスさせよう。
キャラだけ見ると『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』(2009)対『HK 変態仮面』(2013)な訳だが。 |
|
|
|
32話 |
ステイシーの挑戦を受けて戦いを開始した介人。だがそこに現れたサカサマワルドによって介人とステイシーの人格が入れ替えられてしまった。あくまでポジティブな介人はステイシーの体を使ってトジテンドの本拠地トジテンドパレスに向かう。一方取り残されたステイシーは他のゼンカイジャーの面々にカラフルに連れてこられる。
敵はサカサマワルド。人間やキカイノイドの人格を入れ替えることが出来る。そしてバラシタラが参戦した。直接の戦いでは圧倒的な力でゼンカイジャーをねじ伏せてた。そしてダイサカサマワルド。大地をサカサマにすることが出来て、空に重力を作り出す。
人格変換というありがちなネタを使った話だが、本作らしい一筋縄にはいかない話になってる。具体的には介人とステイシー、ゾックスとフリントという入れ替わりだが、ステイシーと介人の入れ替わりは割と重要な話にもなっている。
ステイシーの体で初めてトジテンドパレスに入り込んだ介人は、ステイシーの扱いの悪さを知ったり、何故かゲゲに助けられたりして、目を白黒させてた。確かにステイシーの扱いって悪いよな。ゲゲは介人よりも大きいことが分かったが、一体何を考えているのだろう?一方ステイシーは介人としてみんなに受け入れられたことで人間関係の暖かさを味わうことになる。本人はこのままの生活が続けば良いとまで思ってたようだ。
介人とステイシーの変身は肉体に負っているため、介人はステイシーザーに、ステイシーはゼンカイザーに変身する。ステイシーザーを中心にゼンカイジャーの名乗りを上げるのがシュールだ。ただしゼンリョクゼンカイキャノンはステイシーザーの姿でも普通に使えた。
一方ゾックスはフリントの体を使ってそのままツーカイザーに変身していた。ただしゼンリョクゼンカイキャノンは介人の方が使っている。
<ステイシーの姿となった介人はゼンリョクゼンカイキャノンを隠し持っていた…あんなでっかいのをどこに隠した?
いつもは怪人が現れるとすぐに反応するセッちゃんが今回は全く反応してない。今回は役立たずだった。
サカサマワルドによって人格を入れ替えられてしまったゾックスとフリントが一緒に言った第一声は「私達、入れ替わってる?」…まあやるよなやっぱり。> |
|
|
|
|
21 |
映画 |
アカデミー賞興行収入 |
第1位 |
タイタニック |
97/6億ドル |
第2位 |
ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 |
03/3億7700万ドル |
第3位 |
フォレスト・ガンプ 一期一会 |
94/3億2900万ドル |
第4位 |
グラディエーター |
00/1億8700万ドル |
第5位 |
ダンス・ウィズ・ウルブズ |
90/1億8400万ドル |
第6位 |
レインマン |
88/1億7200万ドル |
第7位 |
ビューティフル・マインド |
01/1億7000万ドル |
第8位 |
シカゴ |
02/1億7000万ドル |
第9位 |
スラムドッグ$ミリオネア |
08/1億4100万ドル |
第10位 |
プラトーン |
86/1億3800万ドル |
第11位 |
英国王のスピーチ |
10/1億3500万ドル |
第12位 |
ディパーテッド |
06/1億3200万ドル |
第13位 |
羊たちの沈黙 |
91/1億3000万ドル |
第14位 |
アメリカン・ビューティー |
99/1億3000万ドル |
第15位 |
アルゴ |
12/1億3000万ドル |
|
|
|
読書 |
難船小僧
船に乗れば、確実にその船は難破するという不気味な噂のある美青年を、面白がって自分の貨物船に乗せようとした船長。当然船員からは反発を食ってしまう。そして出航の日が来た時、その青年は姿を消してしまう。
短編だが、変態性、猟奇、耽美、狂気が見事に詰まった作品で、これほどの才能があることに驚かされる。改めて著者の力量に感じ入った。 |
|
|
|
|
|
19 |
読書 |
俺物語!!6
臨月間近の母を気遣う猛男。そんな中でも大和との関係は順調に進んでおり、バレンタインデーが間近に迫っていた。
大きな事件と言えば猛男の妹が生まれたが、猛男のパワーを出すような話はなく、普通の恋愛漫画っぽい話に仕上がった。珍しく父と話をするシーンがあって、猛男の性格はそのまま母親の性格だったことが分かった。 |
|
|
|
|
13話 |
タツミ隊長が行方不明となった。何者かに殺されたと思い込んだマルゥルは自分の推理で犯人を捜してやると盛り上がり、既知の全員を引き連れて探索に当たる。一方ナースデッセイ号にはイグニスが侵入していた。
これまでの戦いの振り返りをメインに、物語の説明と、これからの話の展開を示唆する箸休め的な位置づけの話。ここで頑張るのがメトロン星人マルゥルで、いろんなパロディを加えたコミカルな話。
コメディでメトロン星人となれば、当然「ウルトラセブン」8話が出てくる訳で、マルゥルの自室は畳敷きでちゃぶ台が置かれている。ちゃぶ台の上には古びた灰皿があって、そこには山盛りの赤い玉。こいつ一体なにやろうと思ってたんだろう?他にも「見た目は子どもでも頭脳は宇宙人。絶対に俺様が解決してみせる。」とか両手の人差し指を頭にあてて「ポクポクポク」とか、カーキー色の上下にはだけたワイシャツと腹巻き姿、第四の壁に向かって「解決編はこの後すぐ」いろんなパクリ描写あり。
マルゥルは隊長から直接スカウトされてGUTS−SELECTに入ったと言う過去が描かれた。それで隊長には恩義を感じているらしい。尤もその恩義というのは好きなテレビ番組の全話録画を貸してもらうというものだが。
一方ナースデッセイ号に侵入したイグニスは廃棄されたスパークレンスとハイパーキーを奪っていた。イグニスも巨大化するのか? |
|
|
ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 今日もウルトラ怪獣日和2022 |
<A> |
<楽> |
|
|
|
|
|
|
18 |
映画 |
ドラえもん のび太とブリキの迷宮(1993) |
酔っ払ったパパが間違って登録してしまったブリキンホテルから送られてきたトランク。のび太がそれを開けたところ、門が現れ、そこからブリキンホテルに入ってしまった。至れり尽くせりのサービスに、すっかりくつろぐのび太とドラえもん。しかしひょんな事からホテルの地下で不気味な声を上げる扉を見つけてしまう。慌てて家に帰ったのび太だが、ドラえもんが一人ブリキンホテルに残してしまった。
80年代には大変質が高かったドラえもんのシリーズだが、90年代に入るとだいぶ質的に落ちてきた。長くなると仕方ないのだろうが、ストーリーそのものは普通に問題はないのだが、設定的に投げやりになってるというか、底が浅くなった感がある。本作がそれを顕著に示しているだろう。
何度も言うが、ストーリー自体は問題はない。ただ、本来あってしかるべき説明部分がなくなったことと、キャラの性格が都合良く変えられてしまったことに違和感を覚えてしまうのだ。
具体的には本作にはのび太がドラえもんを見捨てるシーンがある。ストーリー的には必要な措置なのだろうが、これまで出来上がっているのび太とドラえもんの関係性がおかしい事になってしまってる。からするとおかしい。確かに原作でののび太は調子良い性格だし自分の事を最優先に考える傾向はあるが、アニメ版はそこが比較的違っていて、友人を裏切ったり、少なくとも行方不明になったドラえもんを放置するようなキャラではない。むしろここでののび太の性格は原作版(の初期)のものに近いが、それが違和感になってしまい、最後までそれを引きずってしまった感じだ。
小さな島の出来事だと思ってた舞台が実は宇宙を巻き込む大きな物語になるという、途中から一気に世界が広がる構成は面白くて、この辺の風呂敷の広げ方が良いので、駄作とまでは言えないが、相当アンバランスな作品になってしまったというのが正直な感想ではある。 |
|
|
|
7話 |
チーター・デッドマンフェーズ2と共に盗みを働く四人組の窃盗団が出現した。そのスピードに対抗するためフェニックスは一輝に新たに開発したジャッカルスタンプを渡そうとするが、スマホ越しに挑発するバイスと狩崎が喧嘩してしまい、結局スタンプは渡されないまま一輝は現場に向かう。
敵はチーター・デッドマンフェース2。高校を停学になった息子を助けようとして契約した。最初からフェーズ2状態だったため、中身は人間。
弟の大二との確執が抜けないまま、フェニックス職員として働く一輝。実は大二は悪魔カゲロウに操られて二重人格になってしまったようだ。一輝とバイスの関係とは違う関係のようだ。
今回の窃盗団はパルクールを題材にしているようで、町中を跳んだりはねたり。窃盗よりむしろ安全に逃げることを楽しんでるようだ。ただ、その辺のストーリーがこなれておらず、この話も前後編にすれば良い感じの凝縮具合だった。
今回のリバイスの変身はマンモス、プテラと次々に変身するが、チーター・デッドマンのスピードには敵わず、結局狩崎の作ったジャッカルを使わざるを得なくなった。ちなみにジャッカルのモティーフは「仮面ライダーエグゼイド」で、バイスの方は人間型ではなくスケボーに変形した。
又新しい仮面ライダーが登場。フェニックスの隊長の門田ヒロミが変身した仮面ライダーデモンズ。フェニックスの仮面ライダーだが、蜘蛛をモティーフとした形状が不穏だ。
学園長役がお笑いの芋洗坂係長だった。実は昔から結構特撮には登場してる。あと、医者の前園孝治役として「ウルトラマンZ」イナバコジロー役の橋爪淳。 |
|
|
|
|
16 |
読書 |
異世界食堂2
七日に一度現れる扉を通れば、そこは異世界食堂“洋食のねこや”に行ける。その日を待って店を訪れるファンタジックな面々を描く第2集。
基本的に物語は全部同じパターンなのだが、食べ物の描写が美味しそうなのでつい読んでしまう。新人ウェイトレスも入ったため、そちらの物語や、1巻に登場した面々も時折出てくるので、人間関係もできはじめている。 |
|
|
|
|
5話 |
テロリスト退治中のホームランダーが一般人を殺した映像が拡散され、ヴォートの株価が一気に下落してしまう。ホームランダーは釈明を強いられるが、その間にストームフロントがセブンの実質支配を進めていた。一方、妻のベッカに拒絶されたブッチャーはザ・ボーイズを抜けようとする。
セブンの方はホームランダーが求心力を失っていき、それでかなり精神的に追い詰められており、その救いをなんとストームフロントに求める事になる。
セブンの宣伝番組でゲイである事をばらされたクイーン・メイヴはその再現ドラマを無理矢理作らされる。
ホームランダーから引退を強いられたAトレインは悩みつつ他に手がなくて引退を受け入れる。
ディープは共同教会の選んだ相手と結婚し、教会の宣伝塔となった。
ザ・ボーイズの方はブッチャーが完全にやる気を失ってしまい、引退しようとするが、ヒューイとMMが必死に説得する。それで逃げようとしたところをブラック・ノワールに襲われてしまう。
弟を殺されて荒れるキミコをなんとか宥めようとするフレンチーの姿もある。
ストームフロントが暗躍してセブンを一度解体しようとしているのが分かる。一方のザ・ボーイズもほとんど何も出来ないが、ストームフロントがやばいことは共通意識としてあるため、これからもストームフロント中心にストーリーが継続するのだろう。 |
|
|
|
セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記 |
<A> |
<楽> |
|
|
|
|
|
|
14 |
映画 |
もう終わりにしよう。(2020) |
ある冬の日、ジェイクという恋人の実家に招かれたルーシーという女がジェイクの車に乗り込む。実は彼女はジェイクと別れようと思っていたのだが、言い出せないまま彼の家に招かれる。話が噛み合わない両親との気まずさの中、彼女はこの家の中に強烈な違和感を感じるようになっていく。それに耐えられなくなったルーシーは家に帰るため、ジェイクに車を出すよう頼むのだが…
スパイク・ジョーンズ監督と組んで、数々の観念的作品を作り、監督としても『脳内ニューヨーク』で独自世界を構築したカウフマン監督(『アダプテーション』ではニコラス・ケイジがカウフマン役を演じていた)がNetflixオリジナルで作り上げた不思議な作品。
ただ、これを一通り観てみても、実はよく分からなかった。最初はルーシーという女性が恋人のジェイクに対する複雑な気持ちを描いてる作品だと思ったのだが、彼氏の家に呼ばれ、食事になってから変な空間に入り込む。家族の年齢が突然若くなったり歳を取ったり、地下で見せられたジェイクの絵が何故かルーシーが描いたことになっているとか。この辺りで何が何だか?だが、その後の展開がますます謎。家にいたたまれなくなったルーシーは無理を言ってジェイクに車を出させて家に帰ることにする。ほぼ吹雪の中で何故かアイスクリーム屋がやっていて、寒空で平気でアイスをなめる二人。そして突然ジェイクは思い出したように自分の母校へ車を向け、勝手に校舎に入ってしまう。残されたルーシーが寂しくなって校舎に入ると、そこには一人の老人だけしかおらず、彼と会った瞬間にルーシーは消え、老人が素っ裸になってうろつき始める。
…これだけ書いても意味がさっぱり分からん。こう言う入れ籠構造の作品は大好きなので、結構点数は上がるのだが、依然として分からない。
で、それで「訳が分からなかった」でレビューを終わらせても良いのだが、それも癪なのでネットで意味を探ってみたら、ちゃんとした解釈されてるものを見つけた。
だから以降は自分の考えでは無く受け売りである。
この作品は最初から出てくるルーシーが主人公ではない。主人公はジェイクの方なのだが、最初から出てくる男の方ではない。実は最後に登場する老人こそがジェイク自身で、彼は独身のまま老人になってしまい、人生の締めくくりに職場である学校での自殺を考えていた。そして最後に自分の半生を振り返り、人生で出来なかったことを妄想で実現しようとした。
だから終盤に至るまでの物語は全て妄想の産物で、妄想のジェイクとルーシーが学校に到着したところで本来の主人公の人格、つまり老人のジェイクに主人公が戻り、自分の中で変わった過去に満足した彼は自死するというもの。
これが本当かどうかは私も判断は出来ないが、最もわかりやすい説明だと思う。
それで考えてみると、本作は夢を主題にした作品と言える。夢には二種類あって、眠って見るとりとめのない映像の断片と、自分の願望という意味での夢がある。本作はそのどちらの夢としても観る事が出来る。なかなかに面白い設定だ。 |
|
|
|
12話 |
カルミラによって闇の戦士となってしまったトリガーの中でケンゴはトリガーに呼びかけ続ける。
敵はダークトリガー。正気を取り戻したトリガーと分離してトリガー本体と戦う。
ウルトラマントリガーのパワーアップを描く話。パワーアップのためには試練を乗り越えるのは特撮の定番で、ここでは肉体的ではなく精神的な闇からの脱却として描かれる。同じくユザレとしての過去を取り戻したユナの力によってトリガーはグリッタートリガーエタニティとなった。トリガー自身まだその強すぎる力を制御し切れていないというのもウルトラマンシリーズではよくあるパターン。
3000万年前に何が起こったのかも描かれる。ダークトリガーはユザレと過去に精神を飛ばしたケンゴの努力で光の意思を持つようになり、ユザレに力を与えて自分たち全員を封印させた。
この話に登場するダークトリガーは、カルミラによって現代に現れたものと、トリガーの記憶にある3000万年前の二体が登場し、過去のダークトリガーはケンゴの導きで光の戦士としての自分を取り戻したが、現代に現れたものはケンゴが分離してしまい、ケンゴがグリッタートリガーエタニティになったのに対し、ダークトリガーはそのまま残って戦う事になった。
ケンゴとトリガーが一体化してるためにケンゴの意思がトリガーの意思になってる。そのためにアキトとかユナとかがケンゴに話しかけてる姿があるが、巨人に向かって叫ぶ姿が妙に浮いて見える。これらの描写は等身大のヒーローにやるべき事で、ウルトラマンシリーズではやってほしくなかった。
<カルミラ達と共に自らも封印されたトリガーだが、その間ウルトラの戦士は誰一人助けに来なかったらしい。
グリッタートリガーエタニティのスポンサーは三菱重工です(嘘
グリッタートリガーエタニティはダークトリガーを倒してしまったが、それって自分自身を殺してしまったことにならないかな?過去編では手をつないでたのに。> |
|
|
|
|
13 |
映画 |
映画の舞台になった豪華ホテル |
アンノウン |
アドロン(ドイツ・ベルリン) |
リプリー |
セントレジス(イタリア・ローマ) |
オーシャンズ11 |
ベラージオ(アメリカ・ラスベガス) |
泥棒成金 |
カールトン(フランス・カンヌ) |
SOMEWHERE |
シャトー・マーモント(アメリカ・ハリウッド) |
ナイル殺人事件 |
オールドカタラクト(エジプト・アスワン) |
昼下りの情事 おしゃれ泥棒 |
リッツ(フランス・パリ) |
ザ・インタープリター |
チェルシー(アメリカ・ニューヨーク) |
007 カジノ・ロワイヤル |
グランドホテル・パップ(チェコ・カルロビバリ) |
スカーフェイス |
フォンテンブロー(アメリカ・マイアミ) |
|
|
|
読書 |
ファイブスター物語16
王としての責務を果たすためにAKDに帰ったアマテラスを待つラキシスだったが、そんなラキシスの元には次々と星団の重要人物達が現れてくる。やがてそれはシャレにならないものまで現れてしまい、ラキシスを守るべく多くのものが集結していく。
初めてのラキシスが出ずっぱりの巻だったが、情報量が相変わらず半端ない。徐々に強い敵と強い味方が現れることになるのだが、未来にラシキスが出会うであろう仲間達と、最終的には高位次元の存在まで引っ張り出し、ハルマゲドン状態。そんな中にもコミカル演出が多々あるのが面白い。5巻でちょっとだけ登場していたキャラが何者だったのかも明らかになるが、実に30年越しの種明かしだった。 |
|
|
|
|
|
11 |
読書 |
地球を狙う者
南太平洋で続発する地震の調査のために孤島へ向かった“僕”大隅は、火星研究の碩学の天文学者轟博士と同行することになった。火星が地球に最接近する時に太平洋に何かが起きると主張する博士の言葉を胡散臭く思いながら、博士の美しい娘に惹かれていく“僕”。そんな中、博士の言動に異常が見られるようになった。
火星人が地球に攻めてくる壮大な話…のはずなのだが、その序章で終わってしまう。中途半端で終わったのが勿体ない。 |
|
|
|
|
6話 |
突然現れた新しい仮面ライダーはリバイを徹底的に痛めつけて去っていった。変身を解いたその仮面ライダーから現れたのは、なんと一気の弟大二の姿だった。実は事前に狩崎から悪魔のドライバーという曰く付きのベルトを渡されていたのだ。そんな時、ゆかりという女性から、工藤という弁護士を調べてほしいという仕事の依頼が舞い込む。
敵はカンガルー・デッドマン。工藤という弁護士に憑いた悪魔で、パンチを得意とするデッドマン。
メインの話は一話完結の裁判の話。一話でやるには情報が多すぎる話だったので、裁判はあまりにいい加減なものになってしまった。特撮でリアリティ求めないので、これでも良いけど。
今回の話はまるで一輝が刑事のような行動をしてるが、演出がまさしく「古畑任三郎」。音楽もそれっぽく、バイスのしゃべり方がモロだった。いいのかよ。
あとバイスが一輝のスマホに憑依することによって他の人ともコミュニケーションを取れるようになった。
そして新しい仮面ライダーの正体もはっきりした。その名は仮面ライダーエビル。大二の中にいた悪魔が実体化したカゲロウによるものだった。大二が一輝に対して持っているコンプレックスが悪魔化したものらしい。
今回のリバイスの変身はメガロドンスタンプで。モティーフは「仮面ライダーディケイド」らしい。同じピンク(マゼンダ)なので、バイスの方がはまっている。 |
|
|
|
|
ダイアクロン DA-86 レギオコア<リッパー/アノードタイプ> |
|
|
|
|
09 |
映画 |
スキャンダル(2019) |
2016年。FOXニュースのベテラン女性キャスター、グレッチェン・カールソン(セロン)は、人気ニュース番組の担当を降ろされてしまう。この機に、長年セクハラを繰り返してきたロジャー・エイルズCEO(リスゴー)を訴える準備を進める。一方、看板キャスターのメーガン・ケリー(キッドマン)は、FOXが推す大統領候補ドナルド・トランプの女性蔑視発言に我慢出来ず、対決姿勢を明らかにしていく。そんな中、メインキャスターの座を狙う野心あふれる若手ケイラ・ポスピシル(ロビー)は、自分が看板キャスターとなるべくロジャーとの面接のチャンスを得るが…
かつてコミカルなアクション作品を得意としていたローチ監督だが、2010年代になってから作風を大きく変え、史実を元にした人物描写、特に近年の人物を焦点にするのが特徴的になってきた。そしてある意味それを最先端でやったものが本作となる。
なんせ本作の舞台は2016年である。実質的についこの前の話であり、これを作ると言うことは、様々な人物に迷惑を掛けることになる。それでも押し切って本作を作ったと言う事実にまずは拍手を送りたい。
2016年と言えば、アメリカでは大統領選挙華やかな時。マイケル・ムーアの『華氏119』(2018)のオープニングにつながる時のこと。ドナルド・トランプが共和党大統領候補となり、民主党ヒラリー・クリントンとの一騎打ちに挑もうとしている時のことである。
トランプが大統領になれた理由の一つは巧にメディアを駆使して本音と虚偽を織り交ぜた戦略にあったと言われているが、旧来のテレビを用いてその手助けをしたのがFOXテレビだった。アメリカのテレビ局は政治色が強く、FOXテレビは明らかに共和党びいきという立場にあった。それはトランプの保守的姿勢がそのまま受け入れられる土壌であったということ。就中それは、オーナーである社長は家長として、会社全体を管理することが出来ると言うことであり、社員に対しては絶対服従を強いる。その中で特に女性社員は日常的なパラハラとセクハラを受け続けていた。その前提で観る必要がある。
アメリカは社会派の先進国というイメージは確かにあるのだが、それはほんの一部の人たちで、社会には根深くマッチョな価値観が蔓延っている。
それは一応知識では分かっていたものの、それを現代のものとして出されると結構精神に来る。実際ここに描かれるのは、女性を完全に下に見て、自分の言うことを聞くなら重用し、意思を出した途端に切り捨てる男性社会の縮図であり、女性は権力者のスピーカーに過ぎない。
そんな社会に対して声を上げた結果が本作では描かれる。それを描いて見せたこと自体が本作の最大の功績だろう。
ただ問題として、これはリアルタイムの訴訟問題であり、少なからず社会に影響を与えるという点だろう。ただこれが自由の応援歌になっていることを願おう。 |
|
|
|
4話 |
ストームフロントによってケンジは殺され、ヴォート社はそれをスーパーテロリストによる破壊活動であると発表する。それによってセブン内部での軋轢が深まり、一方ではザ・ボーイズのキミコが
前回で本性を出したストームフロントにまつわる謎を解く話。本来ヒューイとMM二人で手がかり探しに向かうはずが、何故かスターライトが同行を申し出て彼女の過去を探るが、分かったのは40年以上前の70年代に活躍していたリバティーというヒーローが名前を変えていると言うことだった。なんだかんだでヒューイとスターライトはしっかり恋人している。
ストームフロントに手柄を奪われたホームランダーはコンプレックス丸出しでストームフロントを亡き者にしたいと願う。それで周囲に当たり散らし、スターライトも殺そうと脅迫するし、心臓に欠陥が生じたAトレインを見捨て、メイヴが同性愛者である事をテレビでばらす。やりたい放題というか、ストレスで頭が回ってないというか。
そして当人であるストームフロントはメディアを使ってヴォート社を含めて言いたい放題。
その中で黙々と活動しているのがブラック・ノワールで、ブッチャーの居場所を探し回っている。
ザ・ボーイズではブッチャーがようやくベッカの居場所を突き止め、彼女に会いに行くが、ベッカは息子を守るために一緒には行けないという。
弟を失い荒れるキミコを慰めるフレンチーだが、余計彼女を傷つけてしまった。そしてキミコはストームフロントを暗殺に出かけるがギリギリでフレンチーに止められる。
<ホームランダーが死んだはずのマデリンに会いに行ってるシーンがあったが、それはドッペルゲンガーという能力者の変装だった。元の男に戻るときが結構怖い。> |
|
|
|
|
08 |
読書 |
ルパン三世3
日本にある武術の秘伝書を奪うため、腕自慢の弟子希望社者と共に用心棒の石川五右衛門に挑むルパンや、過去まだ存命だったアルセーヌ・ルパンと三世であるルパンが知恵比べをする話など。
ルパンがまだ少年だった頃アルセーヌも生きていたということで、祖父と孫による知恵比べが楽しめるし、まだ敵対している五右衛門とのやりとりなどが楽しめる。
この作品に関してようやく理解出来たのは、これらのルパンは全部その作品毎に別人という事。いわば並行世界の物語なので、それぞれに設定が違っている。同じキャラが味方になったり敵になったり、死んだはずのキャラが他の話では登場したり。ルパンも例外ではなく、明らかに死んで終わるラストもあり。早い段階でマルチバースの概念を取り入れたということか。 |
|
|
|
|
29話 |
手にした鐘を鳴らすことで騒音をまき散らすカキワルドが出現した。出動するゼンカイジャーとツーカイザーだが、カキワルドを守るためにトジテンドの新たな戦士ハカイザーが現れる。次々と偽物スーパー戦隊を呼び出すハカイザーの力で圧倒されてしまう。更に本性を現したホシガキワルドの力で急速に水分を失いながら戦う羽目に。
敵はホシガキワルド。左手の鐘を鳴らし、それを聞いた人は少しずつ干からびていく。最初はカキワルドとして登場したが、後に本性を現す。そしてダイカキワルド。牡蠣、花器、火器など「かき」と名の付くものを操る事が出来る。
メインの話はいつも通りのダジャレとドジな敵で安定した面白さだったが、この話で重要なのは新たな強力な敵が現れたという点。介人の両親が残したデータを元にイジルデが作ったが、格好と言い台詞と言いほとんどヒーロー然としている。ただしやってることはワルドの守護という、アンバランスなキャラ。尚、設計は介人の両親のデータからということで、おそらくはゼンカイザーと設計が同じのはずである。
ハカイザーの使える力はそのままゼンカイザーに転用可能のため、ハカイザーの武器ゼンリョクゼンカイキャノンを奪ってゼンカイザー専用武器となる。的の武器をそのまま武器にしてしまうとは、前代未聞かも。
<ハカイザーはなんか敢えて悪人やってる感じで、ゴーカイジャーがやってきたと言われても納得できるキャラだった。
喉の渇きのためにほんの数分しか戦えず、苦しむ姿。それは確かにどこかのヒーローの姿と重なる。
水分が足りず、給水しながら戦うゼンカイジャーだが、変身して補給出来るの?と思ったら、補給のためには一度変身を解かねばならないらしい。えらい手間の掛かる戦い方だ。
ゼンリョクゼンカイキャノンの必殺技は歴代戦隊レッドの顔が発射され、それがゼンカイザーの顔になって突撃するというもの。よくこんな笑える演出考えたもんだ。しかも何故か敵の背後は波しぶきをあげる海。東映かよ…東映だった。> |
|
|
アニメの輪郭: 主題・作家・手法をめぐって |
<A> |
<楽> |
藤津亮太 |
|
|
|
|
|
|
06 |
映画 |
シャン・チー テン・リングスの伝説(2021) |
サンフランシスコでアルバイト生活に明け暮れるショーン(リウ)は、恋人のケイティ(オークワフィナ)と楽しく過ごしていた。そんな彼の元に昔別れた家族の妹シャーリン(チャン)から一通の葉書が舞い込む。その直後ケイティと一緒にいたところをプロの暗殺集団らしき謎の集団に襲われてしまう。彼らを撃退したショーンは、実は自分は本名はシャン・チーと言い、“テン・リングス”と呼ばれる地球規模の暗殺集団のボスである親から暗殺者として育てられ、10年前にそこから逃げ出してアメリカに来たことをケイティに打ち明け、その決着を付けるために妹に会うため中国に向かうことにした。しかしその話を聞いてむしろ喜んだケイティも付いてくることになる。
『アベンジャーズ エンドゲーム』(2019)で第一部の終了を向かえたMCUシリーズ。そして第二部として再起動を開始したが、その1作目となった『ブラック・ウィドウ』(2020)は第一部の取りこぼしを補完するないようだったため、実質的に二部の開始となるのが本作となった。
全く新しい、しかも初の東洋系の主人公という新機軸で、完全に新しい作品なのだが、本作を最初に持ってきたのは慧眼だったとも思う。
MCUの開始は『アイアンマン』(2008)だが、主人公のトニー・スタークが初めてのアイアンマンスーツを作った理由は、ある組織に身代金目当てに誘拐されたからだった。その組織の名前こそ、テン・リングスだった。この組織自体は実はAIMという組織の隠れ蓑であったことが『アイアンマン3』(2013)で明らかにされる。首領であったマンダリンは役者に過ぎず、なんの力も持たない人物だった。
そこでオチが付いたはずのテン・リングスとは、実は本物があったというところから始まる。つまりMCU第一部第一作と本作とでテン・リングスというキーワードでつながることになった。ご丁寧に役者に過ぎないマンダリンまで出して、きちんと補強してる。
そんなキーワードを付けることで高らかに第二部の開始となった。
それで本作だが、まずこれはこれまでのシリーズとは全く毛色が違う。
まずこれを単体の作品として評価すると、ハリウッドが作ったカンフー映画というのが一番分かりやすい説明になるだろう。
これはある意味感無量。なんせこれは1980年代からずっと、特にジャッキー・チェンが繰り返しアプローチしていた、本格カンフーの世界進出がようやく本式に果たされたのだから。多少エキゾチックさの強調はあるものの、カンフーの威力というのが素直に演出されているのが良い具合だ。素直に楽しめる。
だから本作は単体のままでもちゃんと作品として成り立つし、内容的にもさほどMCUの中にある事を強調もしていないし、それで良い。これまでのMCUシリーズと全く違うからこそ、本作が新章の始まりに相応しい。
あと勿論MCUの作品と言うこともあって、予兆はたくさん出てくる。世界観が近いドクター・ストレンジからの出演が結構あるが、前述したようにアイアンマンからマンダリンが登場したり、途中通信でキャプテン・マーベルが出たりと、結構多彩なキャラも出てくるし、おそらくは次回作となるエターナルズの伏線もあり。単体で楽しむだけで無く、設定の深掘りが出来るのも良い。ただ本作だけでは本当になんとも言えない。相当壮大な物語の伏線のような気はするけど。
ちょっとだけ不満があるとすれば、この話ではほぼカンフーだけの物語になってしまって、香港とかで作られる既知の戦いを観てるだけの気分になったことだろうか。ヒーローと融合した作品も観てみたいので、それはこれからの期待感という事にしておこう。新機軸で全く違ったものを観たかったような気もする。それはこれからの展開に期待としておこう。 |
|
|
|
11話 |
カルミラの挑戦を受け、迎え撃つトリガーだが、カルミラの放つ黒い炎に包まれたトリガーはそのまま昏倒してしまう。トリガーの中で過去に何があったのかを目撃するケンゴは、そこにもう一人の闇の巨人の姿を見せられる。
敵はカルミラ。
トリガーの過去を描く話で、カルミラの闇の炎に包まれたケンゴは3000万年前に精神を飛ばされ、そこでトリガーとユザレと出会う。そこで出会ったトリガーは元々カルミラと共にいた闇のウルトラマンだったことが分かる。この辺の設定は劇場版ティガの設定とよく似ている。というか、そのまんまだ。
闇に包まれたケンゴがその闇に飲み込まれてしまうと、トリガーは本来の姿であるダークトリガーになってしまうらしい。だが3000年前に行ったことで逆に自分自身のことをユザレに伝える事になった。ユザレがケンゴのことを知っていたのはこれが元だったらしい。
過去はともかく現在ではダークトリガーとなってしまったケンゴは自分自身を取り戻せておらず、このまま闇に飲み込まれるのか?
<ダークトリガーの姿はウルトラマンネクストとウルトラマンノアを合わせたような姿をしている。ティガだけでなくネクサスの設定も入ってきたりして。
3000年前の会話でヒュドラムは「エクセレント」とか言ってる。なんだかえらい違和感あるな。
ユザレによれば、「ルルイエは私達の言葉では希望」と言っていた。それ絶対騙されてるって。この世界には旧神がいるのかもしれんな。> |
|
|
|
|
スター・トレック:宇宙大作戦 コンプリートBlu-ray BOX |
<A> |
<楽> |
|
|
|
|
|
05 |
読書 |
里奈の物語
母に捨てられ、地方都市の繁華街で伯母に育てられた里奈。やがて伯母が刑務所に入ってしまい、保護施設に預けられることになった。その時代から悪友と共に体を売り、中学卒業してからは非合法未成年風俗に手を染める。経営者の才覚があった里奈は風俗の元締めにまで成り上がり、そこで本当に自分が望むものを手に入れようとする。
ルポルタージュライターとして結構著者の本を読んでいたが、小説を書いていることは初めて知った。5歳から19歳までの一人の少女の物語となるが、話が壮絶でハードな人生模様が展開している。この辺は膨大な取材の裏打ちあってのことなのだろう。 |
|
|
|
|
5話 |
五十嵐家の父元太が動画サイトに開設したお悩み相談チャンネルを見て、本田という高齢者がやってくる。孫のボンが“お仕置き”と称して生配信を行っているのをなんとかしてほしいと言われる。一輝が調べてみると、なんとそこにはデッドマンを出しているボンの姿だった。
敵はライオン・デッドマン。ボンという動画配信者がスタンプを使って生み出したデッドマンで、自分勝手な「世直し」のために使おうとする。そしてオルテカの変身したダイオウイカ・デッドマンとフリオの変身したウルフ・デッドマン。
メインの話はやり過ぎ系動画配信者という今時の話。そちらはあっけなく解決するが、デッドマンズの幹部二人が変身して襲いかかってくる。
そして第三極の敵が登場。もう一人の仮面ライダーだが、デッドマンズでもフェニックスの側でもなく、スタンプを勝手に配っている。ただしそのスタンプはフェニックスに保管されているもののため、フェニックスの職員であることは分かっている。リバイスをあっけなく倒していることから、かなりの実力者。
ライオンスタンプを使っての変身は「仮面ライダークウガ」のもの。変身時に「見てて下さい。俺の雄叫び」と言っていた。一気に気分は最終回だ。リバイとバイスで合体するとライオンの姿になる。
今回の事件を見たさくらは「そもそも正義って何?」と疑問を呈しているが、これを考えることはとても重要なこと。軽々しく扱えない部分だが、これの答えが作品の中で出たら、最高の作品になるだろう。
前回で和解したと思われた一輝と大二だが、大二はまだわだかまりを持っていて、いちいち一輝の言葉につっかかっている。コンプレックスが大きくなりすぎじゃないか?
今回登場した本田茂夫という高齢者は林家木久扇だった。驚きだが、この人にしかできないようなとぼけた役を好演してる。
<ライオンスタンプの二体変形は四つん這いになったバイスの両足をリバイが抱え込んでのしかかるというもの…深くは言うまい。> |
|
|
|
|
ウルトラマントリガー 渦巻変形 DXナースデッセイ号 |
|
|
|
|
03 |
映画 |
僕のワンダフル・ジャーニー(2019) |
3回の生まれ変わりを経てイーサン(クエイド)と再会した犬のベイリーは、イーサンとハンナが暮らす田舎の農場でのんびり過ごしていた。そこへ、ハンナの娘グロリアとその幼い娘CJが新たな家族に加わる。しかし都会でスターになる夢を諦めていなかったグロリアは夫の遺産を手にCJを連れて家を出て行ってしまう。そんな中、再び犬生が終わろうとしていたベイリーに対し、イーサンは今度はCJを守ってくれと使命を託す。イーサンとの約束を守ると決意したベイリーは、ビーグルの子犬に生まれ変わり、CJを見つけ出す。必死のアピールの功を奏し、CJは隣に住むトレントという少年と一緒に子犬を飼うことになるが…
ハルストレム監督の『僕のワンダフル・ライフ』(2016)から三年。再び犬のベイリーが戻ってきた。
一作目は映画館の中で号泣という、実に素晴らしい作品だったが、素晴らしかった分綺麗に終わっていたので、続編は蛇足だろうと劇場ではスルー。ソフト化後に拝見させていただいた。
概ねは思った通り。ベイリーが仕える主人がイーサンではなくCJになった以外は一作目とあんまり変わらない。違いを言うなら、イーサンとCJの人生の差といえる。一人一人人生は違うので、男女の差もあるし、年齢の差もある。人生は一人一人全く違うので、それと付き合うという形でいくらでも作れることが分かる。
あと、一作目は比較的ベイリーの転生が中心だったけど、今回はCJの方にウェイトが移ってることか。一人の女性の幼少期から結婚に至るまでの激動の人生を描く作品になってた。
物語としてはしっかりしてたし、続編としては正しい方法だろう。作品も決して悪くない。でもやっぱり蛇足感が強い。
これは蛇足だが、本作を検索してみたら、結構酷評が多かった。何でだろうと思ったら、CJが外国人と結婚したことが問題とされるらしい。はてなんでそれで? |
|
|
|
|
|
02 |
読書 |
パタリロ!14
「ファントム」バンコランの任務に勝手にくっついてくるザカーリ。それが面白くないマライヒとことごとく反目する。「パタリロ異変」突然真面目に国務に励むようになったパタリロ。「αランダム」プララの願いを聞いて、ロボットの兄を作る事になってしまったパタリロ。ところがそれをロボット工学者のスカンキーが聞いてしまう。「マライヒの季節」バンコランの浮気を疑うマライヒはボディガードの任務中のバンコランを見張ることに。それに付き合わされるパタリロ。「大帝の罠」巨大な国際諜報組織がバンコラン抹殺に動き出す。
今巻は短編が五編。どれもやる気になれば倍以上の枚数で作る事が出来るもので、少々勿体ない構成だったか。バンコランを挟んでのザカーリとマライヒのやりあいはあっけなく決着が付いてしまった。 |
|
|
|
|
3話 |
スターライトのリークによって超人作成薬であるコンパウンドVが明るみに出され、ヴォート社に危機が訪れる。一方、ザ・ボーイズは光解放軍のアジトを襲撃し、キミコの弟ケンジをCIAに引き渡そうとするが、何者かの襲撃を受けてしまう。
大きな流れとしては、コンパウンドVの存在が明らかになり、セブンの面々が大打撃を受ける話になる。
そのニュースを知らないホームランダーは息子のライアンに特殊能力の訓練を施すが、何の能力も持たないと思われていたライアンはホームランダーと似た力を持っていることが分かった。ただし、ライアン自体はホームランダーを憎み始めている。
完全にクサっていたディープは、セブンへの復帰を希望して、そのためにザ・ボーイズを叩き潰そうとして彼らを襲うが、その手柄は全てヴォート社社長のものになり、ザ・ボーイズこそがデマを流すテロリストとされてしまう。新入隊したストームフロントも差別用語むき出して住民を焼き殺すなど、なかなかとんでもない性格してる。
Aトレインは新造に不調を覚え始め、時々苦しみ始めている。
そしてホームランダーはセブンをヴォートから外して自警組織として再編制しようと考えているようでもある。
ザ・ボーイズは光解放軍の幹部となっていたキミコの弟ケンジを捕まえた。誰にも知られないように洋上でCIAに引き渡そうとしたところ、海の生き物から情報を仕入れたディープがそれを襲撃し、そこから逃げ回っている内にストームフロントの標的にされ、そこにいた住民ごと雷撃を喰らい、ケンジが死亡した。
セブン総出でザ・ボーイズ探索を行っていたため、ヒューイはスターライトと出会うが、ホームランダーの命令によって危うく殺されかかってしまう。
<ディープの操る鯨を突破するためにブッチャーが採った方法は、そのまま突っ込むことだった。当然鯨は死んでしまい、避けた腹の中でザ・ボーイズの面々が会話してた。凄まじい描写というか、これやって良い描写なの?> |
|
|
ジョージ・A・ロメロの世界 映画史を変えたゾンビという発明 |
<A> |
<楽> |
|
|
|
|
|
|