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30 |
読書 |
僕のヒーローアカデミア6
雄英高校は夏休みに入り、ヒーロー科の面々はそれぞれインターンとして全国のヒーロー達の元で研修が始まった。出久はオールマイトの先生であるグラントリノの元でワンフォーオールの使い方を学ぶこととなった。一方、全国のヒーローの前に現れて再起不能にしていくヒーロー狩りのステインに復讐を誓う飯田は、次にステインが現れるとみられる保須市にインターン先を希望していた。
ステイン編の中編となる話。出久に関しては現在ワンフォーオールの使い方を勉強中だが、まだ勉強が始まったばかりでとんでもない事件に巻き込まれてしまう。
今巻の見所は、ヒーロー論を言葉で語る部分が多いところ。これまでのヒーロー漫画ではあまり語る事がなかったヴィラン側の論理が多数。面白い。 |
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20話 |
何でもくっつけてしまうセッチャクザイ邪面が現れ、町の人や物を手当たり次第にくっけてしまう。主導したキラメイジャーも武器などをくっつけられてまともに戦えない。高校の補修抜け出して遅れてやってきた充瑠はたまたまそこにいたクラスメイトの瑞希とくっつけられてしまった。正体を知られないようにしなければならないため、変身が解けなくなってしまったキラメイレッド。
敵はセッチャクザイ邪面。頭部が接着剤のチューブになっている邪面師。ここから出る接着剤はなんでもくっつけてしまう。そしてセッチャクザイシェルガ。なんでもくっつける接着剤を頭から出す邪面獣。
充瑠の正体がばれてしまうという話。正体を隠すつもりが、空気を全く読まない宝路にばらされてしまった。
劇場版に出てきた外面女子の柿原瑞樹が再登場。表裏がありすぎるキャラで、特にイケてない充瑠には高圧的に振る舞ってしまう。充瑠相手にした途端、それまでの外面が剥がれてしまうので、相当底は浅いけど。充瑠はそんな二重性こそが魅力だと言ってる。そしてそんなずる賢い瑞樹こそが攻略の糸口になった。あと、劇場版で瑞樹を描いた似顔絵がおかしいと言われていて、フォローが無かったが、ここでちゃんとその理由も語られた。
今回ついにキラメイジンとギガントドリラーが合体した。セッチャクザイシェルガの接着剤で背中同士をくっつけて戦うと言うものだが。しかし本当の合体はあるんだろうか?
<キラメイレッドとベチャットをくっつけたセッチャクザイ邪面は「フィーリングカップル」と言っていた。一体こいつ年齢いくつだ?> |
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SF映画術 ジェームズ・キャメロンと6人の巨匠が語るサイエンス・フィクションの世界 |
<A> |
<楽> |
ジェームス・キャメロン
スティーヴン・スピルバーグ
ジョージ・ルーカス
クリストファー・ノーラン
ギレルモ・デル・トロ
リドリー・スコット アーノルド・シュワルツネッガー |
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27 |
映画 |
8日で死んだ怪獣の12日の物語 -劇場版-(2020) |
新型コロナウイルスの蔓延のため、自宅待機を余儀なくされたサトウタクミ(斎藤工)は、暇を持て余していた。そんな時、ネットで「怪獣の卵」というのが売られていることを知り、通販でそれを入手する。小指の先くらいの大きさの紙粘土の塊みたいなその卵は、毎日変化を繰り返していく。なんか楽しくなったタクミは知り合いの監督(樋口真嗣)や俳優仲間の丸戸のん(のん)やオカモトソウ(武井壮)らとスマホ同士で話し合いながら怪獣の成長を楽しみにしていく。
2020年になって急激に蔓延した新型コロナウイルス。爆発的な感染者の増加と、それによる死者の増加に対し、世界各国で対応に追われることになった。
その中で日本が行ったものは法的なものは海外渡航の制限および各自治体による判断で学校の閉鎖。一般の国民に対して政府が行ったことは、自粛“要請”が主なものだった。ロックダウンと呼ばれる都市封鎖は日本ではおこなれることなく、あくまで自主判断に任された。
それが良かったのか悪かったのかは後年の判断を仰ぐしかないが、他の国々と較べてかなり弱腰の対応となった。
そして4月半ばから政府の“お願い”による自主的な行動制限に従って、多くの人たちが自宅に籠もって過ごさざるを得なくなっていった。
当然その間はメディア関係も自粛となり、それまで行われてきたテレビドラマや映画撮影などが軒並み中断された。
この中でクサッてしまう人も多い中、それでも独自の配信を試みた人たちもいた。
最初に声を上げたのが樋口真嗣監督で、Youtubeを用いて「カプセル怪獣計画」という企画を立ち上げた。これはコロナウイルスを見えない怪獣とみなして、コロナと戦うカプセル怪獣をリレー形式で動画配信しようというもの。これには多くの著名な監督や俳優などが乗っかって様々な動画を配信した。実際行動制限を受けてしまった身としては動画を観るくらいしか楽しみがないので、丁度良かったし楽しめた。
当初この企画は投稿者が持っている怪獣のフィギュアを使うとか、持ってない人は知識を披露して見えないカプセル怪獣の戦いを解説したりというのが主だったが、ものの数日の間にストーリー仕立てでこれを見せようとした監督がいた。
それが岩井俊二だった。斎藤工を主人公に、カプセル怪獣を通販で買った役者が、次々形状を変えていく怪獣に翻弄されていくというストーリーを作り上げ、二週間ほど掛けて一本の筋の通った物語を動画配信した。
そして更にこの作品を膨らませて、何人かの役者を加えた上で、ほぼ完全リモート作品としてあっという間に作り上げたのが本作となる。カプセル怪獣計画の企画開始が4月28日。本作の元となった「8日で死んだ怪獣の12の物語」が5月20日から配信。そして劇場版公開が7月31日。通常の映画では考えられないものすごいスピードで完成された、世界初のリモート特撮作品となった。
このオリジナルとなった「8日で死んだ怪獣の12の物語」は配信当初から観させてもらったが、最初はぶつぶつ喋る斎藤工に違和感を覚えつつ、意外にちゃんとした物語に驚かされた。ちゃんと怪獣なり宇宙人なりの個性も把握した発言もしてるし、特撮ファンとしてもかなり満足度の高い作品だった。
それで劇場版ねえ?微妙だよな…とか言いつつ、いそいそと出かけて観に行ってしまった。
基本無料で観られる動画に金出す必要は?とか言う考えはあっという間に吹っ飛んだ。これは実に面白い。
メインの動画はそれなりにシリアス調へと変わっていくのだが、それは最初から分かっている。動画との違いは会話が生じていることなのだが、その会話の一つ一つがはまっているのだ。会話の一つ一つが小気味よくポンポンはまっている。特に話が進むにつれ脳が別な次元にイッちゃってるのんが実にハマってる。こう言う役ほんとに合うね。
怪獣好きならば分かるネタに溢れている。その辺はプロである樋口監督との会話でよく分かるが、宇宙人を買ったというのんとのずれた会話がものすごい。徐々に洗脳されていって、最後の方は完全に目がイッてしまってるあたり、リアルすぎて恐いくらい。
恐らく同じ空間で映画観に来た人たちも怪獣好きな人ばかりなんだろうと思えたのが、同じところで複数の笑い声が上がったこと。怪獣知ってないと笑えないネタに付いてくる人がこんなにいると思うだけでなんかとても心地よい空間にいる気にさせられた。
ところで本作で登場する怪獣について、ここでちょっと紹介させていただこう。
斎藤工が買った卵が三つに分離した時の怪獣の頭はそれぞれミクラス(ウルトラセブン3話,
25話)、ウインダム(ウルトラセブン1話、24話、39話)、アギラ(ウルトラセブン32話)(更にカプセル怪獣は二体いると言及されているがその内の一体がセブンガー(ウルトラセブン18話、ウルトラマンレオ34話))。その三つの頭が合体したのが「強い怪獣」と呼ばれるグドン(帰ってきたウルトラマン5話)。それが成長したのがガッツ星人(ウルトラセブン39話)。これから成長するのではないか?と言われたのがバルンガ(ウルトラQ11話)。そしてのんが買ったという宇宙人がペロリンガ星人(ウルトラセブン44話)。それぞれちゃんと何故そこに名前が出てくるのか分かるように作られてる。巧いもんだ。 |
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3話 |
とおりゃんせを歌う不思議な子の目撃情報が相次いでいた。そんな中、梨沙は20年前に心臓をえぐり取られるという凄惨な事件で殺されたはずの子役山口菜々を目撃する。丁度その事件に過去関わっていた的矢の肝いりでその事件を洗い直すことになった。
死んだはずの人間が、その当時の姿のまま生き返るという怪奇事件を、とおりゃんせの歌と絡めて描く。SRI署長の的矢の過去がここで少し明かされている。過去の迷宮イリ事件にこだわりがあるらしく、今回の事件では前線で捜査に当たっている。
これもちゃんと科学の話で、クローン人間の技術にまつわる話。遺伝子が操作され、体内に毒を持ったクローンが襲ってくると言う光景はかなりのホラー。
7歳の子が人生に疲れて自殺していたというオチも強烈な話でもある。 |
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26 |
映画 |
映画人のチャレンジ作 |
世界にひとつのプレイブック |
ブラッドリー・クーパー |
知りすぎた男 |
ドリス・デイ |
ジョン・カーター |
アンドリュー・スタントン |
危険な遊び |
マコーレ・カルキン |
インソムニア |
ロビン・ウィリアムズ |
コラテラル |
トム・クルーズ |
プレシャス |
マライア・キャリー |
パンチドランク・ラブ |
アダム・サンドラー |
エルム街の悪夢 |
ロバート・イングランド |
アン・ハサウェイ/裸の天使 |
アン・ハサウェイ |
スパイダーマン |
サム・ライミ |
ペーパーボーイ 真夏の引力 |
ジョン・キューザック |
地球に落ちた男 |
デヴィッド・ボウイ |
レクイエム・オブ・ア・ドリーム |
ジェニファー・コネリー |
マイティ・ソー |
ケネス・ブラナー |
ロード・オブ・ザ・リング(シリーズ) |
ピーター・ジャクソン |
キャリー |
キャリー・フィッシャー&シシー・スペイセク |
ミュージック・オブ・ハート |
ウェス・クレイヴン |
真夜中のカーボーイ |
ダスティン・ホフマン |
ロジャー・ラビット |
クリストファー・ロイド |
Interior. Leather Bar. |
ジェームズ・フランコ |
フィラデルフィア |
トム・ハンクス |
ボディヒート |
ドリュー・バリモア |
めまい |
ジミー・スチュワート |
007カジノ・ロワイヤル |
ダニエル・クレイグ |
マン・オン・ザ・ムーン |
ジム・キャリー |
影なき狙撃者 |
アンジェラ・ランスバリー |
バットマン・ビギンズ |
クリスチャン・ベール |
ドニー・ダーコ |
パトリック・スウェイツ |
モンスター |
シャーリーズ・セロン |
アンコール!! |
ポール・アンドリュー・ウィリアムズ |
ストレイト・ストーリー |
デヴィッド・リンチ |
ドライヴ |
アルバート・ブロック |
ハッカビーズ |
マーク・ウォルバーグ |
その男ヴァン・ダム |
ジャン=クロード・ヴァン・ダム |
ゴッドファーザー |
マーロン・ブランド |
スカイハイ |
レスリー・ニールセン |
ナイトライダーズ |
ジョージ・A・ロメロ |
キャットウーマン |
ハル・ベリー |
ゴーン・ベイビー・ゴーン |
ベン・アフレック |
サンセット大通り |
グロリア・スワンソン |
容疑者、ホアキン・フェニックス |
ホアキン・フェニックス |
キラー・スナイパー |
マシュー・マコノヒー |
シン・シティ |
イライジャ・ウッド |
ショーガール |
エリザベス・バークレイ |
ジェーンに何が起こったのか |
ベティ・デイヴィス |
ウエスタン |
ヘンリー・フォンダ |
アナライズ・ミー |
ロバート・デ・ニーロ |
汚名 |
ゲイリー・グラント |
スター・ウォーズ EP7 |
JJエイブラムズ |
50 Shocking Movie Career Choices |
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読書 |
死んだガブリエル
とある女優に恋い焦がれて自殺したガブリエル。その友人の“僕”はガブリエルを愛していた女性とガブリエルについて話をしているうちに盛り上がってしまい、二人でその女優に会いに行くことになった。
上流階級の恋愛ごっこを描く話。遊びだからこそごっこで自殺してしまうと言うシュールな展開。夢と現実の境目どころか生と死の境目までよくわからなくなる展開だ。 |
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パラサイト 半地下の家族 公式完全読本 |
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ポン・ジュノ
町山 智浩
ミルクマン 斉藤
浦川 留 |
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24 |
読書 |
悪の秘密結社ネコ
人の目から見る限り、可愛いネコ。しかし実はネコの秘密結社による人々に対する洗脳計画が着々と進んでいたのだ。可愛さを見せつけることで人の営みを阻害し、更にネコがいないと生きていけなくするように。一方、そんなネコの暗躍を知り、それを邪魔するために立ち上がる存在もあった。
これもTwitterでフォローしている絵師の単行本。明らかにTwitter由来で読んでる本は圧倒的にネコの作品が多いのは私の嗜好がよく分かるようなところ。しかしこの作品だとネコよりも実は犬の方が面白かったりする。ネコに対するアルアルネタより犬に対するものの方が頷けたりする。 |
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44話 |
飛電或人がアークとなってしまったことで、人類は世界の敵になり、滅ぼすしかないと大々的に公表する滅。それに呼応して世界中でヒューマギアの反乱が起こってしまう。自分の思いはともかく人類とヒューマギアの戦いの渦中に入ってしまった或人。
敵は仮面ライダーアークスコーピオン。滅がアークの力を受けて変身した仮面ライダー。
人工頭脳が人類に牙をむく。SFの基礎とも言える話をここに持ってきた。もっとじっくりやって欲しかったところだが、時間的な問題で致し方ないか。
人類側はヒューマギアを破壊すべきと言う側と、破壊をやめろという側でも争ってるが、ヒューマギアギアでも戦いしかないと思い込む滅に対し電と亡は人類との和解を説得している。正義とは一体何であるのかと問いかけた内容になる。
人類とヒューマギアの全面対決を前に、或人の前に父の飛電其雄が現れたが、そこでなされたはずの会話は不明。
<エイムズがヒューマギアを破壊するのを止める唯阿。でもヒューマギアは世界中にいるため、それ以前に破壊がなかったとは思えない。全般的に範囲が狭すぎる。
これまでヒューマギアを信じ続けていた或人が自分で迅を倒してしまったことで絶望に落とされる。既に何度もこの手の絶望は味わっているような気がするが、迅は特別なのか?それももう少し丁寧に説明して欲しい。> |
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22 |
映画 |
野獣処刑人 ザ・ブロンソン(2018) |
アメリカのとある街。麻薬密売や売春強要をしている男達が何者かによって次々撃ち殺されていく。そんな中、郊外に住むシングルマザーのアナ(ハミルトン)の元に定期的に大金の入った封筒が届いていた。その差出人を押さえたアナに対し、その男は「K」とだけ名乗る。実は彼こそが正義の執行人だった。麻薬組織を牛耳るボスはそんなKに対して抹殺命令を下す。
2018年にネットを眺めていたら信じられないような写真に目がとまった。そこにはあのチャールズ・ブロンソンが見たこともない画面の中に収まっていたのだ。
なんだこれ?と思ったら、説明文にはブロンソンのそっくりさんを主演にした映画だと書かれてあった。
「なんだ」という思いと「なんだこれ?」という思い。色々頭の中で錯綜したが、とにかく観てから判断しよう。
と、思ったのだが、劇場に観に行く気にはなれず、結局レンタルで拝見。
作品そのもので言うなら、ブロンソンの代表作とも言える狼よさらばシリーズのリメイクで、主人公が問答無用で悪人を撃ちまくる話。演出は現代風になっていたりはするが、基本は40年前の作品とほぼ変わらない。
ただ、その変わらなさが問題となる。
オリジナルシリーズの場合、40年前、アメリカの警察に対する不信感が映画作りのモチベーションになっていた。悪人に買収された警察は何にもしてくれないし、被害者は泣き寝入りするしかない。だからこそ自警へと向かってゆくのだが、それは決して正義ではないことも匂わされている。こうするしか正義の執行が出来ないから仕方なく行っているという側面があった。
それから40年。同じ事をするには理由があるのだが、それはダニエル・ボールドウィン扮するDJが全て言っている。それは虐げられた弱い人たちのために働くために、悪人に我慢するなということである。アメリカは悪人達によって汚されているので、そいつらを一掃しなければならないという主張である。
この主張自体が相当に気持ち悪い。これはつまり、ラジオ放送を聞いている人に(あるいは映画を観ている人に)法律を超えた正義の心を持ってほしいと言ってくることである。オリジナルシリーズにあった情緒はなく、単に悪人を殺せ!としか言ってない。法律以上に大切なものを語るのは、アナーキズムとなんら変わりがないし、あまりに一方的すぎる。
しかも正義を心に持つ者は、この主張に賛同してくれて、正義の執行者に喝采を送ってほしいと言ってくる。大衆がなすべき事は応援と金を提供すること。正義は俺たちが執行する。
そんな事を言われてもなあ。これではほぼカルト宗教と変わらない。
これをうがった見方をするならば、正義の執行が出来る存在としての某大統領に対する応援歌のように見えてしまってげんなりしてしまう。どうにも乗り切れないし気持ちが悪い。 |
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10話 |
破壊されたキングジョーが防衛軍によって回収され、その解析が行われようとしていた。だがそのキングジョーを狙い何者かが基地に侵入していた。ハルキの前に現れた宇宙人バロッサ星人は姿を消し基地内を闊歩していた。
敵は海賊宇宙人バロッサ星人。キングジョーに乗って地球にやってきた宇宙人。宇宙中のお宝を回収するのが目的で、狙いは宇宙の宝とされるウルトラメダルだったが、回収に失敗したため、キングジョーを回収して逃げようとする。これまで宇宙中で回収してきた数多くの武器を持っている。マグマ星人のサーベルもあった。
今回は基地内の、整備班が中心の物語で主役はむしろイナバコジローの方っぽい。こう言う裏方の話が出るのは実に嬉しい。工場の中のその辺にある道具を武器にして戦うのもよろしい感じ。
キングジョーの持ち主がペダン星人ではないことが分かる。キングジョーと言えばペダン星人という定式があるため、これは珍しい。
前回回収したものの奪われたウルトラメダルを用いた結果、新しい形態ではなく、ゼットライザーが光の剣になった。
ゼットに夢中のヨウコに続き、ユカもジャグラスジャグラーに夢中になった。ただ「素敵」の後に「解剖したい」とついて、それを聞いたヘビクラ隊長がお茶吹いてた。
<イナバコジローはアルマイトの弁当箱で弁当を食べている。これ自体は単に懐かしい光景だが、これが「機動警察パトレイバー」で同じシーンが使われていることに気づいた人がどれだけいるやら。
バロッサ星人のスーツはかなり安っぽい。タイツ姿に上半身だけ軽い装甲を加えたもの。でもこれって「ウルトラマンレオ」に出てきた星人っぽくて逆に良い感じだ。
人類を下等生物と見なしている割にやってることが駄々っ子みたいなバロッサ星人もなかなか可愛い。> |
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バック・トゥ・ザ・フューチャー トリロジー 35th アニバーサリー・エディション |
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<楽> |
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MARVEL 倒産から逆転No.1となった映画会社の知られざる秘密 |
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<楽> |
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21 |
読書 |
銭形平次捕物控16 人魚の死
八五郎に流行りの海女の見世物に出かけた。そこでの二人の海女の素潜りにすっかり魅了されてしまった八五郎は足繁く小屋に通うようになる。そんな八五郎の目の前で海女の一人が殺されてしまう。
八五郎の活躍と言うより、失敗を描く作品。八五郎は愛すべきキャラとして著者も愛おしく思っているらしい。それ以外はたいした作品というほどではない。 |
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19話 |
知り合いに頼まれて子ども達の絵の指導を始める充瑠。だが一人どうしても指導を受けない子がいて、その子に絵に興味を持ってもらおうと他のみんなに相談をしていた。そんな時、現れたスモッグジョーキーに向かって行くのだが、何者から謎の光線を受け、キラメイジャーの面々はそれぞれの相棒と魂が入れ替わってしまった。
敵はスミカエ邪面。謎の光線住み替えビームを出し、その光線を浴びた二人の魂を入れ替える。そしてジュウタクローンダガメス。家と金袋の二つの顔を持った邪面獣。
玉石の入れ替わりの話。これまでにも戦隊シリーズでは何度かやってるけど、相棒のメカと入れ替わるというのは初めてのこと。相棒が喋る戦隊ならではの描写だが、これまでこのパターンは作られてこなかった。
充瑠が子どもと寄り添うことを教わるという話になるが、子どもに言い聞かせるのではなく、子どもに寄り添って理解しようとするのが今風の作風だ。相棒を褒めることで力を引き出すというのも今風。
同じく光線を浴びたギガントドリラーだが、宝路は入れ替わらなかった。そりゃギガントドリラーは宝路本人だからな。
<瀬名と魔進マッハが入れ替わった際、マッハは自らの体を抱きしめながら「お嬢さんの良い匂いがする」とか言いながら身もだえてる。やばすぎる描写だ。
キラメイストーンになってしまったキラメイジャーだが、ちゃんと合体できた…考えすぎなんだが、これって生身の合体というやつでは?> |
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19 |
映画 |
グレース・オブ・ゴッド 告発の時(2019) |
2014年リヨン。何でも語り合う家族に囲まれ、日曜日にはミサに出かけるアレクサンドル(プポー)は、リヨンにプレナ神父(ヴェルレー)が戻ってきたことを知る。アレクサンドルが少年時代に参加したボーイスカウトでプレナから性的暴行を受けていたアレクサンドルは、プレナが今も聖職にあり、しかも子どもを教えていると知った。激しい怒りを覚えたアレクサンドルはバルバラン枢機卿(マルトゥーレ)に直訴してプレナを免職するよう求める。アレクサンドルの言葉に耳を傾けたバルバランだが、全く処分がされない。そしてそのことを聞き及んだ、かつての被害者達が次々と立ち上がる。
21世紀になったばかりの時。スポットライト 世紀のスクープ(2015)で描かれた、アメリカのボストンの新聞コラムから始まったカトリック司祭による性的虐待の真実が明らかにされた。
それまでいくつもの噂は流れていたし、裁判を起こしたという海外ニュースも何度か耳にしたことはあったが、この新聞コラムはまさに眠った子を起こしてしまった。この事件以来カトリック教界は大激震が走り、それは今も続いている。
その中でフランスで実際に起こった事件が本作のモティーフとなる。実際には過去形ではなく現在も裁判は続いているそうで、調べたらこの映画とほぼ同時期の2019年2月に裁判が行われ、2020年1月にブレナの公判が行われ、有罪となったが、現在上訴中とのこと。
世界最大の宗教組織の罪で、組織ぐるみで隠蔽を行ってきたということなのだが、これが過去からずっと続いてきたとするならばあまりにその罪は重い。
淡々と描かれる分、ずしっとした重さを感じさせられる作品だ。
本作を特徴付けるものとして、複数主人公の存在もある。オープニングで登場したアレクサンドルは訴訟を起こすまでで一旦退場。それを受け継いで新たに二人の主人公が登場。それぞれの立場から訴訟を成功まで導いていく。ストーリーの一貫性を考えるならそこが違和感あるのだが、これが狙った演出と考えるならば、他になかなかない珍しい演出として受け取れる。
それに何より本作の場合、主人公は訴える側ではない。訴えられるブレナ神父と、バルバラン。引いて言えばフランスのカトリック教会そのものが主人公である。存命の実在の人物に対する容赦のない演出を印象づけるための演出とするなら、映画としては大変優れたものと言えるだろう。当人にとってはたまらんだろうけど。
社会派としても、演出としても立派な映画作品に仕上がってるので、いろんな意味で挑戦作として見られるだろう。 |
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2話 |
ネットカフェで白骨死体が発見された。死因が全く分からないまま、被害者が検索したネットを探るうち、ヒューゲル製薬にいきつく。そこではフェロモンの研究をしているというのだが、何故か研究員を含めた全所員は全員女性だった。
生物兵器についての話で、これこそ怪奇大作戦っぽさ。蟻の社会を理想社会として憧れる教授役が出てくるのが嶋田久作ってのが又よく分かってらっしゃる。
蟻を完全に操り、男性を絶滅する計画というのが出てくる。事前に牧は蟻のフェロモンを感知する機械を作り上げていたが、これによって実際の蟻を登場させずに蟻の恐怖を巧く演出してる。
蟻の生態に関わる形でジェンダーについて結構突っ込んだ話がされてるのが現代っぽさ。男だから女だからという考えが古いという事を強調しているが、逆に強調しすぎてる感もある。
珍しく牧が直接事件に関わって捜査してる。これまた珍しく女性とスイーツを食べてたりする。
蟻のことを「ゼム」と言ったり、秘密会議で「フェーズ4」とかのキーワードが出てきたり。SF映画好きにはビンビンくるキーワードがちりばめられている。(「Them!」は放射能X(1954)の原題で、「フェーズ4」はフェイズ IV 戦慄!昆虫パニック(1973)から)。排水溝から蟻がウジャウジャ出てくるのはクリープショー(1982)にあった演出。ラストの演出はサイコ(1960)のラストか。いろんな映画の演出が出てくる。
<最後に突然嶋田久作の女装姿。観たくない。> |
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メイキング・オブ・TENET テネット クリストファー・ノーランの制作現場 |
<A> |
<楽> |
ジェイムズ・モトラム |
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クリストファー・ノーラン最新作『TENET テネット』の制作舞台裏を網羅した、メイキングブック完全版。
→クリストファー・ノーラン |
amazon紹介文より |
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18 |
読書 |
サスケ1
大坂夏の陣で滅んだ真田の一族。だが猿飛忍群と呼ばれる真田の忍者達は未だ生き残り、徳川への復讐を誓い潜伏していた。その一人大猿大助は一人息子のサスケを鍛え上げ、忍者として生き抜く術を教え込む。だが徳川の治世を守る伊賀忍者の服部半蔵は猿飛忍群を執拗に追い回していく。
「カムイ伝」と並ぶ著者の代表作の一本。基本的に著者の作品は忍者を描きつつ、執筆当時の日本の国を重ね合わせたものが多いが、本作の場合は主人公を子どもに設定して、忍術をたっぷり見せることを目的にしてる感じ。これまでのいろんな作品に描いた忍術をこの作品で解説するという解説的な意味合いもあるようだ。 |
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43話 |
アークに乗っ取られてしまった或人。ザイアの新社長与太垣はエイムズを全員招集し、或人の抹殺を命じるが、隊長である諌らは或人を救うために出撃する。
敵は仮面ライダー滅。
今回の戦いは滅とアークワンによるものだが、どちらも人類の敵として悪意のまま戦っており、このままでは誰も幸せにならない。
アークの狙いは人間とヒューマギアを争わせて共倒れとすること。そのためにまずは或人を乗っ取った。実は或人は正気を保っているのだが、それでも憎しみの心によってヒューマギアを倒さねばならないと思い込んでいる。
或人がアークワンになったのはイズを壊されて悲しみの心をアークに乗っ取られたからで、アークは既にヒューマギアだけでなく人間もハッキングできることが明らかになった。
一方、アークはもう一人のキーパーソンである滅にも目を付けている。滅がイズを破壊したことで或人が覚醒したように、或人に迅を破壊させることで滅の方もアークに覚醒させた。
悪意に染まった心にアークは憑依する。或人と滅の戦いはそのまま人類とヒューマギアの戦いであり、互いに滅ぼし合った末に残された少数の存在全てにアークを憑依させることだった。滅が実はもう一人の主人公だったというのが分かった。この設定は面白い。 |
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16 |
映画 |
観ておくべきオスカー映画 |
第1位 |
ゴッドファーザー PART2 |
第2位 |
カサブランカ |
第3位 |
アラビアのロレンス |
第4位 |
イヴの総て |
第5位 |
羊たちの沈黙 |
第6位 |
ゴッドファーザー |
第7位 |
アニー・ホール |
第8位 |
フレンチ・コネクション |
第9位 |
アパートの鍵貸します |
第10位 |
シンドラーのリスト |
第11位 |
風と共に去りぬ |
第12位 |
カッコーの巣の上で |
第13位 |
真夜中のカーボーイ |
第14位 |
或る夜の出来事 |
第15位 |
ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 |
第16位 |
ロッキー |
第17位 |
戦場にかける橋 |
第18位 |
ノー・カントリー |
第19位 |
波止場 |
第20位 |
ハート・ロッカー |
第21位 |
アマデウス |
第22位 |
アルゴ |
第23位 |
許されざる者 |
第24位 |
ウエストサイド・ストーリー |
第25位 |
ディア・ハンター |
The 25 best Oscar-winning movies you should watch |
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9話 |
地球に飛来したゲネガーグとウルトラマンゼットが戦った際、いくつかのメダルが地上へと落下した。その一つを回収した防衛軍はその解析にかかったが、そのメダルを狙ってロボット怪獣が現れる。そのメダルを安全な場所に移送する任務がストレイジに降る。ウインダムで護衛に当たるハルキ。
敵は宇宙ロボットキングジョー。防衛軍に保管されているウルトラメダルを狙って現れたロボット怪獣。四つのパーツに分離。
直接的な戦いではなく移動を主にした話。防衛軍に保管されていたウルトラメダルが奪われてしまう物語。ヘビクラ隊長は自ら囮となってウルトラメダルを守ろうとするが、
ある意味ウインダムとキングジョーが戦うのは夢の対戦でもある。
キングジョーを間近で見たユカが思いっきりはしゃいでいるが、命の危険を顧みないのではなく、素直に嬉しいんだろう。オタクの鏡だ。
今回更に三つのウルトラメダルが手に入ったものの、ゼットはその使い方を忘れてしまった。適当にゼットライザーに入れて発動させるとか出来ないのだろうか?今回はベータスマッシュとガンマフューチャーの二形態に変身して、ガンマフューチャーの方で勝利を得た。
倒されたキングジョーは防衛軍によって回収されている。これは後で又出てくるな。
<このところ出てくるキングジョーは二世の方ばかりだったが、今回は珍しくオリジナル版らしい。
ウインダムは5分しか稼働できないはずだが、普通に護衛任務をこなしてる。空を飛ぶ分にはエネルギーを考えなくて済むのか?
施設前で突っ立ってる男にウルトラメダルのケースをそのまま渡すヨウコ。実はその男はカブラギシンヤだった。ヨウコは何のためにこんなに手の込んだ移送をしたのか全く理解してないだろ。
新しいウルトラメダルをどうすれば良いか分からないというゼットだったが、それでちゃんとメダル使って技を披露してる。> |
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S.H.フィギュアーツ(真骨彫製法) 仮面ライダー電王 モモタロスイマジン |
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15 |
読書 |
キノの旅20
三組の旅人と一人の少女の話。「人間の国」(シズ)「仲の悪い国」(全員)「拘らない国」(キノ)「宝探しの話」(師匠)「夫婦の話」(フォト)「ターニング・ポイント」(キノ)「羊たちの草原」(キノ)を収録する。
実にいつも通りの話。ただ羊の草原の話は前にもどこかで描いていた記憶がある。 |
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1話 |
全身の血が抜かれミイラのようになってしまう死体がいくつも発見され、警視庁からSRIに捜査依頼がくだる。捜査中の三沢京助の目の前で一組の男女が突然ミイラになってしまう。三沢も脱水症状を起こして伏せってしまうが、「赤い玉」と何度もうわごとのように繰り返す。
「怪奇大作戦セカンドファイル」の続編。ただしキャラは全員替わっている事から、新鮮な感じで観られる。ただこの話45分という長丁場の割に話が単純すぎた。
今回の犯人は狂った科学者が作り上げた半動物半植物の生物で、人の体液を吸って自分の娘の命を救おうとしているという話。それをドローンとステルス技術で見えない怪物を作り出した。怪物ではなく科学によって生み出されたものというのが本作の特徴と言えるだろう。急速に老化してしまう孫娘の命を救うため、生命力を与える冬虫夏草を合成し、ドローンとステルス技術を用いて人間を襲わせている。
SRIは警察の依頼を受けて動くが、決してその関係は友好的なものではない。そこでのぶつかり合いも人間ドラマの奥行きになってる。
犯人となる血の玉は抗生物質が苦手らしい。三沢は服用していた水虫の薬で死なずに済んだが、水虫を強調され、思いきりディスられてる。この話では牧ばかりが目立ってしまってるが、それもこの作品の醍醐味。牧は科学者の中では有名人らしい。「宇宙船ビーグル号」の主人公エリオットみたいな立場に置いてるっぽい。
<車に乗る場合、ちゃんとシートベルトを締めるのが現代の作品って感じだな。
林間学校の子ども達を救うために自ら血の玉の犠牲になる佐喜沢。子どもにとってはとんでもないトラウマだが、現代的にこの描写ってどうなんだろう?> |
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13 |
映画 |
ナチュラル(1984) |
天才と呼ばれ、将来を嘱望されていたロイ・ホッブス(レッドフォード)は、銃による大怪我で長くリハビリ生活を送っていた。しかしプロ入りを諦めることなく、なんと35歳になってついにプロ入りを果たす。プレイできる残り時間が少ないことを自覚しており、焦るロイだが、球界のしきたりを知らぬため、トラブルが続く。
1930年代を舞台に30歳を過ぎてデビューした野球選手を描く作品。いわゆる古き良き時代のベースボールを描いたもので、題材としては5年後に公開されるフィールド・オブ・ドリームス(1989)と似た感じで、ベースボール好きな人にとってならノスタルジー溢れたものになっている。
このノスタルジーに浸れる人は幸いだろう。多分そんな人には大変面白い作品に思えるのだろう。
ただし、日本人であり、大リーグにさほどの関心のない私にはそんなノスタルジーは無縁。淡々としすぎ盛り上がりのない物語に素直な眠気を感じる程度。
ただ良い部分は勿論ある。どれほど淡々とした演出だったとしても、それに合わせてきっちり演技しているレッドフォードの姿だろう。彼ももう既に若くないが、その分ベテランの貫禄を見せつけている。
それとこれも歴史の一コマとして考えるならば、この時代にはこう言うことが起こりえたという時代の食う気が知れること。未知の領域だからこそ知らない事を伝えてくれるのはありがたい。
多分歳食った今になって本作を観たら面白さは変わってくるだろう。多分点数も上がる。
尚、小説では主人公は最後に八百長に荷担するが、映画ではそれを拒絶してホームランを打つシーンとなっているそうだ。 |
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18話 |
大いなる闇の呪いによってマブシーナが消えてしまうという宝路の言葉に動揺するキラメイジャーの面々。だが宝路の方にも体に異変を感じていた。実は先日の戦いでガルザに撃ち込まれたジャメンタルがその体内にあるモンストーンに働きかけ、邪悪な心を呼び覚ましていたのだ。
敵はモンストーン。かつて宝路の中に入り込んだもので、クリスタリアで埋め込まれたキラメイストーンによって抑えられていたが、ガルザによって呼び覚まされた。体内からキラメイシルバーを操る。
キラメイシルバーが邪悪化するという話。本来数話かけるべきストーリーだが、今回一話で完結してしまった。
宝路が前回掘り出したカナエマストーンは四つ揃えばどんな願いも叶う。それをマブシーナに使うために努力してきた宝路は自分の中のモンストーンを消すためには使えないとストイックに考えていたが、充瑠によってあっけなくその力が使われてしまった。オチはカナエマストーンは一つでもある程度の望みは叶い、更に四つ揃った時にはもう一度大きな願いが叶うのだとか…相当いい加減な設定だ。
超重機ドリジャンが晴れて魔進ドリジャンに進化した。ショベロー軍団と合体することでギガントドリラーギガ盛りスペシャルとなった。
<臨死体験をするとオラディン王と出会う充瑠。いくつものコメディアニメで使われてる手法なので、これ真面目にやればやるほどコミカルに見えるので、多用は禁物だ。
充瑠の滑舌が急に悪くなったんだが、何か理由があるのか?> |
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12 |
読書 |
パタリロ!4
イギリスと中国の主席による会談が始まろうとしていた。ところが中国主席が通訳として指名したのは、イギリスとは全く関係ないパタリロだった。使節団が出る前にロンドンにやってきたパタリロを警備しなければならなくなったバンコラン。
パタリロが中国に行く話と、マリネラにやってきた国際密売組織のドンを追ってバンコランとマライヒがやってくるという二つの話。それとパタリロが出てくる妖怪話が2編。普通のSFが2本と、なかなか豪華な一冊。
パタリロの貞操の危機というか、明らかにやばい状態に陥ってるシーンがある。一応これもBLになるのだろうか? |
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9話 |
ドクター・マンハッタンを捉えた第7騎兵隊はサイクロプスの本性を現し、マンハッタンのパワーを奪おうとする。だがあらかじめそれを予期していたレディ・トリューは自分がマンハッタンのパワーを奪おうとしていた。
これまでサブストーリーだったオジマンディアス=エイドリアン・ヴェイトの物語が本編と結びついた。
冒頭、レディ・トリューがエイドリアン・ヴェイトの娘だと分かった。 これまで描かれてきたエウロパでの出来事が過去のことだったと分かる。この世界はエイドリアン以外にはフィリップスとクルックシャンクスのコピーしか存在せず、エイドリアンを敵視していた男性も実はそういう役割を与えられていたフィリップスだった。8年間の退屈さを紛らわすためにエイドリアンにその役割を担わせたとのこと。
そして5話でエイドリアンが助けを求めたのはトリューで、そのメッセージを見たトリューは既にエイドリアンを地球に戻していた。前にアンジェラが見た金色のオジマンディアスの像が実は本人だったというオチ。
至近距離からうたれた銃弾を素手で止めるなど、老人になってもオジマンディアスの力は今も健在。
レディ・トリューの娘の名前は祖母と同じ名前のビアン。実は母親のクローンだった。
一方でサイクロプスはリーダーであるジョー・キーンJr.にドクター・マンハッタンの力を宿すことを目的としていた。だがこれらはあらかじめレディ・トリューによって計画されたことで、装置のスイッチを押したらジョーは確実に死ぬ。そしてマンハッタンの力はトリューが奪うことになっていた。
マンハッタンはこれで死んでしまうのだが転送中に凍ったイカの雨が降ってきてトリューまで死亡。
マンハッタンのパワーは宙に浮いているが、次の2期はそのパワーが一体どこにあるのかが問題となるようだ。マンハッタンはこの事態を予測して、あらかじめアンジェラにパワーを手渡したことが臭わされている。
アンジェラがそれを試そうとしたところで話は突然切れてしまう。
<元恋人だったマンハッタンとローリーが出会っているが、マンハッタンは何の反応もしない。実は精神が1985年にあるからだとか。
マンハッタンの股間がむき出しになってるシーンはいくつかある。基本的には何かで遮蔽しているのだが、時々ほんとにむき出しのまま。いいのか?> |
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10 |
映画 |
ドラえもん のび太の魔界大冒険(1984) |
空想ばかりしてぼんやりしているのび太を遊びに誘ったドラえもん。二人が家の庭で見かけたのはドラえもんをかたどった石像だった。一体何でこんなものが置いてあるのか分からないまま部屋に置き、野球をしに行くのだが、のび太のせいで試合に負けてしまい、ジャイアンから責められてしまう。実はのび太はここ数日魔法使いにぼんやりした憧れを抱いており、魔法が使えるようにならないかとドラえもんに相談する。そしてドラえもんの出した“もしもボックス”で魔法を使える世界を作り出す。
1984年邦画興行成績3位。アニメとして好成績を上げたが、それは確かに本作の出来の良さがあってのこと。前作の作品のび太の海底鬼岩城もかなり作品の評価が高いが、本作もそれに負けてない。二作連続して初期の名作が揃った。
関係ないけど、1984年は劇場アニメ作品の傑作が多い。風の谷のナウシカもうる星やつら2 ビューティフル・ドリーマーも超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますかもみんなこの年の作品。その中にあってちゃんと個性を出しているところがさすがだ。
これまでの作品と大きく違う本作の特徴は、これがドラえもんの出した“もしもボックス”でのび太が作った世界という点。この中の話だけであるならテレビ作品の一編で終わらせることもできるだろう。しかしそこから一歩踏み出し、その“もしも”の世界が現実と接点を持ったら?という軽いメタフィクションの話になっていること。
お陰でこれまでの作品の中では最も複雑なものとなったのだが、それでちゃんと説得力持たせた物語になっている。意外性とバランスを兼ね揃えた好作と言えよう。
本作で面白いのはのび太の存在価値。現実世界で落ちこぼれののび太は別な世界に変えたら自分も変われると思っていたが、実際に魔法の世界を作ったら、そこでもやっぱり落ちこぼれというオチ。
いかに現実を変えようと、自らの存在価値は変わらないというところから始まって、そこから努力を覚えていくという過程がきちんと描かれている。のび太は決して能力が低いのではなく、努力嫌いの性格と自己肯定感の低さによるもの。それを刺激して正しく伸ばせばちゃんと成長していくというものをしっかり描いてくれた。
これはテレビシリーズでは出来ない事で、劇場版だからこそ描けるのび太の成長をちゃんと描いたところが良いし、多分その意味では本作が劇場版の中で一番上手くいった話となるだろう。
少々設定的に無理があるが、その辺は許容範囲だし、その辺の強引さが原作者の脚本の味だ。同時並行して藤子不二雄によるコミカライズもされているが、ドラえもん映画のノベライズでは唯一読んだ作品でもあった。
個人的なレベルで言うなら、この作品が一番好きかも知れない。 |
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42話 |
アークは消滅したが、そのアークの意思を受け継ぐことを宣言した滅は、全てのヒューマギアに人類滅亡への戦いを参加を呼びかけていた。
敵は仮面ライダー滅。
前回でアークは破壊されたが、アークの意思は今も残っている。それを継承するのは誰かということで、最初はそれは滅かと思われたのだが、実は新の継承者こそが或人だったと発覚する。相当意外な展開となった。
或人がアークになるトリガーとはイズを破壊することだった。破壊されたイズを見て絶望した或人の悪意が暴走したことによる。
しかしこうなると、或人自身が本当に人間なのかという疑問が生じる。ひょっとして或人自身がヒューマギアなのでは?
これまで垓に指令を与えていたのはザイア本社の与多垣ウィリアムソンだった。初登場なので、意外性は全然ないが、ちょっとそれはないんじゃない?という感はある。 |
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09 |
読書 |
ずうのめ人形
ホラー専門雑誌に勤める“僕”藤間は、同じ雑誌社に勤める同僚が発見したという、不審死をした先輩編集者の部屋で見つけたという素人小説を読まされる。「ずうのめ人形」というタイトルのその小説は、いじめられっ子の中学生が怪異に遭遇するというものだが、小説を読み進めると、その中に書かれている人形の姿が実際に見えてくるようになる。更に小説を押しつけた同僚編集者までが不審死となったと知る。知り合いのつてで霊媒師と会うことになる。
「ぼぎわんが、来る」に続く比嘉姉妹のシリーズで、作られた都市伝説に挑む話。小説の中にも書かれているが、これは「リング」の翻案がベースになっているが、そこに様々なオリジナル要素を加え、更に倒叙ミステリの手法を加えた力作。ぐいぐい読ませる作品で、ほぼ一気読みだった。 |
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8話 |
宇宙からやってきた姉妹から未知の怪獣の細胞を受け取ったカブラギは新たな合体怪獣トライキングを作り上げる。更にパワーアップを図るカブラギだが、その正体を知らぬストレイジは決め手を失っていた。
敵は合体怪獣トライキング。カブラギが実験と称して作り上げたゴルザ、メルバ、超コッヴの怪獣メダルで誕生した合体怪獣。そして超合体怪獣ファイブキング。トライキングに更にガンQとレイキュバスのメダルを加えて誕生した五体合成怪獣。そして変身怪人ピット星人。カブラギに協力するファとシィという姉妹の宇宙人。
「ウルトラマンギンガS」に登場した最強の怪獣ファイブキングが登場する。それに対抗するため、ゼットはティガ、ダイナ、ガイアのメダルを使って新しい形態ガンマフューチャーに変身する。奇跡の力を使うという捻ったウルトラマンとなる。
それより今回は定番中の定番の変身アイテムを落とすと言うベタな話が展開。昭和を知ってる身としては思い切りノスタルジーを感じさせる。
前回カブラギのことを知ったヘビクラ隊長は独自に調査を開始してる。しかしなんせジャグラーだから、部下にそのことを教えるつもりもないようで。
<ゼットライザーを見かけたオオタユカはこれを「オーパーツ」と称しているが、見た目オモチャにしか見えないものをよく判断できたな。
拘束されているヨウコとユカの戒めをあっけなく解くハルキ。鍵も付けてなかったのか。
ピット星人の攻撃に対して人間の技で対抗するヨウコ。ピット星人って関節とか完全に人間と同じなんだ。
ヘビクラ隊長が投げた三枚のメダルを腕を横薙ぎにして受け取るハルキ。このポーズは火野映司のものと全く同じではないか。
関係ないけど、トライキングのネーミングだが、ファイブキングから二体怪獣を引いたらスリーキングではなかろうか?> |
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07 |
映画 |
ペイン・アンド・グローリー(2019) |
世界的映画監督サルバドール(バンデラス)は、脊椎を初めとする全身の痛みから生きがいを見いだせなくなり、疲れ果てて引退同然の生活を送っていた。そんな彼のもとに、32年前に手がけた作品が上映されることになり、オープニングの挨拶依頼が届く。懐かしく思ったサルバドールは過去その映画で喧嘩別れした役者のアルベルト(エチェアンディア)を訪ね、一緒に出演しないかと誘いに行く。
存命監督の中で私が最も評価する監督の一人、アルモドヴァル監督の最新作。一応フィクション作品ではあるが、内容的にはむしろ監督自らの私小説風の作品になっている。
監督がゲイをカミングアウトしてから結構時間が経過しているが、そこで明かされた半生は色々苦労があったようで、その当時からその半生はそのまま映画になれるんじゃないかと思っていた。
それをやってくれた訳だが、モティーフにするまで時間がかかったものだ。ようやく作られるべきものが作られたと言った感じ。
だから本作は、バンデラスを通してアルモドヴァル監督自身を観るべき作品だと言えるだろう。そうするとぐっと感情が見えてくる。
主人公は監督を思わせる映画監督で、病気や社会的な問題から半ば世捨て人のような生活を送っている。
そんな主人公が生きてること自体が苦痛のような状態から、人間関係を築き上げて、行ったり来たりを繰り返しながら徐々にポジティブな生き方に変わっていくという物語。
映画としては結構よく取られる手法で、作りもオーソドックス。捻るパターンが多い監督作品の中では珍しいストレートな話だった。
それで正解。この物語に変化球は不必要。監督の思いが込められた真っ直ぐな話だからこそぐっと来るのだ。
ストレートとは言ったが、ここで出てくる人間関係はかなりややこしい。サルバドールの関係者達は基本的にみんなサルバドールとの間にわだかまりを持っているし、何十年経ってもそれは続いている。互いに和解しようと思っていても、何かがあると反発心がムクムクと頭をもたげ、喧嘩が始まったり、恨み言が出るし、そうなると傷ついてしまって又人と会いたくなくなったり、薬に逃げたりしていく。
しかしそういう後退も来たるべき前進につながっていく。本来長い時間をかけて行うべき人間関係が割と短時間で劇的に起こっていくことになるが、そこがかなり丁寧に描かれているのがやっぱり良い。
本作は監督の盟友とも言うべきバンデラスとクルスの二人がちゃんと物語を締めているので、安心して観られるのも大きい。特にバンデラスは老境に入った人物をこんなに上手く演じられるようになったのが驚きでもある。 |
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17話 |
邪面師も出ていないのに邪面獣が出現する。キラメイジンで出撃するキラメイジャーだが、硬いハンマーを振り回すハンマーバスラに太刀打ちできず逃がしてしまう。そんな時、ようやく探し求めていたお宝のあり方を見つけたという宝路が、宝探しゲームに失敗してしまったため、為朝に助力を求める。
敵はモグラたたき邪面。大金持ちの人間に化けて洋館を舞台に人間をゲームに誘い、失敗した人の闇エナジーを集めていた。そして邪面獣ハンマーバスラ。頭がハンマーになっていて、とても硬い。
宝路と為朝が絡む話。一緒に戦うと言ったのに心を開いてくれない宝路の心を開くまでの話。充瑠ではなく為朝がそれを行ったのは面白い。
今回の邪面師はこっそり闇エナジーを集めていた。この作品に関してはこちらの方が効率的だ。
魔進ドリジャンが人型ロボに変形した。キラメイシルバー自身がシルバーキラメイストーンに変身し、ドリジャンと合体して変形した。人間が巨大化して巨大メカに合体するのは「星獣戦隊ギンガマン」のブルブラック以来かな?あとは人間じゃないけど「天装戦隊ゴセイジャー」のゴセイナイト。全員追加戦士だ。
宝路が探していたのは全宇宙に4つしか存在しないといわれる究極の秘宝カナエマストーン。これを全部集めるとなんでも望みが叶うのだとか。
実はマブシーナには消滅の危機が迫っており、そのマブシーナを救うためにカナエマストーンを探していたという事が分かった。 |
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06 |
映画 |
ベストSF |
第1位 |
スター・ウォーズ(EP4~6) |
第2位 |
ブレードランナー(シリーズ) |
第3位 |
バック・トゥ・ザ・フューチャー(シリーズ) |
第4位 |
エイリアン(シリーズ) |
第5位 |
ザ・フライ |
第6位 |
エターナル・サンシャイン |
第7位 |
ターミネーター&ターミネーター2 |
第8位 |
アベンジャーズ インフィニティ・ウォー |
第9位 |
トータル・リコール |
第10位 |
プレデター |
第11位 |
ロボコップ(1987) |
第12位 |
ジャッジ・ドレッド(2012) |
第13位 |
ストーカー |
第14位 |
メッセージ |
第15位 |
アンダー・ザ・スキン 種の捕食 |
第16位 |
ジュラシック・パーク |
第17位 |
マトリックス |
第18位 |
マッド・マックス2 |
第19位 |
2001年宇宙の旅 |
第20位 |
ビルとテッドの大冒険 |
第21位 |
エクスマキナ |
第22位 |
スター・トレック2 |
第23位 |
ダーク・シティ |
第24位 |
攻殻機動隊 |
第25位 |
12モンキース |
The 25 best sci-fi movies that are out of this world |
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読書 |
サイボーグ009 4
世界各地にある黒いピラミッドと交戦しつつその襲撃から逃げる009達。しかしピラミッドのみならず海底からも攻撃があり、徐々に追い詰められていく。そんな中、海底からの使者を迎え入れざるを得なくなる。
海底ピラミッド編の後編を収録。この話は何万年も前に起こった宇宙での二つの星の戦いの代理戦争が地上で再開され、それに巻き込まれてしまったという話で、009たちは利用されるだけ利用されて放り出されてしまった感があって終わり方もかなり中途半端。
しかしそれがこの話の目的なのだろう。009が正義のヒーローになるだけの話にはしたくないという著者の思いが込められてる感じだ。物語がもやっとした感じで、それで読ませるのが本シリーズを名作としてるのかも知れない。 |
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洋画プログラムに夢中だった頃(2020) |
<A> |
<楽> |
新井 巌 |
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04 |
読書 |
銭形平次捕物控15 怪伝 白い鼠
根岸にある近江屋という糸屋に幽霊が出るという噂が流れ、近江屋の娘お雛が平次に助けを求めてきた。幽霊を目撃したという雛の弟の富太郎の言葉を受け、半信半疑で近江屋を調べる平次。
幽霊話の顛末。この作品はオカルトではないため、当然タネはあるが、少々強引すぎる謎解きだった。 |
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8話 |
2009年。ヴェトナムで警察官をしていたアンジェラの前に現れた男は自分がドクター・マンハッタンと名乗り、やがて彼女を愛するようになると告白される。突然愛の言葉を語られたアンジェラは戸惑いながら、冗談として受け入れる。そして2019年。アンジェラと夫のカルは第7騎兵隊の襲撃を受けていた。
これまであったいくつかの謎が明らかになり、驚くべき事実も明かされる。前回でカルの正体がドクター・マンハッタンだったと分かったが、実はカルという人物そのものが存在しなかった。マンハッタンが自分の記憶を封じて死んだ人間の姿を借りてカルという人物になったとのこと。そして火星で生命創造していたはずのマンハッタンは火星ではなくエウロパで生命を作っていたという。
そのエウロパは今オジマンディアスが閉じ込められている世界。そこにいる多数のクローン、フィリップスとクルックシャンクスの二人こそマンハッタンが作った新しい生命体だった。
世界にイカの雨が降っているのは、オジマンディアスが世界に恐怖を与えるためで、定期的にオジマンディアスが手動で転送装置を用いて降らせていたという。エウロパに行った後は自動で行ってるようだ。
オジマンディアスはマンハッタンの求めに応じて記憶を封じる装置を与え、その代わりエウロパで余生を過ごせるようにしてもらったのだという。それでカルはマンハッタンの記憶を持たない、アンジェラの夫としての記憶しか持っていない。
マンハッタンは2009年にアンジェラと出会って恋に落ちたと言うのだが、マンハッタン自身が未来と同時に今を体験しているために、未来のことが分かっているから。そして2019年。マンハッタンは力を取り戻し、アンジェラに恋をする。だが次の瞬間、第7騎兵隊によって捕らえられてしまった。
第1話でウィルがタルサに現れ、ジャッドを殺害したのは、過去マンハッタンがフーデッド・ジャスティスを訪ねた際、2019年のアンジェラの質問をウィルに尋ねた際に、アンジェラが口を滑らしてしまったから。ここでタイムパラドックスが起こっている。
<カルの姿をしたドクター・マンハッタンはフルヌードだが、股間にぼかし入ってない。こう言っちゃ何だが、凄く大きい。> |
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ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち |
<A> |
<楽> |
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マーベル・エンサイクロペディア |
<A> |
<楽> |
トム・デファルコ
ピーター・サンダーソン
トム・ブレブールト |
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03 |
映画 |
ランボー ラスト・ブラッド(2019) |
故郷アリゾナに帰って農場を継いで10年。ジョン・ランボー(スタローン)は古くからの友人のマリア(バラーサ)とその孫娘ガブリエラ(モンレアル)を引き取り、家族のように暮らしてきた。だが大学入学を目前にしたガブリエラがかつて自分を捨てた父を探しにメキシコに行くと言い始める。その男のことをよく知るランボーはガブリエラを止めるが、そんな言葉を聞かずにメキシコまで出かけたガブリエラはそこで人身売買カルテルに捕らえられてしまった。
スタローンを象徴する二大シリーズ『ロッキー』と『ランボー』。『ロッキー』の方はロッキーは幸せな老後を送り、ボクシングの後継者にも恵まれていたが、ランボーの方は幸せにはなかなかなれないままだった。前作ランボー 最後の戦場(2008)でやっと故郷に戻り、やっと落ち着いたかと思われた。
それから10年。家族が出来て、牧場を経営していたりして一見人生を取り戻したかのように見えたが、その生活の中でランボーが何をしていたかというと、ただひたすらに穴を掘っていたという。結局彼は今もヴェトナム戦争の後遺症に苦しみ続けていたのだろう。
そんなランボーが大切な人物を失ってしまい、復讐に燃えて敵を皆殺しにするといういつものパターンだが、これまでは敵地の中に飛び込んでいったのに、今回は敵を自分のテリトリーに引き込んで倒すというのが違っている。最初に穴を掘り続けていたのが、実はこのためだったと思うと、結局ランボーはずっと戦争の中に住み続けていたことを思わされるものだ。
シリーズ最初のランボー(1982)のテーマが戦争のPTSDにあったが、最初のテーマは結局ここまでずっと引っ張られていたことが分かる。5作作られたシリーズは結局このテーマに縛られ続けてしまったというのがよく分かる。
結局同パターンで話は続いてきたのだが、少なくとも2、3、4の三作に関しては、戦争後遺症に苦しむランボーがリアルタイムの戦争に関わることで、戦争を憎む姿勢を持ち続けていた。
しかし本作は戦争ではない。敵は軍人でもなければテロリストでもない。いわば“単純な悪い奴”である。そいつらをひたすらぶち殺すシーンを見せられ、一体ランボーはどこに着地したんだろう?とひたすら疑問を覚える内容だった。しかも麻薬カルテルの悪者の描写は50年前のふっるーい暴力タイプ。北斗の拳みたい。
これまでにあった社会性を全て捨ててランボーが暴れるだけの内容だし、物語はひたすら単純。80年代に山ほど作られたランボーの亜流作品を本家が作ってしまったという程度のどうしようもない作品だった。
しかし、それでも歳取ったランボーが自分が動ける範囲で知恵を使って敵を倒すのは原作版の「ダークナイト」っぽさがある。
本作の最大の売りは後半のトンネルのシーンとなるだろう。ランボーがあらかじめ仕込んでおいたトラップにことごとくはまっていく様は、まるでピタゴラスイッチを観てるかのよう。残酷描写が多いのになんだか笑えてくる。
ランボーの格好良さとトラップ描写だけしか見所はないとはいえ、それがあるだけで充分かもしれない。 |
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41話 |
アークゼロを倒したが、衛星アークは次なる手として衛星から地上を直接攻撃を始めた。その無差別攻撃にアークに不審を覚え始める滅亡迅雷ネットの面々。一人アークを信じる滅に対し、アークが告げたのは、ヒューマギアを含めた全ての破壊だった。
敵は仮面ライダーアークゼロ。
ゼロツーに敗北したことでアークは新たな作戦を考案。それはアークゼロが地球そのものを滅ぼすことで、これまで手駒としてしか観てなかった滅亡迅雷ネットを含めヒューマギアも全て破壊するとのこと。
そこでアークを止めるために滅亡迅雷ネットは或人と手を組んでアークを破壊する。具体的には一度迅にアークを迅に憑依させ、雷が意識のない衛星アークをネットワークから切り離す。その上でゼロツーと滅がアークゼロを倒し、意識をアークに戻したところで完全破壊。理にかなった倒し方だった。
一見これが最終回のノリだったのだが、滅亡迅雷ネットは滅によって独自に活動を開始すると宣言した。新しい物語に移行するようだ。
アークの攻撃によって医療を初めとするインフラ崩壊が起き、そのためにヒューマギアを多量投入するという話になってる。まさしく“今”の物語。
<ヒューマギアの多量投入は物語上必要なことだが、投入してからの活動が早すぎるのがちょっと気になる。> |
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ヨシキ×ホークのファッキン・ムービー・トーク!(2020) |
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<楽> |
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01 |
読書 |
俺物語!!3
ラブラブカップルの猛男と大和。二人でハイキングに行ったら遭難してしまったり、みんなで海に行って親睦を深めたり、そろそろ受験のことを考えて二人で勉強を始めたりする話。
既に完全にマンネリになってしまった感のある物語だが、まさにそれを読みたくて読んでいるのだから全く問題なし。しかしこの町は危険が多すぎるな。今回は猪まで出てきたぞ。
あとは猛男の父親が初登場。えらく濃いめの顔の好男子だった。典型的なホームドラマのお父さんといった感じだが、ネタで作ったんだろうな。 |
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7話 |
ストレイジにやってきた浅倉リク。ところがそのリクを狙って何者かがストレイジに潜入し、リクを拉致してしまう。ストレイジの意地にかけてリクを取り戻そうとする。一方、リクを拉致した何者かはリクの中にあるベリアル因子を取り出してベリアル融合獣を作り上げる。
敵はアンドロイド兵バリスレイダー。何者かが送り込んできた等身大のロボット。人間に変装して新倉リクを誘拐しようとするが失敗し、その本性を出して強引にリクを拉致した。そしてベリアル融合獣スカルゴモラ。ベリアルメダルとゴモラメダルとレッドキングメダルを用いてカブラギシンヤが変身する。そしてベリアル融合獣サンダーキラー。ベリアルメダル、エースキラーメダル、エレキングメダルを用いてカブラギシンヤが変身する。それにベリアル融合獣ペダニウムゼットン。ベリアルメダル、キングジョーメダル、ゼットンメダルを用いてカブラギシンヤが変身する。
前回に続いて浅倉リク=ウルトラマンジードが活躍する話になるが、ジードとゼット二人の師匠に当たるゼロまでやってくる。ブラックホールから逃げるために時間を戻して脱出したという。いつの間にかシャイニングの力をコントロール出来るようになったようだ。そして今回の戦いを機に、ジードは一度地球を離れる。ずっといたらどっちが主人公か分からなくなるので、それが正解だろう。
今回はゼットが等身大で活躍してる。活躍出来る時間は50秒に過ぎないが、ゼットに惚れ込んでいるヨウコと息の合ったコンビネーションを披露してる。
そして初めてヘビクラが謎の青年と接触。その名前は鏑木真也ということが分かった。
<ストレイジに来たリクが自己紹介で言った台詞は「風来坊です」だった。ヘビクラが思わせぶりに笑っているのは狙ってのことだろう。
三体のウルトラマンが一体の怪獣を取り囲んで戦っている。ほぼリンチ。
いつの間にかウルトラマン達は普通に必殺技を叫ぶようになってしまった。> |
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